JP4389448B2 - Power unit support structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、とりわけフロントエンジン・フロントドライブ方式の自動車(F・F型車)に適用して好適なパワーユニット支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる自動車のように、エンジン本体とトランスミッションとからなるパワーユニットを、エンジンルーム内に車体前後方向に対して横向きに搭載した車両では、パワーユニットの防振支持方式として、マウント部材であるエンジンマウントの車体側のフレームへの配置により、このパワーユニットを4点で支持する、いわゆる十字マウント方式等が広く採用されている。
【0003】
因みに、車体側のフレームとしては車体両側部の前後方向に延設された一対のフロントサイドメンバと、これらフロントサイドメンバの前端部間に渡設されたメインフロントクロスメンバと、これらフロントサイドメンバの下方の車体前後方向に延設された一対のサブフレームと、これらサブフレームの前端部間に渡設されたサブフロントクロスメンバと、これらサブフレームの後端部間に渡設されたサブリアクロスメンバとを有して構成されるのが一般的である。
【0004】
そして、この十字マウント方式は、例えば、パワーユニットの両側部をフロントサイドメンバにエンジンマウントを介して支持するとともに、このパワーユニットの下側部の前、後部を、エンジンルームの中央部で前記メインフロントクロスメンバとサブリアクロスメンバ間に跨設されたセンタークロスメンバにエンジンマウントを介して支持する構造である。
【0005】
しかし、かかる構造では、アイドル時のエンジン揺動によって、このパワーユニットの下側部の前、後部に設けられたエンジンマウントに上下方向の振動が発生するおそれがあり、音振性能において不利になっていた。
【0006】
このため、近年、パワーユニットの防振支持方式として、パワーユニットの両側部ではエンジンの重心線より上方にエンジンマウントを配置し、つまりパワーユニットの左右方向ではパワーユニットの揺動回転軸の両端で支持して振動を遮断し易くし、パワーユニットの前後方向ではエンジンの重心線より下方にエンジンマウントを配置して揺動運動を抑制するペンデュラムマウント方式が採用されている。
【0007】
例えば、特許文献1にはパワーユニットの両側部を、フロントサイドメンバにエンジンマウントを介して支持するとともに、このパワーユニットの車体後方側の下部とサブリアクロスメンバとにトルクロッドを跨設して支持した構造が開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−362175号公報(第7図、第8図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このペンデュラムマウント方式はパワーユニットを、その両側部において十字マウント方式よりも高い位置でマウントする構造となることから、エンジンマウントとパワーユニット固定点との上下方向距離が長くなるため、これら両側部それぞれ1個所のパワーユニット固定点における安定性の低下、すなわちパワーユニットと車体との取付剛性の低下を招くおそれがある。
【0010】
従って、このパワーユニットの後方側の下部に設けられるトルクロッドで、これらパワーユニット固定点を基点として生じる車体前後方向の振動を抑えるのが困難となり、車両の加速時における音振性能を低下させるおそれがある。
【0011】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、パワーユニットと車体との取付剛性を高め、車両の加速時における音振性能を格段と向上させることができるパワーユニット支持構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、車体前後方向に対して横向きに配置されたパワーユニットを、このパワーユニットが有するエンジン本体に結合されるマウント部材を介して車体側のフレームに支持するパワーユニット支持構造において、エンジンマウントブラケットと、上記パワーユニットの車体前方側から後方側まで側部を介して跨設されるマウンティングステーと、を具え、上記マウント部材は、上記エンジンマウントブラケットおよび上記マウンティングステーを介して上記エンジン本体に結合され、前記エンジンマウントブラケットは、上記エンジン本体と接続されるロア部と、上記マウント部材および上記マウンティングステーに接続されるアッパ部と、を有し、上記マウンティングステーは、車体前方から荷重が加わり上記パワーユニットが車体後方へと後退移動した場合、当該パワーユニットの車体後方に設けられるブレーキマスターシリンダを車体幅方向へとガイドするガイド部を有し、上記マウンティングステーと、上記エンジン本体の上記車体前方側および後方側とを結合するようにした。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、パワーユニットの車体前方側から後方側まで側部を介して跨設されるマウンティングステーを設け、当該マウンティングステーをパワーユニットの車体前方側および後方側に結合するようにしたことにより、パワーユニットを車体側のフレームに支持するマウンティングステーと、パワーユニットとの結合剛性を向上させて、車体前後方向に生じる振動を実用上十分に抑制することができるため、パワーユニットと車体との取付剛性を高め、車両の加速時における音振性能を格段と向上させることができるパワーユニット支持構造を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0015】
図1〜図3は、本発明にかかるパワーユニット支持構造の一実施形態を示し、図1は本発明のパワーユニット支持構造の概略構成を示す上面図、図2は図1におけるパワーユニット支持構造の斜視図、図3は図1のパワーユニット支持構造において車体前方から荷重が加わった場合のパワーユニットの挙動を示す上面図である。
【0016】
図1において、10はエンジン本体11とトランスミッション12とを一体的に設けたパワーユニットを示し、車体前部のエンジンルーム内に車体前後方向に対して横向きに配置されている。
【0017】
パワーユニット10は、車体前部のフレームに支持されている。フレームは、自動車ボディを支持するメインフレーム13と、メインフレーム13の下方に配設されてメインフレーム13に結合されたサブフレーム14とで構成されている。
【0018】
メインフレーム13は、車体両側部の前後方向に延設された一対のフロントサイドメンバ13R、13Lと、これらフロントサイドメンバ13R、13Lの前端部間を連結して車幅方向(車体右側、車体左側)に延びる図示しないメインフロントクロスメンバと、フロントサイドメンバ13R、13Lの後端部間を連結して車体幅方向に延びる図示しないメインリヤクロスメンバとを備えている。
【0019】
サブフレーム14は、フロントサイドメンバ13R、13Lの下方に位置して車体前後方向に延びる左右一対のサブサイドメンバ14R、14Lと、これらサブサイドメンバ14R、14Lの前端部間を連結して車体幅方向(車体右側、車体左側)に延びるサブフロントクロスメンバ14Fと、サブサイドメンバ14R、14Lの後端部間を連結して車体幅方向に延びるサブリヤクロスメンバ14REとを備えている。
【0020】
そして、メインフレーム13にマウント部材である左右のエンジンマウントMT1、MT2が配置され、パワーユニット10における車体後方側の下部にトルクロッド15が配置され、これらエンジンマウントMT1、MT2およびトルクロッド15によりパワーユニット10が支持されている。
【0021】
具体的には図2に示すように、右側のエンジンマウントMT1は例えば略台形状でなり、車体右側のフロントサイドメンバ13Rに配置され、エンジンマウントブラケット16およびマウンティングステー17を介してパワーユニット10のエンジン本体11と結合されている。左側のエンジンマウントMT2(図1)は、車体左側のフロントサイドメンバ13L(図1)に配置され、エンジンマウントブラケット18を介してパワーユニット10のトランスミッション12と結合されている。
【0022】
このとき、車体右側のフロントサイドメンバ13Rに配置されるエンジンマウントブラケット16は、前記エンジン本体11と接続されるロア部16aと、前記エンジンマウントMT1およびマウンティングステー17と接続されるアッパ部16bとから構成されており、接続ピン19によってロア部16aが前記エンジン本体11と接続され、接続ピン20によってアッパ部16bがエンジンマウントMT1と接続され、接続ピン21によってアッパ部16bがマウンティングステー17と接続されている。
【0023】
また、トルクロッド15は、図示省略するリアエンジンマウントブラケットを介してパワーユニット10におけるエンジン本体11(図1)の車体後方側の下部に結合され、このエンジン本体11とサブリヤクロスメンバ14RE(図1)との間を車体前後方向に延在して連結しており、パワーユニット10のロール方向入力に対するロール剛性を付与している。
【0024】
ここで、マウンティングステー17は、上面視C型形状でなり、パワーユニット10におけるエンジン本体11の車体前方側から後方側まで当該エンジン本体11の側面を介して跨設され、このエンジン本体11の前方側および後方側において取付ブラケット22、23および接続ピン24、25等を介して結合されている。因みに、図中符号26は、パワーユニット10の車体後方側に設けられる取付ブラケット23を、エンジン本体11に接続するための接続ピンを示している。
【0025】
また、この実施形態の場合、このマウンティングステー17には、エンジン本体11の車体後方側において車体幅方向から車体中央側へと傾斜するガイド部17aが設けられている。
【0026】
このガイド部17aは、図3に示すように、車体前方から荷重Fが加わりパワーユニット10が車体後方側へと後退移動した場合、このエンジン本体11の車体後方側に設けられるブレーキマスターシリンダ30を車体幅方向へとガイドし、エンジン本体11と干渉するのを未然に防止することができるようになっている。
【0027】
このように、このパワーユニット支持構造によれば、車体右側のフロントサイドメンバ13Rに略台形状でなるエンジンマウントMT1を配置し、このエンジンマウントMT1に上面視C型形状でなり、パワーユニット10におけるエンジン本体11の車体前方側から後方側まで当該エンジン本体11の側面を介して跨設されるマウンティングステー17およびエンジンマウントブラケット16を介して、パワーユニット10のエンジン本体11を結合するようにしたことにより、パワーユニット10と当該パワーユニット10を車体側のフレーム(車体右側のフロントサイドメンバ13R)に支持するマウンティングステー17との結合剛性を向上させて、車体前後方向に生じる振動を実用上十分に抑制することができ、かくしてパワーユニット10と車体との取付剛性を高め、車両の加速時における音振性能を格段と向上させることができる。
【0028】
また、このパワーユニット支持構造によれば、マウンティングステー17にエンジン本体11の車体後方側において、車体幅方向から車体中央側へと傾斜するガイド部17aを設けるようにしたことにより、このガイド部17aが、車体前方から荷重Fが加わりパワーユニット10が車体後方側へと後退移動した場合、このパワーユニット10のエンジン本体11の車体後方側に設けられるブレーキマスターシリンダ30を車体幅方向へとガイドし、エンジン本体11と干渉するのを未然に防止することができる。
【0029】
さらに、このパワーユニット支持構造によれば、マウンティングステー17を上面視C型形状で形成し、前記マウント部材としてのパワーユニット10と車体側とを結合する機能と、前記ガイド部17aとしてのブレーキマスターシリンダ30とエンジン本体11との干渉を防止する機能とを一体で備えるようにしたことにより、マウント部材としての機能部位とガイド部としての機能部位とを、それぞれ別体で設ける場合に比べて、エンジンルーム内のレイアウトの効率化を図ることができる。
【0030】
なお、本発明におけるパワーユニット支持構造を、上述した一実施形態を例に取って説明したが、本発明はこれに限ることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態を採用することができる。
【0031】
例えば、上述した実施形態においては、パワーユニット10を支持するマウント部材として、略台形状でなるエンジンマウントMT1を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要はパワーユニットと車体側のフレームとの間に設けられるエンジンマウントであれば、その形状は、その他種々の形状を広く適用することができる。
【0032】
また、上述した実施形態においては、車体右側のフロントサイドメンバ13Rに配置されるエンジンマウントブラケット16が、前記エンジン本体11と接続されるロア部16aと、前記エンジンマウントMT1およびマウンティングステー17と接続されるアッパ部16bとから構成される場合について述べたが、本発明はこれに限ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパワーユニット支持構造の概略構成を示す上面図である。
【図2】図1におけるパワーユニット支持構造を拡大して示す斜視図である。
【図3】図1のパワーユニット支持構造において、車体前方から荷重が加わった場合のパワーユニットの挙動の説明に供する上面図である。
【符号の説明】
10・・・パワーユニット
11・・・エンジン本体
12・・・トランスミッション
13・・・メインフレーム(フレーム)
14・・・サブフレーム(フレーム)
16・・・エンジンマウントブラケット
16a・・・ロア部
16b・・・アッパ部
17・・・マウンティングステー
17a・・・ガイド部
30・・・ブレーキマスターシリンダ
MT1、MT2・・・エンジンマウント(マウント部材)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In particular, the present invention relates to a power unit support structure suitable for use in a front engine / front drive type automobile (F / F type car).
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a vehicle in which a power unit composed of an engine body and a transmission is mounted in the engine room sideways with respect to the longitudinal direction of the vehicle body as in such an automobile, an engine mount as a mount member is used as a vibration isolation support method for the power unit. A so-called cross mount system that supports this power unit at four points is widely adopted by arranging it on the frame on the vehicle body side.
[0003]
Incidentally, as a frame on the vehicle body side, a pair of front side members extending in the front-rear direction on both sides of the vehicle body, a main front cross member extending between the front end portions of these front side members, A pair of sub-frames extending in the longitudinal direction of the lower vehicle body, a sub-front cross member extending between the front end portions of these sub-frames, and a sub-rear cross member extending between the rear end portions of these sub-frames It is common to be comprised with these.
[0004]
And this cross mount system, for example, supports both sides of the power unit to the front side member via the engine mount, and the front and rear of the lower side of the power unit are connected to the main front cross at the center of the engine room. This structure supports the center cross member straddling between the member and the sub-rear cross member via the engine mount.
[0005]
However, in such a structure, there is a risk that the engine mount provided at the front and rear of the lower side of the power unit may generate vertical vibrations due to engine swing during idling, which is disadvantageous in sound vibration performance. It was.
[0006]
Therefore, in recent years, as an anti-vibration support method for the power unit, an engine mount is disposed above the center of gravity of the engine on both sides of the power unit. The pendulum mount system is employed in which the engine mount is disposed below the center of gravity of the engine in the front-rear direction of the power unit to suppress the swinging motion.
[0007]
For example, Patent Document 1 discloses a structure in which both sides of a power unit are supported by a front side member via an engine mount, and a torque rod is supported between a lower part of the rear side of the vehicle body and a sub-rear cross member. Is disclosed.
[0008]
[Patent Document 1]
JP 2002-362175 A (FIGS. 7 and 8)
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, this pendulum mount system has a structure in which the power unit is mounted at a position higher than the cross mount system on both sides, so the vertical distance between the engine mount and the power unit fixing point becomes longer. There is a possibility that the stability at one power unit fixing point is lowered, that is, the mounting rigidity between the power unit and the vehicle body is lowered.
[0010]
Therefore, it is difficult to suppress the vibration in the longitudinal direction of the vehicle body that occurs from the power unit fixing point as a base point with the torque rod provided in the lower part on the rear side of the power unit, and there is a risk that the sound vibration performance at the time of acceleration of the vehicle is deteriorated. .
[0011]
Therefore, the present invention has been made in view of such conventional problems, and provides a power unit support structure that can increase the mounting rigidity between the power unit and the vehicle body and can significantly improve the sound vibration performance during acceleration of the vehicle. For the purpose.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in the power unit support structure in which the power unit arranged in a direction transverse to the longitudinal direction of the vehicle body is supported on the vehicle body side frame via the mount member coupled to the engine main body of the power unit, the engine mount A bracket and a mounting stay extending across the side from the vehicle body front side to the rear side of the power unit, and the mount member is coupled to the engine body via the engine mount bracket and the mounting stay The engine mount bracket includes a lower portion connected to the engine body, and an upper portion connected to the mount member and the mounting stay. The mounting stay is applied with a load from the front of the vehicle body. Power unit If moved backward to rear of the vehicle body, has a guide portion for guiding the brake master cylinder provided in the rear of the vehicle body of the power unit and the vehicle body width direction, and the mounting stay, the vehicle front side of the engine body and the rear side And to be combined.
[0013]
【The invention's effect】
According to the present invention, by providing a mounting stay straddling through the side portion from the vehicle body front side to the rear side of the power unit, and connecting the mounting stay to the vehicle body front side and the rear side of the power unit, The mounting stay that supports the power unit on the frame on the vehicle body and the rigidity of the power unit can be improved, and vibration generated in the longitudinal direction of the vehicle can be effectively suppressed, so the mounting rigidity between the power unit and the vehicle is increased. Thus, it is possible to provide a power unit support structure capable of remarkably improving the sound vibration performance during acceleration of the vehicle.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0015]
1 to 3 show an embodiment of a power unit support structure according to the present invention, FIG. 1 is a top view showing a schematic configuration of the power unit support structure of the present invention, and FIG. 2 is a perspective view of the power unit support structure in FIG. FIG. 3 is a top view showing the behavior of the power unit when a load is applied from the front of the vehicle body in the power unit support structure of FIG.
[0016]
In FIG. 1,
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The left and right engine mounts MT1 and MT2 that are mount members are disposed on the
[0021]
Specifically, as shown in FIG. 2, the right engine mount MT1 has a substantially trapezoidal shape, for example, and is disposed on the
[0022]
At this time, the
[0023]
The
[0024]
Here, the mounting
[0025]
In the case of this embodiment, the mounting
[0026]
As shown in FIG. 3, when the load F is applied from the front of the vehicle body and the
[0027]
As described above, according to the power unit support structure, the engine mount MT1 having a substantially trapezoidal shape is disposed on the
[0028]
Further, according to this power unit support structure, since the mounting
[0029]
Furthermore, according to this power unit support structure, the mounting
[0030]
In addition, although the power unit support structure in this invention was demonstrated taking the above-mentioned embodiment as an example, this invention is not limited to this, and various embodiments can be adopted without departing from the gist of the present invention. it can.
[0031]
For example, in the above-described embodiment, the case where the engine mount MT1 having a substantially trapezoidal shape is used as the mount member for supporting the
[0032]
In the above-described embodiment, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view showing a schematic configuration of a power unit support structure of the present invention.
2 is an enlarged perspective view showing a power unit support structure in FIG. 1; FIG.
3 is a top view for explaining the behavior of the power unit when a load is applied from the front of the vehicle body in the power unit support structure of FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
14 ... Subframe (frame)
16 ... Engine mount bracket
16a ... Lower part
16b ...
Claims (2)
エンジンマウントブラケットと、
上記パワーユニットの車体前方側から後方側まで側部を介して跨設されるマウンティングステーと、
を具え、
上記マウント部材は、上記エンジンマウントブラケットおよび上記マウンティングステーを介して上記エンジン本体に結合され、
前記エンジンマウントブラケットは、上記エンジン本体と接続されるロア部と、上記マウント部材および上記マウンティングステーに接続されるアッパ部と、を有し、
上記マウンティングステーは、車体前方から荷重が加わり上記パワーユニットが車体後方へと後退移動した場合、当該パワーユニットの車体後方に設けられるブレーキマスターシリンダを車体幅方向へとガイドするガイド部を有し、
上記マウンティングステーと、上記エンジン本体の上記車体前方側および後方側とを結合する
ことを特徴とするパワーユニット支持構造。In a power unit support structure for supporting a power unit arranged laterally with respect to the longitudinal direction of the vehicle body on a frame on the vehicle body side via a mount member coupled to an engine body included in the power unit,
An engine mount bracket,
A mounting stay straddling over the side of the power unit from the vehicle body front side to the rear side,
With
The mount member is coupled to the engine body via the engine mount bracket and the mounting stay,
The engine mount bracket has a lower part connected to the engine body, and an upper part connected to the mount member and the mounting stay.
The mounting stay has a guide portion that guides a brake master cylinder provided at the rear of the power unit in the vehicle body width direction when a load is applied from the front of the vehicle and the power unit moves backward toward the rear of the vehicle.
A power unit support structure, wherein the mounting stay and the vehicle body front side and rear side of the engine body are coupled.
上記マウント部材の機能と上記ガイド部の機能を一体で備えている
ことを特徴とする請求項1に記載のパワーユニット支持構造。 The mounting stay is C-shaped when viewed from above.
The function of the mount member and the function of the guide part are integrated.
The power unit support structure according to claim 1 .
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