JP4397903B2 - 駆動装置用モータ - Google Patents
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Description
請求項3の発明では、請求項2に記載の駆動装置用モータにおいて、前記位置決め部は、前記取り付け凹部に前記保持手段が嵌め込まれた状態で該保持手段とその嵌め込み方向に当接して、前記端子内蔵部のハウジングに対する前記保持手段の嵌め込み方向の位置決めを可能とする。
請求項4の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、前記センサ基板は、前記センサの設けられる面が前記回転軸の軸方向に沿って配置されており、そのセンサ基板の配置状態において前記センサは前記回転軸側へ突出している。
請求項6の発明では、請求項5に記載の駆動装置用モータにおいて、前記センサは、一対のホール素子であって、それらホール素子は、前記回転軸の軸方向の直角方向に沿って前記センサ基板の一平面上に並設された。
請求項14の発明では、請求項12又は13に記載の駆動装置用モータにおいて、前記コネクタ部内には、ブラシと電気的に接続された給電端子が設けられた。
請求項16の発明では、請求項12乃至15のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、前記コネクタ部は、前記回転軸を挟んで出力軸の反対側に設けられた。
請求項18の発明では、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、前記ブラシホルダは、前記モータ本体のハウジングと前記端子内蔵部のハウジングとが直接又は間接に結合される状態において前記モータ本体のハウジングにおける結合側となる接合端面の包囲領域内に設けられた。
請求項20の発明では、請求項1乃至19のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、前記端子内蔵部は、前記モータ本体から出力される回転力を駆動対象に伝達する出力部である。
図1(a)及び図2(a)に示すモータ本体21は、出力部22に対してねじ23の締め付けにより結合される。モータ本体21のハウジング24は、出力部22のハウジング25に直接結合される。即ち、図3に示すモータ本体21側のハウジング24の環状の接合端面241と、出力部22側の環状の接合端面251とが全周で接合する。
(1−1)モータ本体21側のハウジング24の接合端面241と、出力部22側のハウジング25の接合端面251とを接合、即ちモータ本体21と出力部22とを直接に結合すれば、回転状態検出用電気接続端子46と電気接続端子411とが保持手段である保持体31の弾性変形作用によって電気的に確実に接続する。回転状態検出用電気接続端子46と電気接続端子411との確実な電気接続は、出力部22のハウジング25に対するねじ23の締め付けによって容易に達成される。
(1−6)回転状態検出用電気接続端子46と電気接続端子411との確実な電気接続に必要な押しつけ力よりも過大な押しつけ力で押さえ片361を付勢した場合にも、第1アーム35及び基板部32が弾性変形して前記の過大な押しつけ力を吸収する。第1アーム35及び基板部32が弾性変形しないとすると、前記の過大な押しつけ力を吸収することができず、保持体31が損傷する。この損傷を回避するにはモータ本体21のハウジング24と保持体31との間の組み付け精度を高くする必要がある。しかし、合成樹脂による保持体31の一体形成は、モータ本体21のハウジング24と保持体31との間の高い組み付け精度を必要とせず、保持体31の製造が容易になる。
(1−8)車両ドアに装着されるパワーウィンド装置の小型化の要求が強い。小型化の要求の強いパワーウィンド装置のモータは本発明の適用対象として好適である。
この実施の形態では、ブラシホルダ47が保持体31に一体形成されている。
本発明では以下のような実施の形態も可能である。
(1)複数対の回転状態検出用電気接続端子46と電気接続端子411とを単一の押さえ片で電気接続させること。
(2)出力部22側のハウジング25との干渉によって回転状態検出用電気接続端子46と電気接続端子411とを電気接続する保持体を用いること。
(3)保持体を介してモータ本体21と出力部22とを間接に結合すること。例えば、ハウジング24側の接合端面241の全周とハウジング25側の接合端面251の全周との間に保持体の一部(例えば第1の実施の形態における位置決め片362,382に相当する部分)を介在すること。
(4)保持体を弾性のある金属で一体形成すること。
(5)押さえ片361,381を別体形成し、別体形成した押さえ片を脱落不能に保持体に組み付けて保持手段を構成すること。
(6)コネクタ422のない遮断器42を電気装置として保持体31に装着し、遮断器42側の電気接続端子と出力部22側の電気接続端子とを保持体31の弾性変形によって電気接続するように構成すること。
(7)パワーウィンド装置以外の駆動装置のモータ、例えばサンルーフ装置のモータに本発明を適用すること。
Claims (21)
- 回転軸を有するモータ本体と、電気接続端子を内蔵する端子内蔵部とを備え、前記モータ本体のハウジングと前記端子内蔵部のハウジングとを直接又は間接に結合して前記モータ本体と前記端子内蔵部とを一体化した駆動装置用モータにおいて、
回転軸の回転に伴う変化を検出するためのセンサを備えたセンサ基板を含む電気装置を保持する保持手段と、該保持手段及び前記センサ基板とは別体に設けられブラシを支持するブラシホルダとを有し、
前記モータ本体のハウジングと前記端子内蔵部のハウジングとが直接又は間接に結合される状態において前記端子内蔵部のハウジングにおける結合側となる接合端面の包囲領域内には、該端子内蔵部のハウジング内に凹む取り付け凹部が形成され、前記センサ基板及び前記保持手段は、前記取り付け凹部に対して前記回転軸の軸方向から嵌め込まれ、前記センサ基板及び前記保持手段が前記取り付け凹部に嵌め込まれた状態において前記センサ及び前記センサ基板は前記端子内蔵部のハウジングにおける接合端面の包囲領域内に配置され、前記保持手段及び前記ブラシホルダが前記端子内蔵部のハウジングに配置された状態で前記端子内蔵部のハウジングと前記モータ本体のハウジングとが結合された駆動装置用モータ。 - 請求項1に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記取り付け凹部には前記保持手段のための位置決め部が形成された駆動装置用モータ。 - 請求項2に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記位置決め部は、前記取り付け凹部に前記保持手段が嵌め込まれた状態で該保持手段とその嵌め込み方向に当接して、前記端子内蔵部のハウジングに対する前記保持手段の嵌め込み方向の位置決めを可能とする駆動装置用モータ。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記センサ基板は、前記センサの設けられる面が前記回転軸の軸方向に沿って配置されており、そのセンサ基板の配置状態において前記センサは前記回転軸側へ突出している駆動装置用モータ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記センサ基板は、その平面が前記回転軸と平行となるように設置された駆動装置用モータ。 - 請求項5に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記センサは、一対のホール素子であって、それらホール素子は、前記回転軸の軸方向の直角方向に沿って前記センサ基板の一平面上に並設された駆動装置用モータ。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記センサ基板上には、回転状態検出用電気接続端子が電気的に接続される電気接続端子が設けられた駆動装置用モータ。 - 請求項7に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記回転状態検出用電気接続端子と前記電気接続端子とが電気的に接続されると共に前記センサ基板が前記保持手段に保持された駆動装置用モータ。 - 請求項7又は8に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記回転状態検出用電気接続端子と前記電気接続端子とは、前記センサ基板における前記センサの裏側で電気的に接続された駆動装置用モータ。 - 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記回転状態検出用電気接続端子は、その一部が前記保持手段によって支持された駆動装置用モータ。 - 請求項7乃至10のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記センサ基板が前記保持手段に保持された状態で、前記電気接続端子と前記回転状態検出用電気接続端子とが接続可能とされた駆動装置用モータ。 - 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記端子内蔵部のハウジングの一部にはコネクタ部が形成され、該コネクタ部内には前記電気装置と電気的に接続された回転状態検出用電気接続端子が設けられた駆動装置用モータ。 - 請求項12に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記回転状態検出用電気接続端子は外部のモータ制御装置に電気的に接続するためのものである駆動装置用モータ。 - 請求項12又は13に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記コネクタ部内には、ブラシと電気的に接続された給電端子が設けられた駆動装置用モータ。 - 請求項12乃至14のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記コネクタ部は、前記回転軸に対して直交する方向に向けて開口している駆動装置用モータ。 - 請求項12乃至15のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記コネクタ部は、前記回転軸を挟んで出力軸の反対側に設けられた駆動装置用モータ。 - 請求項12乃至16のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記コネクタ部は、外径側に向けて突出した駆動装置用モータ。 - 請求項1乃至17のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記ブラシホルダは、前記モータ本体のハウジングと前記端子内蔵部のハウジングとが直接又は間接に結合される状態において前記モータ本体のハウジングにおける結合側となる接合端面の包囲領域内に設けられた駆動装置用モータ。 - 請求項1乃至18のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記保持手段は合成樹脂製である駆動装置用モータ。 - 請求項1乃至19のいずれか1項に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記端子内蔵部は、前記モータ本体から出力される回転力を駆動対象に伝達する出力部である駆動装置用モータ。 - 請求項20に記載の駆動装置用モータにおいて、
前記出力部と共にパワーウィンド装置を構成するレギュレータを往復駆動する駆動装置用モータ。
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