JP4389179B2 - メディア接続装置、メディア接続システム、メディア接続システムの操作方法 - Google Patents

メディア接続装置、メディア接続システム、メディア接続システムの操作方法 Download PDF

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Description

本発明は、メディア接続装置、そのメディア接続装置とホスト装置とからなるメディア接続システム、および、その操作方法に関する。
特開2003−177987号公報
FTP(File Transfer Protocol)にて、ファイルを転送する仕組みは従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリがカード型にパッケージングされたいわゆるメモリーカード(記憶メディアの一例)が広く知られている。このメモリーカードは、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤーなどのデジタル機器に用いられるデータの記憶媒体として急速に普及している。メモリーカードの仕様は統一されておらず、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標、以下「CF」と略称する)、スマートメディア(登録商標、以下「SM」と略称する)、メモリースティック(登録商標、以下「MS」と略称する)、SDメモリーカード(登録商標、以下「SD」と略称する)など、種々のものが市場に出回っている。
PCなどはメモリーカードの読み書きをも行うメモリーカードリーダライタ(以下「リーダライタ」と略称する)と通信することで、リーダライタに接続された上記メモリーカードへのアクセスが可能となる。近年ではこうしたリーダライタを搭載した印刷装置なども普及しており、例えば、JPEG形式等で保存された画像データファイルを書き込んだメモリーカードをリーダライタに接続することで、PCを経由せずに画像を直接印刷できるようになっている。
PCなどにFTPクライアントプログラムをインストールしておき、カードリーダ側にFTPサーバプログラムを搭載しておけば、デジタルカメラやカメラつき携帯電話の撮影画像データファイルの保存先として使用されるメモリーカードをリーダライタに接続することで、そのメモリーカードに保存されているデータファイルをFTPによりPCへ転送することができる。つまり、リーダライタをPCの外付けFTP型記憶装置として利用することが可能である。
ところで、FTPにおいては、FTPサーバが記憶メディア(リムーバブルメディア、以下、単にメディアともいう)を取り扱うことを前提としたプロトコル設計がなされていない。従って、上記のようなFTP型記憶装置(或いはそれを搭載したプリンタなどの周辺デバイス)にFTPサーバを搭載した場合、FTPプロトコルそのものに準拠しただけのクライアントからは、メディアをフォーマットしたり、メディア間でファイルをコピーしたりなど、メディアそのものを操作したり、メディアを単位とした操作を直接行うことができなかった。
上記の問題点を解決する手法として、まず、メディアそのものやメディアを単位とした操作をFTPプロトコルに準拠したクライアントから直接行えるよう、FTPプロトコル自体の拡張変更を行うことが考えられる。しかし、拡張変更を行った場合、既存のFTPクライアントのユーザはその恩恵にあずかることはできない。また、プロトコルの拡張変更は、国際的な団体を通して承認を得る必要があり、現実的ではない。
本発明の課題は、プロトコルの拡張変更を行うことなくFTPプロトコルに準拠したクライアントからFTPサーバ上のメディアそのものやメディアを単位とした操作を直接行えるようにすることにある。
課題を解決する手段
上記の課題を解決する為に、請求項1のメディア接続装置は、記憶メディアを接続するメディア接続部と、ディレクトリ名の指定とファイル名の指定とファイル単位の操作とを示すコマンドをホスト装置からサーバ装置へと送信する手順が定められたプロトコルに準拠するサーバ手段と、を備えたメディア接続装置であり、前記サーバ手段は、前記記憶メディアと、メディア対応ディレクトリ名と、を対応付けて記憶し、ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順でメディア対応ディレクトリ名の指定と一のファイル名の指定とファイル単位のファイル操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記メディア対応ディレクトリ名に対応する記憶メディアが記憶しており前記一のファイル名を持つファイルを対象に前記ファイル単位のファイル操作を行ない、前記サーバ手段は、さらに、前記記憶メディアのフォーマット、前記記憶メディアが記憶する全ファイルの消去、前記記憶メディアが記憶するファイルのうち所定条件のファイルを除く全ファイルの消去、のいずれかを少なくとも含む前記記憶メディア単位のメディア操作と、操作対応ファイル名と、を対応付けて記憶する操作対応ファイル名記憶手段を備え、ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記メディア対応ディレクトリ名とは異なる仮想ディレクトリ名の指定と前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する一の操作対応ファイル名の指定とファイル単位のデータ操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記一の操作対応ファイル名に対応する前記メディア操作を、前記記憶メディアを対象に実行する、ことを特徴とする。
請求項2のメディア接続装置は、前記プロトコルは、ディレクトリ単位の操作要求を示すコマンドをホスト装置からサーバ装置へと送信する手順が定められており、前記サーバ手段は、ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記メディア対応ディレクトリ名の指定とファイル名の一覧要求とを示す一覧要求コマンドを受信した場合に、前記メディア対応ディレクトリ名に対応する記憶メディアが記憶するファイル名の一覧を前記ホスト装置に返信し、前記サーバ手段は、さらに、ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記仮想ディレクトリ名の指定とファイル名の一覧要求とを示す一覧要求コマンドを受信した場合に、前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する操作対応ファイル名の一覧を前記ホスト装置に返信し、前記操作対応ファイル名の一覧を受信したホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記仮想ディレクトリ名の指定と前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する一の操作対応ファイル名の指定とファイル単位のデータ操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記一の操作対応ファイル名に対応する前記メディア操作を、前記一の操作対応ファイル名に対応する記憶メディアを対象に実行する、ことを特徴とする。
請求項3のメディア接続装置は、前記サーバ手段は、前記ホスト装置がブラウザソフトによって表示することが可能な態様で、前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する操作対応ファイル名の一覧を返信する、ことを特徴とする。
請求項4のメディア接続装置は、前記操作対応ファイル名は、対応する前記メディア操作の種類を識別する第1文字列部分と、対応する前記メディア操作の対象となる記憶メディアを識別する第2文字列部分とからなる、ことを特徴とする。
請求項5のメディア接続装置は、前記サーバ手段は、前記操作の実行による操作結果を反映した名称を持つ操作結果反映ファイル名を前記ホスト装置に返信することを特徴とする。
請求項6のメディア接続装置は、前記サーバ手段は、前記操作の実行による操作結果を反映した実体データを決定し、操作結果反映ファイル名を持ったファイルへのアクセス要求を得たら、前記実体データを前期ホスト装置に返信することを特徴とする。
請求項7のメディア接続装置は、前記サーバ手段は、操作対応ファイル名を持つファイルが、記憶メディアの実体ディレクトリとは異なるディレクトリに存在するという情報を前記ホスト装置に送信することを特徴とする。
請求項8のメディア接続装置は、前記メディア接続装置は、複数のメディア接続部が設けられ、前記操作対応ファイル名を、前記メディア接続部に接続された特定の記憶メディアに対して操作を実行するものとして決定する操作対応ファイル名決定手段を備えることを特徴とする。
請求項9のメディア接続装置は、前記メディア接続装置は、前記メディア接続部に、種別の異なる前記記憶メディアを接続可能であり、前記操作対応ファイル名を、前記メディア接続部に接続された特定の種別の記憶メディアに対して操作を実行するものとして決定する操作対応ファイル名決定手段を備えることを特徴とする。
請求項10のメディア接続装置は、前記ネットワークを介して送信される印刷データに基づいて印刷を実行可能なネットワークプリンタに組み込まれてなることを特徴とする。
請求項11のメディア接続システムは、記憶メディアを接続するメディア接続部と、ディレクトリ名の指定とファイル名の指定とファイル単位の操作とを示すコマンドをホスト装置からサーバ装置へと送信する手順が定められたプロトコルに準拠するサーバ手段と、を備えたメディア接続装置と、ネットワークを介してそのメディア接続装置と接続されたホスト装置と、を備えたメディア接続システムであり、前記サーバ手段は、前記記憶メディアと、メディア対応ディレクトリ名と、を対応付けて記憶し、ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順でメディア対応ディレクトリ名の指定と一のファイル名の指定とファイル単位のファイル操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記メディア対応ディレクトリ名に対応する記憶メディアが記憶しており前記一のファイル名を持つファイルを対象に前記ファイル単位のファイル操作を行ない、前記サーバ手段は、さらに、前記記憶メディアのフォーマット、前記記憶メディアが記憶する全ファイルの消去、前記記憶メディアが記憶するファイルのうち所定条件のファイルを除く全ファイルの消去、のいずれかを少なくとも含む前記記憶メディア単位のメディア操作と、操作対応ファイル名と、を対応付けて記憶し、ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記メディア対応ディレクトリ名とは異なる仮想ディレクトリ名の指定と前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する一の操作対応ファイル名の指定とファイル単位のデータ操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記一の操作対応ファイル名に対応する前記メディア操作を、前記記憶メディアを対象に実行する、ことを特徴とする。
請求項12のメディア接続システムの操作方法は、記憶メディアを接続するメディア接続部と、ディレクトリ名の指定とファイル名の指定とファイル単位の操作とを示すコマンドをホスト装置からサーバ装置へと送信する手順が定められたプロトコルに準拠するサーバ手段と、を備えたメディア接続システムを、前記サーバ手段は、前記記憶メディアと、メディア対応ディレクトリ名と、を対応付けて記憶し、ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順でメディア対応ディレクトリ名の指定と一のファイル名の指定とファイル単位のファイル操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記メディア対応ディレクトリ名に対応する記憶メディアが記憶しており前記一のファイル名を持つファイルを対象に前記ファイル単位のファイル操作を行ない、前記サーバ手段は、さらに、前記記憶メディアのフォーマット、前記記憶メディアが記憶する全ファイルの消去、前記記憶メディアが記憶するファイルのうち所定条件のファイルを除く全ファイルの消去、のいずれかを少なくとも含む前記記憶メディア単位のメディア操作と、操作対応ファイル名と、を対応付けて記憶し、ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記メディア対応ディレクトリ名とは異なる仮想ディレクトリ名の指定と前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する一の操作対応ファイル名の指定とファイル単位のデータ操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記一の操作対応ファイル名に対応する前記メディア操作を、前記記憶メディアを対象に実行する、ように操作することを特徴とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
請求項1のFTP型処理装置、請求項11のFTPシステム、請求項12のFTPシステムの操作方法によれば、FTP型処理装置にはFTPプロトコルに対応したFTPサーバが備えられており、ホスト装置にはFTPプロトコルに対応したFTPクライアントが備えられている。FTPサーバは、ネットワークを介したFTP通信によるFTPクライアントからのコマンドに従い、記憶メディアを単位とした操作に対応付けられた操作対応ファイル名を持つファイルの存在を示す情報(操作対応ファイル名を持つファイルを実際に存在させる必要はない、もちろん、存在させてもよい)をFTPクライアントへ送信する。FTPクライアントは、FTPサーバから送信された情報に従って、操作対応ファイル名を持ったファイルへのアクセス要求を行う。アクセス要求を受けたFTPサーバは、アクセス要求を受けた操作対応ファイル名に対応する操作を実行することで、メディアそのものやメディアを単位とした操作を直接行う。
すなわち、FTPプロトコルの拡張変更を行なうことなく、FTPプロトコルに準拠したクライアントからFTPサーバ上のメディアそのものやメディアを単位とした操作を直接行えるようにできる。
請求項2のFTP型処理装置によれば、ユーザがFTPサーバ上のメディアに対して行った操作結果を確認することができる。
請求項3のFTP型処理装置によれば、ユーザがFTPサーバ上のメディアに対して行った操作結果をファイル名に与えられた制限に縛られることなく得ることができる。
請求項4のFTP型処理装置によれば、記憶メディアと操作対応ファイル名を持つファイルと異なる場所に配置されるため、ユーザがFTPサーバ上の操作対応ファイル名を持つファイルに誤ってアクセスする可能性を抑えられる。
請求項5のFTP型処理装置によれば、ユーザは操作するメディアの種類を特定することができるため、意図したメディアに対して、容易に操作を行うことができる。
請求項6のFTP型処理装置によれば、ユーザは操作する記憶メディアの種類を特定することができるため、例えば、種類は異なるが、用いるスロットが同じメディアに対しても、意図したメディアに対して、容易に操作を行うことができる。
請求項7のFTP型処理装置によれば、ユーザはFTP型処理装置に接続された記憶メディアに対してフォーマット操作を行うことができる。
請求項8のFTP型処理装置によれば、ユーザはFTP型処理装置に接続された記憶メディアに対してファイル消去を行うことができる。
請求項9のFTP型処理装置によれば、ユーザはFTP型処理装置に接続された記憶メディアに対してファイルコピーを行うことができる。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明するFTPシステムの構成は、本発明を具現化するための単なる一例であり、本発明の要旨を変更しない範囲で構成を適宜変更できることは当然である。図1は、上記FTPシステム1の概略構成を示すブロック図である。FTPシステム1は、プリンタ80と、該プリンタ80をネットワークプリンタとして使用するホスト装置(パーソナルコンピュータ:以下、「PC]ともいう)3とがネットワーク410にて通信可能にされている。
なお、ネットワーク410は、図示したような有線のネットワークでもよいし、無線のネットワークでもよい。
図2は、プリンタ80の外観構成を示すものである。該プリンタ80は、いわゆる多機能装置(MFP:Multi Function Peripheral)であり、FTP型処理装置をなすマルチリーダライタ2をプリンタに組み込んだプリンタ複合機として構成されている。具体的には、装置前面にメディア接続用スロット(以下、単に「スロット」ともいう)16〜19が露出するように配設されたマルチリーダライタ2とを一体的に備えてなり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能などを有する。
なお、メディア接続用スロットに代えて、あるいは併設して、USB接続部を備え、記憶メディアとしてのUSBメモリが接続できる構成でもよいし、無線接続部を備え、記憶メディアとしての無線機能を持ったメモリーカードを接続できる構成でもよい。
プリンタ80は、PC3とネットワーク接続されて、PC3とマルチリーダライタ2に挿入されたメモリーカードとの間でデータ通信を行なうリーダライタ装置として機能する。また、PC3(図1)から送信された印刷データに基づき、画像や文書を所定の用紙に印刷する。また、マルチリーダライタ2によってメモリーカード(記憶メディア)から読み取られた印刷データに基づいても、画像や文書を所定の用紙に印刷する(直接印刷)。また、スキャナ部により読み取られた画像データをPC3へ送信したり、スキャナ部で読み取った画像を、印刷部を用いてコピーしたりすることも可能である。
プリンタ80のマルチリーダライタ2は、図2に示すように、メディア接続用スロット16〜19として、第1メモリーカード11を挿入するための第1スロット16と、第2メモリーカード12を挿入するための第2スロット17と、第3メモリーカード13を挿入するための第3スロット18と、第4メモリーカード14を挿入するための第4スロット19とを備えている。また、その他のメモリーカード(xDピクチャーカード(登録商標、以下「XD」と略称する)など)のスロットを備える構成としてもよい。
図3は、上記プリンタ80の電気的構成を示すブロック図である。プリンタ80は、その内部に、各構成部を制御するCPU34と、制御プログラムや種々のデータ等を格納するROM35(本実施形態では、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにて構成している)と、CPU34による演算の作業領域となるRAM37と、がバス33を介して相互にデータ転送が可能なように接続されている。また、バス33には、フラッシュメモリ制御用LSIを介して各スロット16〜19が接続されている。これらスロット16〜19に着脱可能に接続される各第1〜第4メモリーカード11〜14は、例えば、CF、SM、MS、SDなど、データの書込み、書き換え、消去、読出しなどが可能なフラッシュメモリを搭載したカード型記憶メディアである。なお、上記のスロット16〜19は、いずれかの種類のメモリーカードを択一的に接続可能である。
バス33には、印刷部82、スキャナ部132、電話線I/F133、LCD、キーボード及びカーソル移動キーなどからなる操作・表示部91が繋がれている。さらに、バス33には、LANI/F24が接続されている。LANI/F24は、第一のネットワークを介してホスト装置であるPC3と接続している。複数のPC3及びプリンタ80はTCP/IPネットワーク410にて相互接続されている(図1参照)。
ROM35には、マルチリーダライタ2の動作制御プログラム及び、印刷制御、スキャン制御、FAX通信制御などを司る各々の制御プログラムが格納され、CPU34は、これらプログラムを、RAM37を実行エリアとして実行することで、プリンタ複合機としての総合的な動作制御を行なう。
ROM35にはさらに、FTPサーバプログラムが格納されている。また、TCP/IPネットワーク410上にてプリンタ80が特定されるためのIPアドレス及びサブネットマスクもROM35に記憶されている。さらに、操作対応ファイル名決定プログラム、操作実行プログラムもROM35に記憶されている。
メディア接続用スロット16〜19には、メモリーカード(記憶メディア)11〜14が接続される。また、PC3は、ハードディスクなどからなるローカルディスク3Lと、液晶ディスプレイなどからなるモニタ3Mとを備え、ローカルディスク3Lには、FTPクライアントプログラムが組み込まれたブラウザがインストールされている。
プリンタ80側では、前述した各々の制御プログラムと、状態反映ファイル名決定プログラム、及びFTPサーバプログラムが、CPU34で実行されることにより、FTPサーバ手段、操作対応ファイル名決定手段、操作実行手段、がシステム上で実現されている。
以下、通信システム1におけるデータシーケンスを、図6のシーケンス図を用いて説明する。このシーケンス図は、PC3側でユーザがFTPクライアント機能が組み込まれたブラウザを立ち上げ、図5に示すように、プリンタ80のノード名「ftp://brn_a821ea」を入力し、アクセスを開始させたときに始まる。なお、PC3側にノード名「ftp://brn_a821ea」へのショートカットを用意しておき、そのショートカットを操作することで、ブラウザが起動後そのままプリンタ80へアクセスするよう構成していてもよい。
まず、PC3(FTPクライアント)はプリンタ80(FTPサーバ)にアクセスするために、FTPに割り当てられた21番ポートにてコネクトする(J1)。プリンタ80はPC3に対しユーザ名要求レスポンスを送信する(J2)。PC3はこれを受けてプリンタ80にFTPサーバにログインするためのユーザ名を送信する(J3)。
次に、プリンタ80からPC3にパスワード要求レスポンスを送信する(J4)。そして、該パスワード要求レスポンスを受けたPC3からプリンタ80に、該ホスト装置にて入力されたパスワードを送信する(J5)。プリンタ80では、受信したパスワードとユーザ名とに基づいてログインユーザを認証し、認証受理の場合に該ログインユーザのFTPサーバ(プリンタ80)へのログインを許可する応答をPC3へ返信する(J6)。
FTPサーバへのログインが許可されたPC3は、続いて、ルートディレクトリへのアクセスを要求するコマンド「cd/ (change directory root)」を発行する(J7)。
このコマンドを受信したプリンタ80は、ルートディレクトリへアクセスし(カレントディレクトリをルートディレクトリに変更することを試み)、成功したことを示すコードをPC3へ返信する(J8)。
なお、ルートディレクトリへのアクセスに失敗すれば、前述したようにレスポンスコード「550」などが返信されることになる。この実施形態では、記憶メディアが未接続の状態でも、ルートディレクトリへのアクセスが成功したことを示すコードをPC3へ返信するように工夫している。
ルートディレクトリへのアクセスが成功したことを示すコードを受信したPC3は、このルートディレクトリに対するlistコマンドを発行する(J9)。listコマンドを受信したプリンタ80は、メディア接続部の状態や、操作対応ファイル名決定プログラムによって決定された、操作対応ファイル名を有したファイルを含むディレクトリが、ルートディレクトリに存在している、との情報を送信する(J10)。
この実施例では、ルートディレクトリに_CONTROLディレクトリが存在していないにもかかわらず、”存在している”という通知を行うこととする。この通知を受け取ったPC3は通知どおり、ルートディレクトリに_CONTROLディレクトリが存在していることを示す表示を画面上に行う。表示例を図4に示す。
_CONTROLディレクトリの中にはユーザがメディアに対して操作を行うための操作対応ファイル名を持ったファイルが存在している通知をおこなう。
CARDROOTディレクトリの中には、各スロットに対応したディレクトリを配置し、名前をCF、MS、SD、SMとする。表示例を図5に示す。名前は、利用するメディアに対して任意につけてもよい。
また、各スロットに対応したディレクトリ名は、FTPサーバにがどのようなスロットを搭載しているかを検出し、その結果に従って決定する。FTPサーバが搭載するスロットが固定である場合は、そのスロットに対応した固定のディレクトリ名に決定してもよい。
さらに、プリンタ80は、先に述べたlistコマンドへの応答として「CARDROOT」というディレクトリ名を持ったディレクトリが存在しているとの情報も送信している。この情報を受信したPC3は、「CARDROOT」というディレクトリ名とアイコンを表示する。プリンタ80は、このディレクトリ名を、記憶メディアの最上位ディレクトリを示すディレクトリ名として決定し、PC3へ送信している。ユーザがこのディレクトリを開くことに応じ、このディレクトリへのアクセスをPC3が要求してきた場合(具体的には、「cd/CARDROOT」の送信とlistコマンドの送信が続けて行われる)、プリンタ80は記憶メディアの最上位ディレクトリに記憶されているファイルのファイル名それぞれをPC3に返信する。これを受信したPCは、図5で示すように、接続された記憶メディアを一覧表示することになる。
以下、フローチャート等を参照して、本発明の処理を説明する。
図7は、プリンタ80におけるCPU34がFTPサーバプログラムに従って実行するFTPサーバ処理の動作フローである。FTPサーバ処理は、プリンタ80の起動に伴って動作が開始される。
図7で示すFTPサーバ処理では、まず、仮想ディレクトリツリーの初期化処理を行い、FTPサーバ処理でCPUが管理するディレクトリツリーをRAMなどのメモリ上に形成する(S100)。続いて、FTPポートのオープンなど、FTPサーバとしてネットワーク機器と接続するための準備を行う(S110)。続いてFTPサーバとして、ファイルへのアクセス要求の受信、要求への応答などの定常動作処理を実行する(S120)。以降、プリンタ80の電源が切断されたり、リセットなどが行われるまで、定常動作し続ける。
図8は、S110における仮想ディレクトリツリーの初期化処理を詳細に示したフローチャートである。まず、CPU34は、仮想ディレクトリツリーの構成を管理するために必要なメモリ、FTPサーバシステムを管理するために必要なメモリをRAMなどに確保する(S200)。
続いて、確保したメモリ上の仮想ディレクトリツリーに、FTPサーバのルートディレクトリ用の管理領域を確保する(S205)。続いて、確保したルートディレクトリ用の管理領域を初期化する。ここでは、ディレクトリ名称がないこと、ディレクトリの実体は、先に述べたシステム領域に存在すること、ディレクトリ内に格納されたファイルのファイル名はない(すなわち、ディレクトリ内にファイルがない)こと、サブディレクトリはない、という属性を管理領域に設定する(S210)。
続いて、確保したメモリ上の仮想ディレクトリツリーに、にサブディレクトリ1用の管理領域を確保する(S215)。
続いて、確保したサブディレクトリ1用の管理領域を初期化する。ここでは、ディレクトリ名称をCARDROOT、ディレクトリの実体はない、ディレクトリ内に格納されたファイルのファイル名はない(すなわち、ディレクトリ内にファイルがない)こと、サブディレクトリはない、という属性を管理領域に設定する(S220)。
続いて、確保したメモリ上の仮想ディレクトリツリーに、にサブディレクトリ2用の管理領域を確保する(S225)。
続いて、確保したサブディレクトリ2用の管理領域を初期化する。ここでは、ディレクトリ名称を_CONTROL、ディレクトリの実体はない、ディレクトリ内に格納されたファイルのファイル名はない(すなわち、ディレクトリ内にファイルがない)こと、サブディレクトリはない、という属性を管理領域に設定する(S230)。続いて、確保したメモリ上の仮想ディレクトリツリーに、にサブディレクトリ2−1〜2−4用の管理領域を確保する(S235)。
続いて、確保したサブディレクトリ2用の管理領域を初期化する。ここでは、ディレクトリ名称をCF、MS、SD、SM、ディレクトリの実体はない、ディレクトリ内に格納されたファイルのファイル名は、Format**MemoryCard.txt、EraseAllFilesIn**MemoryCard.txt、EraseAllFilesExceptALastFileIn**MemoryCard.txt(**にはCF、MS、SD、SM等の記憶メディアを表す文字列が入る)であり、サブディレクトリとしてそれぞれCARDCOPYを持つという属性を管理領域に設定する(S240)。
続いて、確保したメモリ上の仮想ディレクトリツリーに、にサブディレクトリ2−1−1〜2−4−1用の管理領域を確保する(S245)。
続いて、確保したサブディレクトリ2用の管理領域を初期化する。ここでは、ディレクトリ名称をCARDCOPY、ディレクトリの実体はない、ディレクトリ内に格納されたファイルのファイル名は、CopyAllFilesIn**toCF.txt、CopyAllFilesIn**toMS.txt、CopyAllFilesIn**toSD.txt、CopyAllFilesIn**toSM.txt(**にはCF、MS、SD、SM等の記憶メディアを表す文字列が入る)であり、サブディレクトリはないという属性を管理領域に設定する(S250)。
続いて、確保したルートディレクトリ用の管理領域を更新する。サブディレクトリ情報をサブディレクトリ1、サブディレクトリ2とすることで、CARDROOTと_CONTROLの二つのディレクトリがルートディレクトリ内において認識される。
続いて、先に述べたルートディレクトリがカレントディレクトリであると認識する(S260)。このように認識しておくことで、FTPサーバにアクセスしてきたFTPクライアント(以下、クライアントとも呼ぶ)が、「cd /」することなくlistコマンドを送信してきた場合でも、プリンタ80はカレントディレクトリであるルートディレクトリ内に存在するファイルのファイル名およびサブディレクトリ名を返信するようになる。
なお、図22(a)は、仮想ディレクトリツリーの初期化処理によって構成される仮想ディレクトリツリーを示す概念図である。
図9は、図7の(S120)における定常動作処理を詳細に示したフローチャートである。まず、FTPサーバとしての初期化が終了すると、CPU34はクライアントからのログイン(図6:J1参照)を待つログインウェイト状態になる(S300)。続いて、クライアントからのログインリクエストがなければ(S310:NO)、再びログインウェイト状態になる。クライアントからのログインリクエストがあれば(S310:YES)、ログインシーケンスを実行し(S320)(図6:J2〜J5参照)、ログインシーケンスが失敗ならば(S330:NO)、再びログインウェイト状態になる。
ログインシーケンスが成功ならば(S330:YES)、クライアントにログイン成功を示すコードを送信し(図6:J6参照)、クライアントからのFTPコマンドを待つ、コマンドウェイト状態になる(S340)。
クライアントから「cd」コマンドがあれば(S350:YES)、コマンドに応じたcd処理を実行する(S360)。
クライアントから「list」コマンドがあれば(S370:YES)、コマンドに応じたlist処理を実行する(S380)。
クライアントから「get」コマンドがあれば(S390:YES)、コマンドに応じたget処理を実行する(S400)。
クライアントから「put」コマンドがあれば(S410:YES)、コマンドに応じたput処理を実行する(S420)。
クライアントからのその他のコマンドがあれば、その他のコマンドに応じた処理を実行する(S430)。
それぞれの処理を実行するか、クライアントからコマンドがなければ、プリンタ80のシャットダウン処理などで、プログラムを終了する指示がないか判断する(S440)。プログラムを終了する指示がなければ(S440:NO)、再びコマンドウェイト状態になり、プログラムを終了する指示があれば(S440:YES)、FTPサーバとしての機能を終了するシャットダウン処理を行い(S450)、定常動作を終了する。
図10は、図9のS360におけるcd処理を詳細に示したフローチャートである。cd処理では、cdコマンドにより指定されたディレクトリを、カレントディレクトリとして認識する、換言すれば、カレントディレクトリを切り替える処理を行う。
まず、CPU34は、現在の装置状態に基づいて、仮想ファイル情報を作成する(S500)。続いて、対象とするディレクトリをコマンドが指定していれば(S510:YES)、クライアントからコマンドによって指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在するかを判断する(S520)。指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在する、または実体ディレクトリの中に存在する場合(S520:YES)は、指定されたディレクトリをカレントディレクトリであると認識し(S530)、コマンドが成功したことを示すOKコードをクライアントに送信し(S540)、cd処理を終了する。
なお、FTPサーバ処理においては、カレントディレクトリが認識しなおされない限りは、cdコマンドで指定されたディレクトリがカレントディレクトリとして認識され続けることになる。
指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在せず、かつ、実体ディレクトリの中に存在しない場合(S520:NO)、指定されたディレクトリをカレントディレクトリであると認識せず、コマンドが失敗したことを示すNGコードをクライアントに送信し(S550)、cd処理を終了する。
一方、S510で、対象とするディレクトリをコマンドが指定していなければ(S510:NO)、コマンドは、カレントディレクトリを指定しているものであると認識し(S560)、S530以降の処理を実行する。
図11は、図9のS380におけるlist処理を詳細に示したフローチャートである。list処理では、listコマンドにより指定されたディレクトリに存在するファイルのファイル名およびディレクトリのディレクトリ名を、クライアントに返信する、換言すれば、クライアントが指定したディレクトリ内のファイルおよびディレクトリのリストをクライアントに認識させる処理を行う。まず、CPU34は、現在の装置状態に基づいて、仮想ファイル情報を作成する(S600)。続いて、対象とするディレクトリをコマンドが指定していれば(S610:YES)、クライアントからコマンドによって指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在するかを判断する(S620)。続いて、指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在する場合(S620:YES)、さらに、指定されたディレクトリの実体がシステム領域内であるか否かを判断する(S630)。指定されたディレクトリの実体がシステム領域内ならば(S630:YES)、指定されたディレクトリ用の管理領域に記憶されたファイル名およびサブディレクトリ名をクライアントに送信し(S640)、list処理を終了する。すなわち、プリンタ80や、プリンタ80に接続された記憶メディアの状態を示すファイル名など、本発明ならでは特別なファイル名をクライアントに送信する。
指定されたディレクトリの実体がシステム領域内でない、換言すれば、記憶メディアなどの記憶装置内にあるならば(S630:NO)、指定されたディレクトリに記憶されたファイル名およびサブディレクトリ名をクライアントに送信し(S650)、list処理を終了する。すなわち、記憶メディアなどに実際に記憶されているファイルおよびディレクトリのファイル名およびディレクトリ名を送信する。
指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在せず、かつ、実体ディレクトリの中に存在しない場合(S620:NO)、コマンドが失敗したことを示すNGコードをクライアントに送信し(S660)、list処理を終了する。一方、S610で、対象とするディレクトリをコマンドが指定していなければ(S610:NO)、コマンドは、カレントディレクトリを指定しているものであると認識し(S670)、S630以降の処理を実行する。
図12は、図9のS400におけるget処理を詳細に示したフローチャートである。get処理では、getコマンドにより指定されたファイルの実体データを、クライアントに返信する、換言すれば、クライアントが指定したファイルの実体データをクライアントに取得させる処理を行う。まず、CPU34は、現在の装置状態に基づいて、仮想ファイル情報を作成する(S700)。続いて、対象とするファイルをコマンドが指定しているかどうかを判断する(S710)。対象とするファイルが指定されていれば、どこのディレクトリ内のファイルを対象としているか(対象とするディレクトリはどこか)をコマンドが指定しているかどうかを判断する(S720)。
対象とするディレクトリをコマンドが指定していれば(S720:YES)、クライアントからコマンドによって指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在するかを判断する(S730)。
指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在する場合(S730:YES)、さらに、指定されたディレクトリの実体がシステム領域内であるか否かを判断する(S740)。指定されたディレクトリの実体がシステム領域内ならば(S740:YES)、指定されたディレクトリ用の管理領域に記憶された情報に基づいて、メモリーカードの操作処理を行う(S750)。ファイルの実体データを取得できたならば(S760:YES)、クライアントに実体データを送信し(S770)、get処理を終了する。
ファイルの実体データを取得できなかったならば(S760:NO)、コマンドが失敗したことを示すNGコードをクライアントに送信し(S780)、get処理を終了する。
指定されたディレクトリの実体がシステム領域内でない、換言すれば、記憶メディアなどの記憶装置内であるならば(S740:NO)、指定されたディレクトリに記憶されたファイルの実体データを取得し(S790)、S760以降の処理を実行する。すなわち、記憶メディアなどに実際に記憶されているファイルの実体データを送信する。
指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在せず、かつ、実体ディレクトリの中に存在しない場合(S730:NO)、コマンドが失敗したことを示すNGコードをクライアントに送信し(S780)、get処理を終了する。一方、S720で、対象とするディレクトリをコマンドが指定していなければ(S720:NO)、コマンドは、カレントディレクトリ内のファイルを対象として指定しているものであると認識し(S800)、S740以降の処理を実行する。また、対象とするファイルをコマンドが指定していなければ(S710:NO)、コマンドが失敗したことを示すNGコードをクライアントに送信し(S780)、get処理を終了する。
図13は図12のS750におけるメモリーカード操作処理を示したフローチャートである。メモリーカード操作処理では指定されたファイルに従ってメモリーカードの操作(フォーマット、メモリーカード内のファイルの削除等)を行い、操作結果を記したファイルをクライアントに送信する。まず、CPU34は、指定されたファイルの種類を判別する。
指定されたファイルがFormat**MemoryCard.txtであった場合(S900:YES)、CPU34は**で指定されたメモリーカードに対してフォーマット操作処理を行い(S910)、操作結果を記したtxtファイルの実体を取得し(S915)、メモリーカード操作処理を終了する。フォーマット操作処理に限らず、S915で取得されたファイルの実体は、S770にてクライアントに送信される。また、メモリーカード操作処理で指定するファイルのファイル名はこれに限らず適宜変更してもよい。
指定されたファイルがEraseAllFilesIn**MemoryCard.txtであった場合(S920:YES)、CPU34は**で指定されたメモリーカードに対して全ファイル削除操作処理を行い(S925)、操作結果を記したtxtファイルの実体を取得し(S915)、メモリーカード操作処理を終了する。また、メモリーカード操作処理で指定するファイルのファイル名はこれに限らず適宜変更してもよい。
指定されたファイルがEraseAllFilesExceptALastFileIn**MemoryCard.txtであった場合(S930:YES)、CPU34は**で指定されたメモリーカードに対して最新のファイルを除く全ファイル削除操作処理を行い(S935)、操作結果を記したtxtファイルの実体を取得し(S915)、メモリーカード操作処理を終了する。また、メモリーカード操作処理で指定するファイルのファイル名はこれに限らず適宜変更してもよい。
指定されたファイルがCopyAllFiles**to○○MemoryCard.txt(**、○○にはCF、MS、SD、SM等の記憶メディアを表す文字列が入る)であった場合(S940:YES)、CPU34は**で指定されたメモリーカードから○○で指定されたメモリーカードに対してコピー操作処理を行い(S945)、操作結果を記したtxtファイルの実体を取得し(S915)、メモリーカード操作処理を終了する。また、メモリーカード操作処理で指定するファイルのファイル名はこれに限らず適宜変更してもよい。
指定されたファイルがCopyAllFilesIn**toAllInsertedMemoryCards.txtであった場合(S950:YES)、CPU34は**で指定されたメモリーカードからメディア接続用スロット16〜19に接続されている全メモリーカードに対してコピー操作処理を行い(S955)、操作結果を記したtxtファイルの実体を取得し(S915)、メモリーカード操作処理を終了する。また、メモリーカード操作処理で指定するファイルのファイル名はこれに限らず適宜変更してもよい。
指定されたファイルがファイル操作に定義づけられている操作対応ファイル名のいずれにも当てはまらなかった場合(S950:NO)、CPU34は指定のディレクトリ用の管理領域に記憶された情報に基づいてファイルの実体を取得する(S960)。その後、操作結果を記したtxtファイルの実体を取得し(S915)、メモリーカード操作処理を終了する。
図14は図13のS910におけるフォーマット操作処理を詳細に示したフローチャートである。まず、CPU34は、フォーマット対象となるメモリーカードが接続されているかどうかを判別する(S1000)。メモリーカードが接続されていれば(S1000:YES)、そのメモリーカードに対してフォーマット操作を行う。(S1010)フォーマットを開始したらフォーマット中であることを示すFormat**MemoryCard.txtを生成し(S1020)、フォーマット操作処理を終了する。メモリーカードが接続されていなければ、(S1000:NO)メモリーカードが接続されていないことを示すFormat**MemoryCard.txtを生成し(S1020)、フォーマット操作処理を終了する。ここで、フォーマット終了を待たずにFormat**MemoryCard.txtを生成し、フォーマット操作処理を終了しているため、getコマンドへの応答をクライアントへ短時間で返すことができ、クライアントがタイムアウトエラーとなることを防ぐことができる。Format**MemoryCard.txtの内容の例を図15(a)、図15(b)に示す。フォーマット操作が開始された場合の内容が図15(a)、メモリーカードが接続されてない場合が図15(b)となる。
図16は図13のS920における全ファイル削除操作処理を詳細に示したフローチャートである。まず、CPU34は、全ファイル削除対象となるメモリーカードが接続されているかどうかを判別する(S1100)。メモリーカードが接続されていれば(S1100:YES)、そのメモリーカードに対して全ファイル削除を行う(S1110)。CPU34が、全ファイル削除を開始したら全ファイル削除を実行していることを示すEraseAllFilesIn**MemoryCard.txtを生成し(S1120)、全ファイル削除処理を終了する。ここで、全ファイル削除の終了を待たずにEraseAllFilesIn**MemoryCard.txtを生成し、フォーマット操作処理を終了しているため、getコマンドへの応答をクライアントへ短時間で返すことができ、クライアントがタイムアウトエラーとなることを防ぐことができる。メモリーカードが接続されていなければ、(S1100:NO)メモリーカードが接続されていないことを示すEraseAllFilesIn**MemoryCard.txtを生成し(S1120)、全ファイル削除処理を終了する。
図17は図13のS930における最新のファイルを除く全ファイル削除操作処理を詳細に示したフローチャートである。まず、CPU34は、ファイル削除対象となるメモリーカードが接続されているかどうかを判別する(S1200)。メモリーカードが接続されていれば(S1200:YES)、そのメモリーカードに対して最新のファイルを除いて全ファイルの削除を行う(S1210)。最新のファイルを除く全ファイルの削除が開始されたら最新のファイルを除く全ファイルの削除を実行していることを示すEraseAllFilesExceptALastFile**MemoryCard.txtを生成し(S1220)、最新のファイルを除く全ファイル削除操作処理を終了する。ここで、最新のファイルを除く全ファイル削除の終了を待たずにEraseAllFilesIn**MemoryCard.txtを生成し、フォーマット操作処理を終了しているため、getコマンドへの応答をクライアントへ短時間で返すことができ、クライアントがタイムアウトエラーとなることを防ぐことができる。メモリーカードが接続されていなければ、(S1200:NO)メモリーカードが接続されていないことを示すEraseAllFilesExceptALastFile**MemoryCard.txtを生成し(S1220)、全ファイル削除処理を終了する。
図18は図13のS940における**から○○へのコピー操作処理を詳細に示したフローチャートである。まず、CPU34は、コピー元となるメモリーカードが接続されているかどうかを判別する(S1250)。メモリーカードが接続されていれば(S1250:YES)、CPU34はコピー先となるメモリーカードが接続されているかどうかを判別する(S1260)。コピー先となるメモリーカードが接続されていれば(S1260:YES)、コピー元のメモリーカードの内容をコピー先のメモリーカードにコピーする処理を開始する(S1270)。CPU34が、コピーを開始したらコピーを実行していることを示すCopyAllFilesIn**to○○.txtを生成し(S1280)、**から○○へのコピー操作処理を終了する。ここで、コピー処理の終了を待たずにCopyAllFilesIn**to○○.txtを生成し、コピー操作処理を終了しているため、getコマンドへの応答をクライアントへ短時間で返すことができ、クライアントがタイムアウトエラーとなることを防ぐことができる。
CopyAllFilesIn**to○○.txtに書き込まれる操作結果の例としては、SDカードが挿入されていない場合、「SDカードが挿入されていません。挿入してから、このファイルを操作してください。」とすることや、**から○○に対してコピーを行った場合に、「**メモリーカードの内容を○○メモリーカードにコピーをしています。アクセスランプの点滅が点灯に変わるまでお待ちください。」とすること等があげられる。
コピー元のメモリーカードが接続されていない(S1250:NO)、または、コピー先のメモリーカードが接続されていなければ(S1260:NO)、コピーできなかったことを示すCopyAllFilesIn**to○○.txtを生成し(S1280)、**から○○へのコピー操作処理を終了する。
続いて、**から全メモリカードへのコピー操作処理について説明する。**を代表してSDカードから全メモリーカードへのコピー操作処理を行う場合を挙げる。
図19はSDカードから全メモリーカードへのコピー操作処理を詳細に示したフローチャートである。まず、CPU34は、各メモリーカードが接続されているかどうかを示す変数の値の初期化を行う(S1600)。
続いて、CPU34は、SDカードが接続されているかどうかの判別を行う(S1610)。SDカードが接続されていれば(S1610:YES)、SDカードが接続されているかどうかを示す変数Flag_SDを1とする(S1620)。SDカードが接続されていなければ、(S1610:NO)コピーできなかった旨を示すCopyAllFilesInSDtoAllInsertedMemoryCards.txtを生成し(S1690)、SDカードから全メモリーカードへのコピー操作処理を終了する。
続いて、CPU34は、CFカードが接続されているかどうかの判別を行う(S1630)。CFカードが接続されていれば(S1630:YES)、CFカードが接続されているかどうかを示す変数Flag_CFを1とする(S1640)。
続いて、CPU34は、MSカードが接続されているかどうかの判別を行う(S1650)。MSカードが接続されていれば(S1650:YES)、MSカードが接続されているかどうかを示す変数Flag_MSを1とする(S1660)。
続いて、CPU34は、SMカードが接続されているかどうかの判別を行う(S1650)。SMカードが接続されていれば(S1670:YES)、SMカードが接続されているかどうかを示す変数Flag_SMを1とする(S1680)。
続いて、CPU34は、各メモリーカードが接続されているかどうかを示す変数の値を確認する(S1700)。まず、Flag_SDが1であるかどうかを確認する。Flag_SDが1であれば(S1700:YES)、Flag_CFの内容を確認する。Flag_SDが1でなければ(S1700:NO)CPU34は、SDカードから全メモリーカードへのコピー操作処理を終了する。
続いて、CPU34は、Flag_CFの内容を確認する(S1710)。Flag_CFが1であれば(S1710:YES)、SDカードの内容のCFカードへのコピーを開始する(S1720)。Flag_CFが1でなければ(S1710:NO)CPU34は、コピーを行わずにFlag_MSの確認を行う。
続いて、CPU34は、Flag_MSの確認を行う(S1730)。Flag_MSが1であれば(S1730:YES)、SDカードの内容のMSカードへのコピーを開始する(S1740)。Flag_MSが1でなければ(S1730:NO)CPU34は、コピーを行わずにFlag_SMの確認を行う。
続いて、CPU34は、Flag_SMの確認を行う(S1750)。Flag_SMが1であれば、SDカードの内容のSMカードへのコピーを開始する(S1760)。Flag_SMが1でなければ(S1750:NO)CPU34は、コピーを行わずに次の処理へ移る。
続いて、CPU34は、コピーを行ったメディア操作の履歴が記録されたCopyAllFilesInSDtoAllInsertedMemoryCards.txtを生成し(S1690)、SDカードから全メモリーカードへのコピー操作処理を終了する。ここで、コピー処理の終了を待たずにCopyAllFilesInSDtoAllInsertedMemoryCards.txtを生成し、コピー操作処理を終了しているため、getコマンドへの応答をクライアントへ短時間で返すことができ、クライアントがタイムアウトエラーとなることを防ぐことができる。
図19ではSDから全メモリーカードへのコピー操作処理を例にあげたが、CFカードをはじめとする他のメモリーカードからコピーする場合も同様の処理を行う。また、SDカード、CFカード、MSカード、SMカード以外のメディア(XDカードなど)を用いてもよい。
CopyAllFilesInSDtoAllInsertedMemoryCards.txtに書き込まれる操作結果の例としては、**メモリーカードから○○メモリーカードと▲▲メモリーカード(**、○○、▲▲にはCF、MS、SD、SM等の記憶メディアを表す文字列が入る)へコピーを行った場合に、「**メモリーカードの内容を○○メモリーカード、▲▲メモリーカードにコピーをしています。アクセスランプの点滅が点灯に変わるまでお待ちください。」とすること等があげられる。
図20は、図9のS420におけるput処理を詳細に示したフローチャートである。put処理では、クライアントからputコマンドにより送信されたファイルの実体データを、FTPサーバ内の記憶装置に記憶する、換言すれば、クライアントが指定したファイルの実体データをFTPサーバに書き込ませる処理を行う。まず、CPU34は、現在の装置状態に基づいて、仮想ファイル情報を作成する(S1300)。続いて、ファイルを記憶するディレクトリ(対象とするディレクトリ)をコマンドが指定しているかどうかを判断する(S1310)。対象とするディレクトリをコマンドが指定していれば(S1310:YES)、クライアントからコマンドによって指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在するかを判断する(S1320)。指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在する場合(S1320:YES)、さらに、指定されたディレクトリの実体がシステム領域内であるか否かを判断する(S1330)。指定されたディレクトリの実体がシステム領域内ならば(S1330:YES)、コマンドが失敗したことを示すNGコードをクライアントに送信し(S1360)、put処理を終了する。すなわち、プリンタ80や、プリンタ80に接続された記憶メディアの状態を示すファイル名をクライアントに送信するために設けられた、仮想的な特別なディレクトリへのアクセスができないようにする。これにより、PC3のユーザがファイルの実体データを書き込んだと思ったにもかかわらず、ディレクトリが仮想的なために書き込まれていなかった、という事態を防ぐことができる。
指定されたディレクトリの実体がシステム領域内でない、換言すれば、記憶メディアなどの記憶装置内であるならば(S1330:NO)、指定されたディレクトリに実体データを記憶させ(S1340)、コマンドが成功したことを示すOKコードをクライアントに送信し(S1350)、put処理を終了する。すなわち、記憶メディアなどに実際に実体データを記憶する。一方、指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在せず、かつ、実体ディレクトリの中に存在しない場合(S1320:NO)、コマンドが失敗したことを示すNGコードをクライアントに送信し(S1360)、put処理を終了する。
一方、対象とするディレクトリをコマンドが指定していなければ(S1310:NO)、コマンドは、カレントディレクトリ内のファイルを対象として指定しているものであると認識し(S1370)、S930以降の処理を実行する。
図21は、図10、図11、図12、図20における仮想ファイル情報の作成処理を詳細に示したフローチャートである。
仮想ファイル情報の作成処理では、プリンタ80の装置状態(装置としての状態やFTPサーバとしての状態を含む)やプリンタ80に接続された記憶メディアの状態を確認し、状態を反映したファイル名やデータの内容を決定する、換言すれば、FTPクライアントにFTPサーバ側の状態を知らせる情報の内容を決定する処理を行う。
また、ここで、プリンタ80の状態や、メディア接続部に接続された記憶メディアの状態を確認することから、メディア接続部に別の記憶メディアが接続されなおされていても、新たな記憶メディアの状態を反映できることから、操作対応ファイル名が接続されているメモリーカードに対応するため、誤ったファイルを選択することが少なくなる。
ここで、処理の説明に戻る。
CPU34は、まず、プリンタ80の状態をチェックする(S1400)。プリンタ80が備えるメディア接続部の数や、メディア接続部に接続可能な記憶メディアの種類に関する情報も、この時取得する。
続いて、変数Nに0を代入する(S1410)。このNは、メディア接続部全てについての情報を確認するためにプログラム内で使われる変数である。
次に、Nが、メディア接続部の数より少なければ(S1420:NO)、Nに1を加算する(S1430)。
続いて、仮想ディレクトリツリー内に、サブディレクトリN(N番目のメディア接続部の状態を反映したファイルを仮想的に用意するためのサブディレクトリ)用の管理領域を確保する(S1440)。
N番目のメディア接続部(以降、第Nスロットとも称する)に記憶メディアが接続されていれば(S1450:YES)、続いて、記憶メディアの種類を確認する(S1460)。
続いて、第Nスロットのカードのフォーマットに対応するファイル名を決定する(S1470)。ファイル名は上記のフローチャートであげられた名前の他にも、FTPのルールに逸脱しない範囲で任意につけてもよい。
続いて、第Nスロットに接続された記憶メディアがフォーマット済みかを確認する(S1480)。記憶メディアがフォーマット済みであれば(S1480:YES)、第Nスロットに接続された記憶メディアの総記憶容量と残り記憶容量を確認し(S1490)、記憶メディアの総記憶容量と残り記憶容量を示すファイル名を決定する(S1500)。
続いて、記憶メディアの総記憶容量と残り記憶容量を示す画像データを決定し、記憶メディアの総記憶容量と残り記憶容量を示すファイル名を持つファイルの実体データとして認識する(S1510)。
続いて、第Nスロットに接続された記憶メディアの種類に基づいて、その種類の記憶メディアにアクセス可能であることを示すファイル名を決定する(S1520)。
続いて、第Nスロット用の管理領域を初期化する(S1540)。ここでは、ディレクトリ名称が、記憶メディアの種類と何番目の記憶部かを示す名称である、ディレクトリの実体は、記憶部Nに接続された記憶メディアに存在する、という属性を管理領域に設定する。
S1450で、第Nスロットに記憶メディアが接続されていない場合(S1450:NO)、第Nスロット用の管理領域を初期化する(S1540)。
また一方、S1170で、第Nスロットに接続された記憶メディアがフォーマット済みでない場合(S1170:NO)、第Nスロット用の管理領域を初期化する(S1540)。
続いて、ルートディレクトリの管理領域を更新する(S1550)。ここでは、ディレクトリ内に格納されたファイルのファイル名として、S1500、S1520などで決定したファイル名を追加し、また、ディレクトリ内に格納されたサブディレクトリのディレクトリ名として、S1540で第Nスロット用の管理領域に記憶されたディレクトリ名を追加する。
続いて、再びS1420に戻り、プリンタ80のメディア接続部全てについて確認が終了する(S1420:YES)まで以上の処理を繰り返す。
プリンタ80のメディア接続部全てについて確認が終了したならば(S1420:YES)、全てのメディア接続部に関する状態を確認したことになるため、繰り返しから抜ける。
そして、カレントディレクトリが仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在するかどうかを確認する(S1560)。
カレントディレクトリが仮想ディレクトリツリーの中に存在するか、あるいは、実体ディレクトリの中に存在するならば(S1560:YES)、その実体は前回の仮想ファイル情報の作成処理の時点と同じ実体かどうかを確認する(S1570)(実体が記憶メディアであるならば、前回の記憶メディアの識別子などを記憶しておき、現在のものと比較することなどが考えられる)。
実体ディレクトリが前回と同じであれば(S1570:YES)、仮想ファイル情報の作成処理を終了する。
一方、S1560で、指定されたディレクトリが、仮想ディレクトリツリーの中に存在せず、かつ、実体ディレクトリの中に存在しない場合(S1560:NO)、あるいは、S1570で、実体ディレクトリが前回と違っている場合(S1570:NO)、ルートディレクトリをカレントディレクトリであると認識し(S1580)、仮想ファイル情報の作成処理を終了する。
図22(b)は「仮想ファイル情報の作成」実行後の仮想ディレクトリツリーを示したものである。サブディレクトリ内に存在するファイルにつけられたファイル名が操作対応ファイル名となる。
図23は「仮想ファイル情報の作成」実行後のシステム領域を示したものである。システム領域内に操作対応ファイルがそれぞれ確保されていることがわかる。
図24は図22(b)におけるサブディレクトリ2−1−1のCARDCOPYの内部を示したものである。操作対応ファイル名をもった仮想ファイルが存在していることがわかる。他のサブディレクトリに関してもそれぞれのサブディレクトリに合わせて同様に仮想ファイルが配置される。
また、図14〜図19のS1020、S1120、S1220、S1280、S1690において、操作結果を記したファイルを生成するとともに/または、操作結果を示すファイル名を決定してもよい。これにより、クライアントはFTPサーバのディレクトリ情報を取得することで操作結果を知ることができる。図25はCFが未接続であったときに、CFのフォーマット操作を実行しようとした例である。
なお、FTP型処理装置の例として、プリンタ80を示したが、スキャナ装置、ディスプレイ装置、オーディオ装置、カラオケ装置、デジタルカメラ装置、プロジェクタ装置、ディスクドライブ装置、ミシン、電話機、モバイル装置、工作用装置、ロボットなど、FTPサーバ機能を有し、メディア接続部を持ちうる構成の装置であればいずれに適用しても良いことは明らかである。
本発明のFTPシステムの全体構成の概略を示すブロック図。 本発明のFTPシステムに適用されるプリンタの一例を示す斜視図。 プリンタ(カードリーダ)の電気的構成の一例を示すブロック図。 仮想ディレクトリの表示例。 接続された記憶メディアの一覧表示例。 本発明のFTPシステムの動作の一例を示すシーケンス図。 プリンタ80におけるFTPサーバ処理を示したフローチャート。 プリンタ80における仮想ディレクトリツリーの初期化処理を示したフローチャート。 プリンタ80における定常動作処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるcd処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるlist処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるget処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるメモリーカード操作処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるフォーマット操作処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるFormat**MemoryCard.txtの内容の例。 プリンタ80における全ファイル削除操作処理を示したフローチャート。 プリンタ80における最新のファイルを除く全ファイル削除操作処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるSDカードからCFカードへのコピー操作処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるSDカードから全メモリーカードへのコピー操作処理を示したフローチャート。 プリンタ80におけるput処理を示したフローチャート。 プリンタ80における仮想ファイル情報の作成処理のフローチャート。 仮想ディレクトリツリーの例を示した図。 「仮想ファイル情報の作成」実行後のシステム領域を示した図。 プリンタ80におけるサブディレクトリ2−1−1のCARDCOPYの内部を示した図。 CFが未接続の場合にフォーマット操作を実行しようとしたときの状態表示例。
符号の説明
1 FTPシステム、
2 マルチリーダライタ、
3 パーソナルコンピュータ、
3L ローカルディスク、
3M モニタ、
11 第1メモリーカード(CF)、
12 第2メモリーカード(SM)、
13 第3メモリーカード(MS)、
14 第4メモリーカード(SD)、
16 メディア接続用スロット(第1スロット)、
17 メディア接続用スロット(第2スロット)、
18 メディア接続用スロット(第3スロット)、
19 メディア接続用スロット(第4スロット)、
24 LAN I/F、
33 バス、
34 CPU、
35 ROM、
37 RAM、
80 プリンタ、
82 印刷部、
91 操作・表示部、
152 操作対応ファイル名を持つファイルのアイコン、
153 操作対応ファイル名、
410 ネットワーク

Claims (12)

  1. 記憶メディアを接続するメディア接続部と、
    ディレクトリ名の指定とファイル名の指定とファイル単位の操作とを示すコマンドをホスト装置からサーバ装置へと送信する手順が定められたプロトコルに準拠するサーバ手段と、
    を備えたメディア接続装置であり、
    前記サーバ手段は、
    前記記憶メディアと、メディア対応ディレクトリ名と、を対応付けて記憶し、
    ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順でメディア対応ディレクトリ名の指定と一のファイル名の指定とファイル単位のファイル操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記メディア対応ディレクトリ名に対応する記憶メディアが記憶しており前記一のファイル名を持つファイルを対象に前記ファイル単位のファイル操作を行ない、
    前記サーバ手段は、さらに、
    前記記憶メディアのフォーマット、前記記憶メディアが記憶する全ファイルの消去、前記記憶メディアが記憶するファイルのうち所定条件のファイルを除く全ファイルの消去、のいずれかを少なくとも含む前記記憶メディア単位のメディア操作と、操作対応ファイル名と、を対応付けて記憶する操作対応ファイル名記憶手段を備え、
    ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記メディア対応ディレクトリ名とは異なる仮想ディレクトリ名の指定と前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する一の操作対応ファイル名の指定とファイル単位のデータ操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記一の操作対応ファイル名に対応する前記メディア操作を、前記記憶メディアを対象に実行する、
    ことを特徴とするメディア接続装置。
  2. 前記プロトコルは、ディレクトリ単位の操作要求を示すコマンドをホスト装置からサーバ装置へと送信する手順が定められており、
    前記サーバ手段は、
    ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記メディア対応ディレクトリ名の指定とファイル名の一覧要求とを示す一覧要求コマンドを受信した場合に、前記メディア対応ディレクトリ名に対応する記憶メディアが記憶するファイル名の一覧を前記ホスト装置に返信し、
    前記サーバ手段は、さらに、
    ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記仮想ディレクトリ名の指定とファイル名の一覧要求とを示す一覧要求コマンドを受信した場合に、前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する操作対応ファイル名の一覧を前記ホスト装置に返信し、
    前記操作対応ファイル名の一覧を受信したホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記仮想ディレクトリ名の指定と前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する一の操作対応ファイル名の指定とファイル単位のデータ操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記一の操作対応ファイル名に対応する前記メディア操作を、前記一の操作対応ファイル名に対応する記憶メディアを対象に実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメディア接続装置。
  3. 前記サーバ手段は、
    前記ホスト装置がブラウザソフトによって表示することが可能な態様で、前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する操作対応ファイル名の一覧を返信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のメディア接続装置。
  4. 前記操作対応ファイル名は、対応する前記メディア操作の種類を識別する第1文字列部分と、対応する前記メディア操作の対象となる記憶メディアを識別する第2文字列部分とからなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のメディア接続装置。
  5. 前記サーバ手段は、前記操作の実行による操作結果を反映した名称を持つ操作結果反映ファイル名を前記ホスト装置に返信することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のメディア接続装置。
  6. 前記サーバ手段は、前記操作の実行による操作結果を反映した実体データを決定し、操作結果反映ファイル名を持ったファイルへのアクセス要求を得たら、前記実体データを前記ホスト装置に返信することを特徴とする請求項に記載のメディア接続装置。
  7. 前記サーバ手段は、操作対応ファイル名を持つファイルが、記憶メディアの実体ディレクトリとは異なるディレクトリに存在するという情報を前記ホスト装置に送信することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の記載のメディア接続装置。
  8. 前記メディア接続装置は、複数のメディア接続部が設けられ、前記操作対応ファイル名を、前記メディア接続部に接続された特定の記憶メディアに対して操作を実行するものとして決定する操作対応ファイル名決定手段を備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の記載のメディア接続装置。
  9. 前記メディア接続装置は、前記メディア接続部に、種別の異なる前記記憶メディアを接続可能であり、前記操作対応ファイル名を、前記メディア接続部に接続された特定の種別の記憶メディアに対して操作を実行するものとして決定する操作対応ファイル名決定手段を備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の記載のメディア接続装置。
  10. 前記ネットワークを介して送信される印刷データに基づいて印刷を実行可能なネットワークプリンタに組み込まれてなることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の記載のメディア接続装置。
  11. 記憶メディアを接続するメディア接続部と、
    ディレクトリ名の指定とファイル名の指定とファイル単位の操作とを示すコマンドをホスト装置からサーバ装置へと送信する手順が定められたプロトコルに準拠するサーバ手段と、
    を備えたメディア接続装置と、
    ネットワークを介してそのメディア接続装置と接続されたホスト装置と、
    を備えたメディア接続システムであり、
    前記サーバ手段は、
    前記記憶メディアと、メディア対応ディレクトリ名と、を対応付けて記憶し、
    ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順でメディア対応ディレクトリ名の指定と一のファイル名の指定とファイル単位のファイル操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記メディア対応ディレクトリ名に対応する記憶メディアが記憶しており前記一のファイル名を持つファイルを対象に前記ファイル単位のファイル操作を行ない、
    前記サーバ手段は、さらに、
    前記記憶メディアのフォーマット、前記記憶メディアが記憶する全ファイルの消去、前記記憶メディアが記憶するファイルのうち所定条件のファイルを除く全ファイルの消去、のいずれかを少なくとも含む前記記憶メディア単位のメディア操作と、操作対応ファイル名と、を対応付けて記憶する操作対応ファイル名記憶手段を備え、
    ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記メディア対応ディレクトリ名とは異なる仮想ディレクトリ名の指定と前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する一の操作対応ファイル名の指定とファイル単位のデータ操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記一の操作対応ファイル名に対応する前記メディア操作を、前記記憶メディアを対象に実行する、
    ことを特徴とするメディア接続システム。
  12. 記憶メディアを接続するメディア接続部と、
    ディレクトリ名の指定とファイル名の指定とファイル単位の操作とを示すコマンドをホスト装置からサーバ装置へと送信する手順が定められたプロトコルに準拠するサーバ手段と、
    を備えたメディア接続システムを、
    前記サーバ手段は、
    前記記憶メディアと、メディア対応ディレクトリ名と、を対応付けて記憶し、
    ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順でメディア対応ディレクトリ名の指定と一のファイル名の指定とファイル単位のファイル操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記メディア対応ディレクトリ名に対応する記憶メディアが記憶しており前記一のファイル名を持つファイルを対象に前記ファイル単位のファイル操作を行ない、
    前記サーバ手段は、さらに、
    前記記憶メディアのフォーマット、前記記憶メディアが記憶する全ファイルの消去、前記記憶メディアが記憶するファイルのうち所定条件のファイルを除く全ファイルの消去、のいずれかを少なくとも含む前記記憶メディア単位のメディア操作と、操作対応ファイル名と、を対応付けて記憶する操作対応ファイル名記憶手段を備え、
    ネットワークを介して接続するホスト装置から、前記プロトコルで定められた手順で前記メディア対応ディレクトリ名とは異なる仮想ディレクトリ名の指定と前記操作対応ファイル名記憶手段が記憶する一の操作対応ファイル名の指定とファイル単位のデータ操作要求とを示すファイル操作コマンドを受信した場合に、前記一の操作対応ファイル名に対応する前記メディア操作を、前記記憶メディアを対象に実行する、
    ように操作することを特徴とするメディア接続システムの操作方法。
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