JP4396097B2 - 光学素子成形装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学素子成形装置に関し、特に複数の型を用いて一度に多数個の光学素子を成形できる光学素子成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ピックアップ装置などの光学機器においては、レンズなどの光学素子が用いられている。このような光学素子は、プラスチックや硝子などを素材とし、成形装置によって成形することができる。ところで、近年においては、光ピックアップ装置において、情報の高密度記録/再生の要求が高まり、より高精度な光学素子を成形することが望まれている。
【0003】
一般的には、例えば対物レンズを成形する光学素子成形装置においては、非球面形状を有する上型と下型とを対向させ、その間に溶融した樹脂を射出し、或いは加熱したガラスのプリフォームを挿入し加圧し、その後冷却させることで所望の形状の対物レンズを得ることができる。しかるに、上型と下型とを可能な限り精度良く形成できたとしても、それらの軸線にズレがあると、対物レンズに形状誤差が生じ、要求光学性能を満足できない光学素子が形成される恐れがある。そこで、型交換などを行ったような場合、成形前に上型と下型の芯合わせの調整を慎重に行うようにしていたが、かかる調整に時間がかかるといった問題がある。
【0004】
これに対し、特許文献1、2には、上型と下型の芯合わせの調整を機械的に行うことで、調整時間を短縮しようとする技術が開示されている。
【特許文献1】
特開平5−96580号
【特許文献2】
特開平8−188426号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年においては、生産効率をより高めるべく、一度の成形で複数個の光学素子を成形できる光学素子成形装置が開発されている。このような光学素子成形装置においては、対向する一対の型保持部材に複数の型を設置し、成形時には、複数の型内に素材を投入することで、一度に多数個の光学素子を成形することができるものである。
【0006】
しかるに、一度の成形で複数個の光学素子を成形できる光学素子成形装置において、上述した従来技術を利用して上型と下型の芯合わせの調整を行おうとすると、各型について個々に調整を行わなくてはならず、調整が面倒である。又、調整可能な範囲が限られており、一つの型では調整がうまくいったが、他の型では調整不能なほど芯がずれているといった不具合も生じうる。
【0007】
更に、型において光軸の位置が不明であることから、従来技術によれば、上型と下型の芯合わせの調整が精度良く行われたか否かは、実際に素材を光学素子に成形し、その光学性能が許容範囲に含まれているか否かで判断している。従って、型の調整の適否判断に必要な時間が長くかかるといった問題がある。
【0008】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、一度の成形で複数の光学素子の成形が可能でありながら、型の調整が容易であり、また型の調整の適否を迅速に判断できる光学素子成形装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の光学素子成形装置は、複数の第1の型と、前記複数の第1の型を保持する第1の型保持部材と、前記第1の型に対向する複数の第2の型と、前記複数の第2の型を保持する第2の型保持部材と、前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材との相対的位置を調整する調整手段と、を有するので、まず前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材との相対位置調整を行うことで、複数の型における個々の芯合わせを行う際に、例えば調整可能な範囲内に収まるようにでき、それにより型個々の調整をより効率的に行うことができる。
【0010】
請求項2に記載の光学素子成形装置は、前記調整手段が、前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材とを、対向する面に沿った2次元方向に相対変位させるので、前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材との2次元方向の相対位置調整を任意に行うことができる。尚、ここで「変位」とは平行移動をいい、回転を含まないものとする。
【0011】
請求項3に記載の光学素子成形装置は、前記調整手段が、前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材とを、対向する面の法線周りに相対回転させるので、前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材との回転方向の相対位置調整を任意に行うことができる。
【0014】
請求項4に記載の光学素子成形装置は、前記第1の型と、それに対向する前記第2の型を偏心させる偏心手段を有すると好ましい。
【0022】
請求項5に記載の光学素子成形装置は、前記型の位置を測定する測定手段を有していると、従来技術のごとく位置調整後の型で実際に成形した光学素子を用いて位置調整の適否を判断することなく、ある程度の精度で位置調整の適否を判断できるので好ましい。
【0023】
請求項6に記載の光学素子成形装置は、前記測定手段が、静電容量センサを有すると好ましい。
【0024】
請求項7に記載の光学素子成形装置は、前記測定手段は、光学的センサを有すると好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態にかかる射出成形用の光学素子成形装置の斜視図である。図1において、光学素子成形装置は、上型を含む固定部10と、下型を含む可動部20とを有する。
【0030】
固定部10は、4つの円筒状の上型(第1の型)11A〜11Dと、これらを保持孔12a〜12dにそれぞれ嵌合させてなる型保持部材(第1の型保持部材)12とを有する。型保持部材12の中央には、溶融した樹脂を流し込むためのテーパ状のスプルー孔12eが形成されている。
【0031】
可動部20は、不図示の駆動源に接続された図1で上下に移動する駆動体21と、駆動体21上に載置された回転ステージ22と、回転ステージ22上に載置されたy方向移動ステージ23と、y方向移動ステージ23上に載置されたx方向ステージ24とを有する。回転ステージ22は、駆動体21内部に組み込まれたモータ(不図示)により、軸線(第1の型保持部材12の下面の法線の一つ)周りに回転変位可能となっている。y方向ステージ23は、モータ25を駆動源として、図1でy方向に沿って回転ステージ22に対して移動可能となっている。x方向ステージ24は、モータ26を駆動源として、図1でx方向に沿ってy方向ステージ23に対して移動可能となっている。すなわち、x方向ステージ24は、駆動体21に対して回転(θ)方向及び2次元方向に移動可能となっており、x方向ステージ24,y方向ステージ23,回転ステージ22が調整手段を構成する。
【0032】
第2の型保持部材を兼ねるx方向ステージ24は、上型11A〜11Dにそれぞれ対向する4つの円筒状の下型(第2の型)27A〜27Dをそれぞれ収容する保持孔24a〜24dと、スプルー孔12eに対向して中央に配置されたくぼみ24eと、上面に沿ってくぼみ24eから各保持孔24a〜24dにつながる溝24fとを有している。尚、下型27A〜27Dの上面には、形成されるべき光学素子の光学面に対応した凹部(光学転写面)27Aa〜27Daが形成され、図示していないが、上型11A〜11Dの下面にも、形成されるべき光学素子の光学面に対応した凹部が形成されている。
【0033】
本実施の形態にかかる光学素子成形装置の位置調整について説明する。まず、固定部10と可動部20を大凡合わせた後、スプルー孔12eより溶融した樹脂を射出し、溝24fを介して突き合わせた各型の凹部(27Aa〜27Da)内に圧送する。その後、樹脂が冷却した時点で、固定部10より可動部20を離隔させれば、溝24f内の樹脂が固化したランナーにより連結された状態で、4つの光学素子を得ることができる。各光学素子を切り離し、所定の光学検査装置(不図示)でその光学特性を検査することで、両方の光学面のズレ量が個々に分かる。又、ランナーの位置により、型ズレの方向を判別することができる。
【0034】
各型について、型ズレの量及び方向が分かったら、その最大値及び最小値の平均を取り、その平均値が原点となるように、モータ25,26を駆動して、ステージ23,24を移動させる。尚、駆動体21に対して回転ステージ22を回転させることで、ズレの最大値が減少するような場合には、回転ステージ22を適宜回転移動させる。
【0035】
このように、第2の型保持部材であるx方向ステージ24を、対向する型保持部材12に対して2次元移動もしくは回転移動させることで、ズレの最大量を効率的に減少させることができ、それにより、高精度な光学素子を成形することが可能となる。
【0036】
ところで、上述した位置調整によれば、x方向ステージ24を、対向する型保持部材12に対して最適な位置に調整できるが、個々の型同士の間には、ある程度のズレが残存している場合がある。かかるズレは、例えば高密度な情報の記録/再生を行う光ピックアップ装置の対物レンズなどでは許容できないものであることもある。以下の構成によれば、型同士のズレを個々に調整可能である。
【0037】
図2は、図1のx方向移動ステージ24の一部を拡大して示す上面図であるが、保持孔24dと型27Dの隙間は誇張して描かれている。図2において、x方向ステージ24の保持孔24dは、その内面において保持孔24の軸線に直交する方向に90度間隔で4つの孔24g〜24k(但し24g、24kは袋孔)を形成している。尚、x方向ステージ24の側面から、保持孔24dを貫通するようにドリルで穿孔すれば、孔24h、24kを一度に加工でき、又孔24i、24gを一度に加工できる。更に、袋孔24g、24kにはコイルバネ29B、29Aをそれぞれ装着し、孔24h,24iには円筒状のピエゾ素子28A、28Bをそれぞれ嵌合させており、下型27Dを保持孔24dに挿入した時点で(両者間には若干の隙間あり)、コイルバネ29B,29A及びピエゾ素子28A、28Bの先端が、下方27Dの外周面に当接した状態に維持される。ここでは、コイルバネ29B,29A及びピエゾ素子28A、28Bが移動手段を構成する。
【0038】
例えば、x方向移動ステージ24に対し、x方向の正方向(図2で右方)に下型27Dを変位させたい場合、ピエゾ素子28Bに供給する電圧を増大もしくは減少させることで、その先端を引き込める(図2で右方に変位させる)と、その分だけ、下型27Dはコイルバネ29Bの付勢力により図2で右方に変位する。一方、x方向移動ステージ24に対し、y方向の正方向(図2で上方)に下型27Dを変位させたい場合、ピエゾ素子28Aに供給する電圧を増大もしくは減少させることで、その先端を引き込める(図2で上方に変位させる)と、その分だけ、下型27Dはコイルバネ29Aの付勢力により図2で上方に変位する。逆側に変位させたい場合は、以上とは逆の電圧を設定すればよい。尚、その他の下型27A〜27Cも同様に、位置調整が可能である。
【0039】
本実施の形態によれば、図1に示す態様で、x方向ステージ24全体を、型保持部材12に対して位置調整した後、図2に示す態様で、個々の下型27A〜27Dの位置調整を行うことができる。
【0040】
尚、下型27Dは円柱形状であり、その断面が円であるため、下型27Dを保持孔24dに対して任意の角度で相対回転させて設置することが可能である。下型27Dの断面は円に限らず、回転可能な形状であればよい。例えば、断面が正方形であれば、下型27Dを保持孔24dに対して90度毎に相対回転させて設置することが可能である。断面が正n角形(nは3以上の整数)であれば、(360/n)度毎に相対回転させて設置することが可能である。以上のように、下型27Dと保持孔24dは、下型27D(第1又は第2の型)を保持孔24d(第1又は第2の型保持部材)に対して相対回転可能な構成を有している。これは、下型27Dに限るものではなく、個々の下型27A〜27C及びその保持孔24a〜24cにも当てはまる。又、図では示していないが、同様の構成を、上型11A〜11D及びその保持孔12a〜12dにも当てはめることができる。
【0041】
図3は、本実施の形態の変形例にかかる固定部10’の一部を示す断面図である。図3において、型保持部材12の保持孔12a内に、スリーブ13を介して、転写面11Aaを有する上型11Aが収容されている。スリーブ13は、その外周面の軸線X1と内周面の軸線X2とは、Δだけずれている。従って、スリーブ13を保持孔12a内で回転させると、上型11Aは、軸線X1の周囲をΔだけ離れて回転する。これにより、下型に対して上型を位置調整できる。尚、同様の調整は、上型11B〜11Dにおいても行うことができる。ここでは、スリーブ13が偏心手段を構成する。
【0042】
本変形例によれば、図1に示す態様で、x方向ステージ24全体を、型保持部材12に対して位置調整した後、図3に示す態様で、個々の上型11A〜11Dの軸線の位置調整を行うことができる。尚、図2に示した下型27A〜27Dの位置調整を組み合わせても良いことはいうまでもない。
【0043】
以上の実施の形態は、プラスチック素材の射出成形を行う光学素子成形装置にかかるものであるが、同様な思想は、以下のようにガラスモールドを行う光学素子成形装置にも適用できる。特に、ガラスのような高いガラス転移点を持つ材料を用いてガラスモールドを行う場合、昇温、プレス、冷却に時間がかかる。以下に述べる光学素子成形装置においては、多数の型を1個の金型に製作するか、多数の型と位置決め部品を一体物として製作し、その型の対となっている集合体全体を気体あるいは液体の静圧により高精度に相互に位置決めすること、かつ、型の位置決め部品の材質そのものを微小に変動可能とするか、位置変動可能な装置を間に設けて、多数の型の金型内の位置を高精度に位置決めして、高精度かつ大量にガラス光学部品を成形し、そして低コスト化を実現するものである。
【0044】
図4は、第2の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部の断面図である。図4において、筒状のガイド101に沿って第1の型保持部材110と第2の型保持部材120とが近接もしくは離隔可能に配置されている。第1の型保持部材110の下側凹部110a内には、3行×3列で上型が取り付けられており、図示されている並びでは3つの上型(第1の型)111A〜111Cが、支持体112A〜112Cにより支持されている。各支持体112A〜112Cは、短角柱状を有し、その中央開口にそれぞれ上型111A〜111Cを嵌合させている。支持体112A〜112Cの間、及び下側凹部110aと支持体112A、112Cの間には、スペーサ113が配置されている。各上型111A〜111C内には、ヒータ114が挿入されている。
【0045】
一方、第2の型保持部材120の上側凹部120a内には、3行×3列で下型が取り付けられており、図示されている並びでは3つの下型(第2の型)121A〜121Cが、支持体122A〜122Cにより支持されている。各支持体122A〜122Cは、短角柱状を有し、その中央開口にそれぞれ下型121A〜121Cを嵌合させている。支持体122A〜122Cの間、及び上側凹部120aと支持体122A、122Cの間には、スペーサ123が配置されている。各下型121A〜121C内には、ヒータ124が挿入されている。
【0046】
ガラスを成形するために上型及び下型は、高温の一定温度に維持されるのが普通である。本実施の形態においても、ヒータ114,124により上型及び下型を加熱し、予め高温状態にした上で、加熱溶融させた硝子のプリフォームPFを上型と下型との間に投入して、型保持部材110,120を接近させ加圧成形を行うことで、同じあるいは異種の光学素子を一度に多数成形することができる。
【0047】
しかるに、常温で高精度に複数の上型と下型の位置調整を行えたとしても、成形装置は高温で使用するため、温度分布が生じ、成形時に上型と下型の位置があわなくなってしまうこともある。そこで、本実施の形態においては、図4に示すように、まず等厚のスペーサ113を、支持体112A〜112Cの間、及び下側凹部110aと支持体112A、112Cの間に挿入し、且つ等厚のスペーサ123を、支持体122A〜122Cの間、及び上側凹部120aと支持体122A、122Cの間に挿入し、その状態で実際にプリフォームPFを成形して光学素子を作成する。得られた光学素子を測定することで、上型と下型との位置ズレが分かるので、それを解消するように、スペーサ113又は123の板厚を変えたものを挿入する。
【0048】
ここで留意すべき点は、下側凹部110a(上側凹部120aの)幅は決まっており、且つ支持体112A〜112C(122A〜122C)の幅も決まっているため、その差は一定であることから、スペーサ113又は123の合計厚さも一定となる点である。従って、例えばあるスペーサ113の厚さを厚くしたら、その分だけ他のスペーサ113の厚さを薄くする必要がある。調整後に再度成形を行い、得られた光学素子に基づき位置ズレが残存することが確認されれば再度調整を行えばよい。
【0049】
ところで、図4の実施の形態においては、実際に成形し得られた光学素子を測定しないと、上型と下型の位置ズレ量がわからないため調整に時間がかかる。以下の実施の形態によれば、かかる不具合を緩和できる。
【0050】
図5は、第3の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部の断面図である。以下の実施の形態において、図4の実施の形態と同様の機能を有する部材には、同じ符号を付して説明を省略するものとする。図5において、第2の実施の形態と異なるのは、上型111A、111Bからバー状の突出部111a、111bが下方に延在し、支持体122A、122Bの開口122a、122bを貫通して、第2の型保持部材120の袋孔120b、120c内で、センサ125A、125Bに対向している点であり、又下型121A、121Bの突出部121a、121bが上方に延在し、支持体112A、112Bの開口112a、112bを貫通して、第1の型保持部材110の袋孔110b、110c内で、センサ115A、115Bに対向している点である。
【0051】
測定手段であるセンサ115A、115B及びセンサ125A、125Bは、物体が近接したことを検出する、例えば光学的センサ、静電容量センサ、磁気センサ等であり、突出部111a、111bと突出部121a、121bまでの距離をサブミクロン単位で測定できるものであると好ましい。本実施の形態によれば、実際に成形を行うことなく、センサ115A、115B及びセンサ125A、125Bの測定結果に基づいて、厚さの異なるスペーサ113,123を挿入することで、上型と下方との位置ズレの調整を行うことができ、調整の大幅な効率化が可能となる。
【0052】
ところで、図5の実施の形態によれば、実際に成形を行うことなく、上型と下方との位置ズレ量が分かったとしても、位置調整はスペーサ113,123を、作業者が選択肢、その手で挿入しなくてはならないため、依然として手間がかかる。以下の実施の形態によれば、かかる不具合を緩和することができる。
【0053】
図6は、第4の実施の形態にかかる光学素子成形装置の上型を下から見た図である。図6においては、2行×3列のマトリクス状に、支持体112A〜112Fにより、それぞれ支持された上型111A〜111Fが配置されている。隣接する支持体同士及び支持体と不図示の型保持部材との間は、ピエゾ素子116により連結されている。尚、ピエゾ素子116は、断熱材で挟み込んだり、又、冷水配管などで一定の温度に保つようにすることで、成形時の熱の影響を受けないようにすることが好ましい。尚、ピエゾ素子116が連結部材及び駆動手段を構成する。
【0054】
ピエゾ素子116は、外部から制御された電力を供給することで高精度で微小な変位が可能なものであり、一般的には小量で正確な変位を要求される箇所において、小型のアクチュエータとして使用することができる。本実施の形態によれば、各ピエゾ素子116を外部の駆動装置に接続し、制御された電力を供給することで、支持体112A〜112Fを任意の位置に変位させ、それにより作業者の手でスペーサを挿入するという手間のかかる作業を行うことなく、上型と下型の位置調整をそれぞれ効率的に行うことができる。
【0055】
図7は、第5の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部の断面図である。図7においては、3つ示された上型(第1の型)111A〜111Cが、直接第1の型保持部材110に取り付けられ、且つ図で3つ示された下型(第2の型)121A〜121Cが、直接第2の型保持部材120に取り付けられている。又、第2の型保持部材120内には、配管126H、126Cが、下型121A〜121Cの間に通されている。配管126Hには、流量調整弁126hを介して外部の流体源より成形時の温度より温度の高い媒体が供給され、配管126Cには、流量調整弁126cを介して外部の流体源より成形時の温度より温度の低い媒体が供給されるようになっている。配管126H、126Cが通過する部位に近接して熱電対127が配置されている。尚、ここでは、第2の型保持部材120が連結部材を構成し、配管126H、126C、流量調整弁126h、126cが駆動手段を構成する。
【0056】
本実施の形態においては、熱膨脹を利用して、上型と下型との位置調整を行うものである。より具体的には、第2の型保持部材120の熱膨張率を予め求めておき、隣接する下型間の距離を縮める場合には、温度の低い媒体を配管126Cに通過させ、隣接する下型間の距離を伸ばす場合には、温度の高い媒体を配管126Hに通過させるようにし、部位毎に異なる熱膨張を利用して、上型と下型との位置調整を行うことができる。かかる構成によれば、高価なピエゾ素子を用いることがないため、コスト的に有利となる。
【0057】
温度の微調整は、流量調整弁126h、126cにより行うことができるが、第2の型保持部材120の上面に、下型121A〜121Cに隣接して静電容量センサ128をそれぞれ設け、下型との間隔を個々に測定することで、熱膨張量を直接測定できるため、それをフィードバック制御に用いて流量調整弁126h、126cの弁開度に反映させれば、より高精度に上型と下型との位置調整を行うことができる。尚、熱膨張ではなく相変化による伸縮を利用してもよい。
【0058】
図8は、第6の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部の断面図である。図8においては、3つの下型(第2の型)121A〜121Cを保持する第2の型保持部材120は、セラミックやグラファイトなどの多孔質材料から形成されている。又、温度調整されたエアの供給源126から延在する吐出配管126Aが、各下型121A〜121Cの間で第2の型保持部材120内に埋設されている。尚、ここでは、第2の型保持部材120が連結部材を構成し、供給源126,吐出配管126Aが駆動手段を構成する。
【0059】
本実施の形態においても、熱膨脹を利用して、上型と下型との位置調整を行うものである。より具体的には、第2の型保持部材120の熱膨張率を予め求めておき、隣接する下型間の距離を縮める場合には、温度の低いエアを供給源126から配管126Aを介して第2の型保持部材120内に供給し、隣接する下型間の距離を伸ばす場合には、温度の高いエアを供給源126から配管126Aを介して第2の型保持部材120内に供給し、部位毎に異なる熱膨張を利用して、上型と下型との位置調整を行うことができる。本実施の形態によれば、図7に示すような複雑な配管が不要となり、構成を簡略化できる。尚、図7の実施の形態で用いた熱電対や静電容量センサを設けても良いことはいうまでもない。また、第2の型保持部材120は、多孔質セラミックは1個から形成されても良く、エアの供給穴に合わせて分割した複数個から形成されても良い。
【0060】
ところで、第5,6の実施の形態において、第2の型保持部材120がすべてが一様な剛体の場合、例えば局所的に温度を変えるとひずみが集中し、盛り上がったり、ヘこんだりする場所ができる。あるいは割れが生じる。図9に示す実施の形態によれば、かかる不具合を緩和することができる。
【0061】
図9は、第7の実施の形態にかかる第2の型保持部材120の上面図である。図9(a)においては、2行×2列で配置された下型121A〜121Dを保持する支持体122A〜122Dは、第2の型保持部材120より剛性の低い素材から形成されている。熱膨張等により第2の型保持部材120が変形しても、歪抑制手段としての支持体122A〜122Dが歪むことで、変形に起因した局所的な応力の増大を防ぐことができ、それにより第2の型保持部材120又は下型121A〜121Dの割れなどの破損を抑制できる。
【0062】
図9(b)に示す第2の型保持部材120’は、本実施の形態の変形例にかかるものであり、4つの下型121A〜121Dの中央に、開口120a’を有しており、すなわち隣接する支持体122A〜122Dは、断面積の小さい連結部120b’により連結されていることとなる。本実施の形態によれば、熱膨張等により第2の型保持部材120’が変形しても、歪抑制手段としての開口120a’内の空間により、変形に起因した局所的な応力の増大を防ぐことができ、それにより第2の型保持部材120’又は下型121A〜121Dの割れなどの破損を抑制できる。従って、支持体122A〜122Dは、第2の型保持部材120より剛性の低い素材とする必要はないが、剛性の低い素材としても良いのはもちろんである。
【0063】
ところで、高密度な情報の記録/再生を行うための光ピックアップ装置に用いられる対物レンズは、両面に回折構造などの微細形状を有する場合があり、その場合、回折構造は両面で一体的に作用するから、その作用を最大限発揮するためには、光学素子成形装置の上型と下型とは極めて精度良く位置決めされる必要がある。以下の実施の形態は、光学的センサを用いることで、かかる要求に応えようとするものである。光学的センサは離れたところから、部材の位置や傾きを測定できる装置であり、光学的センサを構成する光源や受光素子を加熱された物体から離して設置できるという利点がある。例えば、十字線、あるいは反射物、あるいは回折格子などを型の近傍に配置し、それに光を照射し、反射あるいは回折してきた光をCCD、CMOSあるいはPD、多分割PDで受光し、増幅し、演算処理して型の相互位置を出す光学的センサが考えられる。
【0064】
図10は、第8の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部を示す断面図である。図において、上型と下型とは一対だけ示されているが、複数対存在していてよい。図10において、上型111Aは、その光学転写面111pを基準に精度良く位置決め形成された、上下に貫通する細い貫通孔111hを有しており、又、下型121Aは、その光学転写面121pを基準に精度良く位置決め形成された、上下に貫通する細い貫通孔121hを有している。
【0065】
上型111Aの上部には、セラミックなど断熱性の高い遮熱筒141内に収容されたレーザ光を照射する光源142及び光学系143が配置されている。遮熱筒141は、光源142等に与える熱の影響を回避すべく冷媒が通過する冷却用配管144により周囲を巻かれた状態で、第1の型保持部材110内に設置されている。
【0066】
下型121Aの下部には、セラミックなど断熱性の高い遮熱筒145内に収容された4分割素子146が配置されている。遮熱筒145も、4分割素子146に与える熱の影響を回避すべく冷媒が通過する冷却用配管147により周囲を巻かれた状態で、第2の型保持部材120内に設置されている。4分割素子146は、外部の増幅器148及び処理装置149に接続されている。尚、本実施の形態において、光学的センサ140は、光源142,光学系143,4分割素子146,増幅器147及び処理装置148からなる。
【0067】
上型111Aと下型121Aとが精度良く整合した状態では、光源142から照射されたレーザ光は、光学系143で集光され、精度良く整合した貫通孔111h、121hを介して、4分割素子146の中央に集光される。このとき、4分割素子146の各素子にレーザ光が照射されたとき、その照射面積に応じた信号a、b、c、dが各素子から出力されるものとすると、信号の差分を処理装置149で演算処理(例えば((a+b)−(c+d))/((a+b)+(c+d)を計算)すると、上型111Aと下型121Aとが精度良く位置決めされていることが分かる。尚、上型、下型やその近傍は成形時に高温になるため、温度の影響を回避すべく冷却配管144,147を設けているが、光源142や4分割素子146を距離をおいて設置し、レーザ光を反射させる鏡面を型近傍に設けたり、高温で耐えられる光学部品として、耐熱性硝材でできたプリズムや、金属あるいはガラスでできたホログラムを設定することもでき、それにより冷却配管等を省略できる。
【0068】
図11は、第9の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部を示す断面図である。図において、上型111A〜111Cと、下型121A〜121Cに隣接してリニアガイド150が設置されている。リニアガイド150に沿って、3次元形状測定器151が、移動可能に支持されている。3次元形状測定器151は、その上面に設置された測定器(例えば三角測量で用いる高精度測定器等)で、各上型111A〜111Cの真下にきたときに、各光学転写面の形状を読み取ることができ、且つその下面に設置された同様の測定器で、上型121A〜121Cの真上にきたときに、各光学転写面(非球面或いは回折輪帯などの3次元形状を有する)の形状を読み取ることができるようになっている。同一位置で、上型111A〜111Cの各光学転写面の形状及び下型121A〜121Cの各光学転写面の形状を読み取ることによって、それぞれの光軸の位置を割り出し、それに応じて上型と下型との位置調整を高精度に行うことができる。又、3次元形状測定器151は、図に示す上型111Cと下型121Cとの間の位置から、他の上型111Bと下型121Bとの間の位置、又は上型111Aと下型121Aとの間の位置に、リニアガイド150に沿って移動可能となっているので、一般的に高価な3次元形状測定器151が一つあれば足りることとなり、コスト低減に貢献する。
【0069】
現在、3次元測定器は様々な方式のものが開発されている。特に光学的なものはかなり離れた位置から測定できるという利点がある。上述した三角測量で用いる測定器の他に、共焦点方式の測定器などがある。このような測定器を用いて、型の頂点や位置を測定し、上型と下型の光軸を精度良く位置決めできれば、実際のガラスモールドを成形してその形状を測定するというような試し成形なく、型の相互位置を調整することが可能となり、効率よい高精度な成形を行える。
【0070】
図12は、第10の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部を示す断面図である。図において、第2の型保持部材120の上面に、高精度な一対の支持脚161により測定筒162が支持されている。測定筒162は、その内部の一端に配置されたレーザ光を照射する光源163と、光学系164と、測定筒162の中央に配置されたプリズム165と、光学系166と、測定筒162の内部の他端に配置されたCCD(CMOS等、他の撮像素子でも良い)167とを有する。3次元形状測定器160は、光源163,光学系164,プリズム165,CCD166からなる。
【0071】
図12において、光源163から照射されたレーザ光は、光学系164を介してプリズム165に照射され、ここで反射された後、測定筒162に形成された側方開口162aを介して上方へと反射され、上型111Aの光学転写面111pで反射することにより発散角が変化し、さらに下型121Aの光学転写面121pで反射することにより発散角が変化し、その後、測定筒162に形成された側方開口162bを介してプリズム165に入射し、ここで反射されて光学系166により、CCD167上に集光されるようになっている。CCD167の出力信号より、受光スポットの対称性がわかる。受光スポットが対称でない場合には光軸ズレが生じているから、これが対称な形状になるように、上型111Aと下型121Aとを相対変位させることで、位置調整を精度良く行え、且つそれらにより成形した光学素子の光学特性を良好に確保することができる。尚、光源が平行、発散球面波を放射し、型からの反射光、あるいは回折光をそのまま、高精度二次元センサ、あるいは単純な光学素子で受け、一対の型による光の干渉縞、スポットサイズ、スポット位置、スポットの光学プロファイルなどの光学特性を検知できるような3次元形状測定器であっても良く、そのタイプに限定されることはない。
【0072】
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。発明の光学素子成形装置は、プラスチック素材を射出成形するものであっても良く、ガラスモールドを成形するものであっても良い。
【0073】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、一度の成形で複数の光学素子の成形が可能でありながら、型の調整が容易であり、また型の調整の適否を迅速に判断できる光学素子成形装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる射出成形用の光学素子成形装置の斜視図である。
【図2】図1のx方向移動ステージ24の一部を拡大して示す上面図である。
【図3】本実施の形態の変形例にかかる固定部10’の一部を示す断面図である。
【図4】第2の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部の断面図である。
【図5】第3の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部の断面図である。
【図6】第4の実施の形態にかかる光学素子成形装置の上型を下から見た図である。
【図7】第5の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部の断面図である。
【図8】第6の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部の断面図である。
【図9】第7の実施の形態にかかる第2の型保持部材120の上面図である。
【図10】第8の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部を示す断面図である。
【図11】第9の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部を示す断面図である。
【図12】第10の実施の形態にかかる光学素子成形装置の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
12、110 第1の型保持部材
120,120’ 第2の型保持部材
11A、11B、・・・、111A、111B・・・ 上型
27A、27B、・・・、121A、121B・・・ 下型
114,124 ヒータ
PF プリフォーム
Claims (7)
- 複数の第1の型と、
前記複数の第1の型を保持する第1の型保持部材と、
前記第1の型に対向する複数の第2の型と、
前記複数の第2の型を保持する第2の型保持部材と、
前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材との相対的位置を調整する調整手段と、を有することを特徴とする光学素子成形装置。 - 前記調整手段は、前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材とを、対向する面に沿った2次元方向に相対変位させることを特徴とする請求項1に記載の光学素子成形装置。
- 前記調整手段は、前記第1の型保持部材と前記第2の型保持部材とを、対向する面の法線周りに相対回転させることを特徴とする請求項1に記載の光学素子成形装置。
- 前記第1の型と、それに対向する前記第2の型を偏心させる偏心手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光学素子成形装置。
- 前記型の位置を測定する測定手段を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光学素子成形装置。
- 前記測定手段は、静電容量センサを有することを特徴とする請求項5に記載の光学素子成形装置。
- 前記測定手段は、光学的センサを有することを特徴とする請求項5に記載の光学素子成形装置。
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