JP4404931B2 - 1対1スペクトル拡散通信における信号の同期捕捉 - Google Patents

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Description

優先権の主張
本特許出願は2004年3月18日に提出された「1対1スペクトル拡散通信における信号の同期捕捉(Signal Aquisition in Peer−to−Peer Spread−Spectrum Communications)」と題された共同して譲渡された(co−assigned)米国仮出願No.60/554535に対する優先権を主張するものであり、参照により組み入れられる。
本出願は無線通信に関する。より具体的には、本出願は1対1スペクトル拡散通信における信号の同期捕捉に関する方法と装置とに関する。
符号分割多元接続(CDMA)のようなスペクトル拡散技術をサポートするモバイル装置は典型的には送信の前に携帯電話システムの基地局との通信を必要とする。典型的な携帯電話通信において、基地局はモバイル装置に対する絶対的時間とみなされることができるシステム時間値を供給する。そのうえモバイル装置は同期と他の機能とのためにそのシステム時間を使用できる。
例えば、モバイル装置とCDMA基地局との間の通常の逆方向リンク(reverse link)通信は次の通り同期に依存する。基地局はモバイル装置から受信した信号を逆拡散するために長および短の擬似雑音(PN)拡散符号の既知のタイミングを使用する。この動作は干渉に対する処理利得を供し、復調された信号がフレームのタイミングに合わされることを保証する。加えて、基地局はモバイル装置からの信号がいつ存在するかを判別するために逆方向リンクの送信をゲートする(gating)擬似ランダムの既知のタイミングを使用する。
[詳細な説明]
同様の参照符号が全体を通して対応して同定する図面と関連して採用された場合本発明の特徴と目的と利点とは以下の詳細な記述からより明白となろう。
いずれの基地局も利用できない環境において、モバイル装置6X、6Y(図1)がお互いに「1対1(peer−to−peer)」動作モード、すなわちネットワーク中継要素なしにモバイル装置6X、6Yの間での直接通信で、お互いに直接通信できることが望ましいであろう。例えば、消防士は基地局の信号が利用できない建物の中に位置しているかもしれない。他の救急隊員と通信するため、その消防士は1対1通信を強く望むであろう。別の例では、携帯電話システムのサービス区域ではない荒地で活動している調査および救助チームも1対1通信を強く望むであろう。
モバイル装置が1対1通信モードに入る様々な方法があり得る。例えば、モバイル装置はそのモバイル装置の位置において利用可能で、実行可能な(viable)いずれの基地局あるいはネットワーク要素で存在しないこと、例えば、所定の閾値時間よりも長い間所定の閾値レベル以下の弱い基地局パイロット信号を検出し、1対1モードに入ることができる。別の例として、ユーザが1対1モードに入るようモバイル装置に命じることができる。別の例として、基地局あるいは別のモバイル装置はそのモバイル装置に1対1モードに入るよう命令する信号を送信できる。モバイル装置が1対1モードに入るためにこれらの処理の1あるいは2以上が結合されあるいは選択されることができる。
ある研究は、暫定標準(Interim Standard(IS)−95)、米国電気通信工業会2000(TIA−2000)、米国電気通信工業会/米国電子工業会/暫定標準−856(TIA/EIA/IS−856)のようなCDMAの標準のような特定の標準において提供される標準の逆リンク変調にできる限り類似した変調形式を用いる周波数範囲と、逆方向リンクもしくはアップリンクとの内で1対1通信が行われるべきであることを確認した。
基地局信号がない状態でそのような1対1通信についての問題はその1対1送信器がCDMAのシステム時間のようなシステム時間との同期を欠くかもしれないことである。モバイル装置6X、6Yがどのようにシステム時間を取得することができるかははっきりしない。そのようなタイミング情報がない状態で、逆方向リンクを送信する受信器は、特にその受信器が典型的な基地局よりも少ない計算パワーを持つモバイル装置である場合、非実用的であるかもしれないところの、可能なPNのタイミングの非常に広大な空間(たとえば、242−1個の可能なタイミング仮定(hypotheses))を検索しなければならないかもしれない。
以下に検索の複雑さを減らして同期を得るための方法と装置とが記される。当該方法と装置とは通信システム内のモバイル装置の移動を効率よく考慮に入れることもできよう。当該方法と装置とは移動局が同期のためのシステム時間情報を要求する(あるいは受信することを期待する)ことができるがネットワーク要素を利用できない任意の通信システムに適用できよう。したがって、当該方法と装置とは1対1通信をサポートできる。
「典型的な」という言葉は本願では「例、実例あるいは図版としての役目を果たす」を意味するものとして使用される。「典型的な実施形態」として記される任意の実施形態は必ずしもここに記される他の実施形態より好ましいあるいは有利であると解釈されるべきではない。
図1は多数のセル2A−2Gを備える携帯電話通信システムの例を示す。各セル2は少なくとも1の対応する基地局によりサービスされる。図1のシステムはTIA−2000(1x)をサポートすることができる。別の実施形態において、図1のシステムは、移動局が1基地局からある時間に高レートパケットデータを受信しその移動局が時分割多重(TDM)の仕方で高レートパケットデータを送信する、高レートパケットデータ(HRPD)通信あるいは高データレート(HDR)通信をサポートすることができる。そのようなシステムは共同して譲渡された「高レートパケットデータ伝送の方法および装置(Method and Apparatus for High Rate Packet Data Transmission)」と題された米国特許第6574211号に記述されている。
(遠隔ユニット、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末あるいはAT、モバイル装置、モバイルユニット、移動電話、無線電話、携帯電話、ハンドヘルド装置、ラップトップ計算機、パーソナルデジタルアシスタント(PDAs)、等とも呼ばれる)様々な種類の移動局6は図1の通信システムの至る所に分布させられることができる。「移動局」は据付けの(stationary)あるいは固定位置の装置をも示すことができる。各移動局6は「順方向リンク」上に少なくとも1の基地局からの通信信号を受信し、「逆方向リンク」上に少なくとも1の基地局への通信信号を送信する。移動局6は無線データサービス加入者により操作される無線トランシーバを含んでもよい。
図2Aと図2Bとは図1の通信システムのサブシステムの例を説明する。図2Aにおいて基地局コントローラ10はパケット網インターフェイス24と、公衆交換電話網(PSTN)30と、通信システム内のすべての基地局4とインターフェイスで接続する(簡単のため図2Aにおいて1つだけ基地局4が示されている。)。基地局コントローラ10はその通信システム内の移動局6とパケット網インターフェイス24およびPSTN30に接続された他の利用者あるいはアプリケーションとの間の通信を調整する。PSTN30は(図2Bに示されていない)標準の電話網を通して利用者とインターフェイスで接続することができる。
基地局コントローラ10は多くのセレクタ要素14を含むことができるが、簡単のため図2Aにおいて1つだけ示されている。1あるいは2以上の基地局4と1の移動局6との間の通信を制御するよう各セレクタ要素14が割り当てられる。セレクタ要素14が移動局6に割り当てられていない場合、呼制御プロセッサ16は移動局6を呼び出す必要性を通知される。呼制御プロセッサ16はそれから基地局4に移動局6を呼び出すよう指示することができる。
データ発生源20は移動局6に送信されることになっているある分量のデータを含む。データ発生源20はそのデータをパケット網インターフェイス24へ供給する。パケット網インターフェイス24はそのデータを受信し、セレクタ要素14へ決まったルートで送る。セレクタ要素14はそのデータを移動局6と通信している各基地局4へ送信する。1実施形態において、各基地局4は移動局6へ送信されるべきデータを格納するためのデータキュー40を維持する。
そのデータはデータパケットでデータキュー40からチャネル要素42へ送信される。1実施形態において、順方向リンク上の「データパケット」は最大値が1024ビットである、(20ミリ秒のような)「フレーム」あるいは(約1.667ミリ秒のような)「タイムスロット」内で目的地の移動局6へ送信されるべきある分量のデータを指す。各データパケットに対して、チャネル要素42は関係のある制御フィールドを挿入することができる。1実施形態において、チャネル要素42はそのデータパケットと制御フィールドとを符号化し、一式の符号テイルビットを挿入する。データパケットと制御フィールドと巡回冗長検査(CRC)パリティビットと符号テイルビットとがフォーマットされたパケットを構成する。1実施形態において、チャネル要素42はそのフォーマットされたパケットを符号化し符号化されたパケット内のシンボルをインターリーブする(あるいは並べ替える)。1実施形態において、インターリーブされたパケットはウォルシュ(Walsh)符号でカバーされ(covered)、短擬似雑音同相(PNI)符号と短擬似雑音直角(PNQ)符号とで拡散される。拡散されたデータは、信号を直角変調し、フィルタし、増幅する無線周波数(RF)ユニット44に供給される。順方向リンク信号はアンテナ46を通して順方向リンク50上を放送によって送信される。
図2Bは図1の通信システム内の移動局6の例を示す。移動局6の他の構成が使用されることができる。図2Bにおいて、移動局6はアンテナ60で順方向リンク信号を受信しフロントエンド62内の受信器へ決まった経路で送る。受信器はその信号をフィルタし、増幅し、直角変調し、量子化する。デジタル化された信号はそれが短PNI符号と短PNQ符号とで逆拡散される復調器64に供給され、ウォルシュカバーでデカバーされる(decovered)。復調されたデータは基地局4においてなされた信号処理機能の逆、具体的には逆インターリーブと、復号化とCRC検査機能とを実行する復号器66に供給される。復号されたデータはデータシンク68に供給される。
図2Bの移動局6内のコントローラ76はアンテナ60を経由してフロントエンド62内の送信器による送信のためのデータを処理するためにデータ発生源70と、符号化器72と変調器74とを制御することができる。
順方向リンク上に、基地局4はCDMAの仕組み(scheme)を用いてその基地局4と関連づけられた残りの移動局を除外して移動局6の選択された1つあるいは複数に送信することができる。任意の特定の時点で、基地局4はその受信する基地局4に割り当てられた符号を用いることによりその移動局6の選択された1つあるいは複数に送信することができる。逆方向リンク上に、各移動局6は1つの基地局あるいは2以上の基地局へ送信することができる。各移動局6はゼロ、1あるいは2以上の基地局4と通信していることができる。
[長符号および短符号]
擬似雑音(PN)系列/符号は帰還シフトレジスタにより生成されることができる。既知の帰還シフトレジスタの2つの例はフィボナッチ(Fibonacci)の構成とガロア(Galois)の構成とを含む。一式のPN符号は最初のPN符号を一式の「オフセット」で連続的にシフトすることにより生成されることができる。
PN「長符号」は42ステージの帰還シフトレジスタにより生成される242−1チップの長さのような相対的に長い長さを持つ符号である。PN「短符号」は15ステージの帰還シフトレジスタにより生成される215−1チップの長さ、あるいはTIA−2000に記述されているような15ステージの帰還シフトレジスタにより生成され1チップ分の長さだけ増やされた215チップの長さのような相対的に短い長さを持つ符号である。長符号と短符号とは特定の移動局あるいはあるチャネルを同定するような様々な機能のために使用されよう。 PN系列と、長符号と、短符号とマスクとは、サミュエル C. ヤング(Samuel C. Yang)著「CDMA無線周波数システム工学(CDMA RF System Engineering)」、1998年、アーテックハウスパブリッシャーズ(Artech House Publishers)の21ページから58ページおよび98ページから99ページ、ホン・サム=リー(Jhong Sam Lee)、レナード E. ミラー(Leonard E. Miller)共著「CDMAシステム工学ハンドブック(CDMA Systems Engineering Handbook)」、1998年、アーテックハウスパブリッシャーズの543ページから617ページ、ビジェイ K. ガーグ(Vijay K. Garg)著「IS−95 CDMAおよびcdma2000 携帯電話/PCSシステムの実装(IS−95 CDMA and cdma2000 Cellular/PCS Systems Implementation)」、2000年、プレンティスホールPTR(Prentice Hall PTR)の24ページから31ページにさらに記述されている。
図3Aは図2Bの移動局74において実現されることができる符号化および変調要素の例を説明する。図3Aの符号化および変調要素はCDMA2000無線構成1および2(RC1およびRC2)に対応することができる。符号化要素と変調要素とはフレーム品質インジケータを付加するための要素360と、付加8符号化器361と、畳み込み(convolutional)符号化器362と、シンボル繰り返し器(repeater)363と、ブロックインターリーブ器(interleaver)364と、64アレイ(64−ary)直交変調器365と、データバーストランダム化器(randomizer)366と、長符号生成器367と、加算器368−370と、半チップ遅延371と、信号ポイントマッピング要素372A、372Bと、チャネル利得要素373A、373Bと、ベースバンドフィルタ374A、374Bと、乗算器375A、375Bと加算器(summer)376とを含むことができる。図3A内のこれらの要素のいくつかは下で述べる図3B内の要素と同様の機能を共有する。
図3Bは図2B内の変調器74として使用されることができる変調器216aの別の例を説明する。図3BはRC3とRC4とに適用することができる。変調器の他の種類と構成とは図2Bの移動局6で使用されることができる。逆方向リンクに関して、変調器216aは各符号チャネル(たとえば、トラフィックチャネル、同期チャネル、呼び出し(paging)チャネルおよびパイロットチャネル)に関するデータを、ユーザに特有のデータ(パケットデータ)とメッセージ(制御データ)とパイロットデータとをそれらのそれぞれの符号チャネルにチャネル化する(channelize)ための乗算器312によりそれぞれのウォルシュ符号Cchxでカバーする。各符号チャネルに関するチャネル化されたデータは、その符号チャネルの相対送信出力を制御するための相対利得ユニット314によりそれぞれの利得Gで調整されることができる。同相(I)パスに関するすべての符号チャネルに関して調整されたデータはそれからIチャネルデータを供給するための加算器316aにより合計される。直角(Q)パスに関するすべての符号チャネルに関して調整されたデータはQチャネルデータを供給するための加算器316bにより合計される。
図3Bは逆方向リンク用の拡散系列生成器320の実施形態も示す。拡散系列生成器320は送信の前に符号化されたシンボルをチップに拡散するために1つの長PN符号と2つの短PN符号とを使用する。具体的に言うと、長符号生成器322はその基地局に割り当てられた長符号マスクを受信し、その長符号マスクにより決定された位相で長PN系列を生成する。それから長PN系列はI拡散系列を生成するために乗算器326aによりIチャネルPN系列(短符号)と乗算される。長PN系列はまた遅延要素324により遅延させられ、乗算器326bによりQチャネルPN系列(短符号)と乗算され、要素328により2の係数でデシメーションされ(decimated)、Q拡散系列を生成するため乗算器330によりウォルシュ符号(C=+−)でカバーされさらにI拡散系列で拡散される。IチャネルPN系列とQチャネルPN系列とはすべての端末で使用される複素短PN系列を形作る。I拡散系列とQ拡散系列とはその基地局に特有の複素拡散系列Sを形作る。入力チップが1と−1とに変換される場合、図3Bの要素326aと326bとは「乗算」である。代わりに、入力チップが0と1とである場合、図3Bの要素326aと326bとは「排他的論理和」(XOR)である。
変調器216a内でIチャネルデータおよびQチャネルデータ(DchI+jDchQ)はI拡散データおよびQ拡散データ(DspI+jDspQ)を生成するために乗算器340により実行される複素乗算演算によってI拡散系列およびQ拡散系列(SkI+jSkQ)に拡散される。複素拡散演算は
spI+jDspQ=(DchI+jDchQ)・(SkI+jSkQ
=DchIkI−DchQkQ+j(DchIkQ+DchQkI) 式(1)
のように表現されることができる。
I拡散データとQ拡散データとは変調器216aにより送信器218aへ供給され調整される(conditioned)。送信器218aは図2Bのフロントエンド62内にある。信号の調整(conditioning)は、I拡散データとQ拡散データとをそれぞれフィルタ352aと352bとでフィルタすることと、フィルタされたIデータおよびQデータを乗算器354aおよび354bによりそれぞれcos(wt)およびsin(wt)でアップコンバートすることとを含む。乗算器354aと354bとからのI成分とQ成分とはそれから加算器356により合計され、さらに逆方向リンクの変調された信号を生成するため乗算器358により利得Gで増幅される。
本応用例は、長符号PN系列と短符号PN系列とのある特性を用いることによりほぼ正確な同期を得るための方法を提供する。いくつかの具体的な特性は、
(1)PN短符号はあるCDMAシステムにおいて32768チップごとに繰り返す、すなわち、短符号は215=32768チップの周期を持つ。チップ速度が1.2288メガチップ毎秒(Mcps)であるため、その周期は26.667ミリ秒の時間を表すことができる。代わりに、32768チップよりも少ないあるいは大きい周期を持つ他の短符号が使用される可能性がある。
(2)PN長符号は、その系列の、それ自身の時間シフトされたバージョンとの排他的論理和(XOR)が異なる時間シフト(相とも呼ばれる)を持つ同一の系列を作り出すという特性を持つ「最大長系列」である。
(3)複数の符号は論理0を1.0の利得に、論理1を−1.0の利得に変換することにより送信される信号に適用される。送信されるキャリアは結果として生じる(resulting)利得により乗算される。したがって、2つのPN系列の論理的な排他的論理和の演算は同等の利得の乗算に等しい。
を含むことができる。
上述の第2の特性は各移動局が特定の「長符号マスク」を使用してその移動局特有な(unique)逆方向リンク上のPN系列のタイミングを作るCDMAシステムにより最大限に活用される(exploited)。
図4は、図3Bにおいて長符号生成器322とマスクとを表すことができる長PN符号生成器400とマスク402との例を説明する。代わりに、長符号生成器とマスクとの他の構成が使用されることができる。各移動局6は、すべての他の移動局および基地局との時間同期において同一のPN系列(長さは242−1チップ)を作り出す42ビット長の帰還シフトレジスタ400(すなわち、1あるいは2以上のXORゲートを持つ42ステージの帰還シフトレジスタ)を持つ。帰還シフトレジスタはPN生成器あるいは状態機械と呼ばれることもある。
各移動局は特定の42ビットの長符号「マスク」402を使用して、逆方向リンクの送信のための拡散データに使用される長符号PN系列を作りだすために排他的論理和404により組み合わされるその42ビットの組み合わせ(42のシフトレジスタのステージの出力の組み合わせ)を選択する。その長符号マスクのそれぞれの値はすべての他の移動局により共有される同一の長符号PN系列のユニークな時間シフト(あるいは時間オフセット)を選択する。例えば、マスクが移動機器識別子(MEID)、国際移動局主体(identity)もしくは国際移動加入者主体(IMSI)あるいは電子通し番号(ESN)のようなその移動局と関連づけられている識別子の関数であることができる。各移動局にユニークな長符号マスクを割り当てることは2台の移動局が、ある時間が同期させられたPN系列を用いて送信しないことを保証する。
短符号(同相(I)要素用のものおよび直角(Q)要素用のもの)は図3Bに示されるように送信より前に排他的論理和により長符号と結合される。長符号と短符号との結合は、(受信器との距離に関する差異のため)2台の送信する移動局の間の時間遅延における差異がやがては(in time)合わせるPN系列に帰着しないことを保証する。長符号は合わせることがあるが、短符号はそうではない。したがって、長符号の時間シフトにおける非常に小さな差異に関してさえ符号の利得は保たれる。
以下の記述では受信した信号をPNチップ速度での複素サンプルのストリーム(複数のチップとも呼ばれる)として扱う。各逆方向リンクの送信の開始時にすべての情報シンボルが0に強制された「プリアンブル」が送信される。その送信された信号が単独でPN拡散系列から構成されるため、これは基地局あるいは他の受信器による信号の同期捕捉(acquisition)を容易にする。信号の同期捕捉をも促進するプリアンブルはフルレートで(信号が常に存在する)送信されうる。これらの条件の下で、受信した信号のi番目のチップは
=L(I+jQ)Aejφ+n
と表現されうる。ここで、Lは長符号等価(equivalent)利得であり、IとQとは短符号等価利得であり、Aejφはチャネル利得と位相とであり、nはその信号上に存在する雑音と干渉とを表す。長符号と短符号とのタイミングが既知である場合、その符号は符号利得項(terms)の複素共役を乗算することで受信した信号から除去されうる。ひとたびこれがなされると、雑音および干渉の影響はいくつかのチップに渡って結果を平均することで減らされうる。
1対1通信の場合のように、符号のタイミングが既知でない場合、いくつかの他の方法は、送信された信号の存在を検出するためにPN符号を除去することが必要とされるだろう。受信したエネルギーを測定するような相対的に過度に単純化した方法が使用されうるだろうが、とりわけ同様の種類の干渉者が存在する場合に、その方法は非常に明確でなくてその信号に関する有益な情報を提供できない。例えば、受信器が他のCDMAの送信も検出可能である位置にいることができることが可能である。その場合、信号の同期捕捉方法は他の移動局からの送信から要望されている1対1移動局の送信を識別することが必要である。
信号の同期捕捉のための別の相対的に単純な方法はすべての1対1送信の始めに既知のPN系列を送信することである。これは長符号レジスタに既知の値を設定し既知の長符号マスクを使用することにより実行されうるであろう。受信器は送信開始のタイミングを知らないため、その受信器は連続的に最初のPN系列を検索しなければならない。(雑音あるいは干渉のため)その始まりが捕らえられない可能性を考慮に入れるため、その受信器は最初のオフセットよりも後に生じるであろういくつかの系列を含む、そのPN系列の多数のオフセットを検索すべきである。
以下は上で究明された(identified)長符号の特性を用いることによる1対1RC1あるいはRC2送信の存在を同定する方法の記述である。一般にその方法は、長符号が使用され短符号が1あるいは2以上の期間の間待機することにより短符号が除去されうる任意のスペクトル拡散通信システムと共に実現されることができる。
まず、システムのタイミングを知ることなく、受信した信号から短符号を移動局の受信器が除去する問題は、短符号の周期的な特質、例えば短符号が32768チップごとに繰り返すことができる、を用いて取り扱われ(addressed)うる。図5は図1の移動局6Yにより使用されることができる受信した信号から短符号を除去する方法を説明する。その移動局は、受信した信号サンプルを32768チップの整数倍だけ後に又は前に受信されたサンプルの複素共役と乗算して、その結果の(雑音に対立するものとしての)信号部分から短符号を除去する。短符号のタイミングに関わらず、この方法はすべてのCDMA移動局に対して働く。
次に、上で述べたように最大長の系列のシフト特性を最大限に活用することにより長符号が除去されうる。これを行う1つの方法は、その長符号系列のすべてのビット(すなわちチップ)が先行する(preceding)42ビット(すなわちチップ)の線形関数であるという事実を使用することである。一例としてここでは42ビットが使用されるが他の数のビットが実施されることができる。したがって、受信した信号サンプルをその先行する42ビットから適切に選択されたサンプルのセットと乗算することはその結果の信号部分内の固定値に帰着するだろう。しかし、この操作は送信されている長符号オフセットと無関係であり、したがって通常のCDMAの移動局から1対1の移動局の識別を提供しない。
1対1の移動局にとって特有な結果を提供するため、1対1の移動局6X、6Yは以下の行為を実行することができる。
(A)図6Aと図6Bとは移動局が1対1モードで送信するためにデータを拡散するためにどのように2あるいは3以上の長符号マスク600、602の間で切り換える(alternate)かを説明する。図6Aにおいて、マルチプレクサ、スイッチあるいはセレクタ604は時間基準信号あるいはタイマ606に従って出力として2あるいは3以上のマスク600、602の間で連続的に(あるいは周期的に)選択する。一方の種類のCDMAの集積回路において、例えば長符号マスクが80ミリ秒ごとに変更されることができる。他方の種類のCDMAの集積回路において、長符号マスクは80ミリ秒未満あるいはそれより長く変更されることができる。80ミリ秒ごとに新たなマスクを計算する、あるいは参照テーブルからマスクを読み出すような代わりの方法が使用されることができる。
図6Bは図6Aを用いて上述された方法に対応する流れ図である。ブロック650において、その方法は、それぞれのマスクが有限の2進ビットの系列を備える第1のマスクと第2のマスクとを連続的に/周期的に選択する。代わりに、その方法は以前のマスクに基づくことができる新たなマスクを計算することができる。ブロック652において、その方法は第1のマスクに基づいて第1の擬似雑音符号を生成し、第2のマスクに基づいて第2の擬似雑音符号を生成する。ブロック654において、その方法は信号を形作るために第1の擬似雑音符号および第2の擬似雑音符号と、データとを連続的に乗算する。ブロック656において、その方法はその信号を無線で送信する。
(B)1対1移動局の受信器(あるいは図2Bにおける復調器64)は、図7Aと図7Bとに示され以下に記述されるように、受信した信号サンプルのそれぞれを第1のサンプルから固定の時間オフセットで受信した他の受信したサンプルあるいはそれらの複素共役のセットと乗算することにより検出信号を形作ることができる。その受信器(あるいは図2Bにおける復調器64)はそれから雑音と干渉との影響を減らすため多数の信号サンプル(あるいはチップ)にわたってその結果を平均することができる。その平均のための信号サンプルの数は当業者にとって既知の方法で決定されることができる。典型的な実施形態において、信号対雑音電力比は各信号サンプルに対して計測されあるいは見積もられる。Nサンプルの平均はNの倍率で増える信号対雑音電力比(出力あるいはエネルギー)を持つ。望ましい信号検出特性すなわち信頼性できる動作に関し十分に小さな誤りの確率をその平均の信号対雑音電力比が提供するのに十分に大きいようにNが選択されることができる。
乗算されるべき受信したサンプルに関する固定の時間オフセットはその結果の信号部分が定数であるように選択されるべきであり、この結果はサンプルの選択された時間オフセットと一致する仕方で送信器が長符号マスクを切り換える場合にのみ生じる。これは、2あるいは3以上の別個の長符号マスクに由来する系列から乗算されたサンプルのいくつかが生じるのに足りる長さであることを、いくつかの時間オフセットに要求することができる。
任意の2つの長符号マスクに関し、その結果の信号部分における定数を作り出す時間オフセットのいくつかの集合を見出すことができる。しかし、最適の性能のためだけでなく受信器の便利さのために、乗算されるサンプルの数を最小化することが望ましいであろう。このゆえに、まず時間オフセットの1集合を選択しそれから望ましい定数の結果を作り出すことになる長符号マスクを決定することが好ましいであろう。切り換え期間が80ミリ秒である場合、図7A(スケールが描かれていない)は使用されることができる時間オフセットの集合の1例を示す:
オフセットT1にあるサンプル(サンプル1)
オフセット32768+T1+X=T2にあるサンプル(サンプル2)の複素共役、ここでXは1から32767までの間の任意(ランダム)に選択された整数である
オフセット3×32768+T1+X=T3(すなわち、第1のサンプルの80ミリ秒後)にあるサンプル(サンプル3)
オフセット4×32768+T1=T4にあるサンプル(サンプル4)の複素共役
この例において、T1、T2、T3、T4のすべてが短符号の異なる繰り返しから生じるようにオフセットが選択される。これはその解が重要であること、すなわち2つの80ミリ秒の区間の中にある長符号マスクが単にその長符号PN系列を繰り返さないことを保証する。そのオフセットは、望まれた長符号特性を保つ80ミリ秒の区間の一部を最大化するよう選択されもする。そのサンプルの位置を選択する他の方法が可能であるが、サンプル間の時間が増加するにつれて送信器と受信器との間の時間および位相のドリフトにより結果が悪化させられることがあるかもしれない。
サンプル2と3とがそうするように、サンプル1と4とは同一の短符号の値を含む。このゆえにこれらのサンプルの一方を他方の複素共役と乗算することは、短符号を除去しこれらのサンプルに関する長符号の値の積のみを残す。4つのサンプルすべての積はそれならその4つのサンプルに関する長符号の値の積である。
2つの長符号マスクを見出すことが望ましい:一方は(80ミリ秒の境界から見て相対的に)オフセット0から3×32768−1までで使用される長符号マスクであり、他方は、3×32768から6×32768−1までの長符号マスクであり、これは0から2×32768−Xまでの期間にわたって4ビットの積が一定であるようにするためである。この問題は線形行列演算により解決されることができる。
を80ミリ秒の境界の時点での長符号レジスタの状態(「状態」は帰還シフトレジスタにおける42ステージの値を示す)を含む42ビットのベクトルとする。MとMLC0とMLC1とは、
Mは1チップだけ長符号レジスタの状態を進める行列である、すなわちRt+1=MRしたがってR=Mである。それで、Mはkチップだけ長符号レジスタの状態を進める行列である、
LC0とMLC1とは、与えられた長符号状態Rに関するそれぞれ長符号マスクLC0とLC1とにより生成されるPN系列の次の42ビットを創り出す行列である、として定義された42行42列のブール値行列とする。
上で定義されたその4つのサンプルの積の信号部分が定数であるために、その言及した区間内のすべてのT1に対して数式5である。
Figure 0004404931
ここで数式6はXOR関数である。
Figure 0004404931
この式は数式7に等しい。
Figure 0004404931
上の等式の右辺を因数分解し、最大長の系列に関しこの結果がすべてのRに対して成り立たなければならないことを認識することにより、未知の行列MLC1は数式8のように定義されることができる。
Figure 0004404931
ここで、Iは単位行列であり、数式9のように表現されることができる。
Figure 0004404931
長符号状態Rにより生成されるPN系列の第1ビットを創り出すMLC1行列の第1行は第2の望ましい長符号マスクに等しい。第1の長符号マスク(MLC0の第1行)は移動局のESNの関数のような任意の恣意的に選択された非0の値であることができる。
したがって、この処理は、マスクの各対が使用される期間にわたる掛け算処理によりその長符号が除去されうるという同様の特性を有する3以上の長符号マスクの連鎖を創り出しつづけることができる。
80ミリ秒ごとに3以上のサンプルを持つ代わりの実施形態は同様の仕方で得られることができる。同様に、CDMAの実施は、この方法の適応性を変更することなく80ミリ秒より、より頻繁にあるいはより少ない頻度で長符号マスクが変更されうる状態で開発されることができる。
例えば、元々のサンプルが変化させられて(conjugated)いない場合、複素共役と共に上に記した4つのサンプルにすぐに続くサンプルも含まれていること、そして逆もまた同様、を仮定しよう。この例において、1チップ時間にわたるドリフトのみが結果に残るため、チャネル内の任意の位相ドリフトあるいは送信器もしくは受信器における周波数誤差が最小化されることもできる。
しかし、結果における雑音項も乗算されるため、掛け算の項数を増やすことは低信号対雑音電力比において性能の点で不利益を持つかもしれない。この非線形動作はFM放送受信器に見られるように、典型的には、受信した信号対雑音電力比が閾値レベルより下である場合にその積における信号対雑音電力比が非常に急速に落ち込む「閾値効果」を引き起こす。実際、これはこの技法の有用性をその信号対雑音電力比がその閾値の近くあるいは上のほうである場合に限定する。幸運にも、この技法が最も必要とされる場合は、携帯電話サービスが利用可能でなく正規のCDMA電話からの干渉がずっと少ないであろう場合である。携帯電話サービスが利用可能である状況では、送信器と受信器とはCDMAのシステム時間を利用できるべきであり、基地局で使用される同一の同期捕捉処理を使用できる。
図7Bは図7Aを用いて上述された方法に対応する流れ図である。ブロック750において、その方法は、第1の擬似雑音符号と第2の擬似雑音符号と第3の擬似雑音符号とにより拡散された複数のデータサンプルを備える信号を無線で受信する。ブロック752において、その方法は、それぞれ第1の受信したデータサンプルを第2の受信したデータサンプルの複素共役、第3の受信したデータサンプルおよび第4の受信したデータサンプルの複素共役と乗算する。第2の受信したデータサンプルは第1の受信したデータサンプルから第2の擬似雑音符号の長さに整数Xを加算しただけの時間オフセットである。第3の受信したデータサンプルは第1の受信したデータサンプルから第2の擬似雑音符号の長さに3を掛けたものに整数Xを加算しただけの時間オフセットである。第4の受信したデータサンプルは第1の受信したデータサンプルから第2の擬似雑音符号の長さに4を掛けただけの時間オフセットである。ブロック754において、その方法は、第1のサンプルと第2のサンプルと第3のサンプルと第4のサンプルとの積をいくつかの他の積に渡って平均することができる。
ここで述べた見地(aspect)は、IS−95、CDMA 2000、CDMA 1x EV−DO(最適エボリューションデータ、Evolution Data Optimized)あるいは、長符号が使用され1あるいは2以上の期間の間待機することにより短符号が除去されうる任意のスペクトル拡散通信システムのような1あるいは2以上の標準に基づく通信システムに適用できよう。
ここで述べた方法は、より複雑な線形拡散に拡張されることができる。例えば、TIA−2000の逆方向リンクとRC3とRC4とのために使用される拡散方法はRC1とRC2とにおけるよりもより複雑な仕方で長拡散符号と短拡散符号とを利用する。RC3とRC4とにおいて、連続する複素変調チップにおける拡散がちょうど±90度だけ変化するようにその拡散は明示的に設計された。したがって、1チップに対する複素拡散倍率と続くチップに対するその拡散倍率の複素共役との積は位相角の違いにのみ依存し、このゆえに常に虚数である。さらに、この積はそのチャネル内でもたらされた任意の位相オフセットに依存しない。これは受信した逆方向リンクパイロット信号を、その符号が短符号と長符号との少数の連続したチップの排他的論理和のみに依存する単一の虚数に減らす。最大長のPN系列からの多数のチップの排他的論理和が既知の固定時間の遅延を持つ同一のPN系列に帰着するため、本明細書の方法は上述の複素乗算が連続する80ミリ秒間隔にわたって同一の相関特性を有するための長符号系列を作り出すために使用されることができる。
当業者は情報と信号とが様々な異なった技術と技法との内の任意のものを用いて表されることができることが理解するだろう。例えば、上記の記述の全体にわたって言及されているであろうデータ、命令、指令、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光学場もしくは光学粒子、またはこれらの任意の組み合わせで表されてもよい。
当業者は、ここに開示される実施形態に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール回路およびアルゴリズムのステップが電子的ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組み合わせとして実現されうることがさらに理解されるであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明瞭に解説するために、様々な例示的な要素、ブロック、モジュール、回路およびステップを一般的にそれらの機能性の点から上述した。そのような機能性がハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課せられた設計上の制約および特定の応用例次第である。熟練工は、記述された機能性を各々の特定の応用例について様々な方法で実現できるであろうが、そのような実現にあたっての決定は本願の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
ここに開示された実施形態と関連して述べた、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)あるいは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア要素、あるいはここに記載された機能を実行するように設計されたこれらのあらゆる組み合わせにより実現され、あるいは実行されることが可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、別の例では、そのプロセッサは、任意の従来プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機械であってもよい。また、プロセッサは、計算装置の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSPコアと連動する1あるいは2以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、あるいは任意の他のそのような構成として実現されることができる。
ここにおいて開示された実施形態と関連して記載された方法あるいはアルゴリズムの働きは、直接にプロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、ハードウェアであるいはそれら2つの組み合わせで具体化されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的にプログラム可能なROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、あるいは当技術分野で既知の任意の他の種類の記憶媒体内にあって(reside)もよい。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み出したり、その記憶媒体へ情報を書き込んだりするように、プロセッサと結合される。別の例では、記憶媒体はそのプロセッサと一体であり得る。そのプロセッサとその記憶媒体とがあるASIC内にあってもよい。そのASICがユーザ端末にあってもよい。別の例では、そのプロセッサとその記憶媒体とがユーザ端末内の個別の要素としてあってもよい。
開示した実施形態の先行する記載はいかなる当業者でも本願を構成あるいは利用できるように提供される。これらの実施形態に対する様々な変形例は、当業者にとっては容易に明白であるだろうし、ここで定義された一般的な原理は、本願の精神と範囲とから逸脱することなく適用できる。したがって、本願は、ここで示した実施形態に限定されることを意図したものではなく、ここに開示した原理と新規な特徴と合致する最も広い範囲と一致すべきものである。
携帯電話通信システムの例を示す。 図1の通信システムにおける基地局コントローラと基地局装置との例を示す。 図1の通信システムにおける移動局の例を示す。 図2Bの移動局内に実現されることができる変調器の例を説明する。 図2Bの移動局内に実現されることができる変調器の別の例を説明する。 図2Bの移動局内に実現されることができる長擬似雑音符号生成器とマスクとの例を説明する。 図1の移動局により使用されることができる受信された信号から短符号を除去する方法を説明する。 1対1送信の前にデータを拡散するための2あるいは3以上のマスクの間で切り換える移動局を説明する。 図6Aに対応する流れ図である。 図6Bの流れ図を実現するよう構成されている移動局あるいは装置を説明する。 受信した信号から長符号を除去する、移動局の方法を説明する。 図7Bに対応する流れ図である。 図7Bの流れ図を実現するよう構成されている移動局あるいは装置を説明する。
符号の説明
2A−G…セル、4、4A−G…基地局、6、6A−J…移動局、6X、Y…モバイル装置、10…基地局コントローラ、12A、12B…チャネルスケジューラ、14…セレクタ要素、16…呼制御プロセッサ、20、70…データ発生源、22、68…データシンク、24…パケット網インターフェイス、30…公衆交換電話網、40…データキュー、42…チャネル要素、44…無線周波数ユニット、46、60…アンテナ、50…順方向リンク、62…フロントエンド、64…復調器、66…復号器、72…符号化器、74、216a…変調器、76…コントローラ、218a…送信器、312a−d、326a、326b、330、340、354a、354b、358、375A、375B…乗算器、314b−d…相対利得、316a、316b、356、376…加算器、320…拡散系列生成器、322…長符号生成器、324…1チップ遅延、328…2をデシメーションする、352a、352b…フィルタ、360…フレーム品質インジケータを付加、361…付加8符号化器テイルビット、362…畳み込み符号化器、363…シンボルの繰り返し、364…ブロックインターリーブ器、365…64アレイ直交変調器、366…データバーストランダム化器、367…長符号生成器、368、369、370…加算器、371…1/2PNチップ遅延、372A、372B…信号ポイントマッピング、373A、373B…チャネル利得、374A、374B…ベースバンドフィルタ、400…長PN系列生成器、402…42ビット長符号マスク、404…排他的論理和、500…複素乗算、600…PN長符号マスクLC0、602…PN長符号マスクLC1、610…PN長符号マスクN、604…マルチプレクサ、スイッチあるいはセレクタ、606…タイマあるいはタイムシグナル、650、652、654、656、750、752、754…ブロック

Claims (17)

  1. 下記を備える装置:
    規則的に間隔を設けた時間区間において、第1のマスクと第2のマスクとの間で連続的、かつ周期的に選択をするためのセレクタ、ここで、それぞれのマスクが有限の2進ビットの系列を備える;
    前記第1のマスクを受信して第1の擬似雑音符号を生成し、前記第2のマスクを受信して第2の擬似雑音符号を生成するための生成器;
    信号を形作るために前記第1の擬似雑音符号および前記第2の擬似雑音符号と、データとを連続的に乗算するための第1の乗算器;および、
    前記信号を無線で送信するための送信器、
    ここにおいて、前記生成器は線形帰還シフトレジスタと、複数のANDゲートと、複数の排他的論理和ゲートとを備え
    前記第2のマスクが前記第1のマスクの関数であり、前記第2のマスクが
    Figure 0004404931
    数式1で示されるブール値行列M LC1 の第1行に等しい、
    LC0 とM LC1 とは前記線形帰還シフトレジスタの与えられた状態Rに対する前記第1のマスクと前記第2のマスクとにより生成される擬似雑音系列の次のNビットを創り出す行列であり、
    Iは単位行列であり、
    Figure 0004404931
    数式2はXOR関数であり、
    T2 は前記線形帰還シフトレジスタの前記状態からT2チップだけ進んだ行列であり、
    T2は第3の擬似雑音符号の長さに整数Xを加えたものに等しく、
    T3 は前記線形帰還シフトレジスタの前記状態からT3チップだけ進んだ行列であり、
    T3は前記第3の擬似雑音符号の前記長さに3を掛けたものにXを加えたものに等しく、
    T4 は前記線形帰還シフトレジスタの前記状態からT4チップだけ進んだ行列であり、
    T4は前記第3の擬似雑音符号の前記長さに4を掛けたものに等しい。
  2. 前記第1のマスクが前記装置と関連づけられている識別子の関数である請求項1に記載の装置。
  3. 前記セレクタが80ミリ秒の間前記第1のマスクを選択し、それから80ミリ秒の間前記第2のマスクを選択し、そして繰り返す請求項1に記載の装置。
  4. 前記セレクタが80ミリ秒の間前記第1のマスクを選択し、それから80ミリ秒の間前記第2のマスクを選択し、それから80ミリ秒の間第3のマスクを選択する請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1の擬似雑音符号および前記第2の擬似雑音符号のそれぞれが2−1の長さを有する、
    Lは前記線形帰還シフトレジスタのステージ数に等しい、
    請求項に記載の装置。
  6. 前記Lが40より大きい請求項5に記載の装置。
  7. 下記を備える装置:
    第1の擬似雑音符号と第2の擬似雑音符号と第3の擬似雑音符号とにより拡散された複数のデータサンプルを備え、請求項1記載の送信器により送信された信号を無線で受信するための受信器;および、
    それぞれ第1の受信したデータサンプルを第2の受信したデータサンプルの複素共役、第3の受信したデータサンプルおよび第4の受信したデータサンプルの複素共役と乗算するための乗算器、ここで、前記第2の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第3の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに3を掛けたものに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第4の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに4を掛けただけ時間オフセットされる。
  8. さらに、前記第1のサンプルと前記第2のサンプルと前記第3のサンプルと前記第4のサンプルとの積をいくつかの他の積に渡って平均するための要素を備える請求項7に記載の装置。
  9. 下記を備える装置:
    第1の擬似雑音符号と第2の擬似雑音符号と第3の擬似雑音符号とにより拡散された複数のデータサンプルを備え、請求項1記載の送信器により送信された信号を無線で受信するための受信手段;および、
    それぞれ第1の受信したデータサンプルを第2の受信したデータサンプルの複素共役、第3の受信したデータサンプルおよび第4の受信したデータサンプルの複素共役と乗算するための乗算手段、ここで、前記第2の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第3の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに3を掛けたものに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第4の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに4を掛けただけ時間オフセットされる。
  10. 下記を備える方法:
    規則的に間隔を設けた時間区間において、第1のマスクと第2のマスクとの間で連続的かつ、周期的に選択をすること、ここで、それぞれのマスクが有限の2進ビットの系列を備える;
    前記第1のマスクに基づいて第1の擬似雑音符号を生成すること;
    前記第2のマスクに基づいて第2の擬似雑音符号を生成すること;
    信号を形作るために前記第1の擬似雑音符号および前記第2の擬似雑音符号と、データとを連続的に乗算すること;および、
    前記信号を無線で送信すること、
    ここにおいて、前記第2のマスクが
    Figure 0004404931
    数式3で示されるブール値行列M LC1 の第1行に等しい、
    LC0 とM LC1 とは線形帰還シフトレジスタの与えられた状態Rに対する前記第1のマスクと前記第2のマスクとにより生成される擬似雑音系列の次のNビットを創り出す行列であり、
    Iは単位行列であり、
    Figure 0004404931
    数式4はXOR関数であり、
    T2 は前記線形帰還シフトレジスタの前記状態からT2チップだけ進んだ行列であり、
    T2は第3の擬似雑音符号の長さに整数Xを加えたものに等しく、
    T3 は前記線形帰還シフトレジスタの前記状態からT3チップだけ進んだ行列であり、
    T3は前記第3の擬似雑音符号の前記長さに3を掛けたものにXを加えたものに等しく、
    T4 は前記線形帰還シフトレジスタの前記状態からT4チップだけ進んだ行列であり、
    T4は前記第3の擬似雑音符号の前記長さに4を掛けたものに等しい
  11. 前記第2のマスクが前記第1のマスクの関数である請求項10に記載の方法。
  12. 選択することが、80ミリ秒の間前記第1のマスクを選択し、それから80ミリ秒の間前記第2のマスクを選択し、そして繰り返すことを備える請求項10に記載の方法。
  13. さらに、前記第1および第2の擬似雑音符号に第3および第4の擬似雑音符号を連続的に乗算することを備え、
    前記第1の擬似雑音符号と前記第2の擬似雑音符号とはそれぞれ、第3の擬似雑音符号および前記第4の擬似雑音符号のそれぞれより長さの点で長い、
    請求項10に記載の方法。
  14. 下記を備える方法:
    第1の擬似雑音符号と第2の擬似雑音符号と第3の擬似雑音符号とにより拡散された複数のデータサンプルを備え、請求項10記載の方法により送信された信号を無線で受信すること;および、
    それぞれ第1の受信したデータサンプルを第2の受信したデータサンプルの複素共役、第3の受信したデータサンプルおよび第4の受信したデータサンプルの複素共役と乗算すること、ここで、前記第2の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第3の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに3を掛けたものに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第4の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに4を掛けただけ時間オフセットされる。
  15. さらに、前記第1のサンプルと前記第2のサンプルと前記第3のサンプルと前記第4のサンプルとの積をいくつかの他の積に渡って平均する請求項14に記載の方法。
  16. 実行された際に装置に対して、下記を備える方法を実行させる命令がその上に符号化されているコンピューター可読記憶媒体:
    第1の擬似雑音符号と第2の擬似雑音符号と第3の擬似雑音符号とにより拡散された複数のデータサンプルを備え、請求項10記載の送信方法により送信された信号を無線で受信すること;および、
    それぞれ第1の受信したデータサンプルを第2の受信したデータサンプルの複素共役、第3の受信したデータサンプルおよび第4の受信したデータサンプルの複素共役と乗算すること、ここで、前記第2の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第3の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに3を掛けたものに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第4の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに4を掛けただけ時間オフセットされる。
  17. 装置に関して複数の命令を実行するプロセッサー、該複数の命令は下記を備える:
    第1の擬似雑音符号と第2の擬似雑音符号と第3の擬似雑音符号とにより拡散された複数のデータサンプルを備え、請求項10記載の送信方法により送信された信号を無線で受信すること;および、
    それぞれ第1の受信したデータサンプルを第2の受信したデータサンプルの複素共役、第3の受信したデータサンプルおよび第4の受信したデータサンプルの複素共役と乗算すること、ここで、前記第2の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第3の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに3を掛けたものに整数Xを加算しただけ時間オフセットされる、前記第4の受信したデータサンプルは前記第1の受信したデータサンプルから前記第3の擬似雑音符号の長さに4を掛けただけ時間オフセットされる。
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