JP4405877B2 - 部品供給装置及び収納テープ - Google Patents

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Description

本発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置、及び電子部品の収納部を有したキャリアテープと、収納部を覆うカバーテープとを備えた収納テープに関する。
この種の部品供給装置にあっては、サプレッサの剥離支点近傍には剥離時に紙ケバなどが付着してしまうため、良好な部品供給状態を維持するためには、定期的にサプレッサ廻りの清掃メンテナンスが必要であった。
また、電子部品装着装置、特に高速型のガントリー型装着装置では、部品供給ユニットが固定されていて移動しないので、自動運転中に収納テープ同士を連結して補給する、所謂スプライシング補給を採用するユーザーが急増している。この場合、テープ供給リールに巻かれた収納テープが終わりそうになると、新しい収納テープを継ぎ足して連結するので、清掃するタイミングが取りにくく、また付着した紙ケバがカバーテープの折り返し走行を妨げて剥離不良を招いたり、連結テープによる継ぎ目部分(厚くなっている個所)が折り返して通過する際には、より顕著に折り返し走行を妨げて剥離不良を招くので、装着装置の稼動率を低下を招いていた。なお、この種の収納テープ同士の連結方法は、例えば特許文献1などに開示されている。
特開平5−338618号公報
従って、サプレッサの剥離支点近傍にはカバーテープの剥離時に紙ケバなどが付着してしまうという問題を解消する必要がある。
そこで本発明は、サプレッサの剥離支点近傍に付着された紙ケバなどを改まった清掃をしなくとも、除去できて、電子部品装着装置の稼動率を低下させないことを図ることを目的とする。
このため第1の発明は、収納テープのカバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置までのキャリアテープの収納部内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、電子部品の前記収納部を備えたキャリアテープを備えた収納テープの前記収納部を覆うカバーテープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去するケバ除去手段を設けたことを特徴とする。
第2の発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去する研磨剤を塗布したことを特徴とする。
第3の発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去すべく研磨剤が塗布されたテープを貼付したことを特徴とする。
第4の発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結する連結テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去する研磨剤を塗布したことを特徴とする。
第5の発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結する連結テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去すべく研磨剤が塗布されたテープを貼付したことを特徴とする。
第6の発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去する粘着剤を塗布したことを特徴とする。
第7の発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去すべく粘着剤が塗布されたテープを貼付したことを特徴とする。
第8の発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結する連結テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去する粘着剤を塗布したことを特徴とする。
第9の発明は、カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結する連結テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去すべく粘着剤が塗布されたテープを貼付したことを特徴とする。
第10の発明は、電子部品の収納部を有したキャリアテープと、前記収納部を覆うカバーテープとを備えた収納テープにおいて、前記カバーテープに、ケバを除去するケバ除去手段を設けたことを特徴とする。
本発明は、サプレッサの剥離支点近傍に付着された紙ケバ等のケバを改まった清掃をしなくとも、除去できて、電子部品装着装置の稼動率の低下を招来しないようにすることができる。
以下、添付図面を参照して、部品供給装置と電子部品装着装置本体とから構成される電子部品装着装置について説明する。この電子部品装着装置は、いわゆる高速型のガントリー型装着装置である多機能型チップマウンタであり、各種電子部品をプリント基板Pに実装できる。
図1は電子部品装着装置の平面図であり、電子部品装着装置本体1は、機台2と、この機台2の中央部に左右方向に延在するコンベア部3と、機台2の前部(図示の下側)および後部(図示の上側)にそれぞれ配設した2組の部品装着部4、4および2組の部品供給部5、5とを備えている。そして、部品供給部5には、電子部品供給装置である複数個の部品供給ユニット6が着脱自在に組み込まれて電子部品装着装置が構成される。
前記コンベア部3は、中央のセットテーブル8と、左側の供給コンベア9と、右側の排出コンベア10とを有している。プリント基板Pは、供給コンベア9からセットテーブル8に供給され、セットテーブル8で電子部品Dの装着を受けるべく不動に且つ所定の高さにセットされる。そして、電子部品Dの装着が完了したプリント基板Pは、セットテーブル8から排出コンベア10を介して下流側装置に排出される。
各部品装着部4には、ヘッドユニット13を移動自在に搭載したXYステージ12が配設されると共に、部品認識カメラ14及びノズルストッカ15が配設されている。ヘッドユニット13には、電子部品Dを吸着および装着するための2つの装着ヘッド16、16と、プリント基板Pの位置を認識するための1台の基板認識カメラ17とが搭載されている。なお、通常、両部品装着部4、4のXYステージ12、12は交互運転となる。
前記各XYステージ12はY軸駆動モータによりビーム12AがY方向に移動し、X軸駆動モータにより前記ヘッドユニット13がX方向に移動し、結果としてヘッドユニット13はXY方向に移動することとなる。
各部品供給部5には、後述するがフィーダベース19上に多数の部品供給ユニット6を、横並びに且つ着脱自在に備えている。各部品供給ユニット6には、多数の電子部品DをキャリアテープCBの各収納部Ccに一定の間隔で収容した後述する収納テープCが搭載されており、収納テープCを間欠送りすることで、部品供給ユニット6の先端から部品装着部4に電子部品Dが1個ずつ供給される。
この電子部品装着装置本体1の記憶部に格納された装着データに基づく運転は、先ずXYステージ12を駆動しヘッドユニット13を部品供給ユニット6に臨ませた後、装着ヘッド16に設けた吸着ノズル18を下降させるにより所望の電子部品をピックアップする(取出す)。続いて装着ヘッド16を上昇させてから、XYステージ12を駆動して電子部品を部品認識カメラ14の直上部まで移動させ、その吸着姿勢及び吸着ノズル18に対する位置ずれを認識する。次に、装着ヘッド16をセットテーブル8上の基板Pの位置まで移動させ、基板認識カメラ17で基板Pの位置を認識した後、前記部品認識カメラ14及び基板認識カメラ17による認識結果に基づき前記XYステージ12のX軸駆動モータ、Y軸モータ及び吸着ノズル18のθ軸モータを補正移動させて電子部品をプリント基板P上に装着する。
次に図2乃至図4に基づき、前記部品供給ユニット6について説明する。この部品供給ユニット6はユニットフレーム21と、このユニットフレーム21に回転自在に装着した図外の収納テープリールと、この収納テープリールに巻回した状態で順次繰り出された収納テープCを電子部品のピックアップ位置(吸着取出位置)まで間欠送りするテープ送り機構(テープ送り装置)22と、ピックアップ位置の手前で収納テープCのカバーテープCaをキャリアテープCBから引き剥がすための後述するカバーテープ剥離機構20とから構成される。
前記収納テープリールから繰り出された収納テープCは、ピックアップ位置の手前のテープ経路に配設したサプレッサ23の下側を潜るようにして、ピックアップ位置に送り込まれる。このサプレッサ23には吸着ノズル18によるピックアップ用の開口24が開設されている。また、前記サプレッサ23にはスリット25が形成されており、このスリット25から収納テープCのカバーテープCaが引き剥がされ、収納部26内に収納される。すなわち、収納テープCに搭載した電子部品はカバーテープCaを引き剥がされた状態で、ピックアップ位置(吸着取出位置)まで送られピックアップ用の開口24を介して前記吸着ノズル18によりピッアップされることとなる。
次に図2に基づき、前記テープ送り機構22について説明する。テープ送り機構22は、その出力軸に歯車27を設けた正逆転可能な駆動源であるサーボモータ28と、前記歯車27との間にタイミングベルト29が張架された歯車30を一端部に備えて支持体31にベアリング32を介して回転可能に支持された回転軸33と、この回転軸33の中間部に設けられたウォーム歯車34と噛み合うウォームホィール35を備えると共に収納テープCに形成した送り孔Cbに噛み合ってこれを送るスプロケット36とから構成される。そして、ユニットフレーム21の中間仕切体をウォームホィール35及びスプロケット36の支軸37が貫通している。
従って、部品供給ユニット6における収納テープC内の電子部品を供給すべく前記サーボモータ28が駆動して正転すると、タイミングベルト29を介して歯車27及び歯車30が回転することにより回転軸33のみ回転し、ウォーム歯車34及びウォームホィール35を介してスプロケット36が送り方向に所定角度間欠回転することにより、送り孔Cbを介して収納テープCが間欠送りされる。
次に、前記カバーテープ剥離機構20について説明する。カバーテープ剥離機構20は、その出力軸にウォーム歯車41を設けた駆動モータ42と、周囲に歯車45及び前記歯車41と噛み合う歯車43を備えてユニットフレーム21に固定された支持体44に支軸46Aを介して回転可能に支持された第1の回転体46と、周囲に当接部51及び前記歯車45と噛み合う歯車47を備えてユニットフレーム21に取付体48を介して固定された支持体49に支軸50Aを介して回転可能に支持された第2の回転体50と、周囲に前記当接部51とバネ55により付勢されて当接する当接部52を備えてユニットフレーム21に支軸53を介して揺動可能である取付体54に支軸56Aを介して回転可能に支持された第3の回転体56と、カバーテープCaを案内するローラ57と、ユニットフレーム21に支軸58を介して揺動可能である取付体59の端部に前記ローラ57により案内されたカバーテープCaを案内するローラ60を備えると共にバネ61により付勢されてカバーテープCaにテンションを加えるためのテンション印加体62とから構成される。尚、63は前記取付体59の揺動を制限するストッパである。
従って、カバーテープCaを剥離する際には、前記駆動モータ42が駆動すると、歯車41及び歯車43を介して第1の回転体46が回転し、この第1の回転体46が回転すると歯車45及び歯車47を介して第2の回転体50が回転し、この第2の回転体50が回転するとバネ55により付勢された当接部52及び当接部51とがカバーテープCaを挟んだ状態で第3の回転体56が回転し、サプレッサ23のスリットから収納テープCのカバーテープCaが1ピッチ分引き剥がされながら、弛みを生ずることなく、当該部品供給ユニット6の端部に設けられた収納部26内に収納される。
また、前記サプレッサ23は、支持部となる垂直片とスプロケット36の歯に送り孔Cbが噛み合った収納テープCが外れないように押さえる水平片とから概ね断面がL字形状を呈し、前記ユニットフレーム21に係止されると共にこの係止を解除されると前記垂直片が後端部の支軸を支点として回動可能に支持される。
なお、収納テープCのカバーテープCaの剥離支点となる前記サプレッサ23を上方へ回動させた状態で、部品供給ユニット6の側方から前記ユニットフレーム21に形成されたテープ通路64に連通する装填用開口65を介して前記収納テープCを部品供給ユニット6に装填できるように構成される。66は部品供給ユニット6に装填された前記収納テープCが前記装填用開口65からの離脱を防止する防止部材で、前記テープ通路64の水平な通路の後端部近傍や中間部、斜めの通路の上端部近傍や水平な通路と斜めの通路との境界部に設けられている(図2参照)。
尚、68は当該部品供給ユニット6の把手77の後面に付されたラベルであり、このラベル68には当該部品供給ユニット6のシリアル番号を表すバーコードが記載されている。従って、複数の部品供給ユニット6が電子部品装着装置本体1に夫々接近して並んで取付けられた状態でも、バーコードスキャナ(図示せず)で前記バーコードを読み取ることができる。
以上の構成により、電子部品装着装置の電子部品Dの装着動作について説明すると、電子部品装着装置本体1の制御装置(図示せず)は記憶装置に記憶された装着データ(プリント基板上のどの位置に、どの向きで、どの電子部品を装着するかに関するデータ)に従い、対応する所定の部品供給ユニット6のテープ送り機構22を駆動させ、所定の電子部品を収納する収納テープCを1回間欠送りさせる。即ち、サーボモータ28が駆動して正転すると、歯車27及び歯車30が回転して回転軸33が回転し、ウォーム歯車34及びウォームホィール35を介してスプロケット36が送り方向に所定角度間欠回転することにより、送り孔Cbを介して収納テープCを間欠送りする。
このテープ送り機構22が駆動すると、これと同期してカバーテープ剥離機構20がカバーテープCaを1回の間欠送り分の剥離(引き剥がし)をする。続いてテープ送り機構22およびカバーテープ剥離機構20が停止すると、ピックアップ位置に電子部品が送り込まれる。そして、吸着ノズル18によるピックアップ用の開口24を介して電子部品Dのピックアップが行われ、再び次の収納テープCの間欠送りとカバーテープCaの剥離とが行われる。
そして、前記吸着ノズル18により吸着保持された電子部品は、プリント基板P上に装着されることとなるが、ここでは詳細は省略する。
このようにして、順次収納テープCより電子部品が前記吸着ノズル18により取出され、プリント基板P上に装着され、収納テープC内の電子部品が少なくなり、古い収納テープCに新しい収納テープCを連結して部品供給ユニット6に装填する動作について説明する。新しい収納テープCを収納した収納テープリールから収納テープCをある程度の長さ分を繰り出して、古い収納テープCに連結(スプライシング)した後、電子部品装着装置本体1に着脱自在に取り付けられるカート(図示せず)に当該新しい収納テープCの収納テープリールを載置する。この場合、収納テープリールに巻かれた新たな収納テープCの始端部において、キャリアテープCcよりもカバーテープCaが長くなるように且つ送り孔Cbが半円となるように切断装置により切断し、このように切断された新たな収納テープCと部品供給ユニット1に既に装填されているその端部が収納テープCとカバーテープCaとが同じ面位置で送り孔Cbが半円となる位置で切断されている古い収納テープCとの連結について説明する。
先ず、新たな収納テープCと古い収納テープCとを半円状の送り孔Cb同士で円形状の送り孔Cbとなるように、切断側端面を合致させる。この場合、新しい収納テープCの長いカバーテープCaが古い収納テープCのカバーテープCaを上から覆う状態にして(図5及び図6参照)、2条の連結テープ70、71で両収納テープCを連結する。このうち、幅広の連結テープ71は両収納テープCのカバーテープCa上に接着して、幅狭の連結テープ70は送り孔Cbを覆うように両収納テープC上に接着して連結する。
カバーテープCaはビニール製、キャリアテープCBは紙製であり、サプレッサ23のカバーテープCaの剥離支点となるスリット25を形成する開口端面23Aには、カバーテープCaの表面に付いていた紙ケバK或いはカバーテープCaの剥離時にキャリアテープCBから開口端面23Aの側へ例えば回りこんで来た紙ケバKが付着し、その厚さが次第に増加することなり、ときにカバーテープCaの折り返し走行を妨げて剥離不良を招くことがある。このため、幅広の連結テープ71の収納部Ccの並設方向に長く、この並設方向と直交する方向の中間位置における前記カバーテープCaの上面に、サプレッサ23のカバーテープCaの剥離支点近傍に付着した紙ケバKを除去するためのケバ除去手段として研磨剤を塗布するか、上面に研磨剤を塗布したテープ72(図6におけるハッチングを付した部分)を貼付する。
そして、古い収納テープCの後端に新しい収納テープCの先端を連結したこの新しい収納テープリールを前記カートに載置し、装填作業は終了する。この終了の後、電子部品装着装置の運転が再開すると、前述したように、所定の部品供給ユニット6のテープ送り機構22を駆動させ、所定の電子部品を収納する収納テープCを1回間欠送りさせる。このテープ送り機構22が駆動すると、これと同期してカバーテープ剥離機構20がカバーテープCaを1回の間欠送り分の剥離(引き剥がし)をする。続いてテープ送り機構22およびカバーテープ剥離機構20が停止すると、ピックアップ位置に電子部品が送り込まれ、吸着ノズル18によるピックアップ用の開口24を介して電子部品Dのピックアップが行われる。
このように、電子部品Dの送り、取出し及び装着動作が繰り返しなされると、図4に示すように、前記サプレッサ23に形成されたスリット25を形成するカバーテープCaの剥離支点の近傍には、収納テープCが紙テープのため、紙ケバKが付着することとなる。
そして、古い収納テープCと新しい収納テープCとを連結する連結テープ71には該サプレッサ23のカバーテープCaの剥離支点近傍に付着した紙ケバKを除去するために研磨剤が塗布されているか、研磨剤が塗布されたテープ72が貼付されているので、図7及び図8に示すように、電子部品Dの送り動作が繰り返される際に連結テープ71が前記スリット25を通過することとなるが、その際に前記紙ケバKを研磨剤が塗布された連結テープ71に付着させるか、又は研磨剤が塗布されたテープ72に付着させるので、清掃ができることとなる。
このように、古い収納テープCと新しい収納テープCとを連結する連結テープ71に研磨剤を塗布するか、研磨剤が塗布されたテープ72を貼付することにより、一定のタイミングにおいて清掃をすることができる。従って、これまでのような清掃メンテナンスの間隔を伸ばすことができるので、生産稼動率を向上させることができる。
従って、連結テープ71に研磨剤を塗布するか、研磨剤が塗布されたテープ72を貼付する場合に限らず、収納テープCのカバーテープCaの先端部などの適所に或いはカバーテープCaに所定間隔毎に、又は適宜な間隔を存して研磨剤を塗布するか、研磨剤が塗布されたテープ72を貼付してもよい。
なお、他の実施形態として、サプレッサ23のカバーテープCaの剥離支点近傍に付着した紙ケバKを除去するために、連結テープ71に粘着剤を塗布するか、粘着剤が塗布されたテープ72を貼付してもよく、更には収納テープCのカバーテープCaに所定間隔毎に、或いは適宜な間隔を存して又は適宜な位置に粘着剤を塗布するか、粘着剤が塗布されたテープ72を貼付してもよい。
このうように、収納テープに剥離剤或いは粘着剤等のケバ除去手段を設けることによりを、収納テープに収納された電子部品を供給する部品供給ユニットに付着したケバを改まった清掃をしなくとも、除去できる。
なお、本実施形態では紙製の収納テープを例としてキャリアテープCBが紙製であったが、これに限らず、例えばエンボスキャリアテープであり、合成樹脂製でも、サプレッサ23のカバーテープCaの剥離支点近傍に付着したケバを除去できるものである。
なお、この電子部品装着装置として、いわゆる多機能チップマウンタを例にして説明したが、これに限らずロータリテーブル型などの高速型チップマウンタに適用してもよい。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 フィーダベース上に固定された状態の部品供給ユニットの側面図である。 図2のカバーテープ剥離機構の縦断面図である。 カバーテープの剥離動作説明図である。 連結テープで連結した収納テープの平面図である。 連結テープで連結した収納テープの側面図である。 カバーテープの剥離動作説明図である。 カバーテープの剥離動作説明図である。
符号の説明
1 電子部品装着装置本体
6 部品供給ユニット
23 サプレッサ
23A 開口端面
25 スリット
71 連結テープ
72 テープ
C 収納テープ
CB キャリアテープ
Ca カバーテープ
K 紙ケバ

Claims (10)

  1. 収納テープのカバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置までのキャリアテープの収納部内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、電子部品の前記収納部を備えたキャリアテープを備えた収納テープの前記収納部を覆うカバーテープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去するケバ除去手段を設けたことを特徴とする部品供給装置。
  2. カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置までの収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去する研磨剤を塗布したことを特徴とする部品供給装置。
  3. カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置までの収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープに、前記剥離支点近傍に付着した紙ケバを除去すべく研磨剤が塗布されたテープを貼付したことを特徴とする部品供給装置。
  4. カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結する連結テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去する研磨剤を塗布したことを特徴とする部品供給装置。
  5. カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結する連結テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去すべく研磨剤が塗布されたテープを貼付したことを特徴とする部品供給装置。
  6. カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去する粘着剤を塗布したことを特徴とする部品供給装置。
  7. カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去すべく粘着剤が塗布されたテープを貼付したことを特徴とする部品供給装置。
  8. カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結する連結テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去する粘着剤を塗布したことを特徴とする部品供給装置。
  9. カバーテープをサプレッサを剥離支点として剥離して部品取出位置まで収納テープ内に収納された電子部品を供給する部品供給装置において、前記収納テープ同士を連結する連結テープに、前記剥離支点近傍に付着したケバを除去すべく粘着剤が塗布されたテープを貼付したことを特徴とする部品供給装置。
  10. 電子部品の収納部を有したキャリアテープと、前記収納部を覆うカバーテープとを備えた収納テープにおいて、前記カバーテープに、ケバを除去するケバ除去手段を設けたことを特徴とする収納テープ。

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