JP5806958B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに関し、詳しくは、ネジ具の締め付けトルクが大きくなつても、燃料インジェクタの損傷を防止することができるエンジンに関する。
従来、エンジンとして、シリンダヘッドにインジェクタ取付孔を設け、このインジェクタ取付孔に燃料インジェクタを挿入し、この燃料インジェクタの両脇に一対の受圧部を設け、この一対の受圧部に梃子に設けた一対の作用点部を当接し、梃子の支点部を支点受部に当接し、梃子の力点部をネジ具で押圧して、燃料インジェクタをインジェクタ取付孔に押圧して固定したものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種のエンジンによれば、梃子により燃料インジェクタをインジェクタ取付孔に強固に固定することができる利点がある。
しかし、この従来技術では、ネジ具の締め付けによる梃子の連れ廻りを防止するに当たり、梃子の支点部を支点受部に取り付けたノックピンで係止しているため、問題がある。
特開平11−223169号公報(図1、図2参照)
《問題》 ネジ具の締め付けトルクが大きくなると、燃料インジェクタが損傷するおそれがあった。
梃子の寸法上の制約から、ネジ具からノックピンまでの長さは比較的短くならざるを得ない。このため、ネジ具の締め付けトルクが大きくなると、梃子に発生する回転モーメントにより、支点部とノックピンとの係止個所に大きな力がかかり、支点部やノックピンが変形し、梃子の連れ廻りが起こることがある。このため、梃子の連れ廻りにより、梃子の作用点部が横ずれし、燃料インジェクタが損傷するおそれがあった。
本発明の課題は、ネジ具の締め付けトルクが大きくなつても、燃料インジェクタの損傷を防止することができるエンジンを提供することにある。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、シリンダヘッド(1)にインジェクタ取付孔(2)を設け、このインジェクタ取付孔(2)に燃料インジェクタ(3)を挿入し、図2に例示するように、この燃料インジェクタ(3)の両脇に一対の受圧部(4)(5)を設け、この一対の受圧部(4)(5)に梃子(6)に設けた一対の作用点部(7)(8)を当接し、梃子(6)の支点部(9)を支点受部(10)に当接し、梃子(6)の力点部(11)をネジ具(12)で押圧して、燃料インジェクタ(3)をインジェクタ取付孔(2)に押圧して固定したエンジンにおいて、
図2に例示するように、隣り合う一対の燃料インジェクタ(3)(3)を固定する一対の梃子(6)(6)を設け、燃料インジェクタ(3)と交差しない位置で、各梃子(6)(6)の力点部(11)(11)の間に長尺プレート(13)を架設し、この長尺プレート(13)の各端部(14)(14)を、各力点部(11)(11)とネジ具(12)(12)との間に挟み付ける座金とした、ことを特徴とするエンジン。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 ネジ具の締め付けトルクが大きくなつても、燃料インジェクタの損傷を防止することができる。
図2に例示するように、隣り合う一対の燃料インジェクタ(3)(3)を固定する一対の梃子(6)(6)を設け、各梃子(6)(6)の力点部(11)(11)の間に長尺プレート(13)を架設し、この長尺プレート(13)の各端部(14)(14)を、各力点部(11)(11)とネジ具(12)(12)との間に挟み付ける座金としたので、一方のネジ具(12)の締め付けトルクが大きくなり、長尺プレート(13)に回転モーメントが発生しても、長い長尺プレート(13)の他方側にある端部(14)の係合個所には大きな力がかからず、これらの変形に起因する長尺プレート(13)の連れ廻りが起こらず、ひいては梃子(6)の連れ廻りも起こらない。このため、梃子(6)の作用点部(8)の横ずれも起こらず、これに起因する燃料インジェクタ(3)の損傷を防止することができる。
本発明の実施形態に係るエンジンの要部縦断正面図である。 図1のエンジンの要部平面図である。
図1〜図2は本発明の実施形態に係るエンジンを説明する図であり、この実施形態では、コモンレール式の立形多気筒ディーゼルエンジンについて説明する。
図1に示すように、このエンジンは、シリンダブロック(図外)の上部にシリンダヘッド(1)を組み付け、シリンダヘッド(1)の上部にヘッドカバー(16)を組み付けている。
図2に示すように、シリンダヘッド(1)に複数のロッカアームブラケット(17)(17)を取り付け、各ロッカアームブラケット(17)(17)間にロッカアーム枢軸(18)を架設し、各ロッカアームブラケット(17)(17)の両側でロッカアーム枢軸(18)に一対のロッカアーム(19)(20)を枢支している。各ロッカアーム(19)(20)は動弁カム軸(図外)から図1に示すプッシュロッド(21)で揺動駆動され、図2に示すように、バルブブリッジ(32)(32)を介して一対の吸気弁(22)(22)と一対の排気弁(23)(23)とを動弁作動させる。図1に示すように、ロッカアームブラケット(17)は、シリンダヘッド(1)に取り付けたスタッドボルト(24)の中間部に螺着した中間ナット(25)とシリンダヘッド(1)に取り付けた頭付きボルト(26)でシリンダヘッド(1)に固定されている。
ロッカアームブラケット(17)やロッカアーム(19)(20)は、ヘッドカバー(16)で覆われている。
図1に示すように、シリンダヘッド(1)にインジェクタ取付孔(2)を設け、このインジェクタ取付孔(2)に燃料インジェクタ(3)を挿入し、図2に示すように、この燃料インジェクタ(3)の両脇に一対の受圧部(4)(5)を設け、この一対の受圧部(4)(5)に梃子(6)に設けた一対の作用点部(7)(8)を当接し、梃子(6)の支点部(9)を支点受部(10)に当接し、梃子(6)の力点部(11)をネジ具(12)で押圧して、燃料インジェクタ(3)をインジェクタ取付孔(2)に押圧して固定している。
図1に示すように、燃料インジェクタ(3)もヘッドカバー(16)で覆われている。コモンレール(図外)から導出した燃料圧送パイプ(27)の導出端に接続部(28)を設け、この接続部(28)をヘッドカバー(16)内に挿入し、この接続部(28)に燃料インジェクタ(3)を接続している。燃料インジェクタ(3)は電磁弁(29)を備え、この電磁弁(29)をエンジンECU(図外)に連携させ、エンジンECUで電磁弁(29)を所定のタイミングで所定時間開弁することにより、燃料インジェクタ(3)から所定の噴射時期に所定量の燃料噴射を行う。エンジンECUは、エンジン電子制御ユニットの略称である。
図2に示すように、梃子(6)は先端部を二又状に形成して、一対の作用点部(7)(8)を形成している。ネジ具(12)は前記スタッドボルト(24)の上端部に螺着した上端ナットである。梃子(6)の支点部(9)は梃子(6)の基端部の下面に設けた球面状の窪みであり、支点受部(10)はロッカアームブラケット(17)に設けた鋼球である。鋼球はロッカアームブラケット(17)の上面に設けた球面状の窪み(31)に嵌合させている。
図2に示すように、隣り合う一対の燃料インジェクタ(3)(3)を固定する一対の梃子(6)(6)を設け、燃料インジェクタ(3)と交差しない位置で、各梃子(6)(6)の力点部(11)(11)の間に長尺プレート(13)を架設し、この長尺プレート(13)の各端部(14)(14)を、各力点部(11)(11)とネジ具(12)(12)との間に挟み付ける座金としている。
長尺プレート(13)の各端部(14)(14)には、前記スタッドボルト(24)(24)を貫通させている。
(1) シリンダヘッド
(2) インジェクタ取付孔
(3) 燃料インジェクタ
(4) 受圧部
(5) 受圧部
(6) 梃子
(7) 作用点部
(8) 作用点部
(9) 支点部
(10) 支点受部
(11) 力点部
(12) ネジ具
(13) 長尺プレート
(14) 端部

Claims (1)

  1. シリンダヘッド(1)にインジェクタ取付孔(2)を設け、このインジェクタ取付孔(2)に燃料インジェクタ(3)を挿入し、この燃料インジェクタ(3)の両脇に一対の受圧部(4)(5)を設け、この一対の受圧部(4)(5)に梃子(6)に設けた一対の作用点部(7)(8)を当接し、梃子(6)の支点部(9)を支点受部(10)に当接し、梃子(6)の力点部(11)をネジ具(12)で押圧して、燃料インジェクタ(3)をインジェクタ取付孔(2)に押圧して固定したエンジンにおいて、
    隣り合う一対の燃料インジェクタ(3)(3)を固定する一対の梃子(6)(6)を設け、燃料インジェクタ(3)と交差しない位置で、各梃子(6)(6)の力点部(11)(11)の間に長尺プレート(13)を架設し、この長尺プレート(13)の各端部(14)(14)を、各力点部(11)(11)と各ネジ具(12)(12)の間に挟み付ける座金とした、ことを特徴とするエンジン。
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