JP4404024B2 - ダイレクトスタートエンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は停止状態にあるエンジンの膨張行程気筒に燃料を噴射させてエンジンを再始動させるダイレクトスタートエンジンの制御装置に関する。
ダイレクトスタートエンジンの一例を挙げると、スタータによりエンジンを始動させるのに代えて、図14(a)に示すように、停止状態のエンジンの膨張行程にある燃焼室Cに燃料fと空気aを供給し、図14(b)、(c)に示すように、点火プラグ110により混合気の着火、それに続く混合気の燃焼を行わせ、そのエネルギーによりピストンクランク機構120が燃焼エネルギーを回転エネルギーに変換してエンジンを直接始動している。
このようなダイレクトスタートエンジンのエンジン停止時の制御として、例えば、特開2001−50079号公報(特許文献1)では、リーン運転を行う内燃機関の停止時は、そのままエンジンを停止した場合、筒内圧が比較的大きく保持されることより停止振動が大きい。そこで、エンジン停止直前に理論混合比に近い運転に切換え、吸入空気量を抑え、筒内圧を低下させて筒内作動ガスを減少させ、運転者に不快感を与えるような車体のブルブル振動を抑制している。
また、特開2004−293472号公報(特許文献2)では、エンジン停止条件成立後、既燃ガスを減らして、再始動しやすくするため、スロットル開度を一旦増大させている。
特開2001−50079号公報 特開2004−293472号公報
しかし、膨張行程にある気筒に燃料を供給して着火させても、その時のピストン100の位置によってはエンジン始動のための充分なトルクが得られるとは限らず、円滑に再始動を行うためにはピストン100を着火性と発生トルクの大きさが必要となり得るようなピストン位置Phに予め停止させることが必要となる。
ここで再始動するためのピストンの適正停止位置とは、一般的には上死点後60°〜100°CA(クランク角)付近であり、この位置でピストンを停止させると、適度に存在する筒内空気と再始動時に供給される燃料とで良好な燃焼が得られること、排気バルブが開くまでの間に十分な膨張仕事ができることから再始動に充分なトルクを発生させ易い。
一方、エンジン停止直前においては、圧縮行程にある気筒ではピストンが上死点に近づくにつれて空気が圧縮されてピストンを押し返す方向に圧力が作用し、これによりエンジンが逆転して下死点側に押し返されると、膨張行程にある気筒のピストンが上死点側に移動し空気が圧縮され、下死点側に押し返される。このような挙動によりピストンがある程度振動してから停止し、この際、圧縮行程及び膨張行程においてそれぞれピストンが上死点に近いほどこれが押し戻される傾向にある。
このように、圧縮行程と膨張行程にある各気筒のピストンが上死点側に対して押し戻されるという挙動は筒内圧、即ち、停止前の吸気管内圧の程度、カム角、あるいは、吸気管負圧に影響を与える補機類の挙動、等により不安定にずれ移動する傾向にある。
そこで、本願発明者はリーンバーンエンジンにおいて、エンジン停止前スロットル開度とピストン停止位置との関係を計測し、その一例を、図13(a)、(b)に示したデーターとして得た。
ここで明らかなように、エンジン停止前スロットル開度が大きな場合、あるいは中程度の場合、エンジン運転域がストイキオで、吸気遅角排気進角で停止状態(図13(a)の場合)であっても、あるいは、エンジン運転域が圧縮リーンで、吸排気遅角で停止状態(図13(b)の場合)であっても、ほぼ、上死点後60°〜100°付近に停止する確率が高い。これに対して、エンジン停止前スロットル開度が小さな場合、エンジン運転域がストイキオで、吸気遅角排気進角で停止状態(図13(a)の場合)であっても、あるいは、エンジン運転域が圧縮リーンで、吸排気遅角で停止状態(図13(b)の場合)であっても、ピストン停止位置は上死点あるいは下死点にずれ、このずれは他の吸気及び排気気筒側のカム角の影響や、補機の運転状態および、吸気管内圧の状態の影響によると見做される。
ところで、上述のように、特許文献1及び特許文献2は、燃焼によって充分な再始動トルクが得られるように、ピストンの停止位置を規制すべく、スロットル弁開度を増大させている。しかし、膨張行程にあるピストンが適正位置(例えば、60°〜100°)に安定して停止させることは十分にはなされていなかった。
本発明は以上のような経緯に基づき成されたもので、ダイレクトスタートエンジンの圧縮行程にあるピストンを、エンジン停止後の再始動を容易化できる適正位置に停止させることができるダイレクトスタートエンジンの制御装置を提供するものである。
請求項1の発明は、エンジン始動時に、膨張行程にある気筒に燃料を噴射させて点火、燃焼を行わせ、エンジンを始動させるエンジン制御装置において、上記エンジンの吸気圧を検出計測または推定する吸気圧検出手段を備え、上記エンジンの停止時におけるスロットル弁開度を、上記吸気管内圧が比較的小さい第1所定値以下で開き、比較的大きい第2所定値以上で閉じ、上記第1所定値と第2所定値の間にあるとスロットル弁開度を現位置に維持するよう補正する、ことを特徴とする。
請求項の発明は、エンジン始動時に、膨張行程にある気筒に燃料を噴射させて点火、燃焼を行わせ、エンジンを始動させるエンジン制御装置において、上記エンジンの吸気バルブと排気バルブとの少なくとも排気バルブにバルブタイミング可変機構が設けられ、上記エンジン停止時におけるスロットル弁開度を算出する際、まず、その時の吸気管内圧に応じた基準スロットル開度を求め、次いで、同基準スロットル開度に上記バルブタイミング可変機構の排気バルブタイミングの進角偏倚が大きくなるほどスロットル弁の開量を増加させ、遅角偏倚が大きくなるほどスロットル弁の閉量を増加させるような目標スロットル開度補正値を加算して算出する、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載のダイレクトスタートエンジンの制御装置において、上記バルブタイミング可変機構は吸気バルブに設けられ、上記エンジン停止時におけるスロットル弁開度は上記バルブタイミング可変機構の吸気バルブタイミングの進角偏倚が大きくなるほど閉量を増加させ、遅角偏倚が大きくなるほど開量を増加させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、エンジンの吸気管内圧を計測または推定し、その値に応じてエンジン停止処理におけるスロットル開度を設定するので、膨張行程にある気筒のピストン位置をダイレクトスタートに適した位置に停止させることが容易となる。
特に、吸気管内圧に応じて、スロットル弁開度をより適切に切換えることができ、膨張行程にある気筒のピストン位置をダイレクトスタートに適した位置に停止させることがより容易となる。
請求項の発明によれば、ピストン停止位置に直接影響するのはクランク停止直前の筒内圧力(吸気管内圧)とカム反力であるが、この際、バルブタイミング可変機構付エンジンの場合には、バルブタイミングもパラメータとすることで、カム反力の影響をより的確に考慮して、膨張行程にある気筒のピストン位置をダイレクトスタートに適した位置に停止させることが容易となる。しかも、エンジン停止時において、バルブタイミング可変機構の排気バルブタイミングの進角、遅角状態に応じて、スロットル弁開度を開閉調整して、膨張行程にある気筒のピストン位置をダイレクトスタートに適した位置に停止させることが容易となる。
請求項3の発明によれば、特に、エンジン停止時において、バルブタイミング可変機構の吸気バルブタイミングの進角、遅角状態に応じて、スロットル弁開度を開閉調整して、膨張行程にある気筒のピストン位置をダイレクトスタートに適した位置に停止させることが容易となる。
以下、本発明の一実施形態としてのダイレクトスタートエンジンの制御装置を説明する。
図1は本発明の第1の実施形態によるエンジンの概略構成を示している。
エンジン1は、例えば、燃料噴射モードを切換えることで吸気行程での燃料噴射(吸気行程噴射)とともに圧縮行程での燃料噴射(圧縮行程噴射)を実施可能な筒内噴射型火花点火式ガソリンエンジン(リーンバーンエンジン)が採用される。このエンジン1は理論空燃比(ストイキ)での運転やリッチ空燃比での運転(リッチ空燃比運転)の他、リーン空燃比での運転(リーン空燃比運転)が実現可能である。
このエンジン1は4気筒4サイクルエンジンであり、エンジン本体2内に4つの気筒3(詳しくは、図2に示す状態で上から順に1番気筒3A、2番気筒3B、3番気筒3C、4番気筒3D)を有している。各気筒3にはピストン4が嵌挿され、ピストン4の上方に燃焼室Cが形成されている。ピストン4はコンロッド5を介してクランクシャフト6に連結されている。エンジン1はそのエンジン本体2がシリンダブロック2a、シリンダヘッド2b、ヘッドカバー2c、オイルパン2d等を一体結合してなり、しかも、各気筒の燃焼室Cには吸気路7より吸気が供給され、燃焼ガスが排気路8より排出される。各燃焼室Cには燃料噴射弁9によって燃料噴射が成され、点火プラグ11により混合気の点火処理が成され、これによりピストンクランク機構5、6が燃焼エネルギーを回転エネルギーに変換して不図示の駆動輪側に伝達する。
エンジン1の吸気路7はエアクリーナ12、スロットルバルブ13、サージタンク10、吸気多岐管14、各燃焼室Cがこの順に配備される。排気路8は排気多岐管15、不図示の排ガス浄化装置及びマフラー等を経て大気開放されている。
エンジン本体2内に配備されるクランクシャフト6には単位クランク角信号θc、気筒判別信号(基準信号)θb及びこれらに基づくエンジン回転速度Ne情報を検出するクランク角センサ16が対設され、これは後述の電子コントロールユニット(ECU)17に検出信号を出力する。
エンジン1のシリンダヘッド2bには、図1、2に示すように、各気筒毎に点火プラグ11とともに電磁式の燃料噴射弁9が取り付けられており、これにより、燃料を燃焼室C内に直接噴射可能である。
点火プラグ11には高電圧を出力する点火ユニット18が接続されている。ここでの点火ユニット18は、不図示のタイミング制御回路と高圧電源回路と点火コイルとで構成される。なお、ECU17にはノック信号Snを出力するノックセンサ19が接続され、このノック信号Snに応じて基準点火時期θbを補正するようにしている。
燃料噴射弁9には不図示の燃料パイプを介して不図示の燃料タンクを含む燃料供給装置21が接続されている。燃料供給装置21は不図示の燃料タンク内の燃料を燃料噴射弁9に供給し、該燃料を燃料噴射弁9から燃焼室C内に向けて所望の燃圧で噴射可能である。なお、各燃料噴射弁9は、ECU17の噴射信号を噴射駆動回路41を介して受けて燃料噴射駆動を行う。
各気筒3の燃焼室Cに対して吸気ポートip及び排気ポートepが開口し、これらに吸気弁21及び排気弁22が装備されている。これら吸気弁21及び排気弁22は、カムシャフト23、24等からなる動弁機構により駆動される。ここで、後に詳述するように各気筒が所定の位相差をもって燃焼サイクルを行うように、各気筒の吸・排気弁の開閉タイミングが設定されている。
吸気弁21及び排気弁22の開閉時期は、カム位相可変機構(吸排VVT機構)25、26によって可変となっている。
カム位相可変機構25、26は、例えば特開2000−27609号公報等で公知のため詳細は説明しないが、各カムシャフト23、24に連結された不図示のタイミングプーリと吸排ハウジングとベーンロータとを相互回動可能に連結した構成を採る。吸排VVT25,26には、位相調整用の吸排オイルコントロールバルブ(OCV)37、38が接続される。吸排オイルコントロールバルブ(OCV)37、38はエンジン1のオイルポンプ39から供給される作動油を不図示のベーンロータに作用させて、不図示のタイミングプーリに対するカムシャフト23、24の位相、即ち、図4(a)、(b)に示すように吸気弁21、排気弁22の開閉タイミング(排気実バルブタイミングδoe、δce、吸気実バルブタイミングδoi、δci)を切換え、回転位相を基準位置(2点差線で示す)からクランクシャフト6の回転位相に対して実線で示すように進角、遅角変動させる機構である。なお、図4(a)には吸気遅角、排気進角を実線で示し、図4(b)には吸排気遅角を実線で示し、符号ORでオーバーラップ量を示す。
ここでの吸排オイルコントロールバルブ(OCV)37、38は油圧弁ドライバー371、381を介してECU17に接続されている。
さらにカムシャフト23、24に対し、その特定回転位置を検出することで気筒識別信号を与えることのできるカム角センサ35、36が設けられている。
サージタンク10の上流の共通の吸気通路7は吸気管33に連通し、同部にはスロットル弁13が設けられる。スロットル弁13は燃焼室Cに導入される吸気量を調節するスロットル駆動装置で駆動されている。なお、サージタンク10には吸気管内圧Pmを検出してECU17に出力する吸気圧センサ20が設けられる。
スロットル駆動装置は電子制御式であり、不図示のアクセルペダルの操作量θaをアクセル開度センサ27で検出し、この検出結果と他の情報量とに基づいてその制御機能部を成すエンジンコントローラ17がスロットルバルブ13の開度を決定するものである。スロットルバルブ13は、これに付随して配設されたスロットルモータ28によって開閉される。また、スロットルバルブ13に付随して、その開度θsを検出するスロットルポジションセンサ29及びアイドル信号Saiを出力するアイドルスイッチ31も配設されている。
エアクリーナ12内には、吸気量Qa情報を得るエアフローセンサ32が配備され、その情報はECU17に出力される。またエンジン本体2の水温Tw情報を検出する水温センサ34が配備され、その検出信号はECU17に出力されている。
第1の実施の形態であるダイレクトスタートエンジンの制御装置のエンジンコントローラ17は双方向性バスによって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)171、RAM(ランダムアクセスメモリ)172、DRAM(不揮発メモリ)173、CPU(マイクロプロセッサ)170、入力ポート174および出力ポート175を備え、特に、周知のエンジン駆動制御手段A0と、気筒判別手段A1と、スロットル弁開度補正手段A2と、VVT制御手段A3としての機能を備える。
図5に示すように、エンジン駆動制御手段A0は、燃料供給部a1、点火時期制御部a2、スロットル駆動制御部a3としての機能を備える。
ここで、燃料供給部a1は、暖機時、定常時、過渡時等の各運転モードに沿って現在の吸入空気量Qa、エンジン回転数Ne相当の基本噴射量(噴射時間パルス幅に相当する)Tinjを求め、これに水温補正値δqwを加算して燃料噴射量Pw(=Tbinj−δqw)を決定する。更に、各運転モードに応じた噴射時期tiを決定し、燃料噴射量Pwを各気筒の燃料噴射弁9の噴射駆動回路41にセットする。点火時期制御部a2は、エンジン回転数Ne相当の基本点火時期θpbを不図示のノックセンサにより得たノック信号snに応じて一定量遅角処理して点火時期θpを決定し、その点火時期θpを各気筒の点火駆動回路18にセットしている。
スロットル駆動制御部a3は、不図示のアクセルペダルの操作量θaをアクセル開度センサ27で検出し、この検出結果とスロットル弁開度補正手段A2からの補正量δθとに基づいてスロットルバルブ13の目標開度を決定し、現開度を目標開度にスロットルモータ28を用いて修正駆動する。
気筒判別手段A1はクランク角センサ16からの気筒判別信号(基準信号)θbと単位クランク角信号θcを常時取り込み、気筒判別信号(基準信号)θbによって1番気筒3Aを、判別すると共に単位クランク角信号θcのカウントにより、現在のクランク角における4つの気筒の各クランク角位置を算出する機能を備える。
スロットル弁開度補正手段A2は、エンジン停止条件判別手段A2−1を備え、これよりエンジン停止条件成立時を判定し、エンジン停止条件成立信号Ssの入力時におけるスロットル弁開度θsをその時の吸気管内圧センサ20からの吸気管内圧Pmに応じた開度にスロットル駆動制御部a3を介して補正する。ここでは、図6に目標スロットル開度補正量マップmap1に沿って目標スロットル開度補正量を算出する。即ち、図3に示すように、エンジン停止条件成立Ssの時に、スロットル弁開度θsを、図3に示すように、吸気管内圧Pmが比較的小さい第1所定値Pα1以下で開き(図3の吸気管負圧参照)、比較的大きい第2所定値Pα2以上で閉じ、吸気管内圧Pmが第1所定値Pα1と第2所定値Pα2の間にあるとスロットル弁開度を現位置維持とする機能を備える。
更に、スロットル弁開度補正手段A2は、吸気弁21の開閉タイミングであるδo、δc、と排気弁22の開閉タイミングδo、δcとを取り込み、現在の吸気、排気弁21、22の進角、遅角量に対するスロットル弁開度補正量δθを、図7(a)、(b)に示す特性に沿って算出する。ここで吸気弁21の進角、遅角量に対するスロットル弁開度補正量δθは進角するほど閉弁補正量を増し、遅角するほど開弁補正量を増す。更に、排気弁22の進角、遅角量に対するスロットル弁開度補正量δθは進角するほど開弁補正量を増し、遅角するほど閉弁補正量を増す。これにより、吸気、排気弁21、22の進角、遅角量が大きな場合に比較的カム反力の影響が大きくなることを抑制するようにしている。なお、図7(c)には図7(a)、(b)に示す特性を1つのマップに合成した場合の特性線図を示し、この特性に沿って、吸、排気弁21、22の進角、遅角量に対するスロットル弁開度補正量を演算するマップを形成しても良く、この場合、マップ数を低減できる。
VVT制御手段A3は、図7(a)〜(c)に示すように、目標スロットル開度補正量マップmap2〜map3に沿って目標スロットル開度補正量を算出する。即ち、ここでは、エンジン回転数Neとエンジン負荷であるアクセル開度θaに応じて吸気弁21の開閉タイミングであるδo、δc、と排気弁22の開閉タイミングδo、δcとを設定し、その開閉タイミング相当の駆動信号を油圧弁ドライバー371、381を介して吸排オイルコントロールバルブ(OCV)37、38に出力して吸気弁21と排気弁22の回転位相を切換える機能を備える。
以下、このように構成された第1の実施の形態に係るダイレクトスタートエンジンの制御装置の作動を不図示のメインルーチン及び図8のフローチャートを用いて説明する。
ECU17は図示しないメインスイッチのキーオンにより不図示のメインルーチンでの制御に入る。ここでは、まず、エンジン回転数Ne、アクセル開度θa、スロットル開度θs、吸入空気量Qa、水温Tw等の各値が各センサから最新検出値として取り込まれる。次いで、エンジン駆動制御手段A0として、運転条件に応じて圧縮行程噴射モード、吸気行程噴射モード、それ以外のストイキ域での理論空燃比モード等が算出され、それぞれのモードでの最適なエンジン出力を得るよう、現在の吸入空気量Qa、エンジン回転数Neに基づき噴射時期を決定し、算出した燃料噴射量で各気筒の燃料噴射弁9を駆動する。しかも、エンジン回転数Neに基づき点火時期を決定し、その点火時期θpに点火プラグ11を着火処理し、アクセル開度θaに基づく目標開度θsを決定して、同開度にスロットルバルブ13の開度を修正駆動する。このようなメインルーチンの途中の所定の制御ステップ位置に達すると、図8のスロットル弁駆動制御ルーチンに達する。
ここでのステップs1では、吸気管内圧Pm等の最新のデータの取り込みを行い、ステップs2でエンジン停止条件のチェックを行う。ここでは、アイドル信号Saiの入力、水温Twが暖気完了値以上、不図示のインヒビタスイッチからのニュートラル信号、等の所定のエンジン停止条件が成立し、エンジン停止条件成立信号Ssが入力か否か判断する。ステップs3ではエンジン停止条件成立信号Ssが入力を待ち、その前はこの回の制御を終了させ、メインルーチンにリターンし、エンジン停止条件成立信号Ssが入力(例えば図3の時点t1)でステップs4に進む。ここでは最新の吸気管内圧(吸気管内圧)Pmが読み込まれ、ステップs5では、第1の所定値Pα1(図3参照)を上回るか判断し、下回る場合はステップs6に進み、スロットル弁開度θsを所定開度a1だけ開き補正し(例えば図3の時点t2)、リターンする。一方、ステップs5で吸気管内圧Pmが第1の所定値Pα1(図3参照)を下回るとステップs7に進む。ここでは、現在の吸気管内圧Pmが第1の所定値Pα1より大きい第2の所定値値Pα2(図3参照)を上回るか判断し、例えば図3のθ2の開度であると、ステップs8において、スロットル弁開度θsを所定開度a2だけ閉じ補正し、リターンする。ステップs7よりNo側のステップs9に達すると、ここでは吸気管内圧Pmが第1所定値Pα1と第2所定値Pα2の間、たとえば、図3に示すPm3の場合であり、スロットル弁開度θsを現位置(例えば図3のθ1の開度)を維持し、メインルーチンにリターンする。
この図8のスロットル弁駆動制御ルーチンの後のメインルーチンでは、スロットル弁13が補正値に修正処理され、燃料噴射弁9が燃料カット処理(例えば図3の時点t3)され、時点t4でエンジン1がストップする。この時点での膨張行程にある気筒、たとえば、図3では第1気筒3Aが演算され、再始動時に、この第1気筒3Aへの燃料噴射と点火処理が成されることとなる。
ここでは図3に示すように、いずれの運転域にあった場合も、ほぼ、時点t4でエンジンストップに入る時までの吸気管内圧(Pma)が比較的低圧化され、特に、膨張行程の燃焼室Cの残留ガスによるピストン4への押圧力が低く抑えられ、膨張行程のピストン4はほぼ上死点TDC後60°〜100°付近に停止でき、再始動時の燃焼膨張を安定して行い、エンジン再始動を容易化できる。
このように、第1の実施の形態である図1、5のダイレクトスタートエンジンの制御装置ではエンジン停止処理直前の吸気管内圧Pm(吸気管内圧)を計測し、その値に応じてエンジン停止処理開始からクランク停止する停止直前期間におけるスロットル開度θsを吸気管内圧Pmに応じて増減調整して設定するので、膨張行程にある気筒のピストン位置をダイレクトスタートに適した位置に停止させることが容易となる。特に、エンジン停止処理開始からクランク停止する期間にスロットル弁開度を現位置維持とする場合、膨張行程にある気筒のピストン位置をダイレクトスタートに適した位置に停止させるにあたり、不要なスロットル開度補正をしなくてよく、制御の簡素化を図れる。
図9には図1のダイレクトスタートエンジンの制御装置におけるスロットル弁駆動制御ルーチンの変形例(第2の実施形態)を示す。なお、ここでは図8のスロットル弁駆動制御ルーチンと同一処理には同一のステップ番号を付し、重複説明を簡略化する。
ステップs1、s2では、吸気管内圧Pm等の最新のデータの取り込み、エンジン停止条件のチェックを行い、ステップs3でエンジン停止条件成立信号Ssの入力を待ち、エンジン停止条件成立信号Ssが入力でステップs4に進む。ここでは最新の吸気管内圧(吸気管内圧)Pmが読み込まれ、ステップs10、s11で吸気、排気弁21、22のバルブタイミングを読み込み、エンジン回転速度Neを読み込み、ステップs12に達する。ここでは、吸気、排気弁21、22の各バルブタイミング(進角、遅角量)に応じた目標スロットル開度補正値δθを、図7(a)、(b)のマップを用いてそれぞれ演算する。更に、吸気管内圧Pm及びエンジン回転速度Ne相当の基準スロットル開度θsbを求め、これに目標スロットル開度補正値δθを加算して、修正した目標スロットル開度θsoを算出し、メインルーチンにリターンする。
図9のスロットル弁駆動制御ルーチンの後、不図示のメインルーチンでは、スロットル弁13がθsoに修正処理され、燃料噴射弁9が燃料カットされ、エンジン1がストップする。この場合もエンジン停止で膨張行程にある気筒が、たとえば、図3では第1気筒3Aが演算され、再始動時に、この第1気筒3Aへの燃料噴射と点火処理が成されることとなる。
この場合も図8のスロットル弁駆動制御ルーチンの場合と同様の作用効果が得られ、特に、吸排VVT25,26の吸気、排気弁21、22の進角、遅角情報を有効利用して吸気、排気カム反力を考慮しての修正目標スロットル開度θsoを算出し、エンジン停止で膨張行程にある気筒のピストン位置を上死点後60°〜100°付近に保持でき、これにより再始動時に、この膨張行程にある気筒への燃料噴射と点火処理が容易に成され、再始動を容易化できる。
図10には本発明の第3の実施形態としてのダイレクトスタートエンジンの制御装置を示した。この装置は図1の装置と比較し同一構成部分が多く、同一部材には同一符号を付し、重複説明を略す。ここで、第1の実施形態に対して第2の実施形態の相違点は、以下の2点のみである。
ここで、排気多岐管15の合流部と接続された排気管45の上流端には、空燃比A/F情報をECU17aに出力する空燃比センサ46が配備されている。更に、スロットル弁13より下流の部分でサージタンク10の吸入口h1の近傍には戻り口47が形成され、これらをEGRパイプ50が連通し、EGR通路r1が設けられる。同EGR通路r1はECU17aに制御されるEGRバルブ51によりその開度が制御され、排気通路16を通る排気の一部がEGR通路50を介して吸気通路7に還流され、再び吸気として各気筒に供される。即ち、EGR(排気還流)がなされる。
図11には第3の実施形態のダイレクトスタートエンジンの制御装置が用いるECU17aの制御機能を示した。ここでのECU17aは図1の機能部と比較し、同一機能部を多く含み、ここでは同一機能部には同一符号を付し、重複説明を略す。
ECU17aは、周知のエンジン駆動制御手段A0aと、気筒判別手段A1と、スロットル弁開度補正手段A2aと、VVT制御手段A3と、EGR弁制御手段A4しての機能を備える。
図11に示すように、エンジン駆動制御手段A0aは、燃料供給部a1’、点火時期制御部a2、スロットル駆動制御部a3としての機能を備える。ここでの燃料供給部a1’は空燃比センサ46の空燃比情報に沿って、各運転モードに応じた噴射時期tiを決定し、燃料噴射量Pwを算出し、これらを各気筒の燃料噴射弁9の噴射駆動回路41にセットする。点火時期制御部a2及びスロットル駆動制御部a3は図5のECU17と同一機能をなす。
ここで、気筒判別手段A1と、VVT制御手段A3とは図5のECU17と同一機能をなす。
スロットル弁開度補正手段A2aは、エンジン停止条件判別手段A2−1でエンジン停止条件成立時を判定し、吸気管内圧推定手段A2−2でスロットル弁開度θsと、その時の吸気管内圧センサ20からの吸気管内圧Pm、同吸気管内圧に変動要素であるEGR弁51(補機)の開度信号、空燃比A/F、吸排VVT25,26の吸気、排気弁21、22の進角、遅角情報、エンジン回転速度Ne、等を考慮して推定吸気管内圧レベルPesを算出する。その上で、推定吸気管内圧レベルPesと、吸気弁21と排気弁22の開閉バルブタイミングと、エンジン回転速度Neと、EGR弁51(補機)の開度信号とに沿って目標スロットル開度補正量を算出する。
ここでは、吸気弁21と排気弁22の開閉バルブタイミングとを取り込み、進角、遅角量に対するスロットル弁開度補正量δθを、図7(a)、(b)に示す特性に沿って算出する。これにより、吸気、排気弁21、22の進角、遅角量が大きな場合に比較的カム反力の影響が大きくなることを抑制するようにしている。
EGR弁制御手段A4は予め設定されるEGR率マップ(不図示)を用い、エンジン回転速度Neと負荷情報であるアクセル開度θaに応じたEGR率を算出し、同EGR率相当の駆動信号をEGRバルブ51に出力するように機能する。
以下、このように構成された第1の実施の形態に係るダイレクトスタートエンジンの制御装置の作動を不図示のメインルーチン及び図12のフローチャートを用いて説明する。
ECU17aは不図示のメインルーチンで各センサから最新検出値を取り込み、エンジン駆動制御手段A0として、圧縮行程噴射モード、吸気行程噴射モード、理論空燃比モード等が算出され、それぞれのモードでの最適なエンジン出力を得るよう、現在の空燃比A/F、吸入空気量Qa、エンジン回転数Neに基づき噴射時期を決定し、算出した燃料噴射量で各気筒の燃料噴射弁9を駆動する。しかも、エンジン回転数Neに基づく点火時期θpに点火プラグ11を着火処理し、アクセル開度θaに基づくスロットル開度θsbを決定して、同開度にスロットルバルブ13の開度を駆動する。このようなメインルーチンの途中の所定の制御ステップ位置に達すると、図12のスロットル弁駆動制御ルーチンに達する。
ここではステップs1、s2で、吸気管内圧Pm等の最新のデータの取り込み、エンジン停止条件のチェックを行い、ステップs3でエンジン停止条件成立信号Ssの入力を待ち、エンジン停止条件成立信号Ssが入力でステップs21に進む。ここでは最新の空燃比A/Fが読み込まれ、ステップs22〜s25では順位、スロットル開度θsが検出され、補機である不図示のエアコンのオンオフが検出され、EGRバルブ51の開度が検出され、エンジン回転速度Neを読み込まれ、これらが次のステップs26で用いられる。このステップs26では、吸気管内圧推定手段A2−2として機能する。即ち、上述の空燃比A/F、スロットル開度θs、吸気、排気弁21、22のバルブタイミング、不図示のエアコンのオンオフ、EGRバルブ51の開度により、吸気管内圧Pesを算出する。この場合、スロットル弁開度θs大、吸気管内圧Pm大で吸気管内圧Pesをそれぞれ低減修正し、EGR弁51の開度大で吸気管内圧Pesを増修正し、空燃比A/Fリーンで吸気管内圧Pesを増修正し、エンジン回転速度Ne大で吸気管内圧Pesを低下修正し、吸排VVT25,26の吸気、排気弁21、22のオーバーラップ値が大きいほど吸気管内圧Pesを増修正する、等の各補正値を予め設定した不図示のマップを用いることとなる。
この後、ステップs27では、推定吸気管内圧Pes相当の基本的なスロットル弁開度θsb’を求め、更に、吸気、排気弁21、22の進角、遅角程度、エンジン回転速度Ne、補機である不図示のエアコンのオンオフ状態、EGRバルブ51の開度に応じて補正を加え、修正した目標スロットル開度θsoが算出され、メインルーチンにリターンする。
この図12のスロットル弁駆動制御ルーチンの後、メインルーチンでは、スロットル弁13がθsoに修正処理され、燃料噴射弁9が燃料カットされ、エンジン1がストップする。この場合もエンジン停止で膨張行程にある気筒が、たとえば、図3では第1気筒3Aが演算され、再始動時に、この第1気筒3Aへの燃料噴射と点火処理が成されることとなる。
この場合も図8のスロットル弁駆動制御ルーチンの場合と同様の作用効果が得られ、特に、吸気管内圧センサ20を排除し、これに代えて、ECU17aが、吸気管内圧推定手段A2−2として機能し、修正目標スロットル開度θsoを算出するので、装置の簡素化を図れる。しかも、この場合も、エンジン停止で膨張行程にある気筒のピストン位置を上死点後60°〜100°付近に保持でき、これにより再始動時に、この膨張行程にある気筒への燃料噴射と点火処理が容易に成され、再始動を容易化できる。
本発明の一実施形態としてのダイレクトスタートエンジンの制御装置を装備したエンジンの概略構成図である。 図1のエンジンの概略構成の平面図である。 図1のダイレクトスタートエンジンの制御装置が行う制御特性の説明図である。 図1のダイレクトスタートエンジンの吸気、排気弁のリフト説明線図である。 図1のダイレクトスタートエンジンの制御機能ブロック図である。 図1のダイレクトスタートエンジンのECUが用いる吸気管内圧―目標スロットル開度補正量演算マップの特性説明図である。 図1のダイレクトスタートエンジンのECUが用いるVVT位相―目標スロットル開度補正値演算マップの特性説明図で、(a)は吸気弁用、(b)は排気弁用、(c)は吸気及び排気弁の特性を合成した特性説明図である。 図1のダイレクトスタートエンジンのECUが用いる第1実施形態でのスロットル弁駆動ルーチンのフローチャートである。 図1のダイレクトスタートエンジンのECUが用いる第2実施形態でのスロットル弁駆動ルーチンのフローチャートである。 本発明の第3実施形態としてのダイレクトスタートエンジンの制御装置を装備したエンジンの概略構成図である。 本発明の第3実施形態としてのダイレクトスタートエンジンの制御機能ブロック図である。 図10の第3実施形態としてのダイレクトスタートエンジンのECUが用いるスロットル弁駆動ルーチンのフローチャートである。 ダイレクトスタートエンジンでのピストン停止確立を説明する特性図で、(a)はエンジン運転域がストイキオで吸気遅角排気進角で停止状態、(b)はエンジン運転域が圧縮リーンで吸排気遅角で停止状態を示す。 ダイレクトスタートエンジンでの再始動説明図で、(a)は噴射時、(b)は点火時、(c)は膨張時を示す。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
9 燃料噴射弁
11 点火プラグ
20 吸気圧センサ(吸気圧検出手段)
21 吸気弁
22 排気弁
A0 エンジン駆動制御手段
A1 気筒判別手段
A2 スロットル弁開度補正手段
A3 VVT制御手段
A4 EGR弁制御手段
A2−2 吸気管内圧推定手段
C 燃焼室
Pm 吸気管内圧
Ss 再始動条件成立信号
θa アクセル開度
θs スロットル弁開度

Claims (3)

  1. エンジン始動時に、膨張行程にある気筒に燃料を噴射させて点火、燃焼を行わせ、エンジンを始動させるエンジン制御装置において、
    上記エンジンの吸気圧を検出計測または推定する吸気圧検出手段を備え、
    上記エンジンの停止時におけるスロットル弁開度を、上記吸気管内圧が比較的小さい第1所定値以下で開き、比較的大きい第2所定値以上で閉じ、上記第1所定値と第2所定値の間にあるとスロットル弁開度を現位置維持するよう補正する、ことを特徴とするダイレクトスタートエンジンの制御装置。
  2. エンジン始動時に、膨張行程にある気筒に燃料を噴射させて点火、燃焼を行わせ、エンジンを始動させるエンジン制御装置において、
    上記エンジンの吸気バルブと排気バルブとの少なくとも排気バルブにバルブタイミング可変機構が設けられ、
    上記エンジン停止時におけるスロットル弁開度を算出する際、まず、その時の吸気管内圧に応じた基準スロットル開度を求め、次いで、同基準スロットル開度に上記バルブタイミング可変機構の排気バルブタイミングの進角偏倚が大きくなるほどスロットル弁の開量を増加させ、遅角偏倚が大きくなるほどスロットル弁の閉量を増加させるような目標スロットル開度補正値を加算して算出する、
    ことを特徴とするダイレクトスタートエンジンの制御装置。
  3. 請求項記載のダイレクトスタートエンジンの制御装置において、
    上記バルブタイミング可変機構吸気バルブに設けられ、
    上記エンジン停止時におけるスロットル弁開度は上記バルブタイミング可変機構の吸気バルブタイミングの進角偏倚が大きくなるほど閉量を増加させ、遅角偏倚が大きくなるほど開量を増加させることを特徴とするダイレクトスタートエンジンの制御装置。
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