JP4405093B2 - 排水処理装置および排水処理装置の設置方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排水の処理を行う排水処理装置に係り、詳しくは処理装置本体にマンホール等の開口を備えた排水処理装置技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば一般家庭から排出された家庭用排水を処理する排水処理槽が知られている。このような排水処理槽は、一般に処理槽本体の上部に槽内の点検等に用いるマンホールを備え、設置時に処理槽本体が地面に埋設されるようになっている。例えば、図8に示す処理槽本体には、処理槽本体の上部に設けられたマンホール250と、マンホール250を塞ぐマンホール蓋270と、マンホール蓋270を保持するマンホール枠260等が設けられている。このマンホール枠260によって、処理槽本体に対するマンホール蓋270の位置決めがなされるようになっている。そして、処理槽本体が地面に埋設された状態では、マンホール250の開口端部224の外周はコンクリート部材Cで覆われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記のような構成の排水処理槽において、マンホール蓋270に荷重が作用すると、マンホール250の開口端部224は、この荷重をマンホール蓋270を介してマンホール枠260から受けることとなる。従って、マンホール250の開口端部224の耐久性を確保するために例えば肉厚を厚くする必要があり、処理槽本体自体の作製コストが高くなるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、マンホール等の開口を備えた排水処理装置において、簡便かつ安価に排水処理装置の耐久性を維持することができる合理的な技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の排水処理装置は請求項1及び2に記載の通りに構成されている。また、本発明の排水処理装置の設置方法は請求3及び4に記載の通りである。
【0006】
請求項1に記載の排水処理装置において、処理装置本体内で排水の処理、例えば生物処理等が行われる。また、処理装置本体と、この処理装置本体の開口を塞ぐ蓋部材との間には保持部材が設けられている。この保持部材は、蓋部材を保持するとともに、処理装置本体に対する蓋部材の位置決めを行うものである。ここでいう「開口」とは、処理装置本体の内部の点検に用いられるマンホールや、測定機器や配管類の挿入口等を広く含むものとする。
保持部材の反蓋部材側、すなわち保持部材を挟んで蓋部材の反対側には、支持部材が配置される。そして、少なくともこの支持部材によって保持部材が支持されることとなる。換言すれば、支持部材は、蓋部材を介して保持部材に作用する荷重の全部または一部を受けることができるようになっている。ここでいう「支持部材」は、例えば処理装置本体を地面に埋設する際に、この処理装置本体を地面側に固定するコンクリート部材等が好適である。これにより、蓋部材を介して保持部材に作用する荷重の全部または一部を支持部材によって受ける簡単な構成によって、処理装置本体に作用する荷重を極力低減させることができる。従って、処理装置本体に必要な強度を抑えることができ、処理装置本体の肉厚を薄くすることで処理装置本体の作製コストを低くすることができる。しかも、保持部材を、蓋部材からの荷重を考慮した形状に変更する必要がない。
以上のように、請求項1に記載した排水処理装置によれば、簡便かつ安価に排水処理装置の耐久性を維持することができる。
【0007】
また、請求項1に記載の排水処理装置において、処理装置本体に形成された開口の開口端部には、開口端部から開口の径方向へ突出する突出部が設けられ、この突出部と開口端部の外周面との間に凹部が形成されている。そして、この凹部に配置された支持部材が、保持部材に作用する荷重の全部または一部を受けることができるようになっている。これにより、とりわけ処理装置本体の開口端部に突出部を設けた簡単な構成によって、処理装置本体に作用する荷重を極力低減させることができる。
【0008】
また、請求項1に記載の排水処理装置において、保持部材は、開口端部および突出部に当接するようになっている。このような構成によれば、凹部に配置された支持部材によって保持部材が支持されるうえに、保持部材は、開口端部および突出部によって処理装置本体側に確実に保持されることとなる。
【0009】
また、請求項1に記載の排水処理装置において、処理装置本体から突出するとともに先端に水平面を有する凸部が設けられている。この凸部は、例えば処理装置本体の壁部を凸状に成形することで形成される。そして、この凸部の水平面側を切り抜き加工することで開口、例えばマンホールが形成されるのが好ましい。この場合、凸部の水平面側を加工することでマンホールを形成するため、例えば、凸部の立設面側を加工する場合に比してマンホールの加工が容易である。しかも、凸部の立設面側を加工する場合に比して、保持部材と対向する箇所の水平度の確保が容易である。すなわち、凸部の水平面側を加工する場合は、水平面の水平度を確保しておけば、切り抜き精度が変化しても問題ないが、凸部の立設面側を加工する場合は、保持部材と対向する箇所の水平度を確保するために、高い切り抜き精度が要求されることとなる。
そして請求項2に記載の排水処理装置では、開口がマンホールである。
【0010】
請求項3に記載の排水処理装置の設置方法によれば、処理装置本体において保持部材の反蓋部材側、すなわち保持部材を挟んで蓋部材の反対側には、支持部材が配置される。そして、少なくともこの支持部材によって保持部材が支持されることとなる。この支持部材は、例えば処理装置本体を地面に埋設する場合に、この処理装置本体を地面側に固定するコンクリート部材等が好ましい。このような支持部材を保持部材の反蓋部材側に配置することによって、蓋部材を介して保持部材に作用する荷重の全部または一部は、支持部材によって受けられ、処理装置本体に作用する荷重を極力低減させることができる。従って、処理装置本体に必要な強度を抑えることができ、処理装置本体の肉厚を薄くすることで処理装置本体の作製コストを低くすることができる。しかも、保持部材を、蓋部材からの荷重を考慮した形状に変更する必要がない。
【0011】
また、請求項3に記載の排水処理装置の設置方法によれば、とりわけ開口端部の外周面と突出部(開口端部から開口の径方向へ突出する突出部)の間の凹部に前記支持部材を配置した簡単な構成によって、処理装置本体に作用する荷重を極力低減させることができる。
【0012】
また、請求項3に記載の排水処理装置の設置方法によれば、凹部に配置された支持部材によって保持部材が支持されるうえに、保持部材は、開口端部および突出部によって処理装置本体側に確実に保持されることとなる。
【0013】
また、請求項3に記載の排水処理装置の設置方法によれば、処理装置本体の凸部に設けられた水平面側を切り抜くことで開口、例えばマンホールを形成するため、例えば、凸部の立設面側を加工する場合に比してマンホールの加工および凸部が保持部材と対向する箇所の水平度の確保が容易である。
そして請求項4に記載の排水処理装置の設置方法では、開口がマンホールである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における一実施の形態の排水処理槽の構成を図1〜図3に基づいて説明する。ここで、図1は本発明における一実施の形態の排水処理槽の外観を示す斜視図である。図2はマンホールの構成を示す斜視図である。図3は図2中の部分断面図である。
【0015】
図1に示すように、本発明における排水処理装置としての排水処理槽1において、処理槽本体10(処理装置本体)は、いずれも槽状に形成された上部槽20および下部槽30によって構成されている。すなわち、上部槽20の上部槽フランジ部22と、下部槽30の下部槽フランジ部32とを互いに重ね合わせて接合することで、処理槽本体10が組立てられることとなる。また、上部槽20には壁部21から槽内方へ突出する補強用の上部槽補強リブ23が形成され、下部槽30には壁部31から槽内方へ突出する補強用の下部槽補強リブ33が形成されている。なお、処理槽本体10は一般にFRP(ガラス繊維樹脂)材料をいわゆるスプレーアップ成形すること等によって作製されている。
【0016】
上部槽20の外面には、例えば一般家庭から排出された家庭用排水を排水処理槽1へ受入れるための流入管2、槽内で浄化処理された処理水を排水処理槽1から放流するための放流管3、槽内の内部点検等に用いられる円形状のマンホール50が設けられている。そして、流入管2から受入れられた排水は、排水処理槽1で連続的に浄化処理されたのち、放流管3から放流されるようになっている。
なお、処理槽本体10の内部には、種々の排水処理を行う複数の処理槽が設けられている。例えば、排水中に含まれる大きな固形物や油脂等の固液分離を行う夾雑物除去槽、処理水中の有機性汚濁物質を嫌気性微生物の働きによって嫌気分解する嫌気濾床槽、処理水中の有機性汚濁物質を好気性微生物の働きによって好気気分解する好気濾床槽、処理水を一時的に貯留する処理水槽、放流する前の処理水の消毒を行う消毒槽等が設けられている。
【0017】
上部槽20および下部槽30によって処理槽本体10が組立てられた状態では、上部槽補強リブ23と下部槽補強リブ33とが互いに対向するようになっている。このように上部槽20と下部槽30の両方に補強リブを設けたうえで、これら上部槽補強リブ23と下部槽補強リブ33の各々が上下に重なるように構成したため、処理槽本体10自体の補強強度が高まることとなる。
【0018】
本発明における開口としてのマンホール50は、処理槽本体10の上部三箇所に設けられ、円板状に形成されたマンホール蓋70に塞がれるようになっている。このマンホール蓋70が本発明における蓋部材に対応している。
図2に示すように、マンホール50を塞ぐマンホール蓋70は、枠状に形成されたマンホール枠60を介して取付けられる。そして、マンホール蓋70はマンホール枠60によって保持される。すなわち、マンホール枠60は立設壁61a,61b、水平壁61cを有し、立設壁61aと水平壁61cとによって形成される凹部に、マンホール蓋70が嵌り込むようになっている。これにより、マンホール蓋70がマンホール枠60の凹部に嵌まり込んだ状態では、マンホール蓋70がマンホール枠60によって保持されることとなる。このマンホール枠60が本発明における保持部材に対応している。
【0019】
また、このマンホール枠60によって、処理槽本体10に対するマンホール蓋70の位置決めがなされることとなる。また、マンホール枠60はマンホール50の開口端部24によって保持されるようになっている。すなわち、マンホール枠60の立設壁61bの外径がマンホール50の内径に対応しており、これによりマンホール枠60がマンホール50に嵌まり込んだ状態では、マンホール枠60がマンホール50によって保持されることとなる。なお、マンホール枠60の形状は、必要に応じて種々変更可能である。例えば、マンホール枠60から外周方向へ突出する鍔部を設け、この鍔部をコンクリート部材C側に埋設されるように構成することもできる。
【0020】
マンホール50の開口端部24には、径方向へ突出する突出部25が設けられている。本実施の形態では各マンホール50の四箇所に突出部25が設けられている。また突出部25は、マンホール枠60の水平壁61cと対向する断面の幅が開口端部24よりも広くなっている。そして、この開口端部24および突出部25の対向断面27がマンホール枠60の水平壁61cに当接するようになっている。
【0021】
また、開口端部24の外周面と突出部25とによって凹部26が形成される。そして、図3に示すように処理槽本体10が地面に埋設された状態では、この凹部26に例えばスラブ状のコンクリート部材Cが入り込み、このコンクリート部材Cがマンホール枠60の支持に用いられる。すなわち、マンホール枠60を挟んでマンホール蓋70の反対側(マンホール枠60の反マンホール蓋側)には、コンクリート部材Cが配置される。そして、このコンクリート部材Cによって、マンホール枠60が支持されることとなる。このコンクリート部材Cが本発明における支持部材に対応している。
【0022】
従って、マンホール蓋70を介してマンホール枠60に作用した荷重は、開口端部24、突出部25、凹部26に入り込んだコンクリート部材C等によって受けられることとなる。これにより、マンホール枠60に作用した荷重を開口端部のみによって受ける場合に比して、開口端部24や突出部25の肉厚を薄くすることができ処理槽本体10自体の作製コストを低減させることができる。また、マンホール枠60の形状を変更する必要がない。
【0023】
なお、マンホール50は、一般にFRP(ガラス繊維樹脂)製の処理槽本体10の凸部を切り抜くことで形成される。このマンホール50の形成方法の概要を図4を参照しながら説明する。ここで、図4はマンホールの形成方法の概要を示す斜視図である。
図4に示すように、処理槽本体10をスプレーアップ成形する際に、まずマンホール50を形成する箇所を凸状に成形するのが好ましい。次に、この処理槽本体10の凸部の水平面24a側を、切り抜き線にしたがってカッター部材90等で切り抜く。これにより、処理槽本体10にマンホール50が形成されることとなる。このように、凸部の水平面24a側を加工することでマンホール50を形成するため、例えば、凸部の立設面24b側を加工する場合に比してマンホール50の加工が容易である。しかも、凸部の立設面24b側を加工する場合に比して、加工後の開口端部24の対向断面27の水平度の確保が容易である。すなわち、凸部の水平面24a側を加工する場合は、水平面24aの水平度を確保しておけば、切り抜き精度が変化しても問題ないが、凸部の立設面24b側を加工する場合は、マンホール枠60と対向する対向断面の水平度を確保するために、高い切り抜き精度が要求されることとなる。
【0024】
以上のように本実施の形態によれば、マンホール枠60の反マンホール蓋側に配置されるコンクリート部材Cによってマンホール枠60が支持されるため、マンホール蓋70を介してマンホール枠60に作用する荷重の全部または一部を、コンクリート部材Cによって受けることができる。これにより、処理槽本体10に作用する荷重を極力低減させることで処理槽本体10の肉厚を薄くすることで処理槽本体10の作製コストを低くすることができる。
また、本実施の形態によれば、とりわけ開口端部24と突出部25の間の凹部26にコンクリート部材Cを配置した簡単な構成によって、処理槽本体10に作用する荷重を極力低減させることができる。
また、本実施の形態によれば、開口端部24および突出部25によって、マンホール枠60を処理槽本体側に確実に保持することができる。
また、本実施の形態によれば、処理槽本体10の凸部の水平面24a側を切り抜くことでマンホール50を形成するため、例えば、凸部の立設面24b側を加工する場合に比してマンホール50の加工および対向断面27の水平度の確保が容易である。
【0025】
〔他の実施の形態及び参考例〕
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
【0026】
(A)上記実施の形態では、処理槽本体10の上部に円形状のマンホール50を設ける場合について記載したが、マンホール50の形状はこれに限定されず必要に応じて種々変更可能である。例えば、処理槽本体10に四角形状のマンホールを設けることもできる。この別の実施の形態について図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、四角形状のマンホール150(開口)を塞ぐマンホール蓋170は、四角形の枠状に形成されたマンホール枠160(保持部材)を介して取付けられる。マンホール蓋170はマンホール枠160に嵌り込むことでこのマンホール枠60によって保持されるようになっている。また、マンホール枠160は、マンホール150に嵌り込むことでこのマンホール150の開口端部124によって保持されるようになっている。マンホール150の開口端部124には、径方向へ突出する突出部125が設けられている。そして、この開口端部124および突出部125の対向断面127がマンホール枠160に当接するようになっている。また、開口端部124の外周面と突出部125とによって凹部126が形成される。そして、この凹部126に例えばスラブ状のコンクリート部材Cが入り込み、このコンクリート部材Cがマンホール枠160の支持に用いられる。すなわち、マンホール枠160の反マンホール蓋側に配置されるコンクリート部材Cによって、マンホール枠160が支持されることとなる。
【0027】
(B)また、上記実施の形態では、マンホール50の開口端部24に突出部25を設ける場合について記載したが、突出部25は省略することもできる(参考例)。例えば図6に示すように、開口端部24の対向断面27がマンホール枠60の水平壁61cに当接するようになっている。また、処理槽本体10が地面に埋設された状態では、開口端部24とマンホール枠60の水平壁61cとの間にコンクリート部材Cが入り込み、このコンクリート部材Cがマンホール枠60の支持に用いられる。
【0028】
(C)また、上記実施の形態では、処理槽本体10とマンホール蓋70との間にはマンホール枠60のみが介在する場合について記載したが、処理槽本体10とマンホール蓋70との間に更に別の部材を設けることもできる。この別の実施の形態について図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、処理槽本体10を地面深く埋設する場合、処理槽本体10とマンホール蓋70との間に、マンホール枠60および嵩上げ部材80を介在させる。嵩上げ部材80は、処理槽本体側は開口端部24に当接し、マンホール枠側は水平壁61cに当接するように構成されている。そして、マンホール枠60の反マンホール蓋側に配置されるコンクリート部材Cによって、マンホール枠60が支持されることとなる。
【0029】
(D)また、上記実施の形態では、槽内の点検等に用いられるマンホール50(開口)について記載したが、開口はマンホールに限定されない。すなわち、マンホール以外の開口、例えば測定機器や配管類の挿入口等の構成に本発明を適用することもできる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、マンホール等の開口を備えた排水処理装置において、簡便かつ安価に排水処理装置の耐久性を維持することができる合理的な技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施の形態の排水処理槽の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1中のマンホールの構成を示す斜視図である。
【図3】 図2中の部分断面図である。
【図4】 マンホールの形成方法の概要を示す斜視図である。
【図5】 別の実施の形態のマンホールの構成を示す斜視図である。
【図6】 参考例のマンホールの構成を示す部分断面図である。
【図7】 別の実施の形態のマンホールの構成を示す部分断面図である。
【図8】 従来のマンホールの構成を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1…排水処理槽(排水処理装置)
10…処理槽本体(処置装置本体)
20…上部槽
24…開口端部
24a…水平面、24b…立設面
25…突出部
26…凹部
27…対向断面
30…下部槽
50…マンホール(開口)
60…マンホール枠(保持部材)
61a,61b…立設壁、61c…水平壁
70…マンホール蓋(蓋部材)
C…コンクリート部材(支持部材)
Claims (4)
- 開口を有する処理装置本体と、前記開口を塞ぐ蓋部材と、前記処理装置本体と前記蓋部材との間に設けられ該蓋部材を保持する枠部材とを備え、前記処理装置本体内で排水の処理を行う排水処理装置であって、
前記処理装置本体は、該処理装置本体から突出し先端に水平面を有する凸部を備え、
前記開口は、前記凸部の水平面側を切り抜き加工することで形成されており、前記開口の開口端部が、該開口端部から前記開口の径方向へ突出する突出部を備えるとともに、前記開口端部および突出部が前記枠部材に当接するように構成され、
前記枠部材が、少なくとも該枠部材の反蓋部材側に配置される支持部材によって支持されるように構成されるとともに、前記支持部材が、前記開口端部の外周面と前記突出部の間に形成される凹部に配置されるように構成されていることを特徴とする排水処理装置。 - 請求項1に記載した排水処理装置であって、前記開口がマンホールであることを特徴とする排水処理装置。
- 開口を有する処理装置本体と、前記開口を塞ぐ蓋部材と、前記処理装置本体と前記蓋部材との間に設けられ該蓋部材を保持する枠部材とを備え、前記処理装置本体内で排水の処理を行う排水処理装置を設置する設置方法であって、
前記処理装置本体は、該処理装置本体から突出し先端に水平面を有する凸部を備え、
前記開口は、前記凸部の水平面側を切り抜き加工することで形成されており、前記開口の開口端部に、該開口端部から前記開口の径方向へ突出する突出部を設けるとともに、前記開口端部および突出部を前記枠部材に当接させ、
前記枠部材の反蓋部材側に、該枠部材を支持する支持部材を配置するとともに、前記支持部材を、前記開口端部の外周面と前記突出部の間に形成される凹部に配置することを特徴とする排水処理装置の設置方法。 - 請求項3に記載した排水処理装置の設置方法であって、前記開口がマンホールであることを特徴とする排水処理装置の設置方法。
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