JP4402312B2 - 固形洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固形洗浄剤組成物、特にその脂肪酸対イオン組成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
固形洗浄剤組成物の製造工程は、ニートソープ製造工程と、乾燥・固化し添加物を加えて製品とする仕上げ工程に大別される。
【0003】
ニートソープ製造工程では、原料脂肪酸を苛性ソーダ溶液と共に煮沸、攪拌すると、化合してニートソープとなる(脂肪酸の中和)。
【0004】
仕上げ工程には機械練り法と枠練り法とがある。
枠練り法で製造した固形洗浄剤組成物は、溶けが遅く温水で使用するのに適しているが、水分が多いため保存中に水分が揮発して減量が激しく、外観が悪くなる等の欠点がある。また、製造工程で連続作業による作業の簡便化ができないので、最近では機械練り法による製品が増加している。
【0005】
機械練り法は、ニートソープを乾燥・固化した後、薄片状または顆粒状にし、香料、色素、その他の添加物を加えて混和機に移し、よく攪拌混和し、これをロール、ブロッターにかけ、練りと圧縮によって押し固められた棒状に成型し押し出す。
機械練り法で製造した固形洗浄剤組成物は、ロール、ブロッターにおける練りによって起泡性がよいという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記記載の機械練り固形洗浄剤組成物は、その使用感はさっぱりするものの使用後につっぱり感を感じるという難点があった。これに配慮して、従来より保湿剤を一定量配合してきたが、泡立ちを阻害する、膨潤しやすい、溶け減りしやすいといったマイナス面があり、より優れた機械練り固形洗浄剤組成物の開発が期待されていた。
【0007】
本発明は、前記従来の課題に鑑みなされたもので、使用後につっぱり感を残さず、且つ泡立ち・膨潤・溶け減りの点で改善された機械練り固形洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題に鑑み、本発明者が鋭意検討した結果、脂肪酸の対イオンとしてナトリウムに加えてN−メチルタウリンアルカリ金属を用い、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を加えることにより、使用後につっぱり感を残さず、且つ泡立ち・膨潤・溶け減りの点で改善された機械練り固形洗浄剤組成物となることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
本発明の主題はすなわち、脂肪酸の対イオンとしてナトリウムとN−メチルタウリンアルカリ金属を配合した固形洗浄剤組成物において、
次の一般式(I)で表される脂肪酸塩と、
(化1)
R−COO(CH)−CH−CH−SO …(I)
(但し、式中Rは炭素数7〜23の飽和又は不飽和の炭化水素基、Xはアルカリ金属を表す。)
脂肪酸ナトリウム塩(但し、一般式(I)の脂肪酸組成と同一)と、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、
保湿剤とを含み、
該一般式(I)で表される脂肪酸塩と該脂肪酸ナトリウム塩のモル比が、3.5:96.5〜40:60となるように脂肪酸の対イオンとしてN−メチルタウリンアルカリ金属とナトリウムとが調整され
該一般式(I)で表される脂肪酸塩と該脂肪酸ナトリウム塩との合計配合量が固形洗浄剤組成物全体に対して80〜95重量%であり、
該ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量が0.1〜2重量%であり、
該保湿剤の配合量が3重量%以下であることを特徴とする。
【0010】
前記組成物において、一般式(I)で表される脂肪酸塩と脂肪酸ナトリウム塩の脂肪酸が同一であることが好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
本発明にかかる機械練り固形洗浄剤組成物は、以下のようにして製造される。各種脂肪酸類を40〜60℃で加熱溶融し、これに対イオンとなるアルカリ類を加え、中和を行う。乾燥・固化した後、薄片状または顆粒状にし、これに保湿剤、香料、色素、その他の添加物、薬剤等を加えて混和機に移し、よく攪拌混和し、これをロール、ブロッターにかけ、練りと圧縮によって押し固められた棒状に成型し押し出す。
【0014】
本発明において、前記一般式(I)のRは、炭素数7〜23の飽和または不飽和の炭化水素基であり、その具体例としては、例えばヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、テトラエイコシル基などの直鎖状飽和炭化水素基、2−メチルヘプタデシル基、2−エチルペンチル基などの分枝飽和炭化水素基、8−ヘプタデセニル基、オレイル基、4,6−オクタデカジエニル基などの直鎖不飽和炭化水素基、2−メチルオクタデカ−6−エニル基などの分枝不飽和炭化水素基などが挙げられる。
【0015】
また、上記一般式(I)において、Xはナトリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ金属である。
【0016】
また、本発明において脂肪酸ナトリウム塩の脂肪酸R−COOのRは、前記一般式(I)の脂肪酸のRの定義と共通する。
そして、一般式(I)と、脂肪酸ナトリウム塩の脂肪酸は同一のものを用いることが好適である。
また、本発明においては脂肪酸ナトリウム塩を用いることが溶け減りの少なさの点から好ましいが、影響のない範囲内でカリウム塩、トリエタノールアミン塩がナトリウム塩に共存していても良い。
【0017】
また、本発明の機械練り洗浄剤組成物は、必要に応じて上記成分に加えて保湿剤として、ショ糖、ソルビトール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールなどのサッカロイド類又はポリオール類を配合することができる。
【0018】
さらに、通常洗浄剤組成物に含まれる石鹸、アルキル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸(塩)、ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸(塩)などのアニオン界面活性剤、イミダゾリン系両性界面活性剤、ベタイン系両性界面活性剤等の両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、マルチトールヒドロキシ脂肪族エーテルなどの非イオン界面活性剤、トリメチルアルキルアンモニウムクロライド等のカチオン界面活性剤、センブリ、シャクヤク、イリス、スギナなどの植物抽出成分、トラネキサム酸、アルブチンなどの薬剤、香料、防腐剤などの成分も適宜配合することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の好適な実施例を更に詳細に説明する。なお、本発明の技術範囲はこれら実施例により限定されるものではない。
なお、実施例においては、評価は以下のように行った。
【0020】
泡立ち
女性パネラー(20名、20〜40歳)により、通常の態様で被検固形石鹸を手にとり水道水で泡立て操作を行い、評価した。
◎:きわめて良好
○:泡立ち良好
△:泡立ち普通
×:泡立ち不良
【0021】
使用後のつっぱり感
女性パネラー(20名、20〜40歳)により、通常の態様で被検固形石鹸を手にとり水道水で泡立て洗顔し、評価した。
◎:つっぱり感がなく、きわめて良好
○:つっぱり感がなく、良好
△:普通
×:つっぱり感がある
【0022】
溶け減り
JIS K−3304に準じた摩擦溶解度を溶け減りの評価とした。
すなわち、40℃に調製した水道水で濡らしたポリエチレンフィルム面上に一定重量にした試料片(断面15mm×20mm)を載せ、このフィルムを回転し、10分間摩擦溶解させる。そして、摩擦溶解前後の試料片重量変化より、一定面積当たりの摩擦溶解度を求めた。
○:40〜60
×:40以下又は60以上
【0023】
膨潤
10cm×5cm×1.5cmの試料片を20℃の水道水中に2時間浸し、浸す前後の試料片の重量変化からふやけ度合いを測定した。
ふやけ度合い:試料片単位重量当たりの増加重量の比率(%)
15%以下でふやけにくいと判定する。
さらに試料片を浸した水を採取し、これを蒸発させて残存した固形洗浄剤組成物の重量から、溶け出ししやすさを測定した。
溶け出ししやすさ:水道水単位重量当たりの残存組成物重量の比率(%)
3%以下で溶け出しにくいと判定する。
○:ふやけにくく、溶けだしにくい。
△:ふやけにくく、溶けだしやすい、またはふやけやすく、溶けだしにくい。
×:ふやけやすく、溶けだしやすい。
【0024】
固化性
○:全体として固化状態になった
×:固化状態が得られない
練出工程での堅さ
○:練出に好適な堅さである
△:練出しにくい堅さである
×:練出することができない堅さである
【0025】
外観
○:全体として均一である
×:全体として結晶が析出している
【0026】
なお、以下の実施例において、残部はEDTA(キレート剤)0.1重量%、及びイオン交換水99.9重量%の割合で配合し、脂肪酸はいずれも混合脂肪酸(C12/C14/C16/C18/isoC18=20/10/35/5/30)を用いた。
【0027】
[1]初めに、本発明の機械練り固形洗浄剤組成物と、比較例の機械練り固形洗浄剤組成物を用いて各種試験を行い、評価を行った。
【0028】
(1)保湿剤を含まない場合
保湿剤を含まない機械練り固形洗浄剤組成物について、表1に示すように、脂肪酸ナトリウム塩、脂肪酸N−メチルタウリンナトリウム塩、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含む実施例1と、脂肪酸ナトリウム塩のみを含む比較実施例1、及び脂肪酸ナトリウム塩とポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のみを含む比較実施例2を被験試料として用いた。含有量は重量%である。
【0029】
Figure 0004402312
【0030】
前記表1より、いずれの例においても泡立ちはきわめて良好であったが、比較実施例1、2に比べて、実施例1は、使用後のつっぱり感の点で顕著な改善が認められた。このことから、脂肪酸の対イオンとして、ナトリウムに加えて、N−メチルタウリンアルカリ金属を使用し、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を加えた場合には、保湿剤を添加しないにも関わらず使用後につっぱり感を残さず、且つ泡立ちも阻害されない優れた物性を持つことが確認された。
【0031】
(2)保湿剤を含む場合
保湿剤としてグリセリン又は1,3−ブチレングリコールを含む機械練り固形洗浄剤組成物について、表2に示すように、脂肪酸ナトリウム塩、脂肪酸N−メチルタウリンナトリウム塩、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含む実施例2と、脂肪酸ナトリウム塩のみを含む比較実施例3、4、及び脂肪酸ナトリウム塩とポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含む比較実施例5、6を被験試料として用いた。含有量は重量%である。なお、保湿剤はアウトパーツで配合した。
【0032】
Figure 0004402312
【0033】
前記表2より、比較実施例3〜6に比べて、実施例2は、泡立ち、使用後のつっぱり感、膨潤、溶け減りのすべての点で顕著な改善が認められた。
このことから、脂肪酸の対イオンとして、ナトリウムに加えて、N−メチルタウリンアルカリ金属を使用し、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を加えた場合には、使用後のつっぱり感がないのに加え、保湿剤を添加したにも関わらず、泡立ち、膨潤、溶け減りの点で改善された優れた物性を持つことが確認された。
【0034】
[2]次に、N−メチルタウリン金属の対イオン比、脂肪酸塩、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び保湿剤の含有量について検討を行った。
(1)N−メチルタウリン金属の対イオン比
脂肪酸の対イオンとしてのN−メチルタウリン金属の好適な対イオン比について検討した。
具体的には、下表の割合の水酸化ナトリウム/N−メチルタウリンナトリウムを反応釜中に入れ、約60℃に加熱し、混合脂肪酸を加えて中和し、脂肪酸塩を得た。生成物の組成が前記脂肪酸塩85重量%、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油0.5重量%、及び残部14.5重量%となるよう通常の工程を経て、機械練り洗浄剤組成物を得た。なお、対イオンは、以下特に指定がない限り、脂肪酸と当量のアルカリにおけるモル比で示した。
その結果を次の表3に示す。
【0035】
Figure 0004402312
【0036】
前記表3より、使用後のつっぱり感はN−メチルタウリンナトリウムの対イオン比が3.5以上で添加効果が認められた。また、N−メチルタウリンナトリウムの対イオン比が40を越えると膨潤、溶け減り、外観、泡立ちが劣ることが認められた。よって、N−メチルタウリンナトリウムの対イオン比は3.5〜40が好適である。
【0037】
(2)脂肪酸塩含有量
脂肪酸塩の組成物中における好適な含有量について検討した。
具体的には、混合脂肪酸の塩を脂肪酸ナトリウム/脂肪酸N−メチルタウリンナトリウム=90/10となるように配合し、生成物の組成が下表の割合になるよう前記脂肪酸塩部、ポリエチレン硬化ヒマシ油、及び残部を用い、通常の工程を経て、機械練り固形洗浄剤組成物を得た。含有量は重量%である。結果を表4に示す。
【0038】
Figure 0004402312
【0039】
前記表4の結果より、脂肪酸塩の配合量が80重量%より少ない場合、又は、95重量%を越える場合は固化しにくくなる。よって、組成物中の脂肪酸塩の配合量は80〜95重量%が好ましい。
【0040】
(3)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油含有量
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の組成物中における好適な含有量について検討した。
具体的には、混合脂肪酸の塩を脂肪酸ナトリウム/脂肪酸N−メチルタウリンナトリウム=70/15となるように配合し、生成物の組成が下表の割合になるよう前記脂肪酸塩部、ポリエチレン硬化ヒマシ油、及び残部を用い、通常の工程を経て、機械練り固形洗浄剤組成物を得た。含有量は重量%である。結果を表5に示す。
【0041】
Figure 0004402312
【0042】
前記表5より明らかなように、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の含有量が組成物中で0.1〜2重量%で、好ましい堅さ、均一性が得られることが認められる。
【0043】
(4)保湿剤含有量
保湿剤の組成物中における好適な含有量について検討した。
具体的には、混合脂肪酸の塩を脂肪酸ナトリウム/脂肪酸N−メチルタウリンナトリウム=70/14.65となるように配合し、前記脂肪酸塩部、ポリエチレン硬化ヒマシ油、及び残部を混合・乾燥し、これに及び保湿剤としてグリセリンを混合した後、通常の工程を経て、下表の割合の機械練り固形洗浄剤組成物を得た。含有量は重量%である。なお、保湿剤はアウトパーツで配合した。結果を表6に示す。
【0044】
Figure 0004402312
【0045】
前記表6より明らかなように、保湿剤の含有量が3重量%を越えると膨潤の点で劣る結果となった。
よって、組成物中の保湿剤の含有量は3重量%以下であることが好ましい。
【0046】
[3]本発明の機械練り固形洗浄剤組成物の製品安定性、及び使用感について評価した。
【0047】
(1)製品安定性試験
本発明試験例13の機械練り固形洗浄剤組成物を低温(0℃)、室温、及び高温(50℃)下に1ヶ月放置し、その後の状態について、外観、色調、及び匂いを評価した。
○:安定
△:やや異常有り
×:異常有り
【0048】
製品安定性試験の結果を表7に示す。
Figure 0004402312
0℃、室温、及び50℃いずれの温度下においても、外観、色調、及び匂いに異常はなく安定していることが確認された。
【0049】
(2)使用感
女性パネラー(12名、20〜40歳)により、通常の洗顔時の態様で本発明試験例13の機械練り固形洗浄剤組成物を手にとり水道水で泡立て洗顔し、その使用感について下記の基準に従って評価してもらった。使用感についての評価を図1に示す。
Figure 0004402312
各項目について平均値を出し、95%の信頼限界でエラーバーを設定してデータの処理をした。
【0050】
図1より、本発明の機械練り固形洗浄剤組成物は、非常に好ましい使用性を持つことが確認された。
【0051】
以下、本発明の好適な配合例について説明する。いずれの配合例も常法により製造した。
なお、いずれも使用後につっぱり感を残さず、且つ泡立ち・膨潤・溶け減りの点で改善されたものであった。
配合例1
脂肪酸ナトリウム塩 70.0重量%
脂肪酸N−メチルタウリンナトリウム塩 12.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
キレート剤 0.2
二酸化チタン 0.2
ポリオキシプロピレングリセリルエーテル 2.0
香料 適量
イオン交換水 残余
【0052】
配合例2
脂肪酸ナトリウム塩 70.0重量%
脂肪酸N−メチルタウリンナトリウム塩 12.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
ヒマワリ油 1.0
キレート剤 0.2
二酸化チタン 0.2
ポリオキシプロピレングリセリルエーテル 2.0
香料 適量
イオン交換水 残余
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、脂肪酸の対イオンとしてナトリウムに加えてN−メチルタウリンアルカリ金属を用い、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を加えることにより、使用後につっぱり感を残さず、且つ泡立ち・膨潤・溶け減りの点で改善された機械練り固形洗浄剤組成物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機械練り固形洗浄剤組成物の使用性評価である。

Claims (1)

  1. 脂肪酸の対イオンとしてナトリウムとN−メチルタウリンアルカリ金属を配合した固形洗浄剤組成物において、
    次の一般式(I)で表される脂肪酸塩と、
    (化1)
    R−COO(CH)−CH−CH−SO …(I)
    (但し、式中Rは炭素数7〜23の飽和又は不飽和の炭化水素基、Xはアルカリ金属を表す。)
    脂肪酸ナトリウム塩(但し、一般式(I)の脂肪酸組成と同一)と、
    ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、
    保湿剤とを含み、
    該一般式(I)で表される脂肪酸塩と該脂肪酸ナトリウム塩のモル比が、3.5:96.5〜40:60となるように脂肪酸の対イオンとしてN−メチルタウリンアルカリ金属とナトリウムとが調整され
    該一般式(I)で表される脂肪酸塩と該脂肪酸ナトリウム塩との合計配合量が固形洗浄剤組成物全体に対して80〜95重量%であり、
    該ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量が0.1〜2重量%であり、
    該保湿剤の配合量が3重量%以下であることを特徴とする機械練り固形洗浄剤組成物。
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