JP4397417B2 - 回転機構 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、発電機や電動機等における回転体構造を構成する回転機構であって、特に、鉛直方向に延在する回転軸を有するタイプの回転機構に関する。
その様な回転機構の一例として、例えば、マグネット回転子を有する電磁回転機が提案されている(例えば特許文献1参照)。
ここで、係る回転機構については、回転軸を軸支する種々の軸受を備えており、回転抵抗の大小によって回転機構の性能が左右されてしまう。従って、出来る限り回転抵抗を小さくして、回転機構としての性能或いは効率を向上する必要がある。
そのためには、回転を促進或いは補助するような機構を設けることが考えられる。しかし、電流等を外部から供給して回転機構の回転を促進するのであれば、入力エネルギが増加することとなり、回転機構の効率は却って低下してしまう。
前述した特許文献1では、その目的が、整流子、刷子、位置検知素子を除去し、リブトルク、リブ電圧の無い直流電動機又は直流発電機を得ることであって、回転機構の効率向上に寄与するものではない。
特開2000-197327号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、回転効率の極めて高い回転機構を提供するにある。
本発明の回転機構は、軸受(16、18)を設けている固定側部材(1)と、前記軸受に軸支された回転軸(21)及び該回転軸に設けられた円盤状部材(22)から成る回転側部材(2)と、固定側部材(1)に取り付けられ且つ前記回転軸(21)を中心とする同一円上に均等ピッチで配置された複数のコイル(3)と、円盤状部材(22)に取り付けられた第1の永久磁石(4)とを備えており、第1の永久磁石(4)は前記回転軸(21)を中心とする同一円上に均等ピッチでS極とN極とが交互に配置され且つ前記コイル(3)と対向して配置され、且つ、前記コイル(3)は、非磁性材料(例えば、ステンレス鋼)製の芯材が貫通しており、前記第1の永久磁石(4)と対向する端面から離隔した側の端面には磁性材料製部材(例えば鉄製円盤或いは鉄板)が配置されていることを特徴としている(請求項1)。
前記固定側部材(1)は、正多角体の環状、或いは円環状の上方枠体(11)及び下方枠体(13)と、上方枠体(11)と下方枠体(13)との双方を連結する連結部材(11b)と、で構成されているのが好ましい。
上述した回転機構によれば、固定側部材(1)の同一円周上に均等ピッチで配置された複数のコイル(3)と、回転側部材(2)の当該コイル(3)と対向してS極とN極とを交互に配置した複数の第1の永久磁石(4)とで構成されているので、回転体(2)を、先ず回転のきっかけとして所定の手段で回転させれば、コイル(3)にはフレミングの左手の法則により多相例えば三相の誘導電流が発生する。そして、コイル(3)に発生した多相の誘導電流は第1の永久磁石(4)を初期に回転させられたと同方向に回転させるように作用する
前記コイル(3)において、非磁性材料(例えば、ステンレス鋼)性の芯材が貫通しており、前記第1の永久磁石(4)と対向する端面から離隔した側の端面には磁性材料性部材(例えば鉄製円盤或いは鉄板)が配置していれば、磁性材料性部材によりコイル(3)に発生する磁界を強化できると共に、芯材が非磁性材料、特にステンレス鋼であれば、芯材内を磁界が良好に通過するので、コイル(3)から良好に磁界が発生する。
それに加えて、芯材が非磁性材料なので第1の永久磁石(4)に吸引される事が無く、回転体の回転が制動されてしまうことが防止される。ここで、磁性材料部材は第1の永久磁石(4)から離隔して配置されるので、第1の永久磁石(4)に吸引される恐れは少ない。
以上の構成及びその作用を全て組み合わせることにより、回転側部材(2)の回転時のフリクションはゼロに近づき、回転効率の極めて高い回転機構が得られる。
さらに本発明において、第4の永久磁石(8)と第5の永久磁石(9)との間の領域に、複数のコイルをリング状に配置し、リング状に配置されたコイルの列を上下方向に間隔を空けて設け、上下に間隔を空けて設けられたコイルの列は反撥力が作用するように磁極が決定されており、上下に間隔を空けて設けられた磁石の列の間に、開放端部が上下方向となる様に配置された空芯コイルを複数配置することにより、発電を図ることが出来る。
上下の磁石の列の間に挟まれる様に配置された空芯コイルで発生した電力により、例えば円盤状部材(22)上部に取り付けられたモータを駆動することが出来る。或いは、空芯コイルで発生した当該電力により、例えば円盤状部材(22)のみを回転駆動するために設けられたモータを駆動することが出来る。
ここで、「円盤状部材(22)のみを回転駆動するために設けられたモータ」は、歯車若しくはベルトにより円盤状部材(22)と接続されており、回転軸(21)が駆動源に連結されていない場合にも円盤状部材(22)を回転することが出来る様に構成することが可能である。そして、リング状に配置されたコイルの列を円盤状部材(22)と共に回転して発電する場合には、回転軸(21)を回転させずに円盤状部材(22)のみを回転させる様に構成することも可能である。
ここで、円盤状部材(22)が回転軸(21)に対して相対的に回転可能に構成すれば、回転軸(21)を固定し、そこに設けられたスラストベアリングに円盤状部材(22)の重量を支持する様にすれば、さらに効果的に円盤状部材(22)を回転させることが出来る。
それに加えて、前記上下に設けられたリング状の磁石の列を、下方の磁石の列を固定し、上方の磁石の列を円盤状部材(22)に設けることにより、同極同士の反撥力により円盤状部材(22)を磁気浮上させることが出来る。それと共に、上述した様に、円盤状部材(22)を回転させることにより空芯コイルに電力を発生させることが出来る。
この場合、円盤状部材(22)を回転させることにより、磁力により得られる効果が増大する。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1〜図11を参照して第1実施形態(実施形態)である回転機構100について説明する。
図1、図2において、全体を符号100で示す回転機構は、固定側部材1と、回転側部材2と、固定側部材1に取り付けられた複数のコイル3と、回転側部材2に取り付けられた複数の第1の永久磁石4とを有している。
固定側部材1は、上方枠体11と中間枠体12と下方枠体13が8個の接続部材11bで上下方向に空間部を挟んで3層に積層(以上、図2参照)して形成されている。
上方枠体11は、詳細には八つの同一断面(溝形断面)の部材11aの端部を前記接続部材11bで接続して組んで正八角形に形成されている(図1参照)。
中間枠体12は、図1では明確には示されていないが、外形輪郭が上方枠体11と同じであり、上方枠体11と同様に、八つの同一断面(溝形断面)の部材12aの端部を前記接続部材11bで接続して、正八角形に形成されている(図2参照)。
下方枠対13は、図示では明確には示されていないが、外形輪郭は上方枠体11と同じであるが、上方枠体11及び中間枠体12よりも(図2中の上下方向寸法が)大きい溝形断面の八つの部材13aによって、正八角形に組まれている(図2参照)。
図1において、上方枠体11は、図示の左右の溝形断面の部材11a、11aを図示の左右方向で並行する2本の梁11cで補強するように接続している。尚、2本の梁11cは回転側部材2の中心点(回転中心:上方枠体11の中心点でもある)Oに対して上下方向で対称位置に配置されている。
図1において、上方枠体11は、上方の部材11a−1と上方の梁11c−1とを図1の上下方向で並行する2本の梁11dで接続し、且つ、下方の部材11a−2と下方の梁11c−2とを図示の上下方向で並行する2本の梁11dで接続し、以って、上方枠体11全体の補強を図っている。
中間枠体12は、図示では明確には示していないが、上方枠体11同様、左右の溝形断面の部材12a、12aを、図1の左右方向に並行する2本の梁12c(図2参照)で補強するように接続している。
2本の梁12cは、中間枠体12の中心点Oに対して、図1の上下方向について対称位置に配置されている。
さらに、中間枠体12は、図1を参照して説明した上方枠体11と同様に、図1における上方の部材12a(図1において、部材11a−1と同じ位置に存在する)と上方の梁12c(図1において、梁11c−1と同じ位置に存在する)とを、(図1の上下方向で並行する)2本の梁12d(図示を省略)で接続している。そして、下方の部材12a(図1において、部材11a−2と同じ位置に存在する)と下方の梁12c(図1において、梁11c−2と同じ位置に存在する)とを、(図1の上下方向で並行する)2本の梁12d(図示を省略)で接続し補強を図っている。
図2を参照すれば、前記下方枠体13は、基礎部材14の上面に積層するように取り付けられており、基礎部材14の外縁は下方枠体13の外縁よりも小さい。基礎部材14の中央には、補強部材14aが設けられている。
図1において、上方枠体11の2本の梁11c、11cで挟まれた領域であり且つ上方枠体11の中央に相当する領域には、軸受支持板15が2本の梁11c、11cで支持されている。軸受支持板15の上面には、ラジアル軸受(上方の軸受)16が設けられている。ここで、ラジアル軸受16は、その中心軸が図1の紙面に垂直な方向となる様に配置されている。
図2に示す補強部材14a(基礎部材14の中央に設けられている)の中央部には軸受支持板17が配置されており、軸受支持板17の(図2における上方の面)中央には下方の軸受18が取り付けられている。ここで、下方の軸受18は、ラジアル軸受18Aとスラスト軸受18Bとが一体化された構造を具備しており、下方の軸受18の中心軸が図2の上下方向(図1の紙面に垂直な方向)に延在する様に配置されている。
図2で示す実施形態では、中間枠体12の中央にもラジアル軸受(中間の軸受)19が、取り付けられている。
図2を参照すれば明らかな様に、下方の軸受18における中心軸の延長線上に、中間の軸受19の中心軸及び上方の軸受16の中心軸が重複している。
前記上方の軸受16、中間の軸受19、下方の軸受18により、回転軸21が軸支される。
その回転軸21において、上方の軸受16と中間の軸受19との間の領域には、ハブ20を介して、円盤状部材(例えば、アルミニウムの円盤)22が回転軸21に固定されている。
即ち、回転側部材2は大きな構成単位として回転軸21と円盤状部材22を備えている。
後述する様に、アルミニウム(或いはプラスチック)の円盤22は、電力消費量計測器に利用されている「アラゴの円盤」の原理により、回転が補助される。
ここで、回転軸21は、後述の第4及び第5の永久磁石の影響を受けないように、例えば、非磁性体であるステンレス鋼等で製造されている。
そして、円盤状部材22は、いわゆる「はずみ車(プーリー)」として、回転力を保持する作用を奏するように、一定以上の質量を有している。
円盤状部材22の素材として、アルミニウム或いは合成樹脂を使用することにより、より一層効果を発揮する。
図3、図4を参照すれば、前記円盤状部材22には、断面がL字状の複数の永久磁石用ブラケット23が円盤状部材22の外縁部全周を取り囲むように同一ピッチで取り付けられている。ここで、図3及び図4では、図示の簡略化のため、ブラケット23を1個のみ示し、他のブラケット23の図示を省略している。
図示はされていないが、図3、図4において、複数のブラケット23に代えて、1個の円環状部材23を設け、当該円環状部材23を取付部23bにより円盤状部材22に取り付ける様に構成しても良い。
図3、図4において、各ブラケット23のフランジ部23aの半径方向内側(回転軸21側)の面には、第1の永久磁石4が取り付けられている。ここで、円周方向に隣接する第1の永久磁石4同士は、半径方向内側の面の極性が、N極とS極が交互に入れ替わる様に配置されている。
なお、図4でブラケット23を示す断面は、後述するアーム状部材24が円盤状部材22の上面に取り付けられた特異な箇所における断面(図1におけるY断面)である。
図示はされていないが、アーム状部材24が無い一般的な断面においては、ブラケット23のフランジ部23aの高さ及び第1の永久磁石4の取付位置は、図4で示すフランジ部23aの高さ及び第1の永久磁石4の取付位置に比較して、アーム状部材24の厚み分だけ高く設定されている。
図1及び図2においては図示が省略されているが、図4における符号11eは、回転機構100の上部を覆う天蓋を示している。天蓋11eは、図1において、上部枠体11の部材11aと、梁11cと、梁11dと、軸受支持板15とを除く全ての領域を覆っている。
図4において、回転軸21の軸中心21cから距離(半径方向距離)r1の位置に、図4において下向きに、L字状のコイル用ブラケット11fが設けられている。コイル用ブラケット11fは複数設けられており、円盤状部材22の円周方向に全周に亘って均等ピッチで設けられている。
ここで、コイル用ブラケット11fにおける半径方向距離r1は、ブラケット23の半径方向距離r2(軸中心21cからブラケット23までの半径方向距離)よりも短い。
コイル用ブラケット11fの永久磁石用ブラケット23に面する側(半径方向外側)には、コイル3が後述する手段によって取り付けられている。ここで、コイル3は、通電した場合に磁界が発生する、いわゆる電磁コイルである。すなわち、コイル3に通電すれば、コイル3には磁界が発生し、その磁界によって、コイル3と第1の永久磁石4との間には相互インダクタンスが生じるように構成されている。
また、S極、N極を交互に配置した第1の永久磁石4が円盤状部材22と共に回転して、コイル3の磁界を横切って通過する際には、コイル3側には多相例えば三相の誘導電流が発生する。回転体2を所定の手段、例えば図示しない小型のモータによって回転させると、第1の永久磁石4がコイル3(の磁界)を通過する際に、ファラデーの法則によりコイル3には誘導電流が生じる。
そして、コイル3に生じた多相例えば三相の誘導電流により、第1の永久磁石4及び円盤状部材22は、初めに回転させられたと同方向に回転させるように付勢される
明確には図示されていないが、第1実施形態においては、(始動用の)小型モータで始動時に回転側部材2を回転するタイプに構成されており、回転軸と始動用モータの間にクラッチ機構を介装して、回転側部材が所定の回転速度に達した時に、当該クラッチを切るように構成している。
次に図5〜図7を参照して、コイル3と第1の永久磁石4との詳細な位置関係及びコイルの詳細構成を説明する。
図5〜図7において、コイル3は、コイル本体32と、そのコイル本体32の端部に設けられた板状部材33と、図5において板状部材33を押さえる押圧板34とを有している。ここで、後述する理由により、押圧板34は非磁性体材料で形成されている。
コイル本体32、板状部材33及び押圧板34は通しボルトを兼ねたステンレス鋼製の芯材35で貫通されている。
ステンレス鋼芯材35において、コイル本体32を貫通している領域を除く部分には、雄ねじ35tが形成されている。雄ねじ部35tには第1のナットN1が螺合しており、第1のナットN1を絞め込むことにより、板状部材33と押圧板34との間隔を短くする方向へ押圧するように構成されている。
ステンレス鋼芯材35がコイル用ブラケット11fを貫通している領域の雄ねじ部35tにはナットN2が螺合している。そして、当該ナットN2でコイル用ブラケット11fを挟み込むことにより、コイル3はコイル用ブラケット11fに取り付けられている。
なお、図7は、コイル3の長手方向(図5、図6における左右方向)中央の断面図である。
図5、図6において、符号36は、中央にボルト貫通孔を有する磁性材料(例えば鉄製)の板状部材(鉄板)を示している。
従来のコイルでは、磁束密度を増加するためにコイル中央に鉄芯を設ける事が多い。しかし、図示の第1実施形態においては、コイル3の芯材は永久磁石4の直近を移動するため(図5、図6参照)、コイル3の芯材を鉄芯にしてしまうと、永久磁石4にコイル3の芯材が吸引されてしまい、その際の吸引力が円盤状部材22の回転を制動する様に作用してしまうという問題がある。
ここで、ステンレス鋼であれば、それ自体は永久磁石に吸引されることはないが、磁界を通過させることが出来る。
そのため、第1実施形態で用いられるコイル3では、上述した様に、コイル3の芯材としてステンレス鋼製の芯材35を採用し、永久磁石4にコイル3の芯材が吸引されることを防止している。それと共に、ステンレス鋼芯材35には磁界が通過するので、ステンレス鋼球材35をコイル3に挿入することにより、コイル3の作用効果、すなわち、電磁石として永久磁石4と自己インダクタンスにより円盤状部材22回転させる作用が、妨げられることはない。
それと共に、図示の第1実施形態では、コイル3において、永久磁石4から最も離隔した位置(図5、図6においては、右端部)に、鉄製の部材(鉄板)36を設け、ステンレス鋼芯材35を通過する磁界が当該鉄板36を通過する際に強化される。換言すれば、鉄板36を設けることにより、通常のコイル中に鉄芯を配置するのと同様に、磁界を強化する作用が確保できる。
そして、鉄板36は、永久磁石4から最も離隔した位置に配置されているので、永久磁石4の磁界により鉄板36が吸引され、以って、円盤状部材22の回転が制動される恐れは極めて小さく、無視できる。
すなわち、図5、図6で説明したような構成のコイル3を使用することにより、円盤状部材22の回転が制動されることなく、永久磁石が通過することにより、コイル3で発生する強力な磁界が電流を発生させる。
図5〜図6では、コイル3の半径方向内側に鉄板36を設けて、コイル3で発生する磁界を強化せしめているが、個々のコイル3に鉄製円盤36を設けることに代えて、コイル用ブラケット11fの半径方向内側(永久磁石から離隔している側)に鉄板(図示せず)を配置し、当該鉄板を連続した1枚の円環状に構成しても良い。すなわち、当該連続した1枚の円環状の円盤が、個々のコイル3のブラケット11fの半径方向内側で、対応する個々のコイル3で発生する磁界を強化する作用を奏するのである。
第1実施形態では、回転機構100の回転効率を高めるため、上述した構成に加えて、アーム状部材24(図1参照)を用いた構成を具備している。
図1及び図8において、円盤状部材22の上面には、3本のアーム状部材24(図8では1本のみを図示)が、回転中心Oから半径方向外方に向かって延在している。図1から明らかな様に、3本のアーム状部材24は、円周方向について均等ピッチにて取り付けられている。
そのアーム状部材24の先端部には、第2の永久磁石5を保持したアタッチメント24aが取り付けられている。
後述する様に、アーム状部材24先端のアタッチメント24aにおいて、第2の永久磁石5はホルダ24hで大部分が覆われており、ホルダ24hは、磁性材料であるニッケル・クローム鋼で構成されている。
永久磁石5と永久磁石6の両方がニッケル・クローム鋼で包囲されることにより、磁性を軽減することが出来る。
固定側部材1側の上方枠体11における8個の接続部材11bの各々には、第3の永久磁石6を保持したアタッチメント11gが取り付けられており、アタッチメント11gは半径方向内側(図8における回転中心O側)を向くように配置されている。
ここで、図8は、アーム状部材24が回転して、第3の永久磁石6と回転中心Oを結ぶ仮想直線(図8では図示せず)上に、第2の永久磁石5の中心が位置した状態を示している。そして、図8における円弧Lrは、アーム状部材24先端のアタッチメント24aの半径方向外方端の軌跡を表している。
アーム状部材24或いは第2の永久磁石5の数(図示の実施形態では3個)と、第3の永久磁石6の数(図示の実施形態では8個)とは、複数の第2の永久磁石5が、同時に、固定側の第3の永久磁石6に接近した場合に生じるであろう「回転むら」を防止する観点から定められている。
次に、主として図9、図10を参照して、図8におけるアーム状部材24側(第2の永久磁石5用)のアタッチメント24aと、上方枠体11側(第3の永久磁石6用)のアタッチメント11gとにより、円盤状部材22(図1)の回転が促進される作用効果について、説明する。
図9、図10において、アーム状部材側のアタッチメント24aは、第2の永久磁石5と、第2の永久磁石5を殆ど覆うように保持するホルダ24hと、アタッチメント24aをアーム状部材24先端に固定するための取付部材24bとで構成されている。
上方枠体11側(図9、図10では左側)のアタッチメント11gは、第3の永久磁石6と、第3の永久磁石6を殆ど覆うように保持するホルダ11hと、アタッチメント11gを接続部材11bに固定するための取付部材11jとで構成されている。
図示の実施形態では、第2の永久磁石5を保持するホルダ24hと、第3の永久磁石6を保持するホルダ11hとは、共に磁性材料であるニッケル・クローム鋼で構成されている。
そして、ホルダ24hとホルダ11hは、第2の永久磁石5或いは第3の永久磁石6の大部分を覆って、磁界が漏れないようになっている。但し、相互に向かい合う側、すなわち、ホルダ24hであれば半径方向外方或いは接続部材11b側、ホルダ11hであれば半径方向内方或いはアーム24側、の一部分については、ニッケル・クローム鋼は永久磁石を覆っていない。
より詳細には、第2の永久磁石5を保持するホルダ24hは、垂直方向下方が閉塞した(図10参照)円筒形状に構成されており、その円筒形状の中心軸に沿って外周の一部(半径方向外方の部分)が削り取られるように形成され、第2の永久磁石5を露出している(開放部240hを形成している)。なお、円筒形状の中心軸については図示されていないが、当該中心軸は、図9においては紙面に垂直な方向に延在しており、図10においては、上下方向に延在している。
図9において、開放部240hの一端部(開放部240hが始まる位置)は、アーム状部材24の中心線と一致するライン24Lcに対して、アーム状部材24の回転方向(点線で示す矢印R方向)について、角度δ1(図示の例では15°)だけ遅れた位置(図9においては上方の位置)である。図9において、開放部240hの一端部(開放部240hが始まる位置)については、直線5S(前記開放部240hの始まる位置と永久磁石5の中心点を結ぶ直線)で示す。
開放部240hの開放角度は、図9では60°である。換言すれば、開放部240hは、上述した一端部(開放部240hが始まる位置)から、図9において時計方向に60度回動した範囲に形成されている。
また、ホルダ24hにおいて、開放部240hを含む外周面は、図9において右上がり傾斜部C1が形成されるように削ぎ落とされている。ここで、図9の上下方向軸(図示せず)に対して、傾斜部C1の傾斜角度は28°に形成されている。
図9、図10から明らかな様に、第2の永久磁石5は、その外径がホルダ24hの内径と同一の円柱形状をしている。第2の永久磁石5における極性は、円柱を軸心に沿って縦に半割した一方がS極(5S:図9における左側)で、残りがN極(5N:図9における右側)となっている。
ここで、第2の永久磁石5における半割の分割面は、前記開放部240hの始まる位置を示す直線5Sと直交しており、当該「半割の分割面」は図9の上下方向軸(図示せず)に対して15°の傾斜角を有している。
第3の永久磁石6を保持するホルダ11hは、下方が閉塞した円筒形状をしており、その円筒形状の外周の一部が開放された(外周に開放部110hが設けてある)形状となっている。
図9において、開放部110hの一端(或いは、開放部110hが始まる位置)は、アーム状部材24のライン24Lcの延長線(第3の永久磁石6の中心点を通過する)とに対して、図9における下方側に角度δ2(図示の例では15°)だけ進んだ位置、或いは、ライン24Lcの延長線から時計方向側に角度δ2だけ進んだ位置である。
図9において、開放部110hの一端(或いは、開放部110hが始まる位置)は、直線6S(開放部110hの始まる位置と永久磁石6の中心点を結ぶ直線)で表示されている。
開放部110hは、上述した一端或いは直線Sから、時計方向に開放角度だけ回動した範囲に形成されており、該開放角度は、図9の例では60°である。
開放部110hは傾斜部C2を形成する様に削ぎ落とされている。そして、傾斜部C2は、図9の上下方向に対して、図示の例では28°の傾斜を有している。
第3の永久磁石6は、外径がホルダ11hの内径と同じ円柱形状をしている。そして、第3の永久磁石6の極性は、該円柱形状を軸心に沿って縦に半割した一方がS極(6S:図9における右側)で、残りがN極(6N:図9における左側)となっている。
第3の永久磁石6における半割の分割面は、前記直線6S(前記開放部110hの始まる位置と永久磁石6の中心点を結ぶ直線)と直交する。そして、図9の例では、第3の永久磁石6における半割の分割面は、図9の上下方向軸(図示せず)に対して15°の傾斜角を有している。
なお、図9の例では、第2の永久磁石5と第3の永久磁石6とは共に円柱形状の永久磁石であるが、円柱形状に限ることなく、断面が多角形の棒状体の磁石を用いても良い。
図9で示す状態では、第2の永久磁石5と第3の永久磁石6とはS極同士(5S、6S)が対向する様に配置される。
第2の永久磁石5或いはアーム状部材24が、図9のライン24Lcの上方領域から、ライン24Lcを横切って、図9のライン24Lcの下方領域に移動する場合、第2の永久磁石5の中心が、ライン24Lcの下方領域の所定箇所に到達するまでは、ホルダ24hの開放部240hとホルダ11hの開放部110hとは正対する(向かい合う)ことはない。
図11は、第2の永久磁石5が、ライン24Lcの下方領域を所定角度λだけ回動して、ホルダ24hの開放部240hとホルダ11hの開放部110hとは正対した(向かい合った)状態を示している。
図11の状態では、永久磁石5、永久磁石6のS極が正対するので、永久磁石5、永久磁石6は反撥し合い、反撥力F1が発生する。第2の永久磁石5側では、その反撥力F1の分力F2が発生し、その分力F2によってアーム状部材24は反時計回り方向の回転力が付与される。そして、アーム状部材24は円盤状部材22に固定されているので、アーム状部材24に回転力が付与されることで、円盤状部材22の回転が促進されるのである。
図12は、図8〜図11で説明した構成の変形例を示す。
図12の変形例では、図8〜図11の構成に対して、ホルダ開放部の構成と、永久磁石の半割の分割面の構成が相違しており、アーム24の回転を促進する作用効果も異なっている。
図12において、第2の永久磁石5の中心がライン24Lc上にある場合において、第2の永久磁石5を覆うホルダ24kの開放部240kと、第3の永久磁石6を覆うホルダ11kの開放部110kは、共に、図12におけるライン24Lcを対称軸として、図12の上下方向で対称形となっている。
また、第2の永久磁石5のS極5SとN極5Nとの分割面は、図12において左上がりの傾斜を有し、第3の永久磁石6のS極6SとN極6Nとの分割面は、同じく、図12において左上がりの傾斜を有している。
第2の永久磁石5においては、N極5Nのみが開放部240kから露出している。一方、第3の永久磁石6においては、主としてN極6Nが開放部110kから露出しているが、S極6Sの一部も露出している。
図12において、第2の永久磁石5について考えると、第3の永久磁石6のN極6Nとの反撥力(磁極5Nと6Nとの反撥力)F3と、第2の永久磁石5のN極5Nと第3の永久磁石6のS極とによる吸引力F4とが、同時に発生する。
そして、吸引力F4は、その分力として、回転方向R側の分力F5を有しており、係る分力F5は、第2の永久磁石5を矢印R側に回転する方向に作用する。そのため、第2の永久磁石5のN極5Nと第3の永久磁石6のS極とによる吸引力F4における矢印R方向の分力F5の発生は、第2の永久磁石5を矢印R方向の回転を促進する用に作用することとなる。
これに加えて、第2の永久磁石5が図12で示す位置よりも下側(矢印R側:回転方向側)に移動すれば、第2の永久磁石5のN極5Nと第3の永久磁石6のN極との反撥力F3が作用するので、前述の図9〜図11で示した構成と同様に、第2の永久磁石5或いはアーム24を、矢印R方向に回転するのを促進する作用効果が得られるのである。
再び図2において、中間枠体12の上面で且つ回転軸21が貫通している中央領域には、箱体の支持部材7が設置されており、該支持部材7は、その下方が開放している。そして、支持部材7の上面は平坦面となっており、前記円盤状部材22の下面と平行で且つ所定の距離だけ隔たっている。
支持部材7の上面は、回転軸21が自在に回転できるように貫通孔が設けられている。
円盤状部材22の裏面には、回転軸21を取り囲むように、円環状の第4の永久磁石8が取り付けられている。一方、支持部材7の上面には、回転軸21を取り囲むように、第4の永久磁石8とほぼ同じ形状をした円環状の第5の永久磁石9が取り付けられている。
明確には図示されていないが、第4の永久磁石8はステンレス製のステー(図示せず)により円盤状部材22の裏面(下側)面に取り付けられており、第5の永久磁石9もステンレス製のステー(図示せず)により固定側部材1側に取り付けられている。
第4の永久磁石8と第5の永久磁石9とは、相互に対向する側の面が同一の極性となるように配置されている。但し、永久磁石8と永久磁石9とは、着脱の容易性等を考慮して、所定量だけ離隔する様に配置されている。
第4の永久磁石8と第5の永久磁石9とを設け、第4の永久磁石8と第5の永久磁石9とは相互に対向した位置に配置されており、且つ、相互に対向した面が同一極性となる様に構成されているので、第4の永久磁石8と第5の永久磁石9とは、相互に反撥し合う。係る反撥力は、回転側部材2全体が固定側部材1に対して浮上するように作用する。
その結果、回転側部材2の重量が固定側部材1に対して作用するスラストによって生じる摩擦を小さくすることが出来るので、回転機構100における損失を更に小さくして、より高効率の回転機構とする事が出来るのである。
更に、アラゴの円盤の原理によって、一旦、回転側部材2が回転を始めると、第4の永久磁石8には渦電流が生じる。この渦電流は、第4の永久磁石8、即ち、回転側部材2を回転させるように作用する。
すなわち、回転側部材2を一旦回転させてしまえば、回転側部材2を更に回転する様な力が作用するのである。
ここで、アラゴの円盤の原理により、回転側部材2の材料であるアルミニウムを合成樹脂に代えても、同様の効果が得られる。
前記第5の永久磁石9を、図示しない昇降手段によって図2の上下方向に移動せしめれば、第4の永久磁石8と第5の永久磁石9との相対距離を無段階に調節することが可能となり、前記渦電流による作用を加減することが出来る。そして、前記渦電流の作用により生じる力の調節機構を設け、その他の磁石等の吸着手段を回転側部材2に設けることにより、回転側部材2の回転速度を制御することも可能である。
そして、第5の永久磁石9の昇降手段や上述した吸着手段は、油圧機構によって作動させることが出来る。
次に、図13〜図16を参照して、図1〜図11の実施形態に対する第1変形例を説明する。
ここで、図13〜図16において、回転機構全体は符号100Bで示す。
図1〜図11の実施形態では、円盤状部材22に取り付けられ且つ円環状に配置された複数の第1の永久磁石4、固定側部材1に取り付けられ且つ第1の永久磁石の半径方向内側に円環状に配置された複数のコイル3とを備えていた。
それに対して、図13〜図16の第1の変形例(回転機構100B)では、図1〜図11の実施形態に加えて、円盤状部材22に円環状に配置されて取り付けられた第1の永久磁石4Bの半径方向外側において、複数の第2のコイル3Bを、同一円周上(回転中心O点からの距離が同一の円周上)に、同一ピッチで取り付けている。
図13は、第1の変形例の平面図を、図14は図13のY−Y断面を、図15は図13の部分拡大図を、図16は図14の部分拡大図を夫々示す。
図16において、上方枠体11の天蓋11eには、コイル用ブラケット11fの半径方向外方にはコイル用ブラケット111fが取り付けられおり、そのコイル用ブラケット111fに第2のコイル3Bが取り付けられる。
図13〜図16の第1変形例では、コイルの数を倍増させることにより、第1の永久磁石とコイル3、3Bとの磁性反撥力が大きくなり、円盤状部材22の回転力が向上している。
次に、図17を参照して、図1〜図11の実施形態に対する第2の変形例について説明する。
ここで、図17で示す第2変形例に係る回転機構は、全体を符号101Cで示されている。
図1〜図11の実施形態(特に図4参照)がコイル3と第1の永久磁石4との組み合わせが(図4の)上下方向について1段のみであるのに対して、図17の第2の変形例においては、コイル3と第1の永久磁石4との組み合わせを、図17の上下方向について2段として構成している。
図17において、上方の枠体11に固定されたコイル取付用ブラケット11fは、図17の上下方向寸法が大きく設定されており、該ブラケット11fにはコイル3を上下方向2段に取り付けている。
他方、円盤状部材22或いはアーム状部材24の上面には、永久磁石4側のブラケット23が固定されているが、そのブラケット23も上下方向寸法が大きく構成されており、そのブラケット23に永久磁石4、4が上下方向2段に取り付けられている。
コイル取付用ブラケット11fに上下2段に配置されたコイル3、3と、永久磁石側ブラケット23に上下2段に配置された永久磁石4、4とは、相互に正対する様に配置されており、コイル3、3に発生した磁界と、永久磁石4、4に発生した磁界とが相互に反撥し合い、当該磁性反撥力により円盤状部材22の回転が促進される。
その他の構成については、図1〜図11の実施形態と同様である。
次に、図18を参照して、図1〜図11の実施形態に対する第3の変形例について説明する。
第3の変形例を示す図18では、回転機構は全体を符号100Cで示されている。
図18の第3変形例に係る回転機構100Cも、図17の第2変形例と同様に、コイル3と第1の永久磁石4との組み合わせを、上下2段として構成している。但し、図17は単一のブラケットにコイル或いは永久磁石を上下2段に配置しているのに対して、図18の回転機構100Cでは円盤状部材を2つ(図18では符号22、22Cで示す)設けている。
図18において、円盤状部材22の下方に水平部材11Cが設けられており、水平部材11Cは、円盤状部材22及び上方の枠体11に平行な固定側部材として設けられている。そして、水平部材11Cの下方にはハブ20が固定されており、そのハブ20に第2の円盤状部材22Cが取り付けられている。
上方の枠体11のみならず、水平部材11Cの裏面にもコイル取り付け用のブラケット11fが固定されており、そのブラケット11fにコイル3が取り付けられている。
円盤状部材22のみならず、第2の円盤状部材22Cの上面にも永久磁石側ブラケット23が固定されており、そのブラケット23に永久磁石4が取り付けられている。
そして、水平部材11Cの裏面に配置されたコイル3と、第2の円盤状部材22Cの上面に配置された永久磁石4とは、図18で示す状態では正対しており、両者が発生する磁界同士の反撥力により第2の円盤状部材22Cの回転を付勢する。
回転側部材2を浮上させるための第4の永久磁石8は第2の円盤状部材22Cの裏面に取り付けられ、第5の永久磁石9と向かい合って、回転側部材2の重量に基くスラストを軽減している。
その他の構成については、図1〜図11の実施形態と同様である。
次に、図19を参照して、図1〜図11の実施形態に対する第4の変形例について説明する。
ここで、第4の変形例に係る回転機構は、図19において、全体を符号101Dで示されている。
図19に示すように、第4の変形例に係る回転機構101Dでは、図13〜図16(特に図16参照)の第1の変形例(回転機構100B)が、第1の永久磁石4Bと2個のコイル3、3Bとの組み合わせが上下方向について1段のみ構成されているのに対して、図19の第2実施形態では、第1の永久磁石4Bと2個のコイル3、3Bとの組み合わせが上下2段に構成されている。
図19において、上部枠体11(天蓋11e)は、半径方向寸法が異なる位置にコイル取付用ブラケット11f、111fが設けられており、ブラケット11f、111fの各々には、コイル3、3、コイル3B、3Bが上下方向2段に取り付けられている。
また、円盤状部材22の上面(図19で示す断面の場合には、アーム状部材24の上面)には、永久磁石4側のブラケット23が固定されており、そのブラケット23には第1の永久磁石4B、4Bが上下2段に配置されている。
図19の第4の変形例におけるその他の構成については第1の変形例と同様である。
次に、図20を参照して、図1〜図11の実施形態に対する第5の変形例について説明する。
第5の変形例に係る回転機構は、図20では、全体を符号100Dで示されている。
図20に示すように、第5の変形例に係る回転機構100Dも、図19で示す第2実施形態と同様に、第1の永久磁石4Bと2個のコイル3、3Bとの組み合わせが、図20の上下方向について、2段に配置されている。
図20の第5の変形例において、第1の永久磁石4Bと2個のコイル3、3Bとの組み合わせにおいて、上下方向の上段の組み合わせは図16で示すのと同様である。
上下方向の下方における永久磁石4Bと2個のコイル3、3Bとの組み合わせを追加するため、図20では、図18の第3変形例と同様に、円盤状部材22の下方に水平部材11Cが設けられており、水平部材11Cは、円盤状部材22及び上方の枠体11に平行な固定側部材として設けられている。そして、水平部材11Cの下方にはハブ20が固定されており、そのハブ20に第2の円盤状部材22Cが取り付けられている。
水平部材11Cに対するコイルの取付態様と、第2の円盤状部材22Cに対する永久磁石の取付態様については、図16の第1変形例で示すのと同様である。
図20の第5の変形例におけるその他の構成については第1変形例と同様である。
図示はしないが、第1実施形態に係る回転機構100、第1変形例に係る回転機構100B、第2変形例に係る回転機構101C、第3変形例に係る回転機構100C、第4変形例に係る回転機構101D、第5変形例に係る回転機構100Dにおいて、装置全体をコンクリートや金属板、或いは剛性のある樹脂製の構造体で覆い、覆った内部の空気を減圧することによって回転時の空気抵抗を減少させ、より回転効率の高い回転機構とすることが出来る。
次に、図21、図22を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態に係る回転機構は、図21、図22において、全体を符号100Eで示されている。
図21、図22において、回転機構100Eは、図1〜図11の回転機構100におけるコイル3と第1の永久磁石4とを省略して、回転側部材2の3本のアーム状部材24に取付けた第2の永久磁石5と、固定側部材1に取付けた2個の第3の永久磁石6との間の磁性反撥力のみで、回転側部材2の回転を維持させるように構成されている。
図21、図22の第2実施形態においても、図1〜図11の実施形態における場合と同様に、第2の永久磁石5はアタッチメント24aで回転側部材2のアーム状部材24に取り付けられ、第3の永久磁石6はアタッチメント11gで固定側部材1に取り付けられている。
図21、図22では明確には示していないが、第2の永久磁石5及び第3の永久磁石6は磁力の向き及び磁力の大きさを調節する可動式庇が装備してあり、該可動式庇は、図8〜図11におけるホルダ11h、24hと同様な構成を具備しており、且つ、同様な作用を奏する。
図21において、回転軸21における円盤状部材22の下方には、第4の永久磁石(回転側部材2の浮上用磁石の一方)8が取り付けられ、その更に下方には、固定側の第5の永久磁石(回転側部材2の浮上用磁石の他方)9が取り付けられている。
回転軸21における固定側の第5の永久磁石(回転側部材2の浮上用磁石の他方)9の下方には、第1のスプロケットS1が回転軸21に固着されている。
固定側部材1の下方枠体13には、回転側部材2を始動させるための小型モータMが設置されている。該モータMの出力軸先端には、第2のスプロケットS2が取り付けられている。
第1のスプロケットS1と第2のスプロケットS2とはチェーンCnで係合されている。
モータMを駆動させると、モータMの回転出力は、第2のスプロケットS2、チェーンCn、第1のスプロケットS1を介して、回転軸21に伝達され、回転軸21を回転させる。
図21、図22の第2実施形態における上記以外の構成及び作用効果は、図1〜図11の第1実施形態と同様である。
次に、図23、図24を参照して、第3実施形態について説明する。
第3実施形態に係る回転機構は、図23、図24において、全体を符号100Fで示されている。
図23、図24の第3実施形態の回転機構100Fは、発電装置に適用されている。
図23において、回転機構100の固定側部材は、円筒状のケーシング1Fと、ケーシング1Fの上方開口部を塞ぐ天蓋1Ftと、ケーシング1Fの下方開口部を塞ぐ基礎14Fと、ケーシング1Fの中間に配置された隔壁部15Fとを有している。
天蓋1Ftの中心位置にはラジアル軸受16が設けられ、隔壁部15Fの中心位置にはスラスト軸受18が装備されており、ラジアル軸受16とスラスト軸受18とにより回転軸21Fが軸支されている。
回転軸21Fの上方には、ハブ20を介してロータ(或いは円盤状部材)22Fが固定されている。
ロータ22Fの裏面の半径方向外方縁部には、回転軸21と同心に配置された円環状の磁石取付け部材4Bが設けられている。磁石取付け部材4Bの内周側には、複数の第1の永久磁石4Fが円周方向全周に亘って取付けられている。
また、ロータ22Fの裏面の半径方向内方の領域(中央領域)には、回転軸21Fを取り囲むように、第4の永久磁石8が配置されている。
ロータ22Fの上面における半径方向外方の領域には、複数の第2の永久磁石5Fが回転軸21と同心の同一円周上に、円周方向全域に亘って均等ピッチで取り付けられている。
第2の永久磁石5Fよりも半径方向外方には、円周方向全域に亘って複数の第3の永久磁石6Fが均等ピッチで取り付けられている。
ロータ22Fと隔壁部15Fとの間の領域には、円盤状の発電用コイル3Fを支持するコイル支持部材31Fが設けられている。コイル支持部材31Fは、隔壁部15Fの中心部の筒状部15Fcの上端に位置している。そして、コイル支持部材31Fは、隔壁部15Fと一体に形成されている。
コイル支持部材31Fと隔壁部15Fとの間の領域には、移動隔壁91が配置されている。この移動隔壁91は、円筒状のケーシング1Fの内周壁面を、図示しない油圧機構によって、液密な状態を維持しつつ摺動するように構成されている。
移動隔壁91の中心部には、円環状の第5の永久磁石9が、回転軸21Fを取り囲むように取り付けられている。従って、移動隔壁91が図示しない油圧機構によって図23の鉛直方向に移動することにより、第5の永久磁石9も、図23の鉛直方向に昇降する。
第4の永久磁石8と第5の永久磁石9の対向する面は同極性であり、互いが反撥するように構成されている。したがって、第5の永久磁石9を第4の永久磁石8に近づけることにより、回転側部材に浮力が作用し、その浮力は、スラスト軸受18に作用するスラスト力を軽減して、回転抵抗を減ずるように作用する。
図21、図22の第2実施形態に係る回転機構100Eを備えた発電装置によれば、回転を抑制する抵抗を低減することにより、発電効率を向上することが出来る。
次に、図25、図26を参照して、第4実施形態について説明する。
第4実施形態に係る回転機構は、図25、図26において、全体を符号100Gで示されている。
図25、図26の第4実施形態の回転機構100Gは、ダリウス型風車を有する発電装置に適用している。
図25において、回転機構100Gは、ケーシング1Gと、ケーシング1Gの中央に配置された回転軸21Gと、回転軸21Gを取り囲むように配置された固定側の円筒状コイル6Gと、前記回転軸21Gと共に回転するダリウス式風車300とによって構成されている。
図26は、図25のX−X断面を示している。回転軸21Gには、図示では明確に示していないが、螺旋状の溝5Gが形成され、その螺旋状の溝5Gには液体磁石が塗布され、図示しないカバー状部材で封印されている。
また、回転軸21Gの上端部はケーシングの上方部材11Gに設けた図示しない軸受(ラジアル軸受)によって軸支され、回転軸21Gの下端部はケーシングの下方部材13Gに設けた図示しない軸受(ラジアル軸受とスラスト軸受の複合軸受)によって軸支されている。
そのように構成された回転機構100Gによれば、風力によって風車300が回転すると、円筒状コイル6Gの内側を螺旋に配置された液体磁石を塗布した螺旋状の溝5Gも回転し、その円筒状コイル6Gと磁石5Gとの相対回転運動によって、コイル6Gには誘導電流(発電電流)が生じる。ここで、磁石に吸着する鉄類は一切使用されていないので、容易に発電が可能となる。
コイル6Gに生じた発電電流は、ケーシング1Gの下方に配置された蓄電池400に蓄えられる。
この回転機構100Gには鉄類が使用されていないので、弱い風によって回転軸が回転すれば、発電が可能である。
また、風車の軸を二重に構成して、外側の軸を軸受で軸支し、内部の回転にスラストを用いることにより、風車300の重量に基づくスラスト軸受の回転抵抗を減少して、風車300の回転時の抵抗を大幅に軽減することが出来る。その結果、発電装置としての効率を向上することが出来るのである。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
本発明の第1実施形態の平面図。 図1のY−Y断面図。 図1の部分拡大図。 図2の部分拡大図。 第1実施形態におけるコイルと永久磁石の詳細を示す平面図。 第1実施形態におけるコイルと永久磁石の詳細を示す側面図。 図5、図6で示すコイルの横断面図。 第2の永久磁石を有するアーム状部材及び第3の永久磁石を示す平面図。 図8の部分拡大平面図。 図9のY矢視図。 図9の状態から、アーム状部材が更に回転した状態を示す部分拡大平面図。 図8〜図11の構造における変形例を示す平面図。 第1実施形態の第1変形例を示す平面図。 図13のY−Y断面図。 図13の部分拡大図。 図14の部分拡大図。 第1実施形態の第2変形例の部分断面図。 第1実施形態の第3変形例の部分断面図。 第1実施形態の第4変形例の部分断面図。 第1実施形態の第5変形例の部分断面図。 本発明の第2実施形態の縦断面図。 図21のX−X断面図。 本発明の第3実施形態の縦断面図。 図23のX−X断面図。 本発明の第4実施形態の正面図。 図25のX−X断面図。
符号の説明
1・・・固定側部材
2・・・回転側部材
3、3B・・・コイル
4・・・第1の永久磁石
5・・・第2の永久磁石
6・・・第3の永久磁石
8・・・第4の永久磁石
9・・・第5の永久磁石
11・・・上方枠体
12・・・中間枠体
13・・・下方枠体
15、17・・・軸受支持板
16・・・ラジアル軸受/上方の軸受
18・・・下方の軸受
19・・・ラジアル軸受
20・・・ハブ
21・・・回転軸
22・・・円盤状部材
23・・・ブラケット
24・・・アーム状部材

Claims (1)

  1. 軸受を設けている固定側部材と、前記軸受に軸支された回転軸及び該回転軸に設けられた円盤状部材から成る回転側部材と、前記固定側部材に取り付けられ且つ前記回転軸を中心とする同一円上に均等ピッチで配置された複数のコイルと、前記円盤状部材に取り付けられた第1の永久磁石とを備えており、前記第1の永久磁石は前記回転軸を中心とする同一円上に均等ピッチでS極とN極とが交互に配置され且つ前記コイルと対向して配置され、且つ、前記コイルは、非磁性材料製の芯材が貫通しており、前記第1の永久磁石と対向する端面から離隔した側の端面には磁性材料製部材が配置されていることを特徴とする回転機構。
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