JP4402596B2 - ウォールシステムの修理、防水加工、絶縁処理、補強、復元のための方法 - Google Patents

ウォールシステムの修理、防水加工、絶縁処理、補強、復元のための方法 Download PDF

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Description

本発明は、ウォールシステムを、構造的本来の状態に、修理、防水加工、絶縁処理、補強、復元のうちの少なくとも一つを行う方法に関する。特に、この発明の方法は、ウォールシステムの機械強度の強化、水の流れに対する浸透性を小さくすること、熱伝導性を小さくすること、他の特性のうちの少なくとも一つを可能にすることができ、かつ、水が存在している状態ですら遂行することができるものである。
建物を構成するウォールまたはウォールシステムは、一般的に、石灰や、セメントや、他の接合材料からなる接合剤の介在によって、空洞すなわちキャビティの存在無しに、石のブロックやレンガや他の材料を密接な関係を有するように重ね合わせたり配置したにすることによって、製造される。通常、そのような建物のサイズのデザインは、実際には、ウォールシステムの全断面が反作用(反発力)を示すことを考慮して、すなわち、石造建築の断面の全てがその上にのしかかる荷重を支持するのに関与していると仮定して、言い換えると、ウォールシステムの内側の空洞すなわちキャビティが排除されていることを仮定して、遂行されている。強度に関して、デザインは、石造建築の許容できる応力を考慮している。上記許容できる応力は、レンガ、石または他の材料のブロックの強度によってもたらされる寄与、および、使用された接合剤の強度によってもたらされる寄与によって決定されるものであるが、実験検査手段によって決定される。
建物がひとたび完成すると、時間の経過によって、ブロックの間またはブロックの一部分の間に介在している接合剤の層は、水、空気または他の物質によって生成される周囲の作用によって分解される可能性があり、または、しみ出た流水によって何処かに運ばれる可能性があり、または、大気現象を含む様々な現象によって引き起こされる化学作用によって様変わりする可能性がある。
ウォールの断面内部の材料の減少は、様々なサイズの空洞の存在の原因になり、有効的な反発断面の純減、許容できる応力(歪み力)の低下、または、浸透性や他の効果の増大を引き起こす。
幾つかの場合では、強度の低下は、建物の崩壊の原因になる。
他の場合では、空洞を含むけれども完全に無傷のウォールシステムは、もはや正確にその機能を遂行しないかもしれない。というのも、それらは、デザインに対して異なった強度および方向を有することによってウォールシステムに影響を及ぼす応力の生成、または、ウォールシステムの壁に近接する流体の存在によって結果としてブロックの間からのしみ出てくる動き、または、ウォールシステムの一部分上におけるより大きな熱断熱材の必要性、または、ウォール構造の粘性を改善する必要性、または、他の条件のような、デザイン中に計画しえない境界条件または制限条件を支配しているからである。
いずれにせよ、石造建築およびその再建の安全性を保証する様々なシステムが知られている。一般的には、所謂スティッチおよびアンスチィッチ動作、すなわち、支柱、板材、タイ等のような補強構造を有する補強された石造建築の暫定的な支持と一緒に行われる劣化部分の部分的な除去からなるか、または、除去部分の完全な取り替えからなる細心の動作によって、ウォール本体を再構築するシステムがある。この方法は、高い浸入性に加えて、非常に長い実行時間および非常に高いコストを必要とする。
劣化した石造建築にチョーキングまたはフープイング等を行うことによる他のウォール強化システムが知られている。これらのシステムは、例えば、支柱、リブまたは棒等のような、ウォール本体の強度を回復することを保証する補強要素の補助を提供する。これらの方法は、高い浸入性に加えて、観察者に視覚的に視認される新しい金属製の要素または他の物の導入によって、ウォール本体のオリジナル構造およびオリジナル形状を修正することになる。これらの方法を適用するときのコストは、一般的に非常に高い。
更に、ウォールシステムでは、形成された空洞を充填するために、水平方向に、または、いかなる場合でも2つのより大きな対向平面に対して直角に、場合によっては添加剤と一緒に、セメントまたは化学的な混合物の噴射を提供する他のシステムが知られている。全ての空洞に到達することを保証するために、水平方向におよびウォールの表面に直角に実行される噴射は、非常に多くなければならない。また、今後いっそう明確になるだろう理由によって、手続きは、長く厄介なものになる。更に使用される混合物は、一般的に膨張しないか、または、極端に小さい程度の膨張しかしないが、なかんずくウォールが取り返しがつかないまでに損傷することの危険性を回避するために、上記混合物は、電子ポンプまたは他の装置を使用することによって、または、重力によって、低圧で噴射されるようになっている。上述の方法では、それ故に、使用される膨張しないかまたは低い膨張の材料は、ウォールシステムが取り返しがつかないまでに損傷することを回避するために、無視できる程度の膨張力(検知できないかもしれない)を有するのみである。この膨張力は、なかんずく制御不能で消すことができないものである。
これらの理由の全てのために、これらの方法では、空洞の全て、これには噴射点から最も遠く位置している空洞が含まれているが、を充填することと、垂直に延びているキャビティを完全に充填することと、の両方を保証することは、非常に困難である。最終的に、実際上、上記特性の理由によって、これらの方法は、石造建築内に、均衡状態を生じさせることが不可能であるが、それによって、介入前の状態に対してウォールシステムの機械特性が、かなり改良されることになる。
この発明の目的は、効果的、永続的、および、現在使用されているシステムの実行コストよりも明確に低い実行コストで、ウォールシステムを構造的本来の状態に、修理、防水加工、絶縁処理、補強、復元のうちの少なくとも一つを行うことを可能にする方法を提供することである。
この目的の範囲内において、この発明の目的は、ウォールシステムまたはそれの一部分が、水に浸されている場合ですら、問題なしに適用されることができる方法を提供することである。
この発明の他の目的は、悪化したウォールシステムを構成する要素を完全に取り替えることを必要とせず、かつ、システムの許容強度を増大させる、または、石造建築の断面の反発力を増大させる、または、浸透性の低減を増大させる補助構造、これは視覚的に視認できるものを含むが、を使用しない方法を、提供することである。
この発明の他の目的は、実行することが簡単かつ早急であり、この発明の遂行中および遂行後の建物の安全性を保証し、ウォールシステムを構造的本来の状態に再構築することを可能にし、および、ウォールシステムの浸透性を明確に低減することと熱伝導の低減することとのうちの少なくとも一方を保証する、方法を提供することである。
以後いっそう明確になるだろうこの目的、および、これらおよび他の対象は、ウォールシステムに存在しているキャビティを通過するのに相応しい方法で、ウォールシステム内に間隔をおいて複数の噴射穴を供給することと、上記噴射穴に噴射チューブを挿入することと、化学反応の結果として噴出後膨張する物質を、上記噴射チューブを通じて上記噴射穴に噴射することと、を備えるウォールシステムの構造強度を、修理、防水加工、絶縁処理、補強、復元のうちの少なくとも一つを行う方法によって実現されることになる。
発明を実行する方法
図を参照すると、この発明の方法は、実質的には、空洞すなわちキャビティ2を含むウォールシステム1で、空間であると共に、その数が、必要性およびウォールシステム1の劣化の状態に依存して変動する噴射穴3を製造することにある。
噴射穴3は、好ましくはウォールシステム1内のキャビティ2の最大伸張の表面に対して略垂直な方向に沿って延びている。
頻繁に存在するように、仮に、ウォールシステムが鉛直方向に延びているのであれば、噴射穴3は、好ましくは鉛直方向または鉛直に対してわずかに傾いた方向を向くように製造される。というのも、ウォールシステム1内のより大きなキャビティ2は、一般的には水平方向に向くので(例えば、レンガのウォール)、全ての噴出穴3でキャビティ2の最大の数を貫くことができるからである。複数の上記噴射穴3は、過去の構造研究に基づいて導かれた個別の必要性に従う異なる長さを有した状態で、かつ、好ましくは0.20mから2.00mまで変動させることができる2つの近接する噴出穴の間の距離を有した状態で、選択的に、ウォールシステム1に直接形成されることができる。
複数の噴射穴3は、いかなる場合でも好ましくは4mmから40mmの間に含まれる直径を有した状態で、個別の必要性に従う変動範囲を有することができる。いかなる場合でもウォールシステム1の2つのより大きな対向平面の間に供給されるけれども、ある場合には、鉛直方向以外の方向を向いた噴射穴3を用意することが必要になるかもしれない。
また、以下でより明白になるように、噴出穴3の深さは、個別の必要性に応じて変化させることができる。
噴出チューブ4は、噴出穴3に挿入されてその中を走行する。上記チューブは、銅、塩化ビニル(PVC)、鋼またはその他の材料で形成され、適切には、噴射穴3に沿って摺動するのを容易にするために、潤滑材料によって構成されたり潤滑材料と一緒に扱われたりする。
噴射後、化学反応によって膨張する選択物質5は、以下では物質と呼ぶ、ウォールシステム1中に、噴射チューブ4を通じて噴射される。
好ましくは、噴射中、噴射チューブ4は、挿入方向と反対方向に噴射穴3に沿って徐々に引っ込められ、その結果、物質5は、噴出穴3が通過した、すなわち、噴出穴3に連結した多数のキャビティ2に配給され、一動作でウォールシステム1の大きな体積を関与させ、かつ、物質5を、多数の隙間、裂け目およびキャビティに供給することができる。
鉛直方向に延びる、すなわち、鉛直方向に走るか、または、鉛直方向に対してわずかに傾いて走る噴出穴3を有するウォールシステム1の最も頻繁な場合では、以下に明らかになるだろうように、噴出穴3は、物質5の噴射中、好ましく変えられたレートで徐々に上方に引き抜かれる。
選択物質5は、ひとたび噴射されると、その構成成分間の化学反応の結果として、膨張前の物質の体積の2倍から5倍の範囲で、潜在的に能力を有する体積の増加分だけ膨張し、完全に閉じ込められた状態で、通常20kPaから200kPaの間の最大膨張圧を生成する。いかなる場合でも、最大膨張圧は、扱われるウォールシステム1の破裂限界圧よりも低く設定される。
上記物質5の最大膨張圧は、研究によって達成されているのだけれども、この方法の発明と同時に大きく低減され、化学反応の結果としての上記物質の体積は最小限しか増加せず、もし、飽和された状態でウォールキャビティ内に完全に閉じ込められたならば、最小限の膨張の後、取り囲んでいるウォール要素の最小限かつ許容できる変形の後、膨張圧のかなりの低減が保証される。特に、上記物質が、その初期体積の5%よりも小さい膨張しかしなくて、物質が最大膨張圧の大きな低減を有することが達成される。この文脈では、この文章で使用されるディシペエブルという文言は、上記概念を表現することを意図して使用されている。
使用において、膨張前、選択物質5は、好ましくは10−9m/sと同等の浸透係数を有する。
物質5は、化学膨張反応の開始前、20℃で200mPa・sから300mPa・sの間であり、いかなる場合においても、ウォールシステム1内の噴射チューブ4から出て到達されるキャビティへの容易な浸透を保証するのにふさわしい平均粘性を有している。
物質5は、反応時間、すなわち、噴射チューブ4への導入と膨張プロセスの開始との間に、通常3秒から60秒の間に含まれる時間間隔を有するので、その結果、介入を受けるウォールシステム1の厚さや特性に依存するけれども、取り扱われる石造建築からの物質の過度の漏れおよびウォールシステム1内の空洞の部分的な普及の両方を回避することができる。
膨張プロセスの開始後、物質5は、それが個体になるまで、すなわち、反応が終わったときに無限大に近づく傾向がある粘度まで、その粘度が急激に増大する。この時間間隔は、好ましくは20秒から150秒の間に含まれる。
この性質は、非常に重要である。というのも、それは、洗い流されることによってウォールシステムの外に運ばれる危険性なしに、物質5を、流水に直接接触した状態でウォールシステム内へ噴射することを可能にするからである。更に、取り囲んだ水の存在にも拘わらず一定の膨張を遂行することができるからである。
ひとたび、それが膨張して硬化する(固まる)と、物質5は、水の存在によって様変わりすることはない。そのことは、たとえ、水が、酸、豊富な硫酸塩、炭酸塩、および、一般的な塩のうちの少なくとも一つを含んでいたとしても、そうである。
ひとたび硬化がおこれば、物質5は、少なくとも物質5の代わりとなる介在材料の機械特性と同様の良好な機械特性を有する。機械特性は、ある幅の範囲内で前もって確定できる。というのも、それらは、膨張後の上記物質5の密度に依存しているからである。上記機械特性は、自由大気下で膨張した物質5の密度の関数であり、噴射ステップ中に導入される物質の総量の関数である。
特に、上記物質5は、それが硬化したとき、好ましくは、引張強度が200kg/mの密度で平均180N/cmから500kg/mの密度で平均800N/cmの間に略おさまるように、また、耐圧強度が、200kg/mの密度で平均200N/cmから500kg/mの密度で平均1300N/cmの間に略おさまるように、選ばれる。このことによる財産(利点)は、特に、周知の接合剤の引張強度がほとんどゼロであるとき、噴射されて固化した物質の密度が500kg/mよりも高くて、それ故に、その引張強度および耐圧強度が上記場合よりも高いとみなしたならば、扱われているウォールシステム1の機械特性を、最初の状態に対してですら、改良できるということである。
物質5は、膨張して固化したとき、水よりも相対的に低い密度を有している。
選択物質5は、都合良くは、膨張ポリウレタン発砲体(膨張ポリウレタンフォーム)、好ましくは、独立気泡ポリウレタン発砲体の混合によって構成される。上記物質5は、例えば、単純なため示さない周知の混合装置内で混合された2つの部分(2つの成分)の発砲体によって構成されることができる。上記混合装置は、噴射チューブ4に連結され、混合された2つの部分(2つの成分)の発砲体は、噴射チューブ4を通じて、物質を噴射するのに必要な圧力を保証するポンプによって供給される。第1成分は、入手できるものとしてはオランダの会社であるレジナケミエ(Resina Chemie)によって製造されているウレテックハイドロCP200A(Uretek Hydro CP 200 A)のような、ポリエーテルポリオール、触媒および水を含むポリオールの混合物で構成することができる。第2成分は、入手できるものとしては上記会社で製造されているウレテックハイドロCP200B(Uretek Hydro CP 200 B)のような、MDI(メチレンジフェニルジイソシアネート)イソシアネートで構成することができる。これら2つの成分の混合は、密度が、自由空気下(すなわち、閉じ込め無し)での膨張の終了時に少なくとも200kg/mと同等であり、かつ、ウォールシステムに存在するキャビティ2の体積および上記キャビティ2の範囲を定めるウォールによる対抗抵抗に依存して変動する膨張ウレタン発砲体を製造する。
明らかに、この発明の保護の範疇を逸脱することなしに、同等の性質を有する他の膨張物質を使用することが可能である。
必要性に応じて、物質5は、噴射穴3に挿入された噴射チューブを通じて噴射されることができる。上記噴出穴3は、一ステップで、図1,2および4に示されているように部分的に形成を中断された状態で、選択的にウォールシステム1に前もって形成されている。物質5は、好適には、物質5の噴射圧と物質5の噴射の流量とのうちの少なくとも一方に基づいて調整されているレートで、噴射チューブ4が下から上に徐々に引き抜かれている間に、噴射される。
必要ならば、物質5は、例えば、より大きな空洞の存在場所、水が浸入している場所、切れ目構造や他の状態の場所等、妥当な工学技術の基準によって選択されたウォールシステム1の特定の地点に、局所的な噴射を遂行することによって、選択的に導入されることができる。最後の場合においては、図3に示すように、噴射チューブ4は、必ずしも引き抜かれる必要性はなく、ウォールシステム1内に残されることができる。この場合では、キャビティ3が完全に満たされているかチェックするため、および、噴射の中断を決定するために、物質5の噴射圧と、物質5の噴射の流量のうちの少なくとも一方を測定することが有益である。
噴射圧および噴射の流量は、圧力ゲージと周知のタイプの流速測定器6とのうちの少なくとも一方を備える監視システムを用いて絶えず測定されることができる。その監視システムは、容易に図に示されることができ、噴射チューブ4の引き出しの開始前または物質5の噴射の中断前のキャビティ2の完全な充填を達成するために、噴射チューブ4の入口とミキサーとの間における噴射チューブ4の入口の上流、例えば、ミキサーと対応する噴射ノズル4とを結合する噴射装置8の周知の型の噴射ノズル7上に配置される。
特に、例は、噴射ノズル7上に配置された機器6を用いた、噴射の監視の使用の重要性を与えるが、この例は、制限を与えるものではない。傷を有さないウォールシステムの特性が、もうすでに測定されて知られ、石造建築によって持ちこたえられる最大圧、すなわち、上限破裂圧(20バール)が安全係数(10)で割られたものが、2バールであると仮定すると、噴射工程は、噴射圧を0から2バールの間の安定状態に制限することによって、選択的に遂行される。
圧力ゲージ6によって測定された噴射圧が変化したとき、噴射チューブ4の引っ込めレートは、比例的に変化する。
噴射ノズル上に配置された圧力ゲージによって測定された圧力が0バールであるとき、噴射チューブ4は、一分あたり0mのレートで引っ込められる。噴射ノズル上に配置された圧力ゲージによって測定された圧力が、いかなる場合においてもそれより低い値になる2バールになりがちであるとき、噴射チューブ4は、一分あたり3mのレートで引っ込められる。噴射ノズル上に配置された圧力ゲージによって測定された圧力が0バールと2バールの間であるとき、噴射チューブ4の引っ込めレートは、一分あたり0mから3mの間で比例的に変化する。上記の変数は、一例であり、変動するウォールシステム1の特性の関数として均一かつ相当に変化させることができる。
過剰圧力の長い誘導が突然かつ即座に発生して、噴射ノズル上に配置された圧力ゲージ6によって10バール(如何なる場合においても石造建築の破裂限界圧よりも低い値)に匹敵する値が測定されることと、流量測定装置によって測定された噴射の大きな減少または噴射の中止が起こることと、のうちの少なくとも一方が仮に起こったならば、安全バルブ12等が、噴射ノズルから出て供給チューブ14を通過した噴出流を停止し、システムおよび物質5の噴出を停止する。過剰圧力の誘導は、長期にわたらなければならず、石造建築の型に依存して、一般的には2秒から10秒の間持続しなければならない。非常に短時間の過剰圧力のピーク(一般的には2−10秒よりもより短い)に対しては、石造建築は、必ずしも変形することなしに、如何なる場合においても破裂限界圧よりも低い圧力に耐えうることができることが観察されている。その上、いくらかの場合では、過剰圧力ピークの発生は、ウォールシステム内の空洞への物質5のいっそう完全な浸透を達成するのを助ける。上記好ましい粘度よりも高い粘度の物質に対しては、過剰圧力の誘導は、より高い浸透という最小限の利益をもたらすが、それはウォールシステムの破裂の非常に高いリスクによって相殺されることが確認されている。
上述の方法では、ウォールシステムへの完全な浸透を確保しながら、最大限の安定性が保証されて、ウォールシステムの崩壊の危険性が回避される。
流量測定装置および圧力ゲージは、更に、ウォールシステム1からの物質5の過度な流出を回避しながら、噴射を行うことを可能にする。仮に、処理される流量が、非常に高いものであったとすれば、噴射は、現実に中断されることができ、ウォールシステム1外に物質5の過度の分散があるか否かを決定するために、ウォールシステムを、視覚的に、または、破壊テストもしくは非破壊テストで検査することができる。
噴射および噴射チューブ4の引っ込めレートを連続的に制御するのに使用されているこの選択可能なシステムは、プログラム制御できる形式のものであり、その結果、それは、異なる特性を有するウォールシステムに適用されることができる。
噴射チューブ4は、その軸端の一方に、噴射ノズル7に接続されるようにデザインされている入口を有し、また、その反対側の軸端またはその反対側の軸端の隣接部に、物質5の一つまたは好ましくは複数の出口9を有する。複数の出口がある場合には、上記出口の個々の通過断面積の総計は、好ましくは、噴射ノズルが適合している入口の通過断面積よりも大きい。この特性は、他の複数の効果に混じって、ウォールシステム1での物質5の分散におけるいっそうの一様性、噴出チューブ4と噴出穴3とのうちの少なくとも一方によって構成される噴射流路内の傷害物によって、または、上記ウォールシステムに存在する密閉されたキャビティを充填することによって引き起こされる圧力の突然の増加のより少ない危険性、および、ウォールシステム1からの漏れの危険性を結果的に低減できる噴出流路からの物質5の流れのレートの低減、を生成する。
ひとたび噴射されると、ポンプによって引き起こされる圧力のみを有した状態で、物質5は、その低い粘度(その好ましい値は上記に記載されている)のせいで、膨張前に、全てのキャビティ2に流入する傾向があり、ウォールシステムにいっそう容易に到達し、膨張が始まる。この動作は、存在するキャビティ2に制御された充填をもたらし、物質5をより接近しにくいキャビティに進ませ、結果として、それらを充填する。物質5の制御されたディシペエブルな膨張圧は、ウォールシステム1における重大で危険な破損および変形を回避する。噴射穴を取り囲むウォールシステム1を構成する固体要素の全ては、膨張物質の膜によって取り囲まれ、その寸法は、略上記空の割れ目の寸法と略等しい。ウォールシステムのキャビティに表れる如何なる流体も、物質5の膨張圧によって除かれ、ウォールシステムの固体の骨格を構成する全ての石またはレンガのブロックは、過度の圧力をうけることなしに、再集合される。仮に、ウォールシステムが、水に浸されているか、または、地下水よりも下の地中に存在しているものとすると、水の存在と無関係に反応し、膨張工程の間または硬化が起こった後、水によって様変わりしない膨張物質が使用される。例えば、上記ウレテックハイドロCP200A(Uretek Hydro CP 200 A)は、もっぱらそこに含まれる水に基づいて膨張する。というのも、それは、ハロゲンであり、CFCs,HFCs,HCFCsおよびCFsのような推進剤成分を完全に欠いているからである。言い換えれば、膨張の化学反応は、取り囲んでいる環境からの水を吸収することなしに、水によってダメージを受けること、すなわち、最も重要なことだが膨張力を抑えきれずに押し上げられることなしに、起こる。更に、上記要素は、再生可能で非汚染の材料から抽出される。
注目すべきは、この発明によれば、適切にデザインされた幾何学的な格子に従うウォールシステムに噴射された物質5が、膨張中に到達することがより容易なキャビティ2を自動的にさがすことである。この方法では、物質は、それらが過剰供給されるまでキャビティを占有し続け、結果として、過剰圧力および流量の低減を引き起こす。過剰圧力および流量は、上述のように噴射ノズルに配置された監視システムによっていつでも検証されることができる。
使用中に遂行されることができる他の監視動作としては、ウォールシステムの2つのより大きな対向平面に略垂直な方向に、それ故に、仮に、ウォールシステムが鉛直であるならば、物質5の噴射中に、ウォールシステムまたはウォールシステムの全外面が受ける水平方向に沿った動きの監視がある。
この監視は、状況に応じて、レーザー準位を使用することによって、または商業的に利用できると共に、上記ウォールシステムの表面の如何なる最小限の動きも即時応答で連続的に検出するのに相応しい同様の機器を使用することによって実行できる。
ウォールシステムにおいて、大きなすなわち如何なる場合でも感知できる表面まで膨らんだ空洞が存在する場合、ウォールシステム内への物質5の噴射に先だって介入を遂行することができる。これらの介入は、ウォールシステムの表面がグランドに接触しているかどうか、または、ウォールシステムの表面が露出しているかどうか、すなわち、その表面が解放されているかまたは水に浸されているかどうかに依存して異なる。第1のケースでは、周知の技術によって、膨張物質の噴射に先だって行うことができる。上記噴射は、高度の膨張を有し、グランドに直接接触するか、または、図5および図6に示すように、地中において、表面から0.2mから1.0m変化させることができる距離で、ウォールシステムの表面に沿った大きな膨張圧を有し、その結果、ウォールシステムのキャビティの方に、土または噴射膨張システムを押し出すことができ、そこに存在して表面まで上昇してきた開口をブロックして閉鎖することができる。第2のケースでは、キャビティの表面に作用するウォールシステムの表面に沿って実行することができる。例えば、図7に示すように、ジオキシスタイル物質(地質織布物質)11のシートを使用することによって、または、高度の膨張および急速な硬化をおこす性質を有する膨張物質を使用することによってそれをカバーするスプレーによって実行することができる。これの全ては、ウォールシステムへの噴射動作の後、急速かつ即座に除かれることができる。ウォールシステムへの閉じ込めの目的を達成するべく、それらがウォールシステムの表面に到達したキャビティから物質5のいかなる漏れも防止することができさえすれば、随意他の方法が使用されることができる。
石造建築で噴射を行うための中心距離(center distance)を正確に確定するために、図8に示すシステム、すなわち、噴射チューブ4の周辺でウォールシステム1に形成された測量穴15内に、閉鎖式でしなやかで変形可能のピエゾメータパイプ13を導入することによって、実行される噴射を監視する方法を使用することができる。上記ピエゾメータパイプ13は、水が充填され、水の水位は、ウォールシステム1から上方にはみ出ているピエゾメータパイプ13の部分で、視覚により確認できる。物質5は、ピエゾメータパイプ13を含むキャビティ2への充填中、その膨張圧によって、ピエゾメータパイプ13の側壁に圧力を加え、このことは、その中に入っている水の水位を上昇させる原因になる。この非破壊の監視は、ウォールシステム内の膨張物質によって覆われている空間を特定することを可能にし、それに従ってウォールシステムを強化するのに必要な介入の中心距離を設定することを可能にする。
この非破壊の監視システムは、全てのキャビティにおいてウォールシステムが物質5によって浸透されている場所を検査するのが重要である場合に、噴射動作中システマティックに使用されることができる。
処置の最後に、コアリングや他の破壊検査、または、超音波検査または他の非破壊検査のどちらかで、ウォールシステムに周知の強度検査(integrity testing)を行うことができる。
この発明の方法が、実際に、十分に意図した目的を達成できることがわかる。というのも、それは、水が存在する状態ですら、単純で、急速で、有効で、永続的で、非破壊で、および、低コストの方法で、悪化したウォールシステムを構造的本来の状態に回復することを可能にするからである。そしてその結果、それらの機械強度を向上させることができ、水の流れの浸透を低減することができ、それらの熱伝導を低減することができ、他の効果を実現することができるからである。
この方法が、添付されたクレームの範疇内で、多数の修正および変形が許されることは、理解される。詳細の全ては、更に、他の技術的に等価な要素によって取り替えられるかもしれない。
この出願が、優先権を主張しているイタリア特許出願番号MI2002A001995の公開は、ここで言及することによって取り込まれている。
ウォールシステムに形成された噴射穴を通じて膨張物質を噴射していることを示す概略図である。 膨張物質が噴射チューブが対応する噴射ホールに沿って上方に徐々に引き抜かれている間に噴射されたとき、膨張物質が膨張および硬化するなりゆきを示す概略図である。 膨張物質がチューブを引き抜くことなしに噴射されたとき、膨張物質が膨張および硬化するなりゆきを示す概略図である。 亀裂を有するウォールシステムの伸長に沿って形成された複数の噴射穴に噴射する場合において、噴射物質の膨張結果のなりゆきを示す図である。 ウォールシステムがウォールシステムの外側に通じる大きなキャビティを有したとき、噴射に先だって行われる処置を説明する図である。 ウォールシステムがウォールシステムの外側に通じる大きなキャビティを有したとき、噴射に先だって行われる処置を説明する図である。 ウォールシステムがウォールシステムの外側に通じる大きなキャビティを有したとき、噴射に先だって行われる処置を説明する図である。 ウォールシステムにおいて、水が充填されたピエゾメータパイプを導入することによって実現できる噴射の監視を説明する図である。

Claims (35)

  1. ウォールシステムを、構造的本来の状態に、修理、防水加工、絶縁処理、補強、復元のうちの少なくとも一つを行う方法において、
    ウォールシステム(1)内に存在するキャビティ(2)を通過するのに適した方法で、ウォールシステム(1)内に間隔をおいて配置された複数の噴射穴(3)を用意することと、
    上記複数の噴射穴(3)に噴射チューブ(4)を挿入することと、
    化学反応の結果として噴射の後に膨張する物質(5)を、上記噴射チューブ(4)を通じて上記噴射穴(3)に噴射することと
    を備え、上記噴射穴(3)の縦の伸長方向は、上記ウォールシステム(1)の2つのより大きな対向平面の間にあることを特徴とするウォールシステムを、構造的本来の状態に、修理、防水加工、絶縁処理、補強、復元のうちの少なくとも一つを行う方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    噴射中、上記噴射チューブ(4)は、上記物質(5)が、上記噴射穴(3)によって交差されているかまたは上記噴射穴(3)に近接している上記キャビティ(2)に浸透することを可能にするために、対応する噴射穴(3)に沿って挿入に対して反対の方向に徐々に引き抜かれることを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    上記噴射穴(3)は、上記ウォールシステム(1)内の上記キャビティ(2)の最も大きな表面に対して略直角に形成されていることを特徴とする方法。
  4. 請求項に記載の方法において、
    上記物質(5)は、独立気泡ポリウレタンフォームで構成されていることを特徴とする方法。
  5. 請求項に記載の方法において、
    上記物質(5)は、MDIイソシアネートおよびポリオールの混合体で構成されていることを特徴とする方法。
  6. 請求項に記載の方法において、
    上記物質(5)は、20kPaと200kPaの間に略含まれる最大膨張圧を有していることを特徴とする方法。
  7. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)は、膨張中、最大膨張圧の低減、すなわち、その初期体積の5%よりも小さいかもしれないその膨張の程度の後に損失を有することを特徴とする方法。
  8. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)は、それが噴射される上記ウォールシステムの破裂限界圧よりも小さい最大膨張圧を有することを特徴とする方法。
  9. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)の反応時間は、3秒から60秒の間に含まれていることを特徴とする方法。
  10. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    膨張のための化学反応の過程および膨張中の上記物質は、水の存在によって依然として変化しないことを特徴とする方法。
  11. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)は、ひとたび膨張して硬化すると、水、または、酸を含んでいる水、硫酸塩に富んだ水および炭酸塩に富んだ水の内の少なくとも一つ、または、一般的に塩に富む水の存在で、変化しない状態を維持することを特徴とする方法。
  12. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)は、ひとたび噴射されて固まると、200kg/mの密度で平均180N/cmから500kg/mの密度で平均800N/cmの間に略収まる引張強度を有することを特徴とする方法。
  13. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)は、ひとたび噴射されて固まると、200kg/mの密度で平均200N/cmから500kg/mの密度で平均1300N/cmの間に略収まる耐圧強度を有することを特徴とする方法。
  14. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)は、膨張の化学反応の開始より前に、20℃で200mPa・sから300mPa・sの間に略含まれる粘性を有することを特徴とする方法。
  15. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)の粘度は、上記物質の膨張の化学反応の開始から20秒から150秒の間の時間間隔で、200−300mPa・sの値から無限大に近づく傾向がある値まで変化することを特徴とする方法。
  16. 請求項1,4,5および6のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)は、ひとたび噴射されて固まると、水よりも相対的に低い密度を有することを特徴とする方法。
  17. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記噴射穴(3)は、略鉛直方向に沿って形成され、上記物質(5)は、上記噴射チューブ(4)を上方に徐々に引き上げるまでに、上記噴射チューブ(4)を通じて噴射されることを特徴とする方法。
  18. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記噴射穴(3)は、鉛直に対して傾いた方向に沿って形成され、上記噴射チューブ(4)を通じた噴射は、上記噴射チューブ(4)を上方に徐々に引き上げている間に実行されることを特徴とする方法。
  19. 請求項1,2,3,17および18のいずれか1つに記載の方法において、
    上記ウォールシステム(1)の内側に存在すると共に、上記噴射穴(3)によって到達されている上記キャビティ(2)は、上記ウォールシステム(1)を形成するブロックまたはブロックの間に介在する接合剤に、水、空気または他の物質によって生成される作用に基づいておこる分解によって形成されたキャビティ(2)であることを特徴とする方法。
  20. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    2つの隣接する噴射穴(3)の間の距離は、0.20mから2.00mの間に略含まれることを特徴とする方法。
  21. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記噴射穴(3)の直径は、4mmから40mmの間に略含まれることを特徴とする方法。
  22. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記噴射チューブ(4)は、噴射装置(8)に接続されている入口を有すると共に、上記物質(5)の通過のための複数の出口(9)を有していることを特徴とする方法。
  23. 請求項22に記載の方法において、
    上記噴射チューブ(4)の上記出口(9)の全体の通過断面は、上記入口の通過断面よりも大きいことを特徴とする方法。
  24. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記噴射チューブ(4)は、潤滑物質によって構成されるか、または、潤滑物質と一緒に取り扱われ、上記物質(5)の噴射中のそれらの引き抜きが容易になっていることを特徴とする方法。
  25. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)の噴射中、上記噴射チューブ(4)の引き抜きのレートは、上記物質(5)の噴射の流量と上記物質(5)の噴射圧のうちの少なくとも一方に基づいて調整されていることを特徴とする方法。
  26. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質の噴射を中断するための手段(12)を備えることを特徴とする方法。
  27. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記噴射圧は、上記噴射チューブ(4)の入口の上流に配置されると共に、上記物質(5)の噴射のための供給チューブに接続されている圧力ゲージ(6)によって測定されることを特徴とする方法。
  28. 請求項27に記載の方法において、
    上記噴射流量は、上記噴射チューブ(4)の入口の上流に配置されると共に、上記物質(5)の噴射を供給するためのチューブ(14)に接続されている流量測定装置(6)によって測定されていることを特徴とする方法。
  29. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記噴射によって影響を受ける領域に近接する上記ウォールシステム(1)の領域で、膨張中に、上記物質(5)の存在、および、それによって与えられる圧力を検出することを備えることを特徴とする方法。
  30. 請求項29に記載の方法において、
    上記噴射チューブ(4)が挿入されている噴射穴(3)から前もって設定された距離に配置される測定穴(15)に挿入されたピエゾメータパイプ(13)によって、上記噴射によって影響を受ける領域に近接する上記ウォールシステム(1)の領域で、膨張中に、上記物質(5)の存在、および、それによって与えられる圧力を検出することを備えることを特徴とする方法。
  31. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記物質(5)の噴射の間に、上記ウォールシステム(1)の2つのより大きな対向平面に略垂直な方向に沿った上記ウォールシステム(1)の動きを絶えず監視することを備えることを特徴とする方法。
  32. 請求項31に記載の方法において、
    上記ウォールシステム(1)の2つのより大きな対向平面に略垂直な方向に沿った上記ウォールシステム(1)の動きを、レーザー準位を有する監視装置によって調査することを備えることを特徴とする方法。
  33. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の方法において、
    上記ウォールシステム(1)の外に通じている上記キャビティ(2)の出口から上記物質(5)が漏れることを制限する事前介入を有することを特徴とする方法。
  34. 請求項33に記載の方法において、
    上記事前の介入は、土壌とウォールシステム(1)との接点および上記ウォールシステム(1)から間隔をおいた土壌の領域のうちの少なくとも一方に、土壌に直接に化学反応によって膨張する物質のコラム型の噴射を実行することを備えることを特徴とする方法。
  35. 請求項33に記載の方法において、
    上記事前の介入は、キャビティの出口が存在している上記ウォールシステム(1)の表面に、1枚のジオテキスタイルの織物(11)を適合させることと、化学反応によって膨張する物質(5)と一緒に上記織物(11)のスプレーカバーリングを実行することとからなることを特徴とする方法。
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