JP4403918B2 - 内燃機関の触媒診断方法 - Google Patents
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Description
例えば、OSC剤が劣化することにより酸素吸蔵性能が低下していたとしても、貴金属は劣化しておらず、浄化性能には大きな問題が無いというような場合や、その逆の場合などもあり得る。
他方、予め所定の走行条件(例えば、排出ガス審査モード)を設定しておき、この走行条件における相対的な性能に基づいて触媒の浄化性能を診断する手法も考えられるが、実際の車両の走行条件と完全に一致するように予め走行条件を設定することは事実上不可能であるため、この手法によっても触媒の浄化性能を高精度で診断することは困難である。
また、請求項4記載の本発明の内燃機関の触媒診断方法は、請求項1または2記載の内容において、該性能診断手順は、該吸着点総量相関値に基づいて、該触媒へ流入する排ガスの吸着速度に相関する値を吸着速度相関値として求める吸着速度検出手順と、該吸着速度相関値と該触媒へ流入する排ガスの流入速度に関する値である流入速度相関値とに基づいて該触媒から破過する排ガスの破過量を積算する破過量検出手順とをそなえ、所定期間内における該積算破過量に基づいて該触媒の浄化性能を診断することを特徴としている。
また、請求項6記載の本発明の内燃機関の触媒診断方法は、請求項5記載の内容において、該燃料カット手順は、該内燃機関がストイキあるいはリッチ運転が所定期間継続した後に、該内燃機関への燃料供給を停止することを特徴としている。
また、触媒へ流入する排ガスの圧力に相関する「排圧相関値」と、「排気ガスの濃度」とに基づいて触媒の浄化性能を診断することで、その精度をさらに高めることができる。(請求項2)
また、「吸着点総量相関値」と「閾値(所定値)」とを比較することにより、速やかに触媒の故障を診断することができる。(請求項3)
また、触媒へ流入する排ガスの吸着速度に相関する「吸着速度相関値」と、触媒へ流入する排ガスの流入速度に相関する「吸着速度相関値」とに基づき、触媒から破過する排ガスの破過量を積算し、この積算した破過量に基づいて、より精度良く触媒の浄化性能を診断することができる。(請求項4)
また、触媒での破過を燃料カット運転中に発生させることにより、破過による排ガス性能の悪化を防ぐことができる。(請求項5)
また、内燃機関がストイキ運転あるいはリッチ運転を所定時間継続した後に、当該内燃機関への燃料供給停止(燃料カット)を実行することで、触媒の浄化性能の診断性能をさらに高めることができる。(請求項6)
また、内燃機関を燃料カット運転して触媒に流入する排ガスを実質的に空気のみとすることで触媒の劣化浄化性能診断のための条件を安定させ、その後、内燃機関への燃料供給を再開して排ガス濃度を変更することで、触媒の浄化性能の診断性能をさらに高めることができる。(請求項7)
図1に示すように、車両用のエンジン(内燃機関)11には吸気系12と排気系13とECU23とが主にそなえられ、このうち、吸気系12には、エアフローセンサ15とインジェクタ16とが設けられるとともに、排気系13には触媒18と、O2センサ20と、排圧センサ21とが設けられている。また、車内のインストルメントパネル(図示略)には触媒18の故障が診断された場合に点灯する警告灯22が設けられている。
インジェクタ16は、吸気系12の吸気ポート24内へ燃料を噴射するものであって、噴射量および噴射タイミングなど、その作動は後述するECU23によって制御されるようになっている。
排圧センサ21は、触媒18の上流側における排気系13内に設けられ、排気系13内や触媒18内の気圧(即ち、排圧P)を測定するものであって、測定値はECU23へ送信されるようになっている。
吸着速度Va=「定数K」×「排圧P」×「空いている吸着点総量AS1」・・・(1)
ここで、Kは係数、排圧(排圧相関値)Pは触媒内での気圧であって排圧センサ21により測定された値である。また、空いている吸着点総量AS1は、触媒18においてまだNOxが吸着されていない吸着点の総量である
つまり、この式(1)は、吸着速度Vaが、触媒18の貴金属に対して衝突する頻度(即ち、排圧P)に比例し、また、空いている吸着点総量AS1に比例することに基づく。つまり、空いている吸着点総量AS1が減少するにつれて吸着速度Vaも低下するのである。なお、NOxは、NOxがNとOとに解離され、触媒18の貴金属に吸着されるようになっている。
この式(2)中、Aは定数、Pは排圧センサ21によって測定された排圧、φは触媒に含まれる貴金属とOSC剤とのうち貴金属によってO2が吸着される割合、Qは触媒18によるO2吸着量、κは単位貴金属質量あたりのO2吸着飽和量、Lは貴金属の量である。なお、触媒18のO2吸着量Qは∫{流入速度Vin(t)×排ガスの酸素濃度C(t)}dtとして表してもよい。
Va=K(θ)・P・(1−θ) ・・・(3)
K(θ)=A・(1−θ) ・・・(4)
θ=(φ×Q)/(κ×L) ・・・(5)
流入積算量検出部27は、空燃比変更制御部25により触媒18へ流入する排ガスの酸素濃度C1が変更された後、触媒18の下流に設けられたO2センサ20により触媒18から流出する排ガスの酸素濃度C2が変化するまでの期間(即ち、破過に至るまでの時間;破過時間内)において、触媒18へ流入した排ガス流量の積算量(流入積算量相関値)Finを求めるものである。つまり、この流入積算量Finは、流入速度Vin と排ガスの酸素濃度C 1 とを乗算したものの積算値であって、破過点における既に吸着されている吸着点総量の相関値であり、下式(6)で求めることができる。
吸着点総量検出部28は、破過点における吸着速度Va(即ち、破過点吸着速度相関値VBP)と、流入積算量Finとに加え、空燃比変更制御部25によって濃度が変更された排ガスの酸素濃度C1と、排圧センサ21によって測定された排圧Pとに基づき、吸着点総量(吸着点総量相関値)ASを算出するものである。
この式(7)は、破過点においては吸着速度Va=流入速度Vinが成立し、また、貴金属により既に吸着されたO2量(即ち、吸着量)は「∫{流入速度Vin(t)×排ガスの酸素濃度C1}dt」であるという条件を、上記の式(1)に代入することによって得られる式である。
図2のフローチャートに示すように、まず、ステップS11(濃度変更手順)において、空燃比変更制御部25がインジェクタ16による燃料噴射量を変更することで、触媒18に流入する排ガスの酸素濃度C1を変更する。
ここで、触媒18の下流側のO2センサ20により検出された排ガスの酸素濃度変化量ΔC2が、所定値以下である(即ち、破過していない)場合には、ステップS17およびステップS18(流入積算量検出手順)において流入速度Vinおよび流入排ガス酸素濃度C1が検出された後に、これらの流入速度Vinおよび排ガス酸素濃度C1を用いて触媒18へ流入した排ガスの流入量Fin(即ち、∫{流入速度Vin(t)×排ガス酸素濃度C1(t)}dt)が算出されて、積算値としてECU23の図示しないメモリに保存される。
そして、ステップS15(吸着点総量検出手順)において、吸着点総量検出部28が、上述した式(1)に基づき触媒18の貴金属における吸着点総量ASを算出した後、ステップS16において、ECU23のメモリ内に記憶された触媒流入排ガスの酸素濃度変化判定や、触媒18へ流入した排ガスの積算量Fin(即ち、∫{流入速度Vin(t)×排ガス酸素濃度C1(t)}dt)がリセットされ、その後、リターンする。
つまり、この図4には、貴金属の含有量の違いや、OSC剤の添加の有無により、NOx吸着速度Vaの低下の度合いは異なるものの、触媒18において吸着されたO2量が増大(即ち、空いている吸着点総量AS1が減少)するにつれて、NOx吸着速度Vaが低下し、最終的にはNOx吸着速度Vaがゼロ(即ち、飽和)となることが示されている。
また、触媒18へ流入する排ガスの圧力である排圧P(排圧相関値)と、濃度変更後の流入排ガス酸素濃度C1とに基づいて触媒18の浄化性能を診断することで、その診断精度を高めることができる。
次に、図面により、本発明の第1実施形態の変形例に係る内燃機関の触媒診断方法について説明すると、図5は本変形例に係る本発明が適用される模式的な内燃機関のブロック構成図、図6はそのフローチャートである。なお、上述の第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、また、上述の第1実施形態を説明するのに用いた図を用いて説明する場合もある。また、本変形例と上述した第1実施形態とにおいて異なっているのは、ECU30内の吸着点総量検出部31および流入積算量検出部32であるので、この点を中心に説明する。
なお、この式(8)は、破過点において吸着速度Va=流入速度Vinが成立し、また、貴金属により既に吸着されたO2量(即ち、吸着量)は「∫流入速度Vin(t)dt×排ガス酸素濃度C1」であるという条件を、第1実施形態において説明した式(1)に代入することによって得られる式である。
Fin=∫流入速度Vin(t)dt×排ガス酸素濃度C1・・・(9)
本変形例に係る本発明の内燃機関の触媒診断方法は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。なお、本変形例を示す図6のフローチャートと、第1実施形態を説明する際に用いた図2のフローチャートとの間で異なる点のみについて説明する。
その後、ステップS35(吸着点総量検出手順)において、吸着点総量検出部31が、上述した式(8)に基づき触媒18の貴金属における吸着点総量ASを算出した後、ステップS36において、ECU23のメモリ内に記憶された触媒流入排ガスの酸素濃度変化量ΔC1や触媒18へ流入した排ガスの積算量Fin(即ち、∫流入速度Vin(t)dt)がリセットされ、その後、リターンする。
次に、図面により、本発明の第2実施形態に係る内燃機関の触媒診断方法について説明すると、図7は本発明が適用される模式的な内燃機関のブロック構成図、図8および図9はそのフローチャートである。
図7に示すように、車両用のエンジン11には吸気系12と排気系13とECU51とがそなえられ、このうち、吸気系12には、エアフローセンサ15と、インジェクタ16とが設けられるとともに、排気系13には、触媒18と、O2センサ20と、排圧センサ21とが設けられている。また、車内のインストルメントパネル(図示略)には触媒18の故障が診断された場合に点灯する警告灯22が設けられている。
この本実施形態におけるECU51は、空燃比制御部(排ガス酸素濃度変更手段)25,吸着速度検出部(破過点吸着速度検出手段)26,流入積算量検出部(流入積算量検出部)27,吸着点総量検出部(吸着点総量検出手段)28および性能診断部(性能診断手段)52がそなえられ、このうち、性能診断部52が、診断条件検出部53と、吸着量検出部54と、破過量検出部55とをそなえて構成されている。なお、空燃比制御部25,吸着速度検出部26,流入積算量検出部27および吸着点総量検出部28については、第1実施形態において既に説明しているため、ここではその説明を省略する。
また、吸着量検出部54は、以下の式(10)をサイクリックに実行することで触媒18の貴金属に吸着されたO2の総量Qを検出するものである。
なお、ここで、nは吸着量Qの検出(即ち、上記の式(10)の算出)回数である。
また、破過量検出部55は、触媒18への排ガスの流入速度(流入速度相関値)Vinと、吸着速度検出部53によって算出された排ガス中の特定の物質(ここでは、NOx)の吸着速度Vaとに基づき、以下の式(11)をサイクリックに実行することで、触媒18から破過する排ガス中の特定の物質(ここでは、NOx)の破過量Bを積算するものである。なお、ここで、nは式(11)による破過量Bの算出回数である。
本発明の第2実施形態に係る内燃機関の触媒診断方法は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図8のフローチャートに示すように、故障診断モードにおいて、吸着量検出部54により、触媒18の貴金属に吸着されたO2の総量Qが検出される(ステップS42)。
そして、ステップS44において、吸着速度検出部26が、上述の式(1)に相当する式である下式(1A)を用いて吸着速度Vaを得る。
その後、ステップS45において、破過が生じているか否かが判定される。ここで、破過が生じている、即ち、吸着速度Vaが流入速度Vin未満(吸着速度Va<流入速度Vin)である場合には、ステップS46において、破過量検出部56が上記の式(11)を用いて破過量B、即ち、触媒18から放出された排ガス量を算出する。
以上、本発明の第1実施形態とその変形例および第2実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
この燃料カット制御部は、アクセルペダルセンサ(図示略)によってドライバがアクセルを解放したことが検出されると、エンジン回転数が所定回転数以上であることを条件にインジェクタ16による燃料噴射を停止させる燃料カット運転(燃料カット手順)を実行するものである。この場合、エンジン11がストイキあるいはリッチ運転が所定期間継続した後で、燃料カット運転を実行するのが好ましい。なお、エンジン11の燃料カット運転は、一般的に燃費を向上させることを意図して実行される場合が多いが、本例においては、燃料カット運転の実行により、触媒18へ流入する排ガス酸素濃度が変化することに着目している。
また、エンジン11がストイキ運転あるいはリッチ運転を所定時間継続した後に、燃料カット運転に切り換えて触媒18の浄化性能を診断することで、診断性能をさらに高めることができる。
また、上述の各実施形態においては、排圧センサ21によって測定された気圧をそのまま排圧Pとして用いるようになっているが、エンジンの吸気ポートに吸気圧センサを設けて燃焼室から吸気ポートへの吹き返し圧を測定し、この吹き返し圧情報から求めた排圧Pを用いるようにしてもよいし、予め設定した排圧マップからマップ値である排圧Pを選ぶようにしてもよい。また、排圧Pがほとんど変動しないエンジンの運転領域(例えば、低中排気流領域)においては、排圧Pを係数(=1.0)として取り扱うようにしてもよい。
また、触媒18の上流側および下流側にそれぞれNOx,HCおよびCOなどを直接検出する排ガスセンサを設けるようにしてもよい。
また、燃料カット運転実行中に、触媒上流の排ガス酸素濃度C1を求める場合には、係数(例えば、排ガス濃度がO2濃度であるとした場合には、大気中で酸素が占める割合としての値である約20%)を用いるようにしてもよい。
また、排ガスに含まれるHCに着目するとともに、貴金属により吸着されるHC量に着目して貴金属のHC吸着点総量を算出してもよい。また、HCには様々な種類のHCが存在するが、ある一種類のHCに着目しても、複数種のHCに着目してもよい。この場合、触媒の上流側と下流側とにHCセンサを設けるようにしてもよい。
また、触媒の上流および下流の両側に排ガスセンサ(例えば、NOxセンサ等)を配設した場合には、両センサによる検出タイミングの誤差、即ち、触媒上流のセンサによる検出タイミングと、触媒下流のセンサによる検出タイミングとの誤差を補正するようにしてもよい。この場合、上述した式(6)のうち、∫流入速度Vin(t)dtから上流側のセンサおよび下流側のセンサ間における触媒の容積を差し引くことで、この誤差を補正するようにしてもよい。この場合、より正確に吸着点総量ASを求めることができる。
13 排気系
18 触媒
S11 濃度変更手順
S14 破過点吸着速度検出手順
S17,S18,S37,S38 流入積算量検出手順
S15,S35 吸着点総量検出手順,排圧検出手順
S21,S51 性能診断手順
Claims (8)
- 内燃機関の排気系に設けられ、該内燃機関から排出された排ガスのガス成分を吸着する吸着点を有する触媒の浄化性能を診断する内燃機関の触媒診断方法において、
該触媒に流入する排ガスの酸素濃度を変更する濃度変更手順と、
該濃度変更手順による該触媒に流入する排ガスの酸素濃度の変更後、該触媒から流出する排ガスの酸素濃度が変化した時点において該触媒へ流入する排ガスの特定成分の流入速度を破過点吸着速度として求める破過点吸着速度検出手順と、
該濃度変更手順による該触媒に流入する排ガスの酸素濃度の変更後、該触媒から流出する排ガスの酸素濃度が変化する時点までの間に該触媒へ流入した排ガス流量の積算量を流入積算量として求める流入積算量検出手順と、
該破過点吸着速度と該流入積算量とに基づいて、該触媒の該吸着点の総量を吸着点総量として求める吸着点総量検出手順と、
該吸着点総量検出手順によって求められた該吸着点総量に基づいて、該触媒の浄化性能を診断する性能診断手順とをそなえる
ことを特徴とする、内燃機関の触媒診断方法。 - 該濃度変更手順後、該触媒へ流入する排ガスの圧力を求める排圧検出手順をそなえ、
該吸着点総量検出手順は、該破過点吸着速度と該流入積算量とに加え、該濃度変更手順において変更された排ガスの酸素濃度と該排圧検出手順によって求められた該排ガス圧力とに基づき、該吸着点総量を求める
ことを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の触媒診断方法。 - 該性能診断手順は、
該吸着点総量検出手順によって求められた該吸着点総量と所定値とを比較して該触媒の故障を判定する
ことを特徴とする、請求項1または2記載の内燃機関の触媒診断方法。 - 該性能診断手順は、
該吸着点総量検出手順によって求められた該吸着点総量に基づいて、該触媒へ流入する排ガスの該特定成分の吸着速度を求める吸着速度検出手順と、
該吸着速度と該触媒へ流入する排ガスの流入速度とに基づいて該触媒から破過する排ガスの該特定成分の破過量を積算する破過量検出手順とをそなえ、
所定期間内における該積算破過量に基づいて該触媒の浄化性能を診断する
ことを特徴とする、請求項1または2記載の内燃機関の触媒診断方法。 - 該内燃機関が車両の駆動に用いられ、
該濃度変更手順が、該車両の減速に際して該内燃機関への燃料供給を停止する燃料カット手順である
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の内燃機関の触媒診断方法。 - 該燃料カット手順は、
該内燃機関がストイキあるいはリッチ運転が所定期間継続した後に、該内燃機関への燃料供給を停止する
ことを特徴とする、請求項5記載の内燃機関の触媒診断方法。 - 該内燃機関が車両の駆動に用いられ、
該濃度変更手順が、
該車両の減速に際して該内燃機関への燃料供給を停止した後、該内燃機関への燃料供給を再開する燃料カット復帰手順である
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の内燃機関の触媒診断方法。 - 該排ガスの該特定成分は、
NOx,COおよびNOxのうちの少なくともいずれか1つである
ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項記載の内燃機関の触媒診断方法。
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