JP4411792B2 - 流体バルブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体バルブに関するもので、冷媒を吸着又は脱離する吸着剤を有する吸着式冷凍機用の蒸気バルブに適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
吸着式冷凍機用の蒸気バルブとして、例えば特開平8−75295号公報に記載の発明では、連通口(弁口)前後の差圧に応じて連通口を機械的に開閉するフロート式の蒸気バルブを採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に記載の発明では、連通口を開閉する弁体、及び圧力差に応じて可動して弁体を開閉作動させるフロートを有して水蒸気バルブが構成されているため、例えば、連通口を拡大して蒸気バルブでの圧力損失を低減すべく連通口を拡大すると、フロートも大きくなってしまうので、連通口を拡大して蒸気バルブでの圧力損失を低減しつつ、蒸気バルブの小型化を図ることが難しい。
【0004】
本発明は、上記点に鑑み、差圧に応じて連通口を開閉する流体バルブにおいて、連通口を拡大しても、流体バルブが過度に大きくなることを防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、冷媒を吸着又は脱離する吸着剤を有する吸着式冷凍機に適用されて、蒸気冷媒の流通を制御する蒸気バルブ(160)として用いられる流体バルブであって、冷媒が存在する空間を第1の空間(A)と第2の空間(B)とに区画するとともに、両空間(A、B)を連通させる連通口(162)が設けられた区画部材(161)と、連通口(162)を開閉する弁体(163)と、弁体(163)が連通口(162)を開いたときに、第2の空間(B)から第1の空間(A)に流通する冷媒の圧力により、弁体(163)が流されてしまうことを防止するバルブガイド(164)とをし、連通口(162)は、第1の空間(A)側から第2の空間(B)側に向かうほど開口面積が縮小するように円錐テーパ状に形成されており、弁体(163)は、第2の空間(B)側が凸となるような曲面を有する殻状に形成され、かつ、自身に作用する圧力により連通口(162)を開閉するようになっており、バルブガイド(164)は、弁体(163)が連通口(162)を閉じたときに、弁体(163)と非接触状態になり、さらに、バルブガイド(164)の先端部は、弁体(163)が連通口(162)を閉じたときに、弁体(163)の内部に位置付けられていることを特徴とする。
【0006】
これにより、上記公報に記載の発明と異なり、フロートを必要としないので、連通口(162)を拡大しても、流体バルブが過度に大きくなることを防止することができる。
【0007】
また、弁体(163)(第2の空間(B)側が凸となるような曲面)を、圧力により連通口(162)の円錐テーパ状の内壁面に押し付けるので、閉弁時においては、確実に連通口(162)を閉じることができる。
【0008】
以上に述べたように、本発明によれば、連通口(162)を拡大しても、流体バルブが過度に大きくなることを防止しつつ、確実に連通口(162)を閉じることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、弁体(163)には、第1の空間(A)側に向けて部分的に陥没する殻状陥没部(163b)が設けられていることを特徴とする。
【0010】
これにより、第1の空間(A)側の圧力が第2の空間(B)側の圧力より高いとき(連通口(162)を閉じるような差圧が発生したとき)には、殻状陥没部(163b)が第2の空間(B)側に向けて凸となるように湾曲するので、曲面弁体(163)の曲面が、連通口(162)の円錐テーパ状の内壁面側に開くように湾曲する。
【0011】
したがって、弁体(163)の曲面と連通口(162)の円錐テーパ状の内壁面との接触面圧が高まるので、連通口(162)をより確実に閉じることができる。
【0012】
一方、第2の空間(B)側の圧力が第1の空間(A)側の圧力より高いときには、殻状陥没部(163b)が第1の空間(B)側に向けて凸となるように湾曲するので、弁体(163)の曲面が連通口(162)の円錐テーパ状の内壁面側から離れるように湾曲する。したがって、弁体(163)の曲面と連通口(162)の円錐テーパ状の内壁面との接触面圧が低下するので、連通口(162)を速やかに開くことができる。
【0013】
以上に述べたように、本発明では、連通口(162)を速やかに開弁しつつ、閉弁時にあっては、連通口(162)を確実に閉じることができる。
【0014】
ところで、連通口(162)をドリル加工等にて成形すると、連通口(162)のうち円錐テーパ状の内壁面には、刃物(ドリル)により螺線状の溝が形成されてしまう。このため、弁体(163)の曲面を円錐テーパ状の内壁面に密着させても、螺線溝を伝って第1の空間(A)側と第2の空間(B)側との間で流体が流通してしまう。
【0015】
これに対して、請求項3に記載の発明では、連通口(162)のうち円錐テーパ状の内壁面(161a)には、多数本の同心円上の溝(162a)を形成するラップ処理が施されていることを特徴としているので、弁体(163)の曲面が円錐テーパ状の内壁面(161a)に密着したときに、ラップ処理された溝(162a)により迷路構造(ラビリンス構造)が形成される。したがって、連通口(162)を確実に閉じる(密閉する)ことができる。
【0016】
なお、請求項4に記載の発明のごとく、弁体は、樹脂で形成されていることが望ましい。
【0017】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る流体バルブを吸着式冷凍機用の蒸気バルブに適用したものであり、図1は吸着式冷凍機(吸着式空調装置)の一例を示す模式図である。
【0019】
100は本実施形態に係る吸着器であり、200は吸着器100内を循環した熱媒体と室外空気とを熱交換する室外熱交換器(以下、室外器と略す。)であり、300は吸着器100にて発生した冷凍能力により冷却された熱媒体と室内に吹き出す空気とを熱交換し、空調風を冷却する室内熱交換器(以下、室内器と略す。)である。因みに、熱媒体は、本実施形態では、水にエチレングリコール系の不凍液をした流体であって、後述する水冷式エンジンの冷却水と同じものである。
【0020】
400は吸着器100(吸着式冷凍機)に投入する熱の熱源であり、本実施形態では、水冷式エンジン(水冷式内燃機関)の廃熱を熱源としている。また、401〜403は熱媒体を循環させる第1〜3ポンプであり、404〜407は熱媒体の循環経路を切り換える切換弁である。
【0021】
また、吸着器100は、内部が略真空に保たれた状態で冷媒(本実施形態では、水)が封入されたステンレス(本実施形態では、SUS304)製のケーシング110を4つの空間(第1〜4空間)101〜104に区画するとともに、各空間101〜104に熱媒体が流通する熱交換器120、130、140、150を収納したものである。
【0022】
具体的には、第1、2空間101、102には、熱媒体と吸着剤とを熱交換する熱交換器120、130(以下、第1、2吸着コア120、130と呼ぶ。)が収納され、第3空間103には、液相冷媒と室内器300を循環する熱媒体とを熱交換する熱交換器140(以下、蒸発器140と呼ぶ。)が収納され、第4空間104には、蒸気冷媒と室外器200を循環する熱媒体とを熱交換する熱交換器150(以下、凝縮器150と呼ぶ。)が収納されている。
【0023】
なお、第1、2吸着コア120、130の表面には、蒸気冷媒を吸着するとともに、加熱されることにより吸着していた冷媒を脱離する吸着剤(本実施形態では、シリカゲル)が接着剤(本実施形態では、エポキシ樹脂)によって接着固定されている。
【0024】
ところで、160aは第1空間101と第3空間103との連通状態を制御する水蒸気バルブ(流体)であり、160bは第1空間101と第4空間104との連通状態を制御する水蒸気バルブ(流体)であり、160cは第21空間102と第3空間103との連通状態を制御する水蒸気バルブ(流体)であり、160dは第2空間102と第4空間103との連通状態を制御する水蒸気バルブ(流体)である。
【0025】
ここで、水蒸気バルブ160a〜160dは全て同一構造であるので、これら水蒸気バルブ160a〜160dを総称するときは、水蒸気バルブ160と表記する。
【0026】
次に、水蒸気バルブ160について図2に基づいて述べる。
【0027】
161は冷媒(流体)が存在する空間を第1の空間(例えば第1空間101)Aと第2の空間(例えば第3空間103)Bとに区画する区画部材(シールプレート)であり、この区画部材161には、両空間A、Bを連通させる連通口(弁口)162が設けられている。なお、本実施形態では、区画部材(シールプレート)161は、ケーシング110に固定されている。
【0028】
そして、連通口162は、第1の空間A側から第2の空間B側に向かうほど開口面積が縮小するように円錐テーパ状に形成され、連通口162を開閉する弁体163は、第2の空間B側が凸となるような曲面163aを有する殻(シェル、膜)状に形成されて連通口162に配置されている。
【0029】
なお、164は連通口162が開いたときに、第2の空間Bから第1の空間Aに流通する冷媒の動圧により、弁体163が流されてしまうことを防止するバルブガイドである。
【0030】
次に、水蒸気バルブ160の作動について述べる。
【0031】
第1の空間A側の圧力が第2の空間B側の圧力より高いときには、その差圧により弁体163が第2の空間B側に押し付けられるため、区画部材(シールプレート)161の円錐テーパ面161aに弁体163が密着し、連通口162が弁体163により閉じられる。
【0032】
一方、第2の空間B側の圧力が第1の空間A側の圧力より高いときには、弁体163を円錐テーパ面161aに押し付ける力が作用しないので、第2の空間Bから第1の空間Aに流通する冷媒の動圧により、弁体163が画部材(シールプレート)161に対して浮いた(離れた)状態となり、連通口162が開く。
【0033】
次に、吸着式冷凍機の概略作動を述べる。
【0034】
先ず、切換弁404〜407を図1の実線に示すように作動させて、蒸発器140と室内器300との間、第1吸着コア120と室外器200との間、並びに凝縮器150と室外器200との間、第2吸着コア130と熱源400との間に熱媒体を循環させる。
【0035】
これにより、第1吸着コア120が蒸気冷媒を吸着する吸着工程となり、第2吸着コア130が吸着していた冷媒を脱離する脱離工程となるので、第1吸着コア120で発生した冷凍能力により室内に吹き出す空気が冷却され、第2吸着コア130では吸着剤の再生が行われる。
【0036】
そして、この状態(以下、この状態を第1状態と呼ぶ。)で所定時間(本実施形態では、60秒〜100秒)が経過したときに、切換弁404〜407を図1の破線に示すように作動させて、蒸発器140と室内器300との間、第2吸着コア130と室外器200との間、並びに凝縮器150と室外器200との間、第1吸着コア120と熱源400との間に熱媒体を循環させる。
【0037】
これにより、第2吸着コア130が吸着工程となり、第1吸着コア120が脱離工程となるので、第2吸着器100で発生した冷凍能力により空調風が冷却され、第1吸着器100にて吸着剤の再生が行われる。
【0038】
そして、この状態(以下、第2状態と呼ぶ。)で所定時間が経過したとき、切換弁404〜407を作動させて再び第1状態とする。このように、第1状態及び第2状態を所定時間毎に交互に繰り返して、空調装置を連続的に稼働させる。
【0039】
なお、所定時間は、ケーシング110内に存在する液相冷媒の残量や吸着コア120、130に接着された吸着剤の吸着能力等に基づいて適宜選定されるものである。
【0040】
次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0041】
本実施形態によれば、弁体163は、第2の空間B側が凸となるような曲面を有する殻(シェル、膜)状に形成されて連通口162に配置されているので、前述のごとく、自身に作用する圧力により連通口162を開閉する。したがって、上記公報に記載の発明と異なり、フロートを必要としないので、連通口162を拡大しても、水蒸気バルブ160が過度に大きくなることを防止することができる。
【0042】
また、弁体163(第2の空間B側が凸となるような曲面163a)を、差圧により円錐テーパ面161aに押し付けるので、閉弁時においては、確実に連通口162を閉じることができる。
【0043】
なお、本実施形態では、ケーシング110内の水蒸気圧により弁体163を開閉作動させるものであるので、弁体163は軽量、かつ、吸湿性の低い材質が望ましく、本実施形態では、厚みを50μm〜100μm程度とし、連通口162の開口面積において、単位面積当たり0.02g/cm2以下の樹脂(例えば、ポリフェニレンサルファイド)製としている。
【0044】
これにより、本実施形態では、差圧が100Pa(≒1Torr)以上となったときに連通口162が開き、差圧が1×104Pa(≒100Torr)以下の差圧であっても確実に連通口162を閉じる(シールする)ことができる。
【0045】
(第2実施形態)
本実施形態では、図3に示すように、弁体163の頂部(第2の空間Bに面した部位)に、第1の空間A側に向けて部分的に陥没(突出)する殻状陥没部(殻状突起部)163bを設けたものである。
【0046】
これにより、第1の空間A側の圧力が第2の空間B側の圧力より高いとき(連通口162を閉じるような差圧が発生したとき)には、殻状陥没部(殻状突起部)163bが第2の空間B側に向けて凸となるように湾曲するので、曲面163aが円錐テーパ面161a側に開くように湾曲する。したがって、曲面163aと円錐テーパ面161aとの接触面圧が高まるので、連通口162をより確実に閉じることができる。
【0047】
一方、第2の空間B側の圧力が第1の空間A側の圧力より高いときには、殻状陥没部(殻状突起部)163bが第1の空間B側に向けて凸となるように湾曲するので、曲面163aが円錐テーパ面161a側から離れるように湾曲する。したがって、曲面163aと円錐テーパ面161aとの接触面圧が低下するので、連通口162を速やかに開くことができる。
【0048】
以上に述べたように、本実施形態では、連通口162を速やかに開弁しつつ、閉弁時にあっては、連通口162を確実に閉じることができる。
【0049】
(第3実施形態)
連通口162のうち円錐テーパ状の内壁面(円錐テーパ面161a)に、図4に示すように、多数本の同心円上の溝162aを形成するラップ処理を施したものである。
【0050】
ところで、連通口162をドリル加工等にて成形すると、連通口162のうち円錐テーパ状の内壁面(円錐テーパ面161a)には、刃物(ドリル)により螺線状の溝が形成されてしまう。このため、曲面163aを円錐テーパ面161aに密着させても、螺線溝を伝って第1の空間A側と第2の空間B側との間で冷媒(蒸気冷媒)が流通してしまう。
【0051】
これに対して、本実施形態では、円錐テーパ面161aに、多数本の同心円上の溝162aを形成するラップ処理を施すので、隣り合う溝162aが連通しておらず、弁体163(曲面163a)が円錐テーパ面161aに密着したときに、ラップ処理された溝162aにより迷路構造(ラビリンス構造)が形成される。したがって、連通口162を確実に閉じる(密閉する)ことができる。
【0052】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明に係る流体バルブを吸着式冷凍機用の蒸気バルブに適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他のものにも適用することができる。
【0053】
また、上述の実施形態における熱源は、水冷エンジンに限定されるものではなく、例えば燃料電池等のその他の熱源であってもよい。
【0054】
また、上述の実施形態では、吸着剤としてシリカゲルを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、吸着剤として活性炭、ゼオライト、活性アルミナなどを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る吸着式冷凍機の模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る水蒸気バルブの模式図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る水蒸気バルブに適用される弁体の断面図である。
【図4】(a)は本発明の第3実施形態に係る水蒸気バルブの連通口の上面図であり、(b)は本発明の第3実施形態に係る水蒸気バルブの連通口の断面図である。
【符号の説明】
161…区画部材(シールプレート)、162…連通口(弁口)、
163…弁体、164…バルブガイド。

Claims (4)

  1. 冷媒を吸着又は脱離する吸着剤を有する吸着式冷凍機に適用されて、蒸気冷媒の流通を制御する蒸気バルブ(160)として用いられる流体バルブであって、
    冷媒が存在する空間を第1の空間(A)と第2の空間(B)とに区画するとともに、前記両空間(A、B)を連通させる連通口(162)が設けられた区画部材(161)と、
    前記連通口(162)を開閉する弁体(163)と
    前記弁体(163)が前記連通口(162)を開いたときに、前記第2の空間(B)から前記第1の空間(A)に流通する冷媒の圧力により、前記弁体(163)が流されてしまうことを防止するバルブガイド(164)とをし、
    前記連通口(162)は、前記第1の空間(A)側から前記第2の空間(B)側に向かうほど開口面積が縮小するように円錐テーパ状に形成されており、
    記弁体(163)は、前記第2の空間(B)側が凸となるような曲面を有する殻状に形成され、かつ、自身に作用する圧力により前記連通口(162)を開閉するようになっており、
    前記バルブガイド(164)は、前記弁体(163)が前記連通口(162)を閉じたときに、前記弁体(163)と非接触状態になり、
    さらに、前記バルブガイド(164)の先端部は、前記弁体(163)が前記連通口(162)を閉じたときに、前記弁体(163)の内部に位置付けられていることを特徴とする流体バルブ。
  2. 前記弁体(163)には、前記第1の空間(A)側に向けて部分的に陥没する殻状陥没部(163b)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流体バルブ。
  3. 前記連通口(162)のうち円錐テーパ状の内壁面(161a)には、多数本の同心円上の溝(162a)を形成するラップ処理が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流体バルブ。
  4. 前記弁体は、樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の流体バルブ。
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