JP4385848B2 - 配線基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板上に導電性材料からなる複数の配線パターンを形成した配線基板の製造方法に関する。
スクリーン印刷等の印刷手段を用いて基板上に銀、銅や錫等を含む導電性ペーストからなる配線パターンを形成した配線基板は、従来からよく知られている。しかし、銀、銅や錫等を含む導電性ペーストで形成した配線パターンは吸湿あるいは水滴等によって水分が付着する場合や電界が存在する場合、配線パターン中の銀、銅や錫等のマイグレーションが起こり、配線抵抗が変化するという課題があった。なかでも、銀は電気抵抗の低い優れた導電性金属で、低温で焼成できると共に安価であるため導電性ペーストとして一般的に用いられているが、他の導電性金属と比較してマイグレーションを起こしやすいことが知られている。そこで、従来から、例えば銀等のマイグレーションを防止する提案が色々なされている。特に、外部機器と接続するための配線基板の端子部は、電極を露出させておく必要があるためにマイグレーションが起こりやすく、この端子部でのマイグレーションの防止が強く要求されている。
マイグレーションを防止するための配線基板構成としては、図7のような構成がある。図7は、従来の配線基板における外部機器との接続部の端子構成を示した斜視図である。端子部700は、プラスチックフィルム710の表面に銀ペーストからなる銀ペースト層720を印刷した後、銀ペースト層720の上にカーボンペーストからなるカーボンペースト層730を印刷した構成になっている。なお、端子部700間のプラスチックフィルム710は接続を容易にするために除去されている。また、端子部700以外の領域には保護膜740が形成されている。このように、銀ペースト層720の上にマイグレーションの起こりにくいカーボンペースト層730を積層させた二層構造にすることによって、吸湿もしくは水滴付着による銀のマイグレーションを防止している(例えば、特許文献1)。
また、マイグレーションを防止するための配線基板の製造方法としては、図8に示すように、一般的に、銀のマイグレーション防止のためにカーボンペースト層850をスクリーン印刷法やステンシル印刷法等で形成する方法がある。
この方法は、まず、プラスチックフィルム820上に配線パターン830を形成する。次に、端子部810以外の配線パターン830を覆うように保護層840を形成する。次に、スクリーンやステンシル版800を保護層840にまたがるように配置し、カーボンペーストを印刷することによりカーボンペースト層850を形成する。
この方法により製造された配線基板は、銀からなる配線パターン830をカーボンペースト層850で被覆することにより銀のマイグレーションを防止することができるものである。
特開2000−340607号公報
しかし、図7に示すように、銀ペースト層720上にカーボンペースト層730を形成する二層構造の場合、銀ペースト層720の側面部はカーボンペースト層730で覆われていないために、銀ペースト層720の側面の露出部から銀がマイグレーションすることがあり、確実にマイグレーションの防止を行うことはできなかった。
また、図8(a)に示したように、一般的なスクリーン印刷法やステンシル印刷法等を用いてカーボンペースト層850を形成する場合、マスクとして用いるスクリーンやステンシル版800は、平面性が要求されるため、通常ある程度の張力や剛性を必要とする。そのため、端子部810の保護層840端部において、図8(b)に示すように、スクリーンやステンシル版800と保護層840との間に段差860を生じる。その理由は、スクリーンやステンシル版800は段差860の形状に応じて自由に変形できないためであり、その結果、段差860の位置で隙間870が発生する。そして、図8(c)に示すように、印刷されるカーボンペースト層850が、その隙間870を介して流動し、隣接する配線パターン830間のカーボンペースト層850同士が繋がり、短絡部880を生じてしまうという課題があった。
また、図8(d)に示すように、特にスクリーン印刷法の場合、印刷されたカーボンペースト層850は、例えば、表面張力が大きい場合や加熱硬化時のだれ等に起因して半円状になりやすく、平坦な表面が形成できない。その結果、外部機器に接続する場合、相手側コネクタとの接触面積が小さくなり、接触抵抗が増大する。また、カーボンペースト層850の表面張力や粘度が小さい場合には、カーボンペースト層850が広がるため、その側面がシャープに形成できないので、カーボンペースト層850の間隔が狭くなる。その結果、カーボンペースト層850の広がりを考慮する必要があるため、隣接するカーボンペースト層850の間隔を微細化できないという課題もあった。
また、図8(b)に示すような保護層840による段差860を解消するために、保護層840を形成する前に端子部810の配線パターン830をスクリーンやステンシル版800を用いてカーボンペースト層850で被覆し、図9(b)に示すように、段差910を小さくすることによって短絡を起こりにくくする方法が考えられる。しかし、スクリーン800等をマスクとして用いる場合、図9(c)に示すように、配線パターン830の間隔が狭いために、配線パターン830間ではマスクが変形できず、配線パターン830の厚みによって隙間900が形成される。そのため、隣接するカーボンペースト層間で短絡部が形成されるという課題は解消されない。
そこで、本発明は上記の課題を解決して、マイグレーションの発生と隣接する配線パターン間のカーボンペーストによる短絡を防止すると共に、外部機器との接続時の接触抵抗を低減し、かつ配線パターン間を微細化できる配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の配線基板の製造方法は、基板上に導電性樹脂からなる複数の配線パターンを形成する配線パターン形成工程と、端子部以外の複数の配線パターンを絶縁性保護膜で被覆するとともに絶縁性保護膜の端子部側の端面をテーパ形状とすることにより端子部を形成する端子部形成工程と、端子部の複数の配線パターン毎およびその周辺部は個別に露出させるように配線基板形成用フィルムマスクの開口部を貼り合せる工程と、配線基板形成用フィルムマスクの開口部にカーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体を充填する被覆導体形成工程と、配線基板形成用フィルムマスクを剥離する剥離工程とを有する方法からなる。
この方法により、配線基板形成用フィルムマスクの貼り合せや剥離という簡単な工程で、配線パターンの端子部をカーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体で被覆することができる。また、被覆導体は、硬化時に配線基板形成用フィルムマスクの開口部とほぼ同じ形状で形成されるため、側面では周辺への広がりやだれの発生がなく、また表面では平坦な形状とできる。そのため、マイグレーションの防止およびカーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体の広がりによる短絡の防止や接触面積の増加により接続部の接触抵抗を低減できる。そして、配線基板形成用フィルムマスクは、絶縁性保護膜による段差部に沿って変形できる程度の可撓性を有するため、段差部を確実に被覆できる。さらに、配線基板形成用フィルムマスクは、熱や紫外線等により簡単に着脱できる接着層で基板や絶縁性保護膜と接着されるため、隙間が形成されない。そのため、隙間を介するカーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体同士の短絡が発生しない。
また、配線パターンと絶縁性保護膜との厚みばらつき等によるシャープな段差部の形状に追従できない場合でも、絶縁性保護膜の段差部がテーパ形状によりなだらかに形成される。そして、配線基板形成用フィルムマスクで段差部を隙間なく貼り合せることができる。そのため、カーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体の隙間を介した流動等がなく、隣接する被覆導体同士の短絡を確実に防止できる。
本発明によれば、配線パターンの耐湿性および耐水性を著しく向上させて配線パターンのマイグレーションの発生を抑制できる。また、配線基板形成用フィルムマスクが被覆導体硬化後に剥離されるため、被覆導体の側面はシャープに、その表面は平坦な形状で形成できる。その結果、接触面積の増大により接触抵抗を低減させると共に配線パターン間を微細化できる。さらに、配線基板形成用フィルムマスクが基板に接着層を介して密着されるため、隙間の発生がない。そのため、被覆導体による短絡を生じない等、信頼性に優れた配線基板を実現できるという大きな効果を奏する。
また、配線パターンと絶縁性保護膜との厚みばらつき等によるシャープな段差部の形状に追従できない場合でも、絶縁性保護膜の段差部がテーパ形状によりなだらかに形成される。そして、配線基板形成用フィルムマスクで段差部を隙間なく貼り合せることができる。そのため、カーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体の隙間を介した流動等がなく、隣接する被覆導体同士の短絡を確実に防止できる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板および配線基板の製造方法とそれに用いられる配線基板形成用フィルムマスクについて、図1から図4を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板を示す図である。図1(a)は平面図、図1(b)はそのA−A’断面図、図1(c)はそのB−B’断面図である。
また、図2は、図1の配線基板100の端子部110を形成する途中の状態を説明する図である。図2(a)は平面図、図2(b)はそのA−A’断面図、図2(c)はそのB−B’断面図である。
図2(a)に示すように、絶縁性の基板120の表面上に、例えば、銀ペースト等の導電性樹脂からなる複数の配線パターン130が形成されている。その上に端子部110は除いて、絶縁性保護膜140が形成される。そして、端子部110から絶縁性保護膜140にかけて配線基板形成用フィルムマスク(以下、フィルムマスクと記す。)300が貼り合されている。このフィルムマスク300には、個々の配線パターン130およびその周辺部を個別に露出させる開口部330が形成されている。このようにフィルムマスク300を接着層を介して貼り付けた状態で、カーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体(以下、被覆導体と記す。)150が開口部330に充填される。最終状態では、被覆導体150を形成後にフィルムマスク300を除いて、図1に示す配線基板100が完成する。
この構成により、配線パターン130が、マイグレーションを起こしやすい、例えば、銀、銅、錫や半田等のペーストで形成される場合でも、配線パターン130が完全に被覆導体150で覆われているので、水分等による配線パターン130のマイグレーションの発生を防止できる配線基板100が作製される。
また、図1(b)や図1(c)に示すように、被覆導体150の表面170が平坦な形状で形成されるため、外部機器と接続される接触面積が拡大する。その結果、接触抵抗が低減する。
さらに、被覆導体150の側面160もシャープな形状で形成されるため、被覆導体150の広がりがなくなり、被覆導体150間を容易に微細化できる。
以下に、図3を用いて、配線基板100の作製に用いられるフィルムマスク300について説明する。
図3(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るフィルムマスク300を模式的に示した平面図、図3(b)は、そのA−A’断面図である。
本発明の第1の実施の形態に係るフィルムマスク300は、少なくとも一方の側は撥水性または撥油性を有する樹脂フィルム310と、他方の側には設けられた熱や紫外線によって接着強度が低下する接着層320と、被覆導体形成用の開口部330とで構成されている。そして、開口部330は、図2に示した端子部110の個々の配線パターン130およびその周辺部を個別に露出させる大きさを有する。このフィルムマスク300は、少なくとも配線パターン130よりも厚い厚みを有している。例えば、配線パターンの厚みが30μmの場合、フィルムマスク300の厚みは50μm程度である。なお、フィルムマスク300の厚みは、配線パターン130の厚み以上で、少なくとも配線パターン130表面の凹凸は被覆されると共に、配線基板100が使用される環境(例えば、湿度等)条件や要求される配線抵抗を考慮して被覆導体150の厚みを加えることにより決められる。つまり、カーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体150の抵抗率は、例えば、銀、銅や錫等の導電性樹脂からなる配線パターン130の抵抗率に比べて一般に大きく、その値が接続される機器の特性を左右する。そのため、接続時の電力損失や信号の伝送速度等に応じて、要望される抵抗値を被覆導体150の厚みによって調整する必要があり、フィルムマスク300の厚みの設計が重要である。例えば、低抵抗が必要とされる用途においては、被覆導体150を薄く形成することになる。
なお、樹脂フィルム310は、撥水性または撥油性を有する、または少なくとも接着層320と反対側の表面に、例えばフッ素被膜等を付与した、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル樹脂、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂やフッ素樹脂、シリコーン樹脂等からなる。特に、フッ素樹脂やシリコーン樹脂は、被覆導体150との付着力が小さく、樹脂フィルム310として好ましい。また、接着層320は、例えばガラス転移温度50℃から90℃程度で接着強度が低下する熱可塑性樹脂等からなる材料や紫外線で接着強度が低下するUV自己隔離型粘着剤等からなる材料で構成される。なお、樹脂フィルム310や接着層320等は、配線パターン130や被覆導体150の導電性樹脂材料の硬化温度等を考慮して最適な材料同士を組み合せることが好ましい。なぜならば、被覆導体150の硬化時に、フィルムマスク300の剥離を同時に行うことができるため、工程が簡略化される。
また、フィルムマスク300は、図2(b)に示すように、例えば300μm程度の段差部260に沿って変形できる程度の可撓性を有する樹脂フィルム310で形成されている。そのため、フィルムマスク300は、絶縁性保護膜140の端面部の段差部260や隣接する配線パターン130間の隙間を形成することなく被覆し、さらに接着層320により密着させて固定される。その結果、隙間を介して被覆導体150が広がることがなくなるため、被覆導体150同士の短絡が防止される。
さらに、図2(c)に示すように、フィルムマスク300の開口部330に被覆導体150が充填され、その状態で被覆導体150が乾燥もしくは加熱された後、フィルムマスク300を剥離することにより被覆導体150が形成される。その結果、図1(c)に示すように、被覆導体150の側面160をだれのないシャープな形状で形成できると共に、その表面170を平坦な形状とすることができる。そのため、フィルムマスク300の開口部330間の形成限界まで微細化した配線パターン130を有する端子部110の形成が可能となる。
また、被覆導体150が、例えば、配線パターン130の銀粒子よりも微細な粒径を有するカーボン粒子を含む導電性樹脂からなる場合、銀粒子による配線パターン130表面の凹凸をカーボン粒子で覆うことにより、その表面部は平滑化されると共に上述したように平坦化される。そのため、外部機器との接続時、相手側コネクタと端子部110との接触する面積が拡大され、接触抵抗が低減される。
以下に、配線基板100の具体的な構成の一例について説明する。
本発明の第1の実施の形態における基板120としては、ガラス繊維入りエポキシ樹脂、セラミック板またはガラス板等の比較的硬質の基板、あるいはポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、ポリカーボネートまたはポリイミド等の高分子樹脂からなるフィルムシート基板等、通常の配線基板に用いられているものであれば、いずれでも使用可能である。なかでも、フィルムシート基板は、汎用性プラスチックとして広く利用されているため安価であり、しかも基板の板厚を100μm〜400μmに薄くできるのでこの配線基板を用いた電子回路装置の薄型化に有効な点で好ましい。なお、配線パターンが形成される面が絶縁性を有するものであれば導電性の基板を用いてもよい。
本発明の第1の実施の形態における導電性樹脂からなる複数の配線パターン130として、銀粒子を結着剤に分散混合した銀ペーストが主に用いられる。なかでも、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂またはポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂を結着剤に用いた銀ペーストは、フィルムシート基板との接着強度が強く、しかも配線パターン130自体の機械的強度が強くなる点で好ましい。
本発明の第1の実施の形態における被覆導体150としては、導電性カーボンの微粒子を結着剤に分散混合したもので、銀ペーストに用いる銀粒子の粒径よりも小さな粒径のカーボン粒子を用いることが、銀ペーストの表面の凹凸を平滑化できる点で好ましい。例えば、銀ペーストに用いる銀粒子の粒径が0.5μm〜10μmの球状銀粒子または鱗片状銀粒子の場合、カーボン粒子の粒径としては0.1μm〜1μm程度が望ましく、さらに0.3μm以下とすることがより望ましい。また、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂またはポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂を結着剤に用いた被覆導体150は、銀ペーストとの接着強度が強く、耐湿性および耐水性に優れ、しかも耐摩擦性に優れる点で好ましい。
なお、本発明の第1の実施の形態では、絶縁性保護膜140による段差部260まで被覆導体150で覆う位置にフィルムマスク300の開口部330を貼り合せる構成で示したが、絶縁性保護膜140上の一部も被覆導体150で覆うようにフィルムマスク300の開口部330を位置合せして貼り付け、被覆導体150を形成してもよい。この場合、例えば、フィルムマスク300の開口部330と絶縁性保護膜140の段差部260とが、ずれて貼り合された場合に発生する配線パターン130の露出によるマイグレーションの発生を未然に防ぐことができる。さらに、フィルムマスク300と絶縁性保護膜140の段差部260との精密な位置合せを必要としないため、生産性が向上する。
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法の一例を示す平面図である。
まず、図4(a)に示すように、スクリーン印刷またはグラビア印刷等、一般的に配線基板の配線パターンを形成するために用いられる印刷手段を用いて、基板120上に、例えば銀ペーストを印刷し、乾燥もしくは加熱して硬化させると、低抵抗で、かつ接着強度の良好な複数の配線パターン130が得られる(この工程を配線パターン形成工程という)。なかでも、スクリーン印刷法は配線パターン130形状を自由に、しかも比較的微細なパターンまで作製可能で、かつ量産性に優れ、製造コストも安価である点で好ましい。なお、配線パターン130の表面部は比較的大きな凹凸を有している。これは、スクリーン印刷で形成する場合には、スクリーンメッシュによる印刷厚さのむらが最終的に残ること、および銀ペーストの銀粒子の形状ばらつきの影響によるものである。
次に、図4(b)に示すように、端子部110以外の配線パターン130が形成されている部分の上に絶縁性保護膜140を形成する。この絶縁性保護膜140としては、通常用いられるポリイミド等の絶縁性の樹脂材料や二酸化ケイ素、窒化ケイ素等の無機材料等を形成すればよく、さらに無機材料と樹脂材料とを積層する構成としてもよい。また、樹脂材料は、スクリーン印刷で形成した場合、配線パターン130による凸形状を反映することなく、平坦に絶縁性保護膜140が形成できるため好ましい。
次に、図4(c)に示すように、フィルムマスク300の開口部330を端子部110の配線パターン130と位置合せし、接着層によって基板120に貼り合せる。この時、フィルムマスク300の厚みは、配線パターン130の膜厚より厚く、また、その開口部330は、絶縁性保護膜140側以外の配線パターン130を内包することになる。
次に、図4(d)に示すように、フィルムマスク300の開口部330に被覆導体150を、スクリーン印刷等と同様の方法を用いて、充填する(この工程を被覆導体形成工程という)。
次に、図4(e)に示すように、例えば、フィルムマスク300がフッ素樹脂で、接着層が熱可塑性樹脂の場合、90℃程度まで加熱し、フィルムマスク300の接着性を低下させてフィルムマスク300を剥離する(この工程を剥離工程という)。この時、被覆導体150は、フィルムマスク300の剥離時の加熱により、フィルムマスク300の開口部330の形状で硬化し形成される。また、必要に応じて、フィルムマスク300を剥離後、さらに被覆導体150を乾燥もしくは加熱して硬化させてもよい。この場合、予めフィルムマスク300の剥離時の加熱により被覆導体150の形状が決まるため、再度の加熱によりだれが発生することはない。
以上の工程により、被覆導体150で端子部110の配線パターン130が完全に被覆された配線基板100が得られる。
なお、剥離工程において、フィルムマスク300の接着層として、紫外線で接着性が低下する、例えば、UV自己隔離型粘着剤を用いた場合、フィルムマスク300面から紫外線を照射することにより簡単に剥離することができる。また、例えばPETからなる基板120や絶縁性保護膜140が紫外線に対して透明であれば基板120側から紫外線を照射することもできる。この場合には、フィルムマスク300を剥離する前に、被覆導体150を乾燥もしくは加熱により硬化させる必要がある。
これにより、被覆導体150により端子部110の配線パターン130が被覆され、湿度の高い雰囲気や水滴が付着するような雰囲気中で配線基板100を使用しても、銀ペーストからなる配線パターン130のマイグレーションの発生を防止できる。さらに、フィルムマスク300が基板120に接着されるため、隣接する配線パターン130間に隙間が形成されないので、被覆導体150のにじみや流動等による短絡を防止できる。従って、被覆導体150のにじみ等によって配線パターン130間が狭くならず、フィルムマスク300の開口部330の形状で被覆導体150が形成されるため、配線パターン130の微細化が容易となる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る配線基板の製造方法の一例を示す平面図である。図5において図4と同じ構成については同じ符号を用い説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態では、配線パターン130上に被覆導体150を形成した後、絶縁性保護膜140により端子部110を形成するものである。
以下に、図5を用いて第2の実施の形態について第1の実施の形態と異なる工程を主に説明する。
まず、図5(a)に示すように、基板120上に、例えば、銀ペーストからなる配線パターン130を印刷し、加熱硬化により、低抵抗で、かつ接着強度の良好な配線パターン130を形成する(この工程を配線パターン形成工程という)。
次に、図5(b)に示すように、端子部110が形成される位置に、フィルムマスク300が、その開口部330を配線パターン130と位置合せされ、接着層によって基板120に貼り合される。この時、フィルムマスク300の厚みは、配線パターン130の膜厚より厚いので、開口部330は、配線パターン130を内包することができる。
次に、図5(c)に示すように、フィルムマスク300の開口部330に被覆導体150を、スクリーン印刷等と同様の方法を用いて、充填する(この工程を被覆導体形成工程という)。この場合、フィルムマスク300の開口部330以外の配線パターン130上に被覆導体150が塗布されないように形成する必要がある。
次に、図5(d)に示すように、例えば、フィルムマスク300がシリコーン樹脂で、接着層が熱可塑性樹脂の場合、90℃程度まで加熱し、フィルムマスク300の接着性を低下させてフィルムマスク300を剥離する(この工程を剥離工程という)。この場合、被覆導体150は、フィルムマスク300の剥離時の加熱により、フィルムマスク300の開口部330の形状で乾燥もしくは硬化する。また、必要に応じて、フィルムマスク300を剥離後、カーボンペーストを乾燥もしくは加熱して硬化させてもよい。この場合、予めフィルムマスク300の剥離時の加熱により被覆導体150の形状が決まるため、再度の加熱によりだれが発生することはない。
次に、図5(e)に示すように、少なくとも被覆導体150の一部を覆うように絶縁性保護膜140を形成する。
以上の工程により、被覆導体150で端子部110の配線パターン130が被覆されると共に、少なくとも被覆導体150の一部が絶縁性保護膜140で被覆された配線基板100が得られる。
これにより、第1の実施の形態における絶縁性保護膜140による段差部260をフィルムマスク300で被覆する必要がなく、配線パターン130の段差部500(厚みに相当)を被覆するだけでよいため、フィルムマスク300の接着により基板120との隙間がほとんどなくなる。そのため、被覆導体150のにじみや流動等による被覆導体150同士の短絡の防止効果をさらに向上させ、信頼性を高めた配線基板100を実現できるものである。また、被覆導体150の一部が絶縁性保護膜140で覆われているため、例えば、相手側コネクタに差し込む場合に発生する配線基板100の変形による被覆導体150の剥離が起こりにくい。従って、信頼性に優れた配線基板100を実現できる。
(第3の実施の形態)
図6(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る配線基板を示す平面図、図6(b)は同図(a)A−A’断面図、図6(c)は同図(b)のB部の拡大図、図6(d)は第3の実施の形態に係る絶縁性保護膜を形成するメタルマスクの断面図である。図6において図2と同じ構成については同じ符号を用い説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態は、絶縁性保護膜140の端子部110側の端面形状をテーパ形状600にするものである。
以下に、図6を用いて第3の実施の形態について説明する。
図6(b)において、端子部110の絶縁性保護膜140の端面の形成方法は、例えば、図6(d)に示すように、オーバーエッチング等により開口部の断面形状を逆テーパ状に形成したメタルマスク等を用いて、絶縁性樹脂等を塗布することにより絶縁性保護膜140が形成される。あるいは、絶縁性樹脂等で絶縁性保護膜140を形成した後、加熱等によりテーパ状の断面とすることにより、図6(c)のB部の拡大図に示すようなテーパ形状600の絶縁性保護膜140が形成される。また、スクリーン印刷等においては、粘度の低い絶縁性保護膜140材料を用いることによって、スクリーンを取り除いた後に自然に端面部をだれさせてテーパ形状600とすることもできる。さらには、スクリーン印刷時にスクリーンを徐々に端子部110と逆方向に移動させてテーパ形状600を形成してもよい。このようにして形成されたテーパ形状600に沿ってフィルムマスク300を貼り合せることにより、絶縁性保護膜140の端面部における段差部や配線パターン130間での隙間が形成されない。
次に、フィルムマスク300の開口部330に被覆導体150を充填後、フィルムマスク300を加熱により剥離すると同時に、被覆導体150を硬化させることにより、配線パターン130を完全に被覆導体150で被覆した配線基板が形成されるものである。
この構成により、絶縁性保護膜140の端面部がテーパ形状600に形成されているため、図2(b)の段差部260のような過剰な変形をフィルムマスク300に加えることがなく、簡単で、しかも隙間なく貼り合せることができる。
また、図2(b)で示すような絶縁性保護膜140の段差部260で被覆導体150を付着し、硬化させた場合と比べて、絶縁性保護膜140を覆うように被覆導体150が形成されるため、被覆導体150の剥離が発生しにくい。さらに、第1の実施の形態と同様に、隣接する配線パターン130間はフィルムマスク300と基板120が接着層を介して接着されるため、一般的に用いられるスクリーンやステンシル版等のマスクで形成する時に生じる隙間が発生しない。そのため、隣接する配線パターン130間の被覆導体150の流動やにじみ等による被覆導体150同士の短絡を防止できる。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の作製について、実施例に基づいて具体的に説明する。他の実施の形態においても同様であり説明は省略する。
本実施例においては、以下の条件により、例えば、銀ペーストからなる配線パターン130を基板120上に印刷した。基板120としては、ポリイミド樹脂からなるフィルムシートで、その厚みは100μmとした。銀ペーストは、銀粒子の粒径が0.5μm〜10μmの球状銀粒子と鱗片状銀粒子の混合粒子を75重量部、硬化温度120℃の熱硬化性エポキシ樹脂からなる結着剤を15重量部に混合して用いた。これをスクリーン印刷法で印刷した。その時のスクリーンメッシュの線径は25μm、感光性乳剤層厚は10μmで、配線の線幅設計値が150μmとなるようにした。銀ペーストを印刷した後、熱硬化させることにより配線パターン130を形成した。この時の配線パターン130の膜厚は20μm〜30μm、その線幅は160μm〜170μmおよび表面部の凹凸は約10μmであった。
次に、配線基板100の端子部110が形成される部分以外の配線パターン130を覆うように絶縁性保護膜140を形成して、耐湿、耐水性を確保した。この時の絶縁性保護膜140としては、一般的に鍍金等のレジスト膜として用いられている樹脂をスクリーン印刷により形成した。
次に、カーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体150を、端子部110の配線パターン130の位置でフィルムマスク300の開口部330と配線パターン130とを位置合せして隙間なく貼り合せた後、スクリーン印刷により開口部330に充填した。その後、基板120を130℃で10分間加熱して、被覆導体150を加熱硬化させると共に、フィルムマスク300の接着層320の接着性を低下させ基板120から剥離した。この時、被覆導体150としては、粒径が0.1μm〜0.3μmのアセチレンブラックから作製された導電性カーボンを85重量部、硬化温度120℃の熱硬化性エポキシ樹脂からなる結着剤を15重量部に混合したものを用いた。また、フィルムマスク300は、厚みが50μmで、開口部330が端子部110の配線パターン130を確実に被覆できる形状とした。
その結果、端子部110の配線パターン130は、硬化した被覆導体150で被覆され、隣接する被覆導体150間ににじみ等による短絡のない配線基板100が得られた。硬化後の配線パターン130と被覆導体150の全膜厚は45μm〜50μm、その表面の凹凸は2μm以下であり、配線パターン130の凹凸は被覆導体150により平滑化されていた。また、形成された被覆導体150は、フィルムマスク300の開口部330の形状を反映しており、だれもなく、その側面160はシャープであり、かつその表面170は平坦であった。
このようにして作製した配線基板100の信頼性を評価するために信頼性評価試験を行った。試験条件および評価は、以下の方法により行った。すなわち、65℃、95%RH雰囲気中で電圧を印加した状態で放置し、1000時間後に端子部110の配線の表面の観察を行った。その結果、銀のマイグレーションはまったく観察されなかった。また、外部機器と接続するための配線パターン130の端子部110と外部機器の端子とを機械的に接触させて接触抵抗を測定したが、従来の凹凸がある場合に比べて接触抵抗はほぼ1桁小さくなり、接触抵抗も充分小さくできることが見出された。さらに、端子部110の被覆導体150間を絶縁抵抗計で測定した結果、基板120の抵抗値と同様の値であり、短絡の発生や絶縁抵抗の低下はなかった。
なお、本発明の実施例では被覆導体が覆われていない配線パターンにはレジストからなる絶縁性保護膜を形成したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、ポリイミドからなるフィルムシートを貼り合せてもよいし、無機膜からなる保護膜をスパッタリングや化学気相成膜(CVD)法等により形成してもよい。
また、本発明の実施例では、配線パターンの露出部のうち、端子部のみを被覆導体で覆ったが、配線パターンの全体を個別に被覆導体で覆う構成にしてもよい。
また、本発明の実施例においては、単層構成の配線基板について説明したが、本発明はこれに限定されない。多層配線構成であってもよく、その場合には最上層の配線パターン上に本発明の実施例で説明した方法でカーボンを含む導電性樹脂からなる被覆導体を形成すればよい。
本発明に係る配線基板は、外部機器と低い接触抵抗での接続や配線パターンの微細化が要望される電子機器やマイグレーションの抑制が必要な厳しい環境で使用される各種電子機器に適用することができる。
また、本発明の配線基板形成用フィルムマスクは、表面が平坦で、かつシャープな側面形状が必要な配線パターン形成に有用である。
(a)本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の平面図(b)同図(a)のA−A’断面図(c)同図(a)のB−B’断面図 (a)本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の端子部を形成する途中の状態を説明する平面図(b)同図(a)のA−A’断面図(c)同図(a)のB−B’断面図 (a)本発明の第1の実施の形態に係るフィルムマスクの平面図(b)同図(a)のA−A’断面図 本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法の一例を示す平面図 本発明の第2の実施の形態に係る配線基板の製造方法の一例を示す平面図 (a)本発明の第3の実施の形態に係る配線基板を示す平面図(b)同図(a)のA−A’断面図(c)同図(b)のB部の拡大図(d)本発明の第3の実施の形態に係る絶縁性保護膜を形成するメタルマスクの断面図 従来の配線基板における外部機器との接続部の端子構成を示した斜視図 (a)従来の配線基板の構成を説明する平面図(b)同図(a)のA−A’断面図(c)同図(a)のスクリーンマスクを除いた後の被覆導体の状態を説明する平面図(d)同図(c)のB−B’断面図 (a)従来の配線基板の構成を説明する平面図(b)同図(a)のA−A’断面図(c)同図(a)のB−B’断面図
符号の説明
100 配線基板
110 端子部
120 基板
130 配線パターン
140 絶縁性保護膜
150 被覆導体
160 (被覆導体の)側面
170 (被覆導体の)表面
260,500 段差部
300 (配線基板形成用)フィルムマスク
310 樹脂フィルム
320 接着層
330 開口部
600 テーパ形状

Claims (1)

  1. 基板上に導電性樹脂からなる複数の配線パターンを形成する配線パターン形成工程と、
    端子部以外の複数の前記配線パターンを絶縁性保護膜で被覆するとともに前記絶縁性保護膜の前記端子部側の端面をテーパ形状とすることにより端子部を形成する端子部形成工程と、
    前記端子部の複数の前記配線パターン毎およびその周辺部は個別に露出させるように配線基板形成用フィルムマスクの開口部を貼り合せる工程と、
    前記配線基板形成用フィルムマスクの前記開口部にカーボン粒子を含む導電性樹脂からなる被覆導体を充填する被覆導体形成工程と、
    前記配線基板形成用フィルムマスクを剥離する剥離工程と、
    を有することを特徴とする配線基板の製造方法。
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