JP4389575B2 - 無線中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マスタ・スレーブ型の無線ネットワークで、データ通信、通話、印刷を行う通信データを中継することが可能な無線中継装置に関する。
近年、無線ネットワークはさまざまな規格が標準化され、さまざまな用途を持つ装置が同じ規格の無線ネットワークに接続されるようになってきている。
例えば、無線ネットワーク規格であるブルートゥース(Bluetooth(商標))は、コンピュータのみならず、プリンタ、スキャナなどのコンピュータ周辺機器や、ファクシミリ装置、オーディオ装置、コードレス電話機などの電子装置がブルートゥースの規格で接続することができ、それぞれの電子装置が、情報、音声や画像などが送受信できる仕様となっている。
ブルートゥースでは、無線ネットワークであるピコネットに、1台のマスタと呼ばれる通信の主制御を行う電子装置と、スレーブと呼ばれるその他の電子装置が、マスタの制御を受けながら通信を行っている。また、ブルートゥースでは、1つのピコネットに1つのマスタがあり、スレーブは複数のピコネットのマスタに接続することで、それぞれのピコネットに接続することができる。
また、ブルートゥースは、無線電波を媒体として通信を行っているので、同時に複数の電子装置が送信を行うと、お互いの送信データの衝突が発生し、通信ができない。従って、送信するタイミングを時分割スロットとして、それぞれの電子装置に割り当てることで、送受信データが衝突しないようにしている。
ピコネットに接続可能な電子装置の一例であるコードレス電話機は、親機をマスタとし、子機をスレーブとして、ピコネットを形成し、無線電波が届く範囲内であればどこへでも移動して会話をすることができる。また、ピコネットの範囲内に無線中継装置であるリピータを設置することで、子機が通信できる範囲を広くできるので、リピータはますます需要が増えるものと思われる。
リピータは、マスタである親機と接続する場合にはスレーブとして動作し、スレーブである子機と接続する場合にはマスタとして動作する。
従来の無線中継装置を図10に基づいて説明する。図10は、従来の無線中継装置の一例であるリピータが、無線ネットワークに接続している図である。
従来の無線中継装置であるリピータ100は、2台のコードレス電話機の中継を行っている。無線ネットワークである第1のピコネット101の範囲内にあるコードレス電話機の子機102は、リピータ100を介して、第2のピコネット103の範囲内であるコードレス電話機の親機104と接続して公衆回線網105に接続している通話相手と会話している。
第3のピコネット106の範囲内にある携帯端末装置(PDA:Personal Digital Assistant)107は、リピータ100を介して第4のピコネット108の範囲内にある親機109を経由して公衆回線網105を通じてインターネットなどに接続している。
まず、マスタである親機104と、スレーブであるリピータ100との間の通信は、親機104が、親機104のクロックに同期したパケットを送信する。リピータ100は、受信したパケットから親機104のクロックのタイミングを検出する。リピータ100から親機104へ送信する場合には、親機104のクロックのタイミングから、親機104に同期したパケットを送信する。
次に、マスタとなるリピータ100と、スレーブである子機102との間の通信は、リピータ100のクロックに同期したパケットをスレーブである子機102へ送信する。子機102は、受信したパケットから、リピータ100のクロックのタイミングを検出する。子機102からリピータ100へ送信する場合には、リピータ100のクロックのタイミングから、リピータ100のクロックに同期したパケットを送信する。
そして、マスタである親機109と、スレーブであるリピータ100との間の通信は、親機109が、親機109のクロックに同期したパケットを送信する。リピータ100は、受信したパケットから親機109のクロックのタイミングを検出する。リピータ100から親機109へ送信する場合には、親機109のクロックのタイミングから、親機109に同期したパケットを送信する。同様にしてリピータ100とPDA107との間は、リピータ100のクロックのタイミングに同期したパケットで通信が行われる。
このようにして、スレーブがマスタと通信する場合には、スレーブはマスタのクロックに同期させてパケットを送信することで、確実に通信相手にパケットが到達するようにしている。
しかし、従来の無線中継装置においては、スレーブとして動作するリピータ100は、マスタである親機104に同期を合わせて通信しながら、子機102に対してはマスタとして動作する。すなわち、スレーブである子機102はマスタであるリピータ100に同期を合わせて通信する。
このリピータ100が親機104と子機102との間で、周期的にパケットの送受信が行われる回線交換式のパケットを中継する場合では、親機104とリピータ100のクロックの周波数が完全に一致せず僅かにずれていると、それぞれのクロックに同期して送信されるパケットが、親機104とリピータ100のクロックの差によるジッタで、少しずつそれぞれのパケットの送信タイミングがずれてしまう。
つまり、親機104からリピータ100に向けて送信されるパケットの送信タイミングと、リピータ100から子機102に向けて送信されるパケットの送信タイミングが段々同一タイミングにずれてくることで、パケットの衝突が発生する。
このような問題を解決したものに、公衆基地局である第1の無線通信装置と、携帯電話である第2の無線通信装置の通信データの中継を行う無線中継装置が特許文献1に記載されている。
この特許文献1の無線中継装置によれば、公衆基地局の送受信タイミングと携帯電話との送受信タイミングが予め決められた時間差以下となったとき、公衆基地局に対し送受信タイミングを変更する制御データを送信することにより、公衆基地局の送受信タイミングと、携帯電話の送受信タイミングが重なり合うことが避けることができる。
また、特許文献2に記載の移動体端末の通信を中継する中継局では、複数の中継局を介して中継し移動体端末の通信を、交換局へ中継する際に、中継局の全体スロットタイミングを同期させて1スロットずつ遅延させながら信号を伝送するか、または各中継局が受信
した信号の周波数を変えて送信することで、遅延の少ない信号による応答性のよい通信が可能になる。
特開平10−233730号公報 特開2002−359590号公報
特許文献1に記載の無線中継装置では、公衆基地局の送受信タイミングと携帯電話との送受信タイミングが予め決められた時間差以下となったことを検出する必要があるため、回路規模が大きくなるという問題点がある。
また、公衆基地局に対し送受信タイミングを変更する制御データを送信することで、公衆基地局の送受信タイミングと、携帯電話の送受信タイミングが重なり合うことを回避しているため、通信手順が煩雑となる。
回線交換式のパケットの場合、決まったスロットの間隔で通信が行われるため、変更はデータ品質の低下を招く。また、ブルートゥースでは、そのよう送受信タイミングを変更する制御データは仕様として存在しないので、ブルートゥースのような無線ネットワークには、適用ができない。
また、特許文献2に記載の中継局は、複数の中継局を1スロットずつ遅延させているので、中継局の段数が重なるとパケットの遅延が増大する。また、送信するパケットの周波数を変える場合には、ブルートゥースのような無線ネットワークでは、送受信に使用する周波数は周波数ホッピングにより送受信に使用する周波数が決まっているため、任意に変更することができない。
そこで、本発明は、複数の無線ネットワークの通信データを中継する際に、通信データの衝突を防止し、小型でコストを抑えた無線中継装置を提供することを目的とする。
本発明は、回線交換式のパケットを無線ネットワークに接続したマスタとなる電子装置からスレーブとして受信し、この受信したパケットを前記無線ネットワークとは異なる無線ネットワークに接続するスレーブとなる他の電子装置へマスタとして中継する通信手段と、前記通信手段が通信するためのクロックを発生する手段とを有する無線中継装置において、前記マスタとなる電子装置から送信されたパケットにより前記マスタとなる電子装置と同期するタイミングを検出する同期タイミング検出手段と、前記同期するタイミングと前記クロックの基準となるタイミングとの差を補正値として算出するタイミング補正手段と前記補正値を格納する記憶手段とを備え、前記通信手段は、前記マスタとなる電子装置から前記スレーブとなる他の電子装置へパケットを中継するときは、前記記憶手段から取り出した補正値に基づいて補正したタイミングで、前記パケットを前記スレーブとなる電子装置へ送信することを特徴とする無線中継装置としたものである。
以上のように本発明の無線中継装置によれば、マスタとなる電子装置から送信されたパケットにより、マスタとなる電子装置と同期するタイミングを検出する同期タイミング検出手段と、同期するタイミングと無線中継装置のクロックの基準となるタイミングの差を補正値として算出するタイミング補正手段と、補正値を格納する記憶手段とを備えたことにより、マスタとなる電子装置から送信されたパケットから、無線中継装置のクロックの基準となるタイミングとの差を算出し、スレーブなる他の電子装置への通信時には補正したタイミングで通信することができ、マスタとなる電子装置とのパケット送受信とスレー
ブとなる他の電子装置とのパケット送受信は、マスタとなる電子装置のクロックに同期したタイミングで行われる。
よって、無線中継装置の送信タイミングの基準となるクロックの周波数や位相を変更することなく、マスタとなる電子装置と無線中継装置間、および無線中継装置とスレーブとなる他の電子装置間の通信のタイミングの同期が取れ、パケットの送信タイミングが段々同一タイミングにずれることが抑止できるので、パケットの衝突を防止できる。
また、容易な構成でパケットの同期が取れるので、制御データなどによる送信タイミングの変更をするための通信手順や、回路などが必要ない。
また、マスタとなる電子装置が複数である場合に、記憶手段は、マスタとなる電子装置のそれぞれに対応させて、補正値を格納し、通信手段は、マスタとなる電子装置の通信の際には、それぞれに対応する補正値でクロックを補正して通信することにより、複数のマスタとなる電子装置のパケットを中継した場合でも、それぞれの電子装置と対応した補正値に基づいてクロックを補正して通信することができるので、マスタとなる複数の電子装置およびスレーブとなる複数の他の電子装置とのパケットの中継をすることができる。また、補正値に基づいて通信を行うので、クロックを複数持つ必要がなく、通信するマスタが変わる度にクロックの周波数や位相を切り替える必要がない。よって、回路規模を小さいものとすることができる。
また、マスタとなる複数の電子装置からのパケットがパケット交換式のパケットである場合に、通信手段は、スレーブとなる他の電子装置へパケット交換式のパケットを中継する際に、自装置のクロックに同期させて通信することにより、音声データの通信に使用される回線交換式のパケットだけでなく、データ通信に使用されるパケット交換式のパケットの中継をすることが可能であり、幅広い用途のデータを中継することが可能な無線中継装置とすることができる。
第1の発明は、回線交換式のパケットを無線ネットワークに接続したマスタとなる電子装置からスレーブとして受信し、この受信したパケットを無線ネットワークとは異なる無線ネットワークに接続するスレーブとなる他の電子装置へマスタとして中継する通信手段と、通信手段が通信するためのクロックを発生する手段とを有する無線中継装置において、マスタとなる電子装置から送信されたパケットによりマスタとなる電子装置と同期するタイミングを検出する同期タイミング検出手段と、同期するタイミングとクロックの基準となるタイミングとの差を補正値として算出するタイミング補正手段と補正値を格納する記憶手段とを備え、通信手段は、マスタとなる電子装置からスレーブとなる他の電子装置へパケットを中継するときは、記憶手段から取り出した補正値に基づいてクロックを補正したタイミングで、パケットをスレーブとなる電子装置のタイミングと同期させて通信することを特徴とする無線中継装置としたものであり、同期タイミング検出手段によりマスタとなる電子装置から送信されたパケットから電子装置と同期するタイミングを検出し、タイミング補正手段により同期するタイミングと無線中継装置のクロックとの差を補正値として算出して、記憶手段にその補正値を格納して、通信手段が他の電子装置と通信する場合に、記憶手段に格納した補正値に基づいてクロックを補正して通信する。
第2の発明は、マスタとなる電子装置が複数である場合に、記憶手段は、電子装置のそれぞれに対応させて補正値を格納し、通信手段は、それぞれの電子装置との通信の際に、電子装置に対応する補正値でクロックを補正して通信することを特徴とする無線中継装置としたものであり、記憶手段が複数のマスタとなる電子装置に対応させて補正値を格納しており、通信手段が、それぞれの電子装置との通信の際には、電子装置に対応する補正値
でクロックを補正することで、クロックの周波数や位相を変更することなく、クロックを補正するだけで、複数のマスタのパケットを中継することができる。
第3の発明は、電子装置からのパケットが、パケット交換式のパケットである場合、通信手段は、他の電子装置へ前記パケット交換式のパケットを中継する際には、クロックに同期させて通信することを特徴とする無線中継装置したものであり、通信手段が、パケット交換式のパケットを中継する際には、マスタである電子装置との通信では、マスタに同期してパケットの送受信を行い、スレーブである他の電子装置との通信では、無線中継装置のクロックに同期して通信することにより、音声データの通信に使用される回線交換式のパケットだけでなく、データ通信に使用されるパケット交換式のパケットの中継をすることが可能であり、幅広い用途のデータを中継することが可能な無線中継装置とすることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る無線中継装置の一例であるリピータが、無線ネットワークに接続している図である。
図1に示す例では、無線中継装置であるリピータ1は4つの無線ネットワーク、すなわち第1のピコネット101,第2のピコネット103,第3のピコネット106,第4のピコネット108に属している。その中の第1のピコネット101と第3のピコネット106はリピータ1がマスタとなって形成されている。第2のピコネット103では、リピータ1はスレーブとして、マスタである親機104に接続されている。また第4のピコネット108では、リピータ1はスレーブとして、マスタである親機109に接続されている。
第1のピコネット101の範囲内にあるコードレス電話機の子機102は、リピータ1を介して、第2のピコネット103の範囲内であるコードレス電話機の親機104と接続して公衆回線網105に接続している通話相手と会話している。
第3のピコネット106の範囲内にある携帯端末装置(PDA:Personal Digital Assistant)107は、リピータ1を介して第4のピコネット108の範囲内にある親機109を経由して公衆回線網105を通じてインターネットなどに接続している。
音声データを送受信している親機104と子機102のパケットをリピータ1が中継する場合、第2のピコネット103のマスタである親機104から送信されたパケットを、スレーブであるリピータ1が受信し、そして第1のピコネット101のマスタとして動作するリピータ1はスレーブである子機102へ送信する。
同様に、インターネットからの通信データを親機109とPDA107へリピータ1が中継する場合、第4のピコネット108のマスタである親機109から送信されたパケットは、スレーブであるリピータ1が受信し、そして第3のピコネット106のマスタとしてリピータ1はスレーブであるPDA107へ送信する。
次に、本発明の実施の形態に係る無線中継装置の一例であるリピータの構成を図2に基づいて説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る無線中継装置の一例であるリピータの構成図である。
リピータ1は、アンテナ10と、無線部11と、同期相関器12と、受信パケット解析部13と、受信パケット処理部14と、送信パケット生成部15と、同期タイミング検出器16と、タイミング補正部17と、クロックカウンタ18と、ビットカウンタ19と、
タイミング補正値バッファ20と、通信制御部21とを備えている。
アンテナ10は、無線ネットワークに接続された他の電子装置や、直接または中継装置であるリピータ装置から無線電波で送信されたパケットを受信する。
無線部11は、ISM(Industry Science Medical)バンドとよばれる、2.402GHzから2.480MHzまでの周波数帯域を使用して2値周波数変調方式(Binary Frequency Shift Keying)で変調、復調する。
同期相関器12は、受信したパケットを格納するバッファを持ち、パケットの各1ビットずつバッファに格納して、パケットの先頭部であるアクセスコードにより、受信したパケットがリピータ1に対してのパケットであるか否かを監視している。リピータ1に対してパケットであると同期相関器12が判定すると、パケットを受信パケット解析部13へ出力する。
受信パケット解析部13は、主に音声データ等の同期通信に使用される回線交換式のSCOパケットや、データ送受信等の非同期通信に使用されるパケット交換式のACLパケットなどを解析する。
受信パケット処理部14は、受信した回線交換式のSCOパケットや、ACLパケット交の処理を行う。送信パケット生成部15は、送信するデータを通信制御部21から入力し、入力したデータからSCOパケットや、ACLパケットのフォーマットに合わせてパケットを生成する。
同期タイミング検出器16は、同期相関器12からのパケットにより、パケットの先頭部であるアクセスコードに含まれるプリアンブルと同期語の受信を完了したタイミング(T)の検出により、タイミング補正部21に割り込みを発生する。
クロックカウンタ18は、ピコネット内で使用する基本となるクロックを生成する。このクロックカウンタ18が生成するクロックCLはブルートゥースクロックと呼ばれており、周期は312.5μsである。図8に示すように、このクロックCLの2周期時間(625μs)で1スロットを構成し、例えば偶数スロットでマスタが送信する場合は、奇数スロットでスレーブが送信する。つまり、最小スロット通信(1スロットで送信し、1スロットで受信する場合)では1.25ms毎に送信タイミングとなり、1.25ms毎に受信タイミングとなる。
ビットカウンタ19は、1μsのパルスをカウントし、最大「1249」で次ぎに「0」に戻るカウント値を出力する。このビットカウンタ19がカウントするクロックは、通信相手の電子装置が送信するデータからスロットオフセットと呼ばれるズレを補正するための基本となるクロックである。
通常マスタでは自分のクロックと自分のタイミングで通信するため、最小スロット通信ではビットカウンタの値が0から624までの時間が送信時間であり、ビットカウンタの値が625から1249までが受信時間となる。スレーブでは、マスタと自分のタイミングのズレは自分のビットカウンタに補正をかけることで、マスタのビットカウント625から1249のタイミングに送信時間を合わせる。
タイミング補正部17は、マスタからのパケットを受信する場合には、同期タイミング検出器16から、同期するタイミングを検出したことを示す割り込みを入力すると、ビットカウンタ19からスロットオフセットである補正値を読み出し、タイミング補正値バッ
ファ20に格納する。
また、マスタに同期させてパケットを送信する場合には、タイミング補正部17は、タイミング補正値バッファ20から補正値を読み出し、ビットカウンタ19の値に、その補正値に基づいて補正をかけたタイミングを、通信制御部21へ通知する。
タイミング補正値バッファ20は、スロットオフセットである補正値が格納されるとともに、ブルートゥースアドレス(BD_ADDR)により通信相手を識別した電子装置をスロットオフセットに対応させて格納する記憶手段である。
通信制御部21は、同期相関器12、受信パケット解析部13と、受信パケット処理部14と、送信パケット生成部15の全体の制御を行っている。
また、通信制御部21は、SCOパケットの通信をしている親機104と子機102のデータの中継においては、マスタである親機109との通信については親機109からのパケットに同期したタイミングでパケットを返すことによりスレーブとして通信する。また子機102との通信においても親機104に同期したタイミングでSCOパケットの通信を行うよう制御をする。つまり、タイミング補正部17により、親機104から受信したSCOパケットのクロックのズレを検出し、親機104および子機102への送信は、通信制御部21がクロックカウンタ18が生成するクロックCLをこのズレから求めた補正値で補正して得られたタイミングでSCOパケットを送信する。
また、ACLパケットで通信をしている親機109とPDA107のデータの中継において、マスタである親機109との通信については、親機109からのパケットに同期したタイミングでパケットを返すことによりスレーブとして通信する。但し対PDA107との通信についてはマスタとして動作し、リピータ1内のクロックを基に生成したスロットタイミングでACLパケットを送信するよう制御する。つまり親機109への送信については、タイミング補正部17により親機109から受信したACLパケットからクロックのズレを検出し、通信制御部21がクロックカウンタ18が生成するクロックCLをこのズレから求めた補正値で補正して得られたタイミングでACLパケットを送信するが、PDA107への送信はクロックの補正はせず、クロックカウンタ18が生成するリピータ1固有のクロックCLに同期したタイミングでACLパケットで送受信を行う。
これらの、受信パケット解析部13、受信パケット処理部14、送信パケット生成15、クロックカウンタ18、ビットカウンタ19、通信制御部21、同期タイミング検出器16、タイミング補正部17などは、ゲートアレイや、MPU(Micro Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、プログラムが読み書きに使用するRAM(Random Access Memory)により構成することが可能である。
また、タイミング補正値バッファ20は、書き換え可能な、SRAM(Static Random Access Memory)や、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などが使用できる。
このように構成される本発明の実施に形態に係る無線中継装置の動作について図1から図5に基づいて説明する。
図3は、ブルートゥースで使用されるパケットのフォーマットと、クロックの関係を示す図である。図4は、リピータがマスタから受信したパケットで、マスタに同期するタイミングからのズレである補正値の算出を説明するフローチャートである。図5は、タイミング補正値バッファ20の内容の一例を示す図である。図6は、リピータからパケットを送信する際に、マスタに同期して送信するタイミングを説明するフローチャートである。
ブルートゥースで使用されるパケットには、回線交換式のパケットであるSCOパケットとパケット交換式のACLパケットがあり、これらパケットは、アクセスコード、パケットヘッダ、およびペイロードから構成される。図3に示すように、マスタである親機104または親機109から送信されるこれらパケットの先頭部にあるアクセスコードよりマスタタイミングが抽出される。このアクセスコードは、バイナリで1と0が4ビット繰り返し配置されたプリアンブルと、各電子装置に設定されているブルートゥースアドレスと呼ばれる64ビットの識別子である同期語と、プリアンブルと同様にバイナリで1と0が4ビット繰り返し配置されたトレーラから構成される。
パケットヘッダは、通信を管理するために必要なパラメータを格納している。ペイロードは、通話の音声データや、通信するデータや、制御コマンドなどを格納している。
スレーブであるリピータ1は、同期相関器12で受信したパケットがリピータ1が接続する無線ネットワークのパケットであるか、また受信パケット処理部14で受信したパケットのAM_ADDRがリピータ1に対してのパケットを示しているか否かを監視している。あるパケットが受信され、それがリピータ1向けのパケットであると判定された場合に、同期タイミング検出部16がプリンアンブルと同期語の最終ビットを検出したタイミングで割り込みを発生することにより、ビットカウンタ19からその時のクロックの値を読み込み、その値に基づいてマスタとのクロックのズレを認識する。
図3に示す例では、同期語の最終ビット(68)のタイミングではビットカウンタの値が「34」なので、34μsのズレであることを示している。このようにマスタから送信されるパケットの同期語の最後のビットのタイミングが、スレーブのクロックとのズレとなる。
次に、リピータ1がスレーブとしてパケットを受信する場合のマスタとのクロックのズレの補正値の検出方法を説明する。
図4において、S10にて、マスタである親機104または親機109から送信されるパケットを無線部11が受信すると、同期相関器12はパケット内のデータを1ビットずつ蓄積し、プリンアンブルおよび同期語の64ビットの情報によりそのパケットがリピータ1向けであるか否かを監視する。S20にて、同期タイミング検出部16は、同期相関器12により蓄積されたパケットの同期語の最後のビットのタイミングが検出できるまで、S10に戻る。同期タイミング検出部16は、マスタとの同期のタイミングである同期語の最後のビットを検出すると、タイミング補正部17へクロックの同期を示す割り込みを発生する。
S30にて、タイミング補正部17は、同期タイミング検出部16から割り込みの発生により、ビットカウンタ19からクロックの値を読み込む。
S40にて、タイミング補正部17は、ビットカウンタ19からの値から「68」を引いた値Nを算出する処理を行う。例えば、図3の場合では、ズレは「34」であるので、Nの値は「−34」となる。
S50にて、タイミング補正部17は、Nの値が0以上か否かの判定をする。Nが0以下である場合は、S60にて、Nをそのまま補正値Mとする。従って、Nは「−34」であるので、Mは「−34」となる。
Nが「0」以上である場合では、S70にて、Nから「1249」を引いた値を算出し
、その値を補正値Mとする。
S80にて、タイミング補正部17は、補正値Mをタイミング補正値バッファ20へ、マスタを識別する情報に対応させて補正値Mを格納する。すなわち、複数のマスタを相手に通信を行っている場合には、それぞれのマスタを識別する情報に対応させて個別に補正値Mを格納する。図5に、マスタを識別する情報に対応させて補正値Mが格納されたタイミング補正値バッファ20の内容の一例を示す。図5では、例えばマスタである親機109との間の通信に用いる補正値Mとして1215が格納されており、リピータ1が親機109との間で送受信するためのスロットのタイミング補正はM:1215が適用される。リピータ1が親機104との間で送受信するためのスロットのタイミング補正はM:56が適用される。
なお、マスタを識別する装置名は、呼び出しのときにマスタから送信されるFHSパケットの、BD_ADDRとデバイスクラスとによって対応を取っている。デバイスクラスは、FHSパケット内に格納された24ビットの装置の種類を規定する領域で、コンピュータ、電話機、オーディオの種別や、その種別の詳細情報等がコード化されて格納されているので、マスタを識別する装置名として、BD_ADDRとともに、使用することができる。
次に、リピータ1がスレーブとして親機へパケットを返す場合、およびリピータ1がマスタとして子機へSCOパケットを送信する場合の補正について図6及び図7に基づいて説明する。
S100にて、タイミング補正部17は、タイミング補正値バッファ20から補正値Mを読み出す。図3の場合では、Mは「−34」である。またS110にて、タイミング補正部17は、ビットカウンタ19の値を読み出す。
S120にて、タイミング補正部17は、ビットカウンタ19の読み出した値と「−34」の和を算出して、「0」になるタイミングを待ち、「0」が検出されると、通信制御部21へ通知する。
S130にて、通信制御部21は、タイミング補正部17の通知により送信パケット生成部15へ親機向けパケットの送信開始,子機向けパケットの送信開始を指示をすることで、SCOパケットや、ACLパケットが無線部11を介して送信される。
図7はリピータ1における、補正された親機向けおよび子機向けのSCOパケット送信開始タイミングを詳細に示す。リピータ1は、前述のようにクロックカウンタ18によりピコネット内で使用される基本クロックCL(ブルートゥースクロック)が生成され、このクロックCLの2周毎に切り替わる送受信スロットで通信を行う。但し図7に示すように、リピータ(スレーブ)が親機(マスタ)から送信されるSCOパケットを受信してから該親機へパケットを返すまでの時間差aは、タイミング補正部17によって補正された時間差となる。また親機から送信されるSCOパケットを受信してからSCOパケットを子機へ送信するまでの時間差bもタイミング補正部17によって補正された時間差となる。このようにタイミング補正部17によってパケット送信タイミングが補正されるので、リピータの正規の送受信スロットからずれた時間位置でSCOパケットが送信される。
また親機(マスタ)から送信されたパケットがACLパケットであっても、該親機へパケットを返すまでの時間差はタイミング補正部17によって補正される。すなわちリピータ1が送信するパケットが、SCOパケットであっても、ACLパケットであっても親機の通信クロックに同期させて送信することが可能である。
次に、リピータ1が親機104と子機102、および親機109とPDA107の通信の一例を図8に基づいて説明する。
図8は、リピータ1が親機104と子機102、および親機109とPDA107の中継を行っている通信の一例を説明する図である。図8の例では、リピータ1は親機104と子機102が音声データを回線交換式のSCOパケットの通信を中継をし、同時に他の親機109とPDA107との間でパケット交換式のACLパケットの通信を中継をしている。
この場合、マスタである親機104の通信クロックと同期してスレーブとして動作するリピータ1はSCOパケットを送受信する。リピータ1が親機104との間で送受信するためのスロットのタイミングは、親機104の送信タイミングによって同期が取られている。そしてリピータ1が子機102との間で送受信するためのスロットのタイミングは、リピータ1がマスタであるから、スレーブである子機102はリピータ1の送信タイミングに従う。
但し、前述のようにリピータ1は、リピータ1のシステムクロックであるクロックカウンタ18が生成するクロックCLを補正値で補正して得られたスロットタイミングで子機102へSCOパケットを送信する。このようにリピータ1の子機102への送信タイミングは、常に親機104の送信タイミングに同期するように補正をかけられているので、パケットタイミングが段々同一タイミングにずれてくることが抑止できる。
またPDA107が親機109を介してインターネットなどのホームページにアクセスするためにリピータ1はPDA107と親機109の間でパケット交換式のACLパケットの通信を中継をしており、この場合、マスタである親機109の通信クロックと同期してスレーブであるリピータ1はACLパケットを送受信する。そして、リピータ1は、マスタとなり子機102へリピータ1のシステムクロックであるビットカウンタ19のタイミングに同期させて通信する。親機109やPDA107は、ACLパケットであり、ページの送信要求や、テキストの通信に使用されるDH1パケットや、画像などの大量データの通信に使用されるDH3パケットで、PDA107の画面にホームページなどを閲覧する。
このようにリピータ1は、親機104との間で音声通話のための回線交換式(同期通信)のSCOパケットを送受信しながら親機104と子機102との中継を行い、並行して親機109との間でデータ通信に使用されるパケット交換式(非同期)のACLパケットを送受信しながら親機109とPDA107との中継を行うことができる。図9はこのようにリピータ1が2つ中継を並行して行う場合の、親機104向けおよび子機102向けのSCOパケット送信開始タイミングと、親機109向けおよびPDA107向けのパケット送信開始タイミングを詳細に示す。
このようにリピータ1が複数の親機を相手に中継する場合、リピータ1と親機104や親機109のクロックは僅かにずれているので、最初は送信タイミングが重ならないようにしていても、時間が経つにつれて各装置の送信タイミングが重なり、パケットの衝突が起こり得る。しかしながら本願発明では、親機から送られたパケット(SCOまたACL)に対してそれぞれの親機へパケットを返す場合には、それぞれの親機の通信クロックに同期させて送信するので、リピータ1と各親機104の送信タイミングが前記クロックのズレに起因して重なるという可能性は極めて少ない。さらに、ACLパケット(非同期)を送信する親機109とリピータ1間の通信は親機109の通信クロックに同期させるが、図9に示すようにリピータ1とPDA107間との通信では、リピータ1はマスタとし
てリピータ自体のクロックCLに同期を取ってPDA107に送信するので、リピータ1はPDA107に送信するスロットを他の親機等の送受信に重ならない(接近しすぎない)適切な時間位置に選ぶ事ができる。
このようにリピータ1は、回線交換式(同期通信)のSCOパケットとパケット交換式(非同期)のACLパケットが混在する複数の中継動作を並行して行う場合でも、パケットの衝突を回避しつつ時間の無駄を最小限に、通信効率を上げる事ができる。
本発明にかかる無線中継装置は、送信タイミングの基準となるクロックの周波数や位相を変更することなく、パケットの通信のタイミングの同期を取ることが必要な用途に適している。
本発明の実施の形態に係る無線中継装置の一例であるリピータが、無線ネットワークに接続している図 本発明の実施の形態に係る無線中継装置の一例であるリピータの構成図 ブルートゥースで使用されるパケットのフォーマットと、クロックの関係を示す図 リピータがマスタから受信したパケットで、マスタに同期するタイミングからのズレである補正値の算出の方法を説明するフローチャート タイミング補正値バッファの内容の一例を示す図 リピータからパケットを送信する際に、マスタに同期して送信するタイミングを説明するフローチャート リピータにおいてパケット送信タイミングの補正を詳細に示す図 リピータが親機と子機、および親機とPDAの中継を行っている通信の一例を説明する図 リピータが2つ中継を並行して行う場合におけるパケット送信タイミングを詳細に示す図 従来の無線中継装置の一例であるリピータが、無線ネットワークに接続している図
符号の説明
1 リピータ
10 アンテナ
11 無線部
12 同期相関器
13 受信パケット解析部
14 受信パケット処理部
15 送信パケット生成部
16 同期タイミング検出器
17 タイミング補正部
18 クロックカウンタ
19 ビットカウンタ
20 タイミング補正値バッファ
21 通信制御部
101 第1のピコネット
102 子機
103 第2のピコネット
104 親機
105 公衆回線網
106 第3のピコネット
107 PDA
108 第4のピコネット
109 親機

Claims (4)

  1. 回線交換式のパケットを無線ネットワークに接続したマスタとなる電子装置からスレーブとして受信し、この受信したパケットを前記無線ネットワークとは異なる無線ネットワークに接続するスレーブとなる他の電子装置へマスタとして中継する通信手段と、前記通信手段が通信するためのクロックを発生する手段と
    を有する無線中継装置において、
    前記マスタとなる電子装置から送信されたパケットにより前記マスタとなる電子装置と同期するタイミングを検出する同期タイミング検出手段と、
    前記同期するタイミングと前記クロックの基準となるタイミングとの差を補正値として算出するタイミング補正手段と
    前記補正値を格納する記憶手段とを備え、
    前記通信手段は、前記マスタとなる電子装置から前記スレーブとなる他の電子装置へパケットを中継するときは、前記記憶手段から取り出した補正値に基づいて前記クロックを補正したタイミングで前記スレーブとなる電子装置へパケットを送信することを特徴とする無線中継装置。
  2. 前記マスタとなる電子装置が複数である場合に、前記記憶手段は、前記電子装置のそれぞれに対応させて前記補正値を格納し、前記通信手段は、それぞれの前記電子装置との通信の際に、前記電子装置に対応する前記補正値で前記クロックを補正して通信することを特徴とする請求項1記載の無線中継装置。
  3. 前記電子装置からのパケットが、パケット交換式のパケットである場合、前記通信手段は、前記他の電子装置へ前記パケット交換式のパケットを中継する際には、前記クロックに同期させて通信することを特徴とする請求項1または2に記載の無線中継装置。
  4. 回線交換式のパケットまたはパケット交換式のパケットを無線ネットワークに接続したマスタとなる電子装置からスレーブとして受信し、この受信したパケットを前記無線ネットワークとは異なる無線ネットワークに接続するスレーブとなる他の電子装置へマスタとして中継する通信手段と、前記通信手段が通信するためのクロックを発生する手段と
    を有する無線中継装置において、
    前記マスタとなる電子装置から送信されたパケットにより前記マスタとなる電子装置と同期するタイミングを検出する同期タイミング検出手段と、
    前記同期するタイミングと前記クロックの基準となるタイミングとの差を補正値として算出するタイミング補正手段と
    前記補正値を格納する記憶手段とを備え、
    マスタとなる複数の電子装置からのパケットをスレーブとなる他の電子装置へ中継する場合、
    前記通信手段は、マスタとなる第1の電子装置からのパケットが回線交換式のパケットであるならば、前記記憶手段から取り出した補正値に基づいて前記クロックを補正したタイミングでスレーブとなる電子装置へパケットを送信し、マスタとなる第2の電子装置からのパケットがパケット交換式のパケットであるならば、スレーブとなる電子装置へパケット交換式のパケットを中継する際には前記クロックに同期させてパケットを送信する
    ことを特徴とする無線中継装置。
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