JP4386711B2 - 可変入賞装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ソレノイドによって開閉動する開閉扉を飛入口前面に備えてなるパチンコ機の可変入賞装置に関する。
飛入口に開閉扉を備えてなる可変入賞装置は、一般に大入賞装置乃至大入賞口と称され、通常の場合遊技盤前面に形成される遊技部の最下部に設置される。
この入賞装置は、上方の遊技部の中央部に設置される可変表示装置と連動する関係に置いて、例えば上記可変表示装置において「当り」が成立したとき、飛入口に備える開閉扉を開放し、短時間に多数の入賞球の飛入を受け入れ、これにより多数個の賞球の放出を行うように設置使用される。
この可変入賞装置は、入賞球を受け入れる入賞室を中心に構成されており、入賞球を受入れる飛入口には開閉扉を蝶着する一方、機種によって異なるが入賞室内部に入賞球を振り分ける揺動台を備えるものも多い。そして、入賞球を計数する検出スイッチを備え、更に上記開閉扉や揺動台を駆動するためのソレノイドを一体に組付けるものとなっている。 従って、多数の部品を組付けることから構造上複雑なものとなっており、また、この入賞装置は遊戯盤上に組入れるに当って他の部品との関係から十分な取付け空間が用意される訳ではないので、装置そのものを小型化することが求められ、これが更に装置の構造を複雑化する要因になっている。
この様なことから、従来から入賞装置本体を複数の部分に分割成形し、部品として個別に成形したものを製造時に取り纏めて組立てると共に、駆動源となるソレノイドや検出スイッチ等の部品類をこれに組付け製造する方法が採られている。
通常、この装置の組立ては入賞室を形成する筺形をなす本体部を中心にして、これに上述の諸種の部品を組付け、完成する手法を採っているが、この本体部及びこの本体部を遊技盤に止め付ける取付基板については合成樹脂を素材に射出成形により個別に成形し、この本体部と取付基板とをビス止めによって結合させており、またこれとは別に上記本体部については入賞室の内部に別に形成する入賞球の振り分け揺動台を組み入れ、また取付基板についは前記入賞室に向って開口する飛入口に開閉扉を蝶着し、それぞれ組付けるようにしている。
この様な本体部の組立てと同時に、この本体部にはソレノイドを固定する取付部を形成し、これを足場に前記開閉扉乃至揺動台を駆動するソレノイドを固定するようにしている。そして、これに併せてソレノイドと開閉扉乃至揺動台とを連動部材を介して連結し、ソレノイドの駆動によって開閉扉乃至揺動台を開閉動させ、或は揺動させられるようにしている。
例えば、この様に入賞装置本体部を複数の部品に分割し、成形してこれらを組立てながら更にソレノイド等の部品を組込んで完成させる例として特開2000−126412号公報に記載される入賞装置がある(特許文献1)。
特開2000−126412公報の明細書中「発明の詳細な説明の項」の段落0009、0010、及び図面の図3、図4、図6、図7。
上記入賞装置において、本体部と取付基板を組付けるためのビス止めや、本体部に対するソレノイドのビス止めは、相互の位置関係が一定であり固定的であるため比較的容易に組立て結合させることができるが、ソレノイドの駆動力を前記開閉扉や揺動台に伝える連動手段(揺動連結の手段)の組付けはそのもの自体が動くものであることと、複数の部品との組合せを通して行う必要があることから、本体部に対する組付けが一層複雑になっており、簡単な作業ではない。
ことに、ソレノイドの場合プランジャの直進的な伸縮運動を開閉扉や揺動台に対して揺動運動に変換して伝達する必要があることから連動手段(前記特許文献1においては「可動片23」に相当する。)には揺動のための支点となる支軸を組込む必要があり、そのため前記本体部にはこの支軸を軸承する軸受手段を設備する必要がある。しかし、小型に形成される入賞装置の中で、この軸受けを設備し、更にこれに小型の支軸を軸承させることは極めて困難であり、厄介な作業になっている。
本発明は、上述従来の問題点、ことに支軸を支点にして揺動する連動手段の入賞装置本体部に対する組込みの困難性に鑑み、これを改善すべく開発されたものであり、その目的とするところは可変入賞装置において、飛入口に設けられる開閉扉、或は入賞室内部に組込まれる入賞球を振り分ける揺動台と、これらを駆動するソレノイドとを連絡し、ソレノイドのプランジャの伸縮運動を揺動運動に変えながら伝達する連動手段、つまり揺動連結手段を揺動自由に支持するところの支軸を、入賞装置本体部に対して容易に、且つ確実に組込めるようにして、製造性を高め、且つ製品精度の高い可変入賞装置を提供しようとするものである。
即ち、本発明は上記課題を解決するため、入賞装置本体部の背面部の適所に後方に向って開放する軸受凹部を形成し、該軸受凹部にソレノイドと開閉扉乃至揺動台との間に介挿する揺動連結手段の支軸を嵌合し、その一方前記本体部の背面部に固定するソレノイドの後方に置かれる中継基板を装着するための基板取付台から延設する支脚を、上記ソレノイドを跨ぐようにして前記本体部背面部に突き出し、その脚端を前記軸受凹部に当接することによって前記支軸を固定し軸承するようにしたことにある。
尚、本発明において上記「中継基板」は入賞装置本体部に設置するソレノイド、検出スイッチ、或は照明用の乃至表示用のランプ等と、パチンコ機本体乃至遊技盤に備えられる遊技制御用の主制御基板とを連絡して相互の信号を中継送信すると共に、電力を供給するための中継基板を指すものとする。
本発明を更に詳述すると、本発明は入賞装置本体部の入賞室内部に設けられる入賞球を振り分ける揺動台、乃至入賞室の飛入口に蝶着される開閉扉と、前記本体部の背面部に取付られるソレノイドとの間に介挿される揺動連結手段を支軸を支点に揺動自由に支持して前記ソレノイドのプランジャの伸縮運動により前記揺動台、乃至開閉扉を揺動し、或は開閉動するようにした可変入賞装置において、前記本体部の背面部に後方に向け開放する軸受凹部を形成し、これに前記支軸を嵌め入れる一方、前記ソレノイドの後方に備える中継基板の基板取付台から延設する支脚を該ソレノイドを跨いで前記本体部の背面部に差し出し、その脚端を前記軸受凹部の開口部に当接して前記支軸を押え軸承すると共に、該脚端を前記本体部にビス止めすることにより基板取付台を本体部に固着組付けるようにした可変入賞装置を提供することにある。
また本発明は、前記軸受凹部についてこれを支軸の両端部を受ける一対の凹部から構成し、また前記基板取付台の支脚は脚端に前記凹部に対応させて一対の突起を設け、本体部の背面部に該支脚を当接する際に前記軸受凹部に該突起を嵌め入れ、支軸を固定することを特徴とした可変入賞装置を提供することにある。
前記軸受凹部は前記入賞装置の本体部を成形する際に一体に形成する。前述したように本発明における本体部も従来同様に合成樹脂を材料に略筺形し、中空の内部を入賞室とするが、この本体部の形成にあたって背面部にはソレノイド、そして中継基板の基板取付台の取付部を形成するのに併せて上記軸受凹部を一体に設けることになる。
更に具体的に説明すれば、この軸受凹部は開閉扉、或は揺動台の位置に併せて設けられる揺動連結手段の設置位置に対応する本体部の背面部に設けることになる。そして、この凹部の開口部を後方に向けて開口する形で形成し、後方から支軸を嵌め込むことで支持できるようにする。
基板取付台に形成する支脚の脚端の当接は、上記軸受凹部から支軸が抜け出るのを防止するためのものであり、この当接状態の確保によって支軸はしっかり凹部内に収められ軸承されることになる。
前記支脚の脚端に形成される突起はこの支軸の固定を確実にして凹部内でのガタ付きを防止するものとなる。
一方、前記中継基板の取付台から延設される複数本の支脚は、本体部の背面部に固定されるソレノイドを越えてこの基板取付台を本体部に固定するためのものであり、本発明ではこの支脚をビス止めすることにより固定するのを利用して前記支軸の固定を図るようにしている。つまり1つの作業を通して支軸の取付を同時に行うようにしているのである。
この様に、本発明は入賞装置本体部にこの本体部の成形時に揺動連結手段の支軸を受ける軸受凹部を予め形成しておくことによって軸受手段を組立時に準備し、取付ける必要がなく、しかも揺動連結手段の組立時には単にこの支軸を上記軸受凹部に嵌め入れ、次の基板取付台の取付に併せてその支脚のビス止めによりこの支軸の固定を図ることができることから、狭い作業空間の中でも容易に支軸の組付けを行うことができる利点がある。
しかも、本発明は基板取付台の支脚は、揺動連結手段の小さな支軸に関わることなくその大きさ、具体的には脚端の大きさを選択することが可能であることから、本体部に対するビス止めは比較的に容易であり、従って組立時の作業性に優れると共に、確実な軸承ができる利点がある。
本発明の可変入賞装置の製造に当っては、入賞装置本体部を合成樹脂を材料に筺形に形成する際にその背面部に揺動連結手段を支持する支軸の軸受凹部を後向けに開口するように形成する。一方、中継基板を装着する基板取付台にはその前面側から上記軸受凹部に向けて本体部の背面部に取付られるソレノイドを越えて脚端を当接する支脚を延設する。そして、前記軸受凹部に対して本体部の入賞室の飛入口に蝶着される開閉扉を揺動させるための、或は上記入賞室に備えられる入賞球を振り分ける揺動台を揺動させるための揺動連結腕の支軸をその後方の開口部から差入れ嵌め付ける。
次に、この支軸を受け入れた前記軸受凹部に対し後方から基板取付台の取付けに併せてその支脚の脚端を臨ませ、上記凹部の開口部を塞ぐように当接し、支軸を閉じ込める。この状態で脚端を本体部の背面部にビス止めし、基板取付台の取付けに併せて前記支軸の軸着を完了する。
これにより本体部に対する開閉扉乃至揺動台とソレノイドとを連結する揺動連結腕の組み込みを行い、支軸を軸受部材を用いて固定する従来の方法に代えて容易に且つ的確に軸承することができるのである。
次に、本発明の可変入賞装置を図面に示す実施例について更に詳述し、その特徴とするところを明らかにする。
図面は本発明に係る可変入賞装置の1実施例を示したものである。図1は本発明入賞装置を遊技盤に装着した状態の正面図、図2は拡大正面図、図3は拡大平面図、図4は前方斜め上方から見た斜視図、図5は後方斜め上方から見た斜視図、図6は分解斜視図で、図7、図8は図5の部分の拡大分解斜視図である。
図示する遊技盤1は、前面に打球を誘導する内外のレール2,3を配置し、更にこれらのレールに連続させて半円弧状に飾り枠4を配置して円形状に囲み、遊技盤1の中央部に遊技部5を形成している。上記遊技部5の上部中央部には大型の画面6を有する可変表示装置7を装着し、この可変表示装置7を囲むようにして複数の入賞口8‥と、風車9‥を配置し、障害釘を植設する。そして、前記画面6の直下に始動用入賞口10を、この始動用入賞口10の下に本発明に係る可変入賞装置11を配置している。
上記可変入賞装置11(以下、単に「入賞装置」と記す。)は、所謂大入賞装置として短時間に多量の入賞球の受け入れを可能にするものであり、図示するように遊技盤1に取付けるための取付基板12の中央部に飛入口13を開設し、この飛入口13に開放時に多くの打球を短時間に受け入れる開閉扉14を備える。
飛入口13は横長に開設してあり、開閉扉14はこの飛入口13の形状に合せて横長に形成し、下端の両側を支軸15,15を介して前記飛入口13の両側下端に設ける軸受部16,16に蝶着し、この支軸15,15を支点にして扉の上端を前後に揺動させ、開閉するようにしてある。
前記飛入口13の内側、即ち取付基板12の背面側には飛入球を受け入れる入賞室17を備える筺形に形成される入賞装置本体部18を組付けている。そして、入賞室17の内部には入賞球を振り分ける揺動台19を組み込んでいる。
上記入賞室17は、飛入口13に合せて横長に形成してあり、その奥行き幅をパチンコ球が容易に飛入できる幅、具体的にはパチンコ球の直径の2倍を超えない幅を以て形成している。
前記入賞装置の本体部18は合成樹脂を材料に射出成形により筺形に形成し、中空にした内部を入賞室17とするもので、この本体部には前記開閉扉14乃至揺動台19の駆動源となる2つのソレノイド20,21と入賞球の通過を検出する検出スイッチ22,23を取付け、開放した底部にはこれを塞ぐブロック状をなす底枠24を嵌め込み、これにより当該本体部18を中空の筺形にして前記入賞室17を形成するようにしている。
上記底枠24は、本体部18と同様に合成樹脂を材料に成形するもので、本体部18に対してその背面板25から突き出す2本のボス部26,26を足場にねじ止めすることで組付けるようにしている。
また、前記揺動台19についても同様に背面板25の前面に植設する支軸27に台の底部に形成する軸受19aを通して揺動自由に支持させ、入賞室17に収められるようにしてある。
前記一方のソレノイド20は、揺動台19を揺動させるための駆動源であり、このソレノイド20は取付金具28を介して前記本体部18の背後に横向きに固定される。
このソレノイド20のプランジャ29には前記本体部18に支軸30を介して軸承されるL字形の揺動連結腕31の一端がピン32によって連結し、この揺動連結腕31の他端31aが揺動台19の左端の後部に突き出す突起33に臨み滑合させてある。
上記揺動連結腕31の上記他端31aは、断面コ字形に形成してあり、この凹部に前記突起33を緩く嵌合することで連結するようにしてあり、前記ソレノイド20の励磁によってプランジャ29がばね34に抗して後方に引かれたとき、前記支軸30を支点にして前記他端31aを跳ね上げ、突起33を押し上げて下降している揺動台19の左端を上昇させられるようにしてある。
前記揺動連結腕31を支持する支軸30は、本体部18に軸承させるに当って本体部18の背面部に形成する後向きに開口する軸受凹部35,35に軸の両端を嵌め入れることで軸承される。そして、これの後方から後述する中継基板の基板取付台に形成する支脚の脚端を当接することで、固定し保持されることになっている。
尚、上記支軸30の軸承については基板取付台の説明に併せて後述詳細に説明する。
ところで、この揺動連結腕31は、上記組付けに当って本体部18に形成する縦の空間36に収めるようにして前記入賞室17の背後に接近した状態で配置してあり、この空間内で揺動することにより前記揺動台19の突起33を上下に作動させるようにしてある。
図中37は前記入賞室17の背面板25の左端を切り欠いて形成した一般入賞口であり、38は右端を切り欠いて形成した特別入賞口38である。これらの入賞口の中間に位置する前記揺動台19によって振り分けられる入賞球がそれぞれ誘導されるようになっていて、これらの入賞口には前記検出スイッチ22,23がそれぞれ装着されることになる。
上記の如く形成された各部は、入賞装置の本体部18を中心にして組立てが行われる。この組立てにあたっては、上記本体部18に対して底枠24を組付けることになるが、その前に各入賞口37、38に前方から底部の切欠部分を使って検出スイッチ22,23を嵌め付け、その後底枠24を嵌め付け、ねじ止めして組付けを行うことになる。
その後、支軸27を介して揺動台19を入賞室17に収め、また本体部18の背面部に突き出す支柱39を利用して前記取付金具28を介してソレノイド20を固定し、次に、揺動連結腕31を支軸30を本体部18の軸受凹部35に軸承させるのに併せて一方の端部31aを前記揺動台19の突起33に滑合させ、揺動台19とこれを駆動するソレノイド20を中心とした組立を完成させる。
前記取付基板12は、本体部18と同様に合成樹脂を材料に射出成形によって単独に形成される。ここではこの基板12の中央に開設する飛入口13にその左右両縁の下端に設ける軸受部16,16に支軸15,15を軸承させることにより開閉扉14を開閉自由に蝶着するが、他方本体部18にはこの開閉扉14を駆動するソレノイド21を取付金具40を介して取付けることになる。
上記ソレノイド21は、ばね41で前方に付勢されるプランジャ42を有し、その先端を支軸43を介して本体部18の側面に軸着支持する揺動板44にピン45により回動自由に連結し、上記プランジャ42の出入りにより上記揺動板44の先端(前端)を上下に揺動できるようにする。
前記揺動板44は、先端を二又にして凹部46を形成し、この凹部に前記開閉扉14の右端部から後方に向けて突き出す滑合片47を受け入れ、連結させる。
この揺動板44と滑合片47の連結は、取付基板12の背面に本体部18をビス止めして固定されることに併せて行われる。そして、前記ソレノイド21が失磁状態にあり、ばね41の付勢でプランジャ42が伸長状態にあるとき、揺動板44は先端を下降させ、前記滑合片47を引き下して開閉扉14を閉塞することになる。
図中、48は本体部18に固定し、前記ソレノイド21のプランジャ42とこれに連結する揺動板44から構成される連動部材49に対して外部から行われる不正行為を防護するための防護板である。
この防護板48は、本体部18の側部において露出する連動部材49を被い隠せる広さの矩形の板から構成してあり、下端部の内面側には本体部18に固定するための固定部50を備える。そして、この固定部50には前記揺動板44を支持する支軸43を受けるための軸受部51と軸押え52を一体に備え、本体部18に対する固定に併せて上記支軸43を軸着する構造になっている。
図9は、上記防護板48と本体部18との取付け関係を具体的に示したものである。合成樹脂を材料に矩形の板として形成する防護板48には内面側下端部に直角に腕を伸ばして前記固定部50を一体に設け、これと共に前記防護板48の内面に前方(図面において左方)に向けて開口するJ字形の隆起部を形成し、前記支軸43の一端を受ける軸受部51を設けている。その一方、前記固定部50の先端側から台形状の軸押え52を前方に向けて突き出すように設け、上記支軸43の他端を受けるようにしている。
一方、入賞装置本体部18の入賞室17の側板53の後端から軸受板54を延設し、この軸受板54に並行させて前記特別入賞口38に連通する入賞球通路55を本体部18の後部に設けてこの両者を対向させ、且つ前記軸受板54の後端部にはU字形に切欠く受部56を、そして前記入賞球通路55の外側面に上記受部56と向き合うように図示しないU字形の受部を設けて、この2つの受部と前記防護板48に設ける軸受部51と軸押え52とをそれぞれ前後方向に相対向させて両者の挟み付けによる協働によって支軸43の両端部をそれぞれ支持し軸承するようにしてある。
前記支軸43による軸承に際しては、先ずこの支軸43を揺動板44に穿つ軸受孔44aに挿通し、次に支軸43の一端を前記受部56に、そして他端を入賞球通路55の外側面に形成する図示しない受部に嵌め入れ、その後、この両受部の背後を塞ぐように前記防護板48の固定部50を添わせ、軸受板54の受部56から側方に突き出す支軸43の一方(外側)の端部を軸受部51に受け入れ、且つ同時に軸押え52を図示しない入賞球通路55に設ける受部に当接して他方(内側)の端部を閉じ込める。
その後、固定部50に穿つ透孔57,57にねじ58を通してこれを軸受板54の後端に設けるねじ受け孔59、及び入賞球通路55の後端に設ける図示しないねじ受け孔にそれぞれねじ付けて固定し、支軸43の軸承と防護板48の取付けを同時に完了させる。
尚、図9には説明のため、ねじ受け孔59にねじ58を直接ねじ込んだ姿を示しているが、防護板48を止め付ける際は、このねじ58を外し、前述したように透孔57に通した後ねじ付けて固定部50を止め付けることになる。
この様にして取付けられた防護板48は図3乃至図5に示したように連動部材49を構成するプランジャ42及び揺動板44の外側に近接して立ち上り、露出する側面を被い隠すことになる。
ところで、本発明の入賞装置においては、前記入賞装置の本体部18に対して前述の如くソレノイド21を含む連動部材49と防護板48を組付けたところで、この本体部を前述したように取付基板12の背面に添わせてビス止めし、組立てることになる。
この組立によって、本体部18の開放した入賞室17は前面を塞がれ、横長の空間となり取付基板12に開設した飛入口13をその前面の中央に位置させることになる。そして、これから飛入する入賞球を受け入れ、前記揺動台19に導くことになる。
上記揺動台19は上記飛入口13の位置より低く設定してあり、球の飛び込みの妨げにならないようにしてあり、飛入した入賞球は揺動台19の傾きによって傾き方向に誘導されるようにしてある。尚、入賞球はこの傾きとは関係なく飛入の勢いによって揺動台19の端部を越えて入賞室17の両端に開設する前記一般乃至特別入賞口37,38に飛入することが可能になっている。
図中60は、前記本体部18の背面にソレノイド20,21の組付けを完了した後、これらソレノイドを跨いで前記本体部の背面部を足場に装着する中継基板61を取付けるための基板取付台を示す。
この基板取付台60は、前記中継基板61の形状に合わせて横長長方形の板状に形成してあり、その背面には中継基板61を装着するための基板装着部62を設けている。この装着部62は縁部に沿って突条63を隆設し、この内側に上記中継基板61を嵌め込むようにして取付けるようにしてある。
この実施例では上記装着部62の右方の縁に内向きの爪を備えた係止片64を突設し、またこの片64に対向して左方の縁に同じく内向きの爪を備えた弾性を有する弾性係止片65を突設して、前記装着部62内に中継基板61を装着する際、その右端を前記係止片64に掛け止め、次に左端を前記弾性係止片65に押し付け、弾性を利用して掛け止めて脱落しないようにしてある。
一方、この基板取付台60の前面には、3本の当接のための支脚66,67,68と、先端に係止爪69を設けた係止用の支脚70が設けてある。
上記各支脚は、基板取付台を本体部18に取付けるための取付手段であり、本体部に対して予め装着される前記ソレノイド20,21を超えて本体部の背面部に取り付くことができるように各支脚は所要の長さを以てそれぞれ形成してある。
図13は、この実施例における前記各支脚66,67,68,70の配置を示したものである。当接のための支脚66,67,68は基板取付台60の下縁部に沿って2本が、そして右方の縁の中央部に1本が配置してある。
下縁部の左端に設けられる当接用の支脚66は脚端に当接片66aを備えて固定のための支脚になっており、この当接片66aにはビスを通すビス穴71が設けてある。そして、下縁部の中央部に配置される当接のための支脚67も同様に脚端にビス穴71を穿つ当接片67aを備えて固定のための支脚としてあり、この支脚の当接片67aには連設して左右に間隔を置く一対の押圧用突起72,72を設けてある。
上記固定支脚67は前記本体部18の背面部に形成する軸受凹部35に脚端が臨むように予め位置を特定して延設してあり、この脚端に形成される前記押圧用の突起72,72は、前記本体部18の2つの軸受部35,35にそれぞれ対応し、脚端を本体部18の背面部に当接する際この軸受部35,35に嵌る前記支軸30の両端部分を背後から押圧して固定し、この支軸30をしっかり軸承することになる。
一方、他の当接用の支脚68は、右方の縁にあって前記係止用の支脚70に対設させてある。この係止用の支脚70は帯板状に形成して弾性を付与してあり、内向きに突設する係止爪69をその弾性を利用して後退させ、本体部背面部に形成する係止部、ここでは取付金具28に対して掛け止め易くしてある。
上記構成される基板取付台60は、各支脚をソレノイド20,21の背後から隙間を通して差し入れ、固定用の支脚66,67を含む各当接用の支脚の先端を本体部背面部の所定位置に当接させ、同時にこの作業に併せて係止用の支脚70の係止爪69を取付金具28に掛け止めることになる。
このうち、支脚66は脚端の当接片66aを本体部18に設ける受部73に当接し、ビス穴71に通すビス74を上記受部73に揉み込みこれに固着する(図9参照)一方、他の支脚67はその当接片67aを本体部の受部75に当接してビス穴71に通すビス74をこの受部75に揉み込んで固着することになる(図14を参照)。
尚、この実施例では、支脚68をソレノイド20を取付ける前記取付金具28の背面に当接させる一方、係止用支脚70の係止爪69を上記取付金具28の縁の前面側に掛け止めてこの金具の前後の面を挟むようにして取付くようにして取付位置を確保している。図12は、この関係を説明したものである。
ここで取付金具28を利用して2つの支脚68,70を止め付けるようにしているのは、係止用の支脚70の爪69の掛け止めを確実にすることにあるが、取付金具28を利用せずに直接本体部18の背面部に当接用の支脚68を直接当接し、またこの背面部に係止部を設けて前記係止爪69を直接掛け止めるようにしてもよい。
この様にしてなる基板取付台60は、従って当接用の支脚66,67,68及び係止用の支脚70を本体部18の背面に向って突き出し当接した後、固定のための支脚66,67の当接片をビス止めし、併せて係止用の支脚70の係止爪69を素材の弾性を利用して掛け止めると、本体部18に対してソレノイド20,21を跨いだ状態で装着することができる。
尚、ここで基板取付台60を4本の当接乃至係止用の支脚を使って固定する場合につき説明しているが、この場合、各支脚を適宜分散状に配置して取付台を均等に支持するようにすると安定した支持を得ることができる。勿論、支脚を4本としたことは少ない本数によって効率的に支持するためであり、場合によっては3本としても、また5本としてもよい。勿論、この場合においても固定の支脚の1本は前記本体部18に形成する軸受凹部35に対応させ、これに軸承される支軸30を固定するために使用することは言うまでもない。
ところで、当該実施例では固定支脚66,67を含む当接支脚を基板取付台60の下縁部に、そして係止支脚70を上縁部に設けているが、これによると取付の作業性が良くなる外に、少ない本数の支脚によって堅固な取付を行うことができることになる。特に、ここでは取付台70に対して上方から負荷が作用したとき、下方の当接支脚が支えとなり、上方の係止支脚70が引き離しに抗してしつかりした装着を確保することができる。
また、前記中継基板61は前述したように主制御基板に接続することに併せて前記ソレノイド20,21や検出スイッチ22,23等の基板からの配線が集中することから基板自体には回路パターン、抵抗、コネクタ等が一体に設けられることになる。
尚、図中の符号76,77は取付基板12の前面に貼り付ける飾り板であり、78,79はこの飾り板の前面に備え入賞ポケット、80,81は各入賞ポケットに飛入した入賞球を遊技盤背後の入賞球通路に誘導する樋で、82,83は入賞球を検出するため樋80,81に組付ける検出スイッチを示す。
上述構成される本発明入賞装置11は、前述した所謂大入賞口と同様に遊技盤1に配置され、ここでは可変表示装置7に連動して作動するように設定される。つまり、始動用入賞口10へ打球が飛入し、遊技制御装置(主制御基板)による抽選の結果、可変表示装置7に表示される図柄が「当り」を表示したとき、ソレノイド21が励磁し、揺動板44の揺動を介して飛入口13の開閉扉14が前方に向けて傾倒し開放して打球の飛入を可能にする。
その一方、これと同時に他方のソレノイド20が励磁して揺動台19を左上りに傾け、飛入口13から飛入するパチンコ球を特別入賞口38へと優先的に振り向けることが行われる。
上記の状態において飛入した入賞球が前記特別入賞口38に入り、継続して次なる開放が確定すると、ソレノイド20が失磁してばね34の付勢により揺動連結腕31が前方に揺動し、前記揺動台19を左下がりに傾けて飛入球を一般入賞口37に向けて優先的に誘導することになる。
一般入賞口37に飛入した球は、検出スイッチ22で通過数をカウントされることになり、ここで所定数、例えば10個の通過球があったとき扉14が閉じることになる。そして、前記継続が確保されているとき、再び扉14が開放すると共に、ソレノイド20が励磁して揺動台19を右下がりに傾倒させることになる。そして、継続がないときは閉塞のままとなる。
上記図示の実施例に基づき本発明装置の構成を説明したが、本発明可変入賞装置によれば、入賞装置本体部18の背面部に後方に向けて開口する軸受凹部35を予め形成し、この凹部35に揺動連結腕31の支軸30を嵌め入れることで軸承し、且つこの支軸30を基板取付台60の取付に当っての支脚67のビス止めに伴わせて固定し、確実な軸承をなすことができるものであることから極めて容易に、且つ確実に組み込めるものとなっている。
そして、更に前記軸受凹部35は本体部18の成形の際に一体に設けることができることから形成が容易であることは勿論、この凹部を正確な位置に設定することができることから支軸30を設計上の位置に正確に軸承させることができ、従って精度の高い組立を実現させることができる。
ことに、支軸30によって軸承される揺動連結腕31は揺動台19との接続関係を正確にする必要がある上に、ソレノイド20のプランジャ29との連結をすることからこれら相互の位置関係の狂いは許されないものとなっており、本発明の支軸の軸承構造はこれを充分満足させるものである。
尚、本実施例では揺動台19を作動する揺動連結腕31の支軸30につき説明したが、開閉扉14を作動する揺動板44の支軸43の軸承についても同様に実施することができる。この場合、上記支軸43の固定のため使用した防護板48に代えて基板取付台60から受部56に向けて支脚を延設し、その脚端を受部に当接してこれをビスにより固着し、支軸43の抜出しを止めることになる。
以上の様に、本発明においては揺動連結手段の支軸の軸承と共に、基板取付台の本体部に対する取付も同時に完了するものとなっているため入賞装置の組立ては極めて容易に行え、且つ迅速に、また正確に行えることになる。
本発明に係る可変入賞装置の使用状態を説明する正面図。 可変入賞装置の拡大正面図。 可変入賞装置の拡大平面図。 可変入賞装置を斜め前方から見た拡大斜面図。 可変入賞装置を斜め後方から見た拡大斜視図。 可変入賞装置の分解斜視図。 図6の振り分け台を作動するソレノイドを中心にした関連部分について拡大して示した斜視図。 図6の開閉扉を作動するソレノイドを中心にした関連部分について拡大して示した斜視図。 本体部とソレノイド及び基板取付台の取り付き関係を説明する拡大分解斜視図。 本体部からソレノイドと基板取付台を外した状態の拡大分解斜視図。 本体部からソレノイドと基板取付台を外した状態の拡大分解斜視図。 本体部にソレノイドを取付たのち後方から基板取付台を臨ませる状態を示した分解拡大斜視図。 基板取付台の斜め前方から見た斜視図。 図2のA−A線拡大断面図。
符号の説明
11 本発明に係る可変入賞装置
12 取付基板
13 飛入口
14 開閉扉
17 入賞室
18 入賞装置の本体部
19 揺動台
20,21 ソレノイド
22,23 検出スイッチ
28,40 ソレノイドの取付金具
29,42 ソレノイドのプランジャ
30 揺動連結手段(腕)の支軸
60 基板取付台
61 中継基板
66,67,68 当接用の支脚
66a,67a 当接片
69 係止爪
70 係止用の支脚
71 ビス穴

Claims (2)

  1. 本体部に設ける入賞室内部に入賞球を振り分ける揺動台を設備し、前記本体部の背面部に備えるソレノイドのプランジャと該揺動台とを揺動連結腕を介して連結し前記プランジャの伸縮動を前記揺動連結腕により揺動運動に変換して前記揺動台を揺動させ前記入賞室に入賞する入賞球振り分ける一方、前記本体部の後方に前記ソレノイドを跨いで中継基板を取付ける基板取付台を備えてなる可変入賞装置において、前記本体部背面部には後方に向けて開口する軸受凹部を設け前記揺動連結腕を軸承する支軸を嵌め入れると共に、該軸受凹部に前記中継基板基板取付台から延設する支脚の脚端を当接して開口を閉ざし、且つ該脚端を前記本体部の背面部にねじ止めして前記支軸を固定し、同時に前記基板取付台を前記本体部に固着することを特徴とした可変入賞装置。
  2. 請求項1記載の可変入賞装置において、軸受凹部は支軸の軸部を受ける一対の凹部から構成し、また支脚の脚端には前記軸受凹部に対応させて一対の突起を設け、本体部背面部に該支脚を当接するに当って前記軸受凹部に嵌め入れ支軸を固定することを特徴とした可変入賞装置。


















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