JP4384358B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
本発明は、基地局間のタイミング差の測定のための装備が設けられた通信システムに関する。本発明は、非同期CDMA(符号分割多元接続)電話システムにおいてとくに有利である。
【0002】
図1は、一般的なセルラー無線通信システムの構成を概略的に示す。このシステムは、多数の基地局(BS)1、2、3などを含む。各基地局は、基地局の近傍にあるカバレージ・エリアまたはセル4、5、6などとのあいだで無線信号を送受信することができる無線トランシーバを有する。これらの信号によって、基地局はそのセル内の移動局(MS)7と通信することができ、移動局自体が無線トランシーバを含む。各基地局は移動システム制御装置(MSC)8に接続され、これは次に公衆電話網9にリンクされる。このシステムによって、移動局7の利用者は、MSが位置するセルの基地局を介して公衆網9への電話の送信を確立することができる。
【0003】
移動局が第1基地局のセルから出て第2基地局のセル内に移動するときに、移動局と無線網とのあいだの通信を維持することが望ましい。これは、移動体が第1基地局との通信から第2局との通信に切り替わるハンドオーバ・プロセスによって行なわれる。数種類のハンドオーバ・プロセスがある。ハード・ハンドオーバでは、移動体は単純に第1基地局との通信から第2局との通信に切り替わる。この方法は、たとえばGSM無線電話システムで使用される。ソフト・ハンドオーバでは、移動体は、それが第1および第2基地局のセルが重複するエリアに位置するときに、第1および第2基地局の両方と通信する中間モードを採用することができる。つまり、移動体は、音声またはデータなどのユーザ・トラヒック情報を、移動体自体とこれらの基地局の両方とのあいだで同時に転送することができる。この方法は、たとえばIS−95無線電話システムで使用される。ソフト・ハンドオーバはまた、ARIB/ETSI W−CDMA(広帯域CDMA)システムに使用されることが提案されており、その1つのバージョンの詳細はhttp://www.jtu.org/imt/2-radio-dev/rtt/j/j.pdfで入手することができる。
【0004】
無線通信システムにおける送信は一般的に、送信すべきデータを搬送する構造的通信ブロックに編成される。たとえば、提案されたW−CDMAシステムでは、持続時間720msのスーパフレームが、72個の10msのフレームに分割される。各フレームは16個の0.625msのタイムスロットに分割され、各タイムスロットは、データ自体を搬送する多数のシンボルを含む。このやり方で分割されたスーパフレームが次々に送信される。
【0005】
一部の無線通信システムでは、基地局からの構造ブロック(スーパフレームなど)の伝送が、厳密な時間に、または厳密に固定されたオフセット時間に開始されるように、基地局が時間的に厳密に同期される。これは、たとえば移動体のサーチ時間を短縮したり(IS−95の場合)、干渉性能を改善する(たとえばTDDシステムの場合)ことによって、システムの無線性能を改善することができる。たとえば、IS−95システムでは、基地局は、GPS(全地球測位システム)衛星送信から入手できる世界時情報によって同期される。この世界時情報を用いて、全ての基地局がチップ・レベル(一般的に約1μsまたはそれ以下)に同期される。ついで各基地局のタイミング・オフセットが、移動局に送信される。この方法による同期化の要求は、基地局の配備をより難しくし、製造をより高価にする。また、システムは外部タイミング源に依存することになるので、外部システムが利用できない場合、システムの性能は少なくとも低下する。
【0006】
他のシステムでは、基地局は同期されず、または緩やかに同期されるだけである。たとえばW−CDMAシステムは、ほぼ完全に非同期とすることが提案されている。つまり、基地局は、スーパフレーム・レベル(720ms)に同期されるだけである。これは、伝送網を使用して比較的容易に達成することができる。この緩やかな同期法は基地局の配備を容易にし、そのコストを低下するが、移動局に対し高い要求が課せられる。同期の緩やかさに対処するために、システム内の各移動局は、強力な同期化サーチ・エンジンを持たなければならない。そのような強力なサーチ・エンジンの必要性は、移動局のコストを増加し、それは消費者指向の移動電話では非常に厳しい要素であり、また移動体の消費電力を増加し、移動局の待機/通話時間を縮めることになり、これもまた消費者にとって非常に厳しい問題である。加えて、同期化エンジンは、たとえばハンドオーバ目的のための同期化情報の測定および処理にかなりの時間を要し、これは、たとえばハンドオーバを遅らせることにより、移動局およびネットワークの作動を害するおそれがある。
【0007】
本発明は、同期化の問題の少なくとも一部を克服することを目的とする。
【0008】
本発明の一態様によれば、各々がそれぞれのカバレージ・エリアとのあいだで無線通信信号を送受信することができる複数の基地局を含み、かつ第1基地局および第1基地局のカバレージ・エリアに隣接するカバレージ・エリアをもつ1つまたはそれ以上の隣接基地局を含むネットワークと、第1基地局から信号を受信できる第1移動局とを備えた無線通信システムでタイミング情報を配布するための方法であって、これらの基地局間のタイミング差を推定し、かつこれらのタイミング差の指標を第1移動局に送信することを含む方法を提供する。
【0009】
タイミング差を推定するステップは、タイミング差の指標を確定することを含むことができる。このステップは、通信信号の繰返し特性を検出し、かつ第1基地局および隣接基地局から受信したその特性のタイミングを相互に、または独立したクロック信号と比較することを含むことが好ましい。繰返し特性は、たとえば専用のタイミング信号、またはスーパフレーム、フレームまたはタイムスロットなどの通信ブロックの始めまたは終りとすることができる。
【0010】
タイミング差を推定するステップは、たとえば信号自体を受信しそれらのタイミングを比較することによって、またはクロックもしくは基地局の他の信号と(たとえばワイヤ・リンクで)比較するなど、別の手段によって、これらの差を直接に推定することを含むことができる。
【0011】
タイミング差の指標を第1移動局に送信することに加えて、その指標の精度の指標もまた第1移動局に送信することが望ましい。
【0012】
無線通信システムは、第1基地局と隣接基地局とを含む基地局の組のうち少なくとも2つの基地局から信号を受信することができる第2移動局を含むことが好ましい。前記少なくとも2つの基地局のうち、1つは第1基地局であることが好ましい。これらの基地局から無線通信信号を受信するステップおよび/またはこれらの基地局間のタイミング差を推定するステップは、第2移動局によって行なわれることが好ましい。その場合、前記2つの基地局間のタイミング差の指標を確定したのち、第2移動局は、そのタイミング差の指標をネットワークに、たとえば第1基地局に送信することが好ましい。これは、第2移動局から直接第1基地局への無線通信によって、または代替的に、第2移動局から別の基地局へ無線通信しそこから第1基地局へデータを転送するなど、別の経路によって適切に行なうことができる。
【0013】
タイミング差の指標を(たとえば第2移動局から)受信すると、ネットワークは、その指標を第1移動局へ伝送するために格納し、かつ/またはその指標に処理を実行することが好ましい。これは、たとえば第1基地局、専用ユニット、または基地局制御装置/無線ネットワーク制御装置で行なうことができる。処理とはたとえば、受信した指標を以前に格納された指標と一緒に処理して補正された指標を生成することによって、タイミング差の格納された指標を改善することができ、ついでその補正された指標は、後で第1移動局へ送信するために格納することができる。これにより、たとえ基地局タイミングがずれても、格納された指標の精度を維持することができる。
【0014】
タイミング差を測定するあいだ、第2移動局はソフト・ハンドオーバ状態であることが適切である。代替的に、ソフト・ハンドオーバ状態でなくてもよい。
【0015】
第2移動局の代替物として、または第2移動局に加えて、無線通信システムは、第1基地局および隣接基地局のうち少なくとも2つから信号を受信することができる同期推定ユニットを含むことができる。その場合、これらの基地局から無線通信信号を受信し、かつ/またはこれらの基地局間のタイミング差を推定するステップは、同期推定ユニットによって実行することができる。同期推定ユニットは専用ユニットとすることができ、または他の機能を実行することもできる。
【0016】
タイミング差の指標は、第1基地局によって第1移動局へ送信されることが好ましい。これは、特定的にその移動局へ向けられるメッセージによって、または全部もしくは2つ以上の移動局向けの共通放送メッセージによって(たとえばBCCHチャネルによって)行なうことができる。指標は、第1基地局との通信を確立した第1移動局に応答して、または第1移動局からの要求に応答して、第1移動局に適切に伝送することができる。
【0017】
タイミング差の指標を受信したのち、第1移動局はこれらの指標を格納することが好ましい。第1移動局は、その指標を後で、たとえば隣接する基地局の1つとの通信を確立する際、および/または隣接する基地局の1つと通信する際、および/または隣接する基地局の1つとの通信リンクの品質を推定する際に、使用することができる。第1移動局は通信を確立する際に、受信したタイミング差の指標を利用して、タイミング差のより正確な測定を確定するのを助けることができる。隣接する基地局と通信する際に、第1移動局は、指定されたタイミング差で前記隣接基地局と通信することができる。隣接基地局との通信リンクの品質の推定は、第1移動局が、隣接基地局からまたは隣接基地局へ完全にハンドオーバすべきか、それとも部分的にハンドオーバすべきかを決定するのに使用することができる。
【0018】
隣接基地局のタイミング差の指標は適宜、その隣接基地局と第1基地局とのあいだのタイミング差の指標とするか、またはその隣接基地局と標準時とのあいだのタイミング差の指標とすることができる。標準時は、たとえばGPSシステムによって、移動局および/または基地局が直接入手可能である。
【0019】
各基地局は、1つまたはそれ以上の移動局に、それ自体と1つまたはそれ以上の基地局とのあいだのタイミング差を通知することができる。たとえばRNCには、2つまたはそれ以上の基地局によって送信されるタイミング差に矛盾がないことを検査するための手段を設けることができる。
【0020】
前記隣接基地局は、カバレージ・エリアが第1基地局のそれに隣接および/または重複する幾つかまたは全部の基地局を含むことができる。隣接基地局の少なくとも1つは、第1基地局とは異なる通信ネットワークの基地局、および/または第1基地局とは異なる周波数(単数または複数)で作動する基地局とすることができる。たとえば、隣接基地局の1つは、第1基地局とは異なるエア・インタフェース仕様およびルールに従って作動する基地局とすることができる。隣接基地局が、定義されたグループ(たとえば隣接リスト内にあるなど)の基地局である必要はない。隣接基地局は、1つ基地局のみから構成することができ、または2つ以上の基地局から構成することができる。
【0021】
無線通信システムは、移動および/またはセルラー電話システムとすることができる。無線通信システムは、符号分割多元接続通信システム、好ましくは広帯域CDMAシステムとすることができる。無線通信システムは、一部または全部の基地局が完全にまたは部分的に非同期であるシステムであることが好ましい。
【0022】
本発明の第2の態様によれば、各々がそれぞれのカバレージ・エリアとのあいだで無線通信信号を送受信することができる複数の基地局を含み、かつ第1基地局および第1基地局のカバレージ・エリアに隣接するカバレージ・エリアをもつ1つまたはそれ以上の隣接基地局を持つネットワークと、第1基地局から信号を受信できる第1移動局とを備えた無線通信システムであって、該システムが、前記少なくとも2つの基地局間のタイミング差を推定し、その指標をネットワークに送信するためのタイミング推定器を含み、前記ネットワークがタイミング差の指標を第1移動局へ送信することができるように構成された無線通信システムを提供する。このシステムは、第1基地局および隣接基地局のうち少なくとも2つから信号を受信することができ、かつネットワークに信号を送信することができる第2移動局を含み、タイミング推定器は第2移動局内に設けることが好ましい。
【0023】
本発明の第3の態様によれば、各々がそれぞれのカバレージ・エリアとのあいだで無線通信信号を送受信することができる複数の基地局を含むネットワークを備えた無線通信システム用の基地局であって、前記基地局のカバレージ・エリアに隣接するカバレージ・エリアをもつ1つまたはそれ以上の隣接基地局があり、第1移動局と通信するための無線通信装置と、前記基地局と隣接基地局とのあいだのタイミング差を示すタイミング差情報を受容するためのメモリと、無線通信装置にタイミング差情報を第1移動局へ送信させるための送信制御装置とを備えた基地局を提供する。
【0024】
つぎに、添付図面を参照しながら、実施の形態を用いて、本発明を説明する。
【0025】
W−CDMA通信システムで実現される本発明の実施の形態について説明する。これは単なる非制限的な実施の形態であって、本発明が他のシステムにも使用できることは、理解されるであろう。
【0026】
前述の通り、W−CDMAシステムでは、基地局はスーパフレーム・レベル(720ms)に同期されるだけであることが提案されている。本実施の形態は、隣接する基地局間のタイミング差に関する情報を収集することによって、従前のシステムを改善することを意図している。ついで、この情報は移動局へ送信される。この情報により、移動局は、強力な同期化エンジンを必要とせずに、または(符号−時間空間のサーチが少なくてすむので)より早く(つまりサーチ時間を短縮して)、かつ新しい基地局のBCCHの復号を必要とせずに、新しい基地局とすぐに同期して、それと通信を確立することができる。また、この性能改善は、基地局間の同期を密にすることを必要とせずに行なうことができる。さらに、以下に説明するように、周波数間およびシステム間測定におけるTXオフ・スロットの必要性を、大幅に減少することができる。これらの要素は潜在的に、通信の不良品質または通信の失敗の危険性を低下することができ、またネットワーク性能(たとえば通信容量)の改善を助けることもできる。
【0027】
第1ステップは、隣接する基地局間のタイミング差を確定することである。これは、多くの方法で行なうことができる。1つの方法を図2に示す。ここで、ネットワークの同様の構成要素は、図1の場合と同様の番号が付けられている。図2のシステムでは、追加的な同期測定ユニット20、21が設けられている。同期測定ユニットの一般的な構成を図3に示す。このユニットは、GPS衛星からのGPS信号を受信するためのGPSアンテナ30を含む。受信したGPS信号はGPS復号器に送られ、GPS復号器はGPS信号を復号して、32に世界時出力を提供する。ユニットはまた、受信したW−CDMA信号をW−CDMA復号器に送るW−CDMAアンテナ33をも含む。W−CDMA復号器は、W−CDMA移動局で使用される受信機と同様のものとすることができる。W−CDMA復号器は付近のW−CDMA基地局からの信号を受信し、これらの基地局の各々からの信号35は、世界時出力と共に同期測定装置36へ渡される。同期測定装置は、各々の受信した基地局信号のタイミングの世界時からの偏差を確定し、この偏差情報を37に出力する。全ての同期測定ユニットからの偏差情報は、測定された各基地局の世界時からの偏差を格納する同期データベース22(図2)に渡される。同期ユニットは、偏差情報を定期的に更新することができる。
【0028】
移動局は基地局のタイミング偏差情報を要求することができ、またはネットワークがその情報を移動体に定期的に、または特定の事象、たとえばハンドオーバの要求もしくはたとえば負荷上の理由による周波数間またはシステム間のハンドオーバの開始のようなネットワークの内部理由に応答して、(たとえばBCCHで)送信することができる。タイミング偏差情報が移動局に送信されるとき、情報は同期データベースから、移動局が通信している基地局へ転送される。ついでその基地局が、偏差情報を移動局へ送信する。伝送される偏差情報は、ネットワーク内の全ての基地局を扱うか、またはそれらの一部だけ、たとえば移動局が通信している基地局に近いもの、またはそれに隣接しているものだけを扱うことができる。偏差情報を同期データベースに格納する代わりに、またはそれに加えて、偏差情報を個別基地局に格納することができる。移動局は、2つ以上の基地局と通信しているソフト・ハンドオーバ状態であることができる。その場合、偏差情報は、これらの基地局のいずれか、または全部によって、移動局へ送信することができる。代替的に、移動体はアクティブ通信中ではなく、たとえば通信を開始するための準備のため、まだ基地局の幾つかを測定している状態であってもよい。
【0029】
タイミング指標の格納および/または処理を簡便に実行できる代替ユニットとして、基地局制御装置(W−CDMAシステムではRNC(無線ネットワーク制御装置)として知られる)がある。これは、タイミング測定の結果を処理および格納し、かつ、それらを基地局を介して移動局へ返送するために使用することができる。このための1つの好適な経路として、少なくとも通常の周波数内ハンドオーバのために、BCCHによるものがある。周波数間およびシステム間ハンドオーバは(以下参照)、少なくともより単純なシステムの場合、ダウンリンク方向に無伝送スロット(transmission-free slot)を必要とし、これらは通常移動局と基地局間のネゴシエーションを必要とするので、そのネゴシエーションに使用されるのと同じ手段を、タイミング指標を送信するために使用することができる。これは、専用シグナリング接続とすることができる。
【0030】
タイミングにGPSシステムを使用する代わりに、各基地局は、それ自体と隣接する基地局とのあいだのタイミング差を検出するか、報告されることができる。
【0031】
隣接する基地局間のタイミング差を確定する別の方法として、移動局自体による方法がある。タイミング差は、W−CDMAシステムでは、何らかの形のハンドオーバを行なうべきかどうかを決定するためのプロセスの一部として測定することが、すでに提案されている。W−CDMAでは、移動局が基地局に基地局間のタイミング差を通知して、移動体が2つの基地局から事実上同時に(同一データ・シンボル内で)信号を受信するように、セットアップすべきこの移動体接続のための新しい基地局のタイミングを調整できるようにする必要があるので、これが必要である。言うまでもないが、移動局がソフト・ハンドオーバ状態のとき、それは2つ以上の基地局と通信しているので、ソフト・ハンドオーバ中にも追加的測定を行なうことができる。W−CDMA案では、移動局は基地局間のチップ・レベルのタイミング差を基地局に報告することが要求される。これらの差を他の移動局に報告することを可能にするために、報告された時間差を、それらが報告された基地局またはより広範囲の基地局に格納することができ、または前述した通り、報告された時間差を基地局によって同期データベースに渡すことができる。ついで、偏差情報は、前述の通り、移動局に送信することができる。基地局は、タイミング差を縮小するためにその同期を変更する必要はない。
【0032】
基地局間のタイミング差を正確に決定するため、理想的には測定装置の位置を知る必要がある。つまり、これにより、伝搬遅延などの要素を考慮することが可能になる。図2の同期測定ユニットの1つの利点は、その位置を固定することができ、時間差をより正確に決定できることである。しかし、W−CDMAシステムでは、移動局はしばしばソフト・ハンドオーバ状態になることが予想される。したがって、各移動局の位置を厳密に知ることはできないが、それでもなおタイミング差は正確に決定できることが期待される。たとえば、異なる移動局によって報告されるタイミング差を平均することができる。したがって、62.5μsまたはそれ以下の精度に達することができるはずである。移動局のクロックは測定値に大きな誤りが導入されないように、充分に正確かつ安定である必要がある。移動局の位置の知識は、推定タイミング差の精度を向上するために使用することができる。この知識は、GPSおよびセルラー・ネットワーク自体によって提供される測地サービス(たとえば現在FCCによって要求されるような)をはじめとする、多数の情報源から導き出すことができる。
【0033】
測定精度には不確実性(一般的にチップ持続時間より大きい)があるので、タイミング差情報を最大限に活用できるように、移動局に報告されるタイミング差の推定精度をも移動局に通知できることが好ましい。これを達成するために、タイミング差を測定するユニットは、測定の精度の指標をも提供することが好ましく、これもまた移動局へ送信しなければならない。
【0034】
W−CDMAシステムの各基地局は、当該基地局の隣接基地局のリストを維持する基地局制御装置(RNC)によって制御される。同じリストは、基地局自体によって維持することができる。このシステムの基地局は、それ自体と隣接リスト上の基地局とのタイミング差を、移動局に適切に報告することができる。不必要な通信を減らすために、他の基地局のタイミング差は報告しないことが好ましい。ついで、移動局はこれらのタイミング差を格納することができ、また、隣接基地局の1つとの通信を確立する必要があるときや、または(たとえばその基地局と完全にハンドオーバするため、またはそれとのソフト・ハンドオーバ状態に入るためにそこからの信号品質を)その基地局について測定することが必要になったときに、格納されたタイミング差を使用して、隣接基地局との同期を迅速に確立することができる。
【0035】
基地局が移動局にタイミング差を報告するための1つの方法は、システム情報チャネルを使用するものである。タイミング差およびその精度を符号化するための1つの方式を、次の表に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
チップ・レベルの同期の追加コードを追加することもできる。
【0038】
タイミング差は、報告を実行する基地局のタイミングとの差として、または世界時からの差(この場合、報告する基地局自体のタイミング差をも送信することができる)として、または別の方法で報告することができる。
【0039】
前述の原理は、モード間ハンドオーバ(たとえばW−CDMA FDDからW−CDMA TDDへ)、周波数間ハンドオーバ(IFHO)、およびシステム間ハンドオーバ(ISHO)、ならびにモード間、周波数間、およびシステム間の測定(たとえば信号品質の)のハンドオーバーに拡大することができる。タイミング差は、移動局(自動的にまたは要求により)によって、および/または専用同期測定ユニットによって、および/またはGPSまたは伝送線路などその他の手段によって測定することができる。
【0040】
IFHOでは、基本的ハンドオーバでタイミング差を符号化するのと同じ方式を使用することができる。ハンドオーバが同一基地局サイトの2つの周波数間で行なわれる場合には、同期は固定することができ、またはチップレベルに同期することができる。これを示すために、特別な信号方式の例を提示することができる。同期が移動局自体によって測定される場合、移動局は、旧(ハンドオーバ前)接続によって、またはハンドオーバ後に確立される新接続によって、タイミング差を報告するように要求されることがある。(移動局にこれをサポートするように要求するためには、仕様の変更が必要かもしれない)。
【0041】
本発明は、システム間ハンドオーバで特に有用であることが分かる。そこでは、通常のW−CDMAシステムで、移動体が他のシステム(これはたとえばGSMシステムとすることができる)を測定できるためには、移動局および基地局が、通常連続したW−CDMA送信に無伝送期間を形成する必要がある。移動体がGSM同期およびBSICをサーチするためには、数フレームに1回、一般的に1フレームの半分(5ms)を利用できるようにする必要がある。W−CDMA基地局とGSM基地局とのあいだのタイミング差が分かっている場合、W−CDMA基地局は、無伝送スロットがGSMタイミング情報スロットと一致するように構成し、それによって必要な無伝送スロットの数を劇的に減少し、測定を高速化することができる。システム間測定では、2つのシステムのタイミングが潜在的にあまり一致せず、かつシステム間測定では基地局だけでなく移動体も送信を停止する必要があるので、この利点は潜在的に、周波数間測定の場合より大きい。
【0042】
たとえばW−CDMAシステムとGSMなど他のシステムとのあいだのISHOでは、前述と同じ符号化方式を使用することができる。代替的に、他のシステムの特性によりよく適合するように、符号化方式を変更することができる。同期が移動局自体によって測定される場合、移動局は、旧システムの旧(ハンドオーバ前)接続によって、または新しいシステムのハンドオーバ後に確立される新接続によって、タイミング差を報告するように要求されることがある。(移動局にこれをサポートするように要求するためには、仕様の変更が必要かもしれない)。測定されたタイミング差は、それを移動体に報告することによってだけでなく、移動体による測定のために厳密に正確なタイム・スロットを利用可能にする(つまり所望されない伝送がない)ことにより、ネットワークによっても利用することができる。
【0043】
タイミング差の標識(および任意選択的にその精度)がユニット(たとえばRNC、基地局、または移動局)によって受信される全ての場合に、そのユニットは標識を格納することができる。ユニットはまた、たとえばデータを改善するために、指標に処理を実行することもできる。たとえば、1つまたはそれ以上のその後の指標を受け取ったのち、ユニットはそのデータを使用して(単なる平均化またはより複雑な手段によって)、タイミング差のその推定を改善することができる。ついで、格納された精度をそれに従って調整することもできる。これをできるようにするために、指標を格納するユニットは、1組のタイミング差および各々に関連してそのタイミング差が適用される基地局を定義する情報を格納するためのメモリと、これらの指標に処理を実行し、その結果をメモリに格納するためのプロセッサとを装備することができる。ユニットが移動局または基地局である場合、基地局と通信するため、または基地局からの信号を測定するため、または移動局への送信のために指標を使用することができるように、メモリはトランシーバ装置にアクセスできることが好ましい。ユニットが移動局である場合、この構成は、2つ以上の基地局から受信した情報を効率的に利用できるという利点をもつ。
【0044】
ここで使用する用語の移動局とは、局が移動可能であることを暗示するものではない。移動局の位置は可変または固定することができる。
【0045】
出願人は、本発明が、提示する請求項のいずれの範囲をも限定することなく、暗黙にまたは明示的にここに開示したいずれかの特徴または特徴の組合せを含むことができるという事実を指摘する。前述の説明に鑑み、本発明の範囲内で様々な変更を施すことができることが、当業者には明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 典型的なセルラー無線通信ネットワークの構成を示す概略図である。
【図2】 別のセルラー無線通信ネットワークの構成を示す概略図である。
【図3】 同期測定ユニットのアーキテクチャを示す概略図である。
Claims (24)
- 各々がそれぞれのカバレージ・エリアとのあいだで無線通信信号を送受信することができる複数の基地局を含み、かつ第1基地局および前記第1基地局のカバレージ・エリアに隣接するカバレージ・エリアをもつ1つまたはそれ以上の隣接基地局を含むネットワークと、
前記第1基地局から信号を受信できる第1移動局と
を備えた無線通信システムでタイミング情報を配布するための方法であって、
これらの基地局間のタイミング差を推定し、
前記第1移動局にこれらのタイミング差の指標を送信するとともにこれらの差の精度の指標を送信する
ことを含む方法。 - 前記第1基地局および隣接基地局から無線通信信号を受信し、それによりこれらの基地局間のタイミング差を推定する請求項1記載の方法。
- 前記無線通信システムが、前記第1基地局および隣接基地局のうち少なくとも2つから信号を受信することができる第2移動局を含み、タイミング差を推定するステップが前記第2移動局によって行なわれる請求項1または2記載の方法。
- 前記2つの基地局間のタイミング差を推定したのち、前記第2移動局が前記タイミング差の指標および差の精度の指標をネットワークに送信する請求項3記載の方法。
- 前記第2移動局がタイミング差の指標および差の精度の指標を、前記第2移動局から前記第1基地局への無線通信によって前記第1基地局に送信する請求項4記載の方法。
- 前記ネットワークが、第1基地局および隣接する基地局のうち少なくとも2つから信号を受信することができる同期推定ユニットを含み、これらの基地局間のタイミング差を推定するステップが前記同期推定ユニットによって行なわれる請求項1または2記載の方法。
- 前記ネットワークが、タイミング差の指標および差の精度の指標を受信したのち、前記第1移動局への送信のために前記タイミング差の指標および前記差の精度の指標を格納する請求項4、5または6記載の方法。
- 前記ネットワークが、タイミング差の指標および差の精度の指標を受信したのち、前記指標および前記差の精度に処理を実行する請求項4、5、6または7記載の方法。
- タイミング差の指標および該タイミングの精度の格納および/または処理が、無線ネットワーク制御装置によって実行される請求項8記載の方法。
- タイミング差の指標および当該差の精度が前記第1基地局によって前記第1移動局に送信される請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の方法。
- 前記第1移動局が、タイミング差の指標および当該差の精度を受信したのち、これらの指標を格納する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の方法。
- 隣接基地局の1つとの通信を確立する際に、前記第1移動局が、受信したその隣接基地局のタイミング差の指標および差の精度の指標を使用する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11記載の方法。
- 隣接基地局の1つとの通信リンクの品質を推定する際に、前記第1移動局が、受信したその隣接基地局のタイミング差の指標および差の精度の指標を利用する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12記載の方法。
- 隣接基地局のタイミング差の指標が、その隣接基地局と前記第1基地局とのあいだのタイミング差の指標である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12または13記載の方法。
- 隣接基地局のタイミング差の指標が、その隣接基地局と標準時とのあいだのタイミング差の指標である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12または13記載の方法。
- 隣接基地局の少なくとも1つが、前記第1基地局とは異なる通信ネットワークの基地局である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14または15記載の方法。
- 隣接基地局の少なくとも1つが、前記第1基地局とは異なる動作周波数の基地局である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15または16記載の方法。
- 隣接基地局の少なくとも1つが、前記第1基地局とは異なるエア・インタフェース仕様および/またはルールに従って作動する基地局である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16または17記載の方法。
- 隣接基地局の少なくとも1つが、前記第1基地局とは異なるモードの信号を送信および/または受信するように作動可能である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17または18記載の方法。
- 前記無線通信システムが移動電話システムである請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18または19記載の方法。
- 前記無線通信システムが符号分割多元接続通信システムである請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19または20記載の方法。
- 各々がそれぞれのカバレージ・エリアとのあいだで無線通信信号を送受信することができる複数の基地局を含み、かつ第1基地局および前記第1基地局のカバレージ・エリアに隣接するカバレージ・エリアをもつ1つまたはそれ以上の隣接基地局を持つネットワークと、前記第1基地局から信号を受信できる第1移動局とを備えた無線通信システムであって、
該システムが、前記少なくとも2つの基地局間のタイミング差を推定し、かつその指標を前記ネットワークに送信するためのタイミング推定器を含み、
前記ネットワークが、前記第1移動局へ前記タイミング差の指標およびこれらの差の精度を送信することができる
ように構成された無線通信システム。 - 前記システムが、前記第1基地局および隣接基地局のうち少なくとも2つから信号を受信し、かつ前記ネットワークに信号を送信することができる第2移動局を含み、前記タイミング推定器が前記第2移動局に含まれる請求項22記載の無線通信システム。
- 各々がそれぞれのカバレージ・エリアとのあいだで無線通信信号を送受信することができる複数の基地局を含むネットワークを備えた無線通信システム用の基地局であって、前記基地局のカバレージ・エリアに隣接するカバレージ・エリアをもつ1つまたはそれ以上の隣接基地局があり、
第1移動局と通信するための無線通信装置と、
前記基地局と隣接基地局とのあいだのタイミング差を示すタイミング差情報を受容するためのメモリと、
前記タイミング差情報の精度の推定を示す情報を受容するメモリと、
前記無線通信装置に前記タイミング差情報および前記精度の推定を示す情報を前記第1移動局へ送信させるための送信制御装置と
を備えた基地局。
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