JP4389384B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具に関し、具体的には、建物の天井面などに取り付けられるのに有用な照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の照明器具としては、例えば、図16および図17の[1]、[2]に示すごとく、ソケット(8)に取り付けられるランプ(1)とこのランプ(1)の近傍に配置される反射板(2)があって、このランプ(1)と反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)、この器具本体(3)の表側に形成された上記反射板(2)を保持するためのラッチバネ(5)、および、このラッチバネ(5)にて固定され、かつ、上記反射板(2)に形成される樹脂製のラッチ(4)を設けたものが知られていたものであり、上記反射板(2)の器具本体(3)ヘの取り付けとしては、同図17の[1]から[2]に示したようにラッチ(4)を90°回転させて、ラッチバネ(5)を引き下げてから、反射板(2)を取り付けて固定していたものであった。
【0003】
また、図18および図19に示すごとく、ソケット(8)に取り付けられるランプ(1)とこのランプ(1)の近傍に配置される反射板(2)があって、このランプ(1)と反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)、および、この器具本体(3)の表側に形成された上記反射板(2)を保持するための樹脂製のラッチ(4)を設けたものも知られていたものであり、このような場合、上記反射板(2)の器具本体(3)ヘの取り付けとしては、同図19に示したようにラッチ(4)を90°回転させた上で、反射板(2)を取り付けて固定していたものであった。
【0004】
さらには、図20および図21に示すごとく、ソケット(8)に取り付けられるランプ(1)とこのランプ(1)の近傍に配置される反射板(2)があって、このランプ(1)と反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)を単に設けたものもよく用いられていたものであり、このような場合、上記反射板(2)の器具本体(3)ヘの取り付けとしては、同図21に示したように反射板(2)の弾性力にて器具本体(3)の側面に形成された凹部(6)に同反射板(2)の端部を嵌め込んだ上で、反射板(2)を取り付けて固定していたものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の照明器具においては、上述したいずれの場合も、反射板(2)の器具本体(3)ヘの取り付けの際に、特に引っ掛かったりする部分もなくて、反射板(2)の器具本体(3)ヘの取り付け施工としては、スムーズに完結するものであるが、反射板(2)の器具本体(3)ヘの取り付けの際には、塗装面どうしの接触や塗装面と樹脂製のものとの接触であるために、反射板(2)の器具本体(3)ヘの取り付け施工後、電源電線や器具本体(3)内の配電線が触れる恐れのある反射板(2)に対して接地導通をとれていないものであった。
【0006】
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、電源電線や器具本体内の配電線が触れる恐れのある反射板に対して接地導通を確実にすることができる照明器具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る照明器具は、ランプ(1)の近傍に配置される反射板(2)があって、この反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)、この器具本体(3)の表側に形成された上記反射板(2)を保持するためのラッチバネ(5)、および、このラッチバネ(5)にて固定され、かつ、上記反射板(2)に形成されるラッチ(4)を設け、さらに、このラッチ(4)には、接地導通させるための突起(7)が形成されたことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項1に係る照明器具は、上記ラッチ(4)および上記反射板(2)に同ラッチ(4)の回転軸を中心とした任意の円周上に高さの異なる凹凸(9)で同ラッチ(4)の回転中に塗膜保護機能を有するようになしたことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項2に係る照明器具は、上記突起(7)が、垂直に立てられたものではなく、傾斜を付けたものであり、その頂点部(12)が当たる構造であることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項3に係る照明器具は、上記突起(7)の先端形状を鈍角となしたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に係る図面に基づいて詳しく説明する。
【0016】
図1の(a)は、本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示した断面図であり、図1の(b)は、同図1の(a)の照明器具において、反射板とラッチの近傍のみを示した断面図であり、図1の(c)は、同図1の(a)の照明器具において、器具本体とラッチの近傍のみを示した断面図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示した、ラッチバネに取り付けられる前の様子の断面図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示した、反射板取り付け前の断面図である。図4の(a)は、図3のA矢視図であり、図4の(b)は、図3のB矢視図である。図5の(a)は、図4の(b)のC−C断面図であり、図5の(b)は、図4の(b)のD−D断面図である。図6は、本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示した、反射板取り付け後の断面図である。図7の(a)、(b)ともに、本発明の第1の実施形態に用いられる反射板とラッチとに形成された凹凸の大きさが合っているために、同反射板と同ラッチとの間に隙間はできず、突起は反射板に食い込み、接地導通を確保している様子を示した平面図である。図8の(a)は、図7の(b)のC−C断面図であり、図8の(b)は、図7の(b)のD−D断面図である。図9は、本発明の第2の実施形態に係る照明器具を示した断面図である。図10は、本発明の第2の実施形態に係る照明器具に用いられる反射板止め金具を示した平面図である。図11は、本発明の第3の実施形態に係る照明器具を示した断面図である。図12は、図11のA矢視図である。図13の(a)は、本発明の第4の実施形態に係る照明器具を示した断面図であり、図13の(b)は、同図13の(a)の要部のみを示した断面図である。図14は、本発明の第4の実施形態に係る照明器具を示した要部の平面図である。図15の(a)ないし(c)は、いずれも本発明の照明器具に用いられる突起の形状を示した概略図である。
【0017】
本発明の照明器具は、図1ないし図8に示すごとく、ランプの近傍に配置される反射板(2)があって、この反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)、この器具本体(3)の表側に形成された上記反射板(2)を保持するためのラッチバネ(5)、および、このラッチバネ(5)にて固定され、かつ、上記反射板(2)に形成されるラッチ(4)を設け、さらに、このラッチ(4)には、接地導通させるための突起(7)が形成されているものである。
【0018】
上記ランプは、例えば、蛍光灯が用いられるものであるが、その他豆電球タイプの形状のものなどが用いられたとしてもかまわないものである。そして、このランプは、ソケット台のソケット部分に取り付けられているものである。
【0019】
上記反射板(2)は、上記ランプの近傍に配置されているものである。この反射板(2)の表面は、塗料の塗膜がコートされているものであり、同反射板(2)の材質としては、上記ランプからの光を反射させることができるものであれば、様々な材質のものを自由自在に設定して使用することができるものである。
【0020】
そして、図1ないし図7に示すごとく、上記器具本体(3)は、上記反射板(2)が取り付けられるものである。この器具本体(3)の表面は、上記反射板(2)の場合と同様に、塗料の塗膜がコートされているものである。
【0021】
上記ラッチバネ(5)は、図1の(a)に示すごとく、上記器具本体(3)の表側に形成されているものである。そして、このラッチバネ(5)は、上記反射板(2)を保持するためのものである。このラッチバネ(5)は、例えば、上記反射板(2)および上記器具本体(3)にカシメられているものである。
【0022】
上記ラッチ(4)は、図1に示すごとく、上記ラッチバネ(5)にて直に固定されるものであり、上記反射板(2)に形成されているものである。このラッチ(4)は、例えば、上記ラッチバネ(5)に接触するようにして固定されているものである。そして、このラッチ(4)の内方側には、導電性の補強金具(13)が設けられていてもかまわないものである。
【0023】
上記突起(7)は、図1の(a)〜(c)および図2に示すごとく、接地導通させるためのものであり、上記ラッチ(4)に形成されているものである。この突起(7)としては、接地導通させることができるものであれば、その形態は特に制限されるものではないものであるが、例えば、図1の(b)、(c)および図2、図3に示すごときラッチ(4)を突出させて形成されているものである。この突起(7)にて導電部分を形成しているものである。
【0024】
本発明は、このような構成をとることによって、従来と同じような器具本体(3)に対しての反射板(2)の取り付け施工方法で、反射板(2)に形成されるラッチ(4)の突起(7)にて反射板(2)の表面の塗膜を破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通を確実に取ることができて、結果として、接地導通が容易にとれるものである。
【0025】
すなわち、本発明は、電源電線や器具本体(3)内の配電線が触れる恐れのある反射板(2)に対して接地導通を確実にすることができるものである。
【0026】
また、図4、図5、図7および図8のそれぞれ(a)、(b)に示すごとく、上記ラッチ(4)および上記反射板(2)に同ラッチ(4)の回転軸を中心とした任意の円周上に高さの異なる凹凸(9)で同ラッチ(4)の回転中に塗膜保護機能を有するようになしているものであると、このような高さの異なる凹凸(9)の存在にて反射板(2)を取り付けていない状態では、反射板(2)およびラッチ(4)に形成された凹凸(9)の大きさが合わないために、反射板(2)とラッチ(4)との間に隙間ができ、突起(7)が反射板(2)に触れず、塗膜を破ることはないものであって、結果的に、ラッチ(4)の回転中に塗膜保護機能を有するようになるものである。
【0027】
具体的には、図3ないし図5に示すごとく、反射板(2)を取り付けていない状態では、反射板(2)およびラッチ(4)に形成された凹凸(9)の大きさが合っていないために、反射板(2)とラッチ(4)との間に隙間ができ、突起(7)が反射板(2)に触れず、塗膜を破ることはないものである。すなわち、ラッチ(4)の凹ダボ(小)が反射板(2)の凸ダボ(大)に乗り上げているために、反射板(2)とラッチ(4)とに突起(7)の高さ以上の隙間ができるものであり、接地導通用の突起(7)が反射板(2)をキズ付けないものである。
【0028】
逆に、図6ないし図8に示すごとく、上記反射板(2)を取り付けた状態では、反射板(2)およびラッチ(4)に形成された凹凸(9)の大きさが合っているために、反射板(2)およびラッチ(4)との間に隙間はできず、突起(7)としては反射板(2)に食い込み、結果として、接地導通を確保している状態となるものである。なお、この図6ないし図8に示す場合以外、すなわち、反射板(2)を取り付けた状態以外は、上述したようにラッチ(4)の凹ダボ(小)が反射板(2)の凸ダボ(大)に乗り上げているために、回転動作中、突起(7)で反射板(2)にキズを付けることはないものである。
【0029】
また、本発明の照明器具としては、図9および図10に示す第1の参考例のごとく、ランプ(1)の近傍に配置される反射板(2)があって、この反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)、この器具本体(3)の表側に形成された上記反射板(2)を保持するためのラッチ(4)、および、このラッチ(4)を取り付けている反射板止め金具(10)を設け、さらに、この反射板止め金具(10)には、接地導通させるための突起(7)が形成されているものであってもかまわないものである。
【0030】
本発明は、このような構成をとることによって、従来と同じような器具本体(3)に対しての反射板(2)の取り付け施工方法で、反射板(2)を保持するためのラッチ(4)を取り付けている反射板止め金具(10)に形成された突起(7)にて反射板(2)の表面の塗膜を破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通を確実に取ることができて、結果として、接地導通が容易にとれるものである。
【0031】
すなわち、本発明は、電源電線や器具本体(3)内の配電線が触れる恐れのある反射板(2)に対して接地導通を確実にすることができるものである。
【0032】
具体的には、図9に示すごとく、反射板止め金具(10)に形成された突起(7)をラッチ(4)の締め付けにて反射板(2)に押し付けて、同反射板(2)の表面の塗膜を破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通を確実に取ることができて、結果として、接地導通が容易にとれるものである。
【0033】
なお、上述の場合、上記器具本体(3)の端部内寸が、反射板止め金具(10)の爪ピッチの寸法よりも小さいものとなるような工夫がなされていてもかまわないものである。
【0034】
さらに、本発明の照明器具は、図11および図12に示す第2の参考例のごとく、ランプ(1)の近傍に配置される反射板(2)があって、この反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)、および、この器具本体(3)の表側に形成された上記反射板(2)に触れるソケット台(11)を設け、さらに、このソケット台(11)には、接地導通させるための突起(7)が形成されているものであってもかまわないものである。
【0035】
本発明は、このような構成をとることによって、従来と同じような器具本体(3)に対しての反射板(2)の取り付け施工方法で、反射板(2)に触れるソケット台(11)に形成された突起(7)にて反射板(2)の表面の塗膜を破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通を確実に取ることができて、結果として、接地導通が容易にとれるものである。
【0036】
すなわち、本発明は、電源電線や器具本体(3)内の配電線が触れる恐れのある反射板(2)に対して接地導通を確実にすることができるものである。
【0037】
具体的には、図12に示すごとく、反射板(2)の取り付けにてソケット台(11)に形成された突起(7)を同反射板(2)に押し付けて、反射板(2)の表面の塗膜を破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通を確実に取ることができて、結果として、接地導通が容易にとれるものである。
【0038】
また、本発明の照明器具は、図13の(a)、(b)および図14に示す第3の参考例のごとく、ランプ(1)の近傍に配置される反射板(2)があって、この反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)を設け、さらに、同反射板(2)の材料の弾性力にて上記器具本体(3)に保持され、上記器具本体(3)の上記反射板(2)接触面には、接地導通させるための突起(7)が形成されているものであってもかまわないものである。
【0039】
本発明は、このような構成をとることによって、従来と同じような器具本体(3)に対しての反射板(2)の取り付け施工方法で、突起(7)にて反射板(2)の表面の塗膜を破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通を確実に取ることができて、結果として、接地導通が容易にとれるものである。しかも、反射板(2)の材料の弾性力にて器具本体(3)に対して同反射板(2)をより一層簡単に取り付けることができるようになるとともに、取り付け後も、反射板(2)の材料の弾性力にて器具本体(3)に対してより一層確実に保持されるものとなり、非常に有用なものとなる。
【0040】
すなわち、本発明は、電源電線や器具本体(3)内の配電線が触れる恐れのある反射板(2)に対して接地導通を確実にすることができるものである。
【0041】
具体的には、図13の(a)および(b)に示すごとく、上記反射板(2)の先端部(15)を上記器具本体(3)の溝部分(14)に嵌め込む際に、同器具本体(3)の上記反射板(2)接触面に形成された突起(7)で反射板(2)の表面の塗膜を破り、結果として、接地導通が容易にとれるものである。
【0042】
そして、本発明の照明器具としては、ランプ(1)の近傍に配置される反射板(2)があって、この反射板(2)が取り付けられる器具本体(3)を設け、さらに、同反射板(2)には、接地導通させるための突起(7)が形成されているものであってもかまわないものである。
【0043】
本発明は、このような構成をとることによって、従来と同じような器具本体(3)に対しての反射板(2)の取り付け施工方法で、突起(7)にて反射板(2)の表面の塗膜を破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通を確実に取ることができて、結果として、接地導通が容易にとれるものである。
【0044】
すなわち、本発明は、電源電線や器具本体(3)内の配電線が触れる恐れのある反射板(2)に対して接地導通を確実にすることができるものである。
【0045】
なお、上記突起(7)の具体的な形状としては、図15の(a)ないし(c)に示すごときものであるが、特に、同図に示すごとく、上記突起(7)が、垂直に立てられたものではなく、傾斜を付けたものであり、その頂点部(12)が当たる構造であると、このような垂直に立てられたものではなく、傾斜を付けた突起(7)の頂点部(12)が当たることで、反射板(2)の表面の塗膜を確実に破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通をより一層確実に取ることができて、結果として、接地導通がより一層容易にとれるものである。
【0046】
そして、図15の(a)ないし(c)に示すごとく、上記突起(7)の先端形状を鈍角となしているものであると、鈍角となしている突起(7)の先端形状にて施工取扱者が突起(7)でケガをするようなことはないものである。また、このような鈍角となしている突起(7)なので、集合梱包の輸送時などに、他の器具類に触れても、キズや打痕を付けることもないものである。
【0047】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る照明器具によると、従来と同じような器具本体(3)に対しての反射板(2)の取り付け施工方法で、反射板(2)に形成されるラッチ(4)の突起(7)にて反射板(2)の表面の塗膜を破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通を確実に取ることができて、結果として、接地導通が容易にとれるものである。
【0048】
すなわち、本発明は、電源電線や器具本体(3)内の配電線が触れる恐れのある反射板(2)に対して接地導通を確実にすることができるものである。
【0049】
本発明の請求項1に係る照明器具によると、上記の場合に加えて、高さの異なる凹凸(9)の存在にて反射板(2)を取り付けていない状態では、反射板(2)およびラッチ(4)に形成された凹凸(9)の大きさが合わないために、反射板(2)とラッチ(4)との間に隙間ができ、突起(7)が反射板(2)に触れず、塗膜を破ることはないものであって、結果的に、ラッチ(4)の回転中に塗膜保護機能を有するようになるものである。
【0058】
本発明の請求項2に係る照明器具によると、請求項1記載の場合に加えて、このような垂直に立てられたものではなく、傾斜を付けた突起(7)の頂点部(12)が当たることで、反射板(2)の表面の塗膜を確実に破り、同反射板(2)の塗膜の破れた部分で接地導通をより一層確実に取ることができて、結果として、接地導通がより一層容易にとれるものである。
【0059】
本発明の請求項3に係る照明器具によると、請求項1又は2記載の場合に加えて、鈍角となしている突起(7)の先端形状にて施工取扱者が突起(7)でケガをするようなことはないものである。また、このような鈍角となしている突起(7)なので、集合梱包の輸送時などに、他の器具類に触れても、キズや打痕を付けることもないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示した断面図であり、(b)は、(a)の照明器具において、反射板とラッチの近傍のみを示した断面図であり、(c)は、(a)の照明器具において、器具本体とラッチの近傍のみを示した断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示した、ラッチバネに取り付けられる前の様子の断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示した、反射板取り付け前の断面図である。
【図4】 (a)は、図3のA矢視図であり、(b)は、図3のB矢視図である。
【図5】 (a)は、図4の(b)のC−C断面図であり、(b)は、図4の(b)のD−D断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示した、反射板取り付け後の断面図である。
【図7】 (a)、(b)ともに、本発明の第1の実施形態に用いられる反射板とラッチとに形成された凹凸の大きさが合っているために、同反射板と同ラッチとの間に隙間はできず、突起は反射板に食い込み、接地導通を確保している様子を示した平面図である。
【図8】 (a)は、図7の(b)のC−C断面図であり、(b)は、図7の(b)のD−D断面図である。
【図9】 本発明の第1の参考例に係る照明器具を示した断面図である。
【図10】 本発明の第1の参考例に係る照明器具に用いられる反射板止め金具を示した平面図である。
【図11】 本発明の第2の参考例に係る照明器具を示した断面図である。
【図12】 図11のA矢視図である。
【図13】 (a)は、本発明の第3の参考例に係る照明器具を示した断面図であり、(b)は、(a)の要部のみを示した断面図である。
【図14】 本発明の第3の参考例に係る照明器具を示した要部の平面図である。
【図15】 (a)ないし(c)は、いずれも本発明の照明器具に用いられる突起の形状を示した概略図である。
【図16】 一従来例に係る照明器具を示した分解斜視図である。
【図17】 一従来例に係る照明器具を組み立てる際の様子を順序立てて示した要部のみの断面図である。
【図18】 他の一従来例に係る照明器具を示した分解斜視図である。
【図19】 図18の照明器具を示した断面図である。
【図20】 さらに他の一従来例に係る照明器具を示した分解斜視図である。
【図21】 図20の照明器具を示した断面図である。
【符号の説明】
1 ランプ
2 反射板
3 器具本体
4 ラッチ
5 ラッチバネ
7 突起
9 凹凸
10 反射板止め金具
11 ソケット台
12 頂点部
Claims (3)
- ランプの近傍に配置される反射板があって、この反射板が取り付けられる器具本体、この器具本体の表側に形成された上記反射板を保持するためのラッチバネ、および、このラッチバネにて固定され、かつ、上記反射板に形成されるラッチを設け、さらに、このラッチには、接地導通させるための突起が形成された照明器具であって、上記ラッチおよび上記反射板に同ラッチの回転軸を中心とした任意の円周上に高さの異なる凹凸で同ラッチの回転中に塗膜保護機能を有するようになしたことを特徴とする照明器具。
- 上記突起が、垂直に立てられたものではなく、傾斜を付けたものであり、その頂点部が当たる構造であることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 上記突起の先端形状を鈍角となしたことを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
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