JP2008172911A - 電流供給機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数種類の誘導電流を電力負荷に供給することが出来る電流供給機構の提供。
【解決手段】第1のモータ(1)と、その出力軸(11)と連結している回転軸(13)と、該回転軸(13)に結合している複数のフライホイール(81、82)とを有しており、各フライホイール(81、82)の上面(81A、82A)及び下面(81B、82B)の各々には周縁部全周に亘って複数の永久磁石(120A、122A:120B、122B)が埋設されている。
【選択図】図1
【解決手段】第1のモータ(1)と、その出力軸(11)と連結している回転軸(13)と、該回転軸(13)に結合している複数のフライホイール(81、82)とを有しており、各フライホイール(81、82)の上面(81A、82A)及び下面(81B、82B)の各々には周縁部全周に亘って複数の永久磁石(120A、122A:120B、122B)が埋設されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力された電流でモータを駆動し、モータの回転駆動を回転機構において電流に変換し、その電流を負荷(電力負荷)に供給する電流供給機構に関する。
係る電流供給機構においては、磁場内でコイルを回転することにより、誘導電流を発生せしめている。そして従来技術では、単一種類の誘導電流のみを発生している。
ここで、電力負荷によっては、複数種類の誘導電流を発生することが好都合な場合がある。そのため、単一の電流供給機構を介して、複数種類の誘導電流を、電力負荷へ供給することが要請されている。
しかし、従来は、発生する誘導電流は一種類のみであるため、係る要請に応えることは出来なかった。
ここで、電力負荷によっては、複数種類の誘導電流を発生することが好都合な場合がある。そのため、単一の電流供給機構を介して、複数種類の誘導電流を、電力負荷へ供給することが要請されている。
しかし、従来は、発生する誘導電流は一種類のみであるため、係る要請に応えることは出来なかった。
その他の技術として、ブラシレスモータのシャフトをエンジンの出力軸に連結して、ブラシレスモータをエンジンのスタータ及び発電機として利用し、設置スペースが小さく、大型のスタータリレーを必要としない技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、係る技術は自動車に搭載されることを前提としており、その他には適用することが出来ないという問題を有している。また、複数種類の電流を電力負荷側に供給することを目的とはしていない。
特開2001−271729号公報
しかし、係る技術は自動車に搭載されることを前提としており、その他には適用することが出来ないという問題を有している。また、複数種類の電流を電力負荷側に供給することを目的とはしていない。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、複数種類の誘導電流を電力負荷に供給することが出来る電流供給機構の提供を目的としている。
本発明の電流供給機構は、電流が入力される第1のモータ(1)と、クラッチ(ワンウェイクラッチ3)を介して第1のモータ(1)の出力軸(11)と連結している回転軸(13)と、該回転軸(13)に結合している複数のフライホイール(81、82)とを有しており、各フライホイール(81、82)の上面(81A、82A)及び下面(81B、82B)の各々には周縁部全周に亘って複数の永久磁石(120A、122A:120B、122B)が埋設されており、各フライホイール(81、82)の上面(81A、82A)に対向する部材(上方のコイル取付部材16A、17A)には、上側の永久磁石(120A、122A)に対応する半径方向位置に上方のコイル(6A、7A)が円環状に複数配置されており、各フライホイール(81、82)の下面(81B、82B)に対向する部材(下方のコイル取付部材16B、17B)には、下側の永久磁石(120B、122B)に対応する半径方向位置に下方のコイル(6B、7B)が円環状に複数配置されており、1個のフライホイールを挟むように配置された複数の上方のコイル(7A)及び複数の下方のコイル(7B)は第2のモータ(2)の入力側に接続し、他方のフライホイールを挟むように配置された複数の上方のコイル(6A)及び複数の下方のコイル(6B)は電力負荷(図示せず)に接続しており、第2のモータ(2)の出力は機械的伝達手段(例えば、ベルト5とプーリ4、22)により前記回転軸(13)に伝達される様に構成されていることを特徴としている(請求項1)。
前記複数のフライホイールの内の少なくとも1つ(82)は他のフライホイール(81)に対して直径が異なる(請求項2)。
本発明において、前記クラッチ(ワンウェイクラッチ3)は、第2のモータ(2)から回転軸(13)に伝達された回転が第1の所定回転数(例えば180rpm)以下では回転を伝達する(「接」状態)が、第2の所定回転数(例えば200rpm)以上では回転の伝達を遮断する(「断」状態)様に構成されているのが好ましい(請求項3)。
上述する構成を具備する本発明によれば、第1のモータ(1)が回転し、回転軸(13)及びフライホイール(81、82)が回転すると、フライホイール上・下面(81A、81B:82A、82B)に取り付けられた永久磁石(120A、120B:122A、122B)が上方及び下方のコイル(6A、6B:7A、7B)間を移動し、永久磁石(120A、120B:122A、122B)の磁場に対して上方及び下方のコイル(6A、6B:7A、7B)が相対的に移動することになり、上方及び下方のコイル(6A、6B:7A、7B)に誘導電流が発生する。
一つのフライホイール(82)に対向する上下面のコイル(7A、7B)に発生する誘導電流は、例えば、第2のモータ(2)に供給されて、第2のモータ(2)を駆動する。第2のモータ(2)を駆動すると、その回転出力は機械的伝達手段(例えば、ベルト5とプーリ4、22)を介して回転軸(13)に伝達される。そして、フライホイール(81、82)の仕様が異なれば、発生する誘導電流も異なり、複数種類の誘導電流を発生することが可能である。
一つのフライホイール(82)に対向する上下面のコイル(7A、7B)に発生する誘導電流は、例えば、第2のモータ(2)に供給されて、第2のモータ(2)を駆動する。第2のモータ(2)を駆動すると、その回転出力は機械的伝達手段(例えば、ベルト5とプーリ4、22)を介して回転軸(13)に伝達される。そして、フライホイール(81、82)の仕様が異なれば、発生する誘導電流も異なり、複数種類の誘導電流を発生することが可能である。
また、少なくとも1つ以上のフライホイール(81)に対向する上下面のコイル(6A、6B)に発生する誘導電流は、例えば図示しない電力負荷に供給する事が出来る。
すなわち、第2のモータ(2)を駆動するための電流と、電力負荷に供給するため電流という2種類の誘導電流を発生することが出来る。
すなわち、第2のモータ(2)を駆動するための電流と、電力負荷に供給するため電流という2種類の誘導電流を発生することが出来る。
このように本発明によれば、第1のモータ(1)に供給される電力が、フライホイール(81、82)、永久磁石(120A、120B:122A、122B)、上方及び下方のコイル(6A、6B:7A、7B)により、第2のモータ(2)の入力側と図示しない電力負荷側とに分配される。そして、第2のモータ(2)に入力された電流は、フライホイール(81、82)の回転に寄与する。
前記複数のフライホイールの内の少なくとも1つ(82)を他のフライホイール(81)に対して直径が異なるように構成すれば、或いは、全てのフライホイールの直径を異なるように構成すれば、別種の発電が可能となる。別種の発電が可能となれば、幅広い電力需要に対処できる。さらに、別種の発電が可能であれば、変圧器や変電施設と同様な効果を発揮することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力供給機構の全体構成を示している。図1において、電力供給機構は全体を符号10で示されている。
図2は実施形態におけるフライホイールを立体的に示しており、図3は実施形態におけるコイル支持部材を立体的に示している。
図1は、本発明の実施形態に係る電力供給機構の全体構成を示している。図1において、電力供給機構は全体を符号10で示されている。
図2は実施形態におけるフライホイールを立体的に示しており、図3は実施形態におけるコイル支持部材を立体的に示している。
図1において、電力供給機構10は、第1のモータ1と、第1のモータ1の出力軸11とワンウェイクラッチ3を介して接続されている回転軸13と、回転軸13に結合されているフライホイール81(2個)及び82(1個)と、第2のモータ2と、これ等の部材を収容するケーシング14とを有している。
ケーシング14は、ケーシング内周面の上下方向6箇所に、円環状の突出部14aが形成されている。ケーシングの内周面における各円環状の突出部14aから後述のコイル取付部材(16A、16B:17A、17B)の厚み分だけ上方に隔たった位置には、ブラケット101が公知の手段、例えば図示しないボルトによって取り付けられるように構成されている。
即ち、隣接する1組の円環状の突出部14aとブラケット101とが1枚のコイル取付部材(16A、16B、17A、17Bの何れか)をケーシング14内に固定するように構成されている。なお、コイル取付部材(16A、16B、17A、17B)は、後述するように、上下2枚(16Aと16B、或いは、17Aと17B)が1組となり、1台の発電機構(G1或いはG2)の構成の一部を成す。
即ち、隣接する1組の円環状の突出部14aとブラケット101とが1枚のコイル取付部材(16A、16B、17A、17Bの何れか)をケーシング14内に固定するように構成されている。なお、コイル取付部材(16A、16B、17A、17B)は、後述するように、上下2枚(16Aと16B、或いは、17Aと17B)が1組となり、1台の発電機構(G1或いはG2)の構成の一部を成す。
図1では、回転軸13に沿って、独立した発電機構が3台(G1が2台、G2が1台)設けられている。即ち、1台の発電機構G1或いはG2は、隣接する2枚のコイル取付部材16A、16B或いは17A、17Bと、1枚のフライホイール81或いは82とにより構成されている。
3台の発電機構の内、上2段(G1)は同じ仕様であり、下段の発電機構(G2)は、上2段のフライホイール81に対して、フライホイール82の直径が小さく形成されている。
何れのフライホイール81、82も、図示の例では、アルミニウムで構成されている。
3台の発電機構の内、上2段(G1)は同じ仕様であり、下段の発電機構(G2)は、上2段のフライホイール81に対して、フライホイール82の直径が小さく形成されている。
何れのフライホイール81、82も、図示の例では、アルミニウムで構成されている。
図2をも参照して、フライホイール81の上面81Aには、周縁部81R全周にわたって、上方の永久磁石120Aが複数(例えば72個)埋設されている。フライホイール81の下面81Bには、周縁部81R全周にわたって、下方の永久磁石120Bが複数(例えば72個)埋設されている。
上方の永久磁石120A及び下方の永久磁石120Bは、フライホイール81の厚みの中心に対して、上下対称の位置に配置されている。上方の永久磁石120Aと下方の永久磁石120Bとは、磁極は異なるが、概略フライホイールの周縁部81R側が開いた扇状で同じ形状に形成されている。即ち、上方の永久磁石120Aと下方の永久磁石120Bとは、アルミニウムを挟んで引付け合うように構成されている。
フライホイール81の周縁部81R近傍においては、上方の永久磁石120A及び下方の永久磁石120Bの厚みと、上下双方の永久磁石120A、120Bによって挟まれたアルミホイール81の板厚を合計した寸法(フライホイール厚さ方向の寸法)は、フライホイール81の永久磁石が埋設されていない領域の厚みと同じ寸法となるように構成されている。
図2のような斜視図としては示していないが、フライホイール82の上面82Aには、周縁部全周にわたって、上方の永久磁石122Aが複数(例えば16個)埋設されている。フライホイール82の下面82Bには、周縁部全周にわたって、下方の永久磁石122Bが複数(例えば16個)埋設されている。
フライホイール82におけるフライホイール(アルミニウム板)82と上方の永久磁石122A及び下方の永久磁石122Bとの配置、厚みに関しては、フライホイール81と同様に構成されている。
フライホイール82におけるフライホイール(アルミニウム板)82と上方の永久磁石122A及び下方の永久磁石122Bとの配置、厚みに関しては、フライホイール81と同様に構成されている。
図4は、フライホイール81の第1変形例に係るフライホイール811を示す。
図2のフライホイール81に埋設された上方の永久磁石120A及び下方の永久磁石120Bは、フライホイールの周縁部81Rに永久磁石120A、120Bの一部(外縁)が露出している。
それに対して、図4の第1変形例に係るフライホイール811は、永久磁石120A、120Bの外縁120Ar、120Brが、フライホイール811の周縁部811Rよりも、半径方向の内方に埋設されている。
図2のフライホイール81に埋設された上方の永久磁石120A及び下方の永久磁石120Bは、フライホイールの周縁部81Rに永久磁石120A、120Bの一部(外縁)が露出している。
それに対して、図4の第1変形例に係るフライホイール811は、永久磁石120A、120Bの外縁120Ar、120Brが、フライホイール811の周縁部811Rよりも、半径方向の内方に埋設されている。
図4のフライホイール811において、上記以外の構成及び作用効果については、図2のフライホイール81と同様である。
図5は、フライホイール81の第2変形例に係るフライホイール812を示す。
図5の第2変形例に係るフライホイール812は、アルミホイールに埋設された永久磁石120A、120Bのアルミホイール812との境界面(永久磁石120A、120Bの外周面)を、枠体(隔壁)Wで被覆している。
図5の第2変形例に係るフライホイール812は、アルミホイールに埋設された永久磁石120A、120Bのアルミホイール812との境界面(永久磁石120A、120Bの外周面)を、枠体(隔壁)Wで被覆している。
図5の第2変形例に係るフライホイール812の、上記以外の構成及び作用効果については、図4のフライホイール811と同様である。
図3において、フライホイール81の上面81Aに対向する上方のコイル取付部材16Aには、上方の永久磁石120A(図2参照)に対応する半径方向位置に、上方のコイル6Aが円環状に複数(図示の例では54個)配置されている。
図3のような斜視図としては描いてはいないが、フライホイール81の下面81Bに対向するコイル取付部材16B(下方のコイル取付部材)には、下方の永久磁石120Bに対応する半径方向位置に、下方のコイル6Bが円環状に複数(図示の例では54個)配置されている(図1参照)。
図示の実施形態では、上方及び下方のコイル取付部材16A、16B及び17A、17Bは樹脂によって構成されている。
図3のような斜視図としては描いてはいないが、フライホイール81の下面81Bに対向するコイル取付部材16B(下方のコイル取付部材)には、下方の永久磁石120Bに対応する半径方向位置に、下方のコイル6Bが円環状に複数(図示の例では54個)配置されている(図1参照)。
図示の実施形態では、上方及び下方のコイル取付部材16A、16B及び17A、17Bは樹脂によって構成されている。
フライホイール82の上面82Aに対向する上方のコイル取付部材17Aには、上方の永久磁石122Aに対応する半径方向位置に、上方のコイル7Aが円環状に複数(図示の例では12個)配置されている(図1参照)。
フライホイール82の下面82Bに対向する下方のコイル取付部材17Bには、下方の永久磁石122Bに対応する半径方向位置に、下方のコイル7Bが円環状に複数(図示の例では12個)配置されている(図1参照)。
フライホイール82の下面82Bに対向する下方のコイル取付部材17Bには、下方の永久磁石122Bに対応する半径方向位置に、下方のコイル7Bが円環状に複数(図示の例では12個)配置されている(図1参照)。
ケーシング14の底部14bにおける中心部の上面には、円盤状のフランジと円筒状の突出部とを有する軸受19が、公知の手段によって取り付けられている。軸受19は、回転軸13の下端近傍を、回転自在に支持している。
フライホイール81を有する上段の発電機構G1において、発電の仕組みを説明する。発電機構G1のフライホイール81が回転すると、フライホイール81の上下面に埋設された永久磁石120A、120Bが円周方向へ移動して、上方と下方のコイル6A、6Bの間を横切る様に移動するので、コイル6A、6Bに誘導電流が発生する。
上2段の発電機構G1のコイル6A、6Bに発生した誘導電流は、コイル6A、6Bに接続した第1のケーブルC1によって、図示しない電力負荷に接続されている。
同様に、下段の発電機構G2のコイル7A、7Bに発生した誘導電流は、コイル7A、7Bに接続した第2のケーブルC2によって、第2のモータ2の入力側に接続されている。
同様に、下段の発電機構G2のコイル7A、7Bに発生した誘導電流は、コイル7A、7Bに接続した第2のケーブルC2によって、第2のモータ2の入力側に接続されている。
ここで、第2のモータ2は、ラインGP−1を介して外部からエネルギ(駆動電力)を供給することが可能である。
また、回転軸13は、伝達系GP−2を介して、外部から回転動力を供給可能である。
また、回転軸13は、伝達系GP−2を介して、外部から回転動力を供給可能である。
第1のモータ1は、伝達系GP−0によって、商用電源Eと接続されている。商用電源Eにより第1のモータ1を駆動すると、第1のモータ2の出力軸11は例えば180rpm程度で回転する。その回転は、ワンウェイクラッチ3、回転軸13を介して各フライホイール81、82に伝達される。
図示の実施形態によれば、第1のモータ1に供給される電流が、各フライホイール81、82を回転させ、永久磁石120A、120B、122A、122Bが、上方、下方のコイル6A、6B、7A、7Bの間を横切ることにより、誘導電動が発生する。
発生した誘導電流は、第2のモータ2の入力側と、図示しない電力負荷側とに分配される。
発生した誘導電流は、第2のモータ2の入力側と、図示しない電力負荷側とに分配される。
第2のモータ2の回転は、モータの出力軸21から、プーリ4、ベルト5、プーリ22を介して、回転軸13に伝達される。
回転軸13が回転すると共にフライホイール81、82が回転し、その結果、下段の発電機構G2のコイル7A、7Bに誘導電流が発生する。
発生した電流は、第2のモータ2に供給される。第2のモータ2の回転は、回転軸13の回転を促進するように作用する。
回転軸13が回転すると共にフライホイール81、82が回転し、その結果、下段の発電機構G2のコイル7A、7Bに誘導電流が発生する。
発生した電流は、第2のモータ2に供給される。第2のモータ2の回転は、回転軸13の回転を促進するように作用する。
ここで、プーリ4、ベルト5、プーリ22を介して回転軸13に伝達される回転が、例えば200rpmとなれば、ワンウェイクラッチ3は第1のモータ1の出力軸11と、回転軸13との機械的な接続を遮断する。それ以降、第1のモータ1の回転は、各フライホイール81、82には伝達されない。
なお、図1の例では、プーリ22側にもクラッチ30を装備しているが、クラッチ30を省略することも可能である。
なお、図1の例では、プーリ22側にもクラッチ30を装備しているが、クラッチ30を省略することも可能である。
上述した様なワンウェイクラッチ3、クラッチ30については、公知、市販のものをそのまま適用することが出来る。
プーリ4、ベルト5、プーリ22を介して回転軸13に伝達される回転が、例えば180rpm程度まで低下すると、ワンウェイクラッチ3により、第1のモータ1の出力軸11と回転軸13とは、再び機械的に接続される。
図1では、下段の発電機構G2のコイル7A、7B側で発生した電流がケーブルC2経由で第2のモータ2に供給され、上2段の発電機構G1のコイル6A、6B側で発生した電流がケーブルC1経由で図示しない電力負荷に供給されているが、これを逆にしても良い。
すなわち、上2段の何れかの発電機構G1のコイル6A、6B側で発生した電流を第2のモータ1に供給し、残る2台G1、G2で発生した電流を図示しない電力負荷に供給しても良い。
すなわち、上2段の何れかの発電機構G1のコイル6A、6B側で発生した電流を第2のモータ1に供給し、残る2台G1、G2で発生した電流を図示しない電力負荷に供給しても良い。
ここで、フライホイール81、82は、摩擦抵抗を小さくするために、アルミニウムのような軽量部材で構成されるのが好ましい。そして、フライホイール81、82がアルミニウムのような非磁性体金属材料で構成されている場合には、フライホイール81、82に渦電流を発生せしめ、「アラゴの円盤」の原理でフライホイール81、82が回転するように構成することも可能である。
各フライホイール81、82の下面側における半径方向内側の領域で、回転軸13近傍には、永久磁石24が環状に配置されている。一方、下方のコイル取付部材16B、17Bの上面側で、回転軸13近傍には、永久磁石26が環状に配置されている。
永久磁石24、26は同一極が対向する様に配置されており、永久磁石24、26間で反撥力が作用するように構成されている。永久磁石24、26の反撥力は、フライホイール81、82を浮上しようとする方向へ作用して、フライホイール81、82の回転の抵抗を低減する。
永久磁石24、26は同一極が対向する様に配置されており、永久磁石24、26間で反撥力が作用するように構成されている。永久磁石24、26の反撥力は、フライホイール81、82を浮上しようとする方向へ作用して、フライホイール81、82の回転の抵抗を低減する。
図示の実施形態によれば、第1のモータ1が回転することにより、下方の発電機構G2のコイル7A、7Bに誘導電流が発生し、その誘導電流は、例えば、第2のモータ2に供給されて、第2のモータ2を駆動する。第2のモータ2を駆動すると、その回転出力はベルト5とプーリ4、22を介して回転軸13に伝達される。
上方の発電機構G1のフライホイール81が回転すると、上方の発電機構G1のコイル6A、6Bに誘導電流が発生し、この誘導電流は、例えば図示しない電力負荷に供給される。
このように、第1のモータ1に供給される電力が、フライホイール81、82を回転させ、各フライホイールを有する発電機構G1、G2は誘導電流を発生させ、その誘導電流は、第2のモータ2の入力側と図示しない電力負荷側とに分配される。そして、第2のモータ2に入力された電流は、フライホイール81、82の回転に寄与する。
すなわち、発生した誘導電流は電力負荷に供給されると共に、磁場に対してコイルが相対的に回転移動するのを促進するために利用することが可能である。
図示の例では、下段の発電機構G2に生じた誘導電流を第2のモータ2に入力しているが、上段の発電機構で生じた誘導電流を第2のモータ2に入力することも可能である。
ここで、3段の発電機構G1、G2の仕様を全て共通にすることも出来る。その場合、各フライホイールに独立したクラッチ機構を装備し、夫々のフライホイールを順に作動させれば、電力供給機構10全体を24時間継続運転しても、各発電機構の寿命は大幅に延びる。
また、3段の発電機構G1、G2の仕様(例えばフライホイールの直径及びフライホイールに埋設した永久磁石の個数等)を全て異なるように設定することにより、それぞれ別種の発電が可能となる。別種の発電が可能となれば、幅広い電力需要に対処できる。
さらに、別種の発電が可能であれば、変圧器や変電施設と同様な効果を発揮することができる。
さらに、別種の発電が可能であれば、変圧器や変電施設と同様な効果を発揮することができる。
格段の発電機構G1、G2毎に結線を変更し、例えば、単相と3相を発電することが出来ると同時に、直列と並列の組合せによって、より大きな電圧の電気装置をも駆動可能となる。
また、フライホイール81(或いは82)の周縁部における上方の永久磁石120A(或いは122A)及び下方の永久磁石120B(或いは122B)の厚みと、上下双方の永久磁石120A(或いは122A)、120B(或いは122B)によって挟まれたアルミホイールの板厚の合計は、フライホイール81(或いは82)の永久磁石が埋設されていない領域の厚みと同じ厚さ寸法となる様に構成されているので、フライホイールが回転する際の空気抵抗は極めて少ない。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
1・・・第1のモータ
2・・・第2のモータ
3・・・クラッチ/ワンウェイクラッチ
4・・・プーリ
5・・・ベルト
6A・・・上方のコイル
6B・・・下方のコイル
7A・・・上方のコイル
7B・・・下方のコイル
10・・・電力供給機構
11・・・モータの回転軸
14・・・ケーシング
16A・・・上方のコイル取付部材
16B・・・下方のコイル取付部材
17A・・・上方のコイル取付部材
17B・・・下方のコイル取付部材
19・・・軸受
21・・・モータの回転軸
22・・・プーリ
120A、120B:122A、122B・・・永久磁石
2・・・第2のモータ
3・・・クラッチ/ワンウェイクラッチ
4・・・プーリ
5・・・ベルト
6A・・・上方のコイル
6B・・・下方のコイル
7A・・・上方のコイル
7B・・・下方のコイル
10・・・電力供給機構
11・・・モータの回転軸
14・・・ケーシング
16A・・・上方のコイル取付部材
16B・・・下方のコイル取付部材
17A・・・上方のコイル取付部材
17B・・・下方のコイル取付部材
19・・・軸受
21・・・モータの回転軸
22・・・プーリ
120A、120B:122A、122B・・・永久磁石
Claims (3)
- 電流が入力される第1のモータと、クラッチを介して第1のモータの出力軸と連結している回転軸と、該回転軸に結合している複数のフライホイールとを有しており、各フライホイールの上面及び下面の各々には周縁部全周に亘って複数の永久磁石が埋設されており、各フライホイールの上面に対向する部材には、上側の永久磁石に対応する半径方向位置に上方のコイルが円環状に複数配置されており、各フライホイールの下面に対向する部材には、下側の永久磁石に対応する半径方向位置に下方のコイルが円環状に複数配置されており、1個のフライホイールを挟むように配置された複数の上方のコイル及び複数の下方のコイルは第2のモータの入力側に接続し、その他のフライホイールを挟むように配置された複数の上方のコイル及び複数の下方のコイルは電力負荷に接続しており、第2のモータの出力は機械的伝達手段により前記回転軸に伝達される様に構成されていることを特徴とする電流供給機構。
- 前記複数のフライホイールの少なくとも1つは他のフライホイールに対して直径が異なる請求項1の電流供給機構。
- 前記クラッチは、第2のモータから回転軸に伝達された回転が第1の所定回転数以下では回転を伝達するが、第2の所定回転数以上では回転の伝達を遮断する様に構成されている請求項1の電流供給機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003136A JP2008172911A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 電流供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003136A JP2008172911A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 電流供給機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008172911A true JP2008172911A (ja) | 2008-07-24 |
Family
ID=39700459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007003136A Pending JP2008172911A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 電流供給機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008172911A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014135087A1 (zh) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | Chiu Chin-Ho | 动力产生装置 |
CN114050687A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-02-15 | 北京丰润铭科贸有限责任公司 | 一种自激式高效对向旋转发电系统 |
WO2024075355A1 (ja) * | 2022-10-06 | 2024-04-11 | 株式会社プロスパイラ | 推進装置 |
-
2007
- 2007-01-11 JP JP2007003136A patent/JP2008172911A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014135087A1 (zh) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | Chiu Chin-Ho | 动力产生装置 |
CN114050687A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-02-15 | 北京丰润铭科贸有限责任公司 | 一种自激式高效对向旋转发电系统 |
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