JP4410016B2 - 無停電電源装置 - Google Patents

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本発明は、インバータを介して負荷に交流電力を供給する無停電電源装置に関するものである。
商用電源を整流して直流電力を出力する直流電源と、その他の直流電源として従来の蓄電池のほか燃料電池や太陽電池等の電源をも取り込んでクリーンで環境に優しい電力の活用が求められている。しかし太陽電池等は天候による電圧変動が大きい。そこで直流電圧の変動を補正して一定の交流出力を得る方法として、所定の振幅の第三調波を加えて補正する方法が知られている。またこの方法は、電源の力率改善の方法としても知られている。例えば特開平5−15165号公報に、出力周波数に同期した第3高調波電圧を重畳させて力率の改善に関連する内容の例が記載されている。
特開平5−15165号公報(0043、図4)
しかしながら、太陽電池などのように電圧変動の大きい直流電源を用いる場合には、所定の振幅の第三調波を加えて補正する従来の方法では、所定の振幅が不十分なために、一定の交流出力が得られなかった。また必要以上に大きな振幅にすると一定の交流出力は得られても、第三調波によるリップルが過大となり、リップル抑制のためのコンデンサの容量を増加させたり、そのリップルの電圧・電流によりコンデンサの寿命を短くする問題があった。
本発明の目的は、直流電圧の変動を適切な第三調波を加えて補正することができる無停電電源装置を提供することにある。
本発明の無停電電源装置は、整流回路と、整流用導通制御信号発生回路と、インバータ回路と、インバータ用導通制御信号発生回路とを備えている。整流回路は、複数の整流用半導体スイッチング素子が組み合わされて構成されて交流電力を整流するように構成されている。整流用導通制御信号発生回路は、複数の整流用半導体スイッチング素子に整流用導通制御信号を出力するように構成されている。またインバータ回路は、複数のインバータ用半導体スイッチング素子が組み合わされて構成されて、整流回路からの直流出力を所定の周波数の交流電力に変換する。そしてインバータ用導通制御信号発生回路は、複数のインバータ用半導体スイッチング素子にインバータ用導通制御信号を出力するように構成されている。また本発明の無停電電源装置では、整流回路の交流入力端子にそれぞれ直列接続された複数の入力側リアクトルと、インバータ回路の交流出力端子にそれぞれ直列接続された複数の出力側リアクトルと、複数の入力側リアクトルの交流電源側端子に一端が接続され他端がそれぞれ共通ラインに接続された複数の入力側コンデンサと、複数の出力側リアクトルの負荷側端子に一端が接続され他端がそれぞれ共通ラインに接続された複数の出力側コンデンサとを備えている。また整流回路の一方の極性の直流出力端子と共通ラインとの間に接続された第1の直流側リアクトルと第1の直流側コンデンサとが直列接続されてなる第1のLC回路と、整流回路の他方の極性の直流出力端子と共通ラインとの間に接続された第2の直流側リアクトルと第2の直流側コンデンサとが直列接続されてなる第2のLC回路とを備えている。そして第1の直流側リアクトルと第1の直流側コンデンサとの第1の接続点と、第2の直流側リアクトルと前記第2の直流側コンデンサとの第2の接続点との間に直流電源が接続される。
インバータ用導通制御信号発生回路は、基準正弦波を発生する基準正弦波発生器と、インバータ回路の出力電圧に相応した信号と基準正弦波との差分を増幅する演算増幅器と、整流回路の直流出力電圧を基準にして第三調波を発生する第三調波発生器と、演算増幅器の出力に前記第三調波を加算する加算器と、所定の周波数の三角波信号を発生する三角波発生器と、三角波発生器から出力される三角波信号と加算器の出力とを比較する比較器と、比較器の出力に基づいたパルス幅変調によりインバータ用導通制御信号を発生するPWM導通制御信号発生回路とを備えている。
本発明で用いる第三調波発生器は、予め定めたピーク値が異なる複数種類の第三調波を発生する第三調波発生手段と、整流回路の直流出力電圧のレベルに基づいて第三調波を加算器に出力するか否か及び複数種類の第三調波のいずれを加算器に出力すべきか否かを判定するレベル判定器と、レベル判定器の判定結果に従って複数種類の第三調波から選択したものを加算器に出力する選択手段とを備えている。本発明によれば、蓄電池よりも電圧変動の大きい太陽電池を用いる場合においても、直流出力電圧のレベル変動に基づいて第三調波の適切な波高値を有する第三調波発生手段を選択することにより、インバータ回路からの交流出力電圧を一定電圧に補正することができる。また必要以上に第三調波の波高値を過大にさせずに、適切に抑制できるので、第三調波に起因する電圧や電流のリップルを抑えることができる。さらにリップル抑制のためのコンデンサの容量を小さくすることができ、その上、リップルに起因するコンデンサ等の各種部品の寿命低下を避けることができる。
レベル判定器としては、直流出力電圧が予め定めた電圧レベル以上あるときには、第三調波を加算器に出力しないことを判定し、直流出力電圧が予め定めた電圧レベルよりも小さくなると、予め定めた電圧レベルからの直流出力電圧の低下量に応じた適切なピーク値を有する第三調波を複数種類の第三調波から選択することを判定する機能を有しているものを用いるのが好ましい。このような機能を有するレベル判定器を用いると、リップルを抑制するコンデンサ等の使用部品に不必要に過大な電力が供給されることがなくなり、使用部品の寿命低下と、商用電源や負荷への悪影響を低減できる。
なおレベル判定器は、予め定めた電圧レベルからの直流出力電圧の低下量に比例の関係で適当なピーク値を有する第三調波を選択することを判定する機能を有しているのが好ましい。これによってレベル判定器が単純化され、レベル判定器の構成が容易になる。
また第三調波発生手段は、複数種類の第三調波を予め記憶した複数の第三調波記憶手段を含んで構成することができる。このような第三調波記憶手段を用いると、対象とする直流電源の特性に応じた適切な波高値の第三調波を準備することができ、より高い精度の補正が可能となる。
更に整流用導通制御信号発生回路は、三角波発生器が発生する三角波信号を用いてパルス幅変調により複数の整流用導通信号を発生するように構成するのが好ましい。このようにするとL,Cの両端にかかる電圧差は、整流器とインバータの導通角の差分のみとなり、三角波成分が大幅に抑制される。従ってリップルも小さくなり、コンデンサの容量が小さくて済み、装置の小型化と高信頼化に寄与する。
本発明によれば、蓄電池よりも電圧変動の大きい太陽電池等の直流電源用いる場合においても、直流出力電圧のレベルに基づいて適切な波高値を有する第三調波を選択することにより、インバータ回路からの交流出力電圧を一定電圧に補正することができ。また第三調波の波高値を過大にさせず、適切に抑制できるので、第三調波に起因する電圧や電流のリップルを抑えることができる。さらにリップル抑制のためのコンデンサの容量を小さくすることができ、その上、リップルに起因するコンデンサ等各種部品の寿命低下を抑制することができる。
特に本発明によれば、レベル判定器として、直流出力電圧が予め定めた電圧レベル以上あるときには、第三調波を加算器に出力しないことを判定し、直流出力電圧が予め定めた電圧レベルよりも小さくなると、予め定めた電圧レベルからの直流出力電圧の低下量に応じた適切なピーク値を有する第三調波を複数種類の第三調波から選択することを判定する機能を有しているものを用いるので、リップルを抑制するコンデンサ等の使用部品に不必要に過大な電力が供給されることがなくなり、使用部品の寿命低下と、商用電源や負荷への悪影響を低減できる。
以下、本発明の無停電電源装置の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態の無停電電源装置の主回路構成(三相の場合)を示す。符号1は整流回路を示しており、整流回路1は商用電源(図示せず)には交流入力端子5u,5v,5wによって接続される。整流回路1は、複数の整流用半導体スイッチング素子(トランジスタTr1〜Tr6と、各トランジスタTr1〜Tr6に並列で逆極性に接続されたダイオードD1〜D6)から成る三相フルブリッジ整流回路と、そのフルブリッジ整流回路の直流側に並列に接続された電解コンデンサC9とから構成されている。
整流回路1のフルブリッジ整流回路の交流入力部と交流入力端子5u,5v,5wとの間の各線には、直列に入力側リアクトルL1〜L3が接続され、入力側リアクトルL1〜L3と交流入力端子5u,5v,5wとの間の各線には、入力側コンデンサC1〜C3がスター接続されてその中性点は共通ライン3に接続されている。整流回路1の複数の整流用半導体スイッチング素子への導通制御信号は、図2の整流用導通制御信号発生回路10(後述)から供給される。
整流回路1によって整流された直流電力は、直流ライン7,8に出力される。符号2で示したインバータ回路は、直流端子7,8の直流電力を入力として所定の周波数の交流電力を交流出力端子6u,6v,6wに出力する。インバータ回路2の出力は、商用電力との切換をする切換回路4を経由して負荷(図示せず)に供給される。インバータ回路2は、複数の整流用半導体スイッチング素子(トランジスタTr7〜Tr12と、各トランジスタTr7〜Tr12に並列で逆極性に接続されたダイオードD7〜D12)から成る三相フルブリッジ回路により構成されている。インバータ回路2の直流側には並列に電解コンデンサC10が接続されている。
インバータ回路2の交流出力部と交流出力端子6u,6v,6wとの間の各線には、直列に出力側リアクトルL4〜L6が接続され、出力側リアクトルL4〜L6と交流出力端子6u,6v,6wとの間の各線には、出力側コンデンサC4〜C6がスター接続されてその中性点は共通ライン3に結ばれている。インバータ回路2の複数の整流用半導体スイッチング素子への導通制御信号は、図2のインバータ用導通制御信号発生回路20(後述)から供給される。
直流電源端子9a,9bと直流ライン7,8との間には、並列に第1の直流側コンデンサC7と第2の直流側コンデンサC8の一端が接続され、その第1の直流側コンデンサC7と第2の直流側コンデンサC8の他端は共通ライン3に接続されている。また第1の直流側コンデンサC7と第2の直流側コンデンサC8の一端と直流ライン7,8との間には、それぞれ第1の直流側リアクトルL7と第2の直流側リアクトルL8が接続されている。コンデンサC7とリアクトルL7とにより、第1のLC回路が構成され、コンデンサC8とリアクトルL8とにより第2のLC回路が構成され、これらは低域濾波器を構成している。蓄電池や燃料電池や太陽電池等の直流電源(図示せず)は、直流電源端子9aと9bに接続されて直流電力を直流ライン7,8を介してインバータ回路2に供給する。
図2は、図1の実施の形態に用いる無停電電源装置の制御回路の構成の一例を示している。図2において符号1は整流回路であり、符号2はインバータ回路を示す。整流回路1は、整流用導通制御信号発生回路10から出力される整流用導通制御信号によって導通制御される。整流用導通制御信号発生回路10は、商用電源の電圧Viと整流された直流出力電圧Vdcとを入力として入力基準電流を出力する入力基準電流発生器11と、入力基準電流発生器11の出力である入力基準電流と商用電源の電流Iiとの差分を増幅する演算増幅器12と、演算増幅器12の出力と商用電源周波数より二桁以上の高速な繰り返し(10kHz程度)の三角波を発生する三角波発生器25の出力とを比較する比較器16と、比較器16の出力に基づいたパルス幅変調により整流用導通制御信号を発生するPWM導通制御信号発生回路17とで構成されている。PWM導通制御信号発生回路17の出力は整流用導通制御信号となって信号出力端子18を経由して前述のように整流回路1のトランジスタTr1〜Tr6を所定のタイミングで導通制御する。
インバータ回路2は、インバータ用導通制御信号発生回路20から出力されるインバータ用導通制御信号によって導通制御される。インバータ用導通制御信号発生回路20は、基準正弦波を発生する基準正弦波発生器21と、インバータ回路2の交流出力電圧Voと基準正弦波発生器21の出力である基準正弦波との差分を増幅する演算増幅器22と、整流回路1の直流出力電圧Vdcを基準にして基準正弦波の第三調波を発生する第三調波発生器23と、演算増幅器22の出力と第三調波発生器23の出力とを加算する加算器24と、加算器24の出力と三角波発生器25の出力とを比較する比較器26と、比較器26の出力に基づいたパルス幅変調によりインバータ用導通制御信号を発生するPWM導通制御信号発生回路27とで構成されている。PWM導通制御信号発生回路27の出力はインバータ用導通制御信号となって信号出力端子28を経由し前述のようにインバータ回路2のトランジスタTr7〜Tr12を所定のタイミングで導通制御する。
ここで、第三調波発生器23は、予め定めたピーク値が異なる複数種類の第三調波を発生する第三調波発生手段So〜Snと、整流回路1の直流出力電圧Vdcのレベルに基づいて第三調波を加算器24に出力するか否か及び複数種類の第三調波発生手段So〜Snの出力のいずれを加算器24に出力すべきか否かを判定するレベル判定器31と、レベル判定器31の判定結果に従って複数種類の第三調波発生手段So〜Snから選択した第三調波を加算器24に出力する選択手段32とを備えている。
このレベル判定器31は、直流出力電圧Vdcが予め定めた電圧レベル以上あるときには、第三調波を加算器に出力しないことを判定し、直流出力電圧Vdcが予め定めた電圧レベルよりも小さくなると、予め定めた電圧レベルからの直流出力電圧Vdcの低下量に比例した適切なピーク値を有する第三調波を複数種類の第三調波発生手段So〜Snから選択するように構成されている。またこの第三調波発生手段So〜Snは、複数種類の第三調波を予め記憶した複数の第三調波記憶手段で構成されている。
この例では、整流用導通制御信号発生回路10は、三角波発生器25が発生する三角波信号を、インバータ用導通制御信号発生回路20と共通に用いてパルス幅変調により複数の整流用導通信号を発生するように構成している。このようにすると回路中のリアクトルL7及びL8,コンデンサC7及びC8の両端にかかる電圧差は、整流回路1とインバータ回路2の導通角の差分のみとなり、三角波成分が大幅に抑制される。したがってリップルも小さくなり、コンデンサの容量が小さくて済み、装置の小型化と高信頼化に寄与する。
なお、以上の説明は三相電力についての説明であったが、本発明は上述の説明で分かるように、三相に限定されるものではなく、単相電力に適用しても有効である。
本発明の一実施の形態の無停電電源装置の主回路構成(三相の場合)を示す。 図1の実施の形態に用いる無停電電源装置の制御回路の構成の一例を示す。
符号の説明
1 整流回路
2 インバータ回路
3 共通ライン
4 切換回路
5u,5v,5w 交流入力端子
6u,6v,6w 交流出力端子
7,8 直流ライン
9a,9b 直流電源端子
10 整流用導通制御信号発生回路
11 入力基準電流発生器
12,22 演算増幅器
16,26 比較器
17,27 PWM導通制御信号発生回路
18,28 信号出力端子
20 インバータ用導通制御信号発生回路
21 基準正弦波発生器
23 第三調波発生器
24 加算器
25 三角波発生器
31 レベル判定器
32 選択手段
C1〜C3 入力側コンデンサ
C4〜C6 出力側コンデンサ
C7,C8 第1と第2の直流側コンデンサ
C9,C10 電解コンデンサ
D1〜D12 ダイオード
L1〜L3 入力側リアクトル
L4〜L6 出力側リアクトル
L7,L8 第1と第2の直流側リアクトル
So〜Sn 第三調波発生手段
Tr1〜Tr12 トランジスタ
Ii 交流入力電流(商用電源の電流)
Vdc 直流出力電圧
Vi 交流入力電圧(商用電源の電圧)
Vo 交流出力電圧

Claims (4)

  1. 複数の整流用半導体スイッチング素子が組み合わされて構成されて交流電力を整流する整流回路と、
    前記複数の整流用半導体スイッチング素子に整流用導通制御信号を出力する整流用導通制御信号発生回路と、
    複数のインバータ用半導体スイッチング素子が組み合わされて構成されて、前記整流回路からの直流出力を所定の周波数の交流電力に変換するインバータ回路と、
    前記複数のインバータ用半導体スイッチング素子にインバータ用導通制御信号を出力するインバータ用導通制御信号発生回路と、
    前記整流回路の交流入力端子にそれぞれ直列接続された複数の入力側リアクトルと、
    前記インバータ回路の交流出力端子にそれぞれ直列接続された複数の出力側リアクトルと、
    前記複数の入力側リアクトルの交流電源側端子に一端が接続され他端がそれぞれ共通ラインに接続された複数の入力側コンデンサと、
    前記複数の出力側リアクトルの負荷側端子に一端が接続され他端がそれぞれ前記共通ラインに接続された複数の出力側コンデンサと、
    前記整流回路の一方の極性の直流出力端子と前記共通ラインとの間に接続された第1の直流側リアクトルと第1の直流側コンデンサとが直列接続されてなる第1のLC回路と、
    前記整流回路の他方の極性の直流出力端子と前記共通ラインとの間に接続された第2の直流側リアクトルと第2の直流側コンデンサとが直列接続されてなる第2のLC回路と、
    前記第1の直流側リアクトルと前記第1の直流側コンデンサとの第1の接続点と、前記第2の直流側リアクトルと前記第2の直流側コンデンサとの第2の接続点との間に直流電源が接続され、
    前記インバータ用導通制御信号発生回路は、基準正弦波を発生する基準正弦波発生器と、前記インバータ回路の出力電圧に相応した信号と前記基準正弦波との差分を増幅する演算増幅器と、前記整流回路の直流出力電圧を基準にして第三調波を発生する第三調波発生器と、前記演算増幅器の出力に前記第三調波を加算する加算器と、所定の周波数の三角波信号を発生する三角波発生器と、前記三角波発生器から出力される前記三角波信号と前記加算器の出力とを比較する比較器と、前記比較器の出力に基づいたパルス幅変調により前記インバータ用導通制御信号を発生するPWM導通制御信号発生回路とを備えている無停電電源装置であって、
    前記第三調波発生器は、予め定めたピーク値が異なる複数種類の第三調波を発生する第三調波発生手段と、前記整流回路の前記直流出力電圧のレベルに基づいて前記第三調波を前記加算器に出力するか否か及び前記複数種類の第三調波のいずれを前記加算器に出力すべきか否かを判定するレベル判定器と、前記レベル判定器の判定結果に従って前記複数種類の第三調波から選択したものを前記加算器に出力する選択手段とを備え、
    前記レベル判定器は、前記直流出力電圧が予め定めた電圧レベル以上あるときには、前記第三調波を前記加算器に出力しないことを判定し、前記直流出力電圧が前記予め定めた電圧レベルよりも小さくなると、前記予め定めた電圧レベルからの前記直流出力電圧の低下量に応じた適切なピーク値を有する第三調波を前記複数種類の第三調波から選択することを判定する機能を有していることを特徴とする無停電電源装置。
  2. 前記レベル判定器は、前記予め定めた電圧レベルからの前記直流出力電圧の低下量に比例の関係で前記適当なピーク値を有する第三調波を選択することを判定する機能を有していることを特徴とする請求項に記載の無停電電源装置。
  3. 前記第三調波発生手段は、前記複数種類の第三調波を予め記憶した複数の第三調波記憶手段を含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。
  4. 前記整流用導通制御信号発生回路は、前記三角波発生器が発生する前記三角波信号を用いてパルス幅変調により前記複数の整流用導通信号を発生するように構成されている請求項1に記載の無停電電源装置。
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