JP4404459B2 - 局所的に調節されたハーフトーンを用いてカラー画像を印刷する方法及び装置 - Google Patents

局所的に調節されたハーフトーンを用いてカラー画像を印刷する方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、多数のデジタル的に特定されたセパレーションを重ね合わせることによって、又は印刷カラー画像で形成されるカラー画像を印刷する方法と装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
このような方法では、カラー画像は矩形ラスタに配置される画素によって表され、画素の値は色空間における座標値としてカラーを特定する。
【0003】
このようなカラー画像から印刷を形成するには、まず、各画素が印刷装置のインクの色に順応された、色空間における座標値(以下に印刷カラーとよぶ)を特定するためにデジタル画像データが計算される。この座標値は各印刷カラーの拡がりの程度を特定し、従来は8つの2値ビットで示される。カラー印刷装置の多くは、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラック(Y、M、C、K)の印刷カラーを使用するが、通常は上記のカラーと、更にレッド、ブルー、グリーン(R、B、G)のより多くの印刷カラーを含む印刷装置もある。別々の印刷カラーの画素値から形成される部分的な画像はセパレーションと呼ばれる。
【0004】
このように計算されるデジタル画像データは、次に印刷装置を制御するために使用される。異なるセパレーションは、連続的にインク画像に変換され、組み合わされて通常は紙である画像土台に固定され、印刷カラーを光混合することによって共同でマルチカラー画像を形成する。
【0005】
デジタル画像データを計算する際において、まず各セパレーションに対して計算され、各セパレーション内の各画素の値は拡がり範囲、従って8つの2値ビットの光学濃度、即ち256通りの可能な値を特定する。通常最もよく使用される電子写真式印書装置又はインクジェット印刷装置のような印刷装置は2値画素値、つまり「インク有」及び「インク無」、又は「0」及び「1」しか処理できない。従って8ビット画素値は、印刷装置によって処理可能なように2値画素に変換されるべきである。
【0006】
印刷画像の陰影のある全体の印象を損なうことなく、多値画素を2値画素に変換する様々な技術が利用可能である。これらの全ての技術は、多数の小さいドットによって形成される画像を、人間は一様な面として観るという人間の眼の積分力を利用する。これらの技術は、一般的に「ハーフトーン処理」として言及される。公知の技術には、白黒の画素の規則的なパターンが印刷されるディザリング、及び比較的高い値を有する画素のみが実際に印刷される閾値化とがある。後者の技術は、しばしば誤差伝播により補われ、丸め誤差は、これから処理される画素に伝えられる。
【0007】
ディザリング技術は、一様な面を再現するには非常に好適であり、しかしその本質的に低い解像度のために、鋭いエッジには好適ではない。
【0008】
閾値化技術は、鋭い遷移を良好に再現し、更にはそれらをある限度にまで強調するが、最低値乃至最高値の拡がりの程度を有する一様な面は、上記二つの極端値のうち一つに、陰影することなく強制的に向けられる。
【0009】
閾値化と誤差伝播を組合わせた技術は、鋭い遷移のために非常に好適である。一様な面も、しばしば幾つかのノイズがあるが、そこで適度に再現される。しかし、これはディザリングの高い品質基準にまでは到らない。
【0010】
上記技術は文献に詳細に説明されるので、更なる説明をしない。
【0011】
全ての種類の画像情報を良好に再現するには、局所画像の種類に依存して両方の技術を使用できることが好適である。これは、例えば米国特許出願第4930007号に開示される。
【0012】
上記特許から公知である方法では、カラー画像は画素の小さなブロックに分割され、各ブロックにおいて画像の主な種類はK信号(「ブラック」信号は、通常、画像のコンテントを最も強く決める)によって決められる。エッジが主なブロックにおいては、閾値化が全てのセパレーションに使用され、一方で他のブロックにおいてはディザリングが全てのセパレーションに使用される。この方法によって、画像内のエッジは、画像品質が改善されるように、鋭い遷移を最適に再現できる技術を用いて印刷される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従って、この方法では、全てのセパレーションが同様に、即ち同じハーフトーン技術によって処理される。しかし、これによって望ましくない効果がもたらされる場合もある。これは例によって説明する。
【0014】
カラー遷移する時点において、セパレーションの少なくとも一つがしばしば遷移を超えて延在する。例えば(マゼンダとシアンを重ね合わせることによって形成される)ブルーの面が、(マゼンダとイエローによって形成される)レッドの面と隣接すると、シアンのセパレーション及びイエローのセパレーションはそれぞれ鋭いエッジを有し、一つの面のマゼンダのセパレーションは他の面に好適には、異なる拡がりの程度で延在する。カラー遷移を主に占めるシアンのセパレーション及びイエローのセパレーションは、閾値化のエッジを強調する効果から利益を得、遷移がない若しくは実際上ないマゼンダのセパレーションでは、閾値化は面を再現するのにあまり好適ではなく、従って面特徴の閾値化は正に誤った選択である。隣接する画素は面に最適であるディザリングによって処理され、元の画像に対応せず、従って印刷品質に負の効果をもたらす濃度遷移がマゼンダ画像に導入される。
【0015】
本発明は、カラー遷移をシャープにそして忠実に印刷する際に生じる問題の解決策を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明によると、エッジ遷移において各画素と各セパレーションに対して面再現、又はエッジ再現に最適なハーフトーン技術が、セパレーションがエッジ遷移の局所的遷移強度内の当該の画素の位置でエッジ遷移に影響する範囲に基づいて選択される。
【0017】
この効果は、各セパレーション内でハーフトーン方法は、処理するための画素が属する画像情報に対してそれぞれ最適化されることである。結果として、可能な限り障害となるアーティファクトが制限される。本発明では各画素が別々に選択されるので、更に、方法が局所的効果に十分に従うことが可能なようになる。
【0018】
上記のように選択される画素は、エッジ遷移に沿う狭い帯、最高3画素の幅を有する帯に設けられることが好適である。
【0019】
実施例では、エッジ遷移のために最適化されるハーフトーン技術は、そのセパレーションがエッジ遷移で支配的である画素のエッジ遷移内で使用され、面再現のために最適化される技術は、エッジ遷移の外側で使用される。一方で、面再現に最適化される上記ハーフトーン技術は、エッジ遷移に寄与しない又は最小限で寄与するセパレーションの画素のために一貫して使用される。
【0020】
カラー遷移へのセパレーションによる寄与は、画像上で人間の眼に与える影響によって測定される。
【0021】
更なる実施例において、更に、エッジ遷移の局所的遷移強度はセパレーションに対して検査され、そしてエッジ再現のために最適化されるハーフトーン技術は、カラー遷移における所定の値を超える全てのセパレーションを処理するために使用されて、そうでない場合は、セパレーションは面再現のために最適化されるハーフトーン技術によって処理される。従って、この方法によって、不明確なセパレーションに属する画素は、遷移濃度が高い場合、エッジ再現に最適化されるハーフトーン技術によって処理される場合がある。
【0022】
支配的なセパレーション以外のセパレーションの画素がエッジ再現のために最適化されるハーフトーン技術で処理される第2の評価法は、第1の評価法でエッジとして既に認識される領域でのみ行なわれる。これによって、ノイズのような画像内の小さな障害が増倍されることが阻止される。
【0023】
ハーフトーン処理における上記の問題以外に、カラー遷移はしばしば印刷システム内の位置合わせ誤差によって悪影響を受ける。
【0024】
印刷装置において、位置合わせ、即ちセパレーション画像の相互位置は、重要な要素である。通常、印刷装置はセパレーションを重ね合わせる機械的システムを含み、これらのシステムの機械的公差は、位置合わせで常に小さなエラーを生ずる。画像信号の解像度が非常に高いので、これは印刷画像内に可視的な障害をもたらす。
【0025】
障害の一つのケースは、例えば互いに隣接されるべきカラーが、互いに(僅かに)離間して印刷されることである。従ってカラーの間に白紙が可視となる。
【0026】
多数のセパレーションで形成されるカラー面の境界が鮮明である場合、位置合わせ誤差はセパレーションの一つをシフトさせ、境界から外れたエッジとしてカラーが可視になることを引き起こす。
【0027】
グラフィックの世界においては、画像信号を調節することによって、位置合わせ誤差による障害を修正する技術が公知である。この目的を達成するためには、二つのカラーの間の遷移において、最も明るいとされるカラー(以下に支配的でないカラーとされる)は、他の支配的なカラーの領域内で短い距離に亘って連続する。支配的なカラーは、支配的でないカラーより重要なので、オーバーラップする領域では、支配的でないカラーは不可視、又は実際的に不可視である。位置合わせ誤差によって互いに関係してセパレーションが移動する場合、空いた領域がどれも支配的でないカラーによって覆われるので位置合わせ誤差が目立たない。カラー印刷産業におけるこの技術は、例えば「トラピング」として公知である。
【0028】
上記の調節されたものが、例えば米国特許出願第4583116号に開示される。この公知の方法では、2つのカラー間の輪郭又は境界のために、輪郭を決めるセパレーションが決められる。これらのセパレーションは、他のセパレーションのために、暗い側の輪郭に沿ってある狭い帯内に位置する画素の値が明るい側の輪郭と隣接する画素の値に置換される間は変化しない。従って、より明るいカラーは暗いカラーの下に短い距離で広がるように見え、一方で輪郭の暗い側上の他のセパレーションは幾分押し戻される。トラピングすることによって、画像信号を印刷装置に好適な2値画像信号に変換することは、ここでは説明しない。
【0029】
本発明による方法は、トラピングと共に最高の効果と結びつけることが可能である。本発明の方法が、トラピング操作の後に単に行なわれる場合、後者の処理において生成される不明確な セパレーションの拡散される領域が、それらの外側のエッジに沿ってのみ閾値化され、従ってこの場合に限っては外側のエッジが強い遷移を形成する。従って、不明確なセパレーションはエッジ遷移の位置においてディザリングされ、均整な接続が得られる。
【0030】
更なる実施例においては、トラピングとハーフトーンは一体化することが可能であり、トラピングによって形成される領域拡散は、自動的に完全にディザされる。
【0031】
本発明は、添付図と制限されない実施例を参照し詳細に説明する。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるデジタル複写装置とカラー画像のための印刷装置の当該の部分を示す図である。走査機10は、ドキュメント11を上記走査機が走査する間に発生するデジタル画像データを記憶するメモリ30に接続される。ネットワークインタフェース20も、メモリ30に接続され、メモリ30には、ネットワークインタフェース20が、例えばワークステーション(図示しない)からデジタルネットワーク21を介して、印書ファイルを処理する際に発生させるデジタル画像データが記憶される。メモリ30は、メモリ30からの画像データを読出して処理することができる処理装置40に接続される。処理装置40は、次に印刷装置50に接続されて、そこに処理された画像データを送る。
【0033】
走査機10及びネットワークインタフェース20は、画素の値、即ち矩形グリッド内に設けられ、画像を表す画像ドットによってデジタル画像データを送る。各画素におけるレッド、グリーン及びブルーのカラーの明度値は、一色につき8ビットの慣例に従って特定される。
【0034】
一般的に、走査機やネットワークインタフェースは文献から公知なので、ここでは詳細に説明しない。
【0035】
処理装置40において、画像データファイルは、画像保持体、通常は紙に設けられる印刷装置50を介して印刷するのに好適なように作られる。このように印刷物51が形成される。
【0036】
印刷装置51に送られるデジタル画像データは、画素値の形態で、画像の各画素は、印刷装置のインク/トナーのカラー(以下に「印刷カラー」と呼ぶ)のためにインク若しくはトナー粉の拡がりを特定する。通常は、二つの拡がり値、即ちインクが拡がってきるか又は拡がっていないかを達成することが可能なので、2値値(1又は0)が各カラーのために十分である。これは、処理装置40と印刷装置50間に行なわれるデータ伝達を示す矢印を、8ビット表現を使用して示される他の装置間のデータ伝達と異なるようにすることによって図1に示される。
【0037】
様々な種類の印刷装置が、文献から公知である。それらの多くが、シアン、マゼンダ、イエロー及びブラック(CMYK)の印刷カラーと共に機能する。上記に加えて、レッド、グリーン及びブルーの印刷カラーを有する装置も在る。印刷装置で使用されるように適合される最も公知な印刷技術は、電子写真式装置、インクジェット式装置及びダイレクト誘導式装置である。これらの技術による装置は、一般的に文献から公知である。特に、ダイレクト誘導技術に関する装置の例は、欧州特許出願第0373704号に開示される。
【0038】
処理装置40は、図2を参照し以下により詳細に説明される。
【0039】
メモリ30は、画像ライン、即ち隣接する画像の画素の行によって読み出される。読み出された画像データは、画像処理モジュール42、セパレーションモジュール43、トラピングモジュール44及びハーフトーンモジュール45で次々と処理され、その後印刷装置50に伝達される。エッジ/面認識モジュール41はメモリ30から直接画像データを受け取り、そのデータから制御信号を計算し、その信号は、画像処理モジュール42、分析モジュール46及びハーフトーンセグメンテーションモジュール47に送られる。分析モジュール46はセパレーションモジュール43からも画像データを受け取り、分析モジュール46自体もトラピングモジュール44及びハーフトーンセグメンテーションモジュール47に制御信号を送る。エッジ/面認識モジュール41及び分析モジュール46からの上記制御信号のみならず、ハーフトーンセグメンテーションモジュール47は、更にトラピングモジュール44からも画像データを受け取り、次にハーフトーンモジュール45に制御信号を送る。
【0040】
図2の回路において、データの流れと処理操作のために必要なところでは、バッファメモリ及びシフトレジスタが設けられる場合もある。上記構成素子は、図の性質上及び処理操作の説明において不可欠ではないので示されない。
【0041】
各画素において、エッジ/面認識モジュール41は、その画素が面内であるか又はエッジ上であるかを決める。この目的のために、R、G及びBにおける画素値の変化は例えば5×5の近傍の小さな領域で計算され、所定の閾値と比較される。閾を超える場合、これはエッジの位置を示す。R、G及びBの値を使用する代わりに輝度を使用することが可能であり、それにはまず座標を変換することが必要となる。この場合、エッジを画成するためにグリーンの信号の強度を、それは輝度と良好に一致するので、用いることが容易である。
【0042】
上記の演算の結果は、画像処理モジュール42、分析モジュール46及びハーフトーンセグメンテーションモジュール47に送られる。
【0043】
次に画像データは、画像処理モジュール42内で処理され、そこで局所的調節フィルタリング及びコントラスト強調が行なわれる。このような処理操作は、デジタル複写機のための画像処理の技術的分野において一般的に適用されるが、本発明においては、不可欠ではなく、従って詳細には説明しない。ネットワークインタフェース20によって運ばれる画像処理は、原則的には更なる調節を必要としないので、処理されることなく送られる。この処理のためにデータ内のラベルによって区別される。
【0044】
カラー理論の規則を適用することにより、RGB値で示される各画素は、次のセパレーションモジュール43において印刷カラー、より正確にはCMYK値に変換される。従ってCMYK画像データは8ビットの深さを有する4つのチャネルとして特定される。
【0045】
全ての画素の特定の印刷カラーの拡がり値を特定するラスタ画像は、「セパレーション」と呼ばれる。
【0046】
使用される印刷処理装置に依存して、例えば既に上記される7色の装置のような他のカラー特定装置を使用する場合もある。
【0047】
セパレーションの画像データは、分析モジュール46及びトラピングモジュール44に平行して送られ、上記トラピングモジュール44では位置合わせ誤差を補償するための処理操作が行なわれる。このような位置合わせ誤差は、印刷装置で起こるように、インク画像が画像保持体に対して連続的に塗布されるような機械装置において常に起こる。
【0048】
「トラピング」は、二つのカラーが隣接する場所において、最も支配的でないカラーによって覆われる領域が非常に小さな距離で拡散し、最も支配的なカラーとのオーバーラップを形成する技術のことを指す。「支配的な」は、観察者の眼によって最も暗いカラーとして認識されるカラーのことを指す。例えばイエローとブルー間の遷移において、イエローが最も支配的でないカラーで、ブルーが最も支配的なカラーである。トラピングにおいて、イエローによって覆われる領域は幾分拡散し、ブルーとオーバーラップする。ブルーが優位を占めるので、これはほとんど可視でない。トラピングがない場合、二つのカラーが分岐する位置合わせの小さな誤差によって覆われず、従って白いエッジが現れ、観察者にとって非常に不快である。トラピングの場合にイエローの領域を拡散することによって、位置合わせ誤差が全く認知されない。
【0049】
トラピングにおいて、暗い複合カラーがかなり明るい又はホワイト領域に隣接する場所でカラー遷移が起こる場合、カラー遷移を決めないセパレーションは、それらを光のエッジの値によって置換することによって、エッジの下に幾分押し戻される。結果として、位置合わせ誤差が存在する場合でも、不明確なカラーはエッジに沿って顕著に可視ではなくなる。この例としては、ブラックがカラー成分を含むブラックテキストが挙げられる。しかし、このための条件はブラックが十分な拡がりを有することであり、そうでなければエッジに沿ってブラックのフェージングによってトラピングが可視となる。
【0050】
トラピングの場合に画素値が調節される距離は、印刷システムの位置合わせの正確さに依存する。トラピングの場合における拡散の良好な値はしばしば1乃至2画素である。
【0051】
システム内へのトラピングの導入の詳細を以下に説明する。
【0052】
分析モジュール46は、セパレーションモジュール43からセパレーションの画像データを、エッジ/面認識モジュール41から制御信号を受け取り、各画素のための制御信号をトラピングモジュール44及びハーフトーンモジュール45に送る。
【0053】
各画素において、上記エッジ/面認識モジュール41がエッジ画素を認識し、分析モジュール46はどのセパレーションがエッジの支配的なカラーを決めているのかを検査する。これは、各画素における異なるセパレーションの拡がりの程度を比較することにより、及び上記セパレーションのカラーが人間の眼にどれくらいの影響を与えるかを計ることによって可能となる。見つけられたセパレーションはエッジを画成するセパレーションとされ、トラピングモジュール44及びハーフトーンセグメンテーションモジュール47に送られる。
【0054】
上記制御信号に応答して、エッジを画成しない各セパレーションにおいて、トラピングモジュール44はエッジの暗い側に位置するエッジ画素の値をエッジの明るい側に位置する最も近い画素の値によって置換する。これにより支配的でない印刷カラーが小さな領域に亘って拡散するという効果がある。トラピングモジュール44からの処理された画像データはハーフトーンモジュール45及びハーフトーンセグメンテーションモジュール47に送られる。
【0055】
各画素において、エッジ/面認識モジュール41はエッジ画素を認識し、ハーフトーンセグメンテーションモジュール47は各セパレーション内のエッジ強度をそれぞれ計算する。この目的のために、拡がり値の変化は、関連の画素の3×3のような近傍の小さな領域において計算される。これは所定の閾値と比較される。閾を超える場合、関連したセパレーションはエッジの画成を補助するセパレーションである。ハーフトーンセグメンテーションの分析領域は、領域の途中で画像が鋭くなり、微細なラスタが画像処理モジュール42から取り除かれるのでエッジ/面セグメンテーションの分析領域よりも小さい場合がある。これは更に、ハーフトーンの効果を小さな領域に制限することを目的とする。
【0056】
各画素において、ハーフトーンセグメンテーションモジュール47はエッジを画成するセパレーション及びエッジの画成を補助するセパレーションをハーフトーンモジュール45に送る。
【0057】
トラピングは、支配的でないカラーが拡散することによって、オーバーラップするカラーが望ましくない混ざり合ったカラーを、使用される印刷装置に依存して生成するという事実によるアーティファクトを引き起こす場合があるので、常に望ましいというわけではないことを明記する。ここで説明される装置は、トラピング拡散を0画素にセットすることによって容易にトラピングのない装置に変えることが可能である。従ってトラピングモジュール44は実施しなくなるが、他のモジュールは全て機能する。
【0058】
トラピングモジュール44によって処理される画像データは、次にハーフトーンモジュール45によって、印刷装置50のために2値制御信号に変換される。印刷装置は、実際には画素を「覆われている」「覆われていない」としか印刷できない。
【0059】
図3にハーフトーンモジュール45を示す。上記モジュールは、本質的には同一であり、それぞれ一つの印刷カラーのものである多数の回路を含み、実施例においては4つが示される。各回路は、入力チャネルを有し、それは二つの処理チャネルED及びDに分岐し、次に選択回路SWで一つとなり、二つの出力チャネルのうち、一つのチャネルと接続される。各選択回路SWは分析モジュール46とに接続され、そこから制御信号を受け取る。
【0060】
処理チャネルED内において、画像データは、誤差伝播の原理によって多値(8ビット)から2値(1ビット)の形へ変換される。この原理によると、元の画素値(入力値)は、所定の閾値(しばしば領域の半分、即ち8ビットの画像データにおいて128)と比較される。入力値が閾値よりも高い場合、出力値1がもたらされるが、そうでない場合、出力値は0である。入力値と閾値の差が決定され、それは変換をまだ必要とする近傍の画素に付加される。ここで説明される方法は、図4に示されるような誤差伝播図を用いる。ここでは、既に処理された画素(i、j)の誤差の半分が、上記画素と同じ行で直ぐ隣にあるこれから処理される画素(i+1、j)に伝播され、残りの半分は、処理された画素と同じ列で直ぐ隣にあるこれから処理される必要のある画素(i、j+1)に伝播される。この目的のために回路EDには、誤差を決め、正しい時間に利用可能なようにする好適な電子構成素子が具備される。上記構成素子は、当業者には一般的に公知であり、図には詳細に示さない。他の誤差伝播図も使用する場合もある。
【0061】
処理チャネルDにおいて、画像データはディザリング原理に基づいて2値(1ビット)の形に変換される。この原理は、画素のマトリックスの元の値と、ディザマトリックスとして知られる閾値のマトリックスとの比較に基づく。ディザマトリックスの閾値は互いに同一ではないが、最小乃至最大の画素値の間の全ての値のサブセットを形成する。更に、異なるカラーチャネルのディザマトリックスは、最終的な印刷画像におけるモアレ効果を阻止するために互いに異なる。マトリックス状の画素の元の値が、それに対応する閾値よりも大きい場合、その画素において出力値1がもたらされ、そうでない場合は、出力値は0となる。回路Dには、正しい時間に閾値が利用可能であり、比較を実行させる電子構成素子が具備される。上記構成素子は、当業者には一般的に公知であり、図には詳細に示さない。
【0062】
更に、誤差伝播及びディザリングハーフトーン方法も一般的に公知であるので、より詳細な説明は以下に必要ではない。誤差伝播は、拡がりの程度によって鋭い遷移を保持するので、画像内においてエッジを再現するには最高であり、ディザリングは、均一性を強めるので、一様な面を再現するのに特に好適である。
【0063】
次に、各画素の出力値は同時に選択回路SWに提供され、上記選択回路SWは二つの出力信号のうち一つを、ハーフトーンセグメンテーションモジュール47から送られる制御信号に基づいて選択して送り、上記ハーフトーンセグメンテーションモジュール47は当該の画素におけるセパレーションがエッジを画成、又はエッジの画成を補助するかどうかを示す。EDチャネルからの信号は各画素において、エッジを画成又はエッジの画成を補助するセパレーションのために、Dチャネルからの信号は他のセパレーションに対して選択される。Dチャネルからの信号は、画素がエッジに位置しない場合に、全ての画素において選択される。
【0064】
更なる実施例においては、ハーフトーンセグメンテーションモジュール47は、トラピングによってシフトされるエッジをエッジの画成を補助するエッジとして系統的に定義し、これはエッジの強度に関係なく行われる。これによってシフトされたエッジが、閾値化によって鋭くなることが阻止され、より高い可視度を有して印刷され、一方で、支配的でないカラーの領域をできるだけ目立たないように再現することがトラピングの目的である。ハーフトーンセグメンテーションモジュール47は、トラピングとセパレーションに対して配分される画素に関しての情報を、分析モジュール46から得るので、当該の画素を区別することが可能である。
【0065】
最後に、処理装置40において処理される画像データは印刷装置に供給され、印刷装置は、紙のような画像保持体の上に可視的な画像に上記データを変換する。印刷技術は一般的に公知であり、本発明の一部ではない。従って、印刷装置の動作については以下に説明しない。
【0066】
上記方法は、カラー遷移に実質的に影響を与える印刷カラーのみが、遷移の再現に関して最適化される技術によって印刷され、一方で、他の印刷カラーは均一性にかんして最適化される技術によって再現されるという効果を有する。従って、視覚的に最適な鋭さを有する印刷が得られる。
【0067】
本発明は、上記実施例を参照して説明されるが、それらに制限されるものではない。当業者は従属請求項に特定されるような本発明の原理内で他の可能な例を思いつくであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカラー画像のためのデジタル複写機及び印刷装置の当該部分を示す図である。
【図2】処理装置を示すブロック図である。
【図3】本発明のハーフトーンモジュールの原理を示す略図である。
【図4】誤差伝播を示す図である。
【符号の説明】
10 走査機
11 ドキュメント
20 ネットワークインタフェース
21 デジタルネットワーク
30 メモリ
40 処理装置
41 エッジ/面認識モジュール
42 画像処理モジュール
43 セパレーションモジュール
44 トラピングモジュール
45 ハーフトーンモジュール
46 分析モジュール
47 ハーフトーンセグメンテーションモジュール
50 印刷装置
51 印刷物
e 誤差
ED、D 処理チャネル
SW 選択回路

Claims (19)

  1. 方法であって、多数のセパレーションの重ね合わせにより形成されるカラー画像を印刷し、上記方法は、
    カラー画像の多数の各セパレーションのそれぞれに対し多値画像信号を発生し、上記画像信号は上記セパレーションの画素において拡がりの程度を特定する段階と、
    カラー又は輝度遷移に関係する上記カラー画像内のエッジ遷移を認識する段階と
    上記各セパレーションにおいてエッジ遷移の局所的遷移強度を決定する段階と、
    トラッピング段階と、を有し、上記トラッピング段階は、
    認識されたエッジ遷移に対して、上記エッジ遷移の明るい側と暗い側を決定する段階と、
    上記エッジ遷移を支配するセパレーションを決定する段階と、
    上記支配的なセパレーション以外のセパレーションのエッジ遷移の明るい側と支配的なセパレーションのエッジ遷移の暗い側との間にオーバーラップが形成されるように、上記支配的なセパレーション以外のセパレーションにおける上記認識されたエッジ遷移をシフトするよう、上記画像信号を調節する段階と、を有し、
    上記方法は、
    面再現のために最適化された第1のハーフトーン技術、又は上記第1の技術とは異なる、エッジ再現のために最適化された第2のハーフトーン技術を用いて、上記画像信号をセパレーションの画素のための2値印刷信号に変換する段階と更に含み、
    エッジ遷移では、上記セパレーションにおけるエッジ遷移の上記局所的遷移強度が関連する画素の位置におけるエッジ遷移に影響する程度に基づいて、上記各セパレーション及び上記各画素に対し上記第1又は第2のハーフトーン技術選択される、方法。
  2. 上記選択がなされる画素は、上記エッジ遷移に沿って最高3画素の幅を有する帯上に位置する請求項1記載の方法。
  3. 上記第2のハーフトーン技術が上記エッジ遷移を支配する上記セパレーションの画素のエッジ遷移内で使用され、上記第1のハーフトーン技術が上記エッジ遷移の外側で使用され、一方で上記エッジ遷移に全く寄与しない又は少ししか寄与しないセパレーションの画素においては、上記第1のハーフトーン技術が一貫して使用される請求項1記載の方法。
  4. エッジ遷移に対して、上記局所的遷移強度が各セパレーションに対して決められ、上記第2のハーフトーン技術は上記局所的遷移強度が所定値を超える場合に各セパレーションの画素に対して使用され、所定値を超えない場合は上記第1のハーフトーン技術が使用される請求項3記載の方法。
  5. 上記選択は、1乃至3画素の幅を有する上記エッジ遷移に沿う帯に位置する画素において行なわれる請求項3記載の方法
  6. 上記エッジ遷移を支配するセパレーションを眼に最も暗く見えるセパレーションによって決める請求項3記載の方法。
  7. 上記第1のハーフトーン技術はディザアルゴリズムである請求項記載の方法。
  8. 上記第2のハーフトーン技術は閾値化アルゴリズムである請求項1記載の方法。
  9. 上記閾値化アルゴリズムは、誤差伝播を有する、請求項記載の方法。
  10. 上記第1のハーフトーン技術は、トラピング段階によってその対応する画像信号が調節される画素に関して上記画像信号が2値印刷信号に変換される段階において自動的に使用される請求項記載の方法。
  11. ラスタ状に配置される画素の値を含むデジタル画素データを参照するカラー画像を印刷する装置であって、
    カラー画像の印刷用カラーサブ画像である多数のセパレーション毎に、セパレーション内の画素の拡がりの程度を特定する多値画像信号を発生するセパレーションモジュールと、
    上記デジタル画像データを参照して上記カラー画像におけるカラー又は輝度遷移に関係したエッジ遷移を認識し、各セパレーションにおけるエッジ遷移の局所的遷移強度を決めるエッジ認識モジュールと、
    上記カラー画像のセパレーションにおけるエッジ遷移の局所的遷移強度への影響を確定するハーフトーンセグメンテーションモジュールと、
    上記分析モジュールと上記セパレーションモジュールとに接続され、エッジ遷移の暗い側における上記エッジ遷移が支配的でないセパレーションの画素の拡がりの程度を上記エッジ遷移の明るい側における上記セパレーションの画素の拡がりの程度で置換することによって、上記認識されるエッジ遷移を上記エッジ遷移が支配的でないセパレーション以外にシフトさせるトラピングモジュールと、
    面再現のために最適化された第1のハーフトーン技術、又は上記第1の技術と異なる、エッジ再現のために最適化された第2のハーフトーン技術を用いて、上記多値画像信号を変換するハーフトーンモジュールと、
    上記ハーフトーンモジュールに接続され、上記2値印刷信号に応じてサブ画像を重ね合わせて画像保持体の上にカラー画像を形成する印刷装置とを含み、
    上記ハーフトーンモジュールは、エッジ遷移では、上記エッジ遷移の局所的遷移強度が関連する画素の位置におけるセパレーションのエッジ遷移に影響する程度に基づいて、各画素及び各セパレーションに対し上記第1又は第2のハーフトーン技術を選択する装置。
  12. 上記ハーフトーンモジュールによって使用されるハーフトーン技術が選択された画素は、最高3画素の幅を有する上記エッジ遷移に沿った帯に位置する請求項1記載の装置。
  13. 上記ハーフトーンモジュールは、
    上記第2のハーフトーン技術をエッジ遷移で支配的であるセパレーションの画素の遷移内で使用し、上記第1のハーフトーン技術は上記エッジ遷移の外側で使用し、
    上記エッジ遷移に全く寄与しない又は少ししか寄与しないセパレーションの画素においては上記第1のハーフトーン技術を一貫して使用する請求項1記載の装置。
  14. 上記ハーフトーンモジュールは更に、上記第2のハーフトーン技術を局所的遷移強度が所定値を超える場合は各セパレーションの画素のエッジ遷移において使用し、上記所定値を超えない場合は上記第1のハーフトーン技術を使用する請求項13記載の装置。
  15. 上記ハーフトーンセグメンテーションモジュールが、眼に最も暗く見えるセパレーションを決めることによってエッジ遷移を支配するセパレーションを決める請求項13記載の装置。
  16. 上記第1のハーフトーン技術はディザアルゴリズムである請求項11記載の装置。
  17. 上記第2のハーフトーン技術は閾値化アルゴリズムである請求項11記載の装置。
  18. 上記閾値化アルゴリズムは誤差伝播を有する、請求項17記載の装置。
  19. 上記ハーフトーンモジュールが、拡がりの程度が上記トラピングモジュールによって調節される画素に対し上記第1のハーフトーン技術を自動的に使用する請求項11記載の装置。
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