JP4389645B2 - 複合型放射線撮像システム - Google Patents

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Description

この発明は、例えばPET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィ)装置のように、被検体に投与された放射線同位元素(RI)から発生するγ線を検出してRI分布画像を取得するPET装置と、被検体にX線を照射すると共に被検体を透過したX線を検出してX線断層画像を取得するX線断層撮影装置が配備された複合型放射線撮像システムに係り、特にRI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を把握するための技術に関する。
近年、RI分布画像の撮影を行なうPET装置と、X線CT画像(X線断層画像)の撮影を行なうX線CT装置(X線断層撮影装置)が配備された複合型放射線撮像システムが、病院等の臨床分野の診断に利用されている(例えば特許文献1参照。)。
PET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィ)装置は、被検体に投与されたポジトロン放出型のRIにより体外に放射される511keVのエネルギーの消滅γ線をγ線検出器で検出すると共に、γ線検出器から出力されるγ線検出信号に基づき画像再構成を行なってRI分布画像を取得する。
X線CT装置は、X線管で被検体にX線を照射すると共に、被検体を透過したX線をX線検出器で検出し、さらにX線検出器から出力されるX線検出信号に基づき画像再構成を行なってX線CT画像を取得する。
この複合型放射線撮像システムの場合、通常、先ずPET装置で被検体の関心部位について広めに撮影しRI分布画像を取得してから、RI分布画像のうちで特に精密に観察したい箇所をX線CT装置で撮影しX線CT画像を取得する。そして、撮影技師ないし診察医師は、撮影されたRI分布画像とX線CT画像を比較したり、フュージョンしたりすることで、診断を下す。
特開平7−20245号公報(3頁〜4頁、図1)
しかしながら、上記従来の複合型放射線撮像システムの場合、往々にしてRI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置がなかなか把握できない事態が起こるという問題がある。
一般的に、PET装置の場合、一度の検査で数百枚にのぼる大量のRI分布画像が撮影される。これに対して、X線CT画像は各RI分布画像について撮影されるわけでなく、特定のRI分布画像についてのみ撮影されるのが普通である。
したがって、RI分布画像とX線CT画像を比較したり、フュージョンしたりするには、先ず画像に付加された(例えば被検体載置用の天板の位置等の)撮影位置データをチェックしながら、RI分布画像に対応するX線CT画像の存在の有無を確認したり、X線CT画像と同一位置で撮影したRI分布画像を探し出す作業を行なわなければならない。しかし、この作業は、RI分布画像の撮影枚数は数百枚もの量なので、必然的に煩雑で時間のかかるやっかいな作業となりがちである。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、PET装置で取得されたRI分布画像におけるX線断層撮影装置によるX線断層撮影の実行位置を容易に把握することができる複合型放射線撮像システムを提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係る複合型放射線撮像システムは、被検体に投与されたポジトロン放出型の放射線同位元素(RI)のポジトロンの消滅に伴って発生するγ線を検出するγ線検出手段と、γ線検出手段から出力されるγ線検出信号に基づき画像再構成を行なってRI分布画像(放射線同位元素の分布画像)を取得するRI分布画像取得手段と、被検体におけるRI分布画像を取得するRI分布像撮影位置を設定するRI分布像撮影位置設定手段とを備えたPET装置と、被検体にX線を照射するX線照射手段と、被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、X線照射手段による被検体へのX線照射に伴ってX線検出手段から出力されるX線検出信号に基づき画像再構成を行なってX線断層画像を取得するX線断層画像取得手段と、被検体におけるX線断層画像を取得するX線断層像撮影位置をRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で設定するX線断層像撮影位置設定手段とを備えたX線断層撮影装置とが配備されており、X線断層撮影装置は、X線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置を示す既撮影位置情報をPET装置へ通知する既撮影位置情報通知手段を備え、PET装置は、既撮影位置情報通知手段から通知された既撮影位置情報にしたがってRI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を教示するX線撮影実行位置情報を表示するX線撮影実行位置情報表示手段を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明の複合型放射線撮像システムの場合、PET装置による撮影では、γ線検出手段により被検体に投与された放射線同位元素(RI)から発生するγ線が検出されると共に、RI分布画像取得手段によりγ線検出手段から出力されるγ線検出信号に基づく画像再構成が行なわれてRI分布像撮影位置設定手段で設定されたRI分布像撮影位置のRI分布画像が取得される。
また、X線断層撮影装置による撮影では、X線照射手段から被検体へX線が照射されると共に、X線検出手段によって被検体を透過したX線が検出され、さらにX線断層画像取得手段によりX線検出手段から出力されるX線検出信号に基づく画像再構成が行なわれてX線断層像撮影位置設定手段で設定されたX線断層像撮影位置のX線断層画像が取得される。
X線断層撮影装置の場合、X線断層画像の取得が済めば、既撮影位置情報通知手段がX線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置を示す既撮影位置情報をPET装置へ通知する。PET装置では、X線撮影実行位置情報表示手段がX線断層像撮影位置とRI分布像撮影位置の対応関係と既撮影位置情報通知手段から通知された既撮影位置情報とにしたがって、RI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を教示するX線撮影実行位置情報を表示する。撮影技師ないし診察医師は、X線撮影実行位置情報表示手段により表示されたX線撮影実行位置情報によって、RI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を速やかに確認する。
即ち、請求項1の発明のシステムの場合、X線断層撮影装置の側では、X線断層像撮影位置設定手段により、被検体におけるX線断層画像を取得するX線断層像撮影位置をRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で設定すると共に、既撮影位置情報通知手段により、X線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置を示す既撮影位置情報をPET装置の方へ通知する。そして、X線断層撮影装置によって通知される既撮影位置情報が示すX線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置は、RI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で設定されたものであるので、PET装置の側では、X線撮影実行位置情報表示手段により、X線断層像撮影位置とRI分布像撮影位置の対応関係と、X線断層撮影装置から通知された既撮影位置情報が示す既撮影位置情報にしたがって、RI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を教示する断層撮影実行位置情報が表示される。撮影技師ないし診察医師は、PET装置のX線撮影実行位置情報表示手段で表示されたX線撮影実行位置情報によって、RI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を速やかに確認できる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の複合型放射線撮像システムにおいて、PET装置は、RI分布像撮影位置設定手段が被検体におけるX線断層像撮影位置もRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で指定する構成とされているのに加え、RI分布像撮影位置設定手段で指定して設定されたX線断層像撮影位置を示す指定撮影位置情報をX線断層撮影装置へ通知する指定撮影位置情報通知手段を備えていると共に、X線断層撮影装置は、指定撮影位置情報通知手段から通知された指定撮影位置情報を表示する指定撮影位置情報表示手段を備えているものである。
[作用・効果]請求項2の発明のシステムの場合、PET装置の側で、RI分布像撮影位置設定手段により、被検体におけるX線断層像撮影位置を指定すると、RI分布像撮影位置設定手段で指定されたX線断層像撮影位置を示す指定撮影位置情報が、PET装置の指定撮影位置情報通知手段によって、X線断層撮影装置へ通知される。
一方、X線断層撮影装置の側では、指定撮影位置情報表示手段により、PET装置の側から通知された指定撮影位置情報が表示されるので、PET装置で指定された被検体におけるX線断層像撮影位置が速やかに確認できる。
他方、X線断層撮影装置の側で確認されたX線断層像撮影位置はRI分布像撮影位置と対応が付けられている。
したがって、RI分布画像を取得したRI分布像撮影位置に対応した位置のX線断層画像をX線断層撮影装置で速やかに取得することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の複合型放射線撮像システムにおいて、X線撮影実行位置情報表示手段は、X線撮影実行位置情報をRI分布画像の上に重畳表示するものである。
[作用・効果]請求項3の発明のシステムの場合、X線撮影実行位置情報表示手段により、X線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置を示すX線撮影実行位置情報がRI分布画像の上に重畳表示されるので、RI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置をRI分布画像上で直に確認できる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の複合型放射線撮像システムにおいて、X線撮影実行位置情報表示手段は、X線撮影実行位置情報をRI分布画像の一覧表示に付加表示するものである。
[作用・効果]請求項4の発明のシステムの場合、X線撮影実行位置情報表示手段により、X線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置を示すX線撮影実行位置情報がRI分布画像の一覧表示に付加表示されるので、RI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置をRI分布画像の一覧表示上で確認できる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の複合型放射線撮像システムにおいて、PET装置とX線断層撮影装置が共用する被検体載置用の天板を備えていて、RI分布像撮影位置設定手段とX線断層像撮影位置設定手段がRI分布像撮影位置やX線断層像撮影位置を天板の位置で設定するものである。
[作用・効果]請求項5の発明のシステムの場合、RI分布像撮影位置設定手段とX線断層像撮影位置設定手段が、RI分布像撮影位置やX線断層像撮影位置を、PET装置とX線断層撮影装置で共用する天板の位置で設定するので、RI分布像撮影位置とX線断層像撮影位置の対応付けが容易となる
この発明のシステムの場合、X線断層撮影装置の側では、X線断層像撮影位置設定手段が、被検体におけるX線断層画像を取得するX線断層像撮影位置をRI分布像撮影位置と対応が付けられる状態で設定すると共に、既撮影位置情報通知手段が、X線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置を示す既撮影位置情報をPET装置の方へ通知する。そして、X線断層撮影装置が通知する既撮影位置情報が示すX線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置は、RI分布像撮影位置と対応が付けられる状態で設定されたものであるので、PET装置の側では、X線撮影実行位置情報表示手段が、X線断層像撮影位置とRI分布像撮影位置の対応関係と、X線断層撮影装置から通知された既撮影位置情報が示す既撮影位置情報とにしたがって、RI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を教示する断層撮影実行位置情報を表示する。その結果、撮影技師ないし診察医師は、PET装置のX線撮影実行位置情報表示手段で表示されたX線撮影実行位置情報から、RI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を速やかに確認できる。
よって、この発明の複合型放射線撮像システムによれば、PET装置で取得されたRI分布画像におけるX線断層撮影装置によるX線断層撮影の実行位置を容易に把握することができる。
この発明の複合型放射線撮像システムの実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。図1は実施例に係る医用の複合型放射線撮像システムの全体的構成を示すブロック図である。
実施例の複合型放射線撮像システムは、図1に示すように、RI分布画像の撮影を行なうPET装置1と、X線CT画像(X線断層画像)の撮影を行なうX線CT装置(X線断層撮影装置)2が配備されている。
PET装置1は、撮影対象の被検体Mを載置する天板3と、被検体Mを載置した天板3が出入りすると共に被検体Mに投与されたポジトロン型の放射線同位元素(RI)から発生するγ線を検出するγ線検出器4が設置されているPET用ガントリG1を備えているのに加え、RI分布画像の撮影に必要な制御やγ線検出器4から出力されるγ線検出信号の処理を行なうPET用制御処理部5やRI分布画像や操作メニュー画像を表示する表示モニタ6などを備えている。
PET用制御処理部5には、γ線検出器4から出力されるγ線検出信号に基づき画像再構成を行なってRI分布画像(PET画像)を取得するRI分布画像取得部7と、被検体MにおけるRI分布画像を取得するRI分布像撮影位置を設定するRI分布像撮影位置設定部8と、図2に示すようなRI分布画像の表示や、さらには取得したRI分布画像の一覧表示を行なうRI分布画像関連表示部9などが配設されている。
RI分布画像取得部7で取得されるRI分布画像としては、サジタル画像やコロナル画像の他にMIP画像などが挙げられる。
RI分布画像関連表示部9が行なうRI分布画像の一覧表示としては、図3に示すようなRI分布画像のリスト表示や、あるいは図4に示すようなRI分布画像のサムネイル表示が挙げられる。なお、図4のサムネイル表示の場合、ボックス1個が図3のリスト表示の一行分に相当する。
被検体MにおけるRI分布像撮影位置を設定する場合、例えば、表示モニタ6にRI分布像撮影位置の設定メニュー画面を映し出しておいて、操作部10による入力操作でRI分布像撮影位置を画面上で指定する。そうすると、操作部10で指定されたRI分布像撮影位置がRI分布像撮影位置設定部8で設定される。RI分布像撮影位置は被検体Mが載置されている天板3の位置と対応しているので、RI分布像撮影位置設定部8は操作部10で指定されたRI分布像撮影位置を天板3の位置で設定する。
そして、PET装置1によるRI分布画像の撮影の際は、天板3が天板移動機構11によってRI分布像撮影位置設定部8で設定されたRI分布像撮影位置に相応する位置に移動させられ、γ線検出器4によるγ線の検出が行なわれる。
X線CT装置2は、撮影対象の被検体Mを載置する天板3と、被検体MにX線を照射するX線管12と、被検体Mを載置した天板3が出入りすると共に被検体Mを透過したX線を検出するX線検出器13が設置されているX線CT用ガントリG2とを備えているのに加え、X線CT画像の撮影に必要な制御やX線検出器13から出力されるX線検出信号の処理を行なうX線CT用制御処理部15やX線CT画像や操作メニュー画像を表示する表示モニタ16などを備えている。
X線CT用制御処理部15には、X線管12によるX線の照射を制御するX線照射制御部17と、X線照射制御部17にしたがってX線管12がX線を照射するのに伴ってX線検出器13から出力されるX線検出信号に基づき画像再構成を行なってX線CT画像を取得するX線CT画像取得部18と、被検体MにおけるX線CT画像を取得するX線CT像撮影位置をRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で設定するX線CT像撮影位置設定部19と、X線CT画像取得部18で取得したX線CT画像の表示等を行なうX線CT画像関連表示部20などが配設されている。
被検体MにおけるX線CT像撮影位置を設定する場合、例えば、表示モニタ16にX線CT像撮影位置の設定メニュー画面を映し出しておいて、操作部14による入力操作でX線CT像撮影位置を画面上で指定する。そうすると、操作部14で指定したX線CT像撮影位置がX線CT像撮影位置設定部19で設定される。X線CT像撮影位置は被検体Mが載置されている天板3の位置と対応しているので、X線CT像撮影位置設定部19は操作部14で指定されたX線CT像撮影位置を天板3の位置で設定することになる。
そして、X線CT装置2によるX線CT画像の撮影を行なう際は、天板3が天板移動機構11によってX線CT像撮影位置設定部19で設定されたX線CT像撮影位置に相応する位置に移動させられ、X線管12によるX線の照射とX線検出器13によるX線の検出が行なわれる。
前述の説明から明かなように、PET装置1とX線CT装置2は1台の天板3を共用している。したがって、被検体MにおけるX線CT像撮影位置は、天板3の長手方向に関しては、RI分布像撮影位置にPET用ガントリG1の中心とX線CT用ガントリG2の中心との距離Lを加えた位置になり、天板3の短手方向に関しては、RI分布像撮影位置と同じ位置になる。
逆に、被検体MにおけるRI分布像撮影位置は、天板3の長手方向に関しては、X線CT像撮影位置からPET用ガントリG1の中心とX線CT用ガントリG2の中心との距離Lを差し引いた位置になり、天板3の短手方向に関しては、X線CT像撮影位置と同じ位置になる。
つまり、X線CT像撮影位置設定部19で設定される撮影位置とRI分布像撮影位置設定部8で設定される撮影位置とは、PET用ガントリG1とX線CT用ガントリG2の間の距離Lを媒介にして正確な対応が付けられる。
また、このように、RI分布像撮影位置設定部8とX線CT像撮影位置設定部19が、RI分布像撮影位置やX線CT像撮影位置を、PET装置1とX線CT装置2で共用する天板3の位置で設定する場合、RI分布像撮影位置とX線CT像撮影位置の対応付けは極めて容易となる。
そして、PET装置1の場合、RI分布像撮影位置設定部8は、被検体MにおけるX線CT像撮影位置もRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で指定する構成とされている。すなわち、前記のように、RI分布像撮影位置設定部8で設定される撮影位置は、PET用ガントリG1とX線CT用ガントリG2の間の距離Lを媒介にしてX線CT像撮影位置設定部19で指定されるX線CT像撮影位置と正確に対応が付けられるので、RI分布像撮影位置設定部8によりX線CT像撮影位置を指定する時は、RI分布像撮影位置の時に比べ、(天板3の長手方向に関しては)PET用ガントリG1とX線CT用ガントリG2の間の距離Lが加味される。
RI分布像撮影位置設定部8によるX線CT像撮影位置の指定は、例えば、表示モニタ6に映し出されたRI分布画像上で操作部10を使って画面入力することによって行なわれる。
さらに、PET装置1のPET用制御処理部5には、RI分布像撮影位置設定部8で指定されたX線CT像撮影位置を示す指定撮影位置情報をX線CT装置2へ通知する指定撮影位置情報通知部21が配設されていて、RI分布像撮影位置設定部8で指定されたX線CT像撮影位置はX線CT装置2の側へ知らされる構成とされている。
また、X線CT装置2のX線CT用制御処理部15には、指定撮影位置情報通知部21から通知された指定撮影位置情報を表示モニタ16の画面に映し出して表示する指定撮影位置情報表示部22が配設されている。
撮影技師は、指定撮影位置情報表示部22により表示モニタ16に表示された指定撮影位置情報に撮影条件などを併せてチェックし、X線CT像撮影位置を決めて、操作部14でX線CT像撮影位置を確定させる操作を行なうと、X線CT像撮影位置設定部19により最終的なX線CT像撮影位置が設定される。
そして、撮影技師が操作部14でX線CT撮影の実行指令操作を行なうと、X線管12によるX線照射とX線検出器13によるX線の検出が行なわれ、最終的にX線CT像撮影位置設定部19で設定されたX線CT像撮影位置のX線CT画像が取得される。
このように、X線CT装置2の側では、指定撮影位置情報表示部22により、PET装置1の側から通知された指定撮影位置情報が表示されるので、PET装置1で指定された被検体MにおけるX線CT像撮影位置が速やかに確認できる。そして、X線CT装置2の側で確認されたX線CT像撮影位置はRI分布像撮影位置と対応が付けられているので、RI分布画像を取得したRI分布像撮影位置に対応した位置のX線CT画像をX線CT装置で速やかに取得できる。
加えて、実施例のシステムの場合、X線CT装置2のX線CT用制御処理部15には、X線CT画像の撮影を実行したX線CT像撮影位置を示す既撮影位置情報をPET装置1へ通知する既撮影位置情報通知部23が配設されている。即ち、X線CT装置2によりX線CT画像が取得されたX線CT像撮影位置がPET装置1へ知らされる構成とされているのである。
さらに、PET装置1のPET用制御処理部5には、X線CT像撮影位置とRI分布像撮影位置の対応関係と、既撮影位置情報通知部23から通知された既撮影位置情報とにしたがってRI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置を教示するX線撮影実行位置情報を表示モニタ6の画面に映し出して表示するX線撮影実行位置情報表示部24が配設されている。
X線撮影実行位置情報表示部24によるX線撮影実行位置情報の表示方式として、図5に示すように、RI分布画像の中のX線CT像撮影位置に対応する位置へ直線状カーソルラインを画像と同時に表示させる重畳表示形態が挙げられる。図5の重畳表示形態の場合、RI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置をRI分布画像上で直に確認できる。
なお、直線状カーソルラインを重畳表示する代わりにX線CT像撮影位置の存在範囲を囲む枠状カーソルラインを重畳表示してもよい。
X線撮影実行位置情報表示部24によるX線撮影実行位置情報の他の表示方式として、図6に示すように、X線撮影実行位置情報をRI分布画像のリスト表示(一覧表示)と同時に表示する付加表示形態が挙げられる。図6のリスト表示では、第3欄のmm表示がRI分布像撮影位置を示しており、枠状カーソルラインで囲まれたRI分布画像の場合、RI分布像撮影位置がX線CT像撮影位置でもあることを示している。つまり、枠状カーソルラインで囲まれたRI分布画像の撮影位置ではRI分布画像に加えてX線CT画像も撮影されていることが分かるのである。したがって、図6の付加表示形態の場合、RI分布画像のリスト表示画面でRI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置が速やかに確認できる。
なお、枠状カーソルラインを付加表示する代わりには、網かけ表示を付加表示するようにしてもよい。
X線撮影実行位置情報表示部24によるX線撮影実行位置情報の他の表示方式として、図7に示すように、X線撮影実行位置情報をRI分布画像のサムネイル表示(一覧表示)と同時に表示する付加表示形態が挙げられる。図7のサムネイル表示では、太枠ボックスのRI分布画像の場合、RI分布像撮影位置の位置がX線CT像撮影位置でもあることを示している。つまり、太枠ボックスのRI分布画像の撮影位置ではRI分布画像に加えてX線CT画像も撮影されていることが分かるのである。
したがって、図7の付加表示形態の場合、サムネイル表示の画面でRI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置が速やかに確認できる。
次に、以上の構成を有する複合型放射線撮像システムの撮影の実行およびX線CT撮影の実行位置の表示の一連のプロセスを図面を参照しながら説明する。図8は実施例のシステムによる撮影の実行およびX線CT撮影の実行位置の表示のプロセスを示すフローチャートである。
〔ステップS1〕撮影技師がPET装置1の操作部10で指定したRI分布像撮影位置がRI分布像撮影位置設定部8によって設定される。
〔ステップS2〕PET装置1による撮影が実行され、RI分布像撮影位置設定部8で設定されたRI分布像撮影位置のRI分布画像が取得される。
〔ステップS3〕PET装置1で取得したRI分布画像を表示した表示モニタ6の画面上でRI分布画像においてX線CT画像を取得したい位置を撮影技師が操作部10で画面入力すると、入力位置がRI分布像撮影位置設定部8により、X線CT装置2でX線CT画像を取得するX線CT像撮影位置として指定される。
〔ステップS4〕RI分布像撮影位置設定部8で設定されたX線CT像撮影位置を示す指定撮影位置情報が指定撮影位置情報通知部21によりX線CT装置2へ通知される。
〔ステップS5〕X線CT装置2の指定撮影位置情報表示部22により、PET装置1の側で指定されたX線CT像撮影位置を示す指定撮影位置情報が表示モニタ16の画面に表示される。
〔ステップS6〕撮影技師が表示された指定撮影位置情報を他のX線撮影条件なども含めてチェックして、X線CT装置2の操作部14でX線CT像撮影位置を指定操作を行なうのに伴って、X線CT像撮影位置設定部19でX線CT像撮影位置が設定される。
〔ステップS7〕X線CT装置2による撮影が実行され、X線CT像撮影位置設定部19で設定されたX線CT像撮影位置のX線CT画像が取得される。
〔ステップS8〕X線CT装置2の既撮影位置情報通知部23により、X線CT画像の撮影を実行したX線CT像撮影位置を示す既撮影位置情報がPET装置1へ通知される。
〔ステップS9〕PET装置1のX線撮影実行位置情報表示部24により、既撮影位置情報通知部23から通知された既撮影位置情報に従って、RI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置を教示するX線撮影実行位置情報が、図5〜図7に示すように、表示モニタ6に表示される。
撮影技師は、表示モニタ6に表示されたX線撮影実行位置情報によってRI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置を速やかに確認することができる。
以上に述べたように、実施例のシステムの場合、X線CT装置2の側では、X線CT像撮影位置設定部19が、被検体MにおけるX線CT画像を取得するX線CT像撮影位置をRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で設定すると共に、既撮影位置情報通知部23が、X線CT画像の撮影を実行したX線CT像撮影位置を示す既撮影位置情報をPET装置1へ通知する。そして、X線CT装置2が通知する既撮影位置情報が示すX線CT画像の撮影を実行したX線CT像撮影位置はRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で設定されたものであるので、PET装置1の側では、X線CT像撮影位置とRI分布像撮影位置の対応関係と、X線CT装置2から通知された既撮影位置情報とにしたがって、X線撮影実行位置情報表示部24が、RI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置を教示するX線撮影実行位置情報を表示する。その結果、撮影技師ないし診察医師は、PET装置1のX線撮影実行位置情報表示部24で表示されたX線撮影実行位置情報によって、RI分布画像におけるX線CT撮影の実行位置を速やかに確認することができる。
したがって、この発明の複合型放射線撮像システムによれば、PET装置1で取得されたRI分布画像におけるX線CT装置2によるX線CT撮影の実行位置を容易に把握できる。
この発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のように変形実施することも可能である。
(1)実施例のシステムの場合、PET装置1とX線CT装置2が1台の天板3を共用する構成であったが、PET装置1とX線CT装置2が別々に専用の天板を装備している構成であってもよい。
(2)実施例のシステムでは、PET装置1とX線CT装置2が天板3以外の装備を共用する構成であってもよい。例えば、PET装置1とX線CT装置2が1台の表示モニタや1セットの操作部を共用するようであってもよい
)実施例のシステムは、医用の装置であったが、この発明のシステムは、工業用や原子力用であってもよい。
実施例の複合型放射線撮像システムの全体的構成を示すブロック図である。 実施例のシステムにおけるRI分布画像の表示の一例を示す模式図である。 実施例のシステムにおけるRI分布画像の一覧表示の一例を示す模式図である。 実施例のシステムにおけるRI分布画像の一覧表示の他の例を示す模式図である。 実施例のシステムにおけるRI分布画像へのX線撮影実行位置情報の重畳表示例を説明する模式図である。 実施例のシステムにおけるRI分布画像の一覧表示へのX線撮影実行位置情報の重畳表示の一例を示す模式図である。 実施例のシステムにおけるRI分布画像の一覧表示へのX線撮影実行位置情報の重畳表示の他の例を示す模式図である。 実施例のシステムによる撮影の実行とX線CT撮影の実行位置の表示のプロセスを示すフローチャートである。
1 …PET装
2 …X線CT装置(X線断層撮影装置)
3 …天板
4 …γ線検出器(γ線検出手段)
7 …RI分布画像取得部
8 …RI分布像撮影位置設定部
12 …X線管(X線照射手段)
13 …X線検出器(X線検出手段)
18 …X線CT画像取得部
19 …X線CT像撮影位置設定部
21 …指定撮影位置情報通知部
22 …指定撮影位置情報表示部
23 …既撮影位置情報通知部
24 …X線撮影実行位置情報表示部
M …被検体

Claims (5)

  1. 被検体に投与されたポジトロン放出型の放射線同位元素(RI)のポジトロンの消滅に伴って発生するγ線を検出するγ線検出手段と、γ線検出手段から出力されるγ線検出信号に基づき画像再構成を行なってRI分布画像(放射線同位元素の分布画像)を取得するRI分布画像取得手段と、被検体におけるRI分布画像を取得するRI分布像撮影位置を設定するRI分布像撮影位置設定手段とを備えたPET装置と、被検体にX線を照射するX線照射手段と、被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、X線照射手段による被検体へのX線照射に伴ってX線検出手段から出力されるX線検出信号に基づき画像再構成を行なってX線断層画像を取得するX線断層画像取得手段と、被検体におけるX線断層画像を取得するX線断層像撮影位置をRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で設定するX線断層像撮影位置設定手段とを備えたX線断層撮影装置とが配備されており、X線断層撮影装置は、X線断層画像の撮影を実行したX線断層像撮影位置を示す既撮影位置情報をPET装置へ通知する既撮影位置情報通知手段を備え、PET装置は、既撮影位置情報通知手段から通知された既撮影位置情報にしたがってRI分布画像におけるX線断層撮影の実行位置を教示するX線撮影実行位置情報を表示するX線撮影実行位置情報表示手段を備えていることを特徴とする複合型放射線撮像システム。
  2. 請求項1に記載の複合型放射線撮像システムにおいて、PET装置は、RI分布像撮影位置設定手段が被検体におけるX線断層像撮影位置もRI分布像撮影位置と対応が付けられた状態で指定する構成とされているのに加え、RI分布像撮影位置設定手段で指定して設定されたX線断層像撮影位置を示す指定撮影位置情報をX線断層撮影装置へ通知する指定撮影位置情報通知手段を備えていると共に、X線断層撮影装置は、指定撮影位置情報通知手段から通知された指定撮影位置情報を表示する指定撮影位置情報表示手段を備えている複合型放射線撮像システム。
  3. 請求項1または2に記載の複合型放射線撮像システムにおいて、X線撮影実行位置情報表示手段は、X線撮影実行位置情報をRI分布画像の上に重畳表示する複合型放射線撮像システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の複合型放射線撮像システムにおいて、X線撮影実行位置情報表示手段は、X線撮影実行位置情報をRI分布画像の一覧表示に付加表示する複合型放射線撮像システム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の複合型放射線撮像システムにおいて、PET装置とX線断層撮影装置が共用する被検体載置用の天板を備えていて、RI分布像撮影位置設定手段とX線断層像撮影位置設定手段がRI分布像撮影位置やX線断層像撮影位置を天板の位置で設定する複合型放射線撮像システム。
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