JP4402225B2 - パタンデータの作成方法および付加パタン付きフォトマスクの描画方法 - Google Patents

パタンデータの作成方法および付加パタン付きフォトマスクの描画方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4402225B2
JP4402225B2 JP32781999A JP32781999A JP4402225B2 JP 4402225 B2 JP4402225 B2 JP 4402225B2 JP 32781999 A JP32781999 A JP 32781999A JP 32781999 A JP32781999 A JP 32781999A JP 4402225 B2 JP4402225 B2 JP 4402225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
data
area
additional
pattern data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32781999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001147514A (ja
Inventor
登山  伸人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP32781999A priority Critical patent/JP4402225B2/ja
Priority to US09/714,842 priority patent/US6523163B1/en
Publication of JP2001147514A publication Critical patent/JP2001147514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4402225B2 publication Critical patent/JP4402225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/36Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/76Patterning of masks by imaging
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/70433Layout for increasing efficiency or for compensating imaging errors, e.g. layout of exposure fields for reducing focus errors; Use of mask features for increasing efficiency or for compensating imaging errors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体設計データを処理する設計データ処埋分野に属する。
詳しくは、半導体製造においてウエーハの処理層を平坦化するためのデータ処埋に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の高性能化、軽薄短小の傾向から、ASICに代表される種々のLSIには、ますます高集積化、高機能化が求められるようになってきている中、半導体製造においては、品質面からウエーハの処理層をより平坦に形成することが、求められるようになってきた。
半導体製造における、ウエーハの処理層、絶縁層を平坦化する技術の1つとして、USP5、597、668号には、半導体製造に用いられるフォトマスクとして、配線以外の付加パタンを配したものが挙げられている。
ここで、付加パタンの有意性について、図10に基づいて簡単に説明しておく。
例えば、図10(a)(イ)に示すような、パタン密度が密なパタン部510のパタン511と、パタン密度が粗なパタン部のパタン512とを有する処理層(配線層)の場合、その上に堆積させる堆積層(絶縁層)の厚さは、図10(a)(ロ)のように、パタン粗密に対応して大きく変化するのに対し、図10(b)(イ)に示すように、付加パタン531を加えて、パタン密度を均一化した処理層の場合、その上に堆積させる堆積層(絶縁層)の厚さは、図10(b)(ロ)のように均一になる。530は付加パタン部である。
尚、図10(a)(ロ)、図10(b)(ロ)は、半導体製造におけるウェーハプロセス工程の概念を断面図で示し、図10(a)(イ)、図10(b)(イは、それぞれ、図10(a)(ロ)のE1側、図10(b)(ロ)のE2側から見た図である。
一般に、このような堆積層を直接、あるいは、さらにその上に堆積された処理層(堆積層でもある)をパタンニングする場合、転写する際のウエーハ表面の堆積層の平坦性が良い方が、フォトマスクからウエーハへの転写精度は良いことが知られており、結局、パタン密度を均一化して処理層を形成することにより、フォトマスクからウエーハへの転写精度を上げることができる。
【0003】
一般に、ウェーハ上に、ポリシリコン層、絶縁層、配線層、絶縁層と繰り返し堆積することにより、最終的なウェーハ製造工程が完了するが、ポリシリコン、配線層は、設計データ上パタンの存在する部分にのみ層が堆積するため、パタンの有無により、加工ウェーハ表面に凹凸が発生する。
絶縁層、配線層を順に堆積していくため、パタンの無い部分と存在する部分の凹凸差は次第に大きくなる。
ウェーハ上のパタン形状の微細化に伴い、この凹凸差の許容範囲が狭くなっている。
【0004】
また、電子ビーム描画装置を用い、フォトマスクをパタンニングする場合、パタンニング用のデータ寸法が同じであっても、描画されるパタンの密度により、フォトマスク上の仕上がり寸法が異なることが知られている。
【0005】
上述した、ウエーハの処理層に付加パタンを発生させるための、フォトマスク作製用の付加パタン用データは、従来、図11に示す付加パタン発生方法で行われていた。
尚、S710〜S740は処理ステップである。
以下、従来の図11に示す付加パタン発生方法を、図12に示す付加パタンデータ発生例を参照にして説明する。
図11の付加パタン領域作成ステップS710では、最初に付加パタンを配置する領域を求める。
図12(a)の中でdpは、設計データDP中の配線パタンを示している。
配線と付加パタンとが接触しないように、配線パタンと付加パタンの最小間隔をdistとする。
配線パタンdpをサイジング図形処理によりオーバーサイズした図形を作成する。(図示していない)
設計データ全体の領域aaから図形naを論理NOT図形処理により差し引くことで、付加パタンを配置する領域adを有する領域データADを作成する。(図12(b))
続いて、図11の全体領域付加パタン発生ステップS720では、領域ad全体に配列形状の元付加パタン列dtを作成する。(図12(c))
通常、長方形が2 次元配列されたものである。
次に、論理AND図形処理により領域adとパタン列dtの論理積をとり、領域ad中に含まれるパタン列から切り出されたパタン列を求める(図12((d)、S730))。
論理AND図形処理により求められたパタン列には、欠け付加パタンまたは微小付加パタンddが発生する。
次に図11の欠け付加パタン削除ステップS740では、フォトマスク製造、ウェーハ製造において、微小図形が問題となりうるため、サイジング図形処理により、アンダサイズとオーバーサイズを実施することで、パタン列から図形ddを取り除いたパタン列を最終的な付加パタンとする場合もある(図12(e))。
次に、論理OR図形演算処理により、図12(d)に示す付加パタンデータあるいは図12(e)に示す付加パタンデータと、オリジナルの設計パタンデータDPから最終的な付加パタン付きパタンデータFP0を得る。(図12(f)、S750)
設計パタンdpと付加パタンdtと合わせ込む。
付加パタン付きパタンデータFP0が、フォトマスク作製用のデータである。
【0006】
しかし、フォトマスク製造においては、通常、ポジレジストを用いパタンデータの無い部分に電子ビームまたはレーザ光により描画する方式が一般的である。
図11に示す従来の付加パタンデータ発生方法では、設計パタンと付加パタンが独立に作成されるわけであるが、前述のポジレジストを用いた描画方法で、設計パタンを用いてフォトマスクを露光すると、付加パタン領域全体を描画する結果となり、付加パタンを形成することができない。付加パタンを先に描画した場合も同様である。
このため、従来の技術にて述べた付加パタンデータ発生方式では、設計パタンデータと付加パタンデータを独立に作成し、ひとつの合成パタンデータを準備することが必要になるわけであるが、設計パタンの微細化に伴い、設計パタンデータと付加パタンデータともにデータサイズが膨大でとなる。さらにこれらを合わせ込んだデータを作成する必要があり、合成するための時間も必要とする。
【0007】
図11に示す付加パタンデータ発生方式は、方式を単純化するために対象を配線層にのみ特化しており、ポリシリコン層も堆積層であるが、配慮されておらず実際には、従来の技術ではポリシリコン層への付加パタンを発生することができない。
また、この方式では、配線層であっても、設計者の意図として、指定場所あるいは他の設計層との関係により、付加パタンを発生させてはならない、あるいは付加パタンを発生させたくない、領域が存在しても、そのような付加パタン禁止領域の適用ができない。
【0008】
次に、付加パタンデータ発生後にフォトマスク製造、ウェーハ製造において問題となりうる欠けのある付加パタンあるいは微小となる付加パタンを削除する必要があるが、従来の技術では、サイジング図形処理のアンダサイズとオーバーサイズによりこのような欠けパタンや微小パタンを削除している。
しかしながら、付加パタンは階層を持つことができず、図形数は数千万〜数億個であるため、サイジング処理に多大な時間を必要とする。
【0009】
尚、このような付加パタンデータは、通常、GDSIIと呼ばれるデータフォーマットで処理を行うが、前述したように付加パタンは階層を持つことができず、付加パタンの図形数は数千万〜数億個となるため、付加パタンだけで数ギガバイトのファイル容量となり、その扱いだけでもたいへん手間のかかるものとなってる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の図11に示す付加パタンデータ発生方式で得た付加パタンデータは、ポジレジストを用い、パタンデータの無い部分に電子ビームまたはレーザ光を照射して描画する、通常の描画方式には、適用できず、その対応が求められていた。
また、図11に示す付加パタンデータ発生方式では、ポリシリコン層は対応できず、その対応が求められていた。
また、図11に示す付加パタンデータ発生方式では、サイジング図形処理のアンダサイズとオーバーサイズにより、欠けパタンや微小パタンを削除しているが、付加パタンは階層を持つことができず、図形数は数千万〜数億個であるため、サイジング処理に多大な時間を必要とするため、その対応が求められていた。
本発明は、これらに対応しようとするもので、フォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた、付加パタン付きフォトマスクの描画方法で、ポジレジストを用い、パタンデータの無い部分に電子ビームまたはレーザ光を照射して描画する、描画方式に適用できる描画方法を提供しようとするものであり、該描画方法に用いられる描画データを作成するためのデータ処理方法で、配線層だけでなくポリシリコン層等他の処理層にも対応でき、多大な処理時間を必要としないパタンデータの作成方法を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のパタンデータの作成方法は、フォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた付加パタン付きフォトマスク用の、描画データを作成するためのデータ処理方法であって、電子回路のレイアウト設計の際、あるいはフォトマスク製造データ作成の際に、付加パタンを配置せずに既に設計の完了した設計パタンデータDPの各パタンdpと、作成する付加パタン用データDTの各パタンdtとの干渉を避けるための、各パタンdpと各パタンdtとのデータ領域における位置の最小間隔をMIとしたときに、(a)設計パタンデータDPに対し、サイジング図形処理を施し、各パタンdp部を前記最小間隔MI分オーバーサイズした付加パタン無領域NAを有するパタンデータDP1を作成し、更に、設計パタンデータDPとパタンデータDP1に対し、論理NOT図形処理を採り、前記付加パタン無領域NAから前記設計パタンデータDPの各パタンdp部を差し引いた反転パタンmpを有する反転メインパタンデータMPを作成する反転メインパタンデータMP生成ステップと、(b)設計パタンデータ領域の全体領域aaを表す全体領域データAAと、パタンデータDP1に対し、論理NOT図形処理を採り、全体領域aaから、付加パタン無領域NAを差し引いた基本付加パタン領域daを作成する基本付加パタン領域データDAを生成する生成ステップと、(c)付加パタンを配置してはいけない配置禁止領域を決め、基本付加パタン領域データDAの基本付加パタン領域daから配置禁止領域を差し引いた、付加パタン領域faを有する付加パタン領域データFA作成する、付加パタン領域データ生成ステップと、(d)設計パタンデータ領域に対応する領域全体に対して、付加パタンの基本となる図形dtを規則的に配置した、付加パタン用データDTを発生する付加パタン用データ作成ステップと、(e)付加パタン領域データFAと付加パタン用データDTに対し、論理NOT図形処理を施し、付加パタン領域faから付加パタン用データDTの各パタンを差し引いて、反転付加パタンデータFPを作成する反転付加パタンデータ生成ステップとを有することを特徴とするものである。
【0012】
あるいは、本発明のパタンデータの作成方法は、フォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた付加パタン付きフォトマスク用の、描画データを作成するためのデータ処理方法であって、電子回路のレイアウト設計の際、あるいはフォトマスク製造データ作成の際に、付加パタンを配置せずに既に設計の完了した設計パタンデータDPの各パタンdpと、作成する付加パタン用データDTの各パタンdtとの干渉を避けるための、各パタンdpと各パタンdtとのデータ領域における位置の最小間隔をMIとしたときに、(f)設計パタンデータDPに対し、サイジング図形処理を施し、各パタンdp部を前記最小間隔MI分オーバーサイズした付加パタン無領域NAを有するパタンデータDP1を作成し、更に、設計パタンデータDPとパタンデータDP1に対し、論理NOT図形処理を採り、前記付加パタン無領域NAから前記設計パタンデータDPの各パタンdp部を差し引いた反転パタンmpを有する反転メインパタンデータMPを作成する反転メインパタンデータMP生成ステップと、(g)設計パタンデータ領域の全体領域aaを表す全体領域データAAと、パタンデータDP1との、論理NOT図形処理を採り、全体領域aaから、付加パタン無領域NAを差し引いた基本付加パタン領域daを作成する基本付加パタン領域データDAを生成する生成ステップと、(h)設計パタンデータ領域に対応する領域全体に対して、付加パタンの基本となる図形dtを規則的に配置した、付加パタン用データDTを発生する付加パタン用データ作成ステップと、(i)基本付加パタン領域データDAと付加パタン用データDTに対し、論理NOT図形処理を施し、基本付加パタン領域daから付加パタン用データDTの各パタンを差し引いて、反転付加パタンデータFP2を作成する基本反転付加パタンデータ生成ステップと、(j)付加パタンを配置してはいけない配置禁止領域を決め、論理OR図形処理により、反転付加パタンデータFP2から配置禁止領域を足し込み、反転付加パタンデータFPを作成する反転付加パタンデータ生成ステップとを有することを特徴とするものである。
【0013】
そして、上記において、配置禁止領域は、ウエーハ製造工程における隣接する処理層を形成するための露光用フォトマスク同志の位置関係により決められるもので、即ち、各露光用フォトマスクをパタン化するためのデータである各層の設計データ間のパタン位置関係により決められるもので、配置禁止領域のうち、作成する付加パタンから間隔MJをおく必要のある配置禁止領域1については、新たに別の領域データとして準備した領域パタンデータ、あるいは他層パタンデータ,あるいは前記領域パタンデータと前記他層パタンデータと設計パタンデータDPのうち2種パタンデータ以上の図形論理結果から、得られるパタンデータの領域zpを、サイジング図形処理により、前記MJ分オーバーサイズして、付加パタン無領域xaを配置禁止領域1として作成し、配置禁止領域のうち、作成する付加パタンから間隔を設ける必要がない配置禁止領域2については、新たに別の領域データとして準備した領域パタンデータ、あるいは他層パタンデータ,あるいは前記領域パタンデータと前記他層パタンデータと設計パタンDPのうち2種パタン以上の図形論理結果から、得られる付加パタン無領域yaを配置禁止領域2として作成することを特徴とするものである。
【0014】
そしてまた、上記において、(A)反転付加パタンデータ生成ステップの後に、論理NOT図形処理により、全体領域aaから付加パタン領域faを差し引いた無付加パタン領域npを作成し、サイジング図形処理により、無付加パタン領域npをβ分アンダサイズした領域snpを作成し、論理NOT図形処理により、無付加パタン領域npから領域snpを差し引いて、付加パタン無境界領域nbを作成する、境界領域作成ステップと、(B)付加パタン無境界領域nbにまたがる付加パタン用データDTの付加パタンを付加パタン集合BSとしたときに、論理AND図形処理により、付加パタン用データDTと付加パタン無境界領域nbとが重複する、付加パタンデータLPを作成し、サイジング図形処理により、付加パタンデータLPの各パタンをγオーバーサイズして、前記付加パタン集合BSを網羅する網羅領域を有する網羅領域データMAPを作成し、論理AND図形処理により、網羅パタンデータMAPと付加パタン領域データFAの論理積であるマスク領域を有するマスク領域データKPを作成する、マスク領域データ作成ステップと、(C)論理OR図形処理により、マスク領域データKPを反転付加パタンFPに合わせ込んで、反転付加パタンFPにおける欠けた付加パタンを削除した新たな第2の反転付加パタンデータGPを作成する、第2の反転付加パタンデータ生成ステップとを行なうことを特徴とするものである。
また、上記において、付加パタン用データDTを発生する付加パタン用データ作成ステップの後で、付加パタン用データDTの密度が高く、マスク領域データKPのマスク領域が、付加パタン集合BSに近接する他の付加パタン集合NSをも干渉する場合、付加パタン集合NSへの干渉により、マスク領域データKPのマスク領域による欠け付加パタンの発生を防ぐため、第2の反転付加パタンデータGP生成ステップにおいて、各部分付加パタンデータDTi(1≦i≦n)の総和が付加パタンデータDTとなるようにn個の、密度の低い部分付加パタンデータDTiを発生する、段階付加パタン発生させるもので、(D)各部分付加パタンデータDTiについて、サイジング図形処理と付加パタン無境界NBと部分付加パタンデータDTiの重複から、欠けの存在する部分付加パタンを網羅するマスク領域を有するマスク領域データKPiを作成する、マスク領域データ作成ステップと、(E)論理OR図形処理により、反転付加パタンデータFPに、各マスク領域データKPi(1≦i≦n)を足し込み、欠けパタンを削除した各反転付加パタンデータGPi(1≦i≦n)を、それぞれ得る、反転付加パタンデータ生成ステップを行なうもので、あることを特徴とするものである。
【0015】
また、上記において、付加パタン用データ作成ステップ以降あるいは全てのステップを、フォトマスク描画データにより実施することを特徴とするものである。
【0016】
本発明の付加パタン付きフォトマスクの描画方法は、LSI製造工程でのウエーハ表面の平坦化を主な目的として、LSI製造工程で使用されるフォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた、付加パタン付きフォトマスクの描画方法であって、上記本発明のパタンデータ作成方法における、反転メインパタンデータMPと、反転付加パタンデータFPあるいは第2の反転付加パタンデータGPあるいは各反転付加パタンデータGPi(1≦i≦n)とを、それぞれ直接フォトマスク描画データとして、あるいは、それぞれをフォトマスク描画データに変え、各描画データによる描画を、それぞれ別に行ない、フォトマスク用基板上のポジ型レジストに重ね描画することを特徴とするものである。
そして、上記において、描画を電子ビーム描画装置ないしレーザ描画装置で行なうことを特徴とするものである。
【0017】
ここで、簡単に、図形データにより表される図形の論理演算処理を、図9に基づいて簡単に説明しておく。
図9(a)に示すように、データ領域Da内に四角形の図形(パタン)A、図形(パタン)Bが表される場合、これに対応する、図形Aと図形Bの論理積、図形Aと図形Bの論理和、図形Bの反転(InverseあるいはNOT(B)とも言う)は、それぞれ、図9(b)、図9(c)、図9(d)の黒部として表される。
実際の処理内容については、既に広く知られており、ここでは省略する。
【0018】
【作用】
本発明の付加パタンデータの作成方法は、このような構成にすることにより、フォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた付加パタン付きフォトマスク用の、描画データを作成するためのデータ処理方法であって、配線層だけでなくポリシリコン層等他の処理層にも対応でき、多大な処理時間を必要としないパタンデータの作成方法の提供を可能とするものであり、ポジレジストを用い、パタンデータの無い部分に電子ビームまたはレーザ光を照射して描画する、描画方式に適用できる本発明の付加パタン付きフォトマスクの描画方法の提供を可能とするものである。
特に、自由度の高い付加パタン発生領域、付加パタン発生禁止領域を有する付加パタンデータを作成することができ、フォトマスク製造においては、発生した付加パタンデータの付加パタンと設計データのパタンとの合わせ込みが不要となり、高速にしかも出力容量の小さい付加パタンデータを発生することが可能となる。
【0019】
本発明の描画方法は、このような構成にすることにより、フォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた、付加パタン付きフォトマスクの描画方法で、ポジレジストを用い、パタンデータの無い部分に電子ビームまたはレーザ光を照射して描画する、描画方式に適用でき、且つ描画用パタンデータの作成が容易な描画方法の提供を可能とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の例を挙げて説明する。
図1は本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第1の例の処理を示したフロー図で、図2は第1の例の各処理におけるデータ状態を示した図で、図3は本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第2の例の処理を示したフロー図で、図4は第2の例の各処理におけるデータ状態を示した図で、図5は本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第3の例の欠け付加パタン削除処理示したフロー図で、図6は第3の例の各処理におけるデータ状態を示した図で、図7は本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第4の例の欠け付加パタン削除処理示したフロー図で、図8は第4の例の各処理におけるデータ状態を示した図である。
図2、図4、図6、図8中、DP、DP1、MP、DA、EA,FA,DT,、FP、FP2、FP21、NP、SNP、NB、LP、MAP、LP、KP、GP、LP1、MAP1、GP1、GPiはパタンデータ、dp、dtはパタン(図形とも言う)、NA、mp、da、zp、zp1、ea、xa、ya、np、snp、nbは領域、MI、MJ、γ、βはサイズ変化量(元の図形との間隔とも言う)、BS、NSは集合である。
また、S110〜S480は処理ステップである。
【0021】
本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第1の例を、図1、図2に基づいて説明する。
本例のパタンデータは、ポジレジストを用い、パタンデータの無い部分に電子ビームまたはレーザ光を照射して描画する、描画方式に適用できるデータである。
本例は、分かり易くするため、パタンdpのみ有するパタンデータDPを設計データ(図2(a))とし、これに対応する付加パタン生成用の反転付加パタンデータFP、および設計パタンデータDPのパタンdpに対応したパタンを作成するための反転メインパタンデータを発生させる場合について説明する。
先ず、反転メインパタン発生ステップS110で、付加パタンの無い設計パタンdpに対応したパタンを作成するための反転メインパタンデータを作成する。
パタンdpに対し、付加パタンデータの各付加パタンまでの最小間隔MIを、所定値(例えば2 μ)とし、サイジング図形処理により、設計パタンデータDPのdpを距離MIオーバーサイズし、領域NAを有する領域データDP1を作成する。(図2(h))
次に、論理NOT図形処理により、領域データDP1の領域NAから設計パタンデータDPのパタンdpを差し引くことにより、反転メインパタンデータMPを得る。(図2(b))
この反転メインパタンデータMPが、設計データであるパタンデータDPのパタンdpを描画するためのデータにあたる。
即ち、反転メインパタンデータMPは、フォトマスク製造における描画の際、付加パタンデータと別々に扱う。
【0022】
次に、図2の基本付加パタン領域生成ステップS120により、付加パタンを発生すべきもととなる領域を作成する。
論理NOT図形処理により、全体領域データAA(図2(i))の領域aaから、前述の領域データDP1の領域NAを差し引くことで、基本付加パタン領域daを有する基本付加パタン領域データDAを作成する。(図2(c))
【0023】
禁止領域1が存在する場合には、禁止領域1設定ステップ S140を実施する。
ここでの付加パタンを発生させない領域は、本例では、図2(d)に示すzpで与えられているが、このようなパタンは設計とは別に手作りにて準備したり、設計層である設計パタンデータDPのパタンdpと他の層のパタンとの論理図形演算結果を用いたりする場合もある。
領域zpを表すデータを領域データZPとする。
図2(d)の領域zpを、サイジング図形処理により、規定サイズMJオーバーサイズして、論理NOT図形処理により、基本付加付加パタン領域daから差し引き図2(d)のeaに相当する領域を有する付加パタン領域データEA作成する。
図2(d)では、領域zpをオーバーサイズして増えた領域をzp1としており、領域zpと領域zp1とをあわせた領域を付加パタン無領域xaとしている。ここでのMJは例えば、2μmであり、zpとして与えられるパタンにはパッドパタンなどがある。
禁止領域1が存在しない場合は、基本付加パタン領域データ生成ステップS120から出力される付加パタン領域データDAを新たに付加パタン領域データEAとする。
【0024】
次に、付加パタンから間隔をおく必要が無く、付加パタンを発生させない領域である禁止領域2の有無を判定する。(ステップ150)
禁止領域2が存在する場合、禁止領域2設定ステップ▲2▼S160を実施する。
ここでの付加パタンを発生させない領域は、本例では、図2(e)に示すyaで与えられているが、このようなパタンは設計とは別に手作りにて準備したり、設計層である設計パタンデータDPのパタンdpと他の層のパタンとの論理図形演算結果を用いたりする場合もある。
領域yaを表すデータを領域データYAとする。
禁止領域1設定ステップS140の出力である領域パタンデータEAに対し、禁止領域2である領域yaを表す領域データYAを、論理NOT図形処理により差し引き、新たな領域faを有する付加パタン領域データFAを得る。
禁止領域2である領域yaは、パタン疎密に関係の無い、設計パタン周辺領域などがある。
禁止領域2の有無判定(S150)にて、禁止領域2が存在しない場合は、付加パタン領域データEAを新たに付加パタン領域データFAとする。
【0025】
次に、付加パタンデータ発生ステップS170により、設計パタンデータ領域に対応する領域(全体領域aa)に対して、基本付加パタン図形dtを規則に基づいて配置させた配列パタンを発生して、付加パタンデータDTを得る。
【0026】
最後に、反転付加パタンデータ生成ステップ(S180)により、付加領域パタンデータFAの領域fa内に含まれる付加パタンを付加パタンデータFP(S190)として選択する。
論理NOT図形処理により、付加領域パタンデータFAから付加パタンデータDTを差し引くことで、最終的な付加パタンの反転パタンデータFPを形成する。
【0027】
次に、本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第2の例を、図3、図4に基づいて説明する。
本例も、分かり易くするため、第1の例と同じく、図2(a)に示すパタンdpのみ有するパタンデータDPを設計データ(図4(a))とし、これに対応する付加パタンデータを発生させる場合について説明する。
尚、本例のパタンデータも、第1の例と同様、ポジレジストを用い、パタンデータの無い部分に電子ビームまたはレーザ光を照射して描画する、通常の描画方式に適用できる描画データである。
本例も、分かり易くするため、パタンdpのみ有するパタンデータDPを設計データ(図4(a))とし、これに対応する付加パタン生成用の反転付加パタンデータFP、および設計パタンデータDPのパタンdpに対応したパタンを作成するための反転メインパタンデータを発生させる場合について説明する。
先ず、反転メインパタン発生ステップS210で、付加パタンの無い設計パタンdpに対応したパタンを作成するための反転メインパタンデータを作成する。
パタンdpに対し、付加パタンデータの各付加パタンまでの最小間隔MIを、所定値(例えば2 μ)とし、サイジング図形処理により、設計パタンデータDPのdpを距離MIオーバーサイズし、領域NAを有する領域データDP1を作成する。(図2(h)に相当)
更に、論理NOT図形処理により、領域データDP1の領域NAから設計パタンデータDPのパタンdpを差し引くことにより、反転メインパタンデータMPを得る。(図4(b))
また、第1の例と同様に、基本付加パタン領域daを有する基本付加パタン領域データDAを作成する。(図4(c)、S220))
また、第1の例と同様に、付加パタンデータ発生ステップ(S230)により、設計パタンデータ領域に対応する領域aa(図2(i)に相当)に対して、基本付加パタン図形DEを規則に基づいて配置させた配列パタンを発生して、付加パタンデータDTを得る。(図4(d))
また、第1の例と同様に、反転付加パタンデータ生成ステップ(S240)により、基本付加パタン領域データDAの領域da内に含まれる付加パタンを付加パタンデータFP2として選択する。(図4(e))
論理NOT図形処理により、基本付加パタン領域データDAから付加パタンデータDTを差し引くことで、付加パタンデータFP2を形成する
【0028】
一方、第1の例と同様に、禁止領域1である領域zpとzp1をあわせた領域(図4(f)参照))を表すデータを領域データXA、禁止領域2である領域ya(図4(g)を参照)を表すデータを領域データYAを求めておく。
【0029】
次いで、論理OR図形処理により、反転付加パタンデータFP2から禁止領域1である領域xaを表すデータを領域データXA、禁止領域2である領域yaを表すデータを領域データYAを、それぞれ、順に足し込み、反転付加パタンデータFPを作成する。
第2の例のように処理しても、第1の例と同じ反転付加パタンデータFPが得られる。
【0030】
次に、本発明の付加パタンデータの作成方法の実施の形態の第3の例を、図5、図6に基づいて説明する。
本例は、第1の例、第2の例において得られた反転付加パタンデータFPにおける、欠けのある付加パタンを削除する処理工程を加えたものである。
欠け付加パタンは、付加パタンの一部が、前記設計パタンデータDPをオーバーサイズした付加パタンの存在しない領域NA、または前述したオーバーサイズ前の禁止領域1または禁止領域2とに重複部分が存在するため、図形演算後に欠け付加パタンが発生する。
ここでは、反転付加パタンデータFPを作成した後の処理のみを説明する。
第1の例のようにして、最終的な付加パタン発生領域faを有する付加パタン発生領域データFAを求めることができる。(図6(a)、S310))
次いで、付加パタン発生領域faを有する付加パタン発生領域データFAについて、論理NOT処理により、全体領域aaから付加パタン発生領域FAを差し引くことにより、反転領域npを有する反転領域データNPを作成する。
次いで、サイジング処理により、反転領域npをβ分、例えば0. 5μmアンダサイズした領域をsnpとし、その領域snpを論理NOT処理により、反転領域npから差し引くことにより、反転領域np内部にβ分の幅を持つ付加パタン無境界領域nbを有する付加パタン無境界領域データNBを作成する。(図6(b)、S320)
【0031】
付加パタン無境界領域nbと全付加パタンデータDTの重複部を持つ集合を付加パタン集合BSとすると、欠けの発生する付加パタンは付加パタン集合BSに含まれる。(図6(c))
図5のマスク領域作成ステップS330では、欠けの発生する付加パタン集合BSを網羅する領域を作成する。
付加パタン無境界領域データNBと全体に発生した付加パタンデータDTについて、図形論理AND処理により重複部分を求め、境界領域重複パタンデータLPとする。(図6(d))
次に、サイジング図形処理により、境界重複パタンデータLPをγ分オーバーサイズすることにより、欠けの発生する付加パタン集合BSを網羅する網羅領域データMAPを作成する。(図6(e))
境界重複パタンデータLPは、微小パタンとなりうるため、例えばγは付加パタンのサイズとなる。
次いで、網羅領域データMAPと付加パタン領域データFAについて、図形論理AND処理により重複部分を求め、付加パタン領域fa内で、欠けの発生する付加パタン集合BSを網羅するマスク領域データKPを得る。(図6(f))
最後に、図形論理OR処理により、反転付加パタンデータ発生ステップS310後にでき上がる反転付加パタンデータFPに、マスク領域データKPを合わせ込むことで、付加パタン領域fa内の欠けパタン集合BSは存在しなくなり、欠けの無い反転付加パタンデータGPができあがる。(図6(g)、S340)
【0032】
次に、本発明の付加パタンデータの作成方法の実施の形態の第4の例を、図7、図8に基づいて説明する。
本例は、第3の例において、得られた反転付加パタンデータGPに対し、欠けのある付加パタンを削除する処理工程を加えたものである。
付加パタンの密度が高い場合、上述した第3の例の方法による欠けパタンの削除手段を適用する場合、境界重複パタンデータLPをγ分オーバーサイズしたときに、もともと欠けの無い付加パタンと干渉する可能性がある。
つまり、付加パタン密度が高いため、網羅領域データMPのパタンが、本来欠けの無い付加パタンと重複部分を持つようになり、反転付加パタンFPに足し込んだ結果、新たな欠け付加パタンが発生しうる。
図8(a)は、付加パタン領域faと発生付加パタンDTの各パタンdtと付加パタン無境界領域NBと、付加パタン無境界NBに部分的に重複部分を持つ付加パタン集合BSを示している。
図8(b)は、付加無パタン境界領域NBと発生付加パタンデータDTの重複パタンデータLP1を示している。
重複パタンデータLP1をγ分オーバーサイズした網羅領域データMAP1を示したものが図8(c)である。
図8(c)の網羅領域データMAP1の各パタンは隣接する本来欠けの発生のない付加パタンと重複部を持ち、この付加パタン集合をNSとする。
すると、第3の例のように、マスク領域データKPを作成し、欠けパタン削除ステップにより、付加領域パタンデータFAにマスク領域データKPを足し込むと、付加パタン集合NSは欠けのある付加パタンとなる。
本例は、このような問題に対処するための手段である。
【0033】
第3の例のようにして、付加パタン境界NBを作成しておく。
そして、無付加パタン発生ステップにおいて、付加パタンを一つおき、あるいは二つおき以下の密度の少ない形で部分付加パタンデータDTi(1≦i ≦n)を発生し、欠けパタン削除ステップまでを繰り返し実施する。
部分付加パタンデータDTi(1≦i ≦n)の総和が全付加パタンデータDTとなる。
密度を低くするための部分付加パタンの段階数のn を設定する。
繰り返しの中でn がデクリメントされるため、n を添え字とした処理を実施する。
【0034】
図7の段階パタン発生ステップn(S430)では、付加パタンを一つおき、あるいは二つおき以下の密度の少ない形で全体領域aaに部分付加パタンデータDTnを発生する。
部分付加パタンDTnに対し上述した説明に対応した、反転付加パタンデータ発生ステップn(S440)、マスク領域作成ステップ(S450)、欠けパタン削除ステップ(S460)を実施する。
これは、境界作成ステップS410を除き、図5の欠け付加パタン削除の流れのステップS310〜S340に相当する。
部分付加パタンデータDTnについて、欠けパタン削除ステップn(S460)が完了してから、nをデクリメントする。
nが0になっていれば完了である。
nが0でなければ、デクリメントしたnについて段階付加パタン発生ステップn(S430)から欠けパタン削除ステップn(S460)までを再度繰り返し、nが0になるまで続け、最終的な反転付加パタンを求める。
【0035】
次に、本発明の付加パタン付きフォトマスクの描画方法の1例を簡単に説明する。
本例は、電子ビーム描画装置を用いたフォトマスクの描画方法で、LSI製造工程でのウエーハ表面の平坦化を主な目的として、LSI製造工程で使用されるフォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた、付加パタン付きフォトマスクの描画方法である。
フォトマスクを作成するためのフォトマスク基板としては、露光面(電子ビーム照射面)にポジ型のレジストが配設されているものを用いる。
本例は、図2に示すパタンdpを有する設計データDPを描画用のデータとし、実施の形態の第1の例のパタンデータ作成方法により作成された反転メインパタンデータMPと、反転付加パタンデータFPとを用いた場合の描画方法で、以下、説明する。
先ず、図2(b)に示す反転メインパタンデータMPを用いて、そのデータ領域に対応するフォトマスク基板上での領域を描画する第1の描画を行なう。
第1の描画後、図2(b)の、全領域(領域aaに相当)のうちの、領域mpと、領域NAの外側部に対応するフォトマスク基板上領域は、未露光のままとなる。
次いで、第1の描画が行われたフォトマスク基板に対し、引き続き、図2(g)に示す反転付加パタンデータFPを用いて、そのデータ領域に対応するフォトマスク基板上での領域を描画する第2の描画を行なう。
第2の描画後、図2(g)の白抜き領域に対応するフォトマスク基板上領域は、未露光のままとなる。
第1の描画、第2の描画を行なうことにより、図2(a)のパタンdpに対応するフォトマスク基板上領域は、未露光のままとなり、この後、フォトマスク基板を現像することにより、フォトマスク基板上に、図2(a)のパタンdpと、付加パタンに対応したレジスト部を残すことができる。
このように、第1の描画と、第2の描画とを、それぞれ別に行ない、重ね描画することにより、所望の付加パタン付きパタンを形成することができる。
勿論、第1の描画と、第2の描画の描画順を代えても良い。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、上記のように、フォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた、付加パタン付きフォトマスクの描画方法で、ポジレジストを用い、パタンデータの無い部分に電子ビームまたはレーザ光を照射して描画する、通常の描画方式に適用できる描画方法の提供可能とした。
また、配線層だけでなくポリシリコン層等他の処理層にも対応でき、多大な処理時間を必要としないパタンデータの作成方法の提供可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の付加パタンデータの作成方法の実施の形態の第1の例の処理を示したフロー図
【図2】本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第1の例の各処理におけるデータ状態を示した図
【図3】本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第2の例の処理を示したフロー図
【図4】本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第2の例の各処理におけるデータ状態を示した図
【図5】本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第3の例の欠け付加パタン削除処理を示したフロー図
【図6】本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第3の例の欠け付加パタン削除処理におけるデータ状態を示した図
【図7】本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第4の例の欠け付加パタン削除処理を示したフロー図
【図8】本発明のパタンデータの作成方法の実施の形態の第4の例の欠け付加パタン削除処理におけるデータ状態を示した図である。
【図9】パタンデータの図形演算処理を説明するための図
【図10】ウエーハの処理面状態を示した図
【図11】従来の技術によるパタンデータ作成方法のフロー図
【図12】従来の技術によるパタンデータ作成方法の各処理における状態を示した図
【符号の説明】
DP 設計パタンデータ
MP 反転メインパタンデータ(単にメインパタンデータとも言う)
DT 付加パタン用データ(単に付加パタンデータとも言う)
FP、FP2、FP21、GP、GP1、GPi 反転付加パタンデータ
MAP、MAP1 網羅領域データ
KP マスク領域データ
DP1、DA、EA、FA、NP パタンデータ
SNP、NB パタンデータ
LP、LP1 重複パタンデータ
dp、dt パタン(図形とも言う)
NA、mp、da、zp、zp1、ea、xa、ya 領域
np、snp、nb 領域
MI、MJ、γ、β サイズ変化量(元の図形との間隔とも言う)
BS、NS 集合

Claims (8)

  1. フォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた付加パタン付きフォトマスク用の、描画データを作成するためのデータ処理方法であって、電子回路のレイアウト設計の際、あるいはフォトマスク製造データ作成の際に、付加パタンを配置せずに既に設計の完了した設計パタンデータDPの各パタンdpと、作成する付加パタン用データDTの各パタンdtとの干渉を避けるための、各パタンdpと各パタンdtとのデータ領域における位置の最小間隔をMIとしたときに、(a)設計パタンデータDPに対し、サイジング図形処理を施し、各パタンdp部を前記最小間隔MI分オーバーサイズした付加パタン無領域NAを有するパタンデータDP1を作成し、更に、設計パタンデータDPとパタンデータDP1に対し、論理NOT図形処理を採り、前記付加パタン無領域NAから前記設計パタンデータDPの各パタンdp部を差し引いた反転パタンmpを有する反転メインパタンデータMPを作成する反転メインパタンデータMP生成ステップと、(b)設計パタンデータ領域の全体領域aaを表す全体領域データAAと、パタンデータDP1に対し、論理NOT図形処理を採り、全体領域aaから、付加パタン無領域NAを差し引いた基本付加パタン領域daを作成する基本付加パタン領域データDAを生成する生成ステップと、(c)付加パタンを配置してはいけない配置禁止領域を決め、基本付加パタン領域データDAの基本付加パタン領域daから配置禁止領域を差し引いた、付加パタン領域faを有する付加パタン領域データFA作成する、付加パタン領域データ生成ステップと、(d)設計パタンデータ領域に対応する領域全体に対して、付加パタンの基本となる図形dtを規則的に配置した、付加パタン用データDTを発生する付加パタン用データ作成ステップと、(e)付加パタン領域データFAと付加パタン用データDTに対し、論理NOT図形処理を施し、付加パタン領域faから付加パタン用データDTの各パタンを差し引いて、反転付加パタンデータFPを作成する反転付加パタンデータ生成ステップとを有することを特徴とするパタンデータの作成方法。
  2. フォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた付加パタン付きフォトマスク用の、描画データを作成するためのデータ処理方法であって、電子回路のレイアウト設計の際、あるいはフォトマスク製造データ作成の際に、付加パタンを配置せずに既に設計の完了した設計パタンデータDPの各パタンdpと、作成する付加パタン用データDTの各パタンdtとの干渉を避けるための、各パタンdpと各パタンdtとのデータ領域における位置の最小間隔をMIとしたときに、(f)設計パタンデータDPに対し、サイジング図形処理を施し、各パタンdp部を前記最小間隔MI分オーバーサイズした付加パタン無領域NAを有するパタンデータDP1を作成し、更に、設計パタンデータDPとパタンデータDP1に対し、論理NOT図形処理を採り、前記付加パタン無領域NAから前記設計パタンデータDPの各パタンdp部を差し引いた反転パタンmpを有する反転メインパタンデータMPを作成する反転メインパタンデータMP生成ステップと、(g)設計パタンデータ領域の全体領域aaを表す全体領域データAAと、パタンデータDP1との、論理NOT図形処理を採り、全体領域aaから、付加パタン無領域NAを差し引いた基本付加パタン領域daを作成する基本付加パタン領域データDAを生成する生成ステップと、(h)設計パタンデータ領域に対応する領域全体に対して、付加パタンの基本となる図形dtを規則的に配置した、付加パタン用データDTを発生する付加パタン用データ作成ステップと、(i)基本付加パタン領域データDAと付加パタン用データDTに対し、論理NOT図形処理を施し、基本付加パタン領域daから付加パタン用データDTの各パタンを差し引いて、反転付加パタンデータFP2を作成する基本反転付加パタンデータ生成ステップと、(j)付加パタンを配置してはいけない配置禁止領域を決め、論理OR図形処理により、反転付加パタンデータFP2から配置禁止領域を足し込み、反転付加パタンデータFPを作成する反転付加パタンデータ生成ステップとを有することを特徴とするパタンデータの作成方法。
  3. 請求項1ないし2において、配置禁止領域は、ウエーハ製造工程における隣接する処理層を形成するための露光用フォトマスク同志の位置関係により決められるもので、即ち、各露光用フォトマスクをパタン化するためのデータである各層の設計データ間のパタン位置関係により決められるもので、
    配置禁止領域のうち、作成する付加パタンから間隔MJをおく必要のある配置禁止領域1については、新たに別の領域データとして準備した領域パタンデータ、あるいは他層パタンデータ,あるいは前記領域パタンデータと前記他層パタンデータと設計パタンデータDPのうち2種パタンデータ以上の図形論理結果から、得られるパタンデータの領域zpを、サイジング図形処理により、前記MJ分オーバーサイズして、付加パタン無領域xaを配置禁止領域1として作成し、
    配置禁止領域のうち、作成する付加パタンから間隔を設ける必要がない配置禁止領域2については、新たに別の領域データとして準備した領域パタンデータ、あるいは他層パタンデータ,あるいは前記領域パタンデータと前記他層パタンデータと設計パタンDPのうち2種パタン以上の図形論理結果から、得られる付加パタン無領域yaを配置禁止領域2として作成することを特徴とするパタンデータの作成方法。
  4. 請求項1ないし3において、(A)反転付加パタンデータ生成ステップの後に、論理NOT図形処理により、全体領域aaから付加パタン領域faを差し引いた無付加パタン領域npを作成し、サイジング図形処理により、無付加パタン領域npをβ分アンダサイズした領域snpを作成し、論理NOT図形処理により、無付加パタン領域npから領域snpを差し引いて、付加パタン無境界領域nbを作成する、境界領域作成スタップと、(B)付加パタン無境界領域nbにまたがる付加パタン用データDTの付加パタンを付加パタン集合BSとしたときに、論理AND図形処理により、付加パタン用データDTと付加パタン無境界領域nbとが重複する、付加パタンデータLPを作成し、サイジング図形処理により、付加パタンデータLPの各パタンをγオーバーサイズして、前記付加パタン集合BSを網羅する網羅領域を有する網羅領域データMAPを作成し、論理AND図形処理により、網羅パタンデータMAPと付加パタン領域データFAの論理積であるマスク領域を有するマスク領域データKPを作成する、マスク領域データ作成ステップと、(C)論理OR図形処理により、マスク領域データKPを反転付加パタンFPに合わせ込んで、反転付加パタンFPにおける欠けた付加パタンを削除した新たな第2の反転付加パタンデータGPを作成する、第2の反転付加パタンデータ生成ステップとを行なうことを特徴とするパタンデータの作成方法。
  5. 請求項4において、付加パタン用データDTを発生する付加パタン用データ作成ステップの後で、付加パタン用データDTの密度が高く、マスク領域データKPのマスク領域が、付加パタン集合BSに近接する他の付加パタン集合NSをも干渉する場合、付加パタン集合NSへの干渉により、マスク領域データKPのマスク領域による欠け付加パタンの発生を防ぐため、第2の反転付加パタンデータGP生成ステップにおいて、各部分付加パタンデータDTi(1≦i≦n)の総和が付加パタンデータDTとなるようにn個の、密度の低い部分付加パタンデータDTiを発生する、段階付加パタン発生させるもので、(D)各部分付加パタンデータDTiについて、サイジング図形処理と付加パタン無境界NBと部分付加パタンデータDTiの重複から、欠けの存在する部分付加パタンを網羅するマスク領域を有するマスク領域データKPiを作成する、マスク領域データ作成ステップと、(E)論理OR図形処理により、反転付加パタンデータFPに、各マスク領域データKPi(1≦i≦n)を足し込み、欠けパタンを削除した各反転付加パタンデータGPi(1≦i≦n)を、それぞれ得る、反転付加パタンデータ生成ステップを行なうもので、あることを特徴とするパタンデータの作成方法。
  6. 請求項1ないし請求項5において、付加パタン用データ作成ステップ以降あるいは全てのステップを、フォトマスク描画データにより実施することを特徴とするパタンデータ作成方法。
  7. LSI製造工程でのウエーハ表面の平坦化を主な目的として、LSI製造工程で使用されるフォトマスクのパタン密度を均一化する付加パタンを設けた、付加パタン付きフォトマスクの描画方法であって、請求項1ないし5に記載のパタンデータ作成方法における、反転メインパタンデータMPと、反転付加パタンデータFPあるいは第2の反転付加パタンデータGPあるいは各反転付加パタンデータGPi(1≦i≦n)とを、それぞれ直接フォトマスク描画データとして、あるいは、それぞれをフォトマスク描画データに変え、各描画データによる描画を、それぞれ別に行ない、フォトマスク用基板上のポジ型レジストに重ね描画することを特徴とする付加パタン付きフォトマスクの描画方法。
  8. 請求項7において、描画を電子ビーム描画装置ないしレーザ描画装置で行なうことを特徴とする付加パタン付きフォトマスクの描画方法。
JP32781999A 1999-11-18 1999-11-18 パタンデータの作成方法および付加パタン付きフォトマスクの描画方法 Expired - Lifetime JP4402225B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32781999A JP4402225B2 (ja) 1999-11-18 1999-11-18 パタンデータの作成方法および付加パタン付きフォトマスクの描画方法
US09/714,842 US6523163B1 (en) 1999-11-18 2000-11-16 Method for forming pattern data and method for writing a photomask with additional patterns

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32781999A JP4402225B2 (ja) 1999-11-18 1999-11-18 パタンデータの作成方法および付加パタン付きフォトマスクの描画方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001147514A JP2001147514A (ja) 2001-05-29
JP4402225B2 true JP4402225B2 (ja) 2010-01-20

Family

ID=18203341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32781999A Expired - Lifetime JP4402225B2 (ja) 1999-11-18 1999-11-18 パタンデータの作成方法および付加パタン付きフォトマスクの描画方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6523163B1 (ja)
JP (1) JP4402225B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356374B2 (en) * 2002-03-15 2008-04-08 Photronics, Inc. Comprehensive front end method and system for automatically generating and processing photomask orders
US7669167B2 (en) * 2002-07-30 2010-02-23 Photronics, Inc. Rule based system and method for automatically generating photomask orders by conditioning information from a customer's computer system
JP4529398B2 (ja) * 2003-09-26 2010-08-25 ソニー株式会社 ダミーパターン情報生成装置、パターン情報生成装置、マスク作成方法、ダミーパターン情報生成方法、プログラム及び上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20050068207A (ko) * 2003-12-29 2005-07-05 엘지.필립스 엘시디 주식회사 2-블록 레이저 마스크 및 이를 이용한 결정화방법

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366113A (en) * 1993-12-13 1994-11-22 Kim David S Pill dispenser
US5636133A (en) * 1995-05-19 1997-06-03 International Business Machines Corporation Efficient generation of fill shapes for chips and packages
US5671152A (en) * 1995-05-19 1997-09-23 International Business Machines Corporation Efficient generation of negative fill shapes for chips and packages
US5597668A (en) * 1995-07-19 1997-01-28 Vlsi Technology, Inc. Patterned filled photo mask generation for integrated circuit manufacturing
US5763955A (en) * 1996-07-01 1998-06-09 Vlsi Technology, Inc. Patterned filled layers for integrated circuit manufacturing
US5885856A (en) * 1996-08-21 1999-03-23 Motorola, Inc. Integrated circuit having a dummy structure and method of making
US5923563A (en) * 1996-12-20 1999-07-13 International Business Machines Corporation Variable density fill shape generation
US6010939A (en) * 1998-03-31 2000-01-04 Vlsi Technology, Inc. Methods for making shallow trench capacitive structures

Also Published As

Publication number Publication date
US6523163B1 (en) 2003-02-18
JP2001147514A (ja) 2001-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4009459B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法及びマスクの作製方法
US7934177B2 (en) Method and system for a pattern layout split
JP2739065B2 (ja) アパーチャ交番移相マスクを製造する方法
JP3751762B2 (ja) 半導体装置の製造方法および原板
JP5076025B2 (ja) 自動作成マスク及び多重マスク層を利用した単一集積回路層のパターン形成
WO2000025181A1 (fr) Procede de fabrication de dispositif semi-conducteur et procede de formation de masque adapte associe
JP2007219127A (ja) パターン形成方法及び位相シフトマスクの製造方法
KR102268362B1 (ko) 핀 패턴을 갖는 셀을 포함하는 레이아웃 다이어그램을 생성하는 방법 및 이에 기초한 반도체 디바이스
KR20200037109A (ko) 레이아웃 다이어그램을 생성하는 라우팅 리소스 개선 방법 및 그 시스템
US6569605B1 (en) Photomask and method for forming micro patterns of semiconductor device using the same
KR20020065851A (ko) 광 근접 효과 보정 방법
JP4402225B2 (ja) パタンデータの作成方法および付加パタン付きフォトマスクの描画方法
JP2002055431A (ja) マスクデータパターン生成方法
JP4876299B2 (ja) フォトマスクパタンデータ作成方法
JP2007123342A (ja) 半導体装置の製造方法。
JP2003075985A (ja) 半導体装置製造用マスク、その製造方法及び露光方法
US20070281218A1 (en) Dummy Phase Shapes To Reduce Sensitivity Of Critical Gates To Regions Of High Pattern Density
JP3920515B2 (ja) パターンデータ作成方法及びパターン形成方法
JP4269559B2 (ja) 半導体装置及びその設計方法
US7421676B2 (en) System and method for phase shift assignment
TW200905508A (en) Method of determining defects in photomask
KR102379425B1 (ko) 스태거드 게이트-스터브-사이즈 프로파일을 갖는 반도체 디바이스 및 그 제조 방법
US10170309B2 (en) Dummy pattern addition to improve CD uniformity
JP3592105B2 (ja) マスクパターン作成方法および装置
KR19980085036A (ko) 교번형 위상반전 마스크 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4402225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131106

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term