JP4393469B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに関し、詳しくは、梃子の組み付けに不備が生じるのを防止することができるエンジンに関するものである。
従来のエンジンとして、本発明と同様、シリンダヘッドにインジェクタ挿入孔を設け、このインジェクタ挿入孔にインジェクタを挿入し、このインジェクタ挿入孔の奥端面にパッキンを配置し、このパッキンにインジェクタのノズルホルダの先端面を当接させ、このノズルホルダの先端面からパッキンを貫通して突出させたノズルを燃焼室に進出させ、このインジェクタの両脇に左右受圧面を設け、この左右受圧面に梃子の先端部に設けた二股状の左右作用点部を当接させ、シリンダヘッドに基台を設け、この基台に突球面形の支点部を設け、梃子の基端部に凹球面形の支点受を設け、この支点受に支点部を嵌合させ、梃子の中間部に力点部を設け、この力点部に加圧部を当接させ、加圧部から力点部に加えた加圧力を、梃子の左右作用点部からインジェクタの左右作用点部に作用させることにより、ノズルホルダの先端面をパッキンに押し付けながら、インジェクタをインジェクタ挿入孔に圧入して、インジェクタをシリンダヘッドに固定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種のエンジンでは、インジェクタの左右受圧面の高さにずれがあっても、突球面形の支点部と凹球面形の支点受とのすべりによって梃子が左右に傾き、梃子の左右作用点部がインジェクタの左右受圧面に片当たりせず、インジェクタをインジェクタ挿入孔に適正に圧入することができる利点がある。
しかし、上記従来のエンジンでは、基台に凹球面形の支点座を設け、支点部に鋼球を用い、この鋼球の下半球部を支点座に遊嵌しているため、問題が生じている。
特開2005−264844号公報(図8参照)
上記従来技術では、次の問題がある。
《問題》 梃子の組み付けに不備が生じやすい。
基台に凹球面形の支点座を設け、支点部に鋼球を用い、この鋼球の下半球部を支点座に遊嵌しているので、梃子等の部品の組み付け途中で、支点部となる鋼球が支点座から脱落することがあり、梃子の組み付けに不備が生じやすい。
本発明は、上記問題点を解決することができるエンジン、すなわち、支点部の組み付けに不備が起こるのを防止することができるエンジンを提供することを課題とする。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1、図2、図5に例示するように、シリンダヘッド(1)にインジェクタ挿入孔(2)を設け、このインジェクタ挿入孔(2)にインジェクタ(3)を挿入し、このインジェクタ挿入孔(2)の奥端面(4)にパッキン(5)を配置し、このパッキン(5)にインジェクタ(3)のノズルホルダ(6)の先端面を当接させ、このノズルホルダ(6)の先端面からパッキン(5)を貫通して突出させたノズル(7)を燃焼室(8)に向けて進出させ、このインジェクタ(3)の両脇に左右受圧面(9)(9)を設け、この左右受圧面(9)(9)に梃子(10)の先端部に設けた二股状の左右作用点部(11)(11)を当接させ、シリンダヘッド(1)に基台(12)を設け、この基台(12)に突球面形の支点部(13)を設け、梃子(10)の基端部に凹球面形の支点受(14)を設け、この支点受(14)に支点部(13)を嵌合させ、梃子(10)の中間部に力点部(15)を設け、この力点部(15)に加圧部(16)を当接させ、加圧部(16)から力点部(15)に加えた加圧力(17)を、梃子(10)の左右作用点部(11)(11)からインジェクタ(3)の左右受圧面(9)(9)に作用させることにより、ノズルホルダ(6)の先端面をパッキン(5)に押し付けながら、インジェクタ(3)をインジェクタ挿入孔(2)に圧入して、インジェクタ(3)をシリンダヘッド(1)に固定するようにした、エンジンにおいて、
図1、図2に例示するように、基台(12)にメネジ孔(18)を設け、突球面形の支点部(13)をボルト(19)の頭部(20)の頂面から突出させた突出部の突出端に設け、このボルト(19)を基台(12)のメネジ孔(18)にネジ嵌合させることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支点部(13)を基台(12)に固定した、ことを特徴とするエンジン。
(請求項2に係る発明)
請求項1に記載したエンジンにおいて、
図1、図2に例示するように、基台(12)にメネジ孔(18)を設け、突球面形の支点部(13)をボルト(19)の頭部(20)の頂面から突出させた突出部の突出端に設け、このボルト(19)を基台(12)のメネジ孔(18)にネジ嵌合させることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支点部(13)を基台(12)に固定したことに代えて、
図5に例示するように、基台(12)に圧入孔(21)を設け、突球面形の支点部(13)を圧入プラグ(22)の先端に設け、圧入プラグ(22)の周囲にフランジ(23)を設け、このフランジ(23)に加えた圧力で圧入プラグ(22)を圧入孔(21)に締まり嵌めすることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支持部(13)を基台(12)に固定した、ことを特徴とするエンジン。
(請求項1に係る発明)
《効果》 梃子の組み付けに不備が生じるのを防止することができる。
図1に例示するように、基台(12)にメネジ孔(18)を設け、支点部(13)をボルト(19)の頭部(20)に設け、ボルト(19)を基台(12)のメネジ孔(18)にネジ嵌合させることにより、支点部(13)を基台(12)に固定したので、梃子(10)の組み付け途中で、支点部(13)が基台(12)から脱落することがなく、梃子(10)の組み付けに不備が生じるのを防止することができる。
《効果》 梃子によるインジェクタの固定を適正に行なうことができる。
図1に例示するように、基台(12)にメネジ孔(18)を設け、支点部(13)をボルト(19)の頭部(20)に設け、このボルト(19)を基台(12)のメネジ孔(18)にネジ嵌合させることにより、支点部(13)を基台(12)に固定したので、ノズル(7)の燃焼室(8)への進出量を小さくするためにパッキン(5)を厚くした場合には、ボルト(19)の頭部(20)と基台(12)との間にワッシャ等のスペーサ(図外)を挟むことにより、インジェクタ(3)の左右受圧面(9)(9)の位置がシリンダヘッド(1)から浮上した分だけ、支点部(13)の位置も浮上させ、梃子(10)の姿勢をより適正な姿勢に修正することができる。このため、加圧部(16)から力点部(15)に加えた加圧力(17)を、梃子(10)の左右作用点部(11)からインジェクタ(3)の左右受圧面(9)(9)に適正に作用させることができ、梃子(10)によるインジェクタ(3)の固定を適正に行なうことができる。
(請求項2に係る発明)
《効果》 梃子の組み付けに不備が生じるのを防止することができる。
図5に例示するように、基台(12)に圧入孔(21)を設け、支点部(13)を圧入プラグ(22)の先端に設け、圧入プラグ(22)の周囲にフランジ(23)を設け、このフランジ(23)に加えた圧力で圧入プラグ(22)を圧入孔(21)に締まり嵌めすることにより、支持部(13)を基台(12)に固定したので、梃子(10)の組み付け途中で、支点部(13)が基台(12)から脱落することがなく、梃子(10)の組み付けの不備が生じるのを防止することができる。
《効果》 梃子によるインジェクタの固定を適正に行なうことができる。
図5に例示するように、基台(12)に圧入孔(21)を設け、支点部(13)を圧入プラグ(22)の先端に設け、圧入プラグ(22)の周囲にフランジ(23)を設け、このフランジ(23)に加えた圧力で圧入プラグ(22)を圧入孔(21)に締まり嵌めすることにより、支持部(13)を基台(12)に固定したので、ノズル(7)の燃焼室への進出量を小さくするためにパッキン(5)を厚くした場合には、受圧フランジ(23)と基台(12)との間にワッシャ等のスペーサ(図外)を挟むことにより、インジェクタ(3)の左右受圧面(9)(9)の位置がシリンダヘッド(1)から浮上した分だけ、支点部(13)の位置も浮上させ、梃子(10)の姿勢をより適正な姿勢に修正することができる。このため、加圧部(16)から力点部(15)に加えた加圧力(17)を、梃子(10)の左右作用点部(11)からインジェクタ(3)の左右受圧面(9)(9)に適正に作用させることができ、梃子(10)によるインジェクタ(3)の固定を適正に行なうことができる。
(請求項3に係る発明)
請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 既存の部品を兼用化できる。
図1または図5に例示するように、基台(12)としてロッカアームブラケット(24)を用い、加圧部(16)としてロッカアームブラケット(24)の取り付けボルト(25)にネジ嵌合させたナット(26)を用いたので、既存のロッカアームブラケット(24)を基台(12)として兼用できるうえ、既存のロッカアームブラケット(24)の取り付けボルト(25)を加圧部(16)の取り付け具として兼用できる。このようにため、既存の部品を兼用化できる。
(請求項4に係る発明)
請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 梃子とナットの加工コストが安くなる。
図1または図5に例示するように、梃子(10)の力点部(15)とこの力点部(15)に当接するナット(26)の当接面(27)をいずれも平坦面としたので、これらを球面とした場合に比べ、梃子(10)とナット(26)の加工コストが安くなる。
《効果》 梃子によるインジェクタの固定に支障は生じない。
図1または図5に例示するように、梃子(10)の力点部(15)とこの力点部(15)に当接するナット(26)の当接面(27)をいずれも平坦面としているが、梃子(10)の力点部(15)がナット(26)の当接面(27)と平行でない場合には、請求項1における発明では、ボルト(19)の頭部(20)と基台(12)との間にワッシャ等のスペーサ(図外)を挟むことにより、請求項2における発明では、受圧フランジ(23)と基台(12)との間にワッシャ等のスペーサ(図外)を挟むことにより、または挟んだスペーサの厚さを変更することにより、梃子(10)の力点部(15)をナット(26)の当接面(27)と平行にすることができる。このため、加圧部(16)から力点部(14)に加えた加圧力(17)を、梃子(10)の左右作用点部(11)(11)からインジェクタ(3)の左右受圧面(9)(9)に適正に作用させることができ、梃子(10)によるインジェクタ(3)の固定に支障は生じない。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図4は本発明の第1実施形態を説明する図、図5は本発明の第2実施形態を説明する図である。これらの各実施形態では、立形多気筒の直接噴射式ディーゼルエンジンについて説明する。
本発明の第1実施形態の概要は、次の通りである。
図3、図4に示すように、シリンダブロック(28)の上部にシリンダヘッド(1)を組み付け、シリンダヘッド(1)の上部にヘッドカバー(29)を組み付けている。シリンダブロック(28)の前部にギヤケース(30)を取り付け、このギヤケース(30)の後部に燃料サプライポンプ(31)を組み付けている。シリンダヘッド(1)の横にはコモンレール(32)を架設している。ヘッドカバー(29)内にはシリンダヘッド(1)に取り付けられたインジェクタが収容されている。燃料サプライポンプ(31)から圧送された燃料はコモンレール(32)で蓄圧され、インジェクタから燃焼室に噴射される。
インジェクタの取り付け構造は、次の通りである。
図1に示すように、シリンダヘッド(1)にインジェクタ挿入孔(2)を設け、このインジェクタ挿入孔(2)にインジェクタ(3)を挿入し、このインジェクタ挿入孔(2)の奥端面(4)にパッキン(5)を配置し、このパッキン(5)にインジェクタ(3)のノズルホルダ(6)の先端面を当接させ、このノズルホルダ(6)の先端面からパッキン(5)を貫通して突出させたノズル(7)を燃焼室(8)に進出させている。図2に示すように、このインジェクタ(3)の両脇に左右受圧面(9)(9)を設け、この左右受圧面(9)(9)に梃子(10)の先端部に設けた二股状の左右作用点部(11)(11)を当接させている。パッキン(5)は銅製の円環状のもので、燃焼室(8)の封止を行なうとともに、その厚さの選定により燃焼室(8)へのノズル(7)の進出量を調節する。
図1に示すように、シリンダヘッド(1)に基台(12)を設け、この基台(12)に突球面形の支点部(13)を設け、梃子(10)の基端部に凹球面形の支点受(14)を設け、この支点受(14)に支点部(13)を嵌合させ、梃子(10)の中間部に力点部(15)を設け、この力点部(15)に加圧部(16)を当接させ、加圧部(16)から力点部(15)に加えた加圧力(17)を、梃子(10)の左右作用点部(11)(11)からインジェクタ(3)の左右受圧面(9)(9)に作用させることにより、ノズルホルダ(6)の先端面をパッキン(5)に押し付けながら、インジェクタ(3)をインジェクタ挿入孔(2)に圧入して、インジェクタ(3)をシリンダヘッド(1)に固定する。
支点部の固定構造は、次の通りである。
図1に示すように、基台(12)にメネジ孔(18)を設け、突球面形の支点部(13)をボルト(19)の頭部(20)の頂面から突出させた突出部の突出端に設け、このボルト(19)を基台(12)のメネジ孔(18)にネジ嵌合させることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支点部(13)を基台(12)に固定している。支点部(13)の位置を調節する場合には、ボルト(19)の頭部(20)と基台(12)との間にワッシャ等のスペーサ(図外)を挟むことにより、または挟んだスペーサの厚さを変更する。
他の工夫は、次の通りである。
図1に示すように、基台(12)としてロッカアームブラケット(24)を用い、加圧部(16)としてロッカアームブラケット(24)の取り付けボルト(25)にネジ嵌合させたナット(26)を用いている。また、梃子(10)の力点部(15)とこの力点部(15)に当接するナット(26)の当接面(27)をいずれも平坦面としている。図2中の符号(32)はロッカアーム、(33)はロッカアーム枢軸、(345)はバルブブリッジである。
第2実施形態の構成は、次の通りである。
第1実施形態では、図1に示すように、基台(12)にメネジ孔(18)を設け、突球面形の支点部(13)をボルト(19)の頭部(20)の頂面から突出させた突出部の突出端に設け、このボルト(19)を基台(12)のメネジ孔(18)にネジ嵌合させることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支点部(13)を基台(12)に固定した。第2実施形態では、これに代えて、図5に示すように、基台(12)に圧入孔(21)を設け、突球面形の支点部(13)を圧入プラグ(22)の先端に設け、圧入プラグ(22)の周囲にフランジ(23)を設け、このフランジ(23)に加えた圧力で圧入プラグ(22)を圧入孔(21)に締まり嵌めすることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支持部(13)を基台(12)に固定した。他の構成と機能は第1実施形態と同じであり、図5中、第1実施形態と同一の要素には同一の符号を付しておく。
本発明の第1実施形態に係るエンジンで用いるインジェクタとその固定装置を説明する図である。 図1のインジェクタとその固定装置の平面図である。 本発明の第1実施形態に係るエンジンの平面図である。 本発明の第1実施形態に係るエンジンの側面図である。 本発明の第2実施形態に係るエンジンで用いるインジェクタとその固定装置を説明する図である。
(1) シリンダヘッド、(2) インジェクタ挿入孔、(3) インジェクタ、(4) 奥端面、(5) パッキン、(6) ノズルホルダ、(7) ノズル、(8) 燃焼室、(9) 左右受圧面、(10) 梃子、(11) 左右作用点部、(12) 基台、(13) 支点部、(14) 支点受、(15) 力点部、(16) 加圧部、(17) 加圧力、(18) メネジ孔、(19) ボルト、(20) 頭部、(21) 圧入孔、(22) 圧入プラグ、(23)フランジ、(24) ロッカアームブラケット、(25) 取り付けボルト、(26) ナット、(27) 当接面

Claims (4)

  1. シリンダヘッド(1)にインジェクタ挿入孔(2)を設け、このインジェクタ挿入孔(2)にインジェクタ(3)を挿入し、このインジェクタ挿入孔(2)の奥端面(4)にパッキン(5)を配置し、このパッキン(5)にインジェクタ(3)のノズルホルダ(6)の先端面を当接させ、このノズルホルダ(6)の先端面からパッキン(5)を貫通して突出させたノズル(7)を燃焼室(8)に進出させ、このインジェクタ(3)の両脇に左右受圧面(9)(9)を設け、この左右受圧面(9)(9)に梃子(10)の先端部に設けた二股状の左右作用点部(11)(11)を当接させ、シリンダヘッド(1)に基台(12)を設け、この基台(12)に突球面形の支点部(13)を設け、梃子(10)の基端部に凹球面形の支点受(14)を設け、この支点受(14)に支点部(13)を嵌合させ、梃子(10)の中間部に力点部(15)を設け、この力点部(15)に加圧部(16)を当接させ、加圧部(16)から力点部(15)に加えた加圧力(17)を、梃子(10)の左右作用点部(11)(11)からインジェクタ(3)の左右受圧面(9)(9)に作用させることにより、ノズルホルダ(6)の先端面をパッキン(5)に押し付けながら、インジェクタ(3)をインジェクタ挿入孔(2)に圧入して、インジェクタ(3)をシリンダヘッド(1)に固定するようにした、エンジンにおいて、
    基台(12)にメネジ孔(18)を設け、突球面形の支点部(13)をボルト(19)の頭部(20)の頂面から突出させた突出部の突出端に設け、このボルト(19)を基台(12)のメネジ孔(18)にネジ嵌合させることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支点部(13)を基台(12)に固定した、ことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1に記載したエンジンにおいて、
    基台(12)にメネジ孔(18)を設け、突球面形の支点部(13)をボルト(19)の頭部(20)の頂面から突出させた突出部の突出端に設け、このボルト(19)を基台(12)のメネジ孔(18)にネジ嵌合させることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支点部(13)を基台(12)に固定したことに代えて、
    基台(12)に圧入孔(21)を設け、突球面形の支点部(13)を圧入プラグ(22)の先端に設け、圧入プラグ(22)の周囲にフランジ(23)を設け、このフランジ(23)に加えた圧力で圧入プラグ(22)を圧入孔(21)に締まり嵌めすることにより、梃子(10)の基端部に設けた凹球面形の支点受(14)と嵌合させる突球面形の支持部(13)を基台(12)に固定した、ことを特徴とするエンジン。
  3. 請求項1または請求項2に記載したエンジンにおいて、
    基台(12)としてロッカアームブラケット(24)を用い、加圧部(16)としてロッカアームブラケット(24)の取り付けボルト(25)にネジ嵌合させたナット(26)を用いた、ことを特徴とするエンジン。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載したエンジンにおいて、
    梃子(10)の力点部(15)とこの力点部(15)に当接するナット(26)の当接面(27)をいずれも平坦面とした、ことを特徴とするエンジン。
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