JP4390484B2 - 整形用器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば骨等の切断面に生じる「バリ」を除去するために用いられるヤスリ等の整形用器具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図23及び図24に示すように、咬筋肥大症により頭蓋骨1Aを形成する下顎骨2の下顎角(いわゆる「エラ」の部分)3が過発達した場合や、左右の下顎角3の突出量が不均一な場合に、下顎角3の過発達した部分3aを切除する施術が為されることがある。図23及び図24において、符号1は頭蓋骨を形成する頭部を示す。
また、若年層を中心として、いわゆる「小顔」に対する憧れ、欲求が大変に強い。そのため、下顎角3が発達した容貌、いわゆる「エラが張った」容貌の持ち主が、美容的な観点から、下顎角3の突出部分3aの除去を目的として、手術を受ける事例が増大している。(例えば、非特許文献1、2参照)
【0003】
その様な下顎角3の突出部分3aの除去を行うに当たっては、顔面に切開を入れる口外法と、口腔内、より詳細には歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に切開を入れる施術方法とが存在する。
ここで、上述した様に下顎角3の切除には美容的な観点での施術が多いため、現在では、顔面に切開創が残らない口内法が主流となっている。
【0004】
下顎角3切除の施術に際しては、先ず、図9〜図11で示す様なオシレーティング方式(往復動する方式)の治療器具20の骨用ノコギリ20bや、図12で示す様なオシレーティング方式の治療器具(駆動部を含むホルダ)22の骨用ノコギリ21を用いて、下顎角3の突出部分3aを切除する。
【0005】
図11において要部を拡大して詳細に示すオシレーティング方式(往復動する方式)の治療器具20の骨用ノコギリ20bは先端のノコギリ歯がついている扇形部分20aが、図10の矢印で示す方向に往復動をすることにより、骨を切断、切除するように構成されている。
一方、図12に示すオシレーティング方式の治療器具(駆動部を含むハンドピース)22の骨用ノコギリ21はシャンク21a方向に往復運動して、骨を切断或いは切除するように構成されている。
【0006】
ここで、下顎角3(図23参照)の突出部分3a(図23参照)を切除すると、切除面にギザギザ部分、いわゆる「バリ」が生じる。その様なバリを放置すると、例えば下顎角3の裏側(下側)に走っている顔面動静脈や神経、その他の軟組織と、骨切断面との相対運動により、顔面動静脈や神経等が骨切断面により損傷してしまう可能性がある。
そのため、下顎角3の切除を行った後、骨切除面の整形が必要となる。
【0007】
係る処置を行うため、従来は、図13及び図15〜図19で示す様な器具(23、25〜29)を用いて、下顎角切除面におけるバリを整形(図13の器具での整形の様子を示すは図14、図18の器具での整形の様子を示すは図20参照)していた。
ここで、図15〜図19で示す様な器具25〜29は回転式である、シャンク25s〜29s及び先端の加工部材25a〜29aが回転することにより、対象物(下顎角切除面におけるバリ)を整形(或いは研磨)する。
一方、図13で示す様な器具13はシャンク23sの軸線方向に往復動することにより、対象物を整形する。尚、器具13は、整形用のヤスリ部23aの軸部23bがシャンク23sの軸芯に対して偏芯(e)しているのを、解消する様に構成されている。
【0008】
しかし、回転式の器具25〜29は、血管、神経、その他の軟組織を巻き込み易く、損傷を加える可能性が高い。
また、従来の整形器具13では、口内法で歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に切開を入れた場合に、図14で示す様に、歯肉頬移行部と平行な面3cを整形することは出来るが、歯肉頬移行部と概略直交する下顎角の切除面3dを整形することは出来ない。そのため、下顎角切除面におけるバリを十分に整形(或いは研磨)できないという問題も有している。
【0009】
下顎角の切除面を整形することが出来ない、という問題に対処するために、図21、図22で示すような整形用器具40が提案されている(非特許文献3参照)。
この整形用器具40によれば、先端部の湾曲部分40a内側にヤスリ目40bが形成されており、図22で示す様に、当該湾曲部分40aの内側を下顎角切除面3dに当接させて図22の矢印方向に往復動させることにより、下顎角3近傍に存在する顔面動静脈や、神経等を損傷すること無く、下顎角切除面3dを整形することが可能である。
【0010】
しかし、図21、図22で示す整形用器具40は寸法が大きいので、先端部を挿入するため、或いは、下顎角切除面の整形のため図22の矢印方向に往復動するためには、歯肉頬移行部と頬粘膜との間という限定された領域に、大きな切開を入れなくてはならない、という問題が生じる。
また、図22で示す様に、係る整形用器具40で下顎角切除面3dのバリを整形するに際しては、執刀医は両手H1、H2で整形用器具を把持して整形作業を行わなければならず、執刀医の両手H1、H2が完全に塞がってしまう。
さらに、図21で示すような整形用器具40で下顎角切除面のバリを整形するのであれば、患者の下顎骨3を十分に固定しなければ、整形することが不可能である。そのため、患者の下顎骨3(或いは頭蓋骨1)を固定するための人手H3が必要となる。
【0011】
【非特許文献1】
形成外科41(3)(1998年:克誠堂出版発行):第231頁〜第238頁(出口正巳、飯尾礼美、白壁武博、「下顎角形成術」)
【非特許文献2】
形成外科第38巻増刊号(1995年:克誠堂出版発行):S171頁〜S182頁(谷野隆三郎、西村正樹、赤松正、「26. 下顎形成術 ―下顎角部とオトガイ部の形成―」)
【非特許文献3】
日美外報Vol.24,No.1(日本美容外科学会発行):第8頁〜第10頁(菅原康志:「下顎角形成に有用なmandibular angle raspの考案」)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、下顎角近傍の顔面動静脈や神経等を損傷すること無く、安全に整形することが出来て、大きな切開を入れる必要が無く、執刀医が片手で整形することが出来て、しかも施術に必要な人員を削減することが出来る様な整形器具の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、 下顎角(3)の切除面(3d)に生じるバリを除去するために用いられる整形用器具において、長手方向軸線(L)と、先端と、その先端の反対側の後端とを有する真直ぐな軸部(11)と、その軸部(11)の先端に設けた扇形部材(12)とを有し、該扇形部材(12)は表面及び裏面を有しており、その軸部(11)の後端に設けられて駆動源部(30)に連結する結合部(13)を有し、前記扇形部材(12)は長手方向軸線(L)に対して傾斜角度(θ)を持って傾斜しており、扇形部材(12)の裏面にはヤスリ目(14)が形成され、その裏面は軸部(11)の後端側を向いており、軸部(11)は駆動源部(30)によって或る回転角にて揺動する様に回動するのに適合しており、扇形部材(12)のヤスリの形成されていない側の面(15)にはアール(R)が形成されており、そのアール(R)の曲率半径は軟組織を通過する際に抵抗が生じて軟組織を損傷するほど大きくはなく、且つアール(R)が形成された面が下顎骨部分の皮膚と干渉するほど小さくはないようになっている。
【0014】
係る構成を具備する本発明によれば、扇形部材(12)の軸部後端側を向いた面(後ろ側の面)に形成されたヤスリ目(14)を、整形する対象(例えば下顎角3の切除面3d)に当接させて、軸部(11)及び扇状部分(12)を連続的に揺動させることにより、対象物(例えば下顎角3の切除面3d)を整形することが出来る。
【0015】
ここで、軸部(11)は時計方向と反時計方向へ連続的に揺動を繰り返す様に構成されており、一方向へ連続的に回転しないため、例えば下顎角(3)近傍の動静脈や神経、その他の軟組織が、ヤスリ(14)に巻き込まれることが無く、周囲軟組織を損傷する恐れもないため、安全性が極めて高い。
また、駆動源(30)部によりヤスリ目(14)を揺動して整形を行うので、装置全体を小型化することが出来ると共に、手元の操作部を大きく動かす必要がない。そのため、例えば歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に入れた切開を介して下顎角切除面(3d)を整形する場合に、当該切開を大きくする必要が無い。
【0016】
例えば、本発明を口内法で下顎角切除面(3d)の整形に用いる場合には、シャンク(11)が折れ曲がっていたり、湾曲していると、歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に入れた切開を介して、前記扇形部材(12)による下顎角切除面(3d)の整形が、やり難くなる。そのため、当該切開を大きくしなければならないからである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0020】
図1〜図3は本発明の実施形態に係る骨ヤスリを単体で表示した夫々側面図、正面図及び要部である扇形部材の拡大詳細図を示す。
整形用器具、例えばヤスリ10は、軸部(シャンク)11と、軸部11先端に設けた扇形部材12と、軸部後端に設けられて後述の駆動源部(ハンドピース)30に連結する結合部13とを有している。
該扇形部材12は軸線Lに対して傾斜角度θを持って傾斜しており、扇形部材12の軸部後端側を向いた面(後ろ側の面)にはヤスリ目14が形成されている。
軸部11は後述の駆動原部30によって時計方向と反時計方向へ連続的に揺動を繰り返す様に構成されている。係る揺動を繰り返すための構成については、公知の機構を適用可能である。
【0021】
図4は、実施形態に係る骨ヤスリ10をドライバ(駆動源部;ハンドピース)30及びアタッチメント32に取り付けた状態を示す組み立て図であり、アタッチメント32に組み付ける際のねじ締め付け用器具34と共に示す。
【0022】
図5は、アタッチメント32、駆動部(ハンドピース)30、駆動部に電力を供給するためのケーブル36を分離して示した図であり、それらの機器は、何れも市販品である。即ち、従来技術で説明した図9〜図11の骨用ノコギリ20用の市販品をそのまま使用することが出来る。
【0023】
図6〜図8は実施形態に係る骨ヤスリ10を用いて、下顎角3を整形している状態を示す。
図6〜図8では、下顎角3は切除されてはいないが、実際には、例えば図9〜図11で示す様な骨切断用ノコギリ20を用いて下顎角3の突出部分3aを切除し、切除面における角ばった部分及び/又はギザギザ部分(いわゆる「バリ」)を、骨ヤスリ10の「目」14を振動させて整形することにより、除去する。
その結果、下顎角3近傍の動静脈や神経が、切除面により損傷するという事故が防止される。
【0024】
図6〜図8では、歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に切開を入れて、下顎角3の切除を行った後に切除面3dの整形を行う場合を示している。頭蓋骨1Aのみを示しており、歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に入れた切開は示されていない。
尚、図6〜図8の相違点は、バリの生じた位置、即ちバリ取りを行う場所によって骨ヤスリ10の挿入角度が変わることが示されている点である。即ち、下顎枝後縁3cを整形する場合(図6)は、水平近く骨ヤスリ10を傾斜させており、下顎下縁3eを整形する場合(図8)は、骨ヤスリ10を垂直に近く起こしている。
【0025】
ヤスリの目14が形成されている扇形部材12は、図6〜図8の矢印の方向へ、比較的小さな振れ角(例えば7°程度)で往復動するので、オシレーティング方式の手術用器具に共通する特徴として、血管や神経等の軟組織を損傷する可能性が低い。
【0026】
換言すれば、回転するタイプの器具を用いた場合には、整形の対象となる部位の周囲にある軟組織が、回転する器具に巻き込まれると、回転が停止するまでに広範囲に亘る軟組織が損傷する恐れが存在するが、オシレーティング方式の器具であれば、器具は往復動するため、仮に軟組織が巻き込まれたとしても、損傷する範囲は極めて小さくて済む。
【0027】
また、図6〜図8で明らかな様に、実施形態に係る骨ヤスリ10では、ヤスリの目14は切断面にのみ接している。そのため、下顎角3の切除面を整形するに当たって、下顎角3近傍の動静脈を整形処置の際に損傷する恐れは、極めて小さい。
【0028】
ここで、前記扇形部材12のサイズが大き過ぎると、操作し難くなる可能性がある。一方、小さ過ぎると、整形処置そのものが困難となる。
これに加えて、扇形部分の中心から縁部までの半径方向寸法が5mm未満であると、製造コストが高くなってしまう。一方、扇形部分の中心から縁部までの半径方向寸法が15mmより大きいと、上述したように、整形処置に際して、取り扱い勝手が悪くなり、使い難くなってしまうのである。
そのため、扇形部分の中心から縁部までの半径方向寸法が5mm〜15mmであるのが好ましい。
【0029】
扇形部材12における前記振れ角は、5°〜30°の範囲内に設定する。この角度が5°よりも小さいと切断面の整形が困難となり、30°よりも大きいと揺動運動が大きくなり過ぎて、取り扱いが難しくなってしまうからである。
【0030】
図示の実施形態にかかる骨ヤスリ10における前記扇形部材12が往復動する速度は、例えば最高速度が20000CPM(1分間に20000回の往復動)である。
係る速度(前記扇形部材12が往復動する速度)は、整形或いは研磨の対象物によって自在に調整できることが好ましい。
【0031】
実施形態に係る骨ヤスリ10では、前記扇形部材12のヤスリの目14が形成されていない側の面(ヤスリの裏側の面)15は緩やかなアールRが形成されているので、歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域を滑らかに移動できると共に、切開部から内部の軟組織を通って下顎角3の切除面に到達するに際して軟組織を損傷する恐れが無い。
【0032】
ここで、扇形部材12のヤスリの目14が形成されていない側の面(ヤスリの裏側の面)15に設けられたアールRの曲率が大き過ぎると、当該面(ヤスリの裏側の面)15は平板に近くなり、軟組織を通過する際に抵抗が生じ、軟組織を損傷する恐れが発生してしまう。
一方、アールRの曲率が小さ過ぎると、当該面(ヤスリの裏側の面)15が突出した形状となってしまい、ヤスリ目14を下顎角切除面3dに当接しようとしても、当該突出した部分3aが下顎角部分の皮膚と干渉してしまう可能性がある。
【0033】
ヤスリ目14が形成される扇形部材12の材質及びヤスリの目の粗さについては、整形(或いは研磨)の対象物により、適宜設定されるのが好ましい。
図示の実施形態の場合、下顎角切除面の整形に必要な材質及びヤスリ目の粗さが設定されるのが好ましい。
【0034】
明確には図示されてはいないが、例えば下顎角切除面の整形等に用いる場合、整形初期には目が粗いヤスリ目を使用して、途中で目が細かいヤスリ目に交換することも出来る。
【0035】
また、実施形態に係る骨ヤスリ10において、アタッチメント32及びドライバ(駆動源部;ハンドピース)30から、ヤスリの目14が形成された扇形部材12までのシャンク(軸)11の長さは、アタッチメント32やドライバ(駆動源部;ハンドピース)30等の部材を口腔の外側に位置させた状態で、歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に入れた切開を介して、前記扇形部材12が下顎角3の切除面に到達し、且つ、バリ取り作業(整形作業)を行うのに必要最低限の長さ以上を有していなければならない。
一方、シャンク11が長すぎると、シャンク先端の前記扇形部材12を操るのが困難となり、バリ取り作業の難度が上がってしまうので、好ましくない。
シャンクの長さとしては、例えば、30mm〜110mmが好ましい。
ここで、シャンクの長さを30mmよりも短くして、ハンドピース30を術創に挿入することも可能である。但し、ハンドピース30が術創内に入ると、術野が狭くなってしまうという問題がある。
【0036】
シャンク11は真直であり、折れ曲がっていたり、湾曲してはいない。折れ曲がっていたり、湾曲していると、歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に入れた切開を介して、前記扇形部材が下顎角切除面を整形する処理が、やり難くなり、当該切開を大きくしなければならないからである。
【0037】
シャンク11と扇形部材12との為す角度θは90°〜180°の範囲であり、特に100°〜120°が最適である。
この角度が大きすぎても、小さすぎても、
「アタッチメント32やドライバ(駆動源部;ハンドピース)30等の部材を口腔の外側に位置させる」、
「歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に入れた切開から実施形態にかかる骨ヤスリ10を挿入する」、
「下顎角3の切除面の整形を行うため、整形を必要とする箇所全てに、前記扇形部材12のヤスリ目14を接触させる」、
という条件を充足することが出来なくなる。
【0038】
そして、図示の実施形態にかかる骨ヤスリ10では、上述した条件を充足することが出来るので、例えば下顎角切除手術において、歯肉頬移行部と頬粘膜との間の領域に入れた切開を通して必要な全ての術式を実施することが出来て、しかも、当該切開を可及的に小さくすることが出来る。
その結果、患者(生体)に対する負荷を、必要最低限に留めることが可能となる。
【0039】
発明者等の計測によれば、従来の下顎角整形手術に要していた手術時間は、全体で1.5時間程度であったが、図示の実施形態にかかる骨ヤスリ10を使用した場合には、1.0時間程度まで短縮出来た。下顎角切除面の整形以外の処置については、従来と同一であるため、短縮した手術時間0.5時間は、下顎角切除面の整形処置において短縮することが出来た時間であると考えられる。
【0040】
これに加えて、図示の実施形態によれば、アタッチメント32やドライバ(駆動源部;ハンドピース)30等の部材を含めた全体の装置(図4参照)の質量は約280gであり、通常の成人であれば、片手で十分に取り扱える質量である。
従って、図示の実施形態に係る骨ヤスリ10を使用すれば、図21、図22で示すような整形用器具40を使用する場合とは異なり、下顎角整形手術の執刀医は、実施形態に係る骨ヤスリ10を片手で操作することが出来る。そのため、切除面3dの整形処置の際においても、執刀医は、一方の手を空けた状態で不測の事態に備えることが出来ると共に、必要なその他の作業(止血、体液の吸引、その他の作業)を行うことが出来る。
【0041】
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない旨を付記する。
例えば、図示の実施形態は下顎角の切除面における整形についてのみ説明しているが、その他の部位における骨切除面等の訂正について本発明を適用可能である。さらに本発明は、各種機械加工におけるワーク(被加工物)等の研磨用器具も、その技術的範囲に包含する。
【0042】
【発明の効果】
本発明の作用効果を、以下に列挙する。
(1) 例えば下顎角切除面における整形を、その近傍の血管や神経その他の軟組織を傷つけること無く、安全に処置することが出来る。
(2) 整形作業に大きな切開が要求されないので、手術創が小さくてすむ。
(3) 手術時間が短縮出来る。
(4) 例えば下顎骨の様な整形処置の対象物を固定するための人手を必要としない。
(5) 整形処置或いは研磨作業を片手で行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の骨ヤスリの側面図。
【図2】本発明の実施形態の骨ヤスリの正面図。
【図3】図1の要部拡大図
【図4】本発明の実施形態に係る骨ヤスリを、組付け器具を含めアタッチメントを介してハンドピースに組付けた状態を示す組立図。
【図5】本発明の実施形態に係る骨ヤスリを、組付け器具を含めアタッチメントを介してハンドピースに組付ける前の、各単品毎にばらした状態を示す配置図。
【図6】本発明の実施形態に係る骨ヤスリを用いた整形処置の状態を示す図で、骨ヤスリを傾斜させた状態図。
【図7】本発明の実施形態に係る骨ヤスリを用いた整形処置の状態を示す図で、骨ヤスリを軽度に傾斜させた状態図。
【図8】本発明の実施形態に係る骨ヤスリを用いた整形処置の状態を示す図で、骨ヤスリを垂直近く起こした状態図。
【図9】従来技術の骨用ノコギリの1例を示す正面図。
【図10】図9に対応する側面図。
【図11】図9の要部拡大詳細図。
【図12】従来技術の骨用ノコギリ(その2)をハンドピースに取り付けた状体の側面図。
【図13】従来技術の骨ヤスリ(その1)の先端部を示した斜視図。
【図14】従来技術の骨ヤスリ(その1)を使用した骨切除施術の状態を示す斜視図。
【図15】従来技術の骨ヤスリ(その2)の正面図。
【図16】従来技術の骨ヤスリ(その3)の正面図。
【図17】従来技術の骨ヤスリ(その4)の正面図。
【図18】従来技術の骨ヤスリ(その5)の正面図。
【図19】従来技術の骨ヤスリ(その6)の正面図。
【図20】従来技術の骨ヤスリ(その5)を使用した骨切除手術の状態を示す斜視図。
【図21】従来技術の骨ヤスリ(その7)の斜視図。
【図22】従来技術の骨ヤスリ(その7)を使用した骨切除施術の状態を示す斜視図。
【図23】頭蓋骨の構成を示す斜視図。
【図24】頭蓋骨の構成を示す正面図。
【符号の説明】
1A・・・頭蓋骨
1・・・頭部
2・・・下顎骨
3・・・下顎角
3a・・・突出部分
3d・・・下顎角の切除面
10・・・骨ヤスリ
11・・・軸/シャンク
12・・・扇形部材
14・・・ヤスリ目
30・・・駆動部/ハンドピース
32・・・アタッチメント
34・・・取付け器具
Claims (1)
- 下顎角(3)の切除面(3d)に生じるバリを除去するために用いられる整形用器具において、長手方向軸線(L)と、先端と、その先端の反対側の後端とを有する真直ぐな軸部(11)と、その軸部(11)の先端に設けた扇形部材(12)とを有し、該扇形部材(12)は表面及び裏面を有しており、その軸部(11)の後端に設けられて駆動源部(30)に連結する結合部(13)を有し、前記扇形部材(12)は長手方向軸線(L)に対して傾斜角度(θ)を持って傾斜しており、扇形部材(12)の裏面にはヤスリ目(14)が形成され、その裏面は軸部(11)の後端側を向いており、軸部(11)は駆動源部(30)によって或る回転角にて揺動する様に回動するのに適合しており、扇形部材(12)のヤスリの形成されていない側の面(15)にはアール(R)が形成されており、そのアール(R)の曲率半径は軟組織を通過する際に抵抗が生じて軟組織を損傷するほど大きくはなく、且つアール(R)が形成された面が下顎骨部分の皮膚と干渉するほど小さくはないことを特徴とする成形用器具。
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