JP4406670B1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】引出し容器を引出して下方に傾斜する際に、急激に下降することなく、且つ収納物の取り出しが容易な引出し容器を備えた冷蔵庫を得ること。
【解決手段】上下方向に配置された複数の貯蔵室を有し、これらの貯蔵室の最上部の貯蔵室内の上部に引出し可能に設置された引出し容器を備えた冷蔵庫において、前記貯蔵室の壁面に設けられ前記引出し容器を前方への引出しに伴って当該引出し容器の前側が徐々に低くなるように支持する第一の引出し案内部材と、該第一の引出し案内部材と対向する位置に設けられた第二の引出し案内部材とを備え、該第二の引出し案内部材は庫内の上部空間を左右に仕切り、前記引出し容器は前記第一及び第二の引出し案内部材に係合する係合部を有することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、冷蔵庫に関するものである。
近年、冷蔵庫の高さをできるだけ高くすると共に冷蔵庫の奥行きを増大して、冷蔵庫内の収納スペースを増大した大型の冷蔵庫を購入する家庭が増加している。しかし、大型の冷蔵庫は、最上部の貯蔵室内の上部に収納した食品を取り出す作業やその上部の奥の部分の清掃がしづらいものとなっている。
そこで、例えば特開平10−185420号公報(特許文献1)や登録実用第3012502号(特許文献2)に示すように、引出し容器の前側または引出しの前側が下方に傾斜して、貯蔵室内に収納した食品の確認や取り出し作業を容易にした冷蔵庫或いは引出しおよびそれを用いた収納家具が開示されている。
前記特許文献1には、冷蔵室の収納棚上に前記引出し容器を載置し、支持具のローラーを引出し容器の側面端部に設けたフランジ部の挿入孔に挿入し、前記ローラーで前記フランジ部を摺動自在に支持することにより、前記引出し容器を前記冷蔵室の前後にスライド可能に出し入れできると共に、前記引出し容器を前記冷蔵室の前面に引出した時、前記支持具が回動して、前記引出し容器の前面側が下方に傾斜し、収納食品の出し入れが容易にできる冷蔵庫が開示されている。
また、前記特許文献2には、家具本体の上部に設ける引出しを、その側板に設けたスライドレール部を家具本体内面に設けたスライドレール部に摺動自在に取り付けて家具本体の内部に水平に収納し、家具本体内面の前部に引出し側スライドレール部に係合するローラーを設け、引出しを家具本体から引出すと引出し側スライドレール部が家具本体側スライドレール部から外れ、引出しがローラーを支点として前下がりに傾動し、引出し後部に設けた当たり止めが家具本体の適所に係止して引出しを前下がりに傾倒した状態に保持することで、引出しの中身を容易に見渡せることができる家具が開示されている。
特開平10−185420号公報 登録実用第3012502号公報
しかし、前記特許文献1及び2は、引出し容器を引出して下方に傾斜する際にゆっくり下降するように手で補助しないと、引出し容器が急激に下降して衝撃により収納食品の飛散や落下の虞があった。また、重量物が収納されている場合は、急激な下降の衝撃で引出し容器が破損する虞があった。また、引出し容器を片側で支持する構造であるため、プラスチックなどの加工が容易で安価な材質では強度を確保するのが困難であった。
本発明の目的は、引出し容器を引出して下方に傾斜する際に、急激に下降することなく、且つ収納物の取り出しが容易な引出し容器を備えた冷蔵庫を得ることにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、上下方向に配置されて前方に開口を有する複数の貯蔵室と、最上部の前記貯蔵室の前記開口を夫々ヒンジを介して開閉する左右に設けられた右扉と左扉と、最上部の前記貯蔵室内の上部に引出し可能に設置された引出し容器を備えた冷蔵庫において、前記最上部の貯蔵室の壁面に設けられ前記引出し容器を前方への引出しに伴って当該引出し容器の前側が徐々に低くなるように支持する第一のレール及び第一の係合部を有する第一の引出し案内部材と、該第一の引出し案内部材と対向する位置に設けられて第二のレール及び第二の係合部を有する第二の引出し案内部材とを備え、該第二の引出し案内部材は前記最上部の貯蔵室内の空間を左右に仕切り、前記引出し容器は前記左扉又は前記右扉の幅寸法内に設けられ、かつ前記第一のレール及び前記第二のレールと夫々係合する第三の係合部と、前記第一の係合部及び前記第二の係合部と夫々係合する第三のレールとを有し、前記第一のレール及び前記第二のレールは夫々前部に設けられた水平部と、該水平部の後方に設けられ下方に傾斜する傾斜部とを有し、前記引出し容器が引出されていない場合、前記第一の係合部及び前記第二の係合部は前記第三のレールの前端部に夫々係合して、且つ前記第三の係合部は前記第一のレール及び前記第二のレールの前記傾斜した後部の最も低い部分に係合し、前記引出し容器が引出された場合、前記第三の係合部は前記第一のレール及び前記第二のレールの前記傾斜の徐々に高い位置に夫々移動させて、且つ前記引出し容器の前方を徐々に下がるように傾斜させて、前記第一の係合部及び前記第二の係合部は前記第三のレールの後端部に夫々係合することで前記引出し容器の引出し範囲を規制することを特徴とする。
また、前記第一の係合部及び前記第二の係合部の夫々に緩衝部材を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、引出し容器を引出して下方に傾斜する際に、急激に下降することなく、且つ収納物の取り出しが容易な引出し容器を備えた冷蔵庫を得ることができる。
冷蔵庫の概略正面図。 冷蔵室最上部空間に引出し容器を設けた概略断面図。 冷蔵室最上部空間に引出し容器を設けた正面図。 引出し容器を引出す前と後の状態を示す斜視図。 引出し容器の引出し動作状態を説明する断面図。 引出し容器と案内部材と仕切り兼用案内部材を説明する斜視図。 案内部材と緩衝部材を示す図。 引出し容器の構成を説明する斜視図。 引出し容器の引出しされた状態を示す断面図。 引出し容器を引出した状態の説明図。 引出し容器を取外す例1を示す図。 引出し容器を取外す例2を示す図。 引出し容器を取外す例3を示す図。
以下、本発明の一実施形態の冷蔵庫について、図面を参照しながら説明する。まず、実施例の冷蔵庫の全体に関して、図1,図2,図3を用いて説明する。図1は冷蔵庫の正面図、図2は冷蔵室最上部空間に引出し容器を設けた概略断面図、図3は冷蔵室最上部空間に引出し容器を設けた正面図である。
冷蔵庫本体1の前面には、冷蔵室2,保湿冷凍室3,製氷室4,冷凍室5,野菜室6の前面開口部を閉塞する冷蔵室扉2a〜6aが設けられている。冷蔵室扉2a,2bは冷蔵室2の前面開口部を閉じる扉、保湿冷凍室3の扉は保湿冷凍室3の前面開口部を閉じる扉、製氷室扉4aは製氷室4の前面開口部を閉じる扉、冷凍室扉5aは冷凍室5の前面開口部を閉じる扉、野菜室扉6aは野菜室6の前面開口部を閉じる扉である。冷蔵室扉2a,2bは、左右の扉が両端のヒンジ中央から両側に開く両開きの扉で構成されている。保湿冷凍室3の扉,冷凍室扉5a,野菜室扉6aは引出し式の扉によって構成され、引出し扉とともに貯蔵室内の引出し容器が引出される。
冷蔵室2内部には、食品を戴置する為の棚11と、この棚11の支持用に冷蔵室2内部の側面の壁に支持部12を有している。上記冷蔵室扉2a,2bには、調味料や飲料水などのボトルを収納する扉ポケット14が、扉内板2cに取り付けられて、冷蔵室2の内部空間に対向する位置に大きく突出している。したがって、冷蔵室2内部に設けられた棚11を取外してクリーニングする場合は、冷蔵室2の内部空間に突出した扉ポケット14に当接することのないように、冷蔵室扉2a,2bを大きく開放し、例えば開放角度を120度以上にする必要がある。
冷蔵庫本体1は図2に示すように、鋼板製の外箱と樹脂製の内箱との間にウレタン発泡断熱材及び真空断熱材(図示省略)を有して構成され、上から冷蔵室2,保湿冷凍室3,製氷室4,冷凍室5,野菜室6の順に複数の貯蔵室を有している。上記冷蔵室2内の最上部は、図2及び図3に示すとおり、第一の引出し案内部材(以下、案内部材13と称する)および第二の引出し案内部材(以下、仕切り兼用案内部材7と称する)と引出し容器15を備えている。仕切り兼用案内部材7は、庫内の最上部空間を左右に仕切って、その左側に引出し容器15を引出し可能に案内部材13と共に支持案内するためのものである。
この引出し容器15の前面側上部には、弾性変形する過大負荷防止部材16が備えられている。この過大負荷防止部材16は、例えば直径3mmのステンレス線などの弾性変形する部材で作られている。これは、利用者が引出し容器15に手を掛けた状態で容器の内部をよく見ようとして引出し容器15に対して下方に引き下げる力を加えた場合、引出し容器15に過度の荷重が加わることを防止する為に設けている。すなわち、引出し容器15を引出した状態で引出し容器15の中が見渡せない身長の利用者が、大きな力を加えて背伸びを補助する行動をすると、引出し容器15が破損若しくは冷蔵庫本体1の取付け部が破損する虞が考えられる。そこで、これらを防止するために上記弾性変形する過大負荷防止部材16を設けると、例えば直径3mmのステンレス線が少しの力で弾性変形して、それ以上大きな力を加えるのを防止できる。
冷蔵庫本体1の天井面には、照明手段17が設けられて、最上段の空間の食品を見やすくしている。支持部材18は、前記引出し容器15を摺動可能に戴置するものである。
一般的に、冷蔵庫本体の最上段の棚11、特に棚の奥は、使い難いデッドスペースとなっている。上記棚11のうち、冷蔵室2の上部空間に備えられた棚は、棚11の高さ位置が高い。即ち、近年の主流の冷蔵庫は、庫内容積が400リットル以上であり、冷蔵庫全体の高さ寸法は約180cm、冷蔵室2の庫内最上部の高さ位置は約175cm、庫内最上部に配置された棚11の高さ位置は155cm前後である。この高さ位置155cm前後の棚11の上面に戴置された食品、例えば高さ寸法10cmから15cmの食品を戴置すると、目の高さが165cmから170cm、つまり身長180cm位の人でないと、棚11の前部に戴置された食品が前面を塞いでしまい、奥に収納された食品が見えないことになる。但し、背伸びをして棚11の奥を見れば、身長170cm位の人でも棚11の奥に収納された食品を何とか見ることができる。
しかし、身長の低い人の目の高さ(例えば身長155cmの人の目の高さ位置は145cm位)は、庫内最上部に配置された棚11の高さ位置155cm前後よりも低く、背伸びをして目線高さ位置が同じくらいになるに過ぎない。したがって、棚11の上面に高さ寸法10cmから15cmの食品を戴置すると、食品上面の高さ位置は165cmから170cmとなるため、棚11の前部に戴置された食品が奥に収納した食品を覆ってしまい背伸びをしても見えない。
しかも、棚11の上の前部に、例えば高さ寸法が17.5cmの500cc缶飲料を戴置した場合は、冷蔵室2の庫内上面壁との間に2.5cm前後の小さな空間しか残っていない。このため、身長が180cmの人でも、奥部にどのような食品が収納されているかは、実質的に殆ど確認できないことが判った。この為、棚11の奥に収納された食品が見え難く、正味期限を過ぎてしまう虞がある。
本発明は、このようなことも考慮したものである。以下実施例の詳細を、図4から図13により説明する。図4は、図3における引出し容器15の引出す前と後の状態を示す斜視図である。図5は、図4の引出し容器15およびその支持案内機構の引出し動作状態を説明する断面図である。図6は、引出し容器15,仕切り兼用案内部材7および案内部材13の詳細を示す斜視図である。図7は、案内部材13と緩衝部材20を示す図である。
図8は、引出し容器15の構成を説明する斜視図である。図9は、引出し容器15の引出された状態を示す断面図である。図10は、引出し容器15を引出した状態の下段の棚との関係を説明する図である。図11は、引出し容器15の高さ位置を大きく上昇させないで冷蔵庫本体から取外す場合を示す図である。図12は、引出し容器15の高さ位置を大きく上昇させて扉ポケット14を避けるように大きく傾斜させて冷蔵庫本体から取外す場合を示す図である。図13は、扉ポケット14を避けるように仕切り兼用案内部材7の凹み部7a側に水平回動させて冷蔵庫本体から取外す場合を示す図である。
図4,図5,図10に図示の実施例のように、引出し容器15を手前に引出すことにより、引出しに伴って引出し容器15の前面側が徐々に斜め下方に下降してくる。このようにすることで、冷蔵室2内の奥に収納された食品を手前の食品が覆うことを抑制して見やすい状態にできると共に、急激な下降がないことから収納食品が倒れることを抑制できる。また、このように、引出し容器15の前面側が徐々に斜め下方に下降してくるようにすることで、手前の食品が取り出しやすくなることは勿論のこと、手前の食品が奥の食品の取り出しに邪魔になり難い、或いは奥の食品が冷蔵室2の前面まで引出されるので引出し容器15の側方から取り出せる。
上記傾斜角度は、見易さ,取り出し易さ,食品の倒れ難さ等から、凡そ12度前後が好ましいことが判った。この傾斜角度は、図示の仕切部材21の高さ寸法及び間隔を適宜設定することで、15度乃至20度として、より見易くすることが可能である。
また、引出し容器15の奥の部分が仕切り兼用案内部材7の先端部近くまで引出し易くするように、仕切り兼用案内部材7のレール部7c前側の上方部分に空間を形成するように、仕切り兼用案内部材7の前面上部を前面下部よりも奥行き方向に凹んだ凹み部7aを設けた。この凹み部7aを設けることによって、図4(b),図10(a)に図示のとおり引出し容器15の後端部の側面が露出して見える。これによって、凹み部7a前方の空間から引出し容器15後端部の食品を直接見て、引出し容器15の側方から容易に取り出すことができる。
上記のとおり、引出し容器15は弾性変形する過大負荷防止部材16を設けて、少しの力で弾性変形するようにしたことで、それ以上大きな力を加えるのを防止している。これに加えて、図5,図6,図8,図10に図示の引出し容器15の前面上端部は、他の部分の肉厚寸法に対して肉厚を薄くした前面上端薄肉部15bとしている。これは、引出し容器15を取外して清掃する際に、過大負荷防止部材16を取外して過大負荷防止部材16を紛失した場合でも、前記前面上端薄肉部15bが弾性変形することにより過大負荷防止部材16と同様の効果を得るようにしている。但し、薄くし過ぎると通常使用時に破損し易いので、例えば前面上端薄肉部15bを20キロ程度の荷重に耐えられるように、1.5mmの厚さとした。この場合の引出し容器15は、材質が高強度のポリスチレンで、前面上端薄肉部15bの高さ寸法が20mmである。前面上端薄肉部15bの肉厚,高さ寸法は、材質や目的によって適宜設定すればよい。
引出し容器15は、冷蔵室2の内部の最上段の支持部材18の上に、摺動して引出し可能なように配置されている。この引出し容器15は、引出していないときは水平に設置されている。これは、引出し容器15が冷蔵室2の上部に配置されている為、引出し容器15の下には食品等が貯蔵されている。この引出し容器15は、前方への引出しに伴って当該引出し容器の前側が徐々に低くなるように下方に傾斜する。
この前方への引出しに伴って引出し容器の前側を徐々に低くするのは、上記のように下方に傾斜するように、上記引出し容器15と引出し容器15を支持及び引出し時に案内する支持案内機構のレール部7c,13a,15aとボス部7b,13b,15cで行っている。即ち、冷蔵室内の左側の壁面に取り付ける案内部材13と、庫内の最上部空間を左右に仕切る仕切り兼用案内部材7、そして引出し容器15のそれぞれにレール部7c,13a,15aとボス部7b,13b,15cを設け、これらを設ける位置関係および形状により、引出しに伴って引出し容器の前側が徐々に低く傾斜するように摺動可能に組合せた。
すなわち、レール部は図5,図6に図示のとおり、レール部7c,13aの約半分の水平な前方部分から後方部分が下方に傾斜しており、このレール部7c,13aに引出し容器15のボス部15cが摺動可能に係合している。引出し容器15が引出されていない状態では、レール部7c,13aの傾斜した後端の一番低い部分にボス部15cが係合している。この状態から徐々に引出し容器15を引出していくと、レール部7c,13aの傾斜の徐々に高い位置にボス部15cが移動する。このボス部15cの移動と共に、引出し容器15の前方部分がレール前端開口7d,13cのレール部7c,13a下側の曲面に沿って、引出し容器15の前方部分が下方に徐々に下がって引出し容器15が傾斜する。
レール後端開口7e,13e及びレール前部下端開口15eは、引出し容器15の複数通りの取外し方の一つで必要となる。追って図11,図12を用いて説明する。
図7に図示の緩衝部材20は、引出し容器15が引出されていない状態では、図5(a)に図示のとおりレール部15aの前端に係合してそれ以上奥に入らないようにしている。尚、図5(a)の状態では、点線で示すレール部13aがボス部15cの上方に位置しており、レール後端開口13eから外れるのを防止している。
引出した状態では図5(c)に図示のとおり、レール部15aの後端に係合してそれ以上引出せないようにしている。
支持部材18は、図6,図7に図示の支持部材取付け部7f,13dに取り付けられており、引出し容器15を戴置するためのものである。
更に、引出しに伴って引出し容器15の前面側が徐々に斜め下方に下降してくるようにしたことによって、下降時に手で補助しなくても、引出し容器が急激に下降することがない。したがって、衝撃により収納食品の飛散や落下の虞を無くすことができる。また、重量物が収納されている場合でも、急激な下降の衝撃がないので引出し容器15の破損を防止できる。ひいては、急激な下降の衝撃に対応した強度に作る必要がないので、高価な材料或いは肉厚を大きくする必要がない。
また、引出し容器15の幅寸法を、冷蔵室扉2aの幅寸法以下とした。これにより、引出した際に、引出し容器15の奥に収納された食品でも、引出し容器15の側方から手を入れて取り出せるので、食品を容易に取り出すことができる。しかも引出し容器15の設けていない側の冷蔵室扉2bを閉じた状態でも、引出し容器15を引出して食品を取り出しできる。これによって、冷気の流出を抑えることができ、省電力につながる。
図7に図示のとおり、前記案内部材13及び仕切り兼用案内部材7の夫々のボス部の前方及び後方を覆うように、シリコンゴム製の緩衝部材20を取り付けた。このように案内部材13のボス部13b及び仕切り兼用案内部材7のボス部7bに緩衝部材20を取り付けたことにより、引出し時及び収納時ともに衝撃と衝突音の緩衝をすることができる。また、図8に図示のとおり、引出し容器15の中に取外し可能な仕切部材21を設けた。仕切部材21の取り付け箇所を複数箇所設け、引出し操作時の収納食品の倒れ防止及び整理性を向上させた。仕切部材21により、収納食品に応じて引出し容器15内を自由に区画できる。
仕切部材21は、仕切部材取付けリブ15dに仕切部材挿入部21aをスライド挿入することにより取付け容易にしている。
図9に図示のとおり、引出し容器15の落下を防ぐため、案内部材13のボス部13bと仕切り兼用案内部材7のボス部7bとを連結固定する支持部材18を設け、レール部15aと仕切り兼用案内部材7間の間隔寸法を固定した。これにより、隣の空間に棚11がない場合に、引出し容器15の中に収納食品を収納して負荷が大きくなって仕切り兼用案内部材7が変形するのを防止でき、引出し容器15が落下するのを防ぐ。また、隣の棚11の場合においても同様で、引出し容器15がない場合の落下を防ぐことができる。
図9に図示のとおり、前記支持部材18の上面に摺動性と摩擦性を有する摺動部材19を設け、引出し容器15と係合させることにより、摺動部材19の摩擦性によって摺動速度を緩やかにする。これに加えて、開閉端部において緩衝部材20の緩衝作用で衝撃を緩衝させる。上記摺動部材19は、摺動性と摩擦性及び耐摩耗性を考慮してウレタンゴムを用いた。
尚、上記摺動部材19の摺動性は、収納食品の重量による引出し容器15の撓み量が大きいほど大きな力で接するので、重量に対応して摺動性が変わる。このように、引出し容器に収納する収納食品の重量により、引出し容器15は撓んでしまう。これを利用し、引出し容器15に何も入ってない状態及び軽いものだけの場合、引出し容器15は撓まないので摺動部材19と余り干渉せず、摺動負荷が軽い。しかし、重いものを収納すると引出し容器15が撓むので、摺動部材19と干渉して摺動が重くなる。引出し容器15に重いものが収納されるほど引出し容器15が撓み、摺動部材19との干渉が大きくなるので、摺動負荷がより大きくなる。これによって、摺動速度を緩やかにして、衝撃を小さくすることができる。
図10に図示のとおり、引出し容器15が手前に傾いたとき、引出し容器15の取り出し部(前面上端薄肉部15b)が、図10(a)の点線Lで示すように、隣の棚とほぼ水平の高さ位置になるように傾斜(角度12度)させることで、取り出し性の向上を図る。それと共に、引出し容器15の下方の棚11の収納領域Sの前端上部の角に緩衝しない程度に傾斜しており、引出し容器15を引出した状態でも下方の棚11の収納食品の取り出しが可能である。また、回転中心が下の棚11の収納領域の上方にあるにもかかわらず、引出した際には棚11の収納領域に干渉しないので、食品などに接触することもない。上記傾斜角度を12度に設定したものでは、図10(b)に示す引出し容器15の前端高さの差Hは約50mmで、後端の高さの差は約30mmである。したがって、引出し容器15を引出した際は、高さ方向に約80mmの差ができるので、前端の収納食品から後端の食品まで容易に見ることができる。なお、使用者は、冷蔵庫から50cm位は離れて立つのが普通であり、この場合は目の高さが引出し容器15の前端の高さよりも少し低い人でも収納食品を見ることができる。
引出し容器15を冷蔵庫本体1から取外す方法を、図11から図13を用いて説明する。図11は、扉の開放角度が充分で(実施例では120度以上)、扉ポケット14が引出し容器15の引出し方向に重ならない状態で引出し容器15を取り出す場合の図である。尚、図11(a)の状態では、図5(a)に点線で示すレール部13aによって、引出し容器15がレール後端開口13eから外れるのを防止している。
図11は、扉ポケット14が引出し容器15の引出し方向に重ならない状態で取り出せるので、物を入れたまま引出し容器15を取り出しやすいようにしている。すなわち、図11(a)の状態の引出し容器15を、図11(b)の白抜き矢印のように手前に少し引いてから上方に少し上げてレール前部下端開口15eにより緩衝部材20をレール部15aから外す。この状態で図11(c)の白抜き矢印のように手前に引くと、レール部13aのレール前端開口13cからボス部15cが外れ、引出し容器15を冷蔵庫本体1から取外すことができる。
このように、引出し容器15のレール部15aの前部下端に、この引出し容器15と案内部材13,仕切り兼用案内部材7(第一および第二の引出し案内部材)のボス部13b,7bあるいは緩衝部材20との係合を、引出し容器15を手前に引いてから上方に上げて外すための開口を備えるので、容易に取外しができる。
図12及び図13は、冷蔵室扉2aの開放角度に制限があり、開放角度が不充分な場合でも引出し容器15を取り出せる方法を示す図である。つまり、扉ポケット14が引出し容器15の引出し方向に重なっていても取外すことができる例を示す。
図12は、図11(b)の状態から図12(a)の白抜き矢印のように冷蔵室の奥の方向に押し込んで、この押し込んだ状態から図12(b)の引出し容器15の後端部を白抜き矢印のように上方に押し上げる。これで、引出し容器15は、他の部材と全て係合する部分がなくなる。この状態から図12(c)の白抜き矢印のように引出し容器15を手前側に引きながら扉ポケット14に接触しないように前端部を下方に下げるように引く。これにより、引出し容器15を、冷蔵庫本体1から取外すことができる。また、上記図12(b)の引出し容器15の後端部を白抜き矢印のように上方に押し上げることができるように、ボス部15cの直径をレール後端開口13eの開口寸法より小さくしている。
このように、案内部材13,仕切り兼用案内部材7(第一および第二の引出し案内部材)のレール部後端に形成されたレール後端開口13e,7eと、引出し容器15を冷蔵室2の奥の方向に押し込んだ状態で引出し容器15の後端部を上方に押し上げて前記レール後端開口13e,7eとの係合状態が外れる引出し容器15の後部に形成されたボス部15cとを有する。これにより、不用意にレール後端開口13e,7eとボス部15cとの係合状態が外れることはなく、且つ必要な場合には容易に係合状態を外すことができる。
図13は、扉を90度の角度に開放した状態で、物を入れたまま引出し容器を取り出すための方法で、図12(b)の状態から図13(a)のように仕切り兼用案内部材7の凹み部7aの空間に入るように引出し容器15を水平方向に回動させる。すなわち、図13(b)の平面図で説明すると、白抜き矢印のように引出し容器15を手前側に引出しながら扉ポケット14に接触しないように前端部を水平方向に回動させる。これにより、引出し容器15を水平に保ったまま冷蔵庫本体1から取外すことができる。よって、引出し容器15に食品を収納したままで、且つ食品を倒さずに取外すことができる。
上記実施例によれば、引出し容器15は、前方への引出しに伴って当該引出し容器15の前側が引出し容器15の引出しに伴って徐々に低く下がるようにした。手前側が低く下がった状態に傾斜して支持されるので、簡単な構成で収納スペースの減少を招くことなく、奥に収納された食品を見渡すことができる。しかも、食品を取り出す作業や引出し容器15の奥の部分の清掃を容易に行うことができる。
更に、引出し容器15の奥の部分が仕切り兼用案内部材7の先端部近くまで引出し易くするように、仕切り兼用案内部材7のレール部7c前側の上方部分に空間を形成している。この空間は、仕切り兼用案内部材7の前面上部を前面下部よりも奥行き方向に凹んだ凹み部7aによって形成されている。このように、空間を形成する凹み部7aが形成されているので、引出し容器15の奥の部分が仕切り兼用案内部材7の先端部近くまで引出した場合、奥の食品を引出し容器15側面から容易に取り出すことができる。
上記実施例によれば、引出し容器15の手前側が低く下がった状態に傾斜して支持されるので、身長の低い人でも使い易い。また、手前の食品を一時的に移動させることなく、容易に奥の物を取ることができる。また、汚れ易い底面が見やすく且つ、手が届き易くなった或いは取外し容易になったことにより、最上段の収納容器の清掃性を向上することができる。
更に以上の各実施例によれば、手前に引出すことにより、斜めに下降してくる引出し容器15にして、奥の食品を手前に引出すことで、手前の食品はもちろんのこと、奥の食品も傾斜した状態で手前の位置まで出てくるので見易く且つ取り出し易い。
また、前記レール部7c及び仕切り兼用案内部材7のボス部7bの前方及び後方を覆うように、シリコンゴム製の緩衝部材20を取り付けたことにより、前後を覆うことで、引出し時及び収納時ともに衝撃と衝突音の緩衝・緩和をすることができる。
また、引出し容器15の中に取外し可能な仕切り板21を設け、また取り付け箇所を複数箇所設け、整理し易くした。これにより、収納食品によって引出し容器15内を自由に区切ることができるので、食品収納の自由度を向上できる。
また、引出し容器15の落下を防ぐため、案内部材13と仕切り兼用案内部材7とをつなぐ支持部材18を設け、レール部15と仕切り兼用案内部材7間の寸法を固定した。
これにより、隣の棚11がない場合に、引出し容器15の中に重量の大きな食品を収納したことによって、仕切り兼用案内部材7が変形するのを防止して、引出し容器15の落下を防ぐ。隣の棚11の場合においても同様で、引出し容器15がない場合の落下を防ぐことができる。
また、前記支持部材18に耐摩耗性が高く、適度な摺動性を有する摺動部材19を設け、引出し容器15と係合させることにより、摺動部材19による適度な摺動性によって緩やかに摺動するので衝撃を緩衝させる。
尚、上記摺動部材19の摺動性は、収納食品の重量による引出し容器15の撓み量が大きいほど大きな力で接するので、重量に対応して摺動性が変わる。このように、引出し容器15に収納する収納食品の重量により、引出し容器15は撓んでしまう。これを利用し、引出し容器15に何も入ってない状態及び軽いものだけ状態の場合、引出し容器15は撓まないので摺動部材19と余り干渉せず、摺動負荷が軽い。しかし、重いものを収納すると引出し容器15が撓むので、摺動部材19と干渉するので摺動が重くなる。引出し容器15に重いものが収納されるほど引出し容器15が撓み、摺動部材19との干渉が大きくなるので、摺動負荷がより大きくなる。これが摺動速度を緩やかにして、衝撃を小さくすることができる。
また、引出し容器15が手前に傾いたとき、引出し容器15の取り出し部(前面上端薄肉部15b)が、隣の棚11とほぼ水平の高さ位置になるように傾斜させることで、取り出し性の向上を図ると共に、引出し容器15の下方の棚の収納領域の前端上部の角に緩衝しない程度に傾斜しており、引出し容器15を引出した状態でも下方の棚11の収納食品の取り出しが可能である。また、回転中心が下の棚11の収納領域の上方にあるにもかかわらず、引出した際には棚11の収納領域に干渉しないので、食品などに接触することもない。
また、冷蔵室扉2aの開放角度に制限があり、開放角度が不充分な場合、つまり、扉ポケット14が引出し容器15の引出し方向に重なっていても取外すことができるようにした。
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
2a,2b 冷蔵室扉
3 保湿冷凍室
3a 保湿冷凍室扉
4 製氷室
4a 製氷室扉
5 冷凍室
5a 冷凍室扉
6 野菜室
6a 野菜室扉
7 仕切り兼用案内部材
7a 凹み部
7b,13b,15c ボス部
7c,13a,15a レール部
7d,13c レール前端開口
7e,13e レール後端開口
7f,13d 支持部材取付け部
13 案内部材
14 扉ポケット
15 引出し容器
15b 前面上端薄肉部
15d 仕切部材取付けリブ
15e レール前部下端開口
18 支持部材
19 摺動部材
20 緩衝部材
21 仕切部材
22 制御装置

Claims (2)

  1. 上下方向に配置されて前方に開口を有する複数の貯蔵室と、最上部の前記貯蔵室の前記開口を夫々ヒンジを介して開閉する左右に設けられた右扉と左扉と、最上部の前記貯蔵室内の上部に引出し可能に設置された引出し容器を備えた冷蔵庫において、
    前記最上部の貯蔵室の壁面に設けられ前記引出し容器を前方への引出しに伴って当該引出し容器の前側が徐々に低くなるように支持する第一のレール及び第一の係合部を有する第一の引出し案内部材と、該第一の引出し案内部材と対向する位置に設けられて第二のレール及び第二の係合部を有する第二の引出し案内部材とを備え、該第二の引出し案内部材は前記最上部の貯蔵室内の空間を左右に仕切り、
    前記引出し容器は前記左扉又は前記右扉の幅寸法内に設けられ、かつ前記第一のレール及び前記第二のレールと夫々係合する第三の係合部と、前記第一の係合部及び前記第二の係合部と夫々係合する第三のレールとを有し、
    前記第一のレール及び前記第二のレールは夫々前部に設けられた水平部と、該水平部の後方に設けられ下方に傾斜する傾斜部とを有し
    前記引出し容器が引出されていない場合、前記第一の係合部及び前記第二の係合部は前記第三のレールの前端部に夫々係合して、且つ前記第三の係合部は前記第一のレール及び前記第二のレールの前記傾斜した後部の最も低い部分に係合し、
    前記引出し容器が引出された場合、前記第三の係合部は前記第一のレール及び前記第二のレールの前記傾斜の徐々に高い位置に夫々移動させて、且つ前記引出し容器の前方を徐々に下がるように傾斜させて、前記第一の係合部及び前記第二の係合部は前記第三のレールの後端部に夫々係合することで前記引出し容器の引出し範囲を規制することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 請求項1において、前記第一の係合部及び前記第二の係合部の夫々に緩衝部材を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
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