JP4394018B2 - シェーディング補正装置、シェーディング補正方法 - Google Patents

シェーディング補正装置、シェーディング補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4394018B2
JP4394018B2 JP2005060967A JP2005060967A JP4394018B2 JP 4394018 B2 JP4394018 B2 JP 4394018B2 JP 2005060967 A JP2005060967 A JP 2005060967A JP 2005060967 A JP2005060967 A JP 2005060967A JP 4394018 B2 JP4394018 B2 JP 4394018B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
correction value
block correction
correction
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005060967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006246196A (ja
Inventor
洋一 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2005060967A priority Critical patent/JP4394018B2/ja
Publication of JP2006246196A publication Critical patent/JP2006246196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4394018B2 publication Critical patent/JP4394018B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、映像信号のシェーディング補正を行うシェーディング補正装置に関するものである。
従来のシェーディング補正装置における補正方式としては、例えば特許文献1に開示された方法が知られていた。特許文献1に記載された図を図22、図23として引用し、従来のシェーディング補正装置について説明する。特許文献1に記載されたシェーディング補正装置は、図22に示す構成を有する。補正値テーブル211gは、図23に示すような1つの画像41の全画面において水平方向64画素×垂直方向48画素の矩形のブロックBk毎に1つずつの代表的な光量補正データを記憶している。そして、この補正テーブルに記憶された補正値を用いて、周辺光量落ち補正部211eでシェーディング補正を行う。このシェーディング補正方式によれば、画像を分割するブロック数を多くすれば、その分だけシェーディング補正の精度は向上する。
特開2001−275029号公報(第11−14頁、第5、9図)
しかしながら、上記したシェーディング補正方式では、分割された全ブロックについて補正値をメモリに記憶するので、実用に際してはある程度ブロック数を抑えてシェーディング補正の精度を犠牲にしなければならないという問題があった。
本発明は、上記背景に鑑み、記憶しておくブロック補正値の情報量を削減すると共に、シェーディング補正の精度を向上できるシェーディング補正装置を提供することを目的とする。
本発明のシェーディング補正装置は、画面上に表示される画像の補正処理単位となる複数のブロックのうちの一部のブロックについて、ブロック内の画像を補正するためのブロック補正値を記憶したブロック補正値記憶部と、ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値に基づいて、ブロック補正値記憶部に記憶されていないブロックのブロック補正値を算出するブロック補正値算出部と、ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値とブロック補正値算出部にて算出されたブロック補正値とに基づいて、画像を構成する画素の輝度値を補正する輝度値補正部とを備えた構成を有する。
この構成により、ブロック補正値記憶部に記憶されていないブロックのブロック補正値を計算によって求めるので、あらかじめ全てのブロックのブロック補正値を記憶しておく必要がなく、記憶しておくブロック補正値の情報量を低減できる。また、ブロックごとに異なるブロック補正値を用いてシェーディング補正を行うことができるため、シェーディング補正の精度を高めることができる。
また、本発明のシェーディング補正装置は、ブロック補正値に基づいて、画像を構成する画素の補正ゲインを算出する補正ゲイン算出部を備え、輝度値補正部は補正ゲイン算出部にて算出された補正ゲインに基づいて、画像を構成する画素の輝度値を補正する構成を有する。
この構成により、補正ゲイン算出部がブロック補正値に基づいて画像を構成する画素の補正ゲインを求め、求めた補正ゲインを用いて画素の輝度を補正するので、精度の高いシェーディング補正を行うことができる。
また、本発明のシェーディング補正装置のブロック補正値算出部は、ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値を用いた補間計算により、記憶されていないブロック補正値を算出する構成を有している。
この構成により、記憶されていないブロック補正値を適切に計算することができる。
また、本発明のシェーディング補正装置は、ブロック補正値記憶部に、画面の中でシェーディングの度合いが大きい領域ではシェーディングの度合いが小さい領域より多くのブロック補正値を記憶しておく構成を有している。
この構成により、画面固有のシェーディングの付き方に応じてブロック補正値を記憶しておくので、ブロック補正値の誤差を低減し、精度の高いシェーディング補正を行うことができる。
また、本発明のシェーディング補正装置は、ブロック補正値記憶部に、光軸に関して互いに対称な位置にある複数のブロックについては、そのうちの一部のブロックのブロック補正値を記憶しておく構成を有している。
この構成により、シェーディングが光軸に対して対称に生じる特性を利用して、ブロック補正値を記憶するブロックの数を低減することができる。
また、本発明のシェーディング補正装置のブロック補正値算出部は、ブロック補正値を算出する複数のアルゴリズムを有し、要求される計算時間または補正精度に応じてブロック補正値を求めるアルゴリズムを選択する構成を有している。
この構成により、計算にかかる時間と補正の精度を考慮しながら、状況に合わせて最適な計算方法を選択することができる。
また、本発明のシェーディング補正装置のブロック補正値算出部は、ブロック補正値の計算方法をソフトウェアで設定可能なマイコンである。
この構成により、ブロック補正値の計算方法をソフトウェアで設定可能なマイコンでブロック補正値を算出するので、計算アルゴリズムの追加が容易であると共に、複雑な演算を行うことが可能となる。
本発明のシェーディング補正方法は、画面上に表示される画像の補正処理単位となる複数のブロックのうちの一部のブロックについて、ブロック内の画像を補正するためのブロック補正値をブロック補正値記憶部にあらかじめ記憶しておくステップと、ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値に基づいて、ブロック補正値記憶部に記憶されていないブロックのブロック補正値を算出するステップと、ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値と計算によって算出されたブロック補正値とに基づいて、画像を構成する画素の輝度値を補正するステップとを備える。
この構成により、本発明のシェーディング補正装置と同様に、記憶しておくブロック補正値の情報量を低減できる。また、本発明のシェーディング補正装置の各種の構成を本発明のシェーディング補正方法に適用することも可能である。
本発明は、ブロック補正値記憶部に一部のブロックのブロック補正値を記憶しておき、記憶されていないブロックのブロック補正値を計算によって求めるので、あらかじめ全てのブロックのブロック補正値を記憶しておく必要がなく、記憶しておくブロック補正値の情報量を低減できるというすぐれた効果を有する。
以下、本発明の実施の形態のシェーディング補正装置を備えたデジタルカメラについて、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のデジタルカメラを示す図である。デジタルカメラは、光を集光してフォーカス調整を行って被写体を結像するためのレンズ1と、レンズ1で集光された光を電気信号に変換する撮像素子2とを備えている。撮像素子2にて被写体の画像を撮像し、アナログデータを取得する。
デジタルカメラは、撮像素子2の出力信号のノイズ除去およびゲイン調整を行うアナログ前処理部3と、アナログ前処理部3の出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器4と、A/D変換器4から出力された映像信号にシェーディング補正を行うシェーディング補正回路5とを備える。シェーディング補正回路5にはシステム100が接続され、システム100がシェーディング補正回路5による補正を制御する。
また、デジタルカメラは、シェーディング補正回路5からの出力信号にホワイトバランス制御を行うWB回路6と、WB回路6からの出力信号にガンマ補正を行うγ補正回路7と、γ補正回路7からの出力信号に輝度信号処理と色差信号処理を行うY/C処理回路8とを備える。
次に、シェーディング補正回路5の構成について説明する。シェーディング補正回路5は、補正対象の画素の座標位置を表すHVカウンタ5aと、ブロックの補正値を記憶するブロック補正値記憶装置5bと、ブロック補正値記憶装置5bが記憶するブロックの補正値から記憶されていないブロック補正値を補間によって求めるブロック補正値補間部5cと、ブロックの補正値から補正対象の画素の補正ゲインを補間して算出する補正ゲイン補間部5dと、補正ゲイン補間部5dにより算出された補正ゲインをもとにA/D変換器4の出力を補正する信号輝度値補正部5eとを備える。
次に、シェーディング補正回路5による補正方式について説明する。シェーディング補正回路5は、一画面を複数のブロックに分割し、分割されたブロック毎にシェーディング補正を行う。
図2は、一画面を水平方向に8ブロック、垂直方向に6ブロック、合計48個のブロックBijに分割した例を示す図である。本実施の形態では、図2に示すように、一画面は48個のブロックに分割される。分割されたそれぞれのブロックに、シェーディング補正を行うための補正値Cijを有する。これらの補正値Cijは、あらかじめシェーディングの付き方を実測することにより求める。本明細書では、各ブロックの補正値をブロック補正値と呼ぶ。
HVカウンタ5aは、A/D変換器4より順次出力される信号をカウントし、現在の画素位置を保持する。HVカウンタ5aからの出力信号は、ブロック補正値記憶装置5b、ブロック補正値補間部5cおよび補正ゲイン補間部5dに入力される。
ブロック補正値記憶装置5bでは、ブロック補正値を記憶する。記憶可能なブロック補正値の個数は、メモリ容量の大きさに応じて異なる。シェーディングの特性に応じて、どのブロックについて補正値を記憶するかを決定する。ここで、ブロック補正値を記憶しておくブロックをどのように決めるかについて説明する。
図3は、ブロック補正値を記憶しておくブロックの分布を示す図である。図3において、網掛け部分はブロック補正値を記憶するブロックを示し、網掛けのない部分はブロック補正値を記憶しないブロックを示す。シェーディングは、画面中央部分の輝度値が高く、画面端部に行くほど光量落ちが生じる現象である。また、垂直光軸、水平光軸から離れるほど対称性がなくなる特性がある。ブロック補正値として考えた場合には、光軸付近においては、ブロック補正値は小さくかつ光軸に対して対称性を持ち、画面端部に近づくほどブロック補正値は大きくかつ対称性を失う傾向にある。図3では、このようなシェーディングの特性を考慮し、本来のブロック補正値と補間によって得られるブロック補正値との誤差を小さくするように、ブロック補正値を記憶しておくブロックを決めている。
また、垂直光軸に対して対称性が高いシェーディング特性を有する場合、図4に示すように画面左半分のブロック補正値を記憶することとしてもよく、水平光軸に対して対称性が高いシェーディング特性を有する場合、図5に示すように画面上半分のブロック補正値を記憶することとしてもよい。水平光軸、垂直光軸ともに対称性が高い場合には、図6に示すように画面の4分の1のブロック補正値だけを記憶しておくこともできる。この場合には、記憶するブロック補正値の数は12個となる。
さらに、光軸に対する対称性が高い場合、図3に示すブロック補正値の記憶の仕方と組み合わせることも可能である。例えば、垂直光軸に対して対称性が高い場合には、図7に示すように合計16個のブロック補正値を記憶すればよく、水平光軸に対して対称性が高い場合は図8に示すように合計16個のブロック補正値を記憶すればよい。水平光軸および垂直光軸のいずれに対しても対称性が高い場合には、図9に示すように合計8個のブロック補正値を記憶すればよい。この場合、ブロック補正値の記憶に必要とされるメモリ容量は、全ブロックの補正値を記憶するときの6分の1に低減できる。
次に、ブロック補正値補間部5cについて説明する。ブロック補正値補間部5cでは、ブロック補正値記憶装置5bに記憶されたブロック補正値から、記憶されていないブロック補正値を補間計算によって求める。ブロック補正値補間部5cは、ブロック補正値記憶装置5bがブロック補正値を記憶しているブロックのパターンに応じて、あらかじめ用意された複数の補間方法の中からどれを選択するかシステム100により制御される。ブロック補正値補間部5cは、システム100の要求に応じて補間計算を行う。以下、ブロック補正値補間部5cによって、ブロック補正値記憶装置5bに記憶されていないブロック補正値を補間する方法について説明する。
ブロック補正値が記憶されたブロックの分布が、図4、図5、図6に示すような光軸対称性を利用した分布である場合、ブロック補正値を記憶していないブロックについてのブロック補正値を次のように求めることができる。例えば、図4に示すように画面左半分のブロック補正値を記憶している場合、図10に示すように、画面左半分のブロック補正値を垂直光軸に対称となるように画面右半分のブロックに適用する。図10および次に示す図11、図12において、同じブロック番号は同じ補正値を用いることを示している。例えば、図5に示すように画面上半分のブロックの補正値を記憶している場合、図11に示すように、画面上半分のブロックの補正値を水平光軸に対称となるように画面下半分のブロックに適用する。例えば、図6に示すように画面左上のブロックの補正値を記憶している場合、図12に示すように、画面左上のブロックの補正値を水平光軸および垂直光軸に対称となるように画面左上以外のブロックに適用する。
次に、ブロック補正値が記憶されたブロックが図3に示すように分布する場合に、記憶されていないブロック補正値を補間によって求める方法について説明する。
ブロック補正値を記憶しているブロックについては、記憶されたブロック補正値を用いる。ブロック補正値を記憶していないブロックについては、周囲のブロック補正値を補間して求める。ただし、画面中央のB23、B24、B33、B34の4つのブロックは補正値を0とする。一般的に、画面中央付近のシェーディング量は最も小さく、画面中央の4つのブロック補正値は0もしくは0に近い値になるからである。B02、B05、B11、B16、B41、B46、B52、B55の8つのブロックの補正値は、それぞれのブロックに隣接する周囲のブロック3つあるいは4つの補正値の平均値を自身の補正値として算出する。B13、B14、B43、B44の4つのブロックは、隣接する上下2つのブロックの平均値を自身の補正値として算出する。それぞれのブロックの補正値を求める補間計算式は次のようになる。
[数1]
B02=(B01+B03+B12)/3
B05=(B04+B06+B15)/3
B11=(B01+B10+B12+B21)/4
B16=(B06+B15+B17+B26)/4
B41=(B31+B40+B42+B51)/4
B46=(B36+B45+B47+B56)/4
B52=(B42+B51+B53)/3
B55=(B45+B54+B56)/3
B13=(B03+B23)/2
B14=(B04+B24)/2
B43=(B33+B53)/2
B44=(B34+B54)/2
次に、ブロック補正値から各画素の補正ゲインを算出する補正ゲイン補間部5dについて説明する。補正ゲイン補間部5dは、ブロック補正値記憶装置5bが記憶しているブロック補正値と、ブロック補正値補間部5cによって算出したブロック補正値とを用いて、二段階の補間計算を行うことにより各画素の補正ゲインを算出する。
図13は、第一段階の補間計算について説明する図である。まず、図13に示すように各ブロックBij内の任意の点Hxyの補正ゲインG1を、ブロックBijと隣接する上下左右斜めのうち点Hxyからの距離が近い3つのブロックの合計4つのブロックを用いて求める。具体的には、4ブロックの各ブロック補正値を4点線形補間することにより任意の点Hxyの補正ゲインG1を求める。なお、図14に示すように、4点線形補間によって補間できない画面の端部E1については、図15に示すように2点の線形補間を行って補正ゲインG1を求めるか、ブロック補正値をそのまま補正ゲインとする。
図16は、第一段階の補間計算で求めた補正ゲインG1を用いた第二段階の補間計算について説明する図である。図16において、Rangeは1ブロックの一辺の長さを示す。任意の点Gxyの補正ゲインG2は、周囲の16点について第一段階の補間計算で求めた補正ゲインG1を抽出し、その16点の補正ゲインG1を用いて第二段階の補間計算を行う。抽出する16点は、図16に示すように、任意の点Gxyから垂直方向および水平方向にRange/8離れた4点、垂直方向にRange/8、水平方向にRange×3/8離れた4点、垂直方向にRange×3/8、水平方向にRange/8離れた4点、垂直方向および水平方向にRange×3/8離れた4点の合計16点である。これら16点の補正ゲインG1の平均値を、任意の点Gxyの補正ゲインG2とする。この補正ゲインG2を点Gxyの画素の最終的な補正ゲインとする。なお、図17に示すように、第二段階の補間を行うことができない画面の端部E2は、第一段階の補間結果G1を最終的な補正ゲインとする。補正ゲイン補間部5dにおいて算出された画素の補正ゲインは、信号輝度値補正部5eにおいて補正に用いられる。
図18は、信号輝度値補正部5eの構成を示す図である。信号輝度値補正部5eでは、A/D変換器4からの出力信号に対し、補正ゲイン補間部5dから出力される補正ゲインを乗算器501で乗算し、乗算器501からの出力信号をビットシフト器502にてシフトダウンする。そして、A/D変換器4からの出力信号とビットシフト器502からの出力信号を加算器503にて加算することで信号輝度値の補正を行う。
以上、第1の実施の形態のシェーディング補正回路5を備えたデジタルカメラについて説明した。
第1の実施の形態のシェーディング補正回路5によれば、信号輝度値補正部5eで用いる補正ゲインの算出を補正ゲイン補間部5dで行う際に、HVカウンタ5aにより補正ゲインの算出に必要なブロック補正値のブロック位置を把握し、ブロック補正値補間部5cがブロック補正値記憶装置5bが記憶していないブロック補正値を補間計算によって算出する。これにより、全てのブロック補正値を記憶する必要がなくなるので、記憶しておくブロック補正値の情報量を削減することができる。また、メモリ容量を増やさないで、ブロックの分割数を増やし、精度の良いシェーディング補正を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態のシェーディング補正装置を備えたデジタルカメラについて説明する。第2の実施の形態のデジタルカメラは、第1の実施の形態のデジタルカメラと基本的な構成は同じであるが、ブロックの補正値の補間計算をマイコンで行う点が異なる。
図19は、第2の実施の形態のデジタルカメラの構成を示す図である。第2の実施の形態においては、シェーディング補正に用いるブロック補正値を記憶しておく外部記憶装置9と、ブロック補正値を補間するマイコン10とを備えている。マイコン10には、マイコン10のブロック補正値の補間計算を制御するシステム100が接続されている。外部記憶装置9は、記憶容量に応じた個数の補正値を記憶している。
以上のように構成された第2の実施の形態のデジタルカメラは、基本的には第1の実施の形態と同様にシェーディング補正を行う。第1の実施の形態と異なる点は、外部記憶装置9に記憶されたブロック補正値から、記憶されていないブロック補正値をマイコン10が補間計算によって求め、求めたブロック補正値をブロック補正値記憶装置5bに送信する点である。すなわち、マイコン10は、外部記憶装置9が記憶しているブロック補正値を用いて、外部記憶装置9が記憶していないブロック補正値を補間して算出した後、全てのブロック補正値をブロック補正値記憶装置5bに送信する。マイコン10において適用するブロック補正値の補間方法はシステム100により制御される。
第2の実施の形態では、外部記憶装置9とマイコン10を設けることにより、外部記憶装置9が記憶していないブロック補正値をマイコン10によって算出するため、ブロック補正値の補間計算をソフトウェアで設計可能であり、補間計算方法の追加が容易である。また、複雑な演算を行うことができるため、より精度の高いブロック補正値の算出が可能となる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態のシェーディング補正装置は、基本的な構成は第1の実施の形態のシェーディング補正装置と同じであるが、ブロック補正記憶装置5bに記憶したブロック補正値が異なる。第1の実施の形態では、ブロック補正値自体を記憶する例について説明したが、第3の実施の形態においては、ブロック補正値を求めるための情報を記憶する点が異なる。
図20は、第3の実施の形態におけるブロック補正値記憶装置5bが記憶する情報について説明する図である。ブロックB10、ブロックB40には、ブロック補正値自体を記憶し、ブロックB20、ブロックB30には、ブロック補正値を求めるための情報を記憶する。具体的には、ブロックB20およびブロックB30のブロック補正値の平均値を記憶しておく。このように、ブロックB20およびブロックB30の平均値を記憶しておくことにより、2つのブロックに対して1つの情報を記憶すればよいので、記憶すべき情報量を低減できる。
この平均値をそのままブロック補正値として用いた場合、水平・垂直光軸上のブロックは完全に対象性を持つことになるが、実際のシェーディングには若干のズレが生じる。第3の実施の形態では、周辺のブロックの補正値の大きさを比較することにより、シェーディングのズレを予測することが可能である。周囲のブロック補正値を考慮して補間計算を行って補間結果が本来のブロック補正値に近づくようにする。ブロック補正値がB10>B40の場合にはB20>B30となるように、ブロック補正値がB10<B40の場合にはB20<B30となるようにブロック補正値を算出する。また、ブロックB10とブロックB40のブロック補正値がほぼ等しい場合には、B20=B30となるようにブロック補正値を算出する。
図21は、第3の実施の形態におけるブロック補正値記憶装置5bが記憶したブロック補正値の例を示す図である。ブロック補正値自体を記憶するブロックがブロックB00、B01、B06、B07、B10、B12、B15、B17、B40、B42、B45、B47、B50、B51、B56、B57の16個である。上下に並んだ2つのブロックのブロック補正値の平均値を記憶するのが、ブロックB20とB30の平均値、ブロックB21とB31の平均値、ブロックB22とB32の平均値、ブロックB25とB35の平均値、ブロックB26とB36の平均値、ブロックB27とB37の平均値で6個、左右に並んだ2つのブロックのブロック補正値の平均値を記憶するのが、ブロックB03とB04の平均値、ブロックB53とB54の平均値で2個となる。
図21に示す情報に基づいて、記憶されていないブロック補正値を補間して求める方法としては、複数の方法が考えられるが、ブロック補正値補間部5cは、補間精度や計算時間に応じて最適な補間方法を選択することができる。ここでは、計算速度を優先した補間方法と、補間精度を優先した補間方法について説明する。
計算速度を優先する場合には、上下に並んだ2つのブロック、あるいは左右に並んだ2つのブロックの補正値の平均値をそれぞれの平均値をペアとなっている2つのブロックにそのまま用いる。例えば、記憶しているブロックB20とB30の平均値を、B20とB30の両方のブロックの補正値として適用する。なお、例えばブロックB13、B14のように、ブロック補正値も平均値も記憶していないブロックについては、隣接する周囲のブロック3つあるいは4つの補正値の平均値を自身の補正値として適用するのは第1の実施の形態の場合と同じである。また、画面中央のB23、B24、B33、B34の4つのブロックの補正値を0とする点も第1の実施の形態の場合と同じである。
次に、補間精度を優先した場合の補間方法について説明する。
補間精度を優先した補間方法では、上下に並んだ2つのブロック、あるいは左右に並んだ2つのブロックの補正値の平均値を記憶しているブロックに関しては、記憶している平均値に周囲のブロックの補正値を加味して新しい補正値を算出し適用する。
以下に、各ブロックの補正値を求めるための補間計算式の例を示す。ここで、式中のwは周囲のブロックの影響度合を調整するための重み係数であり、本実施の形態においては、w=0.3とする。また、式中の「平均値」はブロック補正値記憶装置5bが記憶している2つのブロックのペアのそれぞれの平均値である。たとえば、B20とB30を求める式で用いる平均値とは、B20の本来のブロック補正値とB30の本来のブロック補正値との平均値であり、B03とB04を求める式で用いる平均値とは、B03の本来のブロック補正値とB04の本来のブロック補正値との平均値である。
[数2]
B20=平均値+w×平均値×(B10−B40)/(B10+B40)
B30=平均値+w×平均値×(B40−B10)/(B10+B40)
B21=平均値+w×平均値×{(B10+B12)−(B40+B42)}
/{(B10+B12)+(B40+B42)}
B31=平均値+w×平均値×{(B40+B42)−(B10+B12)}
/{(B10+B12)+(B40+B42)}
B22=平均値+w×平均値×(B12−B42)/(B12+B42)
B32=平均値+w×平均値×(B42−B12)/(B12+B42)
B25=平均値+w×平均値×(B15−B45)/(B15+B45)
B35=平均値+w×平均値×(B45−B15)/(B15+B45)
B26=平均値+w×平均値×{(B15+B17)−(B45+B47)}
/{(B15+B17)+(B45+B47)}
B36=平均値+w×平均値×{(B45+B47)−(B15+B17)}
/{(B15+B17)+(B45+B47)}
B27=平均値+w×平均値×(B17−B47)/(B17+B47)
B37=平均値+w×平均値×(B47−B17)/(B17+B47)
B03=平均値+w×平均値×(B12−B15)/(B12+B15)
B04=平均値+w×平均値×(B15−B12)/(B12+B15)
B53=平均値+w×平均値×(B42−B45)/(B42+B45)
B54=平均値+w×平均値×(B45−B42)/(B42+B45)
残りの4つのブロックB13、B14、B43、B44は、次の補間計算式で求める。式中の平均値とは隣接する上下2つのブロック補正値の平均値である。
[数3]
B13=平均値+w×平均値×(B12−B15)/(B12+B15)
B14=平均値+w×平均値×(B15−B12)/(B12+B15)
B43=平均値+w×平均値×(B42−B45)/(B42+B45)
B44=平均値+w×平均値×(B45−B42)/(B42+B45)
以上の計算により、縦または横に並んだ2つのブロックの平均値に周囲のブロック補正値を加味して、ブロック補正値を求めることができる。
第3の実施の形態のシェーディング補正装置では、縦または横に並んだ2つのブロックに対して1つの情報(平均値)を記憶しておけばよいので、記憶しておく情報量を低減することができる。また、周囲のブロックの補正値を考慮して補間計算を行っているので、実際のシェーディングのズレを考慮して、補間結果を本来のブロック補正値に近づけることができる。
また、第3の実施の形態のシェーディング補正装置では、演算速度または補間精度に応じて補間方法を選択できるので、状況に応じて適切にブロック補正値を求めることができる。
以上、本発明のシェーディング装置について、実施の形態を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
上記した実施の形態では、一画面を48個のブロックに分割する構成を例として説明したが、ブロック分割数は48個に限定されず、その他の個数に分割することも可能である。
上記した実施の形態では、ブロック補正値記憶装置5bにブロック補正値を記憶しておくブロックの分布について図3〜図9、図21等を例として説明したが、その他の分布でブロック補正値を記憶してもよい。また、それぞれの分布に対するブロック補正値補間部5cでの補間計算方法についても説明したが、他の方法で補間計算を行うことも可能である。
また、上記した実施の形態では、補間精度を優先した補間計算において、重み係数wの大きさを0.3としたが、この係数の大きさは任意に変更可能である。
また、上記した実施の形態では、デジタルカメラを例として説明したが、シェーディング補正装置は、撮像装置全般に適用することができる。例えば、携帯電話用カメラや、ビデオカメラ等の撮像装置に本発明を適用することも可能である。
以上説明したように、本発明は、記憶しておくブロック補正値の情報量を低減できるというすぐれた効果を有し、映像信号のシェーディング補正を行うシェーディング補正装置等として有用である。
第1の実施の形態のシェーディング補正装置を備えたデジタルカメラの構成を示す図 第1の実施の形態における画面をブロック分割した状態の説明図 第1の実施の形態においてブロック補正値を記憶しておくブロックの分布を示す図 第1の実施の形態において垂直光軸対称時にブロック補正値を記憶しておくブロックの分布を示す図 第1の実施の形態において水平光軸対称時にブロック補正値を記憶しておくブロックの分布を示す図 第1の実施の形態において水平垂直光軸対称時にブロック補正値を記憶しておくブロックの分布を示す図 第1の実施の形態において垂直光軸対称時にブロック補正値を記憶しておくブロックの分布を示す図 第1の実施の形態において水平光軸対称時にブロック補正値を記憶しておくブロックの分布を示す図 第1の実施の形態において水平垂直光軸対称時にブロック補正値を記憶しておくブロックの分布を示す図 第1の実施の形態において垂直光軸対称時の補正値の補間計算について説明する図 第1の実施の形態において水平光軸対称時の補正値の補間計算について説明する図 第1の実施の形態において水平垂直光軸対称時の補正値の補間計算について説明する図 第一段階の補正ゲインの補間計算について説明する図 第一段階の補正ゲインの補間計算を行えない領域を示す図 第一段階の補正ゲインの補間計算を行えない場合の端部例外処理を示す図 第二段階の補正ゲインの補間計算について説明する図 第二段階の補正ゲインの補間計算を行えない領域を示す図 信号輝度値補正部の構成を示す図 第2の実施の形態のシェーディング補正装置を備えたデジタルカメラの構成を示す図 第3の実施の形態におけるブロック補正値記憶装置が記憶する情報について説明する図 第3の実施の形態におけるブロック補正値記憶装置が記憶する情報を示す図 従来のシェーディング補正装置のブロック図 従来のシェーディング補正装置の画像を複数のブロックに分割した状態の説明図
符号の説明
1 レンズ
2 撮像素子
3 アナログ前処理部
4 A/D変換器
5 シェーディング補正回路
5a HVカウンタ
5b ブロック補正値記憶装置
5c ブロック補正値補間部
5d 補正ゲイン補間部
5e 信号輝度値補正部
6 WB回路
7 γ補正回路
8 Y/C処理回路
9 外部記憶装置
10 マイコン
100 システム
501 乗算器
502 ビットシフト器
503 加算器

Claims (4)

  1. 画面上に表示される画像の補正処理単位となる複数のブロックのうちの一部のブロックについて、前記ブロック内の画像を補正するためのブロック補正値を記憶したブロック補正値記憶部と、
    前記ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値を用いた補間計算により、前記ブロック補正値記憶部に記憶されていないブロックのブロック補正値を算出するブロック補正値算出部と、
    前記ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値と前記ブロック補正値算出部にて算出されたブロック補正値とに基づいて、画像を構成する画素の輝度値を補正する輝度値補正部と、
    を備えることを特徴とするシェーディング補正装置。
  2. 画面上に表示される画像の補正処理単位となる複数のブロックのうちの一部のブロックについて、前記ブロック内の画像を補正するためのブロック補正値を記憶したブロック補正値記憶部と、
    前記ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値に基づいて、前記ブロック補正値記憶部に記憶されていないブロックのブロック補正値を算出するブロック補正値算出部と、
    前記ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値と前記ブロック補正値算出部にて算出されたブロック補正値とに基づいて、画像を構成する画素の輝度値を補正する輝度値補正部と、
    を備え、
    前記ブロック補正値算出部は、ブロック補正値を算出する複数のアルゴリズムを有し、要求される計算時間または補正精度に応じてブロック補正値を求めるアルゴリズムを選択することを特徴とするシェーディング補正装置。
  3. 画面上に表示される画像の補正処理単位となる複数のブロックのうちの一部のブロックについて、前記ブロック内の画像を補正するためのブロック補正値をブロック補正値記憶部にあらかじめ記憶しておくステップと、
    前記ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値を用いた補間計算により、前記ブロック補正値記憶部に記憶されていないブロックのブロック補正値を算出するステップと、
    前記ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値と補間計算によって算出されたブロック補正値とに基づいて、画像を構成する画素の輝度値を補正するステップと、
    を備えることを特徴とするシェーディング補正方法。
  4. 画面上に表示される画像の補正処理単位となる複数のブロックのうちの一部のブロックについて、前記ブロック内の画像を補正するためのブロック補正値をブロック補正値記憶部にあらかじめ記憶しておくステップと、
    前記ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値に基づいて、前記ブロック補正値記憶部に記憶されていないブロックのブロック補正値を算出するステップと、
    前記ブロック補正値記憶部に記憶されたブロック補正値と補間計算によって算出されたブロック補正値とに基づいて、画像を構成する画素の輝度値を補正するステップと、
    前記ブロック補正値を算出するステップでは、ブロック補正値を算出する複数のアルゴリズムを有し、要求される計算時間または補正精度に応じてブロック補正値を求めるアルゴリズムを選択することを特徴とするシェーディング補正方法。
JP2005060967A 2005-03-04 2005-03-04 シェーディング補正装置、シェーディング補正方法 Expired - Fee Related JP4394018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005060967A JP4394018B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 シェーディング補正装置、シェーディング補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005060967A JP4394018B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 シェーディング補正装置、シェーディング補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006246196A JP2006246196A (ja) 2006-09-14
JP4394018B2 true JP4394018B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=37052112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005060967A Expired - Fee Related JP4394018B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 シェーディング補正装置、シェーディング補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4394018B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022593A1 (ja) * 2007-08-15 2009-02-19 Rivac Co., Ltd. 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム、並びに撮像装置
JP2010103642A (ja) 2008-10-21 2010-05-06 Toshiba Corp シェーディング補正装置
JP5421703B2 (ja) * 2009-09-14 2014-02-19 キヤノン株式会社 画像信号処理装置および撮像装置
JP5901246B2 (ja) * 2010-12-13 2016-04-06 キヤノン株式会社 撮像装置
US9916682B2 (en) 2015-10-28 2018-03-13 Intel Corporation Variable precision shading

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006246196A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5840008B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
US6915026B2 (en) Image processing method and apparatus
US20040150732A1 (en) Image capturing apparatus
JP2008092052A (ja) 階調補正装置および撮像装置
JP4394018B2 (ja) シェーディング補正装置、シェーディング補正方法
WO2006054607A1 (ja) 映像処理装置
US8289420B2 (en) Image processing device, camera device, image processing method, and program
JP5017597B2 (ja) 画素補間方法
KR20130054209A (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 방법 및 프로그램
EP3328076A1 (en) Image processing method and apparatus, and electronic device
KR20100080772A (ko) 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법, 화상 처리 프로그램
JP2013218654A (ja) 画像処理装置
JP2010199650A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
CN112508783B (zh) 基于方向插值的图像处理方法、计算机装置及计算机可读存储介质
JP2010103642A (ja) シェーディング補正装置
TWI418221B (zh) 圖像處理裝置,圖像處理方法及攝像裝置
JP2004274133A (ja) 色収差補正装置および色収差補正方法、並びに色収差補正プログラム
CN113747066A (zh) 图像校正方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
JPH09307789A (ja) 画像処理装置
US20120287299A1 (en) Image processing device, storage medium storing image processing program, and electronic camera
JP4977050B2 (ja) 映像信号変換装置,映像表示装置,映像信号変換方法
JP6039778B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
CN111355937B (zh) 图像处理方法、装置和电子设备
JPWO2014156669A1 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4503106B2 (ja) 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4394018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees