JP4397244B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4397244B2
JP4397244B2 JP2004033505A JP2004033505A JP4397244B2 JP 4397244 B2 JP4397244 B2 JP 4397244B2 JP 2004033505 A JP2004033505 A JP 2004033505A JP 2004033505 A JP2004033505 A JP 2004033505A JP 4397244 B2 JP4397244 B2 JP 4397244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm group
upper arm
lower arm
multiphase
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004033505A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005229669A (ja
Inventor
裕道 久野
孝史 鳥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004033505A priority Critical patent/JP4397244B2/ja
Publication of JP2005229669A publication Critical patent/JP2005229669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4397244B2 publication Critical patent/JP4397244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

この発明は、直列または並列に接続される複数の多相インバータを備えるインバータ装置に関するものである。
特許文献1は、交流電力供給装置を開示する。この交流電力供給装置は、バッテリと、第1および第2のインバータと、開閉スイッチとを備える。バッテリは、直流電源正極と直流電源負極との間に直流電圧を供給する。
第1および第2のインバータは、直流電源正極と直流電源負極との間に直列に接続される。そして、開閉スイッチは、バッテリに対する第1および第2のインバータの接続を直列接続と並列接続との間で切換える。
このように、交流電力供給装置は、2つのインバータの接続を開閉スイッチによって直列接続または並列接続に切換えて交流電力を交流電動機に供給する。
特開平10−225181号公報 特開2000−209872号公報
しかし、従来の技術では、2つのインバータの接続を開閉スイッチ(リレー)によって切換えていたため、リレーのオン/オフに切換えのタイムラグが生じ、迅速な制御ができないという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、リレーを用いずに複数の多相インバータの接続を直列接続または並列接続に切換え可能なインバータ装置を提供することである。
この発明によれば、インバータ装置は、正母線と負母線との間に直列または並列に接続される第1および第2の多相インバータを備えるインバータ装置であって、第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群および第2の下アーム群と、第3の上アーム群と、第3の下アーム群と、電圧供給手段とを備える。第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群および第2の下アーム群は、正母線側から負母線側へ順次配置され、正母線と負母線との間に直列に接続される。第3の下アーム群は、第1の上アーム群と第1の下アーム群との接続点である第1の中点と負母線との間に接続される。第3の上アーム群は、第2の上アーム群と第2の下アーム群との接続点である第2の中点と正母線との間に接続される。電圧供給手段は、正母線と負母線との間に電圧を供給する。そして、第1および第2の多相インバータの直列接続時、第1の上アーム群および第1の下アーム群は、スイッチング制御されて第1の多相インバータを構成し、第2の上アーム群および第2の下アーム群は、スイッチング制御されて第2の多相インバータを構成する。また、第1および第2の多相インバータの並列接続時、第1の上アーム群および第3の下アーム群は、スイッチング制御されて第1の多相インバータを構成し、第3の上アーム群および第2の下アーム群は、スイッチング制御されて第2の多相インバータを構成する。
好ましくは、インバータ装置は、制御手段をさらに備える。制御手段は、第1および第2の多相インバータの直列接続時、第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群および第2の下アーム群をスイッチング制御し、かつ、第3の上アーム群および第3の下アーム群を停止制御し、第1および第2の多相インバータの並列接続時、第1の上アーム群、第2の下アーム群、第3の上アーム群および第3の下アーム群をスイッチング制御し、かつ、第1の下アーム群および第2の上アーム群を停止制御する。
好ましくは、第1の中点には、第1の多相インバータによって駆動される第1の多相モータが接続される。また、第2の中点には、第2の多相インバータによって駆動される第2の多相モータが接続される。
好ましくは、インバータ装置は、電流センサーをさらに備える。電流センサーは、第1の多相モータの各相電流と、第2の多相モータの各相電流とを検出する。
好ましくは、制御手段は、第1および第2の多相モータの回転数が所定値よりも低いとき、第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群および第2の下アーム群をスイッチング制御し、かつ、第3の上アーム群および第3の下アーム群を停止制御する。また、制御手段は、第1および第2の多相モータの回転数が所定値以上であるとき、第1の上アーム群、第2の下アーム群、第3の上アーム群および第3の下アーム群をスイッチング制御し、かつ、第1の下アーム群および第2の上アーム群を停止制御する。
好ましくは、第1および第2の多相モータは、車両の駆動輪を駆動するモータである。
好ましくは、第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群、第2の下アーム群、第3の上アーム群および第3の下アーム群の各々は、半導体スイッチング素子からなる。
この発明によるインバータ装置においては、第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群および第2の下アーム群は、正母線側から負母線側へ順次配置され、正母線と負母線との間に直列に接続される。また、第3の下アーム群は、第1の上アーム群と第1の下アーム群との接続点である第1の中点と負母線との間に接続される。さらに、第3の上アーム群は、第2の上アーム群と第2の下アーム群との接続点である第2の中点と正母線との間に接続される。
そして、これらの第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群、第2の下アーム群、第3の上アーム群および第3の下アーム群の相互の接続を保持したまま、第1から第3の上アーム群から選択された2つの上アーム群と、第1から第3の下アーム群から選択された2つの下アーム群とによって、正母線と負母線との間に直列接続された2つの多相インバータまたは並列接続された2つの多相インバータが構成される。
したがって、この発明によれば、リレーを用いずに複数の多相インバータの接続を直列接続または並列接続に切換えることができる。その結果、複数の多相インバータの接続を迅速に制御できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明を繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態によるインバータ装置の回路ブロック図である。図1を参照して、この発明の実施の形態によるインバータ装置100は、バッテリBと、コンデンサ10と、電圧センサー11と、電流センサー12,13と、上アーム群20,40,70と、下アーム群30,50,80と、ダイオード60と、制御装置90とを備える。
バッテリBは、正母線LN1と負母線LN2との間に接続される。コンデンサ10は、正母線LN1と負母線LN2との間にバッテリBに対して並列に接続される。
上アーム群20,40、下アーム群30,50、およびダイオード60は、上アーム群20、下アーム群30、ダイオード60、上アーム群40および下アーム群50の順で正母線LN1側から負母線LN2側へ配置され、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続される。
上アーム群70は、上アーム群40と下アーム群50との接続点である中点M2と、正母線LN1との間に接続される。また、下アーム群80は、上アーム群20と下アーム群30との接続点である中点M1と、負母線LN2との間に接続される。
そして、上アーム群20は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)Q1,Q3,Q5と、ダイオードD1,D3,D5とからなる。IGBTQ1,Q3,Q5は、正母線LN1と中点M1との間に並列に接続される。そして、IGBTQ1,Q3,Q5のエミッタ−コレクタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにそれぞれダイオードD1,D3,D5が接続されている。
下アーム群30は、IGBTQ2,Q4,Q6と、ダイオードD2,D4,D6とからなる。IGBTQ2,Q4,Q6は、中点M1とノードN1との間に並列に接続される。そして、IGBTQ2,Q4,Q6のエミッタ−コレクタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにそれぞれダイオードD2,D4,D6が接続されている。
ダイオード60は、下アーム群30から上アーム群40の方向へ電流を流すようにノードN1とノードN2との間に接続される。
上アーム群40は、IGBTQ7,Q9,Q11と、ダイオードD7,D9,D11とからなる。IGBTQ7,Q9,Q11は、ノードN2と中点M2との間に並列に接続される。そして、IGBTQ7,Q9,Q11のエミッタ−コレクタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにそれぞれダイオードD7,D9,D11が接続されている。
下アーム群50は、IGBTQ8,Q10,Q12と、ダイオードD8,D10,D12とからなる。IGBTQ8,Q10,Q12は、中点M2と負母線LN2との間に並列に接続される。そして、IGBTQ8,Q10,Q12のエミッタ−コレクタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにそれぞれダイオードD8,D10,D12が接続されている。
上アーム群70は、IGBTQ13〜Q15と、ダイオードD13〜D15とからなる。IGBTQ13〜Q15は、正母線LN1と中点M2との間に並列に接続される。そして、IGBTQ13〜Q15のエミッタ−コレクタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにそれぞれダイオードD13〜D15が接続されている。
下アーム群80は、IGBTQ16〜Q18と、ダイオードD16〜D18とからなる。IGBTQ16〜Q18は、中点M1と負母線LN2との間に並列に接続される。そして、IGBTQ16〜Q18のエミッタ−コレクタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにそれぞれダイオードD16〜D18が接続されている。
IGBTQ1,Q2は、正母線LN1とノードN1との間に直列に接続され、IGBTQ3,Q4は、正母線LN1とノードN1との間に直列に接続され、IGBTQ5,Q6は、正母線LN1とノードN1との間に直列に接続される。また、IGBTQ1,Q16は、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続され、IGBTQ3,Q17は、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続され、IGBTQ5,Q18は、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続される。
IGBTQ7,Q8は、ノードN2と負母線LN2との間に直列に接続され、IGBTQ9,Q10は、ノードN2と負母線LN2との間に直列に接続され、IGBTQ11,Q12は、ノードN2と負母線LN2との間に直列に接続される。また、IGBTQ13,Q8は、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続され、IGBTQ14,Q10は、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続され、IGBTQ15,Q12は、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続される。
中点M1は、中点MU1,MV1,MW1からなる。そして、中点MU1,MV1,MW1は、モータジェネレータMG1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG1は、三相の交流モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端が中点MU1に、V相コイルの他端が中点MV1に、W相コイルの他端が中点MW1にそれぞれ接続されている。
また、中点M2は、中点MU2,MV2,MW2からなる。そして、中点MU2,MV2,MW2は、モータジェネレータMG2の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG2も、三相の交流モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端が中点MU2に、V相コイルの他端が中点MV2に、W相コイルの他端が中点MW2にそれぞれ接続されている。
バッテリBは、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池から成る。コンデンサ10は、バッテリBからの直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧を正母線LN1と負母線LN2との間に供給する。電圧センサー11は、コンデンサ10の両端の電圧Vcを検出し、その検出した電圧Vcを制御装置90へ出力する。
電流センサー12は、モータジェネレータMG1のU相コイルに流れる電流と、モータジェネレータMG2のU相コイルに流れる電流とを電流Iuとして検出し、その検出した電流Iuを制御装置90へ出力する。また、電流センサー13は、モータジェネレータMG1のW相コイルに流れる電流と、モータジェネレータMG2のW相コイルに流れる電流とを電流Iwとして検出し、その検出した電流Iwを制御装置90へ出力する。すなわち、電流センサー12は、2つのモータジェネレータMG1,MG2のU相コイルに流れる電流を検出するために共用され、電流センサー13は、2つのモータジェネレータMG1,MG2のW相コイルに流れる電流を検出するために共用される。
ダイオード60は、ノードN1からノードN2へ電流を流す。
制御装置90は、電流センサー12,13からそれぞれ電流Iu,Iwを受け、電圧センサー11から電圧Vcを受ける。また、制御装置90は、インバータ装置100の外部に設けられたECU(Electrical Control Unit)からトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNを受ける。この場合、トルク指令値TRは、2つのモータジェネレータMG1,MG2の各々が出力すべきトルクを示し、モータ回転数MRNは、2つのモータジェネレータMG1,MG2の各々の回転数を示す。
そして、制御装置90は、電流Iu,Iwに基づいて、モータジェネレータMG1,MG2のV相コイルに流れる電流IvをIv=−Iu−Iwにより演算し、電流Iu,Iv,Iwからなるモータ電流MCRTを求める。
また、制御装置90は、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低いか否かを判定し、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低いとき、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続された2つの多相インバータIV1,IV2を構成し、その構成した多相インバータIV1,IV2によってそれぞれモータジェネレータMG1,MG2を駆動するように多相インバータIV1,IV2を制御する。より具体的には、制御装置90は、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低いとき、上アーム群20および下アーム群30により多相インバータIV1を構成し、上アーム群40および下アーム群50により多相インバータIV2を構成する。
一方、制御装置90は、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRN以上であるとき、正母線LN1と負母線LN2との間に並列に接続された2つの多相インバータIV3,IV4を構成し、その構成した多相インバータIV3,IV4によってそれぞれモータジェネレータMG1,MG2を駆動するように多相インバータIV3,IV4を制御する。より具体的には、制御装置90は、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRN以上であるとき、上アーム群20および下アーム群80により多相インバータIV3を構成し、上アーム群70および下アーム群50により多相インバータIV4を構成する。
すなわち、制御装置90は、モータ回転数MRNが低いとき、正母線LN1と負母線LN2との間に直列接続された多相インバータIV1,IV2によってモータジェネレータMG1,MG2を駆動し、モータ回転数MRNが高くなると、正母線LN1と負母線LN2との間に並列接続された多相インバータIV3,IV4によってモータジェネレータMG1,MG2を駆動する。
そして、制御装置90は、信号PWM1〜PWM6をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力して、直列接続された多相インバータIV1,IV2または並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成する。
直列接続された多相インバータIV1,IV2または並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成する具体的な方法について説明する。直列接続された多相インバータIV1,IV2を構成する場合、制御装置90は、上アーム群20,40および下アーム群30,50をスイッチング制御し、上アーム群70および下アーム群80を停止制御する。
図2は、直列接続された2つの多相インバータIV1,IV2を構成する場合の信号のタイミングチャートである。図2を参照して、制御装置90は、直列接続された多相インバータIV1,IV2を構成する場合、上アーム群20をスイッチング制御するための信号PWM1と、下アーム群30をスイッチング制御するための信号PWM21と、上アーム群40をスイッチング制御するための信号PWM31と、下アーム群50をスイッチング制御するための信号PWM4と、上アーム群70を停止制御するための信号PWM51と、下アーム群80を停止制御するための信号PWM61とを生成し、その生成した信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力する。
この場合、信号PWM21は、信号PWM1を反転した信号であり、信号PWM4は、信号PWM31を反転した信号である。
図3は、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続された2つの多相インバータIV1,IV2を構成した場合の回路ブロック図である。図3を参照して、上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40および下アーム群50は、それぞれ、信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4によってスイッチング制御され、上アーム群70および下アーム群80は、それぞれ、信号PWM51,PWM61によって停止される。そして、信号PWM1,PWM21は、相互に反転関係にあり、信号PWM31,PWM4は、相互に反転関係にある。したがって、上アーム群20および下アーム群30は、多相インバータIV1を構成し、上アーム群40および下アーム群50は、多相インバータIV2を構成する。なお、図3においては、上アーム群70および下アーム群80は、停止されるので図示省略されている。
このように、制御装置90が信号PWM1,PWM21,PWM31,PMW4,PWM51,PWM61をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力することによって、多相インバータIV1およびIV2が構成される。
多相インバータIV1において、IGBTQ1,Q2は、U相アームUS1を構成し、IGBTQ3,Q4は、V相アームVS1を構成し、IGBTQ5,Q6は、W相アームWS1を構成する。また、多相インバータIV2において、IGBTQ7,Q8は、U相アームUS2を構成し、IGBTQ9,Q10は、V相アームVS2を構成し、IGBTQ11,Q12は、W相アームWS2を構成する。
多相インバータIV1は、信号PWM1,PWM21によってそれぞれ上アーム群20および下アーム群30がスイッチング制御され、正母線LN1から供給された直流電流を三相交流電流に変換してモータジェネレータMG1へ供給する。そして、多相インバータIV1は、モータジェネレータMG1を流れた電流をノードN1からダイオード60を介して多相インバータIV2へ供給する。
より具体的には、多相インバータIV1は、交流電流をU相アームUS1からモータジェネレータMG1のU相コイルへ供給し、U相コイル→中性点NP1→V相コイルおよびW相コイルを介してV相アームVS1およびW相アームWS1へ流れる交流電流をIGBTQ4,Q6をオンしてノードN1からダイオード60を介して多相インバータIV2へ供給する。また、多相インバータIV1は、交流電流をV相アームVS1からモータジェネレータMG1のV相コイルへ供給し、V相コイル→中性点NP1→W相コイルおよびU相コイルを介してW相アームWS1およびU相アームUS1へ流れる交流電流をIGBTQ6,Q2をオンしてノードN1からダイオード60を介して多相インバータIV2へ供給する。さらに、多相インバータIV1は、交流電流をW相アームWS1からモータジェネレータMG1のW相コイルへ供給し、W相コイル→中性点NP1→U相コイルおよびV相コイルを介してU相アームUS1およびV相アームVS1へ流れる交流電流をIGBTQ2,Q4をオンしてノードN1からダイオード60を介して多相インバータIV2へ供給する。
多相インバータIV2は、ダイオード60を介してノードN2に供給された三相交流電流を信号PWM31,PWM4によってそれぞれ上アーム群40および下アーム群50をスイッチング制御してモータジェネレータMG2へ供給する。
より具体的には、多相インバータIV1のU相アームUS1が交流電流をモータジェネレータMG1に供給しているとき、多相インバータIV2は、ノードN2に供給された交流電流をIGBTQ7をオンしてU相アームUS2からモータジェネレータMG2のU相コイルへ供給し、U相コイル→中性点NP2→V相コイルおよびW相コイルを介してV相アームVS2およびW相アームWS2へ流れる交流電流をIGBTQ10,Q12をオンして負母線LN2へ供給する。また、多相インバータIV1のV相アームVS1が交流電流をモータジェネレータMG1に供給しているとき、多相インバータIV2は、ノードN2に供給された交流電流をIGBTQ9をオンしてV相アームVS2からモータジェネレータMG2のV相コイルへ供給し、V相コイル→中性点NP2→W相コイルおよびU相コイルを介してW相アームWS2およびU相アームUS2へ流れる交流電流をIGBTQ12,Q8をオンして負母線LN2へ供給する。さらに、多相インバータIV1のW相アームWS1が交流電流をモータジェネレータMG1に供給しているとき、多相インバータIV2は、ノードN2に供給された交流電流をIGBTQ11をオンしてW相アームWS2からモータジェネレータMG2のW相コイルへ供給し、W相コイル→中性点NP2→U相コイルおよびV相コイルを介してU相アームUS2およびV相アームVS2へ流れる交流電流をIGBTQ8,Q10をオンして負母線LN2へ供給する。
このようにして、多相インバータIV1は、信号PWM1,PWM21によってモータジェネレータMG1を駆動し、多相インバータIV2は、信号PWM31,PWM4によってモータジェネレータMG2を駆動する。
そして、多相インバータIV1によって生成された三相交流電流は、モータジェネレータMG1を流れた後、多相インバータIV2へ供給され、多相インバータIV2を介してモータジェネレータMG2へ供給される。したがって、モータジェネレータMG1,MG2は、多相インバータIV1,IV2によって駆動される場合、直列に接続される。
上述したように、制御装置90が信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力することによって、直列接続された多相インバータIV1,IV2が構成され、その構成された多相インバータIV1は、信号PWM1,PWM21によってモータジェネレータMG1を駆動し、多相インバータIV2は、信号PWM31,PWM4によってモータジェネレータMG2を駆動する。
したがって、信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61は、直列接続された多相インバータIV1,IV2を構成するとともに、その構成された多相インバータIV1,IV2を駆動する信号である。
次に、並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成する場合について説明する。並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成する場合、制御装置90は、上アーム群20,70および下アーム群50,80をスイッチング制御し、上アーム群30および下アーム群40を停止する。
図4は、並列接続された2つの多相インバータIV3,IV4を構成する場合の信号のタイミングチャートである。図4を参照して、制御装置90は、並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成する場合、上アーム群20をスイッチング制御するための信号PWM1と、下アーム群30を停止制御するための信号PWM22と、上アーム群40を停止制御するための信号PWM32と、下アーム群50をスイッチング制御するための信号PWM4と、上アーム群70をスイッチング制御するための信号PWM52と、下アーム群80をスイッチング制御するための信号PWM62とを生成し、その生成した信号PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力する。
この場合、信号PWM62は、信号PWM1を反転した信号であり、信号PWM4は、信号PWM52を反転した信号である。
図5は、正母線LN1と負母線LN2との間に並列に接続された2つの多相インバータIV3,IV4を構成した場合の回路ブロック図である。図5を参照して、上アーム群20、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80は、それぞれ、信号PWM1,PWM4,PWM52,PWM62によってスイッチング制御され、下アーム群30および上アーム群40は、それぞれ、信号PWM22,PWM32によって停止される。そして、信号PWM1,PWM62は、相互に反転関係にあり、信号PWM4,PWM52は、相互に反転関係にある。したがって、上アーム群20および下アーム群80は、多相インバータIV3を構成し、上アーム群70および下アーム群50は、多相インバータIV4を構成する。なお、図5においては、下アーム群30および上アーム群40は、停止されるので図示省略されている。
このように、制御装置90が信号PWM1,PWM22,PWM32,PMW4,PWM52,PWM62をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力することによって、多相インバータIV3およびIV4が構成される。
多相インバータIV3において、IGBTQ1,Q16は、U相アームUP1を構成し、IGBTQ3,Q17は、V相アームVP1を構成し、IGBTQ5,Q18は、W相アームWP1を構成する。また、多相インバータIV4において、IGBTQ13,Q8は、U相アームUP2を構成し、IGBTQ14,Q10は、V相アームVP2を構成し、IGBTQ15,Q12は、W相アームWP2を構成する。
多相インバータIV3は、信号PWM1,PWM62によってそれぞれ上アーム群20および下アーム群80がスイッチング制御され、正母線LN1から供給された直流電流を三相交流電流に変換してモータジェネレータMG1へ供給し、モータジェネレータMG1を駆動する。
より具体的には、多相インバータIV1は、交流電流をU相アームUP1からモータジェネレータMG1のU相コイルへ供給し、U相コイル→中性点NP1→V相コイルおよびW相コイルを介してV相アームVP1およびW相アームWP1へ流れる交流電流をIGBTQ17,Q18をオンして負母線LN2へ供給する。また、多相インバータIV3は、交流電流をV相アームVP1からモータジェネレータMG1のV相コイルへ供給し、V相コイル→中性点NP1→W相コイルおよびU相コイルを介してW相アームWP1およびU相アームUP1へ流れる交流電流をIGBTQ18,Q16をオンして負母線LN2へ供給する。さらに、多相インバータIV3は、交流電流をW相アームWP1からモータジェネレータMG1のW相コイルへ供給し、W相コイル→中性点NP1→U相コイルおよびV相コイルを介してU相アームUP1およびV相アームVP1へ流れる交流電流をIGBTQ16,Q17をオンして負母線LN2へ供給する。
また、多相インバータIV4は、信号PWM52,PWM4によってそれぞれ上アーム群70および下アーム群50がスイッチング制御され、正母線LN1から供給された直流電流を三相交流電流に変換してモータジェネレータMG2へ供給し、モータジェネレータMG2を駆動する。
より具体的には、多相インバータIV4は、交流電流をU相アームUP2からモータジェネレータMG2のU相コイルへ供給し、U相コイル→中性点NP2→V相コイルおよびW相コイルを介してV相アームVP2およびW相アームWP2へ流れる交流電流をIGBTQ10,Q12をオンして負母線LN2へ供給する。また、多相インバータIV4は、交流電流をV相アームVP2からモータジェネレータMG2のV相コイルへ供給し、V相コイル→中性点NP2→W相コイルおよびU相コイルを介してW相アームWP2およびU相アームUP2へ流れる交流電流をIGBTQ12,Q8をオンして負母線LN2へ供給する。さらに、多相インバータIV4は、交流電流をW相アームWP2からモータジェネレータMG2のW相コイルへ供給し、W相コイル→中性点NP2→U相コイルおよびV相コイルを介してU相アームUP2およびV相アームVP2へ流れる交流電流をIGBTQ8,Q10をオンして負母線LN2へ供給する。
このようにして、多相インバータIV3は、信号PWM1,PWM62によってモータジェネレータMG1を駆動し、多相インバータIV4は、信号PWM52,PWM4によってモータジェネレータMG2を駆動する。
そして、多相インバータIV3によって生成された三相交流電流は、モータジェネレータMG1を流れた後、負母線LN2へ供給され、多相インバータIV4によって生成された三相交流電流は、モータジェネレータMG2を流れた後、負母線LN2へ供給される。したがって、モータジェネレータMG1,MG2は、多相インバータIV3,IV4によって駆動される場合、並列に接続される。
上述したように、制御装置90が信号PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力することによって、並列接続された多相インバータIV3,IV4が構成され、その構成された多相インバータIV3は、信号PWM1,PWM62によってモータジェネレータMG1を駆動し、多相インバータIV4は、信号PWM52,PWM4によってモータジェネレータMG2を駆動する。
したがって、信号PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62は、並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成するとともに、その構成された多相インバータIV3,IV4を駆動する信号である。
上述したように、信号PWM1,PWM21は、多相インバータIV1を駆動し、信号PWM31,PWM4は、多相インバータIV2を駆動する。また、信号PWM1,PWM62は、多相インバータIV3を駆動し、信号PWM4,PWM52は、多相インバータIV4を駆動する。そこで、多相インバータIV1〜IV4を構成するとともに、その構成した多相インバータIV1〜IV4を駆動する信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61;PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62の生成方法について説明する。
図6は、図1に示す制御装置90の機能ブロック図である。図6を参照して、制御装置90は、演算部91と、判定部92と、モータ制御用相電圧演算部93と、インバータ用PWM信号変換部94とを含む。
演算部91は、電流センサー12,13からそれぞれ受けた電流Iu,Iwに基づいて電流Iv=−Iu−Iwを演算し、電流Iu,Iv,Iwからなるモータ電流MCRTをモータ制御用相電圧演算部93へ出力する。
判定部92は、外部ECUから受けたモータ回転数MRNを切換回転数EXMRNと比較する。そして、判定部92は、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低いとき、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続された多相インバータIV1,IV2を構成するための信号SRSを生成してインバータ用PWM信号変換部94へ出力する。また、判定部92は、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRN以上であるとき、正母線LN1と負母線LN2との間に並列に接続された多相インバータIV3,IV4を構成するための信号PRLを生成してインバータ用PWM信号変換部94へ出力する。
モータ制御用相電圧演算部93は、外部ECUからトルク指令値TRを受け、電圧センサー11から電圧Vcを受け、演算部91からモータ電流MCRTを受ける。そして、モータ制御用相電圧演算部93は、これらの入力される信号に基づいて、モータジェネレータMG1(またはMG2)の各相のコイルに印加する電圧を計算し、その計算した結果をインバータ用PWM信号変換部94へ出力する。
インバータ用PWM信号変換部94は、判定部92から信号SRSを受けると、モータ制御用相電圧演算部93から受けた計算結果に基づいて、実際に多相インバータIV1の各IGBTQ1〜Q6をオン/オフする信号PWM1,PWM21と、実際に多相インバータIV2の各IGBTQ7〜Q12をオン/オフする信号PWM31,PWM4と、上アーム群70を停止する信号PWM51と、下アーム群80を停止する信号PWM61とを生成し、その生成した信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力する。
これにより、各IGBTQ1〜Q6は、スイッチング制御され、モータジェネレータMG1が指令されたトルクを出すようにモータジェネレータMG1の各相に流す電流を制御し、各IGBTQ7〜Q12は、スイッチング制御され、モータジェネレータMG2が指令されたトルクを出すようにモータジェネレータMG2の各相に流す電流を制御する。このようにして、モータ駆動電流が制御され、トルク指令値TRに応じたモータトルクが出力される。
また、インバータ用PWM信号変換部94は、判定部92から信号PRLを受けると、モータ制御用相電圧演算部93から受けた計算結果に基づいて、実際に多相インバータIV3の各IGBTQ1,Q3,Q5,Q16〜Q18をオン/オフする信号PWM1,PWM62と、実際に多相インバータIV4の各IGBTQ8,Q10,Q12,Q13〜Q15をオン/オフする信号PWM52,PWM4と、下アーム群30を停止する信号PWM22と、上アーム群40を停止する信号PWM32とを生成し、その生成した信号PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62をそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力する。
これにより、各IGBTQ1,Q3,Q5,Q16〜Q18は、スイッチング制御され、モータジェネレータMG1が指令されたトルクを出すようにモータジェネレータMG1の各相に流す電流を制御し、各IGBTQ8,Q10,Q12,Q13〜Q15は、スイッチング制御され、モータジェネレータMG2が指令されたトルクを出すようにモータジェネレータMG2の各相に流す電流を制御する。このようにして、モータ駆動電流が制御され、トルク指令値TRに応じたモータトルクが出力される。
図7は、トルクとモータ回転数との関係図である。図7を参照して、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続された多相インバータIV1,IV2が構成されるとき、モータジェネレータMG1,MG2には同じ電流が流れるので、モータジェネレータMG1,MG2におけるトルクとモータ回転数との関係は、点A−B−C−Dの経路で示される曲線k1に従って変化する。すなわち、モータジェネレータMG1,MG2は、単体の多相インバータによって駆動される場合の2倍のトルクを出力可能であり、単体の多相インバータによって駆動される場合のモータ回転数と同じモータ回転数まで回転可能である。
一方、正母線LN1と負母線LN2との間に並列に接続された多相インバータIV3,IV4が構成されるとき、モータジェネレータMG1,MG2におけるトルクとモータ回転数との関係は、点E−F−G−Hの経路で示される曲線2に従って変化する。すなわち、モータジェネレータMG1,MG2は、単体の多相インバータによって駆動される場合のトルクと同じトルクを出力可能であり、単体の多相インバータによって駆動される場合のモータ回転数の2倍のモータ回転数まで回転可能である。
モータの低速時は、低回転数、かつ、大トルクの特性が要求されるので、この発明においては、曲線k1と曲線k2との交点Iにおけるモータ回転数を切換回転数EXMRNとした場合、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低いとき、直列接続された多相インバータIV1,IV2によってモータジェネレータMG1,MG2を駆動し、モータ回転数が切換回転数EXMRN以上であるとき、並列接続された多相インバータIV3,IV4によってモータジェネレータMG1,MG2を駆動する。すなわち、この発明においては、トルクとモータ回転数との関係が点A−B−I−F−G−Hの経路で示す曲線k3になるようにモータジェネレータMG1,MG2を駆動する。
再び、図1を参照して、インバータ装置100の全体動作について説明する。なお、図1においては、信号PWM2は、上述した信号PWM21またはPWM22からなり、信号PWM3は、上述した信号PWM31または信号PWM32からなり、信号PWM5は、上述した信号PWM51または信号PWM52からなり、信号PWM6は、上述した信号PWM61または信号PWM62からなる。
インバータ装置100における動作が開始すると、制御装置90は、電圧センサー11から電圧Vcを受け、電流センサー12,13からそれぞれ電流Iu,Iwを受け、外部ECUからモータ回転数MRNおよびトルク指令値TRを受ける。
そして、制御装置90は、電流Iu,Iwに基づいて電流Iv=−Iu−Iwを演算し、電流Iu,Iv,Iwからなるモータ電流MCRTを求める。その後、制御装置90は、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低いか否かを判定し、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低いと判定すると、トルク指令値TR、電圧Vcおよびモータ電流MCRTに基づいて、上述した方法によって、信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61を生成してそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力する。
そうすると、正母線LN1と負母線LN2との間に直列に接続された多相インバータIV1,IV2が構成される。そして、多相インバータIV1は、上アーム群20および下アーム群30がそれぞれ信号PWM1,PWM21によってスイッチング制御され、モータジェネレータMG1のU相コイル、V相コイルおよびW相コイルに三相交流電流を供給してモータジェネレータMG1を駆動する。また、多相インバータIV2は、上アーム群40および下アーム群50がそれぞれ信号PWM31,PWM4によってスイッチング制御され、モータジェネレータMG1に流れる三相交流電流と同じ三相交流電流をモータジェネレータMG2のU相コイル、V相コイルおよびW相コイルに供給してモータジェネレータMG2を駆動する。
これによって、モータジェネレータMG1,MG2は、図7に示す曲線k3の点A−B−Iの経路に沿ってトルクとモータ回転数との関係が変化するように駆動される。そして、モータ回転数が高速になると、モータジェネレータMG1,MG2における逆起電圧も増大し、バッテリBの電源電圧値に近づいて十分なモータ電流をモータジェネレータMG1,MG2に流せなくなる。この状態で、正母線LN1と負母線LN2との間に並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成すると、モータジェネレータMG1,MG2における各モータ巻線の逆起電圧は、バッテリBの電源電圧に対して十分に小さくなり、高速までモータジェネレータMG1,MG2を駆動できるようになる。
そこで、モータ回転数が高速になり、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNに到達すると、制御装置90は、トルク指令値TR、電圧Vcおよびモータ電流MCRTに基づいて、上述した方法によって信号PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62を生成してそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力する。
そうすると、正母線LN1と負母線LN2との間に並列に接続された多相インバータIV3,IV4が構成される。そして、多相インバータIV3は、信号PWM1,PWM62によってバッテリBから供給された直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG1を駆動し、多相インバータIV4は、信号PWM32,PWM4によってバッテリBから供給された直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG2を駆動する。
これによって、モータジェネレータMG1,MG2は、図7に示す曲線k3の点I−F−G−Hの経路に沿ってトルクとモータ回転数との関係が変化するように駆動される。そして、モータジェネレータMG1,MG2の回転数は、モータジェネレータMG1,MG2が単体で駆動される場合のモータ回転数の2倍のモータ回転数まで到達する。
その後、モータ回転数MRNが切換回転数MRNまで低下すると、上述した方法によって、多相インバータIV1,IV2が再び構成され、モータジェネレータMG1,MG2は、直列接続された多相インバータIV1,IV2によって駆動される。
そして、インバータ装置100は、モータジェネレータMG1,MG2を回生モードで駆動する場合にも、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低い領域においては、多相インバータIV1,IV2によってモータジェネレータMG1,MG2を駆動し、モータ回転数が切換回転数EXMRN以上の領域においては、多相インバータIV3,IV4によってモータジェネレータMG1,MG2を駆動する。
この場合、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRN以上の領域から切換回転数EXMRNよりも低い領域へ低下すると、多相インバータIV1,IV2は、モータジェネレータMG1,MG2によって発電され、かつ、多相インバータIV3,IV4によって変換された直流電圧の2倍の直流電圧を生成してバッテリBを充電する。その結果、正母線LN1と負母線LN2との間に構成される2つの多相インバータを並列接続から直列接続に切換える時、バッテリBの電源電圧以上の直流電圧を発電でき、その発電した直流電圧によってバッテリBを充電できる。
上述したように、インバータ装置100は、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNよりも低いとき、正母線LN1と負母線LN2との間に直列接続された多相インバータIV1,IV2を構成し、その構成した多相インバータIV1,IV2によってモータジェネレータMG1,MG2を力行モードまたは回生モードで駆動し、モータ回転数MRNが切換回転数EXMRNに到達すると、正母線LN1と負母線LN2との間に並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成し、その構成した多相インバータIV3,IV4によってモータジェネレータMG1,MG2を力行モードまたは回生モードで駆動する。
そして、上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80の相互の接続を保持したまま、上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80をスイッチング制御する信号PWM1〜PWM6によって、直列接続された多相インバータIV1,IV2、または並列接続された多相インバータIV3,IV4が構成される。
したがって、この発明においては、上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80を図1に示す態様で正母線LN1と負母線LN2との間に接続し、上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80の相互の接続を保持したまま、上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80をそれぞれスイッチング制御する信号PWM1〜PWM6によって、直列接続された多相インバータIV1,IV2、または並列接続された多相インバータIV3,IV4を構成することを特徴とする。
この特徴により、リレーを用いずに複数の多相インバータの接続を直列接続と並列接続との間で相互に切換えることができる。その結果、複数の多相インバータの接続を迅速に制御できる。
インバータ装置100およびモータジェネレータMG1,MG2は、一般的には、車両に搭載され、モータジェネレータMG1,MG2は、車両の駆動輪を駆動する。そして、車両の低速時においては、直列接続された多相インバータIV1,IV2が構成され、モータジェネレータMG1,MG2は、低回転数、かつ、通常の2倍のトルクで車両の駆動輪を駆動し、車両の速度が速くなると、並列接続された多相インバータIV3,IV4が構成され、モータジェネレータMG1,MG2は、高回転数、かつ、通常のトルクで車両の駆動輪を駆動する。その結果、車両の乗り心地を向上できる。
なお、上記においては、モータジェネレータMG1,MG2は、同じモータ回転数および同じトルクで駆動されるモータジェネレータであると説明したが、この発明においては、これに限らず、モータジェネレータMG1,MG2は、モータ回転数−トルクの特性が異なるモータジェネレータであってもよい。
この場合、モータジェネレータMG1,MG2のモータ回転数をそれぞれモータ回転数MRN1,MRN2とし、モータジェネレータMG1,MG2のトルク指令値をそれぞれトルク指令値TR1,TR2とすると、直列接続された多相インバータIV1,IV2が構成される場合、図7の点A−B間におけるトルクは、TR1+TR2となり、点G−H間におけるモータ回転数は、MRN1+MRN2となる。また、モータジェネレータMG1,MG2のU相コイルまたはW相コイルに流れる電流は、上述したように1つの電流センサー12または13によって検出できず、モータジェネレータMG1のU相コイルおよびW相コイルに流れる電流を検出するために2つの電流センサーが必要であり、モータジェネレータMG2のU相コイルおよびW相コイルに流れる電流を検出するために2つの電流センサーが必要である。つまり、モータジェネレータMG1,MG2のU相コイルおよびW相コイルに流れる電流は、別々の電流センサーによって検出される。
また、上記においては、正母線LN1と負母線LN2との間に、直列接続された2つの多相インバータIV1,IV2、または並列接続された2つの多相インバータIV3,IV4が構成されると説明したが、この発明においては、これに限らず、正母線LN1と負母線LN2との間に、直列接続された3個以上の多相インバータ、または並列接続された3個以上の多相インバータを構成するようにしてもよい。
さらに、制御装置90は、信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61を生成してそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力することによって多相インバータIV1(上アーム群20および下アーム群30からなる)と多相インバータIV2(上アーム群40および下アーム群50からなる)とを構成し、信号PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62を生成してそれぞれ上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80へ出力することによって多相インバータIV3(上アーム群20および下アーム群80からなる)と多相インバータIV4(上アーム群70および下アーム群50からなる)とを構成するが、信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61を出力した後に信号PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62を出力することは、正母線LN1と負母線LN2との間に構成された2つの多相インバータの接続を直列接続から並列接続へ切換えることに相当し、信号PWM1,PWM22,PWM32,PWM4,PWM52,PWM62を出力した後に信号PWM1,PWM21,PWM31,PWM4,PWM51,PWM61を出力することは、正母線LN1と負母線LN2との間に構成された2つの多相インバータの接続を並列接続から直列接続へ切換えることに相当する。
したがって、制御装置90は、正母線LN1と負母線LN2との間に構成された2つの多相インバータの接続を図7に示す曲線k3に従って直列接続と並列接続との間で相互に切換える機能も果たす。
さらに、上記においては、上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80の各々は、IGBTによって構成されると説明したが、この発明においては、これに限らず、上アーム群20、下アーム群30、上アーム群40、下アーム群50、上アーム群70および下アーム群80の各々は、MOSトランジスタおよびバイポーラトランジスタ等の半導体スイッチング素子によって構成されていればよい。
この発明においては、バッテリBは、正母線LN1と負母線LN2との間に電圧を供給する「電圧供給手段」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、リレーを用いずに複数の多相インバータの接続を直列接続または並列接続に切換え可能なインバータ装置に適用される。
この発明の実施の形態によるインバータ装置の回路ブロック図である。 直列に接続された2つの多相インバータを構成する場合の信号のタイミングチャートである。 正母線と負母線との間に直列に接続された2つの多相インバータを構成した場合の回路ブロック図である。 並列接続された2つの多相インバータを構成する場合の信号のタイミングチャートである。 正母線と負母線との間に並列に接続された2つの多相インバータを構成した場合の回路ブロック図である。 図1に示す制御装置の機能ブロック図である。 トルクとモータ回転数との関係図である。
符号の説明
10 コンデンサ、11 電圧センサー、12,13 電流センサー、20,40,70 上アーム群、30,50,80 下アーム群、60,D1〜D18 ダイオード、90 制御装置、91 演算部、92 判定部、93 モータ制御用相電圧演算部、94 インバータ用PWM信号変換部、100 インバータ装置、B バッテリ、Q1〜Q18 IGBT、MG1,MG2 モータジェネレータ、LN1 正母線、LN2 負母線、M1,M2,MU1,MV1,MW1,MU2,MV2,MW2 中点、IV1〜IV4 多相インバータ。

Claims (8)

  1. 正母線と負母線との間に直列または並列に接続される第1および第2の多相インバータを備えるインバータ装置であって、
    前記正母線側から前記負母線側へ順次配置され、前記正母線と前記負母線との間に直列に接続された第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群および第2の下アーム群と、
    前記第1の上アーム群と前記第1の下アーム群との接続点である第1の中点と前記負母線との間に接続された第3の下アーム群と、
    前記第2の上アーム群と前記第2の下アーム群との接続点である第2の中点と前記正母線との間に接続された第3の上アーム群と、
    前記正母線と前記負母線との間に電圧を供給する電圧供給手段とを備え、
    前記第1および第2の多相インバータの直列接続時、前記第1の上アーム群および第1の下アーム群は、スイッチング制御されて前記第1の多相インバータを構成し、前記第2の上アーム群および第2の下アーム群は、前記スイッチング制御されて前記第2の多相インバータを構成し、
    前記第1および第2の多相インバータの並列接続時、前記第1の上アーム群および前記第3の下アーム群は、前記スイッチング制御されて前記第1の多相インバータを構成し、前記第3の上アーム群および前記第2の下アーム群は、前記スイッチング制御されて前記第2の多相インバータを構成する、インバータ装置。
  2. 前記第1および第2の多相インバータの直列接続時、前記第1の上アーム群、前記第1の下アーム群、前記第2の上アーム群および前記第2の下アーム群を前記スイッチング制御し、かつ、前記第3の上アーム群および前記第3の下アーム群を停止制御し、前記第1および第2の多相インバータの並列接続時、前記第1の上アーム群、前記第2の下アーム群、前記第3の上アーム群および前記第3の下アーム群を前記スイッチング制御し、かつ、前記第1の下アーム群および前記第2の上アーム群を前記停止制御する制御手段をさらに備える、請求項1に記載のインバータ装置。
  3. 正母線と負母線との間に直列または並列に接続される第1および第2の多相インバータを備えるインバータ装置であって、
    前記正母線側から前記負母線側へ順次配置され、前記正母線と前記負母線との間に直列に接続された第1の上アーム群、第1の下アーム群、第2の上アーム群および第2の下アーム群と、
    前記第1の上アーム群と前記第1の下アーム群との接続点である第1の中点と前記負母線との間に接続された第3の下アーム群と、
    前記第2の上アーム群と前記第2の下アーム群との接続点である第2の中点と前記正母線との間に接続された第3の上アーム群と、
    前記第1の上アーム群、前記第1の下アーム群、前記第2の上アーム群、前記第2の下アーム群、前記第3の上アーム群および前記第3の下アーム群の動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記第1の上アーム群および前記第1の下アーム群を前記第1の多相インバータとしてスイッチング制御し、かつ、前記第2の上アーム群および前記第2の下アーム群を前記第2の多相インバータとしてスイッチング制御し、かつ、前記第3の上アーム群および前記第3の下アーム群を停止制御することによって、各アーム群の相互の接続を維持したまま、前記正母線と前記負母線との間に直列に接続される前記第1および第2の多相インバータを構成し、さらに
    前記第1の上アーム群および前記第3の下アーム群を前記第1の多相インバータとしてスイッチング制御し、かつ、前記第3の上アーム群および前記第2の下アーム群を前記第2の多相インバータとしてスイッチング制御し、かつ、前記第1の下アーム群および前記第2の上アーム群を停止制御することによって、各アーム群の相互の接続を維持したまま、前記正母線と前記負母線との間に並列に接続される前記第1および第2の多相インバータを構成する、インバータ装置。
  4. 前記第1の中点には、前記第1の多相インバータによって駆動される第1の多相モータが接続され、
    前記第2の中点には、前記第2の多相インバータによって駆動される第2の多相モータが接続される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインバータ装置。
  5. 前記第1の多相モータの各相電流と、第2の多相モータの各相電流とを検出する電流センサーをさらに備える、請求項4に記載のインバータ装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1および第2の多相モータの回転数が所定値よりも低いとき、前記第1の上アーム群、前記第1の下アーム群、前記第2の上アーム群および前記第2の下アーム群をスイッチング制御し、かつ、前記第3の上アーム群および前記第3の下アーム群を停止制御し、前記第1および第2の多相モータの回転数が前記所定値以上であるとき、前記第1の上アーム群、前記第2の下アーム群、前記第3の上アーム群および前記第3の下アーム群をスイッチング制御し、かつ、前記第1の下アーム群および前記第2の上アーム群を停止制御する、請求項4に記載のインバータ装置。
  7. 前記第1および第2の多相モータは、車両の駆動輪を駆動するモータである、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載のインバータ装置。
  8. 前記第1の上アーム群、前記第1の下アーム群、前記第2の上アーム群、前記第2の下アーム群、前記第3の上アーム群および前記第3の下アーム群の各々は、半導体スイッチング素子からなる、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のインバータ装置。
JP2004033505A 2004-02-10 2004-02-10 インバータ装置 Expired - Fee Related JP4397244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004033505A JP4397244B2 (ja) 2004-02-10 2004-02-10 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004033505A JP4397244B2 (ja) 2004-02-10 2004-02-10 インバータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005229669A JP2005229669A (ja) 2005-08-25
JP4397244B2 true JP4397244B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=35003962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004033505A Expired - Fee Related JP4397244B2 (ja) 2004-02-10 2004-02-10 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4397244B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4784242B2 (ja) * 2005-10-03 2011-10-05 日産自動車株式会社 電力変換システムおよびこれをを有する電動車両
WO2012105266A1 (ja) 2011-02-03 2012-08-09 パナソニック株式会社 モータ駆動装置
JP5733326B2 (ja) * 2013-02-21 2015-06-10 株式会社安川電機 電流形インバータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005229669A (ja) 2005-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10507731B2 (en) Electric power system
JP6394030B2 (ja) インバータ制御装置
JP4280573B2 (ja) 負荷駆動装置
JP6426426B2 (ja) 電動機駆動装置
JP6426465B2 (ja) 電力変換装置
JP6348424B2 (ja) 電力変換装置
JP2020137233A (ja) 電力変換装置、発電電動機の制御装置、および、電動パワーステアリング装置
JP2017200284A (ja) 動力出力装置
JP6669532B2 (ja) 電力変換装置
CN113039715B (zh) 驱动系统
JP2004088866A (ja) 電圧変換装置、判定方法、電圧変換における異常原因の判定をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP4049038B2 (ja) 負荷駆動装置および負荷駆動装置における電圧変換の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP3975162B2 (ja) インバータ装置およびそれを用いた電動機一体インバータ装置
JP6827560B2 (ja) 回転電機制御装置及び電動車両
JP6392464B2 (ja) 車両用駆動装置、車両用駆動システム、および、車両用駆動装置の制御方法
JP2013090350A (ja) 電力変換装置
JP4397244B2 (ja) インバータ装置
JP2004201453A (ja) 直流3相ブラシレスモータの駆動装置
JP2011244577A (ja) インバータ回路故障検出装置
US11632070B2 (en) Drive system
JP3931734B2 (ja) 電気負荷駆動装置
US20190381890A1 (en) Common mode current reduction hybrid drive system
JP2015177698A (ja) 電力変換装置
JP2015006021A (ja) モータ駆動装置及びモータ
JP2009284630A (ja) 充電制御装置およびそれを備えた車両

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20051129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091020

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4397244

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees