JP4393860B2 - 吸音構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、吸音構造体及びその製造方法に関する。
無響室、防音室などでは、吸音材が壁の内側に設けられている。また、工場の製造エリア及びその包囲の騒音を低減するために吸音材が用いられる。さらに、空調機器及び送風機の機器騒音を低減するために、機器内部に吸音材が配置されている場合がある。更にまた、車輌の上面、側面又は下面に吸音材が配置されている場合がある。また、防音ダクトとして、ダクトの外周面に吸音材が配置されている場合もある。
音のエネルギーが、振動を伴った熱エネルギーに変換され、反射する音のエネルギーが小さくなることを吸音という。吸音材には、多孔質材、共鳴材、及び、これらの組み合わせがある。吸音材としては、グラスウール、ロックウール、金属繊維、ウレタンフォーム等が知られていて、これら吸音材の表面にパンチングメタルやエキスパンドメタルを配置した吸音構造体がある。最近では、特許文献1に記載されているように、ポリオレフィン系吸音材も開発されている。
吸音材の吸音率は周波数特性を持ち、一般的には、吸音材は特定の周波数域を良好に吸音するものである。即ち、特定の周波数域では吸音率が高く、それ以外の周波数域では吸音率は低下する。そこで、幅広い周波数域で吸音することが求められる場合には、吸音材の厚さを厚くしたり、背後空気層を大きくとったり、あるいは、良好に吸音する周波数域が異なる2種類以上の吸音材が組み合わせて用いられている。例えば、無響室、防音室などでは、吸音材の厚さ方向、又は、音の入射方向に対して、2種類以上の吸音材が積層されている。
特許文献2には、吸音率の高い周波数域が異なる2種類の素材を、吸音面と平行な方向に帯状に組合わせて配置し、吸音層を形成することが記載されている。このように2種類の素材を組合わせて配置すると、そのときの吸音特性は、それぞれの吸音特性と比較して広範囲な周波数域を吸音できるものとなる。また、特許文献2には、吸音率の高い周波数域が異なる2種類の素材を、吸音面と平行な方向に千鳥格子状に組合わせて配置し、吸音層を形成することも記載されている。さらに、特許文献2には、吸音率の高い周波数域が異なる2種類の素材を、吸音面と平行な同心円状に組合わせて配置し、吸音層を形成することも記載されている。
特開2003−286637 特開平5−346790
幅広い周波数域での吸音が求められる場合には、従来は、2種類の吸音材が用いられていた。そして、個々の吸音材の吸音特性はその素材に依存していた。
しかし、2種類以上の吸音材が用いられている場合には、基本的に段階的ないし離散的な吸音になる。また、吸音材の吸音特性を変化させるのが困難であった。
そこで、1種類の吸音材が幅広い周波数域で吸音することが所望される。
本発明の第1の側面では、内部の密度が連続的に変化する吸音材を含むことを特徴とする吸音構造体が提供される。
本発明において、前記吸音材は、音波の入射面と、前記入射面の反対側の背面と、を有し、前記入射面から前記背面に向かって、前記吸音材の密度が連続的に変化することが好ましい。
あるいは、前記入射面から前記背面に向かって、前記吸音材の密度が連続的に上昇することが好ましい。
あるいは、前記入射面から前記背面に向かって、前記吸音材の密度が連続的に減少することが好ましい。
前記入射面と前記背面との間に中央部が位置し、前記入射面から前記中央部に向かって、前記吸音材の密度が連続的に上昇し、前記中央部から前記背面に向かって、前記吸音材の密度が連続的に低下することが好ましい。
前記吸音材を保持するためのフレームを含むことが好ましい。
前記吸音材を挟むための隔壁を含むことが好ましい。
前記隔壁が前記フレームに固定されていることが好ましい。
前記隔壁を前記フレームに固定する固定部材を更に有することが好ましい。
前記隔壁にはその厚さ方向に複数の貫通孔が形成されていることが好ましい。
前記フレームと前記隔壁との間に背後空気層が形成されていることが好ましい。
本発明の第2の側面では、上面及び下面の少なくとも一方を有するフレームと、前記フレームの前記上面及び前記下面の少なくとも一方に固定される複数の隔壁と、隣接する前記隔壁の間に保持される吸音材と、を有することを特徴とする吸音構造体が提供される。
本発明において、隣接する前記隔壁の間隔が前面から背面に向かって連続的に変化することが好ましい。
また、前記フレームは、前記上面及び前記下面、並びに、第1側面及び背面を有し、前記隔壁は、第1隔壁を有し、前記上面、前記下面、前記背面、前記第1側面及び前記第1隔壁が、第1背後空気層を形成することが好ましい。
更に、前記フレームは、更に、第2側面を有し、前記隔壁は、更に、第2隔壁を有し、前記上面、前記下面、前記背面、前記第2側面及び前記第2隔壁が、第2背後空気層を形成することが好ましい。
更にまた、前記隔壁を前記フレームの前記上面及び前記下面の少なくとも一方に固定する固定部材を更に有することが好ましい。
更に、前記隔壁にはその厚さ方向に複数の貫通孔が形成されていることが好ましい。
本発明の第3の側面では、上記の何れかに記載の吸音構造体を2段以上積層したことを特徴とする積層吸音構造体が提供される。
本発明の第4の側面では、下面を有するフレームと、前記フレームの前記下面に固定される複数の隔壁と、を有する吸音構造体用前駆体であって、隣接する前記隔壁の間隔が前面から背面に向かって連続的に変化する吸音構造体用前駆体が提供される。
本発明において、前記フレームは、背面及び第1側面を有し、前記隔壁は、少なくとも第1隔壁を有し、前記下面、前記背面、前記第1側面及び前記第1隔壁が、第1背後空気層を形成することが好ましい。
また、前記隔壁を前記フレームの前記下面に固定する固定部材を更に有することが好ましい。
本発明の第5の側面では、実質的に均一な密度を有する吸音材を少なくとも一方向に伸縮し、密度が連続的に変化する吸音材を形成する工程と、前記吸音材をフレームに保持する工程と、を含む吸音構造体の製造方法が提供される。
本発明の第6の側面では、フレームの下面に複数の隔壁を固定し、吸音構造体用前駆体を得る工程と、前記吸音構造体用前駆体の前記隔壁の間に吸音材を充填する工程と、前記隔壁又は前記フレームの側壁に前記フレームの上面を固定する工程と、を含む吸音構造体の製造方法が提供される。
本発明において、隣接する前記隔壁の間隔が前面から背面に向かって連続的に変化することが好ましい。
本発明の第7の側面では、壁と、上記の何れかに記載の吸音構造体を2段以上積層した積層吸音構造体と、を有する音響調整空間であって、前記積層吸音構造体が、前記壁の内側に設けられていることを特徴とする音響調整空間が提供される。
本発明の第1の側面では、内部の密度が連続的に変化する吸音材を含む吸音構造体が提供されるので、吸音構造体の吸音特性を柔軟に変化させることが可能となる。即ち、吸音材の密度が大きくなると周波数特性は低周波数域へシフトする傾向があり、吸音材の密度を変化させることにより、1種類の素材からなる吸音材を用いた場合であっても、幅広い周波数域で吸音構造体の吸音率を向上することが可能になる。もっとも、本発明では、素材が異なる2種類の吸音材を用いることを排除するものではない。
特に、吸音材の入射面から背面に向かって、吸音材の密度が連続的に変化する場合には、幅広い周波数域で吸音構造体の吸音率を向上することが可能になる。また、吸音構造体の製造が容易になり、製造コスト削減が可能となる。
本発明の第2の側面では、上面及び下面の少なくとも一方を有するフレームと、前記フレームの前記上面及び前記下面の少なくとも一方に固定される複数の隔壁と、隣接する前記隔壁の間に保持される吸音材と、を有することを特徴とする吸音構造体が提供される。このような新規な構造の吸音構造体は、吸音材の内部の密度変化を調整することが容易になり、1種類の素材からなる吸音材を用いた場合であっても、幅広い周波数域で吸音構造体の吸音率を向上することが可能になる。
特に、隣接する隔壁の間隔がフレームの前面から背面に向かって連続的に変化する場合には、吸音材の内部の密度変化を調整することが容易になる。伸縮されていない、通常の状態では、実質的に均一の密度の吸音材を隣接する隔壁の間に伸縮させながら充填することにより、吸音材の内部の密度が変化することになるからである。即ち、隔壁の間隔が狭い部位では、吸音材が圧縮され、吸音材の密度が上昇する。一方、隔壁の間隔が広い部位では、吸音材が伸張し又はさほど圧縮されず、吸音材の密度が相対的に低下する。
本発明の第3の側面では、上記の何れかに記載の吸音構造体を2段以上積層したことを特徴とする積層吸音構造体が提供される。積層吸音構造体が無響室、コンサートホール、講堂、体育館、工場等の壁に設けられた場合には、従来と比べて、積層吸音構造体の厚さを薄くすることができる。即ち、従来は、異なる吸音材を内蔵した2種類の吸音構造体を壁の厚さ方向に並設していたが、本発明の第3の側面では、1種類の積層吸音構造体を壁に設ければよいからである。
本発明の第4の側面では、下面を有するフレームと、前記フレームの前記下面に固定される複数の隔壁と、を有する吸音構造体用前駆体であって、隣接する前記隔壁の間隔が前面から背面に向かって連続的に変化する吸音構造体用前駆体が提供される。この吸音構造体用前駆体を用いることにより、吸音構造体、特に本発明の第2の側面で提供される吸音構造体を簡易に製造することができる。即ち、この吸音構造体用前駆体の隔壁の間に吸音材を充填することにより、吸音構造体を簡易に製造することができる。
本発明の第5の側面では、実質的に均一な密度を有する吸音材を少なくとも一方向に伸縮し、密度が連続的に変化する吸音材を形成する工程と、前記吸音材をフレームに保持する工程と、を含む吸音構造体の製造方法が提供される。これにより、所望の吸音特性を持つ吸音構造体、特に、本発明の第1の側面で提供される吸音構造体を簡易に製造することができる。
本発明の第6の側面では、フレームの下面に複数の隔壁を固定し、吸音構造体用前駆体を得る工程と、前記吸音構造体用前駆体の前記隔壁の間に吸音材を充填する工程と、前記隔壁又は前記フレームの側壁に前記フレームの上面を固定する工程と、を含む吸音構造体の製造方法が提供される。これにより、所望の吸音特性を持つ吸音構造体、特に、本発明の第2の側面で提供される吸音構造体を簡易に製造することができる。
本発明の第7の側面では、壁と、所定の積層吸音構造体とを有する、音響調整空間が提供される。所定の積層吸音構造体を設けることにより、音響調整空間における音響を好適に調整することができる。音響調整空間としては、例えば、無響室、コンサートホール、講堂、体育館、工場などが挙げられる。
図1は、本発明の一実施形態の吸音構造体の斜視図である。吸音構造体は、吸音材40を保持するためのフレームを有する。図1では、隔壁30及び吸音材40の形状を示すために、便宜上、フレームの上面29が取り外されている。フレームは、実質的に直方体形状であり、下面22と、左側面24と、右側面26と、背面とを有する。フレームは、更に、上面29を有することが好ましい。フレームには、前面が形成されておらず、吸音材40が曝されていてもよい。あるいは、フレームの前面は、スクリーンで被覆されていてもよい。
図1では、フレームの下面22に、複数の隔壁30が固定されている。フレームの上面及び下面に複数の隔壁30が固定されていることが好ましい。隔壁32、34、38、39は、曲面形状をしているのに対し、隔壁36は平面形状をしている。図1の実施態様では、隣接する隔壁30の間隔は、フレームの前面から背面に向かって連続的に狭くなっている。隔壁30には、その厚さ方向に複数の貫通孔が形成されていることが好ましい。共鳴により音が減衰するからである。
隣接する隔壁30の間に、吸音材40が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。吸音材41、43、45、47は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。しかし、隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から背面に向かって連続的に狭くなっているので、この形状に従って、吸音材41、43、45、47は、伸縮されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47はほとんど圧縮されておらず又は伸長されていて、吸音材は低密度である。これに対して、フレームの背面では、吸音材は圧縮されていて、吸音材は高密度である。
図1の実施形態では、吸音材の内部の密度が連続的に変化している。吸音材41、43、45、47は、音波の入射面42と、入射面42の反対側の背面44と、を有していて、入射面42から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に変化している。具体的には、入射面42から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に上昇している。図1の実施形態では、フレームの前面では、その全体が吸音材40で充填されている。これに対して、フレームの背面では、その一部が吸音材40で充填されている。
図1の実施態様では、隔壁30の高さは、吸音材41、43、45、47の高さと同一である。もっとも、隔壁30の高さは、吸音材41、43、45、47の高さよりも低くてもよい。また、図1の実施態様では、隔壁30の高さは、フレームの側面24、26及びフレームの背面28の高さと同一である。もっとも、隔壁30の高さは、フレームの側面24、26及びフレームの背面28の高さよりも低くてもよい。
フレームと隔壁32との間に背後空気層52が形成されている。即ち、フレームの上面、下面22、背面、左側面24及び隔壁32が、背後空気層52を形成する。また、フレームと隔壁39との間に背後空気層54が形成されている。即ち、フレームの上面、下面22、背面、右側面26及び隔壁39が、背後空気層54を形成する。背後空気層52、54にて共鳴することにより音を減衰させることができる。
図1の実施態様では、各々の隔壁30にその高さ方向に貫通するピン60a、60b、60cが設けられている。ピン60a、60b、60cは、それぞれ隔壁30の前面、中央部、背面に設けられている。ピン60a、60b、60cは、隔壁30の高さよりも若干長く、その底部及び頂部が隔壁30より突出している。そして、ピン60a、60b、60cの底部は、フレームの下面22に設けられた貫通孔又は窪みに固定されている。同様に、ピン60a、60b、60cの頂部は、フレームの上面29に設けられた貫通孔又は窪みに固定される。
もっとも、隔壁30は、ピンではなく、接着剤、粘着テープ等でフレームの上面及び/又は下面に固定されていてもよい。また、隔壁30は、吸音材40を挟むことができればよいので、フレームの前面から背面29まで延びている必要はない。更に、隔壁30を省略して、吸音材40を接着剤、粘着テープ等でフレームの上面及び/又は下面に固定してもよい。あるいは、隔壁30を省略して、フレームの上面及び/又は下面に固定されるピンの間に吸音材を保持させてもよい。
以下、同一の部材は同一の符号を付し、適宜、説明を省略する。図2A及び図2Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、36、38、39が、平面形状をしている。図2の実施態様は、隔壁32、34、38、39の形状以外は、図1の実施態様と同様である。
隣接する隔壁の間に吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。そして、隣接する隔壁の間隔は、前面から背面に向かって連続的に狭くなっているので、前面から背面に従って、吸音材41、43、45、47は、圧縮され、吸音材41、43、45、47は低密度から高密度に変化する。フレームの下面22及び上面29には、それぞれ、貫通孔62、69が規則的に設けられていて、この環通孔62、69をピン60a、60が貫通している。
図3A及び図3Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、36、38、39が、平面形状をしていて、隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から背面に向かって連続的に広くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。
吸音材41、43、45、47は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの背面から前面に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。これに対して、フレームの背面では、吸音材は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に低下している。
図3A及び図3Bの実施形態では、フレームの前面では、その一部が吸音材41、43、45、47で充填されている。これに対して、フレームの背面28では、その全体が吸音材41、43、45、47で充填されている。
図4A及び図4Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34は側面24側に膨らみ、隔壁38、隔壁39は側面26側に膨らんでいる。そして、隔壁36は、側面24と側面26との中心にて平面形状をしている。隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から中央部に向かって連続的に広くなり、フレームの中央部から背面28に向かって連続的に狭くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。
吸音材は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの中央部から前面及び背面に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。そして、中央部では、吸音材41、43、45、47は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。更に、背面では、吸音材は圧縮されていて、吸音材は高密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から中央部に向かって、吸音材の密度が連続的に低下していて、中央部から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に上昇している。
フレームの側面24と隔壁32とが中央部にて接触していて、背後空気層52が形成されている。また、フレームの側面26と隔壁39とが中央部にて接触していて、背後空気層54が形成されている。
図4A及び図4Bの実施形態では、フレームの前面では、その一部が吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その一部が吸音材41、43、45、47で充填されている。
図5A及び図5Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、36、38が、平面形状をしていて、隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から背面に向かって連続的に狭くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38とフレームの側面26の間に吸音材47が保持されている。この実施態様では、フレームの側面26が隔壁の役割もしている。
吸音材41、43、45、47は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの前面から背面に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。即ち、フレームの前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。これに対して、フレームの背面では、吸音材は圧縮されていて、吸音材は高密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に上昇している。
フレームの側面24と隔壁32とがフレームの前面にて接触していて、フレームと隔壁と32の間に背後空気層52が形成されている。
図5A及び図5Bの実施形態では、フレームの前面では、その全部が吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その一部が、特に側面26側が吸音材41、43、45、47で充填されている。
図6A及び図6Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、36、38が、平面形状をしていて、隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から背面28に向かって連続的に広くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38とフレームの側面26の間に吸音材47が保持されている。この実施態様では、フレームの側面26が隔壁の役割もしている。
吸音材41、43、45、47は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの背面28から前面に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。これに対して、フレームの背面では、吸音材は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に低下している。
図6A及び図6Bの実施形態では、フレームの前面では、その一部、特に側面26側が吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。
図7A及び図7Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、38、39は隔壁36側に窪んだ曲面形状をしている。そして、隔壁36は、側面24と側面26との中心にて平面形状をしている。隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から中央部に向かって連続的に狭くなり、フレームの中央部から背面28に向かって連続的に広くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。
吸音材は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの前面及び背面から中央部に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。そして、中央部では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。更に、背面では、吸音材は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から中央部に向かって、吸音材の密度が連続的に上昇していて、中央部から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に低下している。
フレームの側面24と隔壁32とがフレームの前面及び背面28にて接触していて、空気層56が形成されている。また、フレームの側面26と隔壁39とがフレームの前面及び背面28にて接触していて、空気層58が形成されている。
図7A及び図7Bの実施形態では、フレームの前面では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。
図8A及び図8Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、38、39は隔壁36側に窪んだ曲面形状をしている。そして、隔壁36は、側面24と側面26との中心にて平面形状をしている。隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から中央部に向かって連続的に狭くなっている。隔壁32と隔壁34との間隔、及び、隔壁38と隔壁39との間隔は、フレームの中央部から背面28に向かってほぼ一定である。隔壁34と隔壁36との間隔、及び、隔壁36と隔壁38との間隔は、フレームの中央部から背面28に向かって広くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。
吸音材は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの前面から中央部に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。フレームの中央部から背面に向かって、吸音材41、47は、ほぼ同程度に圧縮されている。フレームの中央部から背面に向かって、吸音材43、45は、伸張されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。そして、中央部では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。更に、背面では、吸音材43、45は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。また、背面では、吸音材41、47は、圧縮されていて、吸音材は高密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から中央部に向かって、吸音材41、43、45、47の密度が連続的に上昇している。中央部から背面44に向かって、吸音材41、47の密度はほぼ一定であり、吸音材43、45の密度は連続的に低下している。
隔壁32が、フレームの側面24とフレームの前面にて接触していて、また、フレームの背面28とも接触していて、空気層56が形成されている。隔壁39が、フレームの側面26とフレームの前面にて接触していて、また、フレームの背面28とも接触していて、空気層58が形成されている。
図8A及び図8Bの実施形態では、フレームの前面では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その一部が吸音材41、43、45、47で充填されている。
図9A及び図9Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、38、39は隔壁36側に窪んだ曲面形状をしている。そして、隔壁36は、側面24と側面26との中心にて平面形状をしている。隔壁32と隔壁34との間隔、及び、隔壁38と隔壁39との間隔は、フレームの前面から中央部に向かってほぼ一定である。隔壁34と隔壁36との間隔、及び、隔壁36と隔壁38との間隔は、フレームの前面から中央部に向かって狭くなっている。隣接する隔壁の間隔は、フレームの中央部から背面28に向かって連続的に広くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。
吸音材は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの前面から中央部に向かって、吸音材41、47は、ほぼ同程度に圧縮されている。フレームの前面から中央部に向かって、吸音材43、45は、圧縮されている。フレームの中央部から背面に向かって、吸音材41、43、45、47は、伸張されている。即ち、前面では、吸音材43、45は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。また、前面では、吸音材41、47は、圧縮されていて、吸音材は高密度である。そして、中央部では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。更に、背面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。即ち、前面から中央部に向かって、吸音材41、47の密度はほぼ一定であり、吸音材43、45の密度は連続的に上昇している。吸音材41、43、45、47の中央部から背面に向かって、吸音材の密度が連続的に低下している。
フレームの側面24と隔壁32とがフレームの背面28にて接触している。また、フレームの側面26と隔壁39とがフレームの背面28にて接触している。
図9A及び図9Bの実施形態では、フレームの前面では、その一部が吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。
図10A及び図10Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、38、39は隔壁36側に折れ曲がった平面形状をしている。そして、隔壁36は、側面24と側面26との中心にて平面形状をしている。隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から中央部に向かって連続的に狭くなり、フレームの中央部から背面28に向かって連続的に広くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。
吸音材は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの前面及び背面から中央部に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。そして、中央部では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。更に、背面では、吸音材は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から中央部に向かって、吸音材の密度が連続的に上昇していて、中央部から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に低下している。
フレームの側面24と隔壁32とがフレームの前面及び背面28にて接触していて、空気層56が形成されている。また、フレームの側面26と隔壁39とがフレームの前面及び背面28にて接触していて、空気層58が形成されている。
図10A及び図10Bの実施形態では、フレームの前面では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。
図11A及び図11Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、38、39は隔壁36側に折れ曲がった平面形状をしている。そして、隔壁36は、側面24と側面26との中心にて平面形状をしている。隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から中央部に向かって連続的に狭くなり、フレームの中央部から背面28に向かって連続的に広くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。
吸音材は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの前面及び背面から中央部に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。そして、中央部では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。更に、背面では、吸音材は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から中央部に向かって、吸音材の密度が連続的に上昇していて、中央部から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に低下している。
フレームの側面24と隔壁32とがフレームの前面及び背面28にて接触していて、空気層56が形成されている。また、フレームの側面26と隔壁39とがフレームの前面及び背面28にて接触していて、空気層58が形成されている。
図11A及び図11Bの実施形態では、フレームの前面では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。
図12A及び図12Bは、それぞれ、本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図及び正面図である。この実施態様では、隔壁32、34、38、39は隔壁36側に折れ曲がった平面形状をしている。そして、隔壁36は、側面24と側面26との中心にて平面形状をしている。隣接する隔壁の間隔は、フレームの前面から中央部に向かって連続的に狭くなり、フレームの中央部から背面28に向かって連続的に広くなっている。
隣接する隔壁の間に、吸音材41、43、45、47が保持されている。即ち、隔壁32と隔壁34の間に吸音材41が保持されている。隔壁34と隔壁36の間に吸音材43が保持されている。隔壁36と隔壁38の間に吸音材45が保持されている。隔壁38と隔壁39の間に吸音材47が保持されている。
吸音材は、伸縮されていない状態では、実質的に均一な密度である。従って、フレームの前面及び背面から中央部に向かって、吸音材41、43、45、47は、圧縮されている。即ち、前面では、吸音材41、43、45、47は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。そして、中央部では、吸音材41、43、45、47は圧縮されていて、吸音材は高密度である。更に、背面では、吸音材は圧縮されておらず、吸音材は低密度である。即ち、吸音材41、43、45、47の入射面42から中央部に向かって、吸音材の密度が連続的に上昇していて、中央部から背面44に向かって、吸音材の密度が連続的に低下している。
フレームの側面24と隔壁32とがフレームの前面及び背面28にて接触していて、空気層56が形成されている。また、フレームの側面26と隔壁39とがフレームの前面及び背面28にて接触していて、空気層58が形成されている。
図12A及び図12Bの実施形態では、フレームの前面では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。また、フレームの背面28では、その全てが吸音材41、43、45、47で充填されている。
本発明の他の側面では、積層吸音構造体が提供される。図13は、本発明の一実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体70は、吸音構造体72と、吸音構造体74と、吸音構造体76とを積層したものである。吸音構造体72のフレームの上面と、吸音構造体74のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体74のフレームの上面と、吸音構造体76のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体72のフレームの上面と、吸音構造体74のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体74のフレームの上面と、吸音構造体76のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、同一又は異なって、それぞれ、図1の実施形態の吸音構造体、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体、又は、図12A及び図12Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
例えば、吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図1の実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図12A及び図12Bの実施形態の吸音構造体である。
例えば、吸音構造体72及び吸音構造体74は、何れも、図1の実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体76は、図7A及び図7Bの吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72及び吸音構造体74は、何れも、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体76は、図1の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72及び吸音構造体76は、何れも、図1の吸音構造体であり、吸音構造体74は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図1の吸音構造体であり、吸音構造体72は、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72及び吸音構造体74は、何れも、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体76は、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72及び吸音構造体74は、何れも、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体76は、図1の実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体74及び吸音構造体76は、何れも、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体72は、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体である。
例えば、吸音構造体72は、図1の実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体74は、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体76は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体72は、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体74は、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体76は、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体である。
吸音構造体72と吸音構造体74とは、又は、吸音構造体74と吸音構造体76とは、公知の方法で接合する。例えば、接着剤で接合してもよい。あるいは、下段の吸音構造体中のピンをフレームの上面を貫通するようにし、上段の吸音構造体のピンと、共用してもよい。あるいは、直方体形状の枠を形成し、その枠内に複数の吸音構造体を設置してもよい(*どのように接合するのか、適宜、補充、訂正おねがいいたします。)また、他の積層吸音構造体も、吸音構造体同士を公知の方法で接合することができる。
図14は、本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体80は、吸音構造体82と、吸音構造体84と、吸音構造体86とを積層したものである。吸音構造体82のフレームの上面と、吸音構造体84のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体84のフレームの上面と、吸音構造体86のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体82のフレームの上面と、吸音構造体84のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体84のフレームの上面と、吸音構造体86のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造体82、吸音構造体84及び吸音構造体86は、同一又は異なって、それぞれ、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体、又は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
例えば、吸音構造体82、吸音構造体84及び吸音構造体86は、何れも、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。また、吸音構造体82、吸音構造体84及び吸音構造体86は、何れも、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
例えば、吸音構造体82及び吸音構造体84は、それぞれ、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体86は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体82は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体84及び吸音構造体86は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体である。
図15は、本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体90は、吸音構造体92と、吸音構造体94と、吸音構造体96とを積層したものである。吸音構造体92のフレームの上面と、吸音構造体94のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体94のフレームの上面と、吸音構造体96のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体92のフレームの上面と、吸音構造体94のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体94のフレームの上面と、吸音構造体96のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造体92、吸音構造体94及び吸音構造体96は、例えば、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体である。吸音構造体92、吸音構造体94及び吸音構造体96は、例えば、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体の隔壁32、隔壁34、隔壁36及び隔壁38の少なくとも一つを曲面形状に変形したものである。
図16は、本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体100は、吸音構造体102と、吸音構造体104と、吸音構造体106とを積層したものである。吸音構造体102のフレームの上面と、吸音構造体104のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体104のフレームの上面と、吸音構造体106のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体102のフレームの上面と、吸音構造体104のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体104のフレームの上面と、吸音構造体106のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造体102及び吸音構造体106は、同一又は異なって、それぞれ、図1の実施形態の吸音構造体、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体、又は、図12A及び図12Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
吸音構造体104は、例えば、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、あるいは、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体の隔壁32、隔壁34、隔壁36及び隔壁38の少なくとも一つを曲面形状に変形したものである。
例えば、吸音構造体102は、図1の実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体104は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体106は、図1の実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体102は、図1の実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体104は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体106は、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体102は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体104は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体106は、図1の実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体102は、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体104は、図6A及び図6Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体106は、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体である。
図17は、本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体110は、吸音構造体112と、吸音構造体114と、吸音構造体116とを積層したものである。吸音構造体112のフレームの上面と、吸音構造体114のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体114のフレームの上面と、吸音構造体116のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体112のフレームの上面と、吸音構造体114のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体114のフレームの上面と、吸音構造体116のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造112及び吸音構造体116は、同一又は異なって、それぞれ、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体、又は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
吸音構造体114は、図1の実施形態の吸音構造体、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体、又は、図12A及び図12Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
例えば、吸音構造体112は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体114は、図1の実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体116は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体112は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体114は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体116は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体である。
図18は、本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体120は、吸音構造体122と、吸音構造体124と、吸音構造体126とを積層したものである。吸音構造体122のフレームの上面と、吸音構造体124のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体124のフレームの上面と、吸音構造体126のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体122のフレームの上面と、吸音構造体124のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体124のフレームの上面と、吸音構造体126のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造体122及び吸音構造体126は、例えば、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体である。吸音構造体122及び吸音構造体126は、例えば、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体の隔壁32、隔壁34、隔壁36及び隔壁38の少なくとも一つを曲面形状に変形したものである。
吸音構造体124は、図1の実施形態の吸音構造体、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体、又は、図12A及び図12Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
例えば、吸音構造体122は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体124は、図1の実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体126は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体122は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体124は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体126は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体122は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体124は、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体126は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体122は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体の隔壁32、隔壁34、隔壁36及び隔壁38の少なくとも一つを曲面形状に変形したものであり、吸音構造体124は、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体126は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体である。
図19は、本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体130は、吸音構造体132と、吸音構造体134と、吸音構造体136とを積層したものである。吸音構造体132のフレームの上面と、吸音構造体134のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体134のフレームの上面と、吸音構造体136のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体132のフレームの上面と、吸音構造体134のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体134のフレームの上面と、吸音構造体136のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造体132及び吸音構造体136は、同一又は異なって、それぞれ、図1の実施形態の吸音構造体、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体、又は、図12A及び図12Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。吸音構造体134は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体、又は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
例えば、吸音構造体132は、図1の実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体134は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体136は、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体132は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体134は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体136は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体132は、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体134は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体136は、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体132は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体134は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体136は、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体である。
図20は、本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体140は、吸音構造体142と、吸音構造体144と、吸音構造体146とを積層したものである。吸音構造体142のフレームの上面と、吸音構造体144のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体144のフレームの上面と、吸音構造体146のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体142のフレームの上面と、吸音構造体144のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体144のフレームの上面と、吸音構造体146のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造体142及び吸音構造体144は、同一又は異なって、それぞれ、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体、又は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
吸音構造体146は、図1の実施形態の吸音構造体、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体、又は、図12A及び図12Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
例えば、吸音構造体142は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体144は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体146は、図1の実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体142は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体144は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体146は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体142は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体144は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体146は、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体142は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体144は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体146は、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体142は、図4A及び図4Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体144は、図3A及び図3Bの実施形態の吸音構造体であり、吸音構造体146は、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体である。
図21は、本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。積層吸音構造体150は、吸音構造体152と、吸音構造体154と、吸音構造体156とを積層したものである。吸音構造体152のフレームの上面と、吸音構造体154のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。同様に、吸音構造体154のフレームの上面と、吸音構造体156のフレームの下面とは、別個の部材であってもよい。あるいは、吸音構造体152のフレームの上面と、吸音構造体154のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。同様に、吸音構造体154のフレームの上面と、吸音構造体156のフレームの下面とは、同一の部材で共用されていてもよい。
吸音構造体152及び吸音構造体154は、例えば、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体である。吸音構造体152及び吸音構造体154は、例えば、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体の隔壁32、隔壁34、隔壁36及び隔壁38の少なくとも一つを曲面形状に変形したものである。
吸音構造体156は、図1の実施形態の吸音構造体、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体、又は、図12A及び図12Bの実施形態の吸音構造体であってもよい。
例えば、吸音構造体152は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体154は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体156は、図1の実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体152は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体154は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体156は、図2A及び図2Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体152は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体154は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体156は、図5A及び図5Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体152は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体154は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体156は、図7A及び図7Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体152は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体154は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体156は、図8A及び図8Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体152は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体154は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体156は、図10A及び図10Bの実施形態の吸音構造体である。あるいは、吸音構造体152は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体の隔壁32、隔壁34、隔壁36及び隔壁38の少なくとも一つを曲面形状に変形したものであり、吸音構造体154は、図6A及び図6Bの実施態様の吸音構造体であり、吸音構造体156は、図11A及び図11Bの実施形態の吸音構造体である。
積層吸音構造体の段数は制限がなく、2段以上であればよい。典型的には、対象となる壁の高さに合わせて、積層吸音構造体を設置する。また、積層吸音構造体を横方向に並べてもよい。
本発明の他の側面では、吸音構造体用前駆体が提供される。図22は、本発明の一実施態様の吸音構造体用前駆体を示す。図22の実施態様の吸音構造体用前駆体は、図1の実施態様の吸音構造体を製造するのに好適に用いることができる。
図22で、吸音構造体用前駆体12は、下面22と、左側面24と、右側面26と、背面28とを有するフレームを有する。左側面24と、右側面26と、背面28とは、同一の高さであることが好ましい。図22には、便宜上、フレームの上面29も記載されているが、フレームの上面は、吸音構造体用前駆体12の要素ではない。
フレームの下面22に、隔壁30、即ち、隔壁32、34、36、38、39が固定されている。隔壁32、34、38、39は、曲面形状をしているのに対し、隔壁36は平面形状をしている。図22の実施態様では、隣接する隔壁30の間隔は、フレームの前面から背面に向かって連続的に狭くなっている。
図22の実施態様では、隔壁30の厚さ方向に複数の貫通孔31が形成されている。これにより、共鳴により音が減衰する。
図25の実施態様では、隔壁30の高さは、フレームの側面24、26及びフレームの背面28の高さと同一である。もっとも、隔壁30の高さは、フレームの側面24、26及びフレームの背面28の高さよりも低くてもよい。
フレームと隔壁32との間に背後空気層52が形成されている。即ち、フレームの下面22、背面28、左側面24及び隔壁32が、背後空気層52を形成する。また、フレームと隔壁39との間に背後空気層54が形成されている。即ち、フレームの下面22、背面、右側面26及び隔壁39が、背後空気層54を形成する。背後空気層52、54にて共鳴することにより音を減衰させることができる。
図25の実施態様では、各々の隔壁30にその高さ方向に貫通するピン60a、60b、60cが設けられている。ピン60a、60b、60cは、それぞれ隔壁30の前面、中央部、背面に設けられている。ピン60a、60b、60cは、隔壁30の高さよりも若干長く、その底部及び頂部が隔壁30より突出している。そして、ピン60a、60b、60cの底部は、フレームの下面22に設けられた貫通孔又は窪みに固定されている。同様に、ピン60a、60b、60cの頂部は、フレームの上面29に設けられた貫通孔又は窪みに固定することができる。
図23は、本発明に用いることができる吸音材を示す。吸音材160は、実質的に直方体形状をしていて、実質的に均一な密度を有する。吸音材160は、グラスウール、ロックウール等の繊維からなり、線162及び線164からなる水平方向に、繊維がからまっていたり、伸びている。線162及び線164に垂直な方向に吸音材を圧縮することができ、圧縮された個所で密度が増大する。線162及び線164は、繊維の方向を示すためのものであり、吸音材160がシートを積層した構造をしているわけではない。
図24は、本発明に用いることができる吸音材を示す。図24の吸音材160は、図23の吸音材160を図23に示す矢印の方向に90度回転したものである。
図25は、本発明に用いることができる吸音材を示す。図24の吸音材160を4つ横方向に並べたものである。この4つの吸音材160を、例えば、図22の吸音構造体用前駆体12の隔壁30の間に充填することができる。
吸音材は、グラスウール、ロックウールに限られず、ウレタンフォームであってもよい。直方体形状のウレタンフォームであっても、一方向に圧縮したときには、圧縮された個所で密度が増加するからである。
図1及び図22のフレームは、幅が120〜800mmであることが好ましく、奥行きが100〜1000mmであることが好ましく、高さが30〜200mmであることが好ましい。図1及び図22の隔壁30の厚さは、0.3〜3mmであることが好ましい。貫通孔31の径は0.1〜15mmであることが好ましい。図1及び図22で隔壁30の開口率は、3〜35%であることが好ましい。
図24の圧縮されていない吸音材160は、例えば、幅が30〜200mmであることが好ましく、奥行きが100〜1000mmであることが好ましく、高さが30〜200mmであることが好ましい。
図1の吸音構造体10のフレーム、及び、図22の吸音構造体用前駆体12のフレームについては、例えば、幅が460mmであり、奥行きが200mmであり、高さが100mmである。図24の圧縮されていない吸音材160は、例えば、幅が115mmであり、奥行きが200mmであり、高さが100mmである。圧縮されていない吸音材160の幅115mmは、隣接する隔壁30の間隔の最大値にほぼ等しい。なお、フレーム及び隔壁30の厚さを無視すると、隣接する隔壁30の間隔の最大値は115mmになる。
フレームは、剛性を有することが好ましい。フレームとしては、例えば、ステンレス鋼、バネ鋼等からなる金属板;ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート等からなる熱可塑性又は熱硬化性プラスチック板を用いることができる。フレームの下面22、フレームの側面24、フレームの側面26、フレームの背面28、フレームの上面29は、同一の素材からなることが好ましいが、異なる素材を用いてもよい。
隔壁30は、吸音材の変形を保持するため、剛性を有することが好ましい。隔壁30としては、例えば、ステンレス鋼、バネ鋼等からなる金属板;ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート等からなる熱可塑性又は熱硬化性プラスチック板を用いることができる。
本発明の他の側面では、実質的に均一な密度を有する吸音材を少なくとも一方向に伸縮し、密度が連続的に変化する吸音材を形成する工程と、前記吸音材をフレームに保持する工程と、を含む吸音構造体の製造方法が提供される。典型的には、実質的に均一な密度を有する吸音材を一方向に圧縮する。吸音材をフレームに保持する工程は、例えば、接着剤で吸音材をフレームに固定してもよい。あるいは、吸音構造体用前駆体の隔壁の間に吸音材を充填してもよい。
また、本発明の他の側面では、フレームの下面に複数の隔壁を固定し、吸音構造体用前駆体を得る工程と、前記吸音構造体用前駆体の前記隔壁の間に吸音材を充填する工程と、前記隔壁に前記フレームの上面を固定する工程と、を含む吸音構造体の製造方法が提供される。
本発明の一実施態様では、図22の吸音構造体用前駆体12の隔壁30の間に、図23又は図24の吸音材160を充填する。即ち、吸音構造体用前駆体12の隔壁32と隔壁34との間に吸音材160を充填し、吸音構造体用前駆体12の隔壁34と隔壁36との間に吸音材160を充填し、吸音構造体用前駆体12の隔壁36と隔壁38との間に吸音材160を充填し、吸音構造体用前駆体12の隔壁38と隔壁39との間に吸音材160を充填する。
充填の際に、吸音材160の向きに注意する。即ち、図23で線162が記載されている面が、図1の吸音材40の入射面42になり、図23で線164が記載されている面がフレームの上面に接触するようにする。
次いで、隔壁30又はフレームの側壁24、26にフレームの上面29を固定する。フレームの上面29には、ピン60a、60b、60cの頂部の形状に対応する窪み又は貫通孔が形成されている。
なお、複数のシート形状の吸音材を吸音構造体前駆体の隣接する隔壁の間に充填してもよい。例えば、グラスウール、ロックウール等の繊維からなるシート形状の吸音材であって、シートの平面方向に繊維がからまっていたり、伸びているものを用いることができる。
本発明の他の側面では、音響調整空間が提供される。図26A及び図26Bは、それぞれ、本発明の一実施形態の音響調整空間の断面図及び正面図を示す。音響調整空間170は、壁172と、壁に接続する床174と、壁に接続する天井176を有する。音響調整空間170は、壁172、床174、天井176に囲まれているのが好ましい。壁172には、図示されていない窓、ドア等が設けられてもよい。壁172、床174、天井176の素材、工法は限定されない。
壁172の内側には、積層吸音構造体180が設けられている。壁172に積層吸音構造体180が接触していることが好ましい。積層吸音構造体180は、複数の吸音構造体182を積層したものである。吸音構造体182の各々は同一でもよいし、異なっていてもよい。積層吸音構造体180は、壁172を床174から天井176まで覆うことが好ましい。
図26Bに示すように、複数の積層吸音構造体180が、横方向に並べられていて、複数の積層吸音構造体180が壁172一面を覆うことが好ましい。また、音響調整空間170の壁172全体が積層吸音構造体180で覆われていることが好ましい。
本発明に関して、更に以下の内容を開示する。
(1)内部の密度が連続的に変化する吸音材を含むことを特徴とする吸音構造体。
(2)前記吸音材は、音波の入射面と、前記入射面の反対側の背面と、を有し、前記入射面から前記背面に向かって、前記吸音材の密度が連続的に変化する(1)に記載の吸音構造体。
(3)前記入射面から前記背面に向かって、前記吸音材の密度が連続的に上昇する(2)に記載の吸音構造体。
(4)前記入射面から前記背面に向かって、前記吸音材の密度が連続的に減少する(2)に記載の吸音構造体。
(5)前記入射面と前記背面との間に中央部が位置し、前記入射面から中央部に向かって、前記吸音材の密度が連続的に上昇し、前記中央部から前記背面に向かって、前記吸音材の密度が連続的に低下する(2)に記載の吸音構造体。
(6)前記吸音材を保持するためのフレームを含む(1)〜(5)の何れかに記載の吸音構造体。
(7)前記吸音材を挟むための隔壁を含む(1)〜(6)の何れかに記載の吸音構造体。
(8)前記隔壁が前記フレームに固定されている(7)に記載の吸音構造体。
(9)前記隔壁を前記フレームに固定する固定部材を更に有する(8)に記載の吸音構造体。
(10)前記隔壁にはその厚さ方向に複数の貫通孔が形成されている(7)、(8)又は(9)に記載の吸音構造体。
(11)前記フレームと前記隔壁との間に背後空気層が形成されている(7)〜(10)の何れかに記載の吸音構造体。
(12)上面及び下面の少なくとも一方を有するフレームと、
前記フレームの前記上面及び前記下面の少なくとも一方に固定される複数の隔壁と、
隣接する前記隔壁の間に保持される吸音材と、
を有することを特徴とする吸音構造体。
(13)隣接する前記隔壁の間隔が前面から背面に向かって連続的に変化する(12)に記載の吸音構造体。
(14)前記フレームは、前記上面及び前記下面、並びに、第1側面及び背面を有し、
前記隔壁は、第1隔壁を有し、
前記上面、前記下面、前記背面、前記第1側面及び前記第1隔壁が、第1背後空気層を形成する(12)又は(13)に記載の吸音構造体。
(15)前記フレームは、更に、第2側面を有し、
前記隔壁は、更に、第2隔壁を有し、
前記上面、前記下面、前記背面、前記第2側面及び前記第2隔壁が、第2背後空気層を形成する(14)に記載の吸音構造体。
(16)前記隔壁を前記フレームの前記上面及び前記下面の少なくとも一方に固定する固定部材を更に有する(12)〜(15)の何れかに記載の吸音構造体。
(17)前記隔壁にはその厚さ方向に複数の貫通孔が形成されている(12)〜(16)の何れかに記載の吸音構造体。
(18)(1)〜(17)の何れかに記載の吸音構造体を2段以上積層したことを特徴とする積層吸音構造体。
(19)下面を有するフレームと、
前記フレームの前記下面に固定される複数の隔壁と、
を有する吸音構造体用前駆体であって、
隣接する前記隔壁の間隔が前面から背面に向かって連続的に変化する吸音構造体用前駆体。
(20)前記フレームは、背面及び第1側面を有し、
前記隔壁は、少なくとも第1隔壁を有し、
前記下面、前記背面、前記第1側面及び前記第1隔壁が、第1背後空気層を形成する、
ことを特徴とする(19)に記載の吸音構造体用前駆体。
(21)前記隔壁を前記フレームの前記下面に固定する固定部材を更に有する(19)又は(20)に記載の吸音構造体前駆体。
(22)実質的に均一な密度を有する吸音材を少なくとも一方向に伸縮し、密度が連続的に変化する吸音材を形成する工程と、
前記吸音材をフレームに保持する工程と、を含む吸音構造体の製造方法。
(23)フレームの下面に複数の隔壁を固定し、吸音構造体用前駆体を得る工程と、
前記吸音構造体用前駆体の前記隔壁の間に吸音材を充填する工程と、
前記隔壁又は前記フレームの側壁に前記フレームの上面を固定する工程と、
を含む吸音構造体の製造方法。
(24)隣接する前記隔壁の間隔が前面から背面に向かって連続的に変化する(23)に記載の吸音構造体の製造方法。
(25)壁と、
(1)〜(17)の何れかに記載の吸音構造体を2段以上積層した積層吸音構造体と、
を有する音響調整空間であって、
前記積層吸音構造体が、前記壁の内側に設けられていることを特徴とする音響調整空間。
(26)内部の密度が連続的に変化する吸音材を含む吸音構造体。フレームと、フレームに固定される複数の隔壁と、隣接する前記隔壁の間に保持される吸音材と、を有する吸音構造体。吸音構造体を2段以上積層した積層吸音構造体。実質的に均一な密度を有する吸音材を少なくとも一方向に伸縮し、密度が連続的に変化する吸音材を形成する工程と、前記吸音材をフレームに保持する工程と、を含む吸音構造体の製造方法。
本発明の一実施態様の吸音構造体を示す斜視図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す断面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体を示す正面図である。 本発明の一実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施形態の積層吸音構造体を示す正面図である。 本発明の他の実施態様の吸音構造体用前駆体を示す。 本発明に用いることができる吸音材の斜視図である。 本発明に用いることができる吸音材の斜視図である。 本発明に用いることができる吸音材の斜視図である。 本発明の一実施形態の音響調整空間を示す断面図である。 本発明の一実施形態の音響調整空間を示す正面図である。
符号の説明
10 吸音構造体
12 吸音構造体用前駆体
22 フレームの下面
24 フレームの側面
26 フレームの側面
28 フレームの背面
29 フレームの上面
30、32、34、36、38、39 隔壁
31 貫通孔
40、41、43、45、47 吸音材
42 音波の入射面
44 背面
52、54 背後空気層
56、58 空気層
60a、60b、60c ピン
70 積層吸音構造体
72、74、76 吸音構造体
80 積層吸音構造体
82、84、86 吸音構造体
90 積層吸音構造体
92、94、96 吸音構造体
100 積層吸音構造体
102、104、106 吸音構造体
110 積層吸音構造体
112、114、116 吸音構造体
120 積層吸音構造体
122、124、126 吸音構造体
130 積層吸音構造体
132、134、136 吸音構造体
140 積層吸音構造体
142、144、146 吸音構造体
150 積層吸音構造体
152、154、156 吸音構造体
160 吸音材
170 音響調整空間
172 壁
174 床
176 天井
180 積層吸音構造体
182 吸音構造体

Claims (8)

  1. 上面及び下面の少なくとも一方を有するフレームと、
    前記フレームの前記上面及び前記下面の少なくとも一方に固定される複数の隔壁と、
    隣接する前記隔壁の間に保持される吸音材と、
    を有する吸音構造体であって、
    前記隣接する隔壁の間隔が前記吸音構造体の前面から背面に向かって連続的に変化することを特徴とする吸音構造体。
  2. 前記フレームは、前記上面及び前記下面、並びに、第1側面及び背面を有し、
    前記隔壁は、第1隔壁を有し、
    前記上面、前記下面、前記背面、前記第1側面及び前記第1隔壁が、第1背後空気層を形成する請求項に記載の吸音構造体。
  3. 前記フレームは、更に、第2側面を有し、
    前記隔壁は、更に、第2隔壁を有し、
    前記上面、前記下面、前記背面、前記第2側面及び前記第2隔壁が、第2背後空気層を形成する請求項に記載の吸音構造体。
  4. 前記隔壁を前記フレームの前記上面及び前記下面の少なくとも一方に固定する固定部材を更に有する請求項1〜3の何れかに記載の吸音構造体。
  5. 前記隔壁にはその厚さ方向に複数の貫通孔が形成されている請求項1〜4の何れかに記載の吸音構造体。
  6. 請求項1〜の何れかに記載の吸音構造体を2段以上積層したことを特徴とする積層吸音構造体。
  7. フレームの下面に複数の隔壁を固定し、吸音構造体用前駆体を得る工程と、
    前記吸音構造体用前駆体の前記隔壁の間に吸音材を充填する工程と、
    前記隔壁又は前記フレームの側壁に前記フレームの上面を固定する工程と、
    を含む吸音構造体の製造方法であって、
    前記隣接する隔壁の間隔が前記吸音構造体の前面から背面に向かって連続的に変化する吸音構造体の製造方法。
  8. 壁と、
    請求項1〜の何れかに記載の吸音構造体を2段以上積層した積層吸音構造体と、
    を有する音響調整空間であって、
    前記積層吸音構造体が、前記壁の内側に設けられていることを特徴とする音響調整空間。
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