JP4393295B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、吸込口体ないし電動送風機の吸込側に形成された風路に着脱可能な集塵部を備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体には、電動送風機の吸込側に床ブラシが連通接続され、この床ブラシないし電動送風機の吸込側の間に、風路が形成される。この風路には、電動送風機の駆動により吸い込まれた塵埃を空気と分離する集塵部が設けられている。
そして、集塵部に集塵袋を着脱可能とし、集塵袋を集塵部に取り付けない状態では、集塵部の蓋体が閉まらないようにした電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、いわゆるサイクロン式の集塵カップを掃除機本体に着脱可能に取り付ける電気掃除機の構成の場合には、掃除機本体を掃除の際に床ブラシに対して後方に回動させた際に、電動送風機をオンさせ、掃除機本体を収納の際などに床ブラシに対して前方へ回動させた際に、電動送風機をオフさせるものがある。
特開平5−245064号公報(第2−3頁、図2−4)
しかしながら、上述のサイクロン式の電気掃除機では、電動送風機の駆動が集塵部の蓋体の開閉と連動しないため、集塵部の蓋体が閉まらない状態でも電動送風機の駆動が許可される。
また、掃除機本体が床ブラシに対して後方に所定角度以上に亘って回動することで電動送風機の駆動が許可される電気掃除機では、例えば集塵カップに捕集された塵埃を廃棄する際などの意図しない際に、掃除機本体が傾くなどして電動送風機が自動的にオンされ、掃除機本体が回転したりするおそれがあり、使い勝手が良好でないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、使い勝手を向上した電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、掃除機本体を吸込口体に対して後方に回動させた状態になると電動送風機の駆動を許可し、掃除機本体を吸込口体に対して後方に回動させた状態が解除されると電動送風機の駆動を不許可とするように切り換え可能な第1のセンサと、この第1のセンサとは別個に設けられ、電動送風機の吸込側に連通する吸込口体ないし電動送風機の吸込側に形成された風路に集塵部を取り付けると電動送風機の駆動許可し集塵部を風路から取り外すと電動送風機の駆動を不許可とするように切り換え可能な第2のセンサと、第1のセンサおよび第2のセンサとは別個に設けられ、第1のセンサによる電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを、有効と無効とに切り換え可能であるとともに、第1のセンサによる電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを無効とした状態で、電動送風機の駆動の許可と不許可とを切り換え可能な第3のセンサとを具備し、第3のセンサにより第1のセンサによる電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを有効とした状態では、第1のセンサおよび第2のセンサにより電動送風機の駆動をそれぞれ許可することで電動送風機を駆動させ、第3のセンサにより第1のセンサによる電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを無効とした状態では、第2のセンサおよび第3のセンサにより電動送風機の駆動をそれぞれ許可することで電動送風機を駆動させ、かつ、第1のセンサないし第3のセンサの少なくともいずれかにより電動送風機の駆動が不許可である状態では、電動送風機を駆動させないものである。
本発明によれば、第1のセンサによる電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを第3のセンサにより有効とした状態では、掃除機本体を吸込口体に対して後方に回動させた状態になると電動送風機の駆動を第1のセンサが許可し、風路へ集塵部を取り付けると電動送風機の駆動を第2のセンサが許可して、これら第1のセンサと第2のセンサとにより電動送風機の駆動を許可すると電動送風機が駆動し、第1のセンサによる電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを第3のセンサにより無効とした状態では、第2のセンサと第3のセンサとにより電動送風機の駆動を許可すると電動送風機が駆動し、かつ、第1のセンサないし第3のセンサの少なくともいずれかにより電動送風機の駆動が不許可である状態では、電動送風機を駆動させないので、少なくとも風路に集塵部を取り付けないと電動送風機駆動せず、集塵部を風路から取り外した状態などでの電動送風機の誤動作を防止して、使い勝手を向上できる。
本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図面を参照して説明する。
図5において、1はアップライト型の電気掃除機で、この電気掃除機1は、上下方向に沿って長手状の掃除機本体2を備えており、この掃除機本体2には、下側に電動送風機3が収容され、この電動送風機3の上方に、集塵部としてのダストカップ4が着脱可能に取り付けられている。さらに、この掃除機本体2は、ダストカップ4の上流側すなわち吸込側に連通するホース体5が後側の上部に接続され、このホース体5の吸込側である先端部には、円筒状の接続管部6、握り管部7およびパイプ状の延長管8が順次連通接続されている。またさらに、この延長管8の先端部は、掃除機本体2の後側下部に設けられた筒状の受け部9の上端部に着脱可能に挿入される。そして、受け部9の下端部には、吸込口体としての床ブラシ11の下流側すなわち排気側である基端部が連通接続され、この床ブラシ11は、掃除機本体2に対して相対的に前後方向へと回動可能に設けられている。
掃除機本体2は、電気掃除機1を持ち運び可能にする円弧状の取手部12が上端部に設けられている。また、掃除機本体2の後側の上部には、図4に示すように、延長管8が抜け止め固定される延長管固定部13が設けられている。この延長管固定部13には、延長管8を取り外す際に操作する着脱ボタン14が設けられている。さらに、掃除機本体2の後部には、電動送風機3の排気側に連通する長孔状の複数の排気孔15が穿設されている。さらに、掃除機本体2の後部には、延長管8の断面形状に沿った半円弧状の嵌合円弧部16が、掃除機本体2の長手方向に沿って切り欠き形成されている。
電動送風機3は、吸込側を上側に向けた状態で掃除機本体2内に収容されている。また、この電動送風機3は、吸込側がダストカップ4に連通している。さらに、この電動送風機3は、掃除機本体2の後部に回転可能に設けられたコードリール22に引き出しおよび巻き取り可能に巻回された電源コード24を介して、図示しない外部電源から供給される電力で駆動される。
ここで、電源コード24は、掃除機本体2の後側の上下方向の中心域に設けられたコード口25から先端部が掃除機本体2の外部に導出され、掃除機本体2の外部へと引き出し可能となっている。
ダストカップ4は、例えば電動送風機3の駆動により床ブラシ11などから空気とともに吸い込まれた塵埃に直進方向の慣性力を与えて空気から分離して捕集するもので、図2に示すように、掃除機本体2の前部に凹状に設けられた集塵収容部31に着脱可能に設けられており、集塵カップすなわちカップ本体32と、このカップ本体32に着脱可能なダストフィルタ部33とを有している。
集塵収容部31は、カップ本体32が載置される底面部34と、この底面部34の両側部から上方に延設された側面部35,35と、底面部34の後部から上方に延設され側面部35,35と連続した後面部36とを有している。そして、この後面部36には、電動送風機3の吸込側に連通する吸込連通口37と、ホース体5の下流側に連通するホース体連通口38とが前後方向に沿って穿設されている。
吸込連通口37は、正面視で四角形状に開口形成され、集塵収容部31の下側寄りに位置し、ダストフィルタ部33に対向している。さらに、この吸込連通口37には、本体フィルタ41が着脱可能に設けられている。そして、この吸込連通口37の周囲には、この吸込連通口37をダストカップ4に気密に連結するシールパッキン42が取り付けられている。
ホース体連通口38は、正面視で略円形状に開口形成され、集塵収容部31の上側寄りに位置し、ダストフィルタ部33に対向している。そして、このホース体連通口38の周囲には、このホース体連通口38をダストカップ4に気密に連結する上部シールパッキン43が取り付けられている。
カップ本体32は、捕集した塵埃が溜められる部分であり、例えば合成樹脂などにより集塵収容部31の前部を覆うように形成されている。このカップ本体32は、ダストフィルタ部33が着脱可能に設けられる図示しない着脱孔が後部に穿設され、このダストフィルタ部33を集塵収容部31との間で挟持するように集塵収容部31に取り付けられる。
また、このカップ本体32の下部には、このカップ本体32内を開閉可能にする図示しない開閉蓋が設けられ、この開閉蓋は、カップ本体32の下部に設けられた開閉ボタン45により開閉可能となっている。
さらに、このカップ本体32の上部の後側には、切欠嵌合部46が前後方向に沿って切り欠き形成されている。この切欠嵌合部46は、集塵収容部31の上部に設けられダストカップ4を集塵収容部31から着脱可能にするダストカップ着脱ボタン47に嵌合するものである。
ダストフィルタ部33は、上下方向に長手状で正面視四角形状のフィルタ本体部51を備え、このフィルタ本体部51には、下部に通気孔52が前後方向に沿って穿設され、上部に連通筒部53が設けられている。
通気孔52は、正面視で四角形状に形成され、ダストカップ4を集塵収容部31に取り付けた状態で吸込連通口37に対向して気密に連結されるものである。また、この通気孔52には、ダストカップ4を通過する空気に含まれる塵埃を捕集するプリーツ状のプリーツフィルタ55が取り付けられている。
連通筒部53は、前後方向に沿って略円筒状に形成され、後側から前側へと縮径されている。また、この連通筒部53は、周囲に複数の吸気孔56が穿設され、これら吸気孔56には、カップ本体32に吸い込まれる空気に含まれる塵埃を捕集するメッシュ状のネットフィルタ57が取り付けられている。
ホース体5は、可撓性を有する合成樹脂などで細長い蛇腹円筒状に設けられ、軸方向へと伸縮可能に設けられている。
接続管部6は、ホース体5よりも硬質の合成樹脂などで円筒状に形成され、ホース体5と同軸状に設けられてこのホース体5の先端部に連通するとともに、握り管部7の排気側に着脱可能に連通接続される。
握り管部7は、接続管部6の吸込側および延長管8の排気側にそれぞれ連通する略円筒状の本体部61と、この本体部61から径方向に突出した把持部62とを備えている。この把持部62は、本体部61の先端側の外側面から突出し、本体部61の基端側へと屈曲されている。
延長管8は、掃除機本体2に保持された状態で電気掃除機1を作業者が操作可能にするアームであるとともに、掃除機本体2からの保持状態を解除した状態で延長管として作用するもので、細長円筒状に形成されている。そして、この延長管8は、握り管部7、接続管部6、ホース体5およびダストカップ4を介して電動送風機3の吸込側に連通するとともに、先端部が受け部9に取り付けられた状態で電動送風機3の吸込側と床ブラシ11の排気側とにそれぞれ連通する風路63を形成する。すなわち、風路63は、上流側から下流側へと、床ブラシ11、延長管8、握り管部7、接続管部6、ホース体5、および、ダストカップ4を介して、電動送風機3の吸込側へと連通して形成されている。したがって、ダストカップ4は、風路63に着脱可能に取り付けられる。
また、この延長管8の軸方向の中間部には、図4に示すように、この延長管8を掃除機本体2の延長管固定部13に対して着脱可能に固定する略筒状の固定部65が同軸状に一体的に設けられている。そして、固定部65の後部には、延長管8を伸縮可能にする伸縮ボタン66が設けられている。
さらに、延長管8の先端部には、先端取付部67が同軸状に設けられている。この先端取付部67は、延長管8を掃除機本体2に固定した際に受け部9に挿入される部分であり、図示しない先端ブラシが着脱可能となっている。
また、受け部9は、延長管8の先端取付部67が挿入される凹状の空間部であり、掃除機本体2の後部の下側寄りの位置に設けられ、嵌合円弧部16に連通している。そして、この受け部9内には、床ブラシ11の排気側と、掃除機本体2に固定された延長管8の先端部とを連結する図示しない連通口が開口形成されている。
そして、床ブラシ11は、図3および図5などに示すように、掃除機本体2の下方に設けられ、被掃除面としての床面に載置されて電気掃除機1を支持するものであり、横長のケース体71と、このケース体71に設けられた一対のブラシ従動輪72と、ケース体71に対して回動可能に連結された回転管部73とを備えている。
ケース体71は、床面に対向する下部に図示しない吸込口が開口形成され、この吸込口には、図示しない回転ブラシが回転可能に設けられている。また、このケース体71の後部には、ブラシ従動輪72が両側部にそれぞれ取り付けられる突出部75が設けられている。
ブラシ従動輪72は、ケース体71の突出部75に回転自在に軸支され、床ブラシ11を床面上で前後方向に走行可能とするものである。
回転管部73は、ブラシ従動輪72の回転軸よりも若干上方に回転軸を有するようにケース体71に取り付けられ、吸込側が吸込口に連通している。そして、この回転管部73は、排気側が受け部9の下部に挿入され、この受け部9の連通口に連通接続される。したがって、掃除機本体2は、床ブラシ11を床面上に載置した状態で、回転軸を中心として床ブラシ11に対して相対的に前後方向へと回動可能となっている。
次に、上記一実施の形態の内部構成を説明する。
図1に示すように、電動送風機3には、第1のセンサとしてのブラシスイッチ81、第2のセンサとしての集塵スイッチ82および第3のセンサとしての操作スイッチ83を備えたスイッチ部84が電気的に接続されている。そして、このスイッチ部84は、電源コード24が接続された商用交流電源を整流および平滑する電源部85に電気的に接続されているとともに、制御回路などを備えた制御部86に電気的に接続されている。
ブラシスイッチ81は、図3の想像線に示すように、掃除を開始する際など、掃除機本体2とともに回転管部73がケース体71に対して後方へと相対的に回動している際に、回転管部73の先端部に突設された図示されない凸部に押圧されることでオン状態となって電動送風機3の駆動を許可するとともに、掃除を終了する際など、掃除機本体2とともに回転管部73がケース体71に対して前方へと相対的に回動して電気掃除機1を図3の実線に示す収納状態にしている際に、凸部の押圧が解除されることでオフ状態となって電動送風機3の駆動を不許可とするものである。すなわち、このブラシスイッチ81は、作業者が掃除をしているかどうかを間接的に判断可能なものである。
集塵スイッチ82は、図2に示すように、ダストカップ4の集塵収容部31の後面部36に設けられ、ダストカップ4を集塵収容部31に取り付けた際に、ダストカップ4の後部により押圧されることでオン状態となって電動送風機3の駆動を許可するとともに、ダストカップ4を集塵収容部31から取り外した際に、押圧が解除されることでオフ状態となって電動送風機3の駆動を不許可とするものである。
操作スイッチ83は、図5に示すように、例えば取手部12の上部に、左右方向に摺動可能に設けられている。そして、この操作スイッチ83は、例えば3極のスイッチであり、ブラシスイッチ81の切り換え動作を許可するオートモードと、ブラシスイッチ81の切り換え動作を不許可にするとともに電動送風機3の駆動を許可するオンモードと、ブラシスイッチ81の切り換え動作および電動送風機3の駆動をともに不許可にするオフモードとを、摺動により切り換え可能となっている。
次に、上記一実施の形態の制御を図6に示すフローチャートを参照して説明する。
掃除動作を開始するに際しては、操作スイッチ83がオフモード、オートモードおよびオンモードのいずれであるかを制御部86が判断する(ステップ1)。
このステップ1において、操作スイッチ83がオフモードであると制御部86が判断した場合には、電動送風機3がオフ状態になり(ステップ2)、ステップ1に戻る。
また、ステップ1において、操作スイッチ83がオートモードであると制御部86が判断した場合には、ブラシスイッチ81がオンであるかどうかを制御部86が判断する(ステップ3)。
このステップ3において、ブラシスイッチ81がオンでないと制御部86が判断した場合には、ステップ2に進む。
一方、ステップ3において、ブラシスイッチ81がオンであると制御部86が判断した場合には、集塵スイッチ82がオンであるかどうかを制御部86が判断する(ステップ4)。
また、ステップ1において、操作スイッチ83がオンモードであると制御部86が判断した場合にも、ステップ4に進む。
そして、ステップ4において、集塵スイッチ82がオンでないと制御部86が判断した場合には、ステップ2に進む。
一方、ステップ4において、集塵スイッチ82がオンであると制御部86が判断した場合には、電動送風機3をオン状態とし(ステップ5)、掃除動作が開始される。
次に、上記一実施の形態の掃除動作を説明する。
まず、通常の掃除の際には、延長管8を掃除機本体2に保持して収納する。
次いで、電源コード24を商用交流電源に接続し、操作スイッチ83をオートモードとした際には、床ブラシ11を床面上で固定し、図4に示すように掃除機本体2を床ブラシ11に対して後方へと回動させることで、ブラシスイッチ81がオンされて電動送風機3が駆動する。
また、操作スイッチ83をオンモードとした際には、ダストカップ4を集塵収容部31に装着している状態で集塵スイッチ82がオンされて、電動送風機3が駆動する。
そして、作業者は、把持部62を把持して電気掃除機1を床面上で走行させて床面の塵埃を床ブラシ11の吸込口から空気とともに吸い込む。
また、隙間、部屋の隅、あるいは作業者の手が届かない高い位置などを掃除する際には、作業者が着脱ボタン14を操作して延長管8を掃除機本体2から取り外す。
そして、作業者は、伸縮ボタン66を操作して延長管8を所望の長さに伸縮させ、取手部12を把持して掃除機本体2を持ち上げて運搬しつつ把持部62を把持して先端部を隙間などに挿入し、塵埃を空気とともに吸い込む。
吸い込まれた塵埃は、ダストカップ4にて空気から分離されて捕集され、塵埃を分離された空気は、電動送風機3を通過して排気風となり、排気孔15から掃除機本体2の外部へと排気される。
上述したように、上記一実施の形態では、掃除機本体2を床ブラシ11に対して後方に回動させた状態になると電動送風機3の駆動の許可と不許可とを切り換えるブラシスイッチ81と、風路63へのダストカップ4の着脱により電動送風機3の駆動の許可と不許可とを切り換える集塵スイッチ82とのそれぞれで電動送風機3の駆動の許可と不許可とを切り換え可能な構成とした。
このため、少なくとも風路63にダストカップ4を取り付けないと電動送風機3の駆動が許可されず、ダストカップ4を風路63から取り外した状態などでの電動送風機3の誤動作を防止できる。
この結果、塵埃を廃棄する際などの作業者が意図しない際に、不意に掃除機本体2が傾くなどして電動送風機3が起動し、掃除機本体2が回転したり煩わしかったりすることを防止でき、使い勝手を向上できる。
また、電源コード24がコンセントに差し込まれたままの導通状態となっている際などに、ダストカップ4を掃除機本体2から取り外してこのダストカップ4を掃除すなわちクリーニングしたりしても、集塵スイッチ82の作用により電動送風機3の駆動が不許可となるので、掃除機本体2の取り扱いに必要以上に注意せずに済み、使い勝手をより向上できる。
さらに、操作スイッチ83を設けることで、作業者がブラシスイッチ81によらず、自分の意思のみで電動送風機3を自由にオンオフすることが可能になり、掃除作業中の自由度を向上できる。
なお、上記一実施の形態において、第1のセンサは、掃除機本体2が所定の状態となった際に電動送風機3の駆動の許可と不許可とを切り換えることができれば、ブラシスイッチ81に代えて他の構成とすることも可能である。
また、操作スイッチ83は、取手部12に代えて、例えば握り管部7の把持部62など、他の様々な位置に設ける構成も可能である。
さらに、操作スイッチ83は、オートモード、オンモードおよびオフモードの3種類だけでなく、電動送風機3の駆動の強弱を設定できるものとするなど、他の様々な構成が可能である。
そして、上記一実施の形態では、各スイッチ81,82,83によるオンオフを、制御部86で判断したが、これら各スイッチ81,82,83によるオンオフを、それぞれ機械的に切り換える構成も可能である。
また、ダストカップ4を掃除機本体2に装着した途端に電動送風機3の駆動が許可されることを防止するために、集塵スイッチ82のオンオフの判断を各スイッチ81,83のオンオフの判断よりも優先する構成、すなわち集塵スイッチ82がオンにされるまで各スイッチ81,83のオンオフを判断しなかったり、各スイッチ81,83のオンオフの判断結果を無視したりする構成、あるいは、集塵スイッチ82がオフ状態からオン状態となった際に、各スイッチ81,83のオンオフがリセットされる構成などとすることも可能である。
本発明の一実施の形態の電気掃除機を示すブロック図である。 同上電気掃除機の一部を示す分解斜視図である。 同上電気掃除機の掃除機本体の回動を示す側面図である。 同上電気掃除機の後部を示す斜視図である。 同上電気掃除機の前部を示す斜視図である。 同上電気掃除機の制御の要部を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 電動送風機
4 集塵部としてのダストカップ
11 吸込口体としての床ブラシ
63 風路
81 第1のセンサとしてのブラシスイッチ
82 第2のセンサとしての集塵スイッチ
83 第3のセンサとしての操作スイッチ

Claims (1)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    前記電動送風機の吸込側に連通する吸込口体と、
    この吸込口体ないし前記電動送風機の吸込側に形成された風路と、
    この風路に着脱可能に取り付けられる集塵部と、
    前記掃除機本体を前記吸込口体に対して後方に回動させた状態になると前記電動送風機の駆動を許可し、前記掃除機本体を前記吸込口体に対して後方に回動させた状態が解除されると前記電動送風機の駆動を不許可とするように切り換え可能な第1のセンサと、
    この第1のセンサとは別個に設けられ、前記集塵部を前記風路に取り付けると前記電動送風機の駆動許可し、前記集塵部を前記風路から取り外すと前記電動送風機の駆動を不許可とするように切り換え可能な第2のセンサと、
    前記第1のセンサおよび前記第2のセンサとは別個に設けられ、前記第1のセンサによる前記電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを、有効と無効とに切り換え可能であるとともに、前記第1のセンサによる前記電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを無効とした状態で、前記電動送風機の駆動の許可と不許可とを切り換え可能な第3のセンサとを具備し
    前記第3のセンサにより前記第1のセンサによる前記電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを有効とした状態では、前記第1のセンサおよび前記第2のセンサにより前記電動送風機の駆動をそれぞれ許可することで前記電動送風機を駆動させ、前記第3のセンサにより前記第1のセンサによる前記電動送風機の駆動の許可と不許可との切り換えを無効とした状態では、前記第2のセンサおよび前記第3のセンサにより前記電動送風機の駆動をそれぞれ許可することで前記電動送風機を駆動させ、かつ、前記第1のセンサないし前記第3のセンサの少なくともいずれかにより前記電動送風機の駆動が不許可である状態では、前記電動送風機を駆動させない
    ことを特徴とした電気掃除機
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