JP4403536B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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また、上記提案では、帯電ブラシカバー内にトナーの粉煙が発生し、この粉煙で装置内部が汚染されるのを防止するために、帯電ブラシカバーのブラシ上流側の縁部に弾性シールを設けて密閉し、これに直流電圧、或いは直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を印加して予備帯電することも提案されている。
さらに、上記提案では、帯電ブラシ以外に支持板と発泡部材とを導電性材料で形成した予備帯電部材を帯電ブラシの上流側に設けて、直流電圧を印加することも提案されている。
そのために本発明は、帯電手段で帯電した像担持体表面を画像露光して静電潜像を形成し、静電潜像を現像剤で顕像化する画像形成装置において、前記帯電手段は、像担持体に対して開口したハウジングに囲まれ、像担持体に当接して回転する帯電ブラシと、前記ハウジング内に配置され、前記帯電ブラシに対する像担持体の移動方向上流側に設けられた可撓性導電性シートとを備え、前記可撓性導電性シートは画像形成時に交流電圧が印加され、その先端部側が交流電圧印加時に像担持体に対して接触・非接触を繰り返すことを特徴とする。
また、本発明は、前記可撓性導電性シートに印加される交流電圧が、帯電ブラシに印加される電圧極性と同じ電圧極性である。
また、本発明は、さらに、前記ハウジング内には、前記帯電ブラシの一部に接触する固定部材が配置されている。
また、本発明は、前記可撓性導電性シートに印加される交流電圧が、放電開始電圧より小さい。
また、本発明は、前記可撓性導電性シートが、シート上面に付着したトナーが重力により先端部に移動するように、固定部から先端部に向かって傾斜している。
また、本発明は、前記可撓性導電性シートの先端部が前記帯電ブラシに接触している。
また、本発明は、前記可撓性導電性シートが、像担持体軸方向に対して複数箇所切れ目が形成されている。
また、本発明は、前記可撓性導電性シートが、像担持体軸方向に対して複数箇所孔が形成されている。
また、本発明は、前記可撓性導電性シートが、導電性ブラシから構成されている。
また、帯電ブラシの一部に接触する固定部材を設け、可撓性導電性シートに印加する交流の周波数を固定部材が帯電ブラシと接触する周波数より大きくし、かつ非整数倍とすることで、帯電ブラシから掻き落とされたトナーを確実に可撓性導電性シートと機械的に接触させることができ、正常に帯電したトナーが帯電ブラシを通過し易くするとともに、正常に帯電してないトナーを可撓性導電性シートで再帯電し、或いは帯電ブラシに回収し易くして再帯電することができる。
また、可撓性導電性シートに印加する交流電圧を、放電開始電圧より小さくすることで、転写残りトナーが付着した状態の像担持体を不均一に帯電させることなく、接触する転写残りトナーに接触電荷移動を起こすことができる。
また、可撓性導電性シートは、固定部から先端部に沿って傾斜しているので、シート上面に付着したトナーを重力により先端部に移動させることができ、また、その先端部が帯電ブラシに接触していることで、負帯電になった転写残りトナーをブラシ帯電装置から除去することができる。
また、可撓性導電性シートは、像担持体軸方向に対して複数箇所切れ目を有する、複数箇所に孔が形成されている、或いは導電性ブラシから構成されているので、帯電ブラシから可撓性導電性シート上面に付着したトナーを確実に像担持体表面に移動させることができる。
帯電ブラシ21には、電源30より放電開始電圧(Vth)の2倍以上の振幅をもつ交流電圧に像担持体を帯電させたい電圧(−400V〜−800V)の直流電圧を重畳した電圧を印加する。ブラシ帯電器に交流電圧を印加すると、帯電の際にブラシに印加する電圧と、ブラシの穂が振動して当接する衝撃によって像担持体表面のトナーが機械的に回収し易くなる。転写工程を経た残留トナーの多くは電気的に中性に近く、帯電ブラシで機械的に掻き取られて回収され、極性を持ったトナー(正帯電トナー)は交流バイアス電圧による電気的な力でブラシ側に引きつけられて回収される。
前述したように、可撓性導電性シートはシート上面に付着したトナーが重力により先端部へ向かって移動するように、固定部から先端部に沿って傾斜させている。しかし、これだけではシート上面にトナーが堆積する可能性がある。そこで、図4(a)に示すように、像担持体軸方向に対して可撓性導電性シートに複数箇所切れ目を形成する。或いは、図4(b)に示すように、像担持体軸方向に対して可撓性導電性シートに複数箇所孔を形成する。或いは、図4(c)に示すように、可撓性導電性シートを導電性ブラシで形成する。可撓性導電性シートは交流電圧の印加により機械的に振動しているので、切れ目、孔、或いはブラシ間からトナーが像担持体上に落ちてシート上面に堆積するのを防止することができる。
〔実施例〕
本実施例で用いた画像形成装置の条件は次の通りである。
帯電ブラシ:像担持体に対する食い込み深さ=2mm
印加電圧(Vdc=−620V、Vpp=1500V 、sin 波、f=2.0kHz)
周速度は感光体周速の2倍
感光体 :LP-1500C(セイコーエプソン(株)製)
感光体周速:100mm/s
感光体表面
電位 :−600V(帯電後の暗所での表面電位)
現像方式 :DC+AC重畳非接触非磁性一成分トナー現像方式
トナーはLP-1500Cのマゼンタトナーを採用
現像装置もLP-1500Cのものを採用
現像ハ゛イアス(Vdc=−200V、Vpp=1500V 、sin 波、f=2.5kHz) 転写方式 :接触式ローラ転写方式
転写ローラはLP-1500Cの2次転写ローラを採用
紙 :富士ゼロックス(株)製J紙
本実施例の画像形成装置では、帯電ブラシは、東英産業株式会社製のREC B6−9(商品名)を用いた。この帯電ブラシにおいては、レイヨンからなる繊維にカーボンブラックを18重量%分散させた材料を使用し、ブラシの毛の長さが5mm,ブラシの太さが約20μm,ブラシ密度が15万本/inch2 ,繊維の抵抗値が106 〜108 Ωcmになったブラシを構成し、このブラシを金属製の軸に巻きつけロール状に取り付けると共に、この金属製の軸を通してブラシ部に電圧を印加できるようにした。
また、No5,6,13,14,21,22,29,30では、可撓性導電性シートの印加電圧が放電開始電圧を超えているこめ、感光体との間で放電を起こし、感光体表面を一定の電圧まで帯電してしまう。この際、可撓性導電性シートの一部に転写残りトナーが付着するため、放電による帯電が行われる部分と行われない部分ができてしまうため、結果的に画像形成不良を起こすと考えられる。ただし、No13,14,29,30の方が交流電圧を重畳しているため、可撓性導電性シートに付着した転写残りトナーを機械的に感光体表面に叩き付けることで除去する効果があるため少しは耐久性が高くなると考えられる。
Claims (9)
- 帯電手段で帯電した像担持体表面を画像露光して静電潜像を形成し、静電潜像を現像剤で顕像化する画像形成装置において、
前記帯電手段は、像担持体に対して開口したハウジングに囲まれ、像担持体に当接して回転する帯電ブラシと、前記ハウジング内に配置され、前記帯電ブラシに対する像担持体の移動方向上流側に設けられた可撓性導電性シートとを備え、
前記可撓性導電性シートは画像形成時に交流電圧が印加され、その先端部側が交流電圧印加時に像担持体に対して接触・非接触を繰り返すことを特徴とする画像形成装置。 - 前記可撓性導電性シートに印加される交流電圧は、帯電ブラシに印加される電圧極性と同じ電圧極性であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- さらに、前記ハウジング内には、前記帯電ブラシの一部に接触する固定部材が配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記可撓性導電性シートに印加される交流電圧は、放電開始電圧より小さいことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
- 前記可撓性導電性シートは、シート上面に付着したトナーが重力により先端部に移動するように、固定部から先端部に向かって傾斜していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記可撓性導電性シートの先端部は、前記帯電ブラシに接触していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記可撓性導電性シートは、像担持体軸方向に対して複数箇所切れ目が形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記可撓性導電性シートは、像担持体軸方向に対して複数箇所孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記可撓性導電性シートは、導電性ブラシから構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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