JP4408365B2 - Self-propelled power sprayer - Google Patents
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Description
本発明は、ホース巻取り装置を備えた動力噴霧機に関し、特に、ホース巻取り時に動力噴霧機の汚れを防止するカバーに関する。 The present invention relates to a power sprayer provided with a hose winder, and more particularly to a cover for preventing the power sprayer from being soiled when the hose is wound.
従来、エンジンにより走行輪や噴霧機を駆動するとともに、該噴霧機の動力取出軸より駆動力の一部を取り出して、薬液等を噴霧するためのホースを巻き取る巻取ドラムの回転駆動を行う自走式の動力噴霧機の技術は公知となっている。このような自走式の動力噴霧機は、例えば、特許文献1に示すように、エンジンの出力軸より取り出した動力を、噴霧機の駆動力と走行輪の駆動力とに分岐し、その噴霧機の動力取出軸から、巻取ドラムの回転駆動力を取り出す構成としている。更に、エンジンの動力をホース整列装置に伝えて、繰り出されたホースを自動的に整列させて巻取ドラムに巻き取り、また、巻き取られているホースを整列させたままで巻取ドラムから繰り出す構成としている。また、このようなホース整列装置とともに、ホースと、エンジンおよび噴霧機との接触防止用のフレーム部材を設ける構成としている。
Conventionally, a driving wheel and a sprayer are driven by an engine, and a part of driving force is taken out from a power take-out shaft of the sprayer, and a take-up drum for rotating a hose for spraying a chemical solution or the like is driven to rotate. The technology of self-propelled power sprayers is known. In such a self-propelled power sprayer, for example, as shown in
しかし、従来のホース整列装置を備えた自走式の動力噴霧機においては、次のような問題点があった。フレーム部材により、ホースを巻取ドラムに巻き取る際に、ホースが弛んで下方に垂れ下がっても、エンジン等の高温部にホースが接触して変形・損傷しないようにできるものの、機体の振動や、ホースがフレーム部材と接触することにより、ホースに付着した土等が剥がれ落ちて、フレーム部材の下方のエンジンや噴霧機等にかかり、エンジンや噴霧機等が汚れるという問題点があった。更に、土等が回動部に落ちると回動不良の原因となることがあった。 However, the self-propelled power sprayer equipped with the conventional hose aligning device has the following problems. When the hose is wound around the take-up drum by the frame member, even if the hose sags and hangs down, the hose contacts the high temperature part of the engine etc. so that it does not deform or damage, but the vibration of the fuselage, When the hose comes into contact with the frame member, the dirt or the like attached to the hose is peeled off, and the engine or sprayer or the like below the frame member is applied, and the engine or sprayer becomes dirty. Further, when soil or the like falls on the rotating part, it may cause a rotation failure.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、機体フレーム(2)の前部に配置したエンジン(3)により、走行輪(5L・5R)と、動力噴霧機(8)と、ホース(11)を巻き取る巻取ドラム(12)を駆動するとともに、該機体フレーム(2)の後部に、該巻取ドラム(12)にホース(11)を整列させて巻き取るためのホース整列装置(15)を配置した自走式動力噴霧機において、前記ホース整列装置(15)部分より突出し、側面視で前方に屈曲し、機体の前部に配置したエンジン(3)の上方の手前まで至り、巻取作業時等において、該ホース(11)が弛んで下方に垂れ下がっても、エンジン(3)等の高温部にホース(11)が接触するのを防止する正面視門形のガイドフレーム(80)を設け、該ガイドフレーム(80)に、機体前部に載置されるエンジン(3)および動力噴霧機(8)の上方を覆う、エンジン・噴霧機カバー(82)を付設支持し、該エンジン・噴霧機カバー(82)は、側面視略「へ」字状に前後中途部を折り曲げて屈曲部(82a)を構成し、該屈曲部(82a)の前後両側が下方に傾くように形成し、該屈曲部(82a)を前記ガイドフレーム(80)の先端部と当接する部分としたものである。
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
In
請求項2においては、請求項1記載の自走式動力噴霧機において、前記エンジン・噴霧機カバー(82)を、前記ガイドフレーム(80)に対して着脱可能としたものである。 According to a second aspect of the present invention, in the self-propelled power sprayer according to the first aspect, the engine / sprayer cover (82) is detachable from the guide frame (80) .
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に記載の如く、機体フレーム(2)の前部に配置したエンジン(3)により、走行輪(5L・5R)と、動力噴霧機(8)と、ホース(11)を巻き取る巻取ドラム(12)を駆動するとともに、該機体フレーム(2)の後部に、該巻取ドラム(12)にホース(11)を整列させて巻き取るためのホース整列装置(15)を配置した自走式動力噴霧機において、前記ホース整列装置(15)部分より突出し、側面視で前方に屈曲し、機体の前部に配置したエンジン(3)の上方の手前まで至り、巻取作業時等において、該ホース(11)が弛んで下方に垂れ下がっても、エンジン(3)等の高温部にホース(11)が接触するのを防止する正面視門形のガイドフレーム(80)を設け、該ガイドフレーム(80)に、機体前部に載置されるエンジン(3)および動力噴霧機(8)の上方を覆う、エンジン・噴霧機カバー(82)を付設支持し、該エンジン・噴霧機カバー(82)は、側面視略「へ」字状に前後中途部を折り曲げて屈曲部(82a)を構成し、該屈曲部(82a)の前後両側が下方に傾くように形成し、該屈曲部(82a)を前記ガイドフレーム(80)の先端部と当接する部分としたので、ホースから剥がれ落ちた土等が、カバー部材上に落下することにより、エンジンや噴霧機にかからなくなり、エンジンや噴霧機の汚れを防止することができる。
As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
As described in
請求項2に記載の如く、請求項1記載の自走式動力噴霧機において、前記エンジン・噴霧機カバー(82)を、前記ガイドフレーム(80)に対して着脱可能としたので、メンテナンス時には、カバー部材をフレーム部材から取り外すことにより、メンテナンス作業の作業性を損なうことがなくなる。
As described in
次に、発明を実施するための最良の形態を添付の図面を用いて説明する。図1は本発明を適用する自走式動力噴霧機の一実施例を示す側面図、図2は同じく正面図、図3は同じく平面図、図4はエンジン・噴霧機カバーを取り外した状態の自走式動力噴霧機を示す平面図、図5はエンジン・噴霧機カバーを示す図、図6は別形状のエンジン・噴霧機カバーを取り付けた自走式動力噴霧機を示す側面図である。 Next, the best mode for carrying out the invention will be described with reference to the accompanying drawings. 1 is a side view showing an embodiment of a self-propelled power sprayer to which the present invention is applied, FIG. 2 is a front view, FIG. 3 is a plan view, and FIG. 4 is a state where an engine / sprayer cover is removed. FIG. 5 is a plan view showing a self-propelled power sprayer, FIG. 5 is a diagram showing an engine / sprayer cover, and FIG. 6 is a side view showing the self-propelled power sprayer with another engine / sprayer cover attached.
まず、本発明を適用する自走式の動力噴霧機の全体構成について、図1、図2、図3、図4を用いて説明する。なお、本発明のカバー部材はホース巻取り装置と動力噴霧機とエンジンを一体的に組み付けて、動力噴霧機またはエンジン、または両方を支持または囲むフレームに取り付ける構成であれば良く、動力噴霧機の形態は限定するものではない。自走式動力噴霧機には、機体1の機体フレーム2の前部下方に左右一対の駆動前輪(走行輪)5L・5R、後部下方に左右一対の従動後輪6L・6Rがそれぞれ配設されるとともに、機体フレーム2の後部に、ホース11を巻き取る巻取ドラム12、および、ホース巻取時にホース11を整列させるホース整列装置15が配設されている。また、機体フレーム2の前部上に、エンジン3、動力噴霧機8、ベルトケース4等が配設されている。
First, the overall configuration of a self-propelled power sprayer to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3, and 4. Note that the cover member of the present invention may be configured so that the hose winding device, the power sprayer, and the engine are integrally assembled and attached to the frame that supports or surrounds the power sprayer or the engine, or both. The form is not limited. In the self-propelled power sprayer, a pair of left and right driving front wheels (running wheels) 5L and 5R are disposed below the front part of the
機体フレーム2は、側面視略L字形かつ平面視略長方形に構成されたパイプの枠組みであり、機体フレーム2後部が直角に立設されて、操縦ハンドル31が取り付けられている。また、機体フレーム2前部は折り曲げられ、前方かつ上方の斜め方向へ延設されている。なお、前方とは、機体1の進行方向前方のことで、図1におけるX矢の方向をいうものとする。
The
エンジン3および動力噴霧機8は、機体フレーム2前部の左右の位置にそれぞれ並置され、該エンジン3の出力軸7はエンジン3の側部から水平に突出され、該出力軸7には出力プーリ53が固設されている。また、動力噴霧機8近傍には、エアチャンバ24、圧力調整ダイヤル25、クランクケース10等が配設されている。これらのエンジン3、動力噴霧機8、ベルトケース4、エアチャンバ24、圧力調整ダイヤル25、クランクケース10の上方は、エンジン・噴霧機カバー82により覆われている。このエンジン・噴霧機カバー82については、後述する。
The
クランクケース10内部では、クランク軸16が横架・軸支され、該クランク軸16の一端には噴霧機駆動軸9、他端には巻取入力軸17がそれぞれ連結されており、噴霧機駆動軸9、クランク軸16および巻取入力軸17は、同軸で一体となって回転可能に構成されている。このクランクケース10内部には複数のプランジャー(図示せず)が収納されて、その一端がクランク軸16に枢着されており、該クランク軸16の回転によりプランジャーが往復動するようにしている。
Inside the
エンジン3の駆動力が噴霧機駆動軸9に伝達されると、クランク軸16を介して、クランクケース10内のプランジャーが往復動されることにより、図示しないタンクから液肥や液材がストレーナ19で濾過されて吸水口20より吸い上げられ、吐出口21から吐出される。吐出口21には吐出パイプ22の一端が接続され、該吐出パイプ22の他端は巻取ドラム12の回転軸18に接続されている。そして、回転軸18はジョイント23で吐出パイプ22に対して回転自在に連結され、巻取ドラム12の中心軸上でホース11の一端と接続されている。ホース11の他端にはノズルが接続されており、該ホース11を水田や畑の目的の場所まで引き延ばして液肥や液剤を噴霧することを可能としている。なお、26は余剰水吐出パイプである。
When the driving force of the
噴霧機駆動軸9上には、二連の入力プーリ52が嵌装されており、該入力プーリ52およびエンジン出力軸7の出力プーリ53との間に、二本のVベルト54・54が巻回されており、両者を連動連結している。ベルトケース4内において、動力噴霧機8の側部に突出した噴霧機駆動軸9には、入力プーリ52のみでなく、走行入力プーリ51も嵌装されており、また、該走行入力プーリ51の近傍には、走行駆動軸57の一端に嵌装した走行駆動プーリ50を配置し、両プーリ50・51間に、Vベルト49を巻回している。
Two
Vベルト49の近傍には、テンションプーリ48が配置されており、該テンションプーリ48を移動させて、Vベルト49の外周面に押し当てたり、Vベルト49から離したりすることによって動力の断接を行っている。すなわち、ベルトテンション式クラッチを構成している。テンションプーリ48の移動は、操縦ハンドル31の近傍に配設した走行クラッチレバー32の操作により行う。
A
走行駆動軸57の他端には、スプロケット59が嵌装され、前輪5を軸受支持する車軸60端に固設したスプロケット61との間にチェーン62を巻回して、走行駆動軸57から車軸60へ動力を伝動し、前輪5を回転させ、機体1を走行させる。なお、27は駆動クラッチレバーであり、該駆動クラッチレバー27を操作することにより駆動クラッチ28が作動し、噴霧機駆動軸9と、入力プーリ52および走行入力プーリ51とが連結・解除可能に構成されている。また、29はブレーキパッドである。
A
噴霧機駆動軸9の外側の端部には、巻取電磁クラッチ13とプーリ63とが配設されている。プーリ63と巻取電磁ブレーキ14が配設されるブレーキ軸上のプーリ64との間にはVベルト65が巻回されている。このブレーキ軸上には、小径スプロケット66が配設され、該小径スプロケット66と巻取ドラム12の回転軸18上に配設される大径スプロケット67との間に、チェーン68が巻回されている。エンジン3からの駆動力が巻取電磁クラッチ13を介して伝動されると、巻取ドラム12およびその回転軸18も回転する構成としている。更に、回転軸18上には、小径スプロケット34が固設され、ホース整列装置15のトラバース軸76端に固設した駆動スプロケット35との間に、チェーン36が巻回されて、トラバース軸76を駆動可能としている。
A take-up electromagnetic clutch 13 and a
次に、ホース整列装置15について説明する。ホース整列装置15は、ブラケット70a、基部70b、前部ガイド71、後部ガイド72、前部ガイドレール73、後部ガイドレール74、溝係合部75、トラバース軸76、ホースローラー77、ガイドローラー78、ガイドバー79、ガイドフレーム80、機体カバー81等により構成される。
Next, the
ガイドフレーム80は、パイプ部材を曲げて作られ、側面視で前方に屈曲しており、正面視門形の形状を有するとともに、機体フレーム2前後中途部より上方に突設される。ガイドフレーム80は、後述するエンジン・噴霧機カバー82とともに、巻取作業時等においてホース11が弛んで下方に垂れ下がっても、エンジン3等の高温部にホース11が接触して変形・損傷しないように、接触防止用として設けられている。また、ガイドフレーム80は、機体カバー81および後述するエンジン・噴霧機カバー82の支持部材として用いられる。機体カバー81は、ガイドフレーム80と機体フレーム2後部との間に固設され、該機体カバー81内にホース整列装置15を構成する他の部材などが収納される。
The
ブラケット70aは、側面視で「へ」字状に屈曲し、正面視でコの字形の部材であり、基部70bに対して旋回自在に構成される。また、ブラケット70aの左右に対向する壁面部分に挟まれる形でホースローラー77およびガイドローラー78が回転自在に枢着されるとともに、正面視門形のガイドバー79の左右下端部が固設される。前部ガイド71および後部ガイド72は筒形状を有し、前部ガイド71は基部70bの前部に、後部ガイド72は基部70bの後部に固設される。このとき、前部ガイド71および後部ガイド72の軸方向は水平かつ機体1の左右方向を向いている。そして、前部ガイド71に摺動可能に内嵌された前部ガイドレール73の左右両端部、および、後部ガイド72に摺動可能に内嵌された後部ガイドレール74の左右両端部は機体カバー81に固設される。つまり、前部ガイドレール73と後部ガイドレール74上を前部ガイド71および後部ガイド72を介して摺動自在にブラケット70aを支持している。
The
そして、前部ガイドレール73と後部ガイドレール74との間において、基部70bの側面をトラバース軸76が回転可能に貫通し、該トラバース軸76の左右端部が機体カバー81に軸支されている。また、トラバース軸76の一端(本実施例では左端)が延出されて、その先端に駆動スプロケット35が嵌設され、該駆動スプロケット35が前述したような動力伝達機構に連結されて、動力が伝達されるとトラバース軸76が駆動するように構成している。トラバース軸76の外周面には右ネジおよび左ネジの螺旋溝が形成されており、該右ネジおよび左ネジの螺旋溝の両端は、互いに滑らかに繋がっている。基部70bに固設された溝係合部75はトラバース軸76に摺動可能に係合しており、その係合部は左右に傾斜可能に構成される。
Further, between the
トラバース軸76が、図3において、前方に回転(図1において反時計回りに回転)すると、溝係合部75が右ネジの螺旋溝に係合している場合には、基部70bは機体1の左側面に向かって移動する。そして、溝係合部75は左ネジの螺旋溝に入り、今度は基部70bが機体1の右側面に向かって移動する。すなわち、同じ方向(図1において反時計回り)にトラバース軸76を回転させているにもかかわらず、ホース整列装置15のホース11を案内する部分は左右に揺動する。このため、ホース11を巻き取る際に巻取ドラム12の回転と連動させてトラバース軸76も回転するように構成することにより、ホース11はホースローラー77、ガイドローラー78およびガイドバー79に案内されて巻取ドラム12に均一に(左右交互の螺旋を描くように)巻き取られる。なお、機体カバー81内には、制御手段と該制御手段に接続される遠隔操作手段の受信側の受信装置30が設けられる。受信装置30は遠隔操作手段の送信側の図示しない送信機と電波で交信可能であり、該送信機はオペレーターが携帯して、エンジン3の停止や動力噴霧機8のオン・オフ、クラッチ13やブレーキ14のオン・オフ等の操作を可能としている。
When the
次に、カバー部材であるエンジン・噴霧機カバー82について、図5等を用いて説明する。エンジン・噴霧機カバー82は、前述したように、機体1の前部に配置されるエンジン3、動力噴霧機8、ベルトケース4、エアチャンバ24、圧力調整ダイヤル25、クランクケース10等の上方を覆うように備えられる。エンジン・噴霧機カバー82は、機体フレーム2前後中途部より上方に突設されるガイドフレーム80に取り付けられている。ガイドフレーム80は、エンジン3および動力噴霧機8の上方まで達していないが、エンジン・噴霧機カバー82の前部側がガイドフレーム80よりも前方に位置して、エンジン3および動力噴霧機8の上方を覆っている。つまり、エンジン・噴霧機カバー82は、平面視でエンジン3および動力噴霧機8と重複するように配置されている。また、エンジン・噴霧機カバー82は、その前後中途部が折り曲げられて側面視略「へ」字状に形成されており、この折り曲げられた屈曲部82aの前後両側が下方に傾くように形成されている。そして、この屈曲部82aがガイドフレーム80の先端部と当接する部分となっている。また、エンジン・噴霧機カバー82の後端部が上方に折り曲げられて、屈曲部82bが形成されている。
Next, the engine /
エンジン・噴霧機カバー82は、フレーム部材であるガイドフレーム80に対して着脱可能となっている。エンジン・噴霧機カバー82の左右両側には、取付部82c・82cが設けられており、該取付部82c・82cをガイドフレーム80に係合させることで、エンジン・噴霧機カバー82をガイドフレーム80に取り付ける。取付部82cは、金属製のプレートを略U字状に形成されて板バネとし、この略U字状の幅(U字状の両端部間の間隔)がガイドフレーム80の径よりも若干小さく形成されている。そして、エンジン・噴霧機カバー82をガイドフレーム80に取り付けるには、取付部82cとガイドフレーム80との位置合わせを行った後、エンジン・噴霧機カバー82を上方から押さえつける。これにより、ガイドフレーム80が取付部82cに挟まれ、エンジン・噴霧機カバー82がガイドフレーム80に装着される。このように、取付部82cをガイドフレーム80に嵌め込んで取り付けるため、特にボルトやネジ等を用いることなく、エンジン・噴霧機カバー82をガイドフレーム80に取り付けることができ、また、その取付作業を容易に行うことができる。
The engine /
但し、本実施例では、ガイドフレーム80にエンジン・噴霧機カバー82を取り付ける構成としているが、エンジン3および動力噴霧機8の周囲を囲むフレーム(機体フレーム2)に取り付けることも可能であり、また、本実施例では、パイプフレームであるが、プレート状のフレームに取り付けることも可能である。この場合、嵌合するようにするために、フレームに孔をあけて取付部を挿入して着脱可能に構成とすることもできる。また、本実施例では、取付部82c・82cを左右両側に二つ配置しているが、三箇所以上配置してもよい。また、取付部82cはスプリングピン等で構成して孔に嵌挿する構成でもよい。また、エンジン・噴霧機カバー82は合成樹脂で一体的に構成してもよい。また、取付部82cを設けずに、エンジン・噴霧機カバー82の両側を曲げて嵌合部を一体的に構成することもできる。
However, in this embodiment, the engine /
一方、エンジン・噴霧機カバー82を取り外すには、エンジン・噴霧機カバー82を下方から引き剥がすようにすることで、取付部82cとガイドフレーム80との係合が解除される。これにより、エンジン・噴霧機カバー82がガイドフレーム80から取り外される。エンジン・噴霧機カバー82は、後述するように、メンテナンス時等に取り外される。
On the other hand, in order to remove the engine /
このようなエンジン・噴霧機カバー82を、エンジン3および動力噴霧機8の上方に設けることにより、次のような利点がある。エンジン・噴霧機カバー82を設けない場合には、ホース11の巻取時に、機体1の振動や、ホース11とガイドフレーム80とが接触することで、ホース11に付着した土等が剥がれ落ちて、ガイドフレーム80の下方のエンジン3や動力噴霧機8にかかるという問題点があったが、本実施例では、そのような問題点が解消される。つまり、エンジン・噴霧機カバー82を設けることによって、機体1の振動や、ホース11とエンジン・噴霧機カバー82とが接触することでホース11から剥がれ落ちた土等が、該エンジン・噴霧機カバー82上に落下することにより、エンジン3や動力噴霧機8等にかからなくなり、エンジン3や動力噴霧機8等の汚れを防止することができる。更に、土等が落ちることによる回動部の回動不良を防止することができる。
Providing such an engine /
エンジン・噴霧機カバー82上に落下した土等は、屈曲部82aよりも前方の場合には、機体1の振動に伴い、エンジン・噴霧機カバー82上を滑落し、該エンジン・噴霧機カバー82の前部へと運ばれ、エンジン・噴霧機カバー82の前端から落下する。この場合、エンジン・噴霧機カバー82の前端の直下には、エンジン3および動力噴霧機8は配置されていないため、落下した土等がエンジン3および動力噴霧機8にかかることはない。一方、屈曲部82aよりも後方の場合には、機体1の振動に伴い、エンジン・噴霧機カバー82上を滑落し、該エンジン・噴霧機カバー82の後方へと運ばれ、屈曲部82bに集まってくる。この屈曲部82bに集まった土等は、作業終了時等に除去すればよい。
When the soil or the like dropped on the engine /
ところが、エンジン・噴霧機カバー82を取り付けた状態では、エンジン3や動力噴霧機8等の上方が開放されていないため、エンジン3や動力噴霧機8等のメンテナンス作業が行いにくいという問題点が生じる。この問題点を解消するために、エンジン・噴霧機カバー82をガイドフレーム80に対して着脱可能な構成として、メンテナンス時には、エンジン・噴霧機カバー82をガイドフレーム80から取り外すことにより、メンテナンス作業の作業性を損なうことのないようにしている。
However, when the engine /
エンジン・噴霧機カバー82の形状は、ホース11から剥がれ落ちた土等がエンジン3や動力噴霧機8等にかかることを防止できるような形状であれば、前述した形状に限定されない。例えば、エンジン・噴霧機カバー82の屈曲部82aの角度や位置は、ガイドフレーム80の形状や先端部の位置に応じて、適宜変更すればよい。屈曲部82aを特に設けず、側面視アーチ状や、全体としてドーム型に形成してもよい。また、図6に示すように、屈曲部82aをガイドフレーム80の先端部と当接させず、該ガイドフレーム80の先端部の下方にエンジン・噴霧機カバー82を配置するようにしてもよい。
The shape of the engine /
また、取付部82cのU字状の幅を、ガイドフレーム80の径と略一致させて、ボルトまたはネジで固定するようにしてもよい。この場合、ボルトまたはネジが必要となるが、ガイドフレーム80上で取付部82cをスライドさせることが可能となり、取付作業だけでなく取外作業も容易に行うことができる。
Further, the U-shaped width of the mounting
1 機体
3 エンジン
5 前輪
8 動力噴霧機
11 ホース
12 巻取ドラム
15 ホース整列装置
80 ガイドフレーム
82 エンジン・噴霧機カバー
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