JP4400515B2 - ストレージシステム、ストレージ装置、論理ディスク接続関係変更方法及びプログラム - Google Patents

ストレージシステム、ストレージ装置、論理ディスク接続関係変更方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、ストレージ装置と、このストレージ装置に接続された複数のホスト計算機とから構成されるストレージシステムに関し、特に、ストレージ装置上の論理ディスクとホスト計算機との接続関係を変更する論理ディスク接続関係変更技術に関する。
従来からストレージ装置上のデータを保護するため、種々の方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
上記した特許文献1には、複数のホスト計算機が接続されたストレージ装置において、ストレージ装置上の論理ディスクを各ホスト計算機毎の論理ディスクグループにグループ分けすると共に、各論理ディスクグループとホスト計算機との対応関係を管理しておき、ホスト計算機から論理ディスクに対するアクセス要求があった場合、アクセス要求された論理ディスクが上記ホスト計算機と対応する論理ディスクグループ中の論理ディスク(ホスト計算機と接続関係にある論理ディスク)であればアクセスを許可し、そうでなければアクセスを拒否する技術が記載されている。
また、特許文献2には、ホスト計算機が接続されたストレージ装置において、ストレージ装置上の各論理ディスクの属性(アクセス不可,読み込み専用,読み込み/書き込み許可など)を管理しておき、ホスト計算機からアクセス要求があった場合、アクセス先の論理ディスクの属性と、アクセス要求の内容とに基づいて、アクセス要求を受け付けるか否かを制御する技術が記載されている。
特開2003−30053号公報 特開2002−334048号公報
上記した特許文献1に記載されている技術によれば、或るホスト計算機に割り当てられている論理ディスクのデータが、他のホスト計算機によって書き換えられるということがなくなるので、データの保護を図ることが可能になる。
ところで、特許文献1に記載されているようなストレージシステムにおいては、論理ディスクグループの構成要素を変更することが必要になる場合がある。例えば、或るホスト計算機において扱うデータ量が増加し、現在割り当てられている論理ディスクだけでは容量不足が発生する恐れがある場合には、上記ホスト計算機に対応する論理ディスクグループに、未割り当ての論理ディスクを組み込むことが必要になる。また、或るホスト計算機において、不要になった論理ディスクが発生した場合には、上記ホスト計算機に対応する論理ディスクグループから上記論理ディスクを削除することが必要になる。その際、誤操作によって、未割り当ての論理ディスクではなく或る論理ディスクグループで必要としている論理ディスクを他の論理ディスクグループに移動させてしまったり、実際には必要な論理ディスクを論理ディスクグループから削除してしまったということが発生するおそれがある。即ち、誤操作によって、ストレージ装置上の論理ディスクとホスト計算機との接続関係が変更されてしまうおそれがある。しかし、特許文献1では、このようなことを全く考慮していないため、誤操作によって、論理ディスクグループの構成要素が変更されてしまい、ストレージ装置上の論理ディスクとホスト計算機との接続関係が変更されてしまう場合があるという問題があった。
一方、特許文献2に記載されている技術によれば、例えば、書き換えを禁止するデータが格納されている論理ディスクの属性を、アクセス不可あるいは読み込み専用としておくことにより、データの保護を図ることができる。しかし、特許文献2は、ホスト計算機毎にアクセス可能な論理ディスク(接続できる論理ディスク)を設定する技術でないため、特許文献1に記載されている技術の問題点を解決することはできない。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、誤操作によって、ストレージ装置上の論理ディスクとホスト計算機との接続関係が変更されないようにすることにある。
本発明にかかる第1のストレージシステムは、
ストレージ装置と、該ストレージ装置に接続された複数の業務用ホスト計算機と、前記ストレージ装置に接続された管理用ホスト計算機とを備えたストレージシステムにおいて、
前記ストレージ装置が、
複数の論理ディスクと、
前記各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループと、
前記各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理する論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルと、
前記論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理する論理ディスク設定変更可否管理テーブルと、
前記管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループが構成要素の変更を許可されており、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクが所属先の変更を許可されていることを条件にして、前記接続関係変更要求に従って前記論理ディスクの所属先を変更する接続関係変更制御手段とを備え、
前記管理用ホスト計算機が、
前記ストレージ装置に対して前記接続関係変更要求を送信する接続関係変更要求手段を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1のストレージ装置は、
複数の業務用ホスト計算機と、管理用ホスト計算機とが接続されるストレージ装置において、
複数の論理ディスクと、
前記各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループと、
前記各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理する論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルと、
前記論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理する論理ディスク設定変更可否管理テーブルと、
前記管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループに対する構成要素の変更許可されており、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクに対する所属先の変更許可されていることを条件にして、前記接続関係変更要求に従って前記論理ディスクの所属先を変更する接続関係変更制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる論理ディスク接続関係変更方法は、
複数の論理ディスクと、各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループと、前記各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理する論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルと、前記論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理する論理ディスク設定変更可否管理テーブルとを有するストレージ装置に対して、管理用ホスト計算機が、論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求を送信し、
前記ストレージ装置内の接続関係変更制御手段が、前記管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループに対する構成要素の変更許可されており、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクに対する所属先の変更許可されていることを条件にして、前記接続関係変更要求に従って前記論理ディスクの所属先を変更することを特徴とする。
本発明にかかるプログラムは、
複数の論理ディスクと、各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループと、前記各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理する論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルと、前記論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理する論理ディスク設定変更可否管理テーブルとを有するコンピュータを、
管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループに対する構成要素の変更許可されており、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクに対する所属先の変更許可されていることを条件にして、前記接続関係変更要求に従って前記論理ディスクの所属先を変更する接続関係変更制御手段として機能させる。
〔作用〕
ストレージ装置は、複数の論理ディスクと、各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループを有している。また、ストレージ装置上の接続関係変更制御手段は、各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理すると共に、論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理している。そして、管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてくると、上記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび上記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループが構成要素の変更を許可し、且つ、上記論理ディスクが所属先の変更を許可していることを条件にして、接続関係変更要求に従って論理ディスクの所属先を変更する。
本発明によれば、誤操作によって、ストレージ装置上の論理ディスクとホスト計算機との接続関係が変更されないようにすることができる。その理由は、ストレージ装置が有している論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理すると共に、ストレージ装置が有している論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理し、管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、上記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび上記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループが構成要素の変更を許可し、且つ、上記論理ディスクが所属先の変更を許可していることを条件にして、接続関係変更要求に従って論理ディスクの所属先を変更する接続関係変更制御手段を備えているからである。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるストレージシステムの実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、本実施の形態のストレージシステムは、ストレージ装置100と、業務用ホスト計算機200−1,200−2と、管理用ホスト計算機300と、ストレージ装置100と各ホスト計算機200−1,200−2,300とを接続するネットワーク400とから構成されている。なお、本実施の形態においては、業務用ホスト計算機200−1,200−2にはそれぞれ名称H1,H2が付与されているとする。
ストレージ装置100は、複数の論理ディスク110〜114と、論理ディスクグループ120−1,120−2と、未割当論理ディスクグループ121と、論理ディスクグループ接続管理テーブル130と、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140と、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150と、接続関係変更制御手段160と、アクセス制御手段170とを含む。
論理ディスク110〜114は、上位装置であるホスト計算機200−1,200−2,300から見た論理的な記憶装置であり、物理的な記憶装置上に構成される。なお、本実施の形態では、各論理ディスク110〜114には、それぞれ名称LD0〜LD4が付与されているとする。
論理ディスクグループ120−1,120−2は、それぞれ業務用ホスト計算機200−1,200−2がアクセス可能な論理ディスク(接続関係を有する論理ディスク)の集合を表す。図1の例では、1つの業務用ホスト計算機に1つの論理ディスクグループが定義されているが、1つの業務用ホスト計算機に複数の論理ディスクグループを定義するようにしても良い。また、図1の例では、論理ディスクグループ120−1には、論理ディスク110,111が割り当てられており、論理ディスクグループ120−2には、論理ディスク113,114が割り当てられていることを示している。なお、本実施の形態では、論理ディスクグループ120−1,120−2にはそれぞれ名称LG1,LG2が付与されているとする。
未割当論理ディスクグループ121は、ストレージ装置100内で定義されている論理ディスクの集合であって、どの業務用ホスト計算機200−1,200−2からも接続関係がない論理ディスクの集合を表す。未割当論理ディスクグループ121は、ストレージ装置100内で、1つだけ定義される特別な論理ディスクグループである。図1の例では、未割当論理ディスクグループ121には、論理ディスク112が割り当てられていることを示している。なお、本実施の形態では、未割当論理ディスクグループ121には、名称LGMが付与されているとする。
論理ディスクグループ接続管理テーブル130は、上記の論理ディスクグループ120−1,120−2と、論理ディスク110〜114と、業務用ホスト計算機200−1,200−2との関係を管理するためのテーブルである。
図2に、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の一例を示す。同図に示す論理ディスクグループ接続管理テーブル130には、各論理ディスク110〜114の名称LD0〜LD4に対応付けて、その論理ディスクが所属する論理ディスクグループの名称と、その論理ディスクをアクセスできる業務用ホスト計算機の名称と、テーブルの主キーとなるIDとが登録されている。図2に示す論理ディスクグループ接続管理テーブル130の例えば第1行目は、名称LD0を有する論理ディスク110は、名称LG1を有する論理ディスクグループ120−1に属し、名称H1を有する業務用ホスト計算機200−1からアクセス可能であることを示している。
論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140には、各論理ディスクグループ120−1,121−2に対する設定変更可否情報(構成要素となる論理ディスクを変更を許可するか否かを示す情報)が登録される。ここで、未割当論理ディスクグループ121の設定変更可否情報の内容は常に設定変更許可状態(許可)であるとする。
図3に、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140の一例を示す。同図に示す論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140には、論理ディスクグループの名称と、設定変更可否情報とが対応付けて登録されている。同図の例は、名称LG1,LG2の論理ディスクグループ120−1,120−2と、名称LGMの未割当論理ディスクグループ121とは共に設定変更許可状態にあることを示している。
論理ディスク設定変更可否管理テーブル150には、各論理ディスクに対する設定変更可否情報(所属先の論理ディスクグループの変更を許可するか否かを示す情報)が登録される。
図4に、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150の一例を示す。同図に示す論理ディスク設定変更可否管理テーブル150には、論理ディスクの名称と、設定変更可否情報とが対応付けて登録されている。同図の例は、名称LD0,LD2〜LD4を有する論理ディスク110,112〜114は設定変更許可状態にあり、名称LD1を有する論理ディスク111は設定変更不許可状態にあることを示している。
接続関係変更制御手段160は、管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310から送られてくる各種要求に従って、各管理テーブル130,140,150を変更する機能を有する。
図5は、接続関係変更制御手段160の構成例を示すブロック図であり、論理ディスク設定変更手段161と、論理ディスクグループ設定変更手段162と、論理ディスク接続関係変更手段163と、論理ディスク接続関係削除手段164とを備えている。
論理ディスク設定変更手段161は、管理用ホスト計算機300から設定変更可否情報を変更する論理ディスクの名称および変更後の設定変更可否情報の値(許可あるいは不許可)を含む論理ディスク用設定変更要求が送られてきたとき、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150中の該当する設定変更可否情報の値を上記要求中の値に変更する機能を有する。
論理ディスクグループ設定変更手段162は、管理用ホスト計算機300から設定変更可否情報を変更する論理ディスクグループの名称および変更後の設定変更可否情報の値を含むグループ用設定変更要求が送られてきたとき、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140中の該当する設定変更可否情報の値を上記要求中の値に変更する機能を有する。
論理ディスク接続関係変更手段163は、管理用ホスト計算機300から所属先の論理ディスクグループを変更させる論理ディスクの名称と、新たな所属先にする論理ディスクグループの名称とを含んだ接続関係変更要求が送られてきたとき、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140に登録されている上記論理ディスクが所属している論理ディスクグループの設定変更可否情報および上記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループの設定変更可否情報の値が共に「許可」となっており、且つ、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150に登録されている上記論理ディスクに対する設定変更可否情報の値が「許可」となっていることを条件にして、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容を変更して、上記論理ディスクの所属先の論理ディスクグループを変更させる機能を有する。
論理ディスク接続関係削除手段164は、管理用ホスト計算機300から削除対象にする論理ディスクの名称と、この論理ディスクが現在所属している論理ディスクグループの名称とを含む接続関係削除要求が送られてきたとき、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140に登録されている上記論理ディスクグループの設定変更可否情報の値が「許可」で、且つ論理ディスク設定変更可否管理テーブル150に登録されている上記論理ディスクの設定変更可否情報の値が「許可」であることを条件にして、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を変更して上記論理ディスクを未割当論理ディスクグループ121に所属させることにより、上記論理ディスクを削除する機能を有する。
アクセス制御手段170は、各業務用ホスト計算機200−1,200−2内の論理ディスクグループアクセス手段210−1,210−2からアクセス対象にする論理ディスクの名称を含むアクセス要求が送られてきたとき、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を参照し、上記論理ディスクがアクセス要求元に対応する論理ディスクグループ内に存在する場合には、上記アクセス要求に従った処理を行い、存在しない場合には、上記アクセス要求を拒否する機能を有する。
上記した機能を有するストレージ装置100は、コンピュータによって実現可能なものであり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータをストレージ装置100として機能させるためのプログラムを記録したディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、接続関係変更制御手段160およびアクセス制御手段170を実現する。
業務用ホスト計算機200−1,200−2は、それぞれ論理ディスクグループアクセス手段210−1,210−2を備えている。論理ディスクグループアクセス手段210−1,210−2は、アクセス対象にする論理ディスクの名称を含んだアクセス要求をストレージ装置100に送信する機能や、ストレージ装置100から返信されてきたアクセス結果を受信する機能を有する。
管理用ホスト計算機300は、接続関係変更要求手段310を備えている。接続関係変更要求手段310は、管理者の操作に従って、ストレージ装置100に対して論理ディスク用設定変更要求、グループ用設定変更要求、接続関係変更要求および接続関係削除要求を送信する機能を有する。
上記した論理ディスク用設定変更要求は、設定変更可否情報を変更する論理ディスクの名称および変更後の設定変更可否情報の値を含み、グループ用設定変更要求は、設定変更可否情報を変更する論理ディスクグループの名称および変更後の設定変更可否情報の値を含み、接続関係変更要求は、所属先の論理ディスクグループを変更させる論理ディスクの名称および新たな所属先にする論理ディスクグループの名称を含み、接続関係削除要求は、削除対象にする論理ディスクの名称と、この論理ディスクが現在所属している論理ディスクグループの名称とを含む。
ネットワーク400は、ストレージ装置100と各ホスト計算機200−1,200−2,300を接続し、通信経路を提供する機能を有する。
〔実施の形態の動作〕
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。以下では、管理用ホスト計算機300がストレージ装置100に対して、論理ディスク用設定変更要求,グループ用設定変更要求,接続関係変更要求,接続関係削除要求を発行した場合の動作、および業務用ホスト計算機200−1がストレージ装置100に対してアクセス要求を発行した場合の動作について説明する。
〔論理ディスク用設定変更要求発行時の動作〕
先ず、論理ディスク用設定変更要求発行時の動作について説明する。ストレージシステムの管理者は、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150に登録されている論理ディスクの設定変更可否情報を変更したい場合、設定変更可否情報を変更したい論理ディスクの名称および変更後の設定変更可否情報の値を管理用ホスト計算機300内の接続関係変更要求手段310に入力し、接続関係変更要求手段310に対して論理ディスク用設定変更要求の発行を指示する。これにより、接続関係変更要求手段310は、図6のフローチャートに示すように、上記論理ディスクの名称および変更後の設定変更可否情報の値を含んだ論理ディスク用設定変更要求をストレージ装置100に発行する(ステップS61)。
今、例えば、論理ディスク110の設定変更可否情報の値を「不許可」に変更するのであれば、管理者は、論理ディスク110の名称「LD0」と変更後の設定変更可否情報の値「不許可」を接続関係変更要求手段310に入力し、論理ディスク用設定変更要求の発行を指示する。これにより、接続関係変更要求手段310は、論理ディスク110の名称「LD0」と設定変更可否情報の値「不許可」とを含んだ論理ディスク用設定変更要求をストレージ装置100に対して発行することになる(ステップS61)。
この論理ディスク用設定変更要求は、ストレージ装置100内の接続関係変更制御手段160で受信され、接続関係変更制御手段160は、受信した論理ディスク用設定変更要求を論理ディスク設定変更手段161に渡す。
論理ディスク設定変更手段161は、論理ディスク110の名称「LD0」および設定変更可否情報の値「不許可」を含む上記論理ディスク用設定変更要求が渡されると、先ず、名称「LD0」をキーにして論理ディスク設定変更可否管理テーブル150を検索することにより、論理ディスク110に対して現在設定されている設定変更可否情報の値を調べる(ステップS62)。
その後、論理ディスク設定変更手段161は、ステップS62で調べた設定変更可否情報の値と、論理ディスク用設定変更要求に含まれている設定変更可否情報の値「不許可」とを比較する(ステップS63)。
そして、両者が同じであれば(ステップS63がNO)、管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310に対して、エラー通知を行う等のエラー処理を行った後(ステップS65)、処理を終了する。これに対して、両者が異なれば(ステップS63がYES)、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150に登録されている論理ディスク110に対する設定変更可否情報の値を、論理ディスク用設定変更要求中の値「不許可」に変更する(ステップS64)。
今、例えば、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150の内容が図4に示すものであるとすると、論理ディスク設定変更手段161は、論理ディスク110の名称「LD0」をキーにして論理ディスク設定変更可否管理テーブル150を検索して得られる設定変更可否情報の値「許可」と、論理ディスク用設定変更要求中の設定変更可否要求の値「不許可」とが異なるものであるので(ステップS62,S63がYES)、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150の第1行目に登録されている論理ディスク110に対する設定変更可否情報の値を「許可」から「不許可」に変更することになる(ステップS64)。
〔グループ用設定変更要求発行時の動作〕
次に、グループ用設定変更要求発行時の動作について説明する。ストレージシステムの管理者は、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140に登録されている論理ディスクグループの設定変更可否情報を変更したい場合、設定変更可否情報を変更したい論理ディスクグループの名称および変更後の設定変更可否情報の値を管理用ホスト計算機300内の接続関係変更要求手段310に入力し、接続関係変更要求手段310に対してグループ用設定変更要求の発行を指示する。これにより、接続関係変更要求手段310は、図7のフローチャートに示すように、上記論理ディスクグループの名称および変更後の設定変更可否情報の値を含んだグループ用設定変更要求をストレージ装置100に発行する(ステップ71)。
今、例えば、論理ディスクグループ120−1の設定変更可否情報の値を「不許可」に変更するのであれば、管理者は、論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」と変更後の設定変更可否情報の値「不許可」を接続関係変更要求手段310に入力し、グループ用設定変更要求の発行を指示する。これにより、接続関係変更要求手段310は、論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」と設定変更可否情報の値「不許可」とを含んだグループ用設定変更要求をストレージ装置100に対して発行することになる(ステップS71)。
このグループ用設定変更要求は、ストレージ装置100内の接続関係変更制御手段160で受信され、接続関係変更制御手段160は、受信したグループ用設定変更要求を論理ディスクグループ設定変更手段162に渡す。
論理ディスクグループ設定変更手段162は、論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」および設定変更可否情報の値「不許可」を含む上記グループ用設定変更要求が渡されると、先ず、名称「LG1」をキーにして論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140を検索することにより、論理ディスクグループ120−1に対して現在設定されている設定変更可否情報の値を調べる(ステップS72)。
その後、論理ディスクグループ設定変更手段162は、ステップS72で調べた設定変更可否情報の値と、グループ用設定変更要求に含まれている設定変更可否情報の値「不許可」とを比較する(ステップS73)。
そして、両者が同じであれば(ステップS73がNO)、管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310に対して、エラー通知を行う等のエラー処理を行った後(ステップS75)、処理を終了する。これに対して、両者が異なれば(ステップS73がYES)、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140に登録されている論理ディスクグループ120−1に対する設定変更可否情報の値を、グループ用設定変更要求中の値「不許可」に変更する(ステップS74)。
今、例えば、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140の内容が図3に示すものであるとすると、論理ディスクグループ設定変更手段162は、論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」をキーにして論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140を検索して得られる設定変更可否情報の値「許可」と、グループ用設定変更要求中の設定変更可否要求の値「不許可」とが異なるものとなるので(ステップS72,S73がYES)、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140の第1行目に登録されている論理ディスクグループ120−1に対する設定変更可否情報の値を「許可」から「不許可」に変更することになる(ステップS74)。
〔接続関係変更要求発行時の動作〕
次に、接続関係変更要求発行時の動作について説明する。ストレージシステムの管理者は、論理ディスクの所属先の論理ディスクグループを変更する場合、所属先を変更したい論理ディスクの名称および新たな所属先とする論理ディスクグループの名称を管理用ホスト計算機300内の接続関係変更要求手段310に入力し、接続関係変更要求手段310に対して接続関係変更要求を発行を指示する。これにより、接続関係変更要求手段310は、入力された論理ディスクの名称および論理ディスクグループの名称を含む接続関係変更要求をストレージ装置100に対して発行する。
今、例えば、未割当論理ディスクグループ121に所属している論理ディスク112の所属先を論理ディスクグループ120−1に変更するのであれば、管理者は、論理ディスク112の名称「LD2」及び新たな所属先にする論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」を接続関係変更要求手段310に入力し、接続関係変更要求手段310に対して接続関係変更要求の発行を指示する。これにより、接続関係変更要求手段310は、論理ディスク112の名称「LD2」及び新たな所属先にする論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」を含んだ接続関係変更要求をストレージ装置100に対して発行する(ステップS81)。
この接続関係変更要求はストレージ装置100内の接続関係変更制御手段160で受信され、接続関係変更制御手段160は、受信した接続関係変更要求を論理ディスク接続関係変更手段163に渡す。
接続関係変更手段163は、論理ディスク112の名称「LD2」及び新たな所属先にする論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」を含んだ接続関係変更要求が渡されると、先ず、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を参照し、新たな所属先にする論理ディスクグループ120−1に、既に論理ディスク112が割り当てられているか否かを調べる(ステップS82)。より具体的には、論理ディスクグループ接続管理テーブル130に論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」に対応付けて論理ディスク112の名称「LD2」が登録されているか否かを調べることにより、新たな所属先にする論理ディスクグループ120−1に、既に論理ディスク112が割り当てられているか否かを調べる。
そして、既に割り当てられている場合(ステップS83がYES)は、発行元の管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310に対して、エラー通知を行う等のエラー処理を行った後(ステップS89)、処理を終了する。これに対して、まだ割り当てられていなければ(ステップS83がNO)、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140を参照し、論理ディスク112が現在所属している未割当論理ディスクグループ121の設定変更可否情報および論理ディスク112の新たな所属先にする論理ディスクグループ120−1の設定変更可否情報が共に「許可」になっているか否かをチェックする(ステップS84)。なお、論理ディスク112が現在所属している論理ディスクグループは、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を検索することにより求めることができる。
そして、設定変更可否情報の少なくとも一方が「不許可」になっている場合(ステップS85がNO)は、発行元の管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310に対して、エラー通知を行う等のエラー処理を行った後(ステップS89)、処理を終了する。これに対して、両者の値が共に「許可」であれば(ステップS85がYES)、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150を参照し、論理ディスク112に対する設定変更可否情報の値をチェックする(ステップS86)。
そして、論理ディスク112に対する設定変更可否情報の値が「不許可」になっている場合(ステップS87がNO)は、発行元の管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310に対して、エラー通知を行う等のエラー処理を行った後(ステップS89)、処理を終了する。これに対して、設定変更可否情報の値が「許可」であれば(ステップS87がYES)、論理ディスク112の所属先の論理ディスクグループが論理ディスクグループ120−1となるように、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を変更し(ステップS88)、その後、処理を終了する。
今、例えば、各管理テーブル130,140,150の内容が図2,図3,図4に示すものであるとすると、論理ディスク接続関係変更手段163は、次のような処理を行うことになる。
ステップS82において、論理ディスク接続関係変更手段163は、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を参照し、論理ディスク112が、既に新たな所属先にする論理ディスクグループ120−1に割り当てられているか否かをチェックする。この例の場合、論理ディスクグループ接続管理テーブル130には、図2に示すように、論理ディスク112の名称「LD2」が未割当論理ディスクグループ121の名称「LGM」と対応付けて登録されているので、ステップS83の判断結果がNOとなり、ステップS84の処理が行われる。
ステップS84において、論理ディスク接続関係変更手段163は、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140を参照し、論理ディスク112が現在所属している未割当論理ディスクグループ121の設定変更可否情報の値および論理ディスク112の新たな所属先にする論理ディスクグループ120−1の設定変更可否情報の値をチェックする。この例の場合、図3に示すように、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140には、論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」に対応付けて「許可」が登録されているので、ステップS85の判断結果がYESとなり、ステップS86の処理が行われる。
ステップS86において、論理ディスク接続関係変更手段163は、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150を参照し、論理ディスク112の変更可否情報をチェックする。この例の場合、図4に示すように、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140には、論理ディスク112の名称「LD2」に対応付けて「許可」が登録されているので、ステップS87の判断結果がYESとなり、ステップS88の処理が行われる。
ステップS88では、論理ディスク接続関係変更手段163は、論理ディスク112の所属先が論理ディスクグループ120−1となるように論理ディスクグループ接続管理テーブル130を更新する。具体的には、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容を、図2に示したものから図9に示すものに変更する。即ち、論理ディスク112の名称「LD2」に対応して登録されている論理ディスクグループ名称を、未割当論理ディスクグループ121の名称「LGM」から論理ディスクグループ120−1の「LG1」に変更し、ホスト名称を「未割当」から業務用ホスト計算機200−1の名称「H1」に変更する。
上記した例では、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容が図2に示すものから図9に示すものに変更されるが、仮に、図3で示される論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140の、第1行目或いは第3行目の設定変更可否情報の値が「不許可」であった場合、または、図4で示される論理ディスク設定変更可否管理テーブル150の、第3行目の設定変更可否が「不許可」であった場合には、ステップS89のエラー処理へ進み、設定の変更は行われない。このようにして、論理ディスク112を論理ディスクグループ120−1へ追加する誤操作を防止できる。
〔接続関係削除要求発行時の動作〕
次に、接続関係削除要求発行時の動作について説明する。ストレージシステムの管理者は、論理ディスクグループから論理ディスクを削除する場合、削除する論理ディスクの名称、および、その論理ディスクが現在所属している論理ディスクグループの名称を管理用ホスト計算機300内の接続関係変更要求手段310に入力した後、接続関係変更要求手段310に対して接続関係削除要求の発行を指示する。これにより、接続関係変更要求手段310は、図10のフローチャートに示すように、上記論理ディスクの名称と上記論理ディスクグループの名称とを含む接続関係削除要求をストレージ装置100に対して発行する(ステップS101)。
今、例えば、論理ディスク110を論理ディスクグループ120−1から削除するのであれば、管理者は、論理ディスク110の名称「LD0」および論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」を接続関係変更要求手段310に入力し、その後、接続関係変更要求手段310に対して接続関係削除要求の発行を指示する。これにより、接続関係変更要求手段310は、論理ディスク110の名称「LD0」および論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」を含んだ接続関係削除要求をストレージ装置100に対して発行する(ステップS101)。
この接続関係削除要求は、ストレージ装置100内の接続関係変更制御手段160で受信され、接続関係変更制御手段160は、受信した接続関係削除要求を論理ディスク接続関係削除手段164に渡す。
論理ディスク接続関係削除手段164は、論理ディスク110の名称「LD0」および論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」を含む接続関係削除要求が渡されると、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を参照し、論理ディスクグループ120−1に論理ディスク110が含まれているか否かをチェックする(ステップS102)。より具体的には、論理ディスク110の名称「LD0」に対応付けて論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」の名称が登録されているか否かをチェックすることにより、論理ディスクグループ120−1に論理ディスク110が含まれているか否かをチェックする。
そして、削除対象にしている論理ディスク110が論理ディスクグループ120−1に含まれていない場合(ステップS103がNO)は、発行元の管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310に対して、エラー通知を行う等のエラー処理を行った後(ステップS109)、処理を終了する。これに対して、論理ディスク110が論理ディスクグループ120−1に含まれている場合(ステップS103がYES)は、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140を参照し、論理ディスク110が現在所属している論理ディスクグループ120−1の設定変更可否情報の値をチェックする(ステップS104)。
そして、論理ディスクグループ120−1の設定変更可否情報の値が「不許可」の場合(ステップS105がNO)は、発行元の管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310に対して、エラー通知を行う等のエラー処理を行った後(ステップS109)、処理を終了する。これに対して、「許可」であれば(ステップS105がYES)、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150を参照し、削除対象になっている論理ディスク110の設定変更可否情報の値をチェックする(ステップS106)。
そして、論理ディスク110の設定変更可否情報の値が「不許可」であった場合(ステップS107がNO)は、発行元の管理用ホスト計算機300上の接続関係変更要求手段310に対して、エラー通知を行う等のエラー処理を行った後(ステップS109)、処理を終了する。これに対して、論理ディスク110の設定変更可否情報の値が「許可」であった場合(ステップS107がYES)は、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容を更新することにより、論理ディスク110を論理ディスクグループ120−1から削除し、未割当論理ディスクグループ121に所属させる。
今、例えば、各管理テーブル130,140,150の内容が図2,図3,図4に示すものであるとすると、論理ディスク接続関係削除手段164は、次のような処理を行うことになる。
ステップS102において、論理ディスク接続関係削除手段164は、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を参照し、論理ディスクグループ120−1に論理ディスク110が含まれているか否かをチェックする。この例の場合、論理ディスクグループ接続管理テーブル130には、図2に示すように、論理ディスク110の名称「LD0」に対応付けて論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」が登録されているので、ステップS103の判断結果がYESとなり、ステップS104の処理が行われる。
ステップS104において、論理ディスク接続関係削除手段164は、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140を参照し、論理ディスク110が現在所属している論理ディスクグループ120−1の設定変更可否情報の値をチェックする。この例の場合、図3に示すように、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140には、論理ディスクグループ120−1の名称「LG1」に対応付けて「許可」が登録されているので、ステップS105の判断結果がYESとなり、ステップS106の処理が行われる。
ステップS106において、論理ディスク接続関係削除手段164は、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150を参照し、削除対象になっている論理ディスク110の設定変更可否情報の値をチェックする。この例の場合、図4に示すように、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150には、論理ディスク110の名称「LD0」に対応付けて「許可」が登録されているので、ステップS107の判断結果がYESとなり、ステップS108の処理が行われる。
ステップS108において、論理ディスク接続関係削除手段164は、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容を更新することにより、論理ディスク110を論理ディスクグループ120−1から削除し、未割当論理ディスクグループ121に所属させる。具体的には、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の第1行目のホスト名称を「H1」から「未割当」に変更すると共に、同行の論理ディスクグループ名称を「LG1」から未割当論理ディスクグループ121の名称「LGM」に変更する。
上記した例では、論理ディスク110の所属先が論理ディスクグループ120−1から未割当論理ディスクグループ121へ変更されるが、仮に、図3で示される論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140の、第1行目の設定変更可否情報が「不許可」であった場合、または、図4で示される論理ディスク設定変更可否管理テーブル150の、第1行目の設定変更可否情報が「不許可」であった場合には、ステップS109のエラー処理へ進み、設定の変更は行われない。このようにして、論理ディスク110を論理ディスクグループ120から削除する誤操作を防止できる。
〔アクセス要求発行時の動作〕
次に、アクセス要求発行時の動作について説明する。業務用ホスト計算機200−1内の論理ディスクグループアクセス手段210−1は、業務用ホスト計算機200−1内にストレージ装置100に対するアクセス要求が発生すると、図11のフローチャートに示すように、アクセス要求をストレージ装置100に対して発行する(ステップS111)。アクセス要求には、アクセス対象にする論理ディスクの名称や、アクセス内容が含まれている。
このアクセス要求は、ストレージ装置100内のアクセス制御手段170で受信される。アクセス制御手段170は、アクセス要求を受信すると、論理ディスクグループ接続管理テーブル130を参照し、アクセス要求元の業務用ホスト計算機200−1が、アクセス対象にしている論理ディスクをアクセスできるか否かを調べる(ステップS112)。
今、例えば、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容が図2に示すものになっているときに、業務用ホスト計算機200−1が論理ディスク111の名称「LD1」を含むアクセス要求を発行したとすると、業務用ホスト計算機200−1のホスト名称「H1」に対応付けてアクセス対象にする論理ディスク111の名称「LD1」が登録されているので、ステップS113の判断結果がYESとなり、ステップS114,S115の処理が行われる。ステップS114において、アクセス制御手段170は、受信したアクセス要求に従った処理を行い、次のステップS115においては、処理結果をアクセス要求元の論理ディスクグループアクセス手段210−1に返却する(ステップS115)。
これに対して、例えば、論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容が図2に示すものになっているときに、業務用ホスト計算機200−1が論理ディスク113の名称「LD3」を含むアクセス要求を発行したとすると、業務用ホスト計算機200−1のホスト名称「H1」に対応付けてアクセス対象にする論理ディスク11の名称「LD3」が登録されていないので、ステップS113の判断結果がNOとなり、要求元に対してエラー通知を行うなどのエラー処理を行う(ステップS116)。
〔実施の形態の効果〕
本発明によれば、誤操作によって、ストレージ装置100上の論理ディスク110〜114と業務用ホスト計算機200−1,200−2との接続関係が変更されないようにすることができる。その理由は、論理ディスクグループ120−1,120−2,121毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理すると共に、論理ディスク110〜114毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理し、管理用ホスト計算機300から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、上記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび上記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループが構成要素の変更を許可し、且つ、上記論理ディスクが所属先の変更を許可していることを条件にして、接続関係変更要求に従って論理ディスクの所属先を変更する接続関係変更制御手段160を備えているからである。
更に、本実施の形態によれば、論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140に登録されている各論理ディスクグループ120−1,120−2,121の設定変更可否情報や、論理ディスク設定変更可否管理テーブル150に登録されている各論理ディスク110〜114の設定変更可否情報を容易に変更することが可能になる。その理由は、ストレージ装置100が論理ディスク用設定変更要求に従って論理ディスク設定変更可否管理テーブル150の内容を変更する論理ディスク設定変更手段161や、グループ用設定変更要求に従って論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140の内容を変更する論理ディスクグループ設定変更手段162を備えているからである。
本発明は、論理ディスクグループ毎に、アクセス可能なホスト計算機を定義しているようなストレージ装置に適用すると好適である。
本発明にかかるストレージシステムの実施の形態の構成例を示すブロック図である。 論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容例を示す図である。 論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル140の内容例を示す図である。 論理ディスク設定変更可否管理テーブル150の内容例を示す図である。 接続関係変更制御手段160の構成例を示すブロック図である。 論理ディスク用設定変更要求発行時の処理例を示すフローチャートである。 グループ用設定変更要求発行時の処理例を示すフローチャートである。 接続関係変更要求発行時の処理例を示すフローチャートである。 論理ディスクグループ接続管理テーブル130の内容例を示す図である。 接続関係削除要求発行時の処理例を示すフローチャートである。 アクセス要求発行時の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
100…ストレージ装置
110〜114…論理ディスク
120−1,120−2…論理ディスクグループ
121…未割当論理ディスクグループ
130…論理ディスクグループ接続管理テーブル
140…論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブル
150…論理ディスク設定変更可否管理テーブル
160…接続関係変更制御手段
161…論理ディスク設定変更手段
162…論理ディスクグループ設定変更手段
163…論理ディスク接続関係変更手段
164…論理ディスク接続関係削除手段
170…アクセス制御手段
200−1,200−2…業務用ホスト計算機
210−1,210−2…論理ディスクグループアクセス手段
300…管理用ホスト計算機
310…接続関係変更要求手段
400…ネットワーク

Claims (10)

  1. ストレージ装置と、該ストレージ装置に接続された複数の業務用ホスト計算機と、前記ストレージ装置に接続された管理用ホスト計算機とを備えたストレージシステムにおいて、
    前記ストレージ装置が、
    複数の論理ディスクと、
    前記各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループと、
    前記各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理する論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルと、
    前記論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理する論理ディスク設定変更可否管理テーブルと、
    前記管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループに対する構成要素の変更許可されており、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクに対する所属先の変更許可されていることを条件にして、前記接続関係変更要求に従って前記論理ディスクの所属先を変更する接続関係変更制御手段とを備え、
    前記管理用ホスト計算機が、
    前記ストレージ装置に対して前記接続関係変更要求を送信する接続関係変更要求手段を備えたことを特徴とするストレージシステム。
  2. 請求項1記載のストレージシステムにおいて、
    前記接続関係変更要求手段が、
    所属先の変更を要求する論理ディスクの名称と、前記論理ディスクの新たな所属先にする論理ディスクグループの名称とを含んだ接続関係変更要求を前記ストレージ装置に対して送信する構成を有し、
    前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルには、前記各論理ディスクグループ毎に、論理ディスクグループの名称と、構成要素の変更を許可するか否かを示す設定変更可否情報とが対応付けて登録され
    前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルには、前記各論理ディスク毎に、論理ディスクの名称と、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを示す設定変更可否情報とが対応付けて登録され
    前記接続関係変更制御手段が、
    前記接続関係変更要求手段から所属先の変更を要求する論理ディスクの名称と、前記論理ディスクの新たな所属先にする論理ディスクグループの名称とを含んだ接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定可否管理テーブルに登録されている、前記論理ディスクが所属している論理ディスクグループの設定変更可否情報及び前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループの設定変更可否情報が共に構成要素の変更を許可し、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルに登録されている、前記論理ディスクの設定変更可否情報が所属先の変更を許可していることを条件にして前記接続関係変更要求に従った処理を行う論理ディスク接続関係変更手段を有することを特徴とするストレージシステム。
  3. 請求項2記載のストレージシステムにおいて、
    前記接続関係変更要求手段が、
    論理ディスクグループの名称と設定変更可否情報の内容とを含んだグループ用設定変更要求を前記ストレージ装置に対して送信する構成を有すると共に、論理ディスクの名称と設定変更可否情報の内容とを含んだ論理ディスク用設定変更要求を前記ストレージ装置に対して送信する構成を有し、
    前記接続関係変更制御手段が、
    前記接続関係変更要求手段から送られてきたグループ用設定変更要求に従って前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルの内容を変更する論理ディスクグループ設定変更手段と、
    前記接続関係変更要求手段から送られてきた論理ディスク用設定変更要求に従って前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルの内容を変更する論理ディスク設定変更手段とを有することを特徴とするストレージシステム。
  4. 請求項3記載のストレージシステムにおいて、
    前記ストレージ装置が、
    前記複数の論理ディスクの内の、前記業務用ホスト計算機に割り当てられていない論理ディスクが所属する未割当論理ディスクグループを備え、
    前記接続関係変更要求手段が、
    削除する論理ディスクの名称と、該論理ディスクが所属している論理ディスクグループの名称とを含む接続関係削除要求を前記ストレージ装置に対して送信する構成を有し、
    前記接続関係変更制御手段が、
    前記接続関係変更要求手段から前記接続関係削除要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルに登録されている、前記論理ディスクグループに関する設定変更可否情報が構成要素の変更を許可し、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルに登録されている、前記論理ディスクに関する設定変更可否情報が所属グループの変更を許可していることを条件にして、前記論理ディスクを前記未割当論理ディスクグループに所属させる論理ディスク接続関係削除手段を備えたことを特徴とするストレージシステム。
  5. 複数の業務用ホスト計算機と、管理用ホスト計算機とが接続されるストレージ装置において、
    複数の論理ディスクと、
    前記各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループと、
    前記各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理する論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルと、
    前記論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理する論理ディスク設定変更可否管理テーブルと、
    前記管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループに対する構成要素の変更許可されており、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクに対する所属先の変更許可されていることを条件にして、前記接続関係変更要求に従って前記論理ディスクの所属先を変更する接続関係変更制御手段とを備えたことを特徴とするストレージ装置。
  6. 請求項5記載のストレージ装置において、
    前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルには、前記各論理ディスクグループ毎に、論理ディスクグループの名称と、構成要素の変更を許可するか否かを示す設定変更可否情報とが対応付けて登録され
    前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルには、前記各論理ディスク毎に、論理ディスクの名称と、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを示す設定変更可否情報とが対応付けて登録され
    前記接続関係変更制御手段が、
    前記接続関係変更要求手段から所属先の変更を要求する論理ディスクの名称と、前記論理ディスクの新たな所属先にする論理ディスクグループの名称とを含んだ接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定可否管理テーブルに登録されている、前記論理ディスクが所属している論理ディスクグループの設定変更可否情報及び前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループの設定変更可否情報が共に構成要素の変更を許可し、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルに登録されている、前記論理ディスクの設定変更可否情報が所属先の変更を許可していることを条件にして前記接続関係変更要求に従った処理を行う論理ディスク接続関係変更手段を有することを特徴とするストレージ装置。
  7. 請求項6記載のストレージ装置において、
    前記接続関係変更制御手段が、
    前記管理用ホスト計算機から、論理ディスクグループの名称と設定変更可否情報の内容とを含んだグループ用設定変更要求が送られてきたとき、該グループ用設定変更要求に従って前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルの内容を変更する論理ディスクグループ設定変更手段と、
    前記管理用ホスト計算機から、論理ディスクの名称と設定変更可否情報の内容とを含んだ論理ディスク用設定変更要求が送られてきたとき、該論理ディスク用設定変更要求に従って前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルの内容を変更する論理ディスク設定変更手段とを備えたことを特徴とするストレージ装置。
  8. 請求項7記載のストレージ装置において、
    前記複数の論理ディスクの内の、前記業務用ホスト計算機に割り当てられていない論理ディスクが所属する未割当論理ディスクグループを備え、
    前記接続関係変更制御手段が、
    前記管理用ホスト計算機から削除する論理ディスクの名称と、該論理ディスクが所属している論理ディスクグループの名称とを含む接続関係削除要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルに登録されている、前記論理ディスクグループに関する設定変更可否情報が構成要素の変更を許可し、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルに登録されている、前記論理ディスクに関する設定変更可否情報が所属グループの変更を許可していることを条件にして、前記論理ディスクを前記未割当論理ディスクグループに所属させる論理ディスク接続関係削除手段を備えたことを特徴とするストレージ装置。
  9. 複数の論理ディスクと、各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループと、前記各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理する論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルと、前記論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理する論理ディスク設定変更可否管理テーブルとを有するストレージ装置に対して、管理用ホスト計算機が、論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求を送信し、
    前記ストレージ装置内の接続関係変更制御手段が、前記管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループに対する構成要素の変更許可されており、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクに対する所属先の変更許可されていることを条件にして、前記接続関係変更要求に従って前記論理ディスクの所属先を変更することを特徴とする論理ディスク接続関係変更方法。
  10. 複数の論理ディスクと、各業務用ホスト計算機毎の論理ディスクグループであって、その業務用ホスト計算機からアクセス可能な論理ディスクを含む論理ディスクグループと、前記各論理ディスクグループ毎に、その論理ディスクグループに対する構成要素の変更を許可するか否かを管理する論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルと、前記論理ディスク毎に、所属先とする論理ディスクグループの変更を許可するか否かを管理する論理ディスク設定変更可否管理テーブルとを有するコンピュータを、
    管理用ホスト計算機から論理ディスクの所属先の変更を要求する接続関係変更要求が送られてきたとき、前記論理ディスクグループ設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクの所属している論理ディスクグループおよび前記論理ディスクの新たな所属先となる論理ディスクグループに対する構成要素の変更許可されており、且つ、前記論理ディスク設定変更可否管理テーブルにおいて前記論理ディスクに対する所属先の変更許可されていることを条件にして、前記接続関係変更要求に従って前記論理ディスクの所属先を変更する接続関係変更制御手段として機能させるためのプログラム。
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