JP4408089B2 - 環状ワーク整列装置及び線材成形機 - Google Patents
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請求項1及び11の構成によれば、排出シュートの下端部とワーク挿通シャフトの上端部との間に設けた心出し連結機構により、それら排出シュート及びワーク挿通シャフトが心出しされた状態に連結される。そして、心出し連結機構が連結状態になってシュート下端軸体及びワーク挿通シャフトの端面同士が接合されると、それらシュート下端軸体及びワーク挿通シャフトの間に段差及び隙間がなくなる。これにより、線材成形機が順次製造する環状ワークをスムーズにシュート下端軸体からワーク挿通シャフトに移動して整列させることができる。また、ワーク挿通シャフトに所定数の環状ワークが積み重ねられたら、シュートチャックにより排出シュートの下端部を把持し、チャック上下動機構によりシュートチャックを上方に移動することで、排出シュートがワーク挿通シャフトから上方に離間し、心出し連結機構の連結が解除される。そして、新たに別のワーク挿通シャフトを排出シュートの下方に配置し、チャック上下動機構にて排出シュートを下方に移動することにより、排出シュートと新たな別のワーク挿通シャフトとの間で心出し連結機構が連結状態になる。このように、排出シュートは、通常は線材成形機とワーク挿通シャフトとの間で両持ち状態になり、ワーク挿通シャフトの交換時でも、線材成形機とシュートチャックとの間で両持ち状態になるので、弾性変形し易い細い材料で排出シュートを構成しても排出シュートを一定姿勢に保持することができる。これにより、排出シュートを細くして、小さい内径の環状ワークに対応することができる。さらに、ワーク挿通シャフトの交換時に、ワーク挿通シャフトを上下動させる必要がなくなる。
請求項4の構成によれば、シュート下端軸体にテーパ部を設けたことにより、バネ線材又は密着コイルバネからシュート下端軸体へと環状ワークをスムーズに案内することができる。
請求項5の構成によれば、ワーク挿通シャフトの上端部がシャフトチャックに把持されて排出シュートの下端部の同軸上に保持される。これにより、従来のワーク挿通シャフトの交換時に起こり得たワーク挿通シャフトの傾動が確実に防がれ、排出シュートとワーク挿通シャフトとの間で心出し連結機構による連結を確実に行うことができる。
請求項6の構成によれば、シュートチャックの把持面に形成されたV字溝の内面にシュート下端軸体が当接して心出しされ、シャフトチャックの把持面に形成されたV字溝の内面にワーク挿通シャフトが当接して心出しされる。これらにより、シュート下端軸体とワーク挿通シャフトとが互いに心出しされる。
請求項7の構成によれば、シャフト移動機構を作動させることで、複数のワーク挿通シャフトを、順次、排出シュートの下端部との対向位置に位置決することができる。
請求項8の構成によれば、チャック進退機構を作動させることで、移動中のワーク挿通シャフトとシャフトチャックとの干渉を避けることができる。
請求項9の構成によれば、複数のワーク挿通シャフトをシャフト支持盤毎、一度に搬送することができ、作業効率が向上する。
請求項10の構成によれば、ワーク挿通シャフトに挿通された環状ワークの数が予め設定された所定数に達したときにシャフト交換プログラムが起動する。すると、シュートチャックが排出シュートを把持しかつ、シャフトチャックがワーク挿通シャフトを把持する。次いで、チャック上下動機構によりシュートチャックが上方に移動されて心出し連結機構による連結が解除される。次いで、シャフトチャックによる把持を解除した後に、シャフト移動機構によりワーク挿通シャフトが水平方向に移動して新しいワーク挿通シャフトが排出シュートの下端部との対向位置に位置決めされ、この状態でシャフトチャックが新しいワーク挿通シャフトを把持した後に、チャック上下動機構によりシュートチャックが下方に移動されて心出し連結機構が連結状態になる。次いで、シュートチャック及びシャフトチャックによるチャックが解除され、ワーク挿通シャフトの自動交換が完了する。このように本発明によれば、自動的にワーク挿通シャフトの交換が可能になり、生産性が向上する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態の排出シュート31は、バネ線材(ガイド線材32)で構成されていたが、排出シュートを密着コイルバネ、合成樹脂製の棒等で構成してもよい。
18 心金工具
30 環状ワーク整列装置
31 排出シュート
32 ガイド線材
33 シュート下端軸体
33B 心棒
34 ワーク挿通シャフト
34B 心孔
35 シャフト支持盤
41 シュートチャック
42A,52A V字溝
45 チャック上下動機構
51 シャフトチャック
55 チャック進退機構
90 線材
Claims (11)
- 線材成形機が順次製造したリング、コイルバネその他の環状ワークを、略円弧状に湾曲した排出シュートに挿通して降下させ、略鉛直方向に延びた断面円形のワーク挿通シャフトの上端部に案内することで、そのワーク挿通シャフトに沿って複数の環状ワークを積み重ねて整列させる環状ワーク整列装置において、
前記排出シュートの上端部は、前記線材成形機に固定され、
前記排出シュートの下端部と前記ワーク挿通シャフトの上端部との間に設けられて上下方向で相互に嵌合し、それら排出シュートとワーク挿通シャフトとを心出しした状態に連結する心出し連結機構と、
前記排出シュートの下端部を把持するためのシュートチャックと、
前記シュートチャックを上下動させることで、前記排出シュートを弾性変形させながら前記ワーク挿通シャフトに対して離間又は接近させるチャック上下動機構と、
前記排出シュートの下端部に設けられて、前記ワーク挿通シャフトと同一径の略円柱形状をなしたシュート下端軸体とを備え、
前記心出し連結機構は、前記シュート下端軸体又は前記ワーク挿通シャフトの一方の端面の中心から起立した心棒と、他方の端面の中心に形成されて前記心棒を挿入可能な心孔とから構成され、
前記心出し連結機構が連結状態になると、前記シュート下端軸体と前記ワーク挿通シャフトとの端面同士が接合されるように構成したことを特徴とする環状ワーク整列装置。 - 前記排出シュートは、バネ線材で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の環状ワーク整列装置。
- 前記排出シュートは、密着コイルバネで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の環状ワーク整列装置。
- 前記シュート下端軸体の上端部には、先端側が前記バネ線材又は前記密着コイルバネと略同一径のテーパ部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の環状ワーク整列装置。
- 前記ワーク挿通シャフトの上端部を把持して、前記排出シュートの下端部と同軸上に保持するためのシャフトチャックを備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の環状ワーク整列装置。
- 前記排出シュートの下端部及び前記ワーク挿通シャフトの上端部は、共に断面円形をなし、
前記シュートチャックの把持面には、前記排出シュートの下端部を心出しするためのV字溝が形成され、
前記シャフトチャックの把持面には、前記ワーク挿通シャフトの上端部を心出しするためのV字溝が形成されたことを特徴とする請求項5に記載の環状ワーク整列装置。 - 前記ワーク挿通シャフトは、複数、一定の間隔を開けて配置され、
それらワーク挿通シャフトを水平方向に移動して、順次、前記排出シュートの下端部との対向位置に位置決めするためのシャフト移動機構を設けたことを特徴とする請求項5又は6に記載の環状ワーク整列装置。 - 前記ワーク挿通シャフトの移動方向と交差する方向に前記シャフトチャックを進退させるチャック進退機構を備えたことを特徴とする請求項7に記載の環状ワーク整列装置。
- 前記ワーク挿通シャフトは、複数、一定の間隔を開けてシャフト支持盤から起立し、
前記シャフト移動機構は、前記シャフト支持盤を移動させることで前記各ワーク挿通シャフトを、順次、前記排出シュートの下端部との対向位置に位置決めするように構成したことを特徴とする請求項7又は8に記載の環状ワーク整列装置。 - 前記ワーク挿通シャフトに積み重ねた前記環状ワークが予め設定された所定数に達したときに起動するシャフト交換プログラムを備え、
前記シャフト交換プログラムは、
前記シュートチャックに前記排出シュートを把持させかつ、前記シャフトチャックに前記ワーク挿通シャフトを把持させる把持ステップと、
前記チャック上下動機構により前記シュートチャックを上方に移動して前記心出し連結機構による連結を解除する連結解除ステップと、
前記シャフトチャックによる把持を解除するシャフト把持解除ステップと、
前記シャフト移動機構により前記ワーク挿通シャフトを水平方向に移動して新しい前記ワーク挿通シャフトを前記排出シュートの下端部との対向位置に位置決めするシャフト移動ステップと、
前記シャフトチャックに新しい前記ワーク挿通シャフトを把持させるシャフト把持ステップと、
前記チャック上下動機構により前記シュートチャックを下方に移動して前記心出し連結機構を連結状態にする連結ステップと、
前記シュートチャック及び前記シャフトチャックによる把持を解除するチャック解除ステップとを有したことを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の環状ワーク整列装置。 - 請求項1乃至10の何れかの環状ワーク整列装置を有したことを特徴とする線材成形機。
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