JP4388535B2 - 車両の車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンを駆動するための主燃料を貯留するメインタンクと、副燃料を貯留するサブタンクと、を備えた車両の車体構造に関する。
近年、地球環境対策や石油価格の高騰等を受けて、石油代替と持続的利用とが可能な車両用燃料として、サトウキビやトウモロコシやテンサイや小麦等から生成されたエチルアルコール等のバイオ燃料が注目されている。
そして、アルコールを車両用燃料として使用したものとしては、例えば、特許文献1に開示されている複燃料噴射装置が知られている。この複燃料噴射装置は、燃料としてアルコールと軽油とを使用するものであって、アルコールを貯留する主燃料貯留用のメインタンク(アルコールタンク)と、軽油を貯留する副燃料貯留用のサブタンク(軽油タンク)との2種類の燃料タンクを備えている。メインタンクとサブタンクとを搭載した車両では、各タンクに貯留される燃料の種類が相違しているため、燃料給油口もタンクの数に応じて2つになっている。
その他、アルコールとガソリンとを混合させた混合燃料や、あるいはアルコールのみで走行が可能ないわゆるFFV(Flex Fuel Vehicle)と言われている車両が知られている。FFVにおいては、一般にメインタンクの主燃料給油口が、車体の後部側面に配置され、サブタンクの副燃料給油口が、エンジンルーム内に配置されている。
このようなアルコールとガソリン等の2種類の燃料を搭載した車両では、低気化性燃料であるアルコールを主燃料としているため、気化性の悪い低温始動時や暖機中に、主燃料に代えて、気化性の良好な副燃料(ガソリンまたは軽油)の濃度を上げたり、副燃料を使用したりしている。
特開平6−307307号公報(段落0008および図1)
しかしながら、前記特許文献1に示すような主燃料と副燃料とを使用する車両においては、サブタンクがエンジンルーム内に配置されている。
その結果、車両が衝突事故を起こしてエンジンルームが潰れた際には、サブタンクがそのときの衝撃力によって変形するおそれがあった。
また、サブタンクに急速に給油している際に、副燃料が副燃料給油口から溢れた場合には、その副燃料がエンジンルーム内に毀れないようにすることが望ましい。
エンジンルーム内に配置されたサブタンクに給油した場合には、燃料蒸気がカウルトップの空気吸入口から車室内に入り込んで、ガソリン等の副燃料の臭いが乗員に伝わるという問題点があった。
そこで、本発明は、前記問題点を解消すべく発明されたものであり、衝突時の衝撃に対してサブタンクが変形しないようにすると共に、副燃料を給油したときに、副燃料の臭いが車室内に入り込むのを防止した車両の車体構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両の車体構造は、主燃料を貯留するメインタンクと、前記主燃料と相違する燃料からなる副燃料を貯留するサブタンクと、を備えた車両の車体構造において、前記サブタンクは、前側が浅く、後側が深く、側面視で前側に向かって細くなるように略三角形に形成された容器からなり、車体の前側側面に設置され外側表面を形成するフロントフェンダと、該フロントフェンダの内側に配置されるアウタパネルとの間に配置され、前記サブタンクと同様に側面視で略三角形状に形成されると共に、前記フロントフェンダより板厚が厚い部材によって形成された前記サブタンクの車室内側に配置されるプロテクタインナと、前記サブタンクの車室外側に配置されて前記サブタンクの副燃料給油口を閉塞するサブキャップを露出するための切欠部を有するプロテクタアウタと、によって殻状に覆われていることを特徴とする。
ここで、主燃料とは、エンジンを駆動するのに主に使用される燃料であり、例えば、アルコール類や、アルコール類とガソリン等の混合燃料である。副燃料は、主燃料を使用しないときに使用される燃料であって、例えば、主燃料より気化性の良好なガソリン等である。また、表面部材とは、車体の外側表面を形成する部材であって、例えば、フロントフェンダやリヤフェンダ等である。
請求項1に記載の発明によれば、サブタンクは、プロテクタによって覆われることにより、周囲が囲まれて補強されるため、車両が衝突した場合に、衝突時の衝撃力によってサブタンクが変形することを防止できる。また、サブタンクは、車体の外側表面を形成する表面部材の内側に配置されていることにより、給油時に発生した燃料蒸気が、車体の側面側から直接大気中に発散されるようになる。このため、燃料蒸気がカウルトップの空気吸入口から車室内に入り込んで、副燃料の臭いが車室内に充満することを防止できる。
さらに、プロテクタは、側面視して前側に向かって細くなるように略三角形状に形成されていることによって、前方向(矢印b方向)からの衝撃に対して、特に強度が向上されている。このため、サブタンクは、衝突時の衝撃力等によって変形することを防止することができる。
請求項2に記載の車両の車体構造は、請求項1に記載の車両の車体構造によって、記サブタンクは、中央部に前記サブキャップが配置されると共に、前記サブキャップが配置された中央部付近が、縦断面すると略三角形の形状に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、サブタンクの中央部分のサブキャップが設置されている付近は、縦断面すると略三角形の形状に形成されて、衝撃力によって変形しないように強度を有する形状に形成されている。
請求項3に記載の車両の車体構造は、請求項1または請求項2に記載の車両の車体構造であって、前記サブタンクは、後側に当該サブタンク内の副燃料を送り出す給油パイプが設置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、サブタンクは、前記したように、前側が浅く、後側が深く、側面視で前側に向かって細くなるように略三角形に形成されているので、後側に給油パイプを設置することが可能である。
請求項4に記載の車両の車体構造は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両の車体構造であって、前記給油パイプは、前記車体に固定されるパイププロテクタによって覆われていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、サブタンクに接続された給油パイプは、パイププロテクタによって覆われていることにより、例えば、車両が衝突した場合に、衝突時の衝撃力によって給油パイプが変形したり、破断したりすることを防止することができる。
請求項5に記載の車両の車体構造は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両の車体構造であって、前記サブタンクは、前記副燃料を当該サブタンクに給油するための副燃料給油口の近傍にドレンパイプが接続され、前記ドレンパイプは、前記副燃料給油口から前記フロントフェンダと前記アウタパネルとの間を下方へ延設されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、サブタンクの副燃料給油口の近傍に接続されたドレンパイプは、副燃料給油口からフロントフェンダとアウタパネルとの間を下方へ延設されていことにより、万が一、給油中に燃料が副燃料給油口から溢れたとしても、その溢れ出た燃料をドレンパイプからエンジンルーム外の車体下側方向に排出することができる。
本発明の請求項1に係る車両の車体構造によれば、サブタンクは、プロテクタによって覆われて補強されていることにより、車両が衝突した場合に、衝突時の衝撃力によってサブタンクが変形することを防止する強度を備えることができる。また、サブタンクは、車体のアウタパネルとフェンダとの間に配置されていることにより、給油時に発生した燃料蒸気が、フロントフェンダの副燃料給油口からエンジンルーム内へ入らないため、燃料蒸気がカウルトップの空気吸入口から車室内に入り込んで、副燃料の臭いが車室内に充満することを防止できる。
本発明の請求項2に係る車両の車体構造によれば、サブタンクを覆っているプロテクタを、頑丈に形成して衝撃等に対する強度を向上させることができる。
本発明の請求項3に係る車両の車体構造によれば、サブタンクの給油パイプは、パイププロテクタによって覆われていることにより、衝突時の衝撃力によって給油パイプが変形したり、破断したりすることを防止できる。
本発明の請求項4に係る車両の車体構造によれば、サブタンクの副燃料給油口の近傍に接続されたドレンパイプは、万が一、給油中に燃料が副燃料給油口から溢れたときには、溢れ出た副燃料をドレンパイプからエンジンルーム外の車体下側方向に排出することができる。
図1〜図11を参照して、本発明の実施形態に係る車両の車体構造の一例を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、車両におけるメインタンク、サブタンク、メインキャップおよびサブキャップの設置位置を示す概略図である。
≪車両の構成≫
図1に示すように、車両Cは、少なくとも主に使用するアルコールやそのアルコールとガソリン等の混合燃料等の主燃料が貯留されたメインタンクT1と、低温始動時や暖機中等のその他のときに使用するガソリン等の副燃料(主燃料と相違する燃料)が貯留されたサブタンクT2とを備えたものであればよく、特に、車両Cの種類や形状等は限定されない。すなわち、車両Cは、車体Bの前側にエンジンルームERが設置されてメインタンクT1とサブタンクT2とを有するものであれば乗用車や作業車等であってもよく、以下、右ハンドルの乗用車の場合を例に挙げて説明する。
≪エンジンの構成≫
図1に示すエンジンEは、主燃料と副燃料とで適宜に効率よく駆動されるようになっている。エンジンEの吸気通路であるインテークマニホールド(図示せず)の基端部には、副燃料を噴射するサブソレノイド噴射バルブ(図示せず)が給油パイプ(サブフィールドライン)L2によってサブタンクT2に接続されている。また、エンジンEは、メインフィールドラインL1によってメインタンクT1に接続されている。
前記車両Cは、例えば、フロントシートの下方にメインタンクT1が配置されたいわゆるセンタタンク車である。このような車両Cでは、メインタンクT1の主燃料給油口3aがリヤシートの後側のリヤフェンダ(表面部材)B1に形成された車体開口部B1a(図2参照)内に配置されて、その主燃料給油口3aとメインタンクT1とをフィラパイプ3およびブリーザチューブ4とで接続している。
≪車体の構成≫
図1に示すように、車体Bには、例えば、中央部に車室Rが設置され、車体中央部の床下にメインタンクT1が設置され、前側のエンジンルームERにエンジンEが設置され、エンジンルームERの外壁とフロントフェンダ(表面部材)B2との間にサブタンクT2が配置され、車体Bの側部前側に副燃料給油口T2aを覆うサブフュエルリッド7が配置され、車体Bの左側後側にあるリヤフェンダB1に主燃料給油口3aを覆うメインフュエルリッド6が配置されている。
このように車両Cにおいて、メインタンクT1とサブタンクT2とは、車体Bの左右側面部の互いに別々の位置に設置されている。そして、車両Cにおいて、メインタンクT1の主燃料給油口3aが、車体Bの一方の側面側(左側側面)のリヤフェンダB1の設置位置に配置され、サブタンクT2の副燃料給油口T2aが、車体Bの他方の側面側(右側側面)のフロントフェンダB2の設置部位に配置されて、主燃料給油口3aと副燃料給油口T2aとが車体Bの略対角位置に配置されている。言い換えると、主燃料給油口3aと副燃料給油口T2aとは、車体Bに対して、車体中央部を中心として主燃料給油口3aの反対側の略点対称な位置(車体Bの左側後方)に配置されている。
このように主燃料給油口3aを閉塞するメインキャップ1と、サブタンクT2の副燃料給油口T2aを閉塞するサブキャップ2とは、それぞれ車体Bの別々の位置に配置されて、互いに給油口を間違えて給油されることを防止する構造となっている。
≪メインタンクの構成≫
図1に示すメインタンクT1は、例えば、主燃料となるアルコールまたは混合燃料を貯留するための金属製の燃料タンクであり、このメインタンクT1の上面には、内側に向けてメインポンプモジュールP1等が設けられている。
≪主燃料給油口の構成≫
図1に示すように、主燃料給油口3aは、エンジンEを駆動するアルコール等の主燃料を給油するための給油口であり、基端部がメインタンクT1に接続されたフィラパイプ3の先端に形成されている。
フィラパイプ3の主燃料給油口3aの近傍には、給油時にメインタンクT1内の上部空間の空気をフィラパイプ3の主燃料給油口3aの近傍に排出して、給油をスムーズにするための燃料蒸発ガスを還流させるブリーザチューブ4が接続されている。
図2は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、メインフュエルリッドおよびメインキャップの設置状態を示す車両の斜視図である。
その主燃料給油口3aは、図2に示すメインキャップ1によって閉栓されて、さらに車体Bの車体開口部B1aの縁に回動自在に配置されたメインフュエルリッド6で覆われている。
図3は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、サブフュエルリッドおよびサブキャップの設置状態を示す車両の要部拡大斜視図である。
<サブフュエルリッドの構成>
図3に示すサブキャップ2を覆うと共に、車体開口部B3を開閉するためのサブフュエルリッド7は、例えば、金属製の略円形の金属板からなり、外面が車体Bと同色の塗料で塗装されている。このサブフュエルリッド7は、車体開口部B3を閉塞したときに、外表面部が、車体Bのアウタパネルの外側表面と面一になるようにヒンジ72によって回動自在に軸支されている。サブフュエルリッド7の裏面には、副燃料以外の液体が注入されることを防止するための誤給油の注意書きが付記された誤給油防止用のラベル71と、サブフュエルリッド7を開放するためのオープナ(図示せず)に接続された施錠・解錠部材8の先端部が係合および離脱する係止片73とが配設されている。
副燃料給油口T2aを開閉するサブキャップ2は、図3に示すように、車体Bの側面の運転席のフロントドアの前側であって、フロントピラーの下方のフロントフェンダB2に設けられた車体開口部B3内に配設される樹脂製のキャップである。
図4は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、サブタンクおよびサブキャップの設置状態を示す要部概略断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、サブタンクの断面図である。
≪サブタンクの構成≫
図4に示すように、サブタンクT2は、主燃料と相違する燃料からなる副燃料を貯留するためのものであり、このサブタンクT2の上面には、内側に向けてサブポンプモジュールP2と、副燃料を車両Cの外側から給油するための副燃料給油口T2a(図5参照)と、ロールオーバーバルブVと、がそれぞれ設けられている。サブタンクT2は、中央部に表面にガソリン用と付記されたサブキャップ2が配置され、前側にロールオーバーバルブVが配置され、後側にサブポンプモジュールP2が設置されて、側面視して前側が浅く、後側を深く形成した略三角形の容器からなる。サブタンクT2には、エンジンEに副燃料を供給するための給油パイプL2と、燃料蒸気をキャニスタCAおよびフィルタFに送ると共に大気中に連通したサブタンクラインL3と、副燃料給油口T2aから溢れた副燃料を所望位置に排出するためのドレンパイプL4と、が接続されている。
図5に示すように、サブタンクT2の中央部分のサブキャップ2が設置されている付近は、縦断面すると略三角形の形状に形成されて、衝撃力によって変形しないように強度を有する形状に形成されている。サブタンクT2は、図5に示すように、金属製補強部材からなるプロテクタ5によって覆われると共に、車体Bの外側表面を形成するフロントフェンダ(表面部材)B2の内側に配置されている。このサブタンクT2は、例えば、容量が0.7リットル程度のスチール製タンクからなる。なお、このサブタンクT2は、樹脂製のタンクであってもよい。
<副燃料給油口の構成>
図5に示すように、副燃料給油口T2aは、サブタンクT2に副燃料を給油する給油口であり、サブタンクT2の上部に斜め横上方向に向けて設置されたネックパイプT2cによって形成されている。ネックパイプT2cは、一端に、サブキャップ2が着脱される副燃料給油口T2aを有し、他端に、サブタンクT2が溶着されている。このネックパイプT2cの副燃料給油口T2aは、車体Bの側部表面に設けられた車体開口部B3内に連設された筒状ケース体9内に配置されている。その副燃料給油口T2aの外側であって、筒状ケース体9の下端部には、ドレンパイプL4が接続されている。ネックパイプT2c内は、サブキャップ2の雄ねじ部2aが螺合する雌ねじ部T2dが形成されている。
筒状ケース体9は、一端に車体開口部B3が接続され、他端にネックパイプT2cが接続されて、この筒状ケース体9内には、副燃料給油口T2aを閉栓するサブキャップ2が配置される。
≪プロテクタの構成≫
図5に示すように、プロテクタ5は、サブタンクT2を覆って保護するための保護部材であり、フロントフェンダB2より板厚が厚い部材によって形成されている。プロテクタ5は、フロントフェンダB2とアウタパネルB4との間に配設されている。
図6は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、サブタンクおよびプロテクタの分解斜視図である。
図6に示すように、プロテクタ5は、サブタンクT2の車内側に配置されるプロテクタインナ51と、このプロテクタインナ51に合致してサブタンクT2の車外側に配置されるプロテクタアウタ52と、から主に構成されている。言いかえると、プロテクタ5は、2枚の殻状部材によって形成されている。このプロテクタ5のプロテクタインナ51とプロテクタアウタ52とは、各周部に形成され互いに合致して貫通孔51c,52cを有するフランジ部51a,52aと、このフランジ部51a,52aの内側に膨らでサブタンクT2を収納可能な状態に形成されたカバー部51b,52bと、を備えている。プロテクタ5は、右方向から側面視して、サブタンクT2と同様に略三角形をしている。
プロテクタインナ51とプロテクタアウタ52とは、各貫通孔51c,52cにボルト等からなる締結部材56(図11参照)を螺着することによって両者を互いに固定している。プロテクタインナ51とプロテクタアウタ52とは、上側のフランジ部51a,52aの前端部と、後側のフランジ部51a,52aに中央部と、にそれぞれ穿設されたボルト挿通孔51d,52dに、ボルト等からなる締結部材55(図11参照)を挿入してアウタパネルB4、または、このアウタパネルB4に設置された補強用のスチフナ10に螺着されて固定される。
プロテクタインナ51の後側上端部に設けられたフランジ部52aには、アウタパネルB4に締結されるブラケット11に固定するためのボルト等の締結部材53が螺着される。このように、車体Bの側面側から見て略三角形のプロテクタ5は、少なくとも3つの締結部材53(図6参照),55,56(図11参照)によって周部を三点支持してアウタパネルB4、または、スチフナ10に固定される。このプロテクタインナ51の下側のフランジ部51aには、給油パイプL2、およびドレンパイプL4を挿通するための切欠部51eが形成されている。
プロテクタアウタ52は、中央部から上側にかけて、サブキャップ2を露出するための切欠部52eを形成している。
≪ドレンパイプの構成≫
図6に示すドレンパイプL4は、例えば、副燃料を副燃料給油口T2aからサブタンクT2に急速に給油したとき等に、副燃料が副燃料給油口T2aから溢れ出た副燃料をエンジンルームER(図1参照)外の所望位置に排出するためのパイプである。このドレンパイプL4は、副燃料給油口T2aからフロントフェンダB2(図5参照)とアウタパネルB4との間を下方へ延設されて配置されて、サブタンクT2から溢れた副燃料がエンジンルームER以外に排出されるように導くために設けられている。
図7は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタおよびパイププロテクタの設置状態を示す要部斜視図である。図8は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタおよびパイププロテクタの設置状態を示す要部斜視図である。
≪給油パイプの構成≫
給油パイプL2は、一端がサブポンプモジュールP2(図4参照)に接続されてサブフュエルポンプP2aに連通し、他端がエンジンE(図1参照)のサブソレノイド噴射バルブ(図示せず)を介してインテークマニホールド(図示せず)に接続されている。プロテクタ5から引き出された給油パイプL2は、図7および図8に示すように、その上方からスチフナ10またはエンジンルームERの周部を形成するアッパフレーム等のフレーム部材B5に固定されたパイププロテクタ12,13によって覆われている。給油パイプL2の途中には、図7に示すように衝撃を吸収するためのクッションジョイント(クイックコネクタ)Jが介在されている。
≪パイププロテクタの構成≫
図7および図8に示すように、パイププロテクタ12,13は、給油パイプL2を被せるように覆って保護するための部材であり、例えば、金属板等の比較的頑丈な部材によって形成されている。このパイププロテクタ12,13は、縦断面の形状が略コ字状をした半筒状の部材からなり、周部に形成したフランジ形状の固定片12a,13aをスチフナ10や車体Bを形成するためのフレーム部材B5にボルト等によって締結される。パイププロテクタ12,13は、例えば、車体Bの側面側に配置される一方のパイププロテクタ12と、車体Bの上面側であるエンジンルームERの周部に配置される他方のパイププロテクタ13との2つの部材を連設してなる。
なお、パイププロテクタ12,13は、給油パイプL2を覆って保護するものであればよく、その形状や材質等は特に限定されない。また、パイププロテクタ12,13は、設置する箇所に形状等に合わせて適宜に形成すればよく、1つであっても複数であってもよい。
一方のパイププロテクタ12は、図7に示すように、プロテクタ5内から引き出された給油パイプL2を覆って保護するための部材である。このパイププロテクタ12は、プロテクタ5の上方に配置されるスチフナ10、アウタパネルB4、エンジンルームERの外壁を形成するフレーム部材B5等にボルト(図示せず)によって締結されている。断面が略コ字状のパイププロテクタ12と、このパイププロテクタ12が固定されるスチフナ10、アウタパネルB4、またはフレーム部材B5とは、給油パイプL2が挿通される管形状を形成する状態に設置されている。
なお、このパイププロテクタ12は、プロテクタインナ51またはプロテクタアウタ52と一体に成形したものであっても構わない。
他方のパイププロテクタ13は、図7に示すように、給油パイプL2に設置に伴いパイププロテクタ12に連続して配置されて給油パイプL2を覆って保護するものである。このパイププロテクタ13は、エンジンルームERの外壁を形成するフレーム部材B5、スチフナ10、アウタパネルB4等にボルト(図示せず)によって締結されている。断面が略コ字状のパイププロテクタ13と、このパイププロテクタ13が固定されるフレーム部材B5、スチフナ10、またはアウタパネルB4とは、給油パイプL2が挿通される管形状を形成する状態に設置されている。
≪作用≫
次に、各図を参照して本発明の実施形態に係る車両の車体構造を組み付け手順と共に作用を説明する。
図9は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタインナを車体に取り付けたときの状態を示す要部拡大斜視図である。図10は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタインナにサブタンクを取り付けたときの状態を示す要部拡大斜視図である。図11は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタアウタを車体に取り付けたときの状態を示す要部拡大斜視図である。
サブタンクT2を車体Bに取り付ける場合には、まず、図9に示すように、プロテクタ5のプロテクタインナ51を車体BのアウタパネルB4に固定する。このプロテクタインナ51をアウタパネルB4に固定する場合には、はじめに、後側中央部のフランジ部51aに穿設された孔51dに、締結部材53を挿通して、プロテクタインナ51にブラケット11を固定する。そのブラケット11を締結部材によってアウタパネルB4に固定することによって、プロテクタインナ51をアウタパネルB4の外側面に固定する。
次に、図10に示すように、サブタンクT2をプロテクタインナ51内に固定する。サブタンクT2をプロテクタ5に固定する場合には、プロテクタインナ51に溶接手段等によって固着された保持片T2eの孔(図示せず)を、プロテクタインナ51のカバー部51bの内面から突出したボルト部51fに嵌合して、ナット54で固定する。このようにしてサブタンクT2は、プロテクタインナ51のカバー部51bの内側に固定される。
そして、サブタンクT2に、給油パイプL2、サブタンクラインL3およびドレンパイプL4を接続する。
続いて、図11に示すように、サブタンクT2を覆うようにしてプロテクタアウタ52をプロテクタインナ51に取り付ける。プロテクタアウタ52をプロテクタインナ51に固定する場合には、まず、プロテクタアウタ52をプロテクタインナ51を介在させて車体固定用の締結部材55で共にスチフナ10およびフロントフェンダB2に固定する。さらに、基端部をフロントフェンダB2に固着してブラケット11の孔を挿通したボルト57に、ナット58を螺合することによって、プロテクタアウタ52を車体Bに固定する。
そして、プロテクタアウタ52のフランジ部52aの貫通孔52c(図6参照)と、プロテクタインナ51のフランジ部51aの貫通孔51c(図6参照)とに、プロテクタ5の共締め用の締結部材56を挿通して両者を互いに固定する。
このようにしてサブタンクT2は、プロテクタインナ51とプロテクタアウタ52とによって覆われて車体Bに固定され、さらに、プロテクタ5は、図5に示すように、車体Bの側面側をフロントフェンダ(表面部材)B2によって覆われる。
サブタンクT2は、図5に示すように、2枚の殻状のプロテクタ5内に配置されて、さらに、アウタパネルB4とフロントフェンダB2との間に介在されたことにより、周囲から保護されているため、車外方向(矢印a方向)からの衝撃力によって変形することを防止できる。
また、サブタンクT2は、図11に示すように、前後方向(矢印b,c方向)から衝突時の衝撃力等に対しても、板厚の比較的厚い厚板と呼ばれている金属板からなるプロテクタ5によって殻に入れたように保護されているため、強度が向上されている。プロテクタ5は、側面視して前側に向かって細くなるような略三角形状に形成されていることによって、前方向(矢印b方向)からの衝撃に対して、特に強度が向上されている。このため、サブタンクT2は、衝突時の衝撃力等によって変形することを防止することができる。
サブタンクT2に接続された給油パイプL2は、まず、図7に示すように、パイププロテクタ12で覆って周部に形成された固定片12aを締結部材(図示せず)でスチフナ10等に固定する。さらに、図8に示すように、給油パイプL2をパイププロテクタ13で覆って周部に形成された固定片13aを締結部材(図示せず)でフレーム部材B5等に固定する。
このようにしてサブタンクT2から引き出されて配置された給油パイプL2は、さらに、ボンネット(図示せず)に覆われる。
このようにして車体Bに配置された給油パイプL2は、図7に示すパイププロテクタ12と、図8に示すパイププロテクタ13とによって覆われていることによって、車両Cの衝突時の衝撃力から保護することができると共に、他の物が給油パイプL2に直接当たることを防止することができる。このため、給油パイプL2が外力によって変形したり、破損して副燃料が給油パイプL2から漏れたりすることを防止ができる。
また、サブタンクT2に接続されたドレンパイプL4は、図5に示すように、サブタンクT2からアウタパネルB4に沿って下方に配置されると共に、このアウタパネルB4とフロントフェンダB2との間に配置される。
このため、ドレンパイプL4を図7に示すカウルトップB6から車室R内に入り込む空気の取り入れ口である空気吸入口B6aから離れた位置に配置することができる。このように、ドレンパイプL4は、エンジンルームERの外側に配置できるため、このドレンパイプL4から発生する燃料蒸気が、空気吸入口B6aから車室R内に流れ込んで、車室R内に副燃料の臭いが充満することを解消できる。
≪変形例≫
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、本実施形態では、サブタンクT2に貯留される液体としてガソリン等の副燃料を例に挙げて説明したが、貯留されるものは流体であればよく、適宜に変更しても構わない。
また、車体Bの後側にエンジンEを搭載した車両の場合には、リヤフェンダB1が配設された部位にサブタンクT2や副燃料給油口T2aを配置しても構わない。
本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、車両におけるメインタンク、サブタンク、メインキャップおよびサブキャップの設置位置を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、メインフュエルリッドおよびメインキャップの設置状態を示す車両の斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、サブフュエルリッドおよびサブキャップの設置状態を示す車両の要部拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、サブタンクおよびサブキャップの設置状態を示す要部概略断面図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、サブタンクの断面図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、サブタンクおよびプロテクタの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタおよびパイププロテクタの設置状態を示す要部斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタおよびパイププロテクタの設置状態を示す要部斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタインナを車体に取り付けたときの状態を示す要部拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタインナにサブタンクを取り付けたときの状態を示す要部拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す図であり、プロテクタアウタを車体に取り付けたときの状態を示す要部拡大斜視図である。
符号の説明
5 プロテクタ
12,13 パイププロテクタ
B 車体
B1 リヤフェンダ(表面部材)
B2 フロントフェンダ(表面部材)
B4 アウタパネル
B5 フレーム部材
C 車両
ER エンジンルーム
L2 給油パイプ
L4 ドレンパイプ
R 車室
T1 メインタンク
T2 サブタンク
T2a 副燃料給油口

Claims (5)

  1. 主燃料を貯留するメインタンクと、
    前記主燃料と相違する燃料からなる副燃料を貯留するサブタンクと、を備えた車両の車体構造において、
    前記サブタンクは、前側が浅く、後側が深く、側面視で前側に向かって細くなるように略三角形に形成された容器からなり、車体の前側側面に設置され外側表面を形成するフロントフェンダと、該フロントフェンダの内側に配置されるアウタパネルとの間に配置され
    前記サブタンクと同様に側面視で略三角形状に形成されると共に、前記フロントフェンダより板厚が厚い部材によって形成された前記サブタンクの車室内側に配置されるプロテクタインナと、
    前記サブタンクの車室外側に配置されて前記サブタンクの副燃料給油口を閉塞するサブキャップを露出するための切欠部を有するプロテクタアウタと、によって殻状に覆われていることを特徴とする車両の車体構造。
  2. 記サブタンクは、中央部に前記サブキャップが配置されると共に、前記サブキャップが配置された中央部付近が、縦断面すると略三角形の形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の車体構造。
  3. 前記サブタンクは、後側に当該サブタンク内の副燃料を送り出す給油パイプが設置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の車体構造。
  4. 記給油パイプは、前記車体に固定されるパイププロテクタによって覆われていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両の車体構造。
  5. 前記サブタンクには、前記副燃料を当該サブタンクに給油するための副燃料給油口の近傍にドレンパイプが接続され、
    前記ドレンパイプは、前記副燃料給油口から前記フロントフェンダと前記アウタパネルとの間を下方へ延設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両の車体構造。
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