JP4396336B2 - 圧電振動素子、およびこれを用いた圧電振動子 - Google Patents
圧電振動素子、およびこれを用いた圧電振動子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4396336B2 JP4396336B2 JP2004073655A JP2004073655A JP4396336B2 JP 4396336 B2 JP4396336 B2 JP 4396336B2 JP 2004073655 A JP2004073655 A JP 2004073655A JP 2004073655 A JP2004073655 A JP 2004073655A JP 4396336 B2 JP4396336 B2 JP 4396336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- vibration element
- piezoelectric vibration
- crystal resonator
- thick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 39
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 38
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 24
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 10
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 91
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 238000001723 curing Methods 0.000 description 13
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 13
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 238000009420 retrofitting Methods 0.000 description 4
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 3
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 2
- WSMQKESQZFQMFW-UHFFFAOYSA-N 5-methyl-pyrazole-3-carboxylic acid Chemical compound CC1=CC(C(O)=O)=NN1 WSMQKESQZFQMFW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000003431 cross linking reagent Substances 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- PSHMSSXLYVAENJ-UHFFFAOYSA-N dilithium;[oxido(oxoboranyloxy)boranyl]oxy-oxoboranyloxyborinate Chemical compound [Li+].[Li+].O=BOB([O-])OB([O-])OB=O PSHMSSXLYVAENJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000013007 heat curing Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N lithium niobate Chemical compound [Li+].[O-][Nb](=O)=O GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 239000000178 monomer Substances 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- UKDIAJWKFXFVFG-UHFFFAOYSA-N potassium;oxido(dioxo)niobium Chemical compound [K+].[O-][Nb](=O)=O UKDIAJWKFXFVFG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 description 1
- 239000012260 resinous material Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 229920001059 synthetic polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920006305 unsaturated polyester Polymers 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
これは圧電振動片の縁部における一端を導電性接着材によってパッケージベース(表面実装容器)に固定し、他端は自由端とすることで、温度変化により生じるパッケージベースとの膨張係数の差違による熱膨張ストレスが圧電振動片に与える影響を回避する上で有効な構造として知られている。
この公報に示される方法について、図5を用いて簡単に説明する。
図5は、従来の片端支持型圧電振動子の製造方法を説明するための図であり、同図(a)は水晶振動素子の構成例を示す平面図、同図(b)は片端支持型水晶振動子の構成例を示す断面図である。
そして、このような水晶振動素子10を用いて水晶振動子を構成するとき、同図(b)に示す如く搭載される。即ち、上面が開口した矩形箱状のセラミック製のパッケージベース20と、このパッケージベース20内に傾斜した状態で収納された平板状の水晶振動素子10と、この水晶振動素子10をパッケージベース20に固着するために塗布した導電性接着剤30と、矩形平板状の金属製リッド40を備えて構成される片端支持型水晶振動子の例を示している。
そして、水晶振動子の最終的な形態としては、パッケージベース20の上方開口部を金属製リッド40で被覆して内部を気密に封止する。
このとき導電性接着剤30は、エポキシ系の熱硬化性接着剤であるため硬化する際に分子間の架橋反応による収縮を伴う。その際の導電性接着剤30の収縮量は、水晶振動素子10とパッド電極部24との間に介在する導電性接着剤30の厚みに比例する。
即ち、段差部23の上面において角部から離れるに従って次第に導電性接着剤30の厚みが増していくので、水晶振動素子10の固定側端部は角部での接触部分を支点として反時計方向へ僅かに回転する。
水晶振動素子10の回転によって、パッケージベース20の内部底面に接触していた水晶振動素子10の固定側端部とは逆の端部(以下、自由端という)が、図中の矢印で示すように僅かに持ち上がり、パッケージベース20の間に隙間ができる。
そして、キュア炉から出して導電性接着剤30の硬化が完了すると、水晶振動素子10の自由端が持ち上がった状態が保たれ、片端支持型の水晶振動子を得ることができる。
図6は、従来の片端支持型圧電振動子の他の実施例を説明するための断面図である。なお、上述の図5に示したものと同様の機能部位については同一の符号を付してその説明を省略し、リッド(蓋)やパッケージベースの周壁は図示を省略する。
即ち、この例に示す片端支持型水晶振動子は、水晶振動素子10を、パッド電極部(接続パッド)24を有するパッケージベース(平板状配線基板)20に、導電性接着剤(導電性樹脂接着剤)30を用いて接合して片持ち支持するにあたり、前記パッケージベース20の内部底面上であって、且つパッド電極部24の中央寄りの辺に沿って樹脂製の支点部材50を設けておき、この支点部材50の外側に配置された導電性接着剤30が収縮を伴いながら硬化することで、水晶振動素子10の自由端側を持ち上げるようにした片端支持型水晶振動子となっている。
このようにして支点部材50による凸部を追加すれば、パッケージベース20の内部底面に段差部を設けてその角部を支点に用いる必要がなくなるので、パッケージベース20への加工の手間が無くなる。
また、特許文献2に示された他の例のように水晶振動素子10に金属製の支点部材50を付加し同様に機能させるようにした場合にあっても、水晶振動素子10に対する支点部材50の配置位置合わせと、パッケージベース20のパッド電極24に対する水晶振動素子10とが必要となり、2段階の位置合わせの手間がかかってしまう。
水晶振動素子10、支点部材50、パッド電極24、および導電性接着剤30の位置関係が正確であることが求められ、何れかの位置がズレてしまうと水晶振動素子10の自由端が持ち上がらなくなってしまうことになる。
仮に、位置ズレが生じて水晶振動素子10の自由端が持ち上がらない状態での水晶振動子が完成したとすると、その水晶振動子は外部からの振動が与えられたときに、パッケージベース20に当接している自由端を伝って水晶振動素子10の励振周波数に影響を与え、これにより位相雑音特性および周波数安定度に劣化が生じてしまう。
また、本発明に係る圧電振動素子の請求項2の発明は、請求項1に記載の圧電振動素子において、前記ランド電極の圧電振動片中央寄り近傍に前記第1の厚肉部が配置されていることを特徴とする。これによれば、圧電振動素子のマウント時(導通固定段階)における導電性接着剤の充分な収納領域を圧電振動素子の固定端縁側の下面に確保することができ、且つ、支点となる第1の厚肉部を中心としてその左右の重量バランスが適切に調整され導電性接着剤の硬化時収縮による圧電振動素子の回動がスムースになる。
また、本発明に係る圧電振動素子の請求項3の発明は、請求項1または2に記載の圧電振動素子において、前記第1の厚肉部の厚みと前記第2の厚肉部の厚みとが互いに等しく、前記第1の厚肉部と前記第2の厚肉部とを除く部分がエッチングにより形成されたことを特徴とする。これによれば、機械加工するよりも正確な加工ができるのみならず、二つの厚肉部は手順・時間・環境を全く同一の工程にて形成することができる。また、本発明に係る圧電振動素子の請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の圧電振動素子において、前記第1の厚肉部と前記薄肉部とが、前記圧電振動片の一方の主面に形成された凸部、或いは前記圧電振動子の両主面に形成された凸部により構成されていることを特徴とする。これによれば、明らかな角部が出現するので、連続的に緩やかな厚み差を与える場合に比べ、位置合わせすべき基準点が明確となる。
また、本発明に係る圧電振動子の請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の圧電振動素子と、前記圧電振動素子を収容すると共に内底面に接続パッドを有するパッケージと、を備えた圧電振動子であって、前記第1の厚肉部が前記接続パッドの内方寄りに位置するよう、前記圧電振動素子を前記パッケージの内底面に搭載し、前記ランド電極と前記接続パッドとを導電性接着剤により導通固定したことを特徴とする。これによれば、パッケージベースのパッド電極に対する圧電振動素子の位置合わせのみの1段階の位置合わせで済み、位置関係のズレの発生を少なくすることができる。
また、本発明に係る圧電振動子の請求項6の発明は、請求項5に記載の圧電振動子において、前記パッケージの内底面に、前記圧電振動片の第2の厚肉部に対応する窪みを設けたことを特徴とする。これによれば、前記圧電振動片の2つの厚肉部はその厚みが互いに等しい場合にあっても、第2の厚肉部がパッケージベースの内底面に接触してしまうことを確実に防止することができる。
図1は本発明に係わる圧電振動素子の片端支持構造に用いる圧電振動素子の形態例を示す図であり、同図(a)は断面図を示し、(b)は平面図を示す。なお、圧電振動素子として水晶振動素子を用いた場合を例に以下に説明する。
この例に示す水晶振動素子1は、水晶振動片2の両面に励振電極12及び13と、これら励振電極から夫々リード電極12bおよび13bにより延設され当該水晶振動片2の一方の短辺側に集成したランド電極12a及び13aとを有している。
本発明において特徴的な点は水晶振動素子の形状にあり、同図(a)に示す如く、水晶振動片2の長辺中において厚さ(高さ)を異にして突出する厚肉部位が少なくとも2箇所ある。
この2箇所の突出部を、それぞれ第一の凸部(高さH1、幅W1)、第2の凸部(高さH2、幅W2)と称して説明する。
同図(b)に示すように、ここでは何れの凸部も水晶振動片2の幅方向(短辺と並行)に均一に延設されており、第一の凸部はランド電極12a及び13aとの密接な位置関係にあり、第2の凸部は励振電極12及び13との密接な位置関係にある。
また、第一の凸部の凸幅(W1)は、材質である水晶の機械的強度を考慮して、支点として機能するに必要最小限の幅とするのが好ましい。
ここではメサ状加工する場合について、その工程として水晶振動片2の表裏の両主面にフォトリソグラフィ技術を用いてマスクパターン形成し、エッチングにより露出している水晶部分を融解することで厚み加工を施す例を説明する。
この後、第一及び第二の凸部に対応する部分のみならず、最終的に切り出そうとする水晶振動片2に対応する矩形部分をマスキングするためのマスクパターンを形成する。こうして再度、エッチングを行って水晶振動片2を個片分割し、マスクパターンを洗浄により除去すれば、この図に示すような第一及び第二の凸部を有する水晶振動素子1が得られる。
また、ランド電極12a及び13aの形成において、他面側への折り返し部を蒸着形成することを考慮して、水晶ウェハ(母板)を個片にする前に、夫々の水晶振動片の側端面に相当する位置に穴を貫通させておき、その穴の内面に金属膜を形成しておくようにして良い。
この例に示す圧電振動素子の片端支持構造は、上述の図1に示した水晶振動素子1を用いたものであり、水晶振動素子1を、パッド電極部24を有するパッケージベース20に、導電性接着剤30を用いて接合して片持ち支持している。
水晶振動素子1は、第一及び第二の凸部の高さが等しく(H1=H2)形成されている。
パッケージベース20は、上面が開口した矩形箱状のセラミック製のものであり、その内部底面21の周囲には段差部23を有している。つまり、中央部が窪んでいる。
パッケージベース20の段差部23の上面の一部に一対のパッド電極部24があり、このパッド電極部24と水晶振動素子1のランド電極12a及び13aとが対応する。
また、導電性接着剤30は、硬化時に収縮を伴う樹脂性のものである。特に、加熱により収縮する特性(熱収縮性)を持つ樹脂組成物を材料に混成されており、例えば、不飽和ポリエステル系の合成高分子化合物を用いたもの等が良い。収縮率は架橋剤として配合されるモノマーの種類や含有量によって左右する傾向があるので、接着特性と収縮率とを加味した上で、導電性接着剤30の材質を選択する必要がある。
水晶振動素子1を載置するとき、図のように水晶振動素子1の第1の凸部がパッド電極部24の内方(パッケージベースの中心に近い方)寄りに位置するよう合わせて搭載する。この時は、まだ、水晶振動素子1の自由端側は反対側の段差部上面に接触した状態で傾斜している。導電性接着剤30は、水晶振動素子1の第1の凸部と端縁の間の空間を充分に満たす程度の塗布量が必要である。つまり、水晶振動素子1が傾斜した状態において、導電性接着剤30は第1の凸部から端縁方向に離れるに従って次第に厚みが増している。
次に、キュア炉に入れて加熱硬化工程に入ると、導電性接着剤30は硬化する際に分子間の架橋反応による収縮が生じる。これにより、水晶振動素子1の固定端側の端縁は、パッド電極部24に引きつけられることになり、水晶振動素子1の第1の凸部を支点として反時計回り(図中の矢印の方向)に僅かに回転するので、水晶振動素子1の自由端側の端縁が持ち上がる。
図3は、本発明に係る圧電振動素子の片端支持構造を用いた水晶振動子の第2の実施の形態の例を示す断面図である。
即ち、水晶ウェハの段階において、フォトリソグラフィー工程とエッチング工程により形状加工する面を一方の面のみとして、第一の凸部および第2の凸部を形成した水晶振動片2を用いて水晶振動素子1を生成する。そして、第一の凸部および第2の凸部を形成した面を下面として水晶振動素子1を搭載することで、上述と同様に機能して水晶振動素子1の自由端側の端縁を持ち上げることができる。
図4は、本発明に係る圧電振動素子の片端支持構造を用いた水晶振動子の第3の実施の形態の例を示す断面図である。
この例の場合、マスキングとエッチングの工程が増えることになるが、H1>H2としておき、導電性接着剤30の硬化時収縮により反時計回りに回動して水晶振動素子1がほぼ水平に固定されれば、自由端の端縁部あるいは第二の凸部の自由端側角部がパッケージベース20に当接することなく保持されるので、パッケージベース20の内部底面21に段差部24を設けなくて済む。
そして、第一の凸部を支点として機能させるべく、この第一の凸部を表面実装容器(パッケージベース)に設けられた接続パッド(パッド電極)の内方に位置させるよう圧電振動素子と表面実装容器とを対応させるよう位置合わせした状態で載置し、導電性接着剤を硬化・収縮させることにより前記圧電振動素子のランド電極配置側とは反対側の端部(自由端)を持ち上げられた状態に導通固定することができるので、支点とする凸部の後付追加工程が不要となり、且つ、位置関係のズレの発生を少なくすることができる。
2・・・水晶振動片
10・・・水晶振動素子
11・・・水晶振動片
12、13・・・励振電極
12a、13a・・・ランド電極
12b、13b・・・リード電極
20・・・パッケージベース
21・・・内部底面
22・・・周壁
23・・・段差部
24・・・パッド電極
30・・・導電性接着剤
40・・・リッド
Claims (6)
- 圧電振動片と、前記圧電振動片の両主面に形成された励振電極と、前記圧電振動片の一端近傍に形成されたランド電極と、前記励振電極と前記ランド電極とを接続する為のリード電極と、を備えた圧電振動素子であって、
前記圧電振動片は、第1の厚肉部と、前記第1の厚肉部よりも厚みの小さい薄肉部と、前記励振電極を有する第2の厚肉部と、を備え、
前記薄肉部が、前記圧電振動片の一端の前記ランド電極が配置された領域に設けられたものであり、
前記第1の厚肉部が、前記ランド電極が配置された領域に前記薄肉部と隣接するように設けられたものであることを特徴とする圧電振動素子。 - 前記ランド電極の圧電振動片中央寄り近傍に前記第1の厚肉部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電振動素子。
- 前記第1の厚肉部の厚みと前記第2の厚肉部の厚みとが互いに等しく、前記第1の厚肉部と前記第2の厚肉部とを除く部分がエッチングにより形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の圧電振動素子。
- 前記第1の厚肉部と前記薄肉部とが、前記圧電振動片の一方の主面に形成された凸部、或いは前記圧電振動子の両主面に形成された凸部により構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の圧電振動素子。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の圧電振動素子と、
前記圧電振動素子を収容すると共に内底面に接続パッドを有するパッケージと、を備えた圧電振動子であって、
前記第1の厚肉部が前記接続パッドの内方寄りに位置するよう、前記圧電振動素子を前記パッケージの内底面に搭載し、前記ランド電極と前記接続パッドとを導電性接着剤により導通固定したことを特徴とする圧電振動子。 - 前記パッケージの内底面に、前記圧電振動片の第2の厚肉部に対応する窪みを設けたことを特徴とする請求項5に記載の圧電振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004073655A JP4396336B2 (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 圧電振動素子、およびこれを用いた圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004073655A JP4396336B2 (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 圧電振動素子、およびこれを用いた圧電振動子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005268830A JP2005268830A (ja) | 2005-09-29 |
JP4396336B2 true JP4396336B2 (ja) | 2010-01-13 |
Family
ID=35092965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004073655A Expired - Fee Related JP4396336B2 (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 圧電振動素子、およびこれを用いた圧電振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4396336B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4572807B2 (ja) | 2005-10-31 | 2010-11-04 | エプソントヨコム株式会社 | メサ型圧電振動片 |
JP2008060957A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Kyocera Kinseki Corp | 圧電発振器 |
JP5245731B2 (ja) * | 2008-11-06 | 2013-07-24 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電素子製造方法 |
JP5471303B2 (ja) * | 2009-10-27 | 2014-04-16 | セイコーエプソン株式会社 | 振動片及び振動子 |
JP5772082B2 (ja) * | 2011-03-09 | 2015-09-02 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電振動素子、圧電振動子、圧電発振器及び電子デバイス |
JP5772081B2 (ja) * | 2011-03-09 | 2015-09-02 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電振動素子、圧電振動子、圧電発振器及び電子デバイス |
KR101906589B1 (ko) * | 2011-08-30 | 2018-10-11 | 한국전자통신연구원 | 압전 에너지 하베스팅/저장 장치 및 그 제조 방법 |
JP6168801B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2017-07-26 | エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 | 圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器、および電波時計 |
JP2014179770A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Sii Crystal Technology Inc | 水晶振動子、発振器、電子機器及び電波時計 |
JP6256036B2 (ja) * | 2014-01-21 | 2018-01-10 | セイコーエプソン株式会社 | 振動子、発振器、電子機器及び移動体 |
JP5800043B2 (ja) * | 2014-02-05 | 2015-10-28 | セイコーエプソン株式会社 | 振動片および振動子 |
JP5949882B2 (ja) * | 2014-11-20 | 2016-07-13 | セイコーエプソン株式会社 | 振動片の製造方法 |
JP6395904B2 (ja) * | 2017-06-26 | 2018-09-26 | エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 | 圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器、および電波時計 |
-
2004
- 2004-03-16 JP JP2004073655A patent/JP4396336B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005268830A (ja) | 2005-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8810112B2 (en) | Piezoelectric devices and methods for manufacturing piezoelectric substrates used in such devices | |
JP4396336B2 (ja) | 圧電振動素子、およびこれを用いた圧電振動子 | |
JP4001029B2 (ja) | 音叉型圧電振動片及びその製造方法、圧電デバイス | |
US9837982B2 (en) | Vibrating element, vibrator, oscillator, and electronic device with stepped excitation section | |
US6927530B2 (en) | Vibrating piece, vibrator, oscillator, and electronic device | |
JP5883665B2 (ja) | 水晶振動片及び水晶デバイス | |
JP3840698B2 (ja) | 圧電振動子 | |
KR20120135058A (ko) | 압전 진동 소자, 압전 진동 소자의 제조 방법, 압전 진동자, 전자 디바이스 및, 전자 기기 | |
US6590315B2 (en) | Surface mount quartz crystal resonators and methods for making same | |
EP0641073B1 (en) | Packaged piezoelectric resonator | |
JP6252209B2 (ja) | 圧電振動片および当該圧電振動片を用いた圧電デバイス | |
JP2011109681A (ja) | 表面実装型圧電デバイス | |
US8779652B2 (en) | At-cut quartz-crystal vibrating pieces and devices, and methods for manufacturing same | |
JP2000278079A (ja) | 圧電デバイス | |
JP2008219827A (ja) | 圧電振動片、および圧電デバイス | |
JP5239784B2 (ja) | 圧電振動デバイス | |
JP5742620B2 (ja) | 水晶振動子および水晶振動子の製造方法 | |
US20080084251A1 (en) | Tuning-Fork Type Piezoelectric Vibrating Piece and Oscillator | |
JP6756564B2 (ja) | 水晶素子、水晶デバイスおよび水晶素子の製造方法 | |
JP4363859B2 (ja) | 水晶発振器の製造方法 | |
JP2012065000A (ja) | 圧電振動片、圧電振動子 | |
CN114208027A (zh) | 压电振动板、压电振动器件以及压电振动器件的制造方法 | |
JP4398233B2 (ja) | 圧電発振器の製造方法 | |
US20230106055A1 (en) | Resonator Component, Resonator Device, And Method Of Manufacturing Resonator Component | |
US20230006124A1 (en) | Crystal element, crystal device, electronic equipment, and method for manufacturing crystal element |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070214 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070214 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090929 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091012 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4396336 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |