JP4394794B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳んだエアバッグの開口部周縁が固定されるリテーナの内部にインフレータを収納し、車両の衝突時に前記インフレータが発生するガスでエアバッグを展開して乗員を拘束するエアバッグ装置であって、前記リテーナに形成されたベントホールを、アクチュエータで作動する弁体を備えた制御弁で開閉するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエアバッグ装置は、インフレータが発生するガスで膨張するエアバッグにベントホールを設け、前記ガスの一部をベントホールから排出してエアバッグの内圧を制御している。かかるエアバッグ装置において、ベントホールを薄膜で閉鎖しておくことにより展開の初期にエアバッグを速やかに膨張させるとともに、展開が完了してエアバッグの内圧が高まると前記薄膜が破断し、ベントホールからガスを排出して乗員を柔らかく拘束するものが提案されている(実公平5−6206号公報参照)。
【0003】
またエアバッグ装置に2個のインフレータを設けておき、エアバッグ装置の近傍に乗員が存在しない場合には2個のインフレータを両方とも点火し、エアバッグ装置の近傍に乗員が存在する場合には1個のインフレータだけを点火することにより、エアバッグの展開速度および内圧を乗員の位置に応じて制御するものが提案されている(特開平9−301115号公報参照)。
【0004】
ところで、上記実公平5−6206号公報に記載されたものは、薄膜が破断する圧力にバラツキが発生し易いため、エアバッグの内圧が所定値に達したときにベントホールを的確に開放するのが難しいだけでなく、一旦開放したベントホールを再び閉じることができないので内圧の精密な制御が難しいという問題があった。また上記特開平9−301115号公報に記載されたものは、2個のインフレータを必要とするために部品点数が増加してコストアップの要因になるだけでなく、エアバッグの展開特性を2段階にしか制御できないためにきめ細かい制御が難しいという問題があった。
【0005】
そこで、インフレータを収納するリテーナにベントホールを形成し、このベントホールを制御弁で開閉することにより、エアバッグの展開速度や内圧をきめ細かく制御するものが本出願人により提案されている(特願平10−143781号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記特願平10−143781号で提案されたものは、短冊状の金属板よりなるプロテクタに同形の圧電素子を接着した制御弁を備えており、圧電素子への通電により該圧電素子と共にプロテクタを湾曲させてベントホールを開放するようになっている。しかしながら、前記制御弁はその最大開度を規制する手段を備えていないため、ベントホールから流出するガスの圧力で制御弁が大きく撓み過ぎて開度が過剰になったり、脆い圧電素子が過剰に変形して損傷したりする可能性があった。
【0007】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、リテーナに形成されたベントホールを開閉可能な制御弁を備えたエアバッグ装置において、制御弁の弁体の過剰な変形を防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、折り畳んだエアバッグの開口部周縁が固定されるリテーナの内部にインフレータを収納し、前記リテーナに形成されたベントホールを、アクチュエータで作動する平板状の弁体を備えた制御弁で開閉すると共に、該弁体の最大開度をトッパで規制し、車両の衝突時に前記インフレータが発生するガスでエアバッグを展開して乗員を拘束するエアバッグ装置であって、
前記リテーナのベントホール周縁に形成した弁座、および該弁座に着座する前記弁体の少なくとも一方にシール部材が設けられ、そのシール部材に対応した厚みを有して前記弁体及び前記リテーナ間に挟まれるスペーサと、前記弁体の固定側の一端部とが、前記リテーナに共通のボルトで共締めされ、前記リテーナには、前記弁体の外周に当接して前記ベントホールに対して該弁体を位置決めする突起が、該ベントホールの周囲において該リテーナの外側に向けて突出するように一体に形成されることを特徴とするエアバッグ装置が提案される。
【0009】
上記構成によれば、インフレータが発生する高圧ガスでエアバッグを展開させる際に、高圧ガスを逃がすベントホールの開度を制御弁で制御することにより、エアバッグの展開速度、エアバッグの拘束力の大きさ、エアバッグの収縮速度等を衝突の状態や乗員の状態に応じて任意に設定することができる。また制御弁の弁体の最大開度がストッパで規制されるので、ベントホールから流出する高圧ガスの圧力で弁体が大きく撓んで開度が過剰になったり、アクチュエータが過剰に変形して損傷したりすることが防止される。
【0011】
またベントホールの弁座と弁体とがシール部材を介して当接するので、ベントホールおよび弁座間の隙間から高圧ガスが漏れるのを確実に防止することができる。
【0013】
またベントホールの周囲に設けた突起を弁体の外周に当接させて該弁体をベントホールに対して位置決めすることにより、リテーナに弁体をボルトで固定する際に、前記突起をガイドにして位置決めを行い、ベントホールに対して弁体を弁座に正しく着座できる位置に正確に固定することができる。
【0014】
また請求項に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記アクチュエータは、弁体に接着された圧電素子よりなり、弁体とアクチュエータとの接着力を増加させるべく、弁体に接着剤が浸入する開口を形成したことを特徴とするエアバッグ装置が提案される。
【0015】
上記構成によれば、接着剤が浸入し得る開口を形成した弁体に圧電素子を接着するので、弁体と圧電素子とを強固に接着することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0017】
図1〜図5は本発明の一実施例を示すもので、図1は自動車の車室前部の斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4方向矢視図、図5は助手席用エアバッグ装置の分解斜視図である。
【0018】
図1に示すように、運転席シート1の前方に配置されたステアリングホイール2の中央部に運転席用エアバッグ装置Rdが設けられ、また助手席シート3の前方に配置されたダッシュボード4の上部に助手席用エアバッグ装置Rpが設けられる。
【0019】
次に、図2〜図5に基づいて助手席用エアバッグ装置Rpの構造を説明する。
【0020】
ダッシュボード4の上面に形成された開口4aに固定されたリッド41から下方に延びる支持部41a…に、エアバッグモジュール42のリテーナ43が固定される。リテーナ43は複数本のボルト44…で固定されたアッパーリテーナ45およびロアリテーナ46から構成されており、アッパーリテーナ44が複数本のボルト47…で前記リッド41の支持部41a…に固定される。アッパーリテーナ45およびロアリテーナ46の結合部にエアバッグ48の開口部周縁が挟まれて前記ボルト47…で共締めされる。リッド41には、エアバッグ48が膨張する際に破断する薄肉のティアライン41bが形成される。ロアリテーナ46の底部に一対の取付ブラケット49,49を介して円筒状のインフレータ50が支持される。
【0021】
またロアリテーナ46に設けられた制御弁30は、その底部に形成された長方形のベントホール29を備えており、ベントホール29の外周の3方を囲むように「U」字状の突起46aが外向きに(ロアリテーナ46の外部に向けて)突出している。突起46aの内周には平坦な弁座46bが形成されており、この弁座46bにはゴム等の弾性材よりなるシール部材11が設けられる。制御弁30は前記弁座46b(つまりシール部材11)に着座可能な長方形の弁体32を備えており、その一つの短辺が3本の弁体固定ボルト12…でロアリテーナ46に固定される。このとき、シール部材11の厚さを吸収すべく、弁体32とロアリテーナ46との間に金属状よりなるスペーサ13(図5参照)が挟まれる。
【0022】
このように、ベントホール29を囲むように突起46aを突設することにより、ロアリテーナ46に弁体32を弁体固定ボルト12…で固定する際に、前記突起46aをガイドにして位置決めを行い、弁体32を弁座46bに正しく着座できる位置に正確に固定することができる。
【0023】
前記弁体固定ボルト12…寄りの弁体32の下面に接着剤14を介してアクチュエータとしての板状の圧電素子33が固定される。圧電素子33の面積は弁体32の面積の半分よりもやや大きい程度とされ、高価な圧電素子33の使用量を削減している。弁体32には複数の開口32a…が形成されており、この開口32a…に接着剤14の一部が浸入することにより、弁体32および圧電素子33の接着強度が高められ、圧電素子33の剥がれが防止される。
【0024】
ベントホール29を挟んで弁体固定ボルト12…の反対側に断面略L字状のストッパ15が2本のストッパ固定ボルト16,16で固定される。ストッパ15はロアリテーナ46の外部に突出しており、圧電素子33の変形により外向きに湾曲した弁体32の先端がストッパ15に当接することにより、制御弁30の最大開弁量が規制される。
【0025】
而して、図示せぬエアバッグ展開制御装置は、車両の衝突時に所定値以上の加速度が検出されるとインフレータ50を点火し、インフレータ50が発生するガスで膨張するエアバッグ48はリッド41にH形に形成された薄肉のティアライン41b(図5参照)を破断して車室内に展開する。このとき、エアバッグ展開制御装置は乗員の体格、乗員の姿勢、車速等に基づいて制御弁30の圧電素子33に対する通電を制御し、弁体32の湾曲量(つまりベントホール29の開度)を変化させる。
【0026】
即ち、圧電素子33への非通電時には、図3に実線で示すように制御弁30の弁体32は直線状に延びてベントホール29を閉塞している。この状態で、弁体32の上面はロアリテーナ46の弁座46bに設けたシール部材11に弾発的に当接しており、弁座46bおよび弁体32の隙間からの高圧ガスの漏れを防止している。
【0027】
この状態から圧電素子33に通電すると、図3に鎖線で示すように通電量に応じて圧電素子33が変形するため、弁体32は固定端側を支点にして湾曲してベントホール29を開放する。このとき、弁体32の自由端がストッパ15に当接して最大湾曲量が規制されるため、ベントホール29から流出するガスの圧力で弁体32が外側に大きく撓んで開度が過剰になったり、脆い圧電素子33が過剰変形して損傷するのを防止することができる。
【0028】
以上のように、ベントホール29を覆う弁体32に設けた圧電素子33に通電して湾曲させるだけの極めて簡単な構造により、ベントホール29の開度を精密にかつ無段階に制御することができる。しかも圧電素子33は制御弁30の弁体32の一部だけに設けられているため、その圧電素子33を弁体32の本体部32aの全面に設ける場合に比べて、高価な圧電素子33の使用量を減少させてコストダウンに寄与することができる。
【0029】
図6は、第1実施例のストッパ15の変形例を示すものである。
【0030】
第1実施例のストッパ15はロアリテーナ46の下面にストッパ固定ボルト16,16で固定されているが(図3参照)、この変形例のストッパ15は、制御弁30の弁体32の自由端側の上面にストッパ固定ボルト16,16で固定されている。従って、制御弁30が大きく開弁したときに、ストッパ15はロアリテーナ46のベントホール29の開口縁の上面に当接して弁体32の最大開度を規制する。
【0031】
図7は、第1実施例のストッパ15の他の変形例を示すものである。
【0032】
この変形例のストッパ15は、ロアリテーナ46と異なる他の部材17にストッパ固定ボルト16,16で固定される。従って、制御弁30の弁体32が大きく開弁したときに、ストッパ15は弁体32の自由端の下面に当接して該弁体32の最大開度を規制する。
【0033】
図8は、第1実施例のシール部材11の変形例を示すものである。
【0034】
第1実施例のシール部材11はロアリテーナ46の弁座46bの下面に固定されているが、この変形例のシール部材11は弁体32の上面の全面に張り付けられている。尚、このシール部材11をロアリテーナ46の弁座46bに当接する部分だけに張り付けることも可能である。
【0035】
図9は、第1実施例の接着剤14による圧電素子33の固定手法の変形例を示すものである。
【0036】
第1実施例では弁体32に形成した開口32a…の内部に接着剤14を浸入させて接着強度を高めているが、この変形例では接着剤14の一部が弁体32の開口32a…を溢れて抜け止め部14aを構成することにより、弁体32および圧電素子33を一層強固に接着するようになっている。
【0037】
図10および図11は、第1実施例の接着剤14による圧電素子33の固定手法の他の2つの変形例を示すものである。
【0038】
図10のものは接着剤14が浸入する開口32a…を長短4本の溝状に形成したものであり、図11のものは接着剤14が浸入する開口32aを1本の太い溝状に形成したものである。これらの変形例によっても、開口32a…に浸入する接着剤の量を増加させて接着強度を高めることができる。
【0039】
図12〜図14は、ロアリテーナ46の突起46a…の他の3つの変形例を示すものである。
【0040】
図12のものは、1本の長方形の突起46aがベントホール29の外周を完全に囲って弁体32を位置決めするものである。また図13のもには、直線状の突起46aとU字状の突起46aとを備えており、前者の突起46aが弁体32の固定端側を位置決めし、後者の突起46aが弁体32の自由端側を位置決めするようになっている。また図14のものは、半円状に突出する4個の突起46a…が長方形のベントホール29の各辺の中央部に沿うように突出しており、これら4個の突起46a…で弁体32を位置決めするようになっている。
【0041】
第1実施例の突起46aおよび3つの変形例の突起46a…は、弁体32をロアリテーナ46に固定する際の位置決めに寄与するだけでなく、ロアリテーナ46のベントホール29近傍の剛性低下を防止し、弁体32が弁座46bに隙間なく着座するのに寄与することができる。
【0042】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0043】
例えば、実施例ではアクチュエータとして圧電素子33を例示したが、リニアソレノイド、ロータリソレノイド、電気モータ等の他種のアクチュエータを採用することができる。またベントホール29の形状、制御弁30の弁体32の形状、圧電素子33(アクチュエータ)の形状は、実施例に限定されず適宜変更可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、インフレータが発生する高圧ガスでエアバッグを展開させる際に、高圧ガスを逃がすベントホールの開度を制御弁で制御することにより、エアバッグの展開速度、エアバッグの拘束力の大きさ、エアバッグの収縮速度等を衝突の状態や乗員の状態に応じて任意に設定することができる。また制御弁の弁体の最大開度がストッパで規制されるので、ベントホールから流出する高圧ガスの圧力で弁体が大きく撓んで開度が過剰になったり、アクチュエータが過剰に変形して損傷したりすることが防止される。
【0045】
たベントホールの弁座と弁体とがシール部材を介して当接するので、ベントホールおよび弁座間の隙間から高圧ガスが漏れるのを確実に防止することができる。
【0046】
たベントホールの周囲に設けた突起を弁体の外周に当接させて該弁体をベントホールに対して位置決めすることにより、リテーナに弁体をボルトで固定する際に、前記突起をガイドにして位置決めを行い、ベントホールに対して弁体を弁座に正しく着座できる位置に正確に固定することができる。
【0047】
また請求項に記載された発明によれば、接着剤が浸入し得る開口を形成した弁体に圧電素子を接着するので、弁体と圧電素子とを強固に接着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車室前部の斜視図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図3の4方向矢視図
【図5】助手席用エアバッグ装置の分解斜視図
【図6】ストッパの変形例を示す図
【図7】ストッパの他の変形例を示す図
【図8】シール部材の変形例を示す図
【図9】接着剤による圧電素子の固定手法の変形例を示す図
【図10】接着剤による圧電素子の固定手法の他の変形例を示す図
【図11】接着剤による圧電素子の固定手法の更に他の変形例を示す図
【図12】ロアリテーナの突起の変形例を示す図
【図13】ロアリテーナの突起の他の変形例を示す図
【図14】ロアリテーナの突起の更に他の変形例を示す図
【符号の説明】
11 シール部材
12 ボルト
13 スペーサ
14 接着剤
15 ストッパ
29 ベントホール
30 制御弁
32 弁体
32a 開口
33 圧電素子(アクチュエータ)
テー
46a 突起
46b 弁座
48 エアバッグ
50 インフレータ

Claims (2)

  1. 折り畳んだエアバッグ(48)の開口部周縁が固定されるリテーナ(4)の内部にインフレータ(50)を収納し、前記リテーナ(43)に形成されたベントホール(29)を、アクチュエータ(33)で作動する平板状の弁体(32)を備えた制御弁(30)で開閉すると共に、該弁体(32)の最大開度をトッパ(15)で規制し、車両の衝突時に前記インフレータ(50)が発生するガスでエアバッグ(48)を展開して乗員を拘束するエアバッグ装置であって、
    前記リテーナ(43)のベントホール(29)周縁に形成した弁座(46b)、および該弁座(46b)に着座する前記弁体(32)の少なくとも一方にシール部材(11)が設けられ、
    そのシール部材(11)に対応した厚みを有して前記弁体(32)及び前記リテーナ(43)間に挟まれるスペーサ(13)と、前記弁体(32)の固定側の一端部とが、前記リテーナ(43)に共通のボルト(12)で共締めされ、
    前記リテーナ(43)には、前記弁体(32)の外周に当接して前記ベントホール(29)に対して該弁体(32)を位置決めする突起(46a)が、該ベントホール(29)の周囲において該リテーナ(43)の外側に向けて突出するように一体に形成されることを特徴とする、エアバッグ装置。
  2. 前記アクチュエータ(33)は、弁体(32)に接着された圧電素子よりなり、弁体(32)とアクチュエータ(33)の接着力を増加させるべく、弁体(32)に接着剤(14)が浸入する開口(32a)を形成したことを特徴とする、請求項1に記載のエアバッグ装置。
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