JP4387483B2 - 遊技媒体の貸出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機やパチスロ遊技機などの遊技機の間に設置されて、パチンコ玉やメタルなどの遊技媒体を貸し出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置における売上金額は、遊技媒体貸出装置自身と、遊技ホールに設置された機器全体を制御するホールコンピュータの両方で集計記録されるようになっている。そして、遊技媒体貸出装置における集計データの消去は、閉店時に1台毎に消去する操作が煩雑で時間を要するため、閉店から翌朝の開店までの電源遮断によって自動的に、且つ、確実に消去される必要がある。
【0003】
しかし、一時的な停電などの電源遮断で遊技媒体貸出装置のデータが消去されると、ホールコンピュータのデータと照合して故障や不正などをチェックすることができなくなるので、一時的な停電などでは遊技媒体貸出装置のデータは消去されないように構成される必要がある。
【0004】
このため、図示しないROM・RAM・MPUなどを内蔵したシングルチップマイコン11などにより構成される図8に示す従来装置の制御器10においては、紙幣が投入される度に売上金額のデータをRAMに加算集計するためのプログラムが、ROMに予め格納されている。
【0005】
また、シングルチップマイコン11のVCC端子12に接続され、通電中に充電されてバックアップ用の補助電源として機能するコンデンサ15により、電源遮断時にも売上金額のデータがRAM上に保持される仕組みになっている。
【0006】
電源遮断中はVCC端子12の消費電流により、コンデンサ15は徐々に放電し、VCC電圧が徐々に低下する。そして、例えば図9に示したように、シングルチップマイコン11のVCC端子電圧が閉店後の電源遮断により、RAMデータが化けて保持できなくなる電圧より下がるようにコンデンサ15の容量と、放電抵抗16の抵抗値が選択されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、RAMのデータが化けて保持できなくなる電圧には、個体間、温度差などによりバラツキがあるため、通常の停電やメンテナンスのための電源遮断では記憶したままで、閉店から翌朝の開店までの電源遮断では必ずRAMのデータが消去されるようにすることは実際には難しい。
【0008】
また、データが化ける電圧付近ではRAMの一部のデータだけが化けると云う現象も起きるため、その頃に電源が投入されるとメモリーチェック(RAMデータが正常に保持されているかどうかの確認)の信頼性が非常に低くなる。また、記憶保持データは全て無効になるため、故障履歴データなどの長期に保持したいデータをRAMの中に配置できないと云った問題点もある。
【0009】
したがって、停電やメンテナンスなどを行うときの一時的な電源遮断ではデータが消去されず、閉店から翌朝の開店までの電源遮断時には確実にデータが消去できるようにして、売上金額などの管理が容易にできるようにする必要があり、これが解決すべき従来技術の課題であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決するために、硬貨・紙幣・プリペイドカードなど(以下、貨幣等と云う)の識別・返却・受取手段、遊技媒体の払出手段などを備えて設置され、貨幣等を受け取ることにより遊技機で使用するパチンコ玉などの遊技媒体を貸し出す遊技媒体の貸出装置において、
提示された貨幣等が適正と認められたときに売上金額などを集計演算する集計演算手段と、
この集計演算手段が集計演算した結果を停電などによる電源遮断時にも保持する記憶保持手段と、
この記憶保持手段を有効化するための充電式補助電源と、
この充電式補助電源の電圧を電源投入時に読み取り、
その読み取った電圧が前記記憶保持手段の安定した動作に必要な最低電圧以上であり、且つ、前記最低電圧よりも高い値に予め設定されている比較電圧より低いときには、前記記憶保持手段に設けられている当日売上集計金額データの記憶領域および当日メタル払出枚数データの記憶領域に記憶されている記憶情報を、前記記憶保持手段に設けられている前日売上集計金額データの記憶領域および前日メタル払出枚数データの記憶領域に移した後、当該当日売上集計金額データの記憶領域および当該当日メタル払出枚数データの記憶領域に記憶されている記憶情報のみを消去し、
前記読み取った電圧が前記最低電圧よりも低いときには、前記当日売上集計金額データの記憶領域、前記当日メタル払出枚数データの記憶領域、前記前日売上集計金額データの記憶領域、前記前日メタル払出枚数データの記憶領域、故障履歴データの記憶領域、の各記憶領域に記憶されている記憶情報を含む、前記記憶保持手段が記憶している全ての記憶情報を消去する制御手段と、を備えるようにした第1の構成の遊技媒体貸出装置と、
【0011】
前記第1の構成の遊技媒体貸出装置において、第1の電源遮断時間と、当該第1の電源遮断時間よりも長い第2の電源遮断時間のいずれかを選択して設定する手段を備え、前記制御手段は、電源投入時に前記第1の電源遮断時間が設定されているときには、前記読み取った電圧と前記比較電圧との比較判定、および、前記読み取った電圧と前記最低電圧との比較判定に基づき、前記当日売上集計金額データの記憶領域および前記当日メタル払出枚数データの記憶領域に記憶されている記憶情報のみを消去するか、前記全ての記憶情報を消去するか、もしくは前記全ての記憶情報を保持させるかを決定し、電源投入時に前記第2の電源遮断時間が設定されているときには、前記読み取った電圧と前記最低電圧との比較判定のみに基づき、前記全ての記憶情報を消去するか否かを決定するようにした第2の構成の遊技媒体貸出装置と、
【0012】
記第2の構成の遊技媒体貸出装置において、前記制御手段は、電源投入時に前記第1の電源遮断時間が設定されており、且つ、電源投入時に読み取った前記充電式補助電源の電圧が、前記最低電圧以上前記比較電圧未満であるときには、前記当日売上集計金額データの記憶領域および前記当日メタル払出枚数データの記憶領域に記憶されているデータを前記前日売上金額データの記憶領域および前記前日メタル払出枚数データの記憶領域に移した後、前記当日売上集計金額データの記憶領域および前記当日メタル払出枚数データの記憶領域をクリアするようにした第3の構成の遊技媒体貸出装置と、
【0013】
前記第1〜第3何れかの構成の遊技媒体貸出装置において、電源投入時は充電禁止状態で充電式補助電源の電圧を読み取り、読み取り終了後に充電を開始させる充電制御手段を備えるようにした第4の構成の遊技媒体貸出装置と、
【0014】
前記第1〜4何れかの構成の遊技媒体貸出装置において、充電式補助電源の電圧がA/D変換して読み取られ、予め設定した定めた値と比較されて電圧比較するようにした第5の構成の遊技媒体貸出装置と、
を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、パチスロ遊技機で使用するメタルを1000円札による支払いで所定の枚数、例えば50枚貸し出すメタル貸出装置を例に挙げて、図1〜図7に基づいて説明する。なお、理解を容易にするため、これらの図面においても前記図8で示した部分と同一の部分には同じ符号を付した。
【0016】
図7示した本発明のメタル貸出装置100は、前面部に紙幣受取口31・メタル払出口32などを備え、その内部には制御器10・紙幣受取手段33・金庫34・メタル払出機35・表示器36などを備えている。
【0017】
メタル貸出装置100の電気的構成を図1に示す。マイコンなどから構成される制御器10には、紙幣受取口31に差し込まれた紙幣を識別し、偽札であればそのまま返却し、正常な1000円札であればこれを金庫34に取り込むと共に、制御器10に1000円の売上情報を送信する紙幣受取手段33と、制御器10からの指令に基づいてメタル払出口32にメタルを払い出し、そのメタルが確実に払い出されたことをセンサーによって検知し、計数パルス信号などで制御器10に払出枚数を出力するメタル払出機35と、表示器36と、当日売上集計データを表示器36に表示させるときに操作する売上表示スイッチ37と、当日の売上集計データを消去するための消去スイッチ38と、当日売上集計データを電源遮断の約4時間後に消去するのか、約24時間後に消去するのかを切り替えるためのバックアップ時間切替スイッチ39と、が接続されている。
【0018】
制御器10は、例えば図2に示したように構成されており、予めメタル貸出装置としての所要の制御プログラムが格納されたROM、一時記憶手段としてのRAM、演算手段としてのMPU(何れも図示せず)などからなるシングルチップマイコン11と、電源遮断時にシングルチップマイコン11に電力を供給してRAMのデータを記憶させておくためバックアップ用のコンデンサ15と、シングルチップマイコン11からの充電制御出力に応じてコンデンサ15への充電を行うためのトランジスタ17などから構成されている。また、コンデンサ15の正極は、シングルチップマイコン11のA/D変換入力端子13に接続されている。
【0019】
そして、制御器10においては電源が遮断された後のシングルチップマイコン11のVCC端子12の電圧が、例えば図3に示したように24時間後においてもRAMのデータ保持最低電圧より高くなるようにコンデンサ15の容量などが決定されている。また、24時間経過時点のVCC端子12の電圧のA/D変換値が例えば71ポイント、4時間経過時点のそれが例えば207ポイントとなるように回路設計されている。
【0020】
シングルチップマイコン11のRAMには、図4に示した当日売上金額データ、当日メタル払出枚数データ、前日売上金額データ、前日メタル払出枚数データ、故障履歴データ(1)、故障履歴データ(2)、・・・・・・・・などのデータが自動的に記憶保持される。
【0021】
通電中における制御器10による制御の一例を図5に基づいて説明する。制御器10は、紙幣受取手段33から送信される売上信号を常時監視している。
【0022】
そして、紙幣受取手段33から売上信号が送信され、ステップS1においてイエスと判定されるとステップS4に移行して当日売上金額データに1000円を加算する演算を行ない、続いてステップS5に移行してメタル払出機35を起動し、メタルの払い出し動作を行う。
【0023】
続くステップS6においては、メタルを1枚払い出す度にメタル払出機35が出力する計数パルス信号を受信し、計数パルスを50個検知するまで、すなわち所定の50枚のメタルが払い出されるのを待ってステップS8に移行し、メタル払出機35を停止させる。
【0024】
ステップS9においては、当日メタル払出枚数データに50枚を加算する演算を行い、ステップS2に移行する。ステップS2においては、消去スイッチ38が操作されたか否かを判定し、イエスと判定されたときにはステップS10に移行して当日売上金額データを前日売上金額データに移し、続いてステップS11に移行して当日売上金額データを消去する。
【0025】
また、ステップS12では当日メタル払出枚数データを前日メタル払出枚数データに移し、ステップS13では当日メタル払出枚数データを消去し、ステップS3に移行する。
【0026】
ステップS3においては故障が発生したか否かを判定し、ノーと判定されたときにはメインフローに直接戻り、イエスと判定されたときにはステップS14に移行して故障の内容をRAMの所要の領域に記憶してからメインフローに戻る。
【0027】
なお、ステップS1においてノーと判定されたときにはステップS2に直接移行し、ステップS2においてノーと判定されたときにはステップS3に直接移行する。
【0028】
ところで、ステップS2においてイエス、すなわち消去スイッチ38が操作されたと判定されてステップS10〜S13の制御が行われるのは、主にバックアップ時間切替スイッチ39によってバックアップ時間24時間が選択されている場合である。
【0029】
上記制御が行われることによって、シングルチップマイコン11のRAMには当日売上金額データ、当日メタル払出枚数データ、前日売上金額データ、前日メタル払出枚数データ、故障履歴データなどが適宜記憶され、また、RAMの記憶保持のための電源であるコンデンサ15は満充電状態にされる。
【0030】
そして、営業が終了し、閉店後の清算業務も終了すると、メタル貸出装置100へ電力を供給する電源が落とされる。この電源遮断後は、シングルチップマイコン11は低消費電力モードに移行し、VCC端子12への供給電圧がマイコンの持つ特性であるRAMデータ保持最低電圧以上である間は、RAMの内容は正確に保持される。RAMのデータは公称のRAMデータ保持最低電圧を多少下回っても保持される場合が多いので、従来例に示したような装置では各設定時間の間に電源オフ後のVCC端子12への供給電圧が確実にデータが失われる電圧まで下がる放電特性となるように、コンデンサの容量などが決められている。
【0031】
一方、本発明のメタル貸出装置100の制御器10においては、電源遮断後のVCC端子12の電圧は、前記図3に示したように24時間後においてもRAMデータ保持最低電圧より高く保持されている。また、24時間経過時点のVCC端子電圧のA/D変換値がRAMデータ保持最低電圧より僅かに高い71ポイント、4時間経過時点のVCC端子電圧のA/D変換値が207ポイントとなるように回路設計されている。
【0032】
次に、バックアップ時間切替スイッチ39によってバックアップ時間4時間が選択された状態で一度落とされた電源が再投入されたときの制御器10による制御の一例を、図6に基づいて説明する。
【0033】
電源の再投入によりシングルチップマイコン11はイニシャルフローが起動し、ステップS21においては充電制御出力14を充電禁止状態にする。これにより、バックアップ用のコンデンサ15は電源が再投入される直前の電圧を保持する。
【0034】
ステップS22では、バックアップ用コンデンサ15の電圧をA/D変換入力により0〜255ポイントの値に変換して取り込み、ステップS23に移行してバックアップ時間切替スイッチ39の状態を判定する。
【0035】
この場合、バックアップ時間は4時間が選択されているためステップS27に移行し、A/D変換値と207ポイントとの比較が行われる。
【0036】
ステップS27においてイエス、すなわち前記A/D変換値が207ポイント以上あり、停電や装置の保守点検などで遮断された電源が4時間以内に再投入されたと判定されたときには、RAM上のデータに変更を一切加えることなくステップS26に移行し、充電制御出力14を充電状態に切り替えてバックアップ用のコンデンサ15の充電を図り、メインフローに移行する。
【0037】
一方、ステップS27においてノー、すなわち前記A/D変換値が207ポイントより小さく、電源が落とされてから4時間以上が経過して再投入されたと判定されたときにはステップS28に移行してさらに71ポイントとの比較を行う。
【0038】
そして、ステップS28においてノー、すなわち前記A/D変換値がRAMデータ保持最低電圧より少し高い電圧に相当する71ポイントより大きく、電源が落とされてから4時間以上は経過しているが、24時間は経過しない内に電源が再投入されたと判定されたとき、例えば前日の閉店後の清算業務終了時に電源が落とされ、12時間後の翌朝に開店するときなどは、ステップS29に移行して当日売上金額データを前日売上金額データに移し替え、続くステップS30においては当日売上金額データを消去する。
【0039】
さらに、ステップS31においては当日メタル払出枚数データを前日メタル払出枚数データに移し替え、続くステップS32においては当日メタル払出枚数データを消去する。
【0040】
一方、前記ステップS28においてイエス、すなわち前記A/D変換値が71ポイントより小さく、電源が落とされてから24時間以上が経過して電源が再投入され、RAM上のデータが化けた可能性があると判定されたときには、ステップS25に移行してRAM上の全てのデータを消去し、その後ステップS26を経てメインフローに移行する。
【0041】
また、前記ステップS23における判定でバックアップ時間として24時間が選択されていると判定されたときには、ステップS24に移行して前記A/D変換値が71ポイント以上であるか否かを判定し、イエスと判定されたとき、すなわち電源が落とされてから24時間以内に再投入されたと判定されたときにはステップS26に直接移行し、ノーと判定されたとき、すなわち電源が落とされてから24時間以上が経過して電源が再投入されたと判定されたときにはステップS25に移行してRAM上の当日売上金額データ、前日売上金額データ、故障履歴データなどの全てのデータを消去し、その後ステップS26を経てメインフローに移行する。
【0042】
上記制御が行われることによって、シングルチップマイコン11のRAMに記憶された当日売上金額データ、当日メタル払出枚数データ、前日売上金額データ、前日メタル払出枚数データ、故障履歴データなどの全てのデータが、停電などの短時間の電源遮断では完全に保持される。
【0043】
一方、翌朝の開店時までの長時間の電源遮断によって、故障履歴などの長期に保管する必要があるデータ以外のデータ、すなわち当日メタル払出枚数データ、前日売上金額データ、前日メタル払出枚数データ、故障履歴データなどは自動的に消去されるので、データ管理が極めて簡単になる。
【0044】
なお、電源を再投入する時のバックアップ用コンデンサ15の電圧の読み取り結果だけに基づいてRAMデータの消去制御を行っているが、これに加えてチェックサム比較方式のメモリーチェックを併用しても良いことは云うまでもない。
【0045】
また、本発明の遊技媒体貸出装置はパチンコ遊技機で使用するパチンコ玉を貸し出す装置などとすることも可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の装置によれば、制御器に記憶した当日売上金額データ、前日売上金額データ、故障履歴データなどの全てのデータは、停電やメンテナンスなどを行うときの比較的短時間の電源遮断では一切消去されず、閉店から翌朝の開店までの比較的長い電源遮断では長期に保存したいデータ、例えば故障履歴を除く当日売上金額データ、前日売上金額データなどの他のデータが選択的に消去されるので、データ管理が極めて簡単になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の電気的構成を示す説明図である。
【図2】制御器の構成を示す説明図である。
【図3】バックアップ用コンデンサの放電特性を示す説明図である。
【図4】RAMに記憶するデータを示す説明図である。
【図5】通電時における制御例を示す説明図である。
【図6】電源を再投入したときの制御例を示す説明図である。
【図7】メタル貸出装置の全体の構成を示す説明図である。
【図8】従来技術の制御器の構成を示す説明図である。
【図9】従来技術のバックアップ用コンデンサの放電特性を示す説明図である。
【符号の説明】
10 制御器
11 シングルチップマイコン
12 VCC端子
13 A/D変換入力端子
14 充電制御出力
15 コンデンサ
16 放電抵抗
17 トランジスタ
31 紙幣受取口
32 メタル払出口
33 紙幣受取手段
34 金庫
35 メタル払出機
36 表示器
37 売上表示スイッチ
38 消去スイッチ
39 バックアップ時間切替スイッチ
100 メタル貸出装置

Claims (5)

  1. 硬貨・紙幣・プリペイドカードなど(以下、貨幣等と云う)の識別・返却・受取手段、遊技媒体の払出手段などを備えて設置され、貨幣等を受け取ることにより遊技機で使用するパチンコ玉などの遊技媒体を貸し出す遊技媒体の貸出装置において、
    提示された貨幣等が適正と認められたときに売上金額などを集計演算する集計演算手段と、
    この集計演算手段が集計演算した結果を停電などによる電源遮断時にも保持する記憶保持手段と、
    この記憶保持手段を有効化するための充電式補助電源と、
    この充電式補助電源の電圧を電源投入時に読み取り、
    その読み取った電圧が前記記憶保持手段の安定した動作に必要な最低電圧以上であり、且つ、前記最低電圧よりも高い値に予め設定されている比較電圧より低いときには、前記記憶保持手段に設けられている当日売上集計金額データの記憶領域および当日メタル払出枚数データの記憶領域に記憶されている記憶情報を、前記記憶保持手段に設けられている前日売上集計金額データの記憶領域および前日メタル払出枚数データの記憶領域に移した後、当該当日売上集計金額データの記憶領域および当該当日メタル払出枚数データの記憶領域に記憶されている記憶情報のみを消去し、
    前記読み取った電圧が前記最低電圧よりも低いときには、前記当日売上集計金額データの記憶領域、前記当日メタル払出枚数データの記憶領域、前記前日売上集計金額データの記憶領域、前記前日メタル払出枚数データの記憶領域、故障履歴データの記憶領域、の各記憶領域に記憶されている記憶情報を含む、前記記憶保持手段が記憶している全ての記憶情報を消去する制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技媒体の貸出装置。
  2. 第1の電源遮断時間と、当該第1の電源遮断時間よりも長い第2の電源遮断時間のいずれかを選択して設定する手段を備え、
    前記制御手段は、
    電源投入時に前記第1の電源遮断時間が設定されているときには、前記読み取った電圧と前記比較電圧との比較判定、および、前記読み取った電圧と前記最低電圧との比較判定に基づき、前記当日売上集計金額データの記憶領域および前記当日メタル払出枚数データの記憶領域に記憶されている記憶情報のみを消去するか、前記全ての記憶情報を消去するか、もしくは前記全ての記憶情報を保持させるかを決定し、
    電源投入時に前記第2の電源遮断時間が設定されているときには、前記読み取った電圧と前記最低電圧との比較判定のみに基づき、前記全ての記憶情報を消去するか否かを決定することを特徴とする請求項1記載の遊技媒体の貸出装置。
  3. 記制御手段は、
    電源投入時に前記第1の電源遮断時間が設定されており、且つ、電源投入時に読み取った前記充電式補助電源の電圧が、前記最低電圧以上前記比較電圧未満であるときには、
    前記当日売上集計金額データの記憶領域および前記当日メタル払出枚数データの記憶領域に記憶されているデータを前記前日売上金額データの記憶領域および前記前日メタル払出枚数データの記憶領域に移した後、前記当日売上集計金額データの記憶領域および前記当日メタル払出枚数データの記憶領域をクリアすることを特徴とする請求項記載の遊技媒体の貸出装置。
  4. 電源投入時は充電禁止状態で充電式補助電源の電圧を読み取り、読み取り終了後に充電を開始させる充電制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の遊技媒体の貸出装置。
  5. 充電式補助電源の電圧がA/D変換して読み取られ、予め設定した定めた値と比較されて電圧比較が行われることを特徴とする請求項1〜4何れかに記載の遊技媒体の貸出装置。
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