JP4388843B2 - 可変圧縮比を有する内燃機関を作動する方法および装置 - Google Patents

可変圧縮比を有する内燃機関を作動する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、可変圧縮比を有する内燃機関を作動する方法に関する。本発明の方法は、以下のステップを有する。すなわち、圧縮比に対して目標値を決定するステップと、この目標値に圧縮比を調整するステップと、内燃機関のセンサシステムの信号に依存して、調整したこの圧縮比を補正するステップとを有する。
さらに本発明は、可変圧縮比を目標値に調整する少なくとも1つの調整器と、圧縮比の変化を感知するセンサシステムとを有する、内燃機関を作動する装置に関する。
上記のような方法および装置はそれぞれ、DE19950682A1から公知である。
可変圧縮比を有する多シリンダ式内燃機関を作動する方法ならびにこの方法を制御する制御装置はそれぞれDE10051271から公知である。
上記の文献に示されているのは、クランクシャフトがエンジンブロックに直接支承されていない内燃機関である。その代わりにクランクシャフトは、偏心リングに支承されており、またこの偏心リング自体はエンジンブロックの支持ベアリングに回転可能に支承されている。調整機構を用いることによって、偏心リングを制御して回転させることができる。この偏心リングが回転すると、クランクシャフトの位置がエンジンブロックに対して相対的に変わる。内燃機関のシリンダがエンジンブロックに結合されるのに対し、シリンダにおいて可動に案内される内燃機関のピストンは、固定の長さのコンロッドを介してクランクシャフトに結合される。したがってクランクシャフトの位置がエンジンブロックに対して相対的に変化すると、内燃機関のシリンダにおけるピストンの位置も変化することになる。例えば、シリンダにおけるピストンの上死点(OT=obere Totpunkt)の位置も変化するのである。この結果、ピストンの上死点位置においてこのピストンの上部に閉じ込められるコンプレッション容積VKも変化する。ピストンの下死点位置も上死点位置と同様に変化するため、クランクシャフト位置がエンジンブロックに対して相対的に変化した際にも、この内燃機関の行程容積VHは変化しない。行程容積VHが一定である場合のコンプレッション容積VKの変化は、圧縮比の変化ε=(VH+VK)/VKを意味する。
クランクシャフト支承部とシリンダとの間隔を制御して変化させるこの調整機構とは択一的につぎのようにシステムも公知である。すなわち、ここではクランクシャフト支承部に対してエンジンブロックを傾けることによって、またはシリンダヘッドをエンジンブロックに対して傾斜させることによって、またはエンジンブロックに対してシリンダヘッドを相対的に上げるまたは下げることによって制御して圧縮比を変化させる。これらのすべての方法に共通に有するのは、コンプレッション容積VKを制御して変化させることによって、ジオメトリ的なつまり幾何学形状による圧縮比ε=(VH+VK)/VKを変えられることである。
燃焼室のジオメトリによって決定され、固定してあらかじめ与えられる圧縮比εを有する従来の内燃機関とは異なり、可変の圧縮比により、部分負荷領域において内燃機関の熱力学的効率を増大させることができる。この結果、消費上の利点を得ることができる。またこれにはCO排出の低減も伴っている。圧縮比が高ければ高いほど、圧縮最終温度(Verdichtungsendtemeratur)もそれだけ高くなる。圧縮最終温度が高くなると、ノッキングを起こす燃焼が発生する危険性が高くなるため、最大の圧縮比は、使用する燃料のノッキング傾向によって制限される。
固定の圧縮比を有する従来の内燃機関では、最大の圧縮比は、最大の燃焼室充填状態(最大負荷)時にもノッキングが発生しないように構成的に決定される。このことから圧縮比が固定して構成的にあらかじめ設定されかつ燃焼室充填状態が最大値以下である(部分負荷)際には、問題となる圧縮最終温度にまったく到達しないことになる。この場合、燃焼の効率は、最適な効率を下回ってしまう。可変圧縮比を用いれば、この効率の損失を打ち消すことができる。このため、可変圧縮比を有する内燃機関のジオメトリ的な圧縮比は、通例、負荷の低下に伴って大きくされるのである。
冒頭に述べたDE19950682A1では、内燃機関のノックセンサシステムの信号に依存して、調整した圧縮比が補正される。ノッキングを起こす燃焼が発生している目下の点火角から、この内燃機関の目下調整されている圧縮比を推定しようとする。しかしながら原理が考慮していないのは、ノッキングを起こす燃焼の発生が、別の複数のパラメタに依存していることである。ここでこれらのパラメタのうち、例としてフュエールグレードおよび吸気温度とを挙げることができる。このため、ノッキングを起こす燃焼と、圧縮比の所定の値とを高い信頼性で対応付けることは、簡単にはできないのである。さらにノックセンサシステムの信号に基づいて圧縮を高い信頼性で決定するためには、ノッキングを起こす複数の燃焼が実際に必要であるが、これは騒音について快適性および内燃機関の機械的負荷の理由から望ましくない。
DE19950682A1 DE10051271 DE19941932A1
本発明の課題は、可変圧縮比を有する内燃機関において圧縮比を調整する方法を提供して、上記の従来技術の欠点を解消することである。
本発明の別の課題は、従来技術の欠点を有しない圧縮比調整装置を提供することである。
上記の方法についての課題は、本発明の請求項1により、可変圧縮比を有する内燃機関を作動する方法であって、この方法は、圧縮比の目標値を決定するステップと、この目標値に圧縮比を調整するステップと、内燃機関のセンサシステムの信号に依存して、この調整した圧縮比を補正するステップとを有する形式の、内燃機関を作動する方法において、上記の補正のステップは、圧縮比の実際値を決定するステップを有し、この実際値を決定するステップにて、少なくとも1つの燃焼室圧力センサの信号を評価し、上記の際値を決定するステップにて、少なくとも1つの燃焼室圧力センサの信号の時間経過を評価し、上記の少なくとも1つの燃焼室圧力センサの出力信号の少なくとも2つの値を検出することと、クランク回転角度を離散回転角によってサンプリングすることとに基づいて前記を評価することにより、当該の時間経過の評価を行い、上記の圧縮比の実際値に対する尺度として、固定の行程容積VHにて圧縮最終容積VKを決定することによって解決される。
また装置についての課題は、本発明の請求項7により、可変圧縮比を目標値に調整する少なくとも1つの調整素子と、圧縮比の変化を感知するセンサ類とを有する、内燃機関を作動する装置において、この装置は、制御装置を有しており、この制御装置により、上記のセンサ類の信号から、圧縮比の実際値が反復して決定され、上記調整素子が、この実際値に依存して駆動制御され、この実際値の決定は、少なくとも1つの圧力センサの時間的な経過を評価することによって行われ、この時間的な経過の評価は、上記の少なくとも1つの燃焼室圧力センサ)の出力信号の少なくとも2つの値を検出することと、クランク回転角度を離散回転角によってサンプリングすることに基づいて前記の時間的な経過を評価することによって行われ、上記の圧縮比の実際値に対する尺度として、固定の行程容積VHにて圧縮最終容積VKが決定されることを特徴とする、内燃機関を作動する装置を構成することによって解決される。
圧縮比の実際値を決定することによって、閉ループにおいて圧縮比を制御することができる。開制御ループに基づいて圧縮比の調整駆動部を制御する公知の制御の欠点は、これによって最小化される。内燃機関の全体システムは複雑さであり、ノッキングの発生だけに対しても多くの影響パラメタ(圧縮比、フュエールグレード、吸気温度、点火時点…)を有するが、フィードバックにより、ノッキングを起こす燃焼と、原因となる影響パラメタとをより良好に対応付けることができ、ひいては目的通りに対抗措置をとることができる。
従来技術においては、調整駆動部が精確でないために圧縮比が増加し、これによってノッキングが引き起こされたのか、または早過ぎる点火によってこれが引き起こされたのかを区別できないのに対して、本発明ではこのような区別を行うことが可能である。冒頭に述べたDE19950682に記載された従来技術では、圧縮比を補正することによって、ノッキングを起こす燃焼の発生に対処している。これにより、その発生の原因が早過ぎる点火にある場合にも、圧縮は低減されてしまう。この場合、早過ぎる圧縮によっていずれにせよ最適でない効率は、この効率を低下させた圧縮の低減により、状況によってはさらに悪化してしまう。まとめると、この内燃機関の全体的な効率は、原因でないパラメタの変更によって低減されてしまうのである。
これに対して本発明は、ノッキングの発生の原因が圧縮比である場合、圧縮比の補正を行うことできる。したがってまとめると、可変圧縮比を有する内燃機関を、より良好な効率で作動させることができる。これは性能にとっても、排ガス品質にとっても共に有利である。
有利であるのは、上記の実際値を決定するステップにおいて、少なくとも1つの燃焼室圧力センサの信号を評価することである。
燃焼室圧力センサを使用することによって、熱力学的な関係に基づいて圧縮比を直接決定することができる。これによって圧縮比を再現可能に精確に決定することができる。
さらに、上記の実際値を決定するステップにおいて燃焼室圧力センサの信号の時間経過を評価することは有利である。
時間経過を評価することによって、熱力学的な関係において未知の量を消去することができ、ひいてはこれらの未知の量がわからなくても圧力経過から圧縮比を決定することができる。
また、燃焼室圧力センサの出力信号の少なくとも2つの値を検出しまた離散の回転角度でサンプリングすることに基づいて、この時間経過を評価することも有利である。
このような実施形態によって可能になるのは、2つの測定値に減らした圧力経過だけから未知の量を消去することである。
さらに圧縮比の実際値に対する尺度として、固定の行程容積VHにおいて圧縮最終容積(Verdichtungsendvolume)VKを決定することは有利である。この際に有利であるのは、圧縮最終容積VKを式
Figure 0004388843
にしたがって決定することである。
この実施形態により、見通しが利き、リアルタイムに実行可能な、熱力学的な関係に基づく圧縮比の計算が可能になる。
本発明の装置に関連において有利であるのは、センサシステムが少なくとも1つの燃焼室圧力センサを有しており、また制御装置によって少なくとも1つの燃焼室圧力センサの信号から実際値が決定されることである。
上記の制御装置によって、燃焼室圧力センサの信号の時間経過が評価されることも有利である。
さらに、上記の制御装置によって、上記の方法の少なくとも1つを制御することも有利である。
これらの装置の特徴に対して、対応する方法において述べた利点が当てはまる。
さらなる利点は、以下の説明および添付の図面に記載されている。
上に述べた特徴および以下にさらに説明する特徴は、それぞれ示した組み合わせにおいてだけでなく、本発明の枠を越えることなく、別の組み合わせにおいてまたは個別の形態で使用することができることを理解されたい。
本発明の実施例を図面に示し、以下、詳しく説明する。
図1には、極めて簡略化された形態で内燃機関10が示されている。この内燃機関10はエンジンブロック12を有しており、このエンジンブロックにシリンダ14が配置されている。図1が示しているのは、多シリンダ式内燃機関の1シリンダ14である。残りのシリンダは、例えば、図示のシリンダ14の後ろに配置されているため、図1は、多シリンダ式の直列形内燃機関の極めて簡略された正面図に相応する。シリンダ14において燃焼室16は、可動なピストン18によって密閉されており、ここでピストン18はシリンダ14をガイドされる。ピストン18はコンロッド20を介してクランクシャフト22のコンロッドベアリング26に取り付けられており、このクランクシャフトはメインベアリング24に回転可能に支承されている。矢印28が示すのは、クランクシャフト22の回転の向きである。可変圧縮比を実現するため、クランクシャフト22のメインベアリング24は、エンジンブロック12に直接支持されるのではなく、偏心リング30に支持される。
偏心リング30は、エンジンブロック12に回転可能に支承されている。クランクシャフト22のメインベアリング24は、偏心リング30に偏心して取り付けられている。このためクランクシャフト22のメインベアリング24は、偏心リング30が回転すると、エンジンブロック12に対して相対的に位置がずれる。図1ではクランクシャフト22のメインベアリング24は最も低い位置にある。さらにクランクシャフト22とコンロッド20とからなるクランクシャフトドライブ(Kurbeltrieb)は、シリンダ14におけるピストン18の上死点OTを定める位置にある。ピストン18の上死点OTにおいてシリンダ14に残っている、ピストン18の上部の容積をコンプレッション容積または圧縮容積VKと称する。
図1では、エンジンブロックにおいてクランクシャフト22が最も低い位置にあることの結果として比較的大きな圧縮容積VKが調整される。内燃機関10のシリンダ14の行程容積VHは、ピストン18が、上死点OTから下死点UTまで運動する際に解放する(freigeben)容積に相応する。この行程容積VHは、偏心リング30の回転によって発生し得るクランクシャフト移動の影響を受けることはなく、したがってクランクシャフト22の移動に対する不変量である。
内燃機関のジオメトリ的な圧縮比εは、周知のように、行程容積VHについて正規化した、行程容積VHと圧縮容積VKとの和からなる。図1では参照符号32は、調整素子を示しており、この調整素子により、制御装置34によってあらかじめ設定されたように偏心リング30の回転位置が変更される。調整素子32は、例えば、電動モータの駆動部とすることができ、これは歯車駆動部またはウォームギア駆動部を介して偏心リング30に作用結合されている。すでに述べたように図1においてクランクシャフト22はエンジンブロック12に対して相対的に最も低い位置にある。クランクシャフト22のこの最も低い位置に対して、必然的に最大の圧縮容積VK1が得られる。したがって図1に示されているのは、最も低い圧縮比状態にある、可変圧縮比を有する内燃機関10なのである。
燃焼室圧力センサ42は燃焼室圧力信号を形成し、これは制御装置34に供給される。クランクシャフト22の角度位置は、回転角度センサ44によって検出される。制御装置34は、回転角度センサ44からの回転角度情報に基づいて、燃焼室圧力センサ42の信号を、あらかじめ与えられたクランクシャフト22の角度位置においてサンプリングする。燃焼室圧力センサは、例えば、本願出願人のDE19941932A1(特許文献3)から公知である。
制御装置34は、例えば、圧縮比に対する制御器として動作する。ここでこの制御器としての動作は、この制御器が、燃焼室圧力信号の値から圧縮比に対する実際値を計算し、この実際値と目標値とを比較し、このように形成される制御偏差に基づいて、調整素子32を駆動制御する調整値を形成して出力することによって行われる。したがって制御器としての制御装置34,すなわち調整素子34と、制御対象としての内燃機関10と、制御センサ(Regelfuehler)としての燃焼室圧力センサとは、圧縮比を制御するための閉ループを構成する。この制御ループには予備制御を重ねることができ、この予備制御では、調整素子制御部に対する予備制御値が形成される。
図2では、図1の可変圧縮比を有する内燃機関10が、最大の圧縮比を有する状態で示されている。図1とは異なり、クランクシャフト22のメインベアリング24は、図2においてエンジンブロック12に対して最も高い位置にある。これにより、圧縮容積VKは必然的に最小値VK2に下がる。
クランクシャフト22のメインベアリング24のエンジンブロック12に対する相対位置は、図1において矢印36の長さによって表されている。図2では矢印38の長さは、クランクシャフト22のメインベアリング24のエンジンブロック12における相対位置を表している。矢印40は、矢印36および38の長さの差分として、図1と図2との間のクランクシャフト移動の大きさを表している。矢印40の長さの分だけ、シリンダ14におけるピストン18の運動の上死点OTおよび下死点UTも移動する。このような理由から、シリンダ14に閉じ込められた圧縮容積VKは、クランクシャフト22の移動に比例して変化するのである。
図3に示されているのは、本発明の方法の実施例である。ここでブロック46は内燃機関10を制御する上位のプログラムを表しており、このプログラムは制御装置34において処理される。エンジン制御のためのメインプログラムには、内燃機関10のすべての機能の制御、すなわち、例えば、点火の計算およびトリガならびに噴射バルブを介する燃料調量および計算が含まれる。ブロック46のこの公知のエンジン制御プログラムからステップ48に進み、ここで内燃機関10の圧縮比に対する目標値を決定する。この目標値は、通例、残りの内燃機関機能を制御するためにいずれにせよ制御装置34に存在する量に依存する。このような量の例は、ドライバによるまたは別の内燃機関機能による実際のトルク要求値および内燃機関10の回転数である。
この目標値に基づきステップ50では、ステップ48で形成した目標値に圧縮比を調整することを試みる。このために予備制御(開制御ループ)の意味で調整素子32に対する駆動制御信号を形成することができ、ここでこの信号により、所望の目標値に向かって圧縮比を迅速に調整することができる。実際の圧縮比に対する実際値は、少なくとも1つの燃焼室圧力センサ42によって形成される。ここではつぎのような公知の事実により、燃焼室圧力センサ42の信号から圧縮比の実際値を形成するための基礎が形成される。すなわちシリンダ圧力とシリンダ容積との間の関係は、ポリトロープの状態方程式
・V = K = 一定
によって示すことができるという事実により、圧縮比の実際値を形成するための基礎が形成されるのである。ここでインデックスiは、クランクシャフト22の所定の角度位置における、燃焼室圧力センサ42の信号のサンプリングに相応する。この関係は、内燃機関10の作業行程(Arbeitszyklurs)の複数のフェーズ中に成り立ち、ここではガス体積体が内燃機関10の燃焼室16に閉じ込められており、燃焼によるエネルギー変換は行われない。これらのフェーズの例は、燃焼をトリガする前の圧縮サイクルにおける圧縮フェーズであり、また燃焼が終わった後の作動行程の終わりの膨張フェーズである。べき指数nは、燃焼室16におけるガスの組成と、ガスから周辺部、すなわち燃焼室16の壁部への熱伝導とに実質的に依存する。
定数Kは一般に未知である。しかしながら本発明の1実施形態の枠内では、燃焼室16における圧力の時間経過を評価することによってこの定数を消去することができる。ここでこの圧力の時間経過は、離散の角度において検出した2つの燃焼室圧力値だけから導出することができる。内燃機関10の動作モードに依存して、相異なるが既知の値がnに対して得られる。燃料空気混合気を圧縮する際、すなわち燃料と空気との混合気を圧縮する動作モードでは、nはほぼ1.32に等しい。空気を圧縮する動作モードではnは約1.37に等しい。
空気を圧縮する動作モードは、例えば、点火の前に直接噴射が行われる内燃機関の成層モードにより得られる。これに対して直接噴射がすでに圧縮サイクルにおいて早めに行われる内燃機関の均一モードは、混合気を圧縮する動作モードの例である。したがって本発明の1実施形態では、動作モードに応じnに対して相異なる値を利用する。上記のポリトロープの状態方程式の容積Vは、内燃機関10の場合、行程容積VHとコンプレッション容積VKとからなる。したがって第1のクランクシャフト角度において検出した圧力P1に対してつぎのような関係が成り立つ。すなわち、第1クランクシャフト角度位置において有効な行程容積VHとコンプレッション容積VKとの和のn乗と、P1との積が、定数Kに相応するという関係が成り立つのである。燃焼室圧力の同じ上昇または燃焼室圧力の同じ減少内で第2のクランクシャフト角度位置において検出した圧力P2に対しても同様に同じ関係が成り立ち、すなわち、この第2のクランクシャフト角度位置において有効な行程容積VH2とコンプレッション容積VKとの和のn乗と、P2との積は定数Kに相応する。P1およびP2に対する2つの式を等置してVKについて解くと、コンプレッション容積VKを求めるための以下の式が得られる。すなわち、
Figure 0004388843
である。
燃焼室圧力信号には、信号処理部からの障害となるノイズがつきものである。圧力P1,P2の個々の対に対して上に示したポリトロープ状態方程式をコンプレッション容積VKについて解く代わりにつぎのようにすることによってS/N比を改善することもできる。すなわち、圧力容積値の2つ以上の対を使用することもできるのである。これによって計算の質を向上させることができる。このために第1の手法において、n個の対から値VK1…VKnのnチュープルを決定することができる。続いてこの第1の手法の枠内において値VK1…VKnの平均値を計算して、後続の計算に対する入力値として利用する。
択一的にはm個のポリトロープ状態方程式から連立1次方程式を立てて、VKについて解くことができる。ここでVKは、最小2乗誤差尺度の意味で決定される。
言い換えると、燃焼室圧力は、複数の固定のクランクシャフト角度位置においてサンプリングされ、測定値の列がデータ列として記憶される。引き続いて評価ステップ52において、所定のクランクシャフト角度位置における燃焼室容積の既知の値と、検出した燃焼室圧力の値とによってコンプレッション容積VKを決定する。
引き続き、図3のステップ54において、このように決定したVKに対する実際値と、ステップ48で決定したVKに対する目標値とを比較し、調整素子32の駆動制御に対する制御介入としての補正信号を形成する。言い換えると、固定の行程容積VHにおいて、コンプレッション容積VKまたは圧縮最終容積VKを圧縮比の実際値に対する尺度として利用するのである。当然のことながら択一的にはVKとVHの値から圧縮比を決定して、上記の制御ループに対する入力量として利用することも可能である。
図4には4つのシリンダ14,56,58,60と、個々に対応付けられた4つの燃焼室圧力センサ42,62,64,66とを有する内燃機関が示されている。これらの燃焼室圧力センサ42,62,64および66は、制御装置34に接続されている。この制御装置はさらに別のセンサの入力信号、例えば、アクセルペダルセンサ68のセンサおよび角度センサ44の信号を受け取る。ここでのこの信号を評価して、内燃機関の回転数、ないしはそのクランクシャフト22の回転数を求めることもできる。調整素子32もシリンダ個別に動作する場合は、このような装置により、シリンダ個別に圧縮比を制御することができる。
調整素子32がシリンダ個別に動作しない場合、シリンダ個別の燃焼室圧力センサ42,62,64および66を有するこの装置を使用して、つぎのようなシリンダを正しく識別することができる。すなわち、シリンダおよび調整素子駆動部の相互の機械的な偏差に起因して、最大または最小の圧縮比が調整されるシリンダを識別することができる。引き続き、有利には決定したこの極値に基づいて圧縮比の制御を行う。これによって、例えば、最大の圧縮比に起因して、ノッキングを起こす燃焼に最もなり易いシリンダを識別することができる。この際に引き続いてのこの圧縮比の制御が、いわば最も敏感なシリンダに基づき、シリンダ包括的に行われる場合に保証されるのは、残りのシリンダも、ノッキングを起こす燃焼に結び付き得る圧縮比で駆動されないことである。
可変圧縮比を制御する閉制御ループを有する内燃機関を低圧縮比状態において示す概略図である。 図1の内燃機関を高圧縮比状態において示す図である。 本発明の方法の実施例を示す流れ図である。 複数のシリンダとシリンダ個別の燃焼室圧力センサとを有し、可変圧縮比を制御する閉制御ループを備える内燃機関を示す図である。
符号の説明
10 内燃機関
12 エンジンブロック
14 シリンダ
16 燃焼室
18 ピストン
20 コンロッド
22 クランクシャフト
24 メインベアリング
26 コンロッドベアリング
30 偏心リング
32 調整素子
34 制御装置
36,38 エンジンブロックに対するメインベアリングの相対位置を示す矢印
40 矢印36,38の長さの差分
42 燃焼室圧力センサ
44 回転角度センサ
56,58,60 シリンダ
62,64,66 燃焼室圧力センサ
68 アクセルペダルセンサ

Claims (3)

  1. 可変圧縮比を有する内燃機関(10)を作動する方法であって、
    該方法は、
    圧縮比に対する目標値を決定するステップと、
    当該目標値に圧縮比を調整するステップと、
    内燃機関のセンサシステムの信号に依存して、当該の調整した圧縮比を補正するステップとを有する形式の、内燃機関を作動する方法において、
    前記の補正のステップは、前記圧縮比の実際値を求めるステップを有し、
    当該の実際値を求めるステップにて、少なくとも1つの燃焼室圧力センサ(42,62,64,66)の信号を評価し、
    前記の実際値を求めるステップにて、少なくとも1つの燃焼室圧力センサ(42,62,64,66)の信号の時間経過を評価し、
    前記の少なくとも1つの燃焼室圧力センサ(42,62,64,66)の出力信号の少なくとも2つの値を検出することと、クランク回転角度離散回転角によってサンプリングすることとに基づいて前記を評価することにより、当該の時間経過の評価を行い、
    前記の圧縮比の実際値に対する尺度として、固定の行程容積VHにて圧縮最終容積VKを決定することを特徴とする、
    内燃機関を作動する方法。
  2. 前記圧縮最終容積VKを式
    Figure 0004388843
    にしたがって決定し、
    ここで
    V1およびP1はそれぞれ第1角度位置におけるシリンダの容積および圧力であり、
    V2およびP2はそれぞれ第2角度位置におけるシリンダの容積および圧力であり、
    nは、燃焼室におけるガスの組成と、ガスから燃焼室の壁に熱伝達に依存する値である
    請求項に記載の方法。
  3. 可変圧縮比を目標値に調整する少なくとも1つの調整素子(32)と、圧縮比の変化を検出するセンサシステムとを有する、内燃機関(10)を作動する装置において、
    該装置は、制御装置(34)を含んでおり、
    該制御装置により、前記のセンサシステムの信号から、圧縮比の実際値が繰り返して決定され、
    前記調整素子(32)が、当該実際値に依存して駆動制御され
    当該の実際値の決定は、少なくとも1つの圧力センサ(42,62,64,66)の時間的な経過を評価することによって行われ、
    当該の時間的な経過の評価は、前記の少なくとも1つの燃焼室圧力センサ(42,62,64,66)の出力信号の少なくとも2つの値を検出することと、クランク回転角度を離散回転角によってサンプリングすることに基づいて前記の時間的な経過を評価することによって行われ、
    前記の圧縮比の実際値に対する尺度として、固定の行程容積VHにて圧縮最終容積VKが決定されることを特徴とする、
    内燃機関を作動する装置。
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