JP4392452B2 - 種子付着資材および種子付着資材を用いた植物の栽培方法 - Google Patents
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Description
従ってこれらの方法を用いた場合でも、発芽率の低下が予測されるため、一般家庭向けに販売する場合には、発芽を確保するために過剰な粒数の種子が提供されている。しかし、このような種子は、過剰播種による発芽後の間引き作業が必要になるなど、栽培作業において余分な労力を要する原因でもあった。
さらに本発明者らは、基材を種子剥離防止資材で覆うことで種子の剥離を防止し、発芽率が高く確保された資材を提供できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の種子付着資材は、種子が基材表面に維持されるものであり、種子自体が殆どコーティングされない。また、播種後の潅水によっても脱落することがないため、土壌の粗孔隙に埋もれることもない。従って種子の発芽が阻害されず、高い発芽率を示すことができる。
(1)種子を基材に付着させた種子付着資材。
(2)種子および種子剥離防止資材を基材に付着させた種子付着資材。
(3)種子および/または種子剥離防止資材を接着剤で基材に付着させた上記(1)または(2)に記載の種子付着資材。
(4)基材が木質泥炭、ピートモス、セッコウ、ベントナイトから選ばれる1または2以上を原料とする基材である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の種子付着資材。
(5)種子剥離防止資材がゼオライト、パーライト、川砂から選ばれる1または2以上である上記(2)〜(4)のいずれかに記載の種子付着資材。
(6)種子剥離防止資材が着色されたゼオライトである上記(5)に記載の種子付着資材。
(7)接着剤が天然物由来の接着剤または合成糊である上記(3)〜(6)のいずれかに記載の種子付着資材。
(8)種子および/または種子剥離防止資材を付着させた後、40℃以下で乾燥することで得られる上記(1)〜(7)のいずれかに記載の種子付着資材。
(9)種子の直径または長さが5.0mm以下である上記(1)〜(8)のいずれかに記載の種子付着資材。
(10)上記(1)〜(9)のいずれかに記載の種子付着資材を用いる植物の栽培方法。
本発明の「種子付着資材」は、播種の目的や対象とする種子と基材、さらに種子剥離防止資材、接着剤との組み合わせによって様々に成形でき、形や大きさは特に限定されない。
「基材」の原料としては、例えば、土壌、粘土、木質泥炭、草質泥炭、ピートモス、ベントナイト、セッコウ、ゼオライトなどが例示され、これらの1または2以上を組み合わせて用いることもできる。このうち、特に単一原料で造粒できる木質泥炭を基用いることが好ましい。種子を付着させるために、「基材」の原料は、乾燥後に基材の表面が平滑で、粉化しにくいものを用いることが好ましい。本発明の「基材」の原料には、さらに、造粒性向上と基材の強度を高めるためにポリビニルアルコールなどの接着剤を用いることもできる。これらは、種子の発芽を阻害する物質を含む高分子や高濃度の塩類でないことが好ましい。
本発明の「基材」には、発芽後の生育促進のため、必要に応じて窒素成分、リン酸成分、カリ成分など植物の生育に必須とされる最小限の肥料原料を混合することもできる。
本発明の「基材」の形状は特に限定されないが、横径に対して長径が長い形状の種子に対しては、円筒形の基材が適している。また、粒状の場合の粒径は大きい種子ほど大きい粒径が適しており、種子の場合には粒径が5.0mm〜10.0mm程度のものが最も適している。
種子の付着にあたって、接着剤を用いる場合には、付着工程における乾燥などによる減水量を少なくするため、本発明の「基材」を加熱乾燥後して水分をおおよそ10%以下としたものを用いることが好ましい。
本発明の「接着剤」として用いる小麦粉澱粉糊は水に小麦粉を懸濁させ、攪拌しながら60℃以上加熱することで糊化させ冷却して製造したものを用いることが好ましい。澱粉糊の濃度は乾燥後の種子剥離率に大きく影響するため、種子の種類によって基材重量に対して9重量%から15重量%までの濃度範囲で任意に選ぶことが好ましい。好ましくは10%以上であり、大きい種ほど濃い糊を用いることが好ましい。20%以上であれば種子および種子剥離防止資材を付着させるには十分である。9重量%以下の濃度では糊が基材に吸い込まれコーティング材を付着できない傾向があるため好ましくない。また、15重量%以上では基材に添加した糊で基材同士が団粒を形成し、コーティング工程で団粒が離れない傾向があるため好ましくない。
種子の大きさによって、糊の濃度と基材に対する添加量は任意に選ぶことが好ましく、例えば長さが2.0mm程度の長形或いは紡錘形の種子の場合には12重量%程度以上の濃度の糊を基材重量に対して30〜40重量%程度添加することが好ましい。1.0mm以下の種子では10重量%程度以上の濃度の糊を基材重量に対して20〜25重量%程度添加することが好ましい。
本発明の「接着剤」として用いるメチルセルロース水溶液は、任意の粘度を示すメチルセルロース粉末を熱水に懸濁させ冷却して作ることができる。特に好ましくは2%水溶液の粘度が4000cp程度の粉末を任意の濃度に溶解して用いる。4000cpグレードのメチルセルロースの水溶液は15℃での絶対粘度は2%水溶液でおおよそ6000cp、3%水溶液は45000cp、4%水溶液は160000cpを示す。15%濃度の澱粉糊の粘度はおおよそ150000cpであるので、基材に対する添加量や種子の大きさに対する濃度は前記同様に設定することが好ましい。
種子が亜球形や紡錘形などの立体であり、基材が球形である場合には、両者の接触は点でしかないため、種子が剥離しやすく、接着剤で一時的に接着した場合でも乾燥工程や充填工程で粒が動くことによって剥離する。
そこで、基材において種子が付着していない部分に本発明の種子剥離防止資材を付着させることで、粒同士の結合や装置壁面への付着を防止し、種子の剥離を防止することができる。本発明の「種子剥離防止資材」を用いることで、基材に対する種子の付着率を向上させることができる。
本発明の「種子剥離防止資材」には、種々の資材を用いることができるが、粒径が0.2mm以上1.0mm以下の資材が最も適している。粒径が0.2mm以下の資材は種子よりも優先的に付着してしまう傾向がある。また、粒径が大きい資材では基材との接触頻度が少なくなるため好ましくない。
本発明の「種子剥離防止資材」は粒径が0.2mm以上1.0mm以下の資材であればいずれのものも用いることができる。例えば、川砂、海砂、ゼオライト、パーライトなどが挙げられ、この中でもゼオライトを用いることが好ましく、特に1.0mm以下のゼオライトを用いることが好ましい。また、種子は肉眼で植物や品種を識別することが困難であるため、予め食用色素や絵画用絵の具などで着色した種子剥離防止資材を用いることで、得られた種子付着資材において付着させた植物や品種の識別を可能とできる。
例えば、第1工程として、基材に対して接着剤を添加する工程が挙げられる。第2工程としては種子および/または種子剥離防止資材を基材に付着させる工程が挙げられる。これらの工程はドラム型混合機などを用いて行うことができる。
両工程を順調に行うためには、それぞれの工程を別個の装置を使用して行うことが好ましい。接着剤を添加する工程に用いる装置の内壁には接着剤が付着しており、同装置内に種子および/または種子剥離防止資材を添加すれば装置内壁に優先的に種子および/または種子剥離防止資材が付着してしまうためである。従って、接着剤が添加された基材を予め種子および/または種子剥離防止資材を入れておいた第2工程の装置内に投入することが好ましい。
一般に種子は乾燥状態では比較的高温でも発芽活性を失うことがないが、湿潤状態では40℃以上で失活することが知られているため、高温での乾燥は好ましくない。最も好適な資材の組み合わせでは常温で通風するだけで十分な乾燥状態が得られる。乾燥が不十分な場合には充填後に糊が腐敗して種子までも腐敗させることが懸念されるため、微生物の繁殖が起こらないとされる活性水分値を0.7以下まで乾燥することが重要である。
本発明の「植物の栽培方法」では、本発明の「種子付着資材」を用いることにより、種子を播種面の表面に維持できるため、種子の発芽率を向上させることができる。
本発明の「植物の栽培方法」では、本発明の「種子付着資材」は種子そのものに対して大きく、基材に一定粒数ずつ種子を付着させたものであるため、指で掴んで播種したい位置に置くことができる。また、本発明の「種子付着資材」を用いることにより、種子では確認が難しかった播種位置を明確に確認できる。このため、野菜育苗に用いられるセルトレイなどに均一に播種したり、花壇の目的の場所に播種したりすることにより、本発明の植物の栽培方法を実施することができる。
以下、試験例、実施例で示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
<基材の造粒>
木質泥炭、ピートモス、セッコウ、ベントナイトを種々の配合率で混合し鍋型試験造粒機と皿型試験造粒機で造粒し、乾燥して硬度と水中保形性を比較した。
1)基材Aは泥炭33重量%とセッコウ33重量%およびピートモス33重量%を混合して鍋型試験造粒機で製造した。
2)基材Bは泥炭40重量%とセッコウ40重量%およびピートモス20重量%を混合して鍋型試験造粒機で製造した。
3)基材Cは泥炭50重量%とセッコウ25重量%およびピートモス25重量%を混合して鍋型試験造粒機で製造した。
4)基材Dは泥炭100重量%を鍋型試験造粒機で製造した。
5)基材Eは泥炭79重量%とセッコウ19重量%およびベントナイト2重量%を混合して鍋型試験造粒機で製造した。
6)基材Fは泥炭69重量%とセッコウ29重量%およびベントナイト2重量%を混合して鍋型試験造粒機で製造した。
7)基材Gは泥炭95重量%とベントナイト5重量%を混合して鍋型試験造粒機で製造した。
8)基材Hは泥炭100重量%を皿型試験造粒機で造粒して粒径が6.0〜7.0mmのものをより分けた。
9)基材Iは泥炭100重量%を皿型試験造粒機で造粒して粒径が7.0〜9.0mmのものをより分けた。
<種子剥離防止資材の選抜>
試験例1で製造した基材Hに澱粉糊(ヤマト(株)、T−NO03)を水で10倍または4倍に希釈して糊をつけ、キンギョソウの種子と種子剥離防止資材を混合したものを付着させ、常温で通風乾燥して、乾燥後の種子と剥離防止コーティング材の状態を調査した。
従って、糊は基材表面に滴下して1分間以上基材に染み込まない程度の濃度のものが適しており、種子剥離防止剤は粒径が0.2mm以下の粉を含まないものが適していることが確認された。
<種子剥離防止資材の選抜>
試験例1で製造した基材Hに10%澱粉糊(小麦粉澱粉糊)を用いてキンギョソウの種子と種子剥離防止資材を混合したものを付着させ、常温で通風乾燥して、乾燥後の種子と剥離防止コーティング材の状態を調査した。
供試剥離防止資材は次のものを用いた。但し、いずれも水洗いして粘土分を除去した後乾燥して用いた。
1)種子剥離防止資材1として、N社ゼオライト2号(2.0mm>)を用いた。
2)種子剥離防止資材2として、川砂を篩別して得た粒径が2.0mm>のものを用いた。
3)種子剥離防止資材3として、パーライトを篩別して得た粒径が2.0mm>のものを用いた。
即ち、基材H100gを1L容のポリビーカーに入れ、10%澱粉糊20gを混ぜ込んだ。別のポリビーカーに上記1)〜3)の種子剥離防止資材をゼオライトと川砂は20g、パーライトは2gと種子1袋分(キンギョソウ1320粒(0.5mL))を入れて混合した。
表面に糊をつけた基材Hを種子剥離防止資材と種子を入れたビーカーに移し、表面をコートした。アルミバットへ移して時々転がしながら自然乾燥させ得られた種子付着資材を2.0mmの篩で軽く篩別して、粒から剥離したゼオライトや種子などの剥離物の重量および種子の粒数を調査した。
<種子剥離防止資材としてのゼオライトの粒径調査>
試験例1で製造した基材Hに10%澱粉糊を用いてペチュニアまたは金魚草の種子と、種子剥離防止資材としてゼオライトを付着した。
供試ゼオライトは次のものを用いた。
1)種子剥離防止資材1として、N社ゼオライト2号(2.0mm>)を用いた。
粒土分布:1〜2.0mmが50%、0.5〜1.0mmが30%、0.5mm>が20%
2)種子剥離防止資材2として、N社ゼオライト2号を篩別して得た粒径が1〜2.0mmのものを用いた。
3)種子剥離防止資材3として、N社ゼオライト2号を篩別して得た粒径が1.0mm>のものを用いた。
4)種子剥離防止資材4として、N社ゼオライト2号を篩別して得た粒径が1.0mm>のものを水洗いして粘土分を除去したものを用いた。
即ち、基材H100gを1L容のポリビーカーに入れ、10%澱粉糊20gを混ぜ込んだ。別のポリビーカーに上記1)〜4)のゼオライトをそれぞれ20gと種子1袋分(ペチュニア540粒(0.1mL)または金魚草1320粒(0.5mL))を入れて混合した。
表面に糊をつけた泥炭粒をゼオライトと種子を入れたビーカーに移し、表面をコートした。アルミバットへ移して時々転がしながら自然乾燥させ、表3の種子付着資材1〜6を得た。得られた種子付着資材を2.0mmの篩で軽く篩別して、粒から剥離したゼオライトと種子の重量および種子の粒数を調査した。
この結果より剥離防止剤の剥離率と種子の剥離率において必ずしも比例関係が認められなかったことから、種子の種類によっては糊の濃度を変化させる必要があることが示唆された。
1.材料
1)基材として、試験例1で製造した基材Iを用いた。
2)接着剤として澱粉糊を用いた。
澱粉糊の濃度が9〜15重量%、基材重量に対する糊の添加量が20〜40重量%になるように調製した。澱粉糊は35℃程度の温状態(粘度:3500cp)と20℃付近の冷状態(粘度:11400cp)では粘度が異なるため、9%濃度の糊は両者を比較した。
3)種子剥離防止資材としてゼオライトを用いた。
基材重量に対するゼオライトの添加量が19〜33重量%になるように調製した。
粒径が1.0mm>のゼオライトで粉除去したもの、粒径が1.0mm>の着色したゼオライトで粉除去したもの、0.8mm〜2.0mmのゼオライトをそれぞれ用いた。
4)種子として9種の植物(カンパニュラ、ゴテチヤ、パンジー、ビオラ、イチゴ、カスミソウ、金魚草およびペチュニア)の種子を用いた。
乾燥後に種子付着資材から剥離したゼオライトや種子などの剥離物の重量を測定し、付着のために用いたゼオライト重量に対する剥離物重量の百分率を剥離率として表5に示した。また、付着のための用いた種子の数に対する剥離物に含まれる種子数の百分率を種子剥離率として表5に示した。表5におけるNDの項は測定していないことを表す。
この結果より、好ましいものとして推定された種子の剥離率が10%未満となる組み合わせのものを表6に示した。
上記実施例1で製造した種子付着資材を播種して発芽の様子を観察した。
使用した種子付着資材、種子付着資材の播種粒数および計算上の種子数(種子付着資材の播種粒数×平均種子数)を表7に記載した。
方法Aでは128穴セルトレイに軽量培土を充填し、種子付資材を1セルに1粒置いた後、十分に潅水して育苗を行った。
方法Bでは128穴セルトレイに軽量培土を充填し、十分に潅水して落ち着かせた後に種子付資材を1セルに1粒置いて育苗を行った。
方法Cでは128穴セルトレイに粒状培土を充填し、十分に潅水して落ち着かせた後に種子付資材を1セルに1粒置いて育苗を行った。
栽培期間は、方法Aは2007年11月28日(播種)〜12月21日(23日目)、方法Bは12月13日(播種)〜1月5日(23日目)、方法Cは12月13日(播種)〜1月5日(23日目)とした。いずれの栽培もガラスハウス内の温床上で夜間加温しながら栽培した。
方法Aによる結果を図1に、方法Bによる結果を図2に、方法Cによる結果を図3に示した。また、これらの結果をまとめて表8に示した。
種子付着資材を用いた栽培の経過を観察したところ、図4に示すように播種潅水直後、いずれの種子もゼオライトも基材の表面に留まっていることが確認された。日々の潅水によって次第に脱落するものもあったが概ねは基材に付着した状態で存在した。
軽量タイプの培土では初期潅水で種子付着資材が1/4〜1/3程度沈み込み、埋もれた位置からの発芽は観察できなかったが、粒の表面に付着した種子はその表面で発芽した。粒の表面に付着したまま発芽した種子は根の伸長に伴って、粒から落ちて培土に根を伸ばすものや基材を貫通して根を下ろすものが観察された。
粒状培土の場合には種子付着資材の沈み込みがなく、種子付着資材の下部に付着していた種子も発芽したが、粒土の粗孔隙に落下した種子は発芽が悪く、乾きやすい性質のため発芽後に立ち枯れるものがあった。種子付着資材に付着した種子の発芽開始時及栽培終了時の様子を図5に示した。
従って、本発明の種子付着資材は、種子の播種を容易とし、かつ発芽率の向上に有用であることが確認された。
1.材料
1)基材として、試験例1で製造した基材Iを用いた。
2)接着剤として4%メチルセルロース水溶液を用いた。
3)種子剥離防止資材として粒径0.5〜1.0mmのゼオライトを用いた。
4)種子として8種の植物(カンパニュラ、ゴテチヤ、ビオラ、イチゴ、カスミソウ、金魚草、ペチュニアおよびポピー)の種子を用いた。
上記実施例3で製造した種子付着資材および比較として生種を播種して、それぞれの発芽の様子を観察した。
軽量園芸用育苗培土(バーミキュライト、ピートモス、粒状土壌を主原料とする。以下、軽量培土とする)、粒状の園芸用育苗培土(以下、粒状培土とする)、および両培土を容量比で等量混合した土壌(以下、混合培土とする)を用土とし、プラスチック製の128穴セルトレイに充填して栽培を行った。栽培期間は、2007年2月4日(播種)〜2月21日(17日目)とした。いずれの栽培もガラスハウス内の温床上で夜間加温しながら栽培した。
一方、種子付着資材は土壌の物理的性質に左右されずにいずれの土壌でも90%前後の発芽基材率を示した。この結果より、種子を基材に付着させた種子付着資材とすることで、種子の発芽率を向上できることが確認された。
Claims (8)
- 直径または長さが5.0mm以下の種子および粒径0.2mm以上1.0mm以下の種子剥離防止資材を、木質泥炭、ピートモス、セッコウ、ベントナイトから選ばれる1または2以上を原料とする基材の表面に付着させ、種子および種子剥離防止資材が基材の表面に維持された、指で掴んで播種したい位置に置くことができる種子付着資材。
- 種子および種子剥離防止資材を接着剤で基材に付着させた請求項1に記載の種子付着資材。
- 接着剤が天然物由来の接着剤または合成糊である請求項2に記載の種子付着資材。
- 種子剥離防止資材がゼオライト、パーライト、川砂から選ばれる1または2以上である請求項1〜3のいずれかに記載の種子付着資材。
- 種子剥離防止資材が着色されたゼオライトである請求項4に記載の種子付着資材。
- 種子および種子剥離防止資材を付着させた後、40℃以下で乾燥することで得られる請求項1〜5のいずれかに記載の種子付着資材。
- 種子が明発芽植物の種子である請求項1〜6のいずれかに記載の種子付着資材。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の種子付着資材を用いる植物の栽培方法。
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