JP4380989B2 - インクジェットインク及び記録材料 - Google Patents
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Description
G1及びG2は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
Z1及びZ2は、それぞれ、メチルであるか、或いはZ1及びZ2は、一緒になって、非置換の結合部分、又はエステル、エーテル、ヒドロキシ、オキソ、シアノヒドリン、アミド、アミノ、カルボキシ若しくはウレタン基から選択される1個以上の基で置換されている結合部分を形成し、
Eは、オキシルであり、
Xは、無機又は有機のアニオンであり、
h及びjは、1〜5の数であり、そして
カチオンhの総電荷は、アニオンjの総電荷と等しい〕で示される水溶性ヒンダードアミン化合物の少なくとも1種を含有するインクジェットインクに関する。
Eは、オキシルであり、
Rは、水素又はメチルであり、
そして
nが1の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子2〜18個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜20個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜50個のアルキル、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつまた前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素、炭素原子1〜4個のアルキル若しくはフェニルであるか、又はZは、−(COO−)nMn+(ここでnは、1〜3であり、Mは、周期表の第1、第2若しくは第3族の金属イオン、又はZn、Cu、Ni若しくはCoであるか、或いはMは、基Nn+(R2)4であり、ここでR2は、炭素原子1〜8個のアルキル又はベンジルである)で置換されている前記アルキルであり、
nが2の場合、
R1は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、又は1〜20個の酸素原子により中断されているか、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、若しくは前記酸素原子により中断され、かつまた前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜50個のアルキレンであり、
mが1の場合、
R2は、炭素原子1〜18個のアルキル、−COO−により中断されている炭素原子3〜18個のアルキル、COOH又はCOO−で置換されている炭素原子3〜18個のアルキルであるか、R2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここでnは、1〜12である)であるか、或いは
R2は、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子6〜12個のアリール、又は炭素原子1〜4個のアルキル基1〜4個で置換されている前記アリールであるか、或いは、
R2は、−NHR3であり、ここでR3は、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子6〜12個のアリール、又は炭素原子1〜4個のアルキル1〜4個で置換されている前記アリールであるか、或いは
R2は、−N(R3)2であり、ここでR3は上記と同義であり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、−COO−により中断されている炭素原子2〜12個のアルキレン、COOH又はCOO−で置換されている炭素原子3〜18個のアルキレンであるか、R2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH2−(ここでnは、1〜12である)であるか、或いは
R2は、炭素原子5〜12個のシクロアルキレン、炭素原子7〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−NHR4NH−であり、ここでR4は、炭素原子2〜18個のアルキレン、炭素原子5〜12個のシクロアルキレン、炭素原子8〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−N(R3)R4N(R3)−であり、ここでR3及びR4は、上記と同義であるか、或いは
R2は、−CO−又は−NH−CO−NH−であり、
mが3の場合、
R2は、炭素原子3〜8個のアルカントリイル又はベンゼントリイルであり、
mが4の場合、
R2は、炭素原子5〜8個のアルカンテトライル又はベンゼンテトライルであり、
R10は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子2〜18個のアルカノイル、炭素原子3〜5個のアルケノイル又はベンゾイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子2〜18個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜20個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜50個のアルキル、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R11は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素、炭素原子1〜4個のアルキル若しくはフェニルであるか、又はZは、−(COO−)nMn+(ここでnは、1〜3であり、Mは周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオン、又はZn、Cu、Ni若しくはCoであるか、或いはMは、基Nn+(R2)4であり、ここでR2は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル又はベンジルである)で置換されている前記アルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、又は1〜20個の酸素原子により中断されているか、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、若しくは前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜50個のアルキレンであり、
R10は、上記と同義であり、
R12は、上記のR2と同様に定義され、
kが1の場合、
R20及びR21は、独立して、炭素原子1〜12個のアルキル、炭素原子2〜12個のアルケニル若しくは炭素原子7〜15個のアラルキルであるか、又はR20はまた、水素であるか、或いは
R20及びR21は、一緒になって、炭素原子2〜8個のアルキレンであるか、又はヒドロキシルで置換されている前記アルキレンであるか、又は炭素原子4〜22個のアシルオキシ−アルキレンであり、
kが2の場合、
R20及びR21は、一緒になって(−CH2)2C(CH2−)2であり、
R30は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、ベンジル、グリシジル、又は炭素原子2〜6個のアルコキシアルキルであり、
gは、1又は2であり、
gが1の場合、R31は、nが1の場合の上記R1と同様に定義され、
gが2の場合、R31は、nが2の場合の上記R1と同様に定義され、
Q1は、−NR41−又は−O−であり、
E1は、炭素原子1〜3個のアルキレンであるか、又はE1は、−CH2−CH(R42)−O−(ここでR42は、水素、メチル又はフェニルである)であるか、又はE1は、−(CH2)3−NH−であるか、又はE1は、直接結合であり、
R40は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであり、
R41は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子6〜10個のアリールであるか、又はR41は−CH2−CH(R42)−OHであり、ここでR42は上記と同義であり、
T4は、xが1又は2の場合のR11と同義であり、
M及びYは、独立して、メチレン又はカルボニルであり、好ましくはMはメチレンであり、Yはカルボニルであり、
この式は、T1がエチレン又は1,2−プロピレンであるポリマーの繰り返し構造単位を意味するか、又はアクリル酸アルキル若しくはメタクリル酸アルキルとのα−オレフィンコポリマーから誘導される繰り返し構造単位であり、
qは、2〜100であり、
Q1は、−N(R41)−又は−O−であり、ここでR41は、上記と同義であり、
rは1又は2であり、
T7は、式(A)においてnが1又は2の場合のR1と同義であり、
好ましくはT7は、rが2の場合、オクタメチレンであり、
T13は、式Aにおいてnが1又は2の場合のR1と同義であるが、但しuが1の場合、T13は水素ではなく、
E1及びE2は、異なっており、それぞれ−CO−又は−N(E5)−であり、ここでE5は、水素、炭素原子1〜12個のアルキル又は炭素原子4〜22個のアルコキシカルボニルアルキルであり、好ましくはE1は−CO−であり、E2は−N(E5)−であり、
E3は、水素、炭素原子1〜30個のアルキル、フェニル、ナフチルであるか、塩素若しくは炭素原子1〜4個のアルキルで置換されている前記フェニル若しくは前記ナフチルであるか、炭素原子7〜12個のフェニルアルキルであるか、又は炭素原子1〜4個のアルキルで置換されている前記フェニルアルキルであり、
E4は、水素、炭素原子1〜30個のアルキル、フェニル、ナフチル又は炭素原子7〜12個のフェニルアルキルであるか、或いは
E3及びE4は、一緒になって、炭素原子4〜17個のポリメチレン又は炭素原子1〜4個のアルキル1〜4個で置換されている前記ポリメチレンであり、好ましくはメチルであり、
R10は、式(C)におけるR10と同義であり、
E6は、脂肪族又は芳香族の四価の基であり、好ましくはネオペンタンテトライル又はベンゼンテトライルであり、
R51は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、又は炭素原子6〜10個のアリールであり、
R52は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであるか、或いは
R51及びR52は、一緒になって、炭素原子4〜8個のアルキレンであり、
fは、1又は2であり、
fが1の場合、
R50は、式(C)においてxが1の場合のR11と同義であるか、又はR50は、−(CH2)zCOOR54(ここでzは、1〜4である)であり、
R54は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであるか、或いはR54は、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオンであるか、又は基−N(R55)4であり、ここでR55は、水素、炭素原子1〜12個のアルキル又はベンジルであり、
fが2の場合、
R50は、式(C)においてxが2の場合のR11と同義であり、
R53、R54、R55及びR56は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
R57、R58、R59及びR60は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
R61、R62、R63及びR64は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
R65は、炭素原子1〜5個のアルキルであり、
Mは、水素又は酸素であり、
nは、2〜3であり、
G1は、水素、メチル、エチル、ブチル又はベンジルであり、
mは、1〜4であり、
xは、1〜4であり、
xが1の場合、
R1及びR2は、独立して、炭素原子1〜18個のアルキル、1〜5個の酸素原子により中断されている前記アルキル、1〜5個のヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、若しくは前記酸素により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子6〜10個のアリール、若しくは炭素原子1〜8個のアルキル1〜3個で置換されている前記アリールであるか、又はR1はまた、水素であるか、或いは
R1及びR2は、一緒になって、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン又は3−オキサペンタメチレンであり、
xが2の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている前記アルキル、ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、又は1若しくは2個の酸素原子により中断され、かつヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
R2は、炭素原子2〜18個のアルキレン、1〜5個の酸素原子で中断されている前記アルキレン、1〜5個のヒドロキシル基で置換されている前記アルキレン、又は前記酸素原子で中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキレン、o−、m−若しくはp−フェニレン、又は炭素原子1〜4個のアルキル1個若しくは2個で置換されている前記フェニレンであるか、或いは
R2は、−(CH2)kO〔(CH2)kO〕h(CH2)k−(ここで、kは2〜4であり、hは1〜40である)であるか、或いは
R1及びR2は、それらが結合している2個のN原子と一緒になって、ピペラジン−1,4−ジイルであり、
xが3の場合、
R1は、水素であり、
R2は、1個の窒素原子により中断されている炭素原子4〜8個のアルキレンであり、
xが4の場合、
R1は、水素であり、
R2は、2個の窒素原子により中断されている炭素原子6〜12個のアルキレンであり、
R3は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている前記アルキル、ヒドロキシル基で置換されているか、又は1若しくは2個の酸素原子により中断され、かつヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
pは、2又は3であり、
Qは、アルカリ金属塩、アンモニウム又はN+(G1)4であり、
mは、2又は3であり、
mが2の場合、
Gは、−(CH2CHR−O)rCH2CHR−(ここでrは、0〜3であり、そしてRは、水素又はメチルである)であり、
mが3の場合、
Gは、グリセリルであり、
G2は、−CN、−CONH2又は−COOG3であり、ここでG3は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル又はフェニルであり、
Xは、ホスファート、ホスホナート、カルボナート、ビカルボナート、ニトラート、クロリド、ブロミド、ビスルフィット、スルフィット、ビスルファート、スルファート、ボラート、ホルマート、アセタート、ベンゾアート、シトラート、オキサラート、タルトラート、アクリラート、ポリアクリラート、フマラート、マレアート、イタコナート、グリコラート、グルコナート、マラート、マンデラート、チグラート、アスコルバート、ポリメタクリラートか、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、エチレンジアミン四酢酸若しくはジエチレントリアミン五酢酸のカルボキシラートか、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート、アルキルスルホナート又はアリールスルホナートのような無機又は有機のアニオンであり、カチオンhの総電荷は、アニオンjの総電荷と等しく、
A11は、OR101又はNR111R112であり、
R101は、炭素原子2〜4個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1若しくは2個の酸素原子により中断されているか、1〜3個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子2〜6個のアルキルであるか、或いは、R101は、カルボキシでか、又はそのアルカリ金属塩、アンモニウム塩若しくはC1〜C4アルキルアンモニウム塩で置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであるか、或いは、R101は、COOE10で置換されているアルキルであり、ここでE10は、メチル又はエチルであり、
R102は、−COO−若しくは−CO−により中断されている炭素原子3〜5個のアルキルであるか、又はR102は、−CH2(OCH2CH2)cCOCH3(ここで、cは1〜4である)であるか、或いは
R102は、−NHR103であり、ここでR103は、炭素原子1〜4個のアルキルであり、
aは、2〜4であり、
aが2の場合、
T11は、−(CH2CHR100−O)dCH2CHR100−(ここでdは、0又は1であり、そしてR100は、水素又はメチルである)であり、
aが3の場合、T11はグリセリルであり、
aが4の場合、T11はネオペンタンテトライルであり、
bは、2又は3であり、
bが2の場合、
G11は、−(CH2CHR100−O)dCH2CHR100−(ここでdは、0又は1であり、そしてR100は、水素又はメチルである)であり、
bが3の場合、
G11は、グリセリルであり、
R111は、水素、炭素原子1〜4個の非置換アルキル、1若しくは2個のヒドロキシルで置換されている炭素原子1〜4個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されているか、又は1個のヒドロキシルで置換され、かつ1若しくは2個の酸素原子により中断されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、
R112は、−CO−R113であり、ここでR113は、R111と同じ意味を有するか、又はR113は、NHR114であり、ここで、R114は、炭素原子1〜4個の非置換アルキル、1若しくは2個のヒドロキシルで置換されている炭素原子1〜4個のアルキル、炭素原子1若しくは2個のアルコキシで置換されているか、又は1個のヒドロキシル、かつ1若しくは2個のアルコキシで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであるか、或いは
R111及びR112は、一緒になって、−CO−CH2CH2−CO−又は(CH2)6CO−であるが、但し、R113が炭素原子1〜4個のアルキルである場合、R111は、水素ではない〕で示される化合物である。
〔式中、
Eは、オキシルであり、
Rは、水素であり、
式(A)及び(A*)において、nは1又は2であり、
nが1の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜6個のアルキル、炭素原子2〜6個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜10個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜20個のアルキル、1〜5個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
nが2の場合、
R1は、炭素原子1〜8個のアルキレン、炭素原子4〜8個のアルケニレン、1〜10個の酸素原子により中断されているか、1〜5個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜20個のアルキレンであり、
mが1の場合、
R2は、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、或いはR2は、CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここで、nは1〜12である)であるか、或いは
R2は、フェニル又は1〜3個のメチル基で置換されている前記フェニルであるか、或いは
R2は、−NHR3であり、ここでR3は、炭素原子1〜4個のアルキル、又はフェニル、又は1若しくは2個のメチル基で置換されている前記フェニルであり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜8個のアルキレン、炭素原子4〜8個のアルケニレンであるか、或いはR2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH2−(ここで、nは1〜12である)であるか、或いは
R2は、NHR4NHであり、ここでR4は、炭素原子2〜18個のアルキレン、炭素原子8〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−CO−又は−NHCONHであり、
R10は、水素又は炭素原子1〜3個のアルカノイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜6個のアルキル又はグリシジルであるか、或いは
R11は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜6個のアルキレンであり、
R10は、水素であり、
yは、1又は2であり、
R12は、上記のR2と同様に定義され、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R1及びR2は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又はR1及びR2は、一緒になってテトラメチレン若しくはペンタメチレンであるか、
R2は、水素又は炭素原子1〜4個のアルキル、ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル基であり、
xが2の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜4個のアルキル、ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
R2は、炭素原子2〜6個のアルキレンであり、
R3は上記と同義である〕で示される化合物である。
〔式中、
Eは、オキシルであり、Rは、水素であり、
hは、1であり、
R1は、水素、炭素原子1〜4個のアルキル、グリシジル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜4個のアルキル、1若しくは2個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
mは、1又は2であり、
R2は、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又はR2は、CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここで、nは1〜4である)であり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜8個のアルキレンであり、
R10は、水素又は炭素原子1若しくは2個のアルカノイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜4個のアルキル又はグリシジルであるか、
R11は、COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜6個のアルキレンであり、
R10は、水素であり、
yは、1又は2であり、
R12は上記のR2と同様に定義される〕で示される化合物である。
(a)ビス(1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)セバカート;
(b)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトキシピペリジニウムシトラート;
(c)1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジン:
(d)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウムビスルファート;
(e)1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソ−ピペリジン;
(f)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソ−ピペリジニウムアセタート;
(g)1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−メトキシ−ピペリジン;
(h)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−メトキシ−ピペリジニウムアセタート;
(i)1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトキシピペリジン;
(j)1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−プロポキシ−ピペリジン;
(k)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−プロポキシ−ピペリジニウムアセタート;
(l)1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−(2−ヒドロキシ−4−オキサペントキシ)ピペリジン;
(m)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−(2−ヒドロキシ−4−オキサペントキシ)ピペリジニウムアセタート;
(n)1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン;
(o)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムクロリド;
(p)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムアセタート;
(q)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムビスルファート;
(r)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムシトラート;
(s)ビス(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)シトラート;
(t)トリス(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)シトラート;
(u)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(v)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(w)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(x)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(y)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(z)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(aa)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(bb)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(cc)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(dd)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート;
(ee)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート;
(ff)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート。
(a)1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン;
(b)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムクロリド;
(c)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムアセタート;
(d)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムビスルファート;
(e)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムシトラート;
(f)ビス(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)シトラート;
(g)トリス(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)シトラート;
(h)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(i)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(j)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(k)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(l)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(m)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート。
〔式中、
Rは、水素であり、
式(A*)において、
hは、1であり、
R1は、水素、炭素原子1〜4個のアルキル、グリシジル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜4個のアルキル、1若しくは2個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
式(B*)において、
mは、1又は2であり、
R2は、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又はR2は、CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここで、nは1〜4である)であり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜8個のアルキレンであり、
式(C*)において、
R10は、水素又は炭素原子1若しくは2個のアルカノイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜4個のアルキル又はグリシジルであるか、
R11は、COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜6個のアルキレンであり、
式(D*)において
R10は、水素であり、
yは、1又は2であり、
R12は、上記のR2と同様に定義される〕で示される化合物である、インクジェットインク、インクジェット記録材料、又はインクジェットシステムに関する。
(a)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトキシピペリジニウムシトラート;
(b)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウムビスルファート;
(c)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソ−ピペリジニウムアセタート;
(d)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−メトキシ−ピペリジニウムアセタート;
(e)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−プロポキシ−ピペリジニウムアセタート;
(f)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−(2−ヒドロキシ−4−オキサペントキシ)ピペリジニウムアセタート;
(g)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムクロリド;
(h)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムアセタート;
(i)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムビスルファート;
(j)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムシトラート;
(k)ビス(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)シトラート;
(l)トリス(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)シトラート;
(m)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(n)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(o)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(p)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(q)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(r)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(s)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(t)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(u)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(v)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート;
(w)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート;
(x)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナートから選択される。
新規インクジェットシステムによるインク組成物は、また、バインダー、界面活性剤、殺生物剤、腐食防止剤、金属イオン封鎖剤、pH緩衝剤又は導電性添加剤のような通常の改質剤の少量を含有することができる。これらは、また、US5,073,448、US5,089,050、US5,096,489、US5,124,723、US5,098,477及びUS5,509,957に開示されている化合物を含む、更なる光安定剤又はUV吸収剤を含有することができる。
染料2gをジエチレングリコール20g及び脱イオン水78gに溶解して、インクジェットインクを調製した。使用した染料は、Acid Red 52であった。安定剤0.15gを計量して試験管に入れ、インク2.85gに溶解した。得られたインクを、0.45μmの孔径を有するフィルタを通して濾過し、空にして念入りに清浄した、Deskjet 510 プリンタ(Hewlett-Packard)のカートリッジに移した。次に階段状画像(stepped image)を普通紙(sihl+eika)にプリントした。生成したプリントを真空下、50℃で2時間放置して乾燥させ、その後、キセノンランプを備えた Atlas Ci-35 光退色装置により5mm厚のウインドウグラスの後側で照射した。Atlas装置は、43℃、50%RH、暗黒サイクルなしで操作し、光強度は、461W/m2(300〜800nm)であった。各段の色濃度を、MacBeth TR 924 デンシトメータを使用して、曝露の前後で測定した。
マゼンタインク及び黄色インクをHewlett-Packard三色カートリッジ(HP C1823D)から抜き取った。安定剤0.15gを計量して試験管に入れ、マゼンタインク又は黄色インクのいずれかの2.85gに溶解した。得られたインクを、0.45μmの孔径を有するフィルタを通して濾過し、空にして念入りに清浄した、Deskjet 510 プリンタ(Hewlett-Packard)のカートリッジに移した。次に階段状画像を普通紙(sihl+eika)、あるいはまたHewlett-Packard社製Premium Photoペーパー(item code C6040A)にプリントした。生成したプリントを真空下、50℃で2時間放置して乾燥させ、その後、キセノンランプを備えた Atlas Ci-35 光退色装置により5mm厚のウインドウグラスの後側で照射した。Atlas装置は、43℃、50%RH、暗黒サイクルなしで操作し、光強度は、461W/m2(300〜800nm)であった。各段の色濃度を、MacBeth TR 924 デンシトメータを使用して、曝露の前後で測定した。
最初の濃度を1として、結果を下記の表にまとめた。濃度損失値が低いほど、高い耐光堅ロウ度を示す。
安定剤0.15gを計量して試験管に入れ、Encad GXインクセット(item code 210647)のマゼンタインク又は黄色インクのいずれかの2.85gに溶解した。得られたインクを、0.45μmの孔径を有するフィルタを通して濾過し、空にして念入りに清浄した、Deskjet 510 プリンタ(Hewlett-Packard)のカートリッジに移した。次に階段状画像を普通紙(sihl+eika)、あるいはまたHewlett-Packard社製Premium Photoペーパー(item code C6040A)にプリントした。生成したプリントを真空下、50℃で2時間放置して乾燥させ、その後、キセノンランプを備えた Atlas Ci-35 光退色装置により5mm厚のウインドウグラスの後側で照射した。Atlas装置は、43℃、50%RH、暗黒サイクルなしで操作し、光強度は、461W/m2(300〜800nm)であった。各段の色濃度、ならびに最も濃度の高い段のCIEL*a*b*色度座標を、MacBeth TR 924デンシトメータ及びDatacolor Elrepho 2000デンシトメータをそれぞれ使用して、曝露の前後で測定した。
最初の濃度を1として、結果を下記の表にまとめた。濃度損失値又はΔE値が低いほど、高い耐光堅ロウ度を示す。
サンプル4−1:ポリエチレンラミネート紙に下記の成分の層をコーティングして、インクジェット印刷用の記録材料を製造した(全ての量はg.m-2単位):
ゼラチン 4.060
媒染剤(Ciba Specialty Chemicals社製Alcostat 167) 0.225
界面活性剤(Union Carbide Chemicals社製Triton X-100) 0.050
最初の濃度を1として、結果を下記の表にまとめた。濃度損失値が低いほど、高い耐光堅ロウ度を示す。
Claims (8)
- 一般式(II):
G1及びG2は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり;
Z1及びZ2は、それぞれ、メチルであるか、或いはZ1及びZ2は、一緒になって、非置換の結合部分、又はエステル、エーテル、ヒドロキシ、オキソ、シアノヒドリン、アミド、アミノ、カルボキシ若しくはウレタン基から選択される1個以上の基で置換されている結合部分を形成し;
Xは、無機又は有機のアニオンであり;
h及びjは、1〜5の数であり;そして
カチオンhの総電荷は、アニオンjの総電荷と等しい〕で示される水溶性ヒンダードアミン化合物の少なくとも1種を含有するインクジェットインクであって、
一般式(II)で示される化合物が、式(A*)〜(DD*):
Rは、水素又はメチルであり、
そして
式(A*)において、nは1又は2であり、
nが1の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子2〜18個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜20個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜50個のアルキル、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素、炭素原子1〜4個のアルキル若しくはフェニルであるか、又はZは、−(COO−)nMn+(ここでnは、1〜3であり、Mは、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオン、又はZn、Cu、Ni若しくはCoであるか、或いはMは、基Nn+(R2)4であり、ここでR2は、炭素原子1〜8個のアルキル又はベンジルである)で置換されている前記アルキルであり、
nが2の場合、
R1は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、又は1〜20個の酸素原子により中断されているか、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、若しくは前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜50個のアルキレンであり、
式(B*)において、mは1〜4であり、
mが1の場合、
R2は、炭素原子1〜18個のアルキル、−COO−により中断されている炭素原子3〜18個のアルキル、COOH又はCOO−で置換されている炭素原子3〜18個のアルキルであるか、R2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここでnは、1〜12である)であるか、或いは
R2は、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子6〜12個のアリール、又は炭素原子1〜4個のアルキル基1〜4個で置換されている前記アリールであるか、或いは、
R2は、−NHR3であり、ここでR3は、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子6〜12個のアリール、又は炭素原子1〜4個のアルキル1〜4個で置換されている前記アリールであるか、或いは
R2は、−N(R3)2であり、ここでR3は上記と同義であり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、−COO−により中断されている炭素原子2〜12個のアルキレン、COOH又はCOO−で置換されている炭素原子3〜18個のアルキレンであるか、R2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH2−(ここでnは、1〜12である)であるか、或いは
R2は、炭素原子5〜12個のシクロアルキレン、炭素原子7〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−NHR4NH−であり、ここでR4は、炭素原子2〜18個のアルキレン、炭素原子5〜12個のシクロアルキレン、炭素原子8〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−N(R3)R4N(R3)−であり、ここでR3及びR4は、上記と同義であるか、或いは
R2は、−CO−又は−NH−CO−NH−であり、
mが3の場合、
R2は、炭素原子3〜8個のアルカントリイル又はベンゼントリイルであり、
mが4の場合、
R2は、炭素原子5〜8個のアルカンテトライル又はベンゼンテトライルであり、
式(C*)において、
R10は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子2〜18個のアルカノイル、炭素原子3〜5個のアルケノイル又はベンゾイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子2〜18個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜20個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜50個のアルキル、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R11は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素、炭素原子1〜4個のアルキル若しくはフェニルであるか、又はZは、−(COO−)nMn+(ここでnは、1〜3であり、Mは、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオン、又はZn、Cu、Ni若しくはCoであるか、或いはMは、基Nn+(R2)4であり、ここでR2は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル又はベンジルである)で置換されている前記アルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、又は1〜20個の酸素原子により中断されているか、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、若しくは前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜50個のアルキレンであり、
式(D*)において、yは1〜4であり、
R10は上記と同義であり、
R12は上記のR2と同様に定義され、
式(E*)において、kは1又は2であり、
kが1の場合、
R20及びR21は、独立して、炭素原子1〜12個のアルキル、炭素原子2〜12個のアルケニル若しくは炭素原子7〜15個のアラルキルであるか、又はR20は、また、水素であるか、或いは
R20及びR21は、一緒になって、炭素原子2〜8個のアルキレンであるか、又はヒドロキシルで置換されている前記アルキレンであるか、又は炭素原子4〜22個のアシルオキシ−アルキレンであり、
kが2の場合、
R20及びR21は、一緒になって、(−CH2)2C(CH2−)2であり、
式(F*)において、
R30は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、ベンジル、グリシジル、又は炭素原子2〜6個のアルコキシアルキルであり、
gは、1又は2であり、
gが1の場合、R31は、nが1の場合の上記R1と同様に定義され、
gが2の場合、R31は、nが2の場合の上記R1と同様に定義され、
式(G*)において、
Q1は、−NR41−又は−O−であり、
E1は、炭素原子1〜3個のアルキレンであるか、又はE1は、−CH2−CH(R42)−O−(ここでR42は、水素、メチル又はフェニルである)であるか、又はE1は、−(CH2)3−NH−であるか、又はE1は、直接結合であり、
R40は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであり、
R41は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子6〜10個のアリールであるか、又はR41は、−CH2−CH(R42)−OHであり、ここでR42は上記と同義であり、
式(H*)において、pは1又は2であり、
T4は、xが1又は2の場合のR11と同義であり、
M及びYは、独立して、メチレン又はカルボニルであり、
式(I*)において、
T1は、エチレン又は1,2−プロピレンであり、
qは、2〜100であり、
Q1は、−N(R41)−又は−O−であり、ここでR41は、上記と同義であり、
式(J*)において、
rは1又は2であり、
T7は、式(A*)において、nが1又は2の場合のR1と同義であり、
式(L*)において、uは1又は2であり、
T13は、式(A*)において、nが1又は2の場合のR1の意味を有するが、但しuが1の場合、T13は水素ではなく、
式(M*)において、
E1及びE2は、異なっており、それぞれ−CO−又は−N(E5)−であり、ここでE5は、水素、炭素原子1〜12個のアルキル又は炭素原子4〜22個のアルコキシカルボニルアルキルであり、
E3は、水素、炭素原子1〜30個のアルキル、フェニル、ナフチル、塩素若しくは炭素原子1〜4個のアルキルで置換されている前記フェニル若しくは前記ナフチル、炭素原子7〜12個のフェニルアルキル、又は炭素原子1〜4個のアルキルで置換されている前記フェニルアルキルであり、
E4は、水素、炭素原子1〜30個のアルキル、フェニル、ナフチル又は炭素原子7〜12個のフェニルアルキルであるか、或いは
E3及びE4は、一緒になって、炭素原子4〜17個のポリメチレン又は炭素原子1〜4個のアルキル1〜4個で置換されている前記ポリメチレンであり、
式(O*)において、
R10は、式(C*)におけるR10と同義であり、
式(P*)において、
E6は、脂肪族又は芳香族の四価の基であり、
式(T*)において、
R51は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、又は炭素原子6〜10個のアリールであり、
R52は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであるか、或いは
R51及びR52は、一緒になって、炭素原子4〜8個のアルキレンであり、
fは、1又は2であり、
fが1の場合、
R50は、式(C*)において、xが1の場合のR11と同義であるか、又はR50は、−(CH2)zCOOR54(ここでzは、1〜4である)であり、
R54は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであるか、或いはR54は、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオンであるか、又は基−N(R55)4であり、ここでR55は、水素、炭素原子1〜12個のアルキル又はベンジルであり、
fが2の場合、
R50は、式(C*)において、xが2の場合のR11と同義であり、
式(U*)において、
R53、R54、R55及びR56は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
式(V*)において、
R57、R58、R59及びR60は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
式(W*)において、
R61、R62、R63及びR64は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
R65は、炭素原子1〜5個のアルキルであり、
Mは、水素又は酸素であり、
式(X*)〜(CC*)において、
nは、2〜3であり、
G1は、水素、メチル、エチル、ブチル又はベンジルであり、
mは、1〜4であり、
xは、1〜4であり、
xが1の場合、
R1及びR2は、独立して、炭素原子1〜18個のアルキル、1〜5個の酸素原子により中断されている前記アルキル、1〜5個のヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、若しくは前記酸素により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子6〜10個のアリール若しくは炭素原子1〜8個のアルキル1〜3個で置換されている前記アリールであるか、又はR1は、また、水素であるか、或いは
R1及びR2は、一緒になって、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン又は3−オキサペンタメチレンであり、
xが2の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている前記アルキル、ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、又は1若しくは2個の酸素原子により中断され、かつヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
R2は、炭素原子2〜18個のアルキレン、1〜5個の酸素原子で中断されている前記アルキレン、1〜5個のヒドロキシル基で置換されている前記アルキレン又は前記酸素原子で中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキレン、o−、m−若しくはp−フェニレン又は炭素原子1〜4個のアルキルの1若しくは2個で置換されている前記フェニレンであるか、或いは
R2は、−(CH2)kO〔(CH2)kO〕h(CH2)k−(ここでkは、2〜4であり、hは、1〜40である)であるか、或いは
R1及びR2は、それらが結合している2個のN原子と一緒になって、ピペラジン−1,4−ジイルであり、
xが3の場合、
R1は、水素であり、
R2は、1個の窒素原子により中断されている炭素原子4〜8個のアルキレンであり、
xが4の場合、
R1は、水素であり、
R2は、2個の窒素原子により中断されている炭素原子6〜12個のアルキレンであり、
R3は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている前記アルキル、ヒドロキシル基で置換されているか、又は1若しくは2個の酸素原子により中断され、かつヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
pは、2又は3であり、
Qは、アルカリ金属塩、アンモニウム又はN+(G1)4であり、
式(DD*)において、
mは、2又は3であり、
mが2の場合、
Gは、−(CH2CHR−O)rCH2CHR−(ここでrは、0〜3であり、そしてRは、水素又はメチルである)であり、
mが3の場合、
Gは、グリセリルであり、
Xは、ホスファート、ホスホナート、カルボナート、ビカルボナート、ニトラート、クロリド、ブロミド、ビスルフィット、スルフィット、ビスルファート、スルファート、ボラート、ホルマート、アセタート、ベンゾアート、シトラート、オキサラート、タルトラート、アクリラート、ポリアクリラート、フマラート、マレアート、イタコナート、グリコラート、グルコナート、マラート、マンデラート、チグラート、アスコルバート、ポリメタクリラートか、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、エチレンジアミン四酢酸若しくはジエチレントリアミン五酢酸のカルボキシラートか、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート、アルキルスルホナート又はアリールスルホナートのような無機又は有機のアニオンであり、カチオンhの総電荷は、アニオンjの総電荷と等しい〕で示される化合物から選択される、インクジェットインク。 - 一般式(II)のXが、クロリド、ビスルファート、スルファート、ホスファート、ニトラート、アスコルバート、ホルマート、アセタート、ベンゾアート、オキサラート、シトラート、エチレンジアミン四酢酸又はジエチレントリアミン五酢酸のカルボキシラートであるか、又はポリアクリラートである、請求項1記載のインクジェットインク。
- 一般式(II)の化合物が、式(A*)、(B*)、(C*)、(D*)、(Q*)、(R*)、(S*)、(X*)、(Y*)及び(Z*)
〔式中、
Rは、水素であり、
式(A*)において、nは1又は2であり、
nが1の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜6個のアルキル、炭素原子2〜6個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜10個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜20個のアルキル、1〜5個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
nが2の場合、
R1は、炭素原子1〜8個のアルキレン、炭素原子4〜8個のアルケニレン、1〜10個の酸素原子により中断されているか、1〜5個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜20個のアルキレンであり、
式(B*)において、mは1又は2であり、
mが1の場合、
R2は、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又はR2は、CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここで、nは1〜12である)であるか、或いは
R2は、フェニル又は1〜3個のメチル基で置換されている前記フェニルであるか、或いは
R2は、−NHR3であり、ここでR3は、炭素原子1〜4個のアルキル、又はフェニル、又は1若しくは2個のメチル基で置換されている前記フェニルであり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜8個のアルキレン、炭素原子4〜8個のアルケニレンであるか、或いはR2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH2−(ここで、nは1〜12である)であるか、或いは
R2は、NHR4NHであり、ここでR4は、炭素原子2〜18個のアルキレン、炭素原子8〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−CO−又は−NHCONHであり、
式(C*)において、
R10は、水素又は炭素原子1〜3個のアルカノイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜6個のアルキル又はグリシジルであるか、或いは
R11は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜6個のアルキレンであり、
式(D*)において、
R10は、水素であり、
yは、1又は2であり、
R12は上記のR2と同様に定義され、
式(Y*)及び(Z*)において、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R1及びR2は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又はR1及びR2は、一緒になって、テトラメチレン若しくはペンタメチレンであるか、
R2は、水素又は炭素原子1〜4個のアルキル、ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル基であり、
xが2の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜4個のアルキル、ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
R2は、炭素原子2〜6個のアルキレンであり、
R3は上記と同義である〕で示される化合物から選択される、請求項1又は2記載のインクジェットインク。 - 一般式(II)の化合物が、式(A*)、(B*)、(C*)、(D*)、(Q*)及び(R*)
〔式中、
Rは、水素であり、
式(A*)において、
hは、1であり、
R1は、水素、炭素原子1〜4個のアルキル、グリシジル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜4個のアルキル、1若しくは2個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
式(B*)において、
mは、1又は2であり、
R2は、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又はR2は、CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここでnは、1〜4である)であり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜8個のアルキレンであり、
式(C*)において、
R10は、水素又は炭素原子1若しくは2個のアルカノイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜4個のアルキル又はグリシジルであるか、
R11は、COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜6個のアルキレンであり、
式(D*)において、
R10は、水素であり、
yは、1又は2であり、
R12は上記のR2と同様に定義される〕で示される化合物から選択される、請求項1又は2に記載のインクジェットインク。 - 一般式(II)の化合物が、
(b)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトキシピペリジニウムシトラート;
(d)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウムビスルファート;
(f)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソ−ピペリジニウムアセタート;
(h)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−メトキシ−ピペリジニウムアセタート;
(k)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−プロポキシ−ピペリジニウムアセタート;
(m)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−(2−ヒドロキシ−4−オキサペントキシ)ピペリジニウムアセタート;
(o)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムクロリド;
(p)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムアセタート;
(q)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムビスルファート;
(r)1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウムシトラート;
(s)ビス(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)シトラート;
(t)トリス(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)シトラート;
(u)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(v)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(w)テトラ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)エチレンジアミンテトラアセタート;
(x)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(y)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(z)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタアセタート;
(aa)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(bb)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(cc)トリ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ニトリロトリアセタート;
(dd)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート;
(ee)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−アセトアミドピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート;
(ff)ペンタ(1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−オキソピペリジニウム)ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナートから選択される、請求項1又は2に記載のインクジェットインク。 - 一般式(II)の化合物の少なくとも1種を0.01〜30重量%で含有する、請求項1記載のインクジェットインク。
- インクジェットプリントを安定化する方法であって、インクジェット印刷用の記録材料に、水溶性染料又は有機溶媒中の染料の溶液及び一般式(II):
G1及びG2は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり;
Z1及びZ2は、それぞれ、メチルであるか、或いはZ1及びZ2は、一緒になって、非置換の結合部分、又はエステル、エーテル、ヒドロキシ、オキソ、シアノヒドリン、アミド、アミノ、カルボキシ若しくはウレタン基から選択される1個以上の基で置換されている結合部分を形成し;
Xは、無機又は有機のアニオンであり;
h及びjは、1〜5の数であり;そして
カチオンhの総電荷は、アニオンjの総電荷と等しい〕で示される化合物の少なくとも1種を含有するインク組成物を適用し、前記記録材料を乾燥させることを含む方法であって、
一般式(II)で示される化合物が、式(A*)〜(DD*):
Rは、水素又はメチルであり、
そして
式(A*)において、nは1又は2であり、
nが1の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子2〜18個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜20個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜50個のアルキル、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素、炭素原子1〜4個のアルキル若しくはフェニルであるか、又はZは、−(COO−)nMn+(ここでnは、1〜3であり、Mは、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオン、又はZn、Cu、Ni若しくはCoであるか、或いはMは、基Nn+(R2)4であり、ここでR2は、炭素原子1〜8個のアルキル又はベンジルである)で置換されている前記アルキルであり、
nが2の場合、
R1は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、又は1〜20個の酸素原子により中断されているか、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、若しくは前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜50個のアルキレンであり、
式(B*)において、mは1〜4であり、
mが1の場合、
R2は、炭素原子1〜18個のアルキル、−COO−により中断されている炭素原子3〜18個のアルキル、COOH又はCOO−で置換されている炭素原子3〜18個のアルキルであるか、R2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここでnは、1〜12である)であるか、或いは
R2は、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子6〜12個のアリール、又は炭素原子1〜4個のアルキル基1〜4個で置換されている前記アリールであるか、或いは、
R2は、−NHR3であり、ここでR3は、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子6〜12個のアリール、又は炭素原子1〜4個のアルキル1〜4個で置換されている前記アリールであるか、或いは
R2は、−N(R3)2であり、ここでR3は上記と同義であり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、−COO−により中断されている炭素原子2〜12個のアルキレン、COOH又はCOO−で置換されている炭素原子3〜18個のアルキレンであるか、R2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH2−(ここでnは、1〜12である)であるか、或いは
R2は、炭素原子5〜12個のシクロアルキレン、炭素原子7〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−NHR4NH−であり、ここでR4は、炭素原子2〜18個のアルキレン、炭素原子5〜12個のシクロアルキレン、炭素原子8〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−N(R3)R4N(R3)−であり、ここでR3及びR4は、上記と同義であるか、或いは
R2は、−CO−又は−NH−CO−NH−であり、
mが3の場合、
R2は、炭素原子3〜8個のアルカントリイル又はベンゼントリイルであり、
mが4の場合、
R2は、炭素原子5〜8個のアルカンテトライル又はベンゼンテトライルであり、
式(C*)において、
R10は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子2〜18個のアルカノイル、炭素原子3〜5個のアルケノイル又はベンゾイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子2〜18個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜20個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜50個のアルキル、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R11は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素、炭素原子1〜4個のアルキル若しくはフェニルであるか、又はZは、−(COO−)nMn+(ここでnは、1〜3であり、Mは、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオン、又はZn、Cu、Ni若しくはCoであるか、或いはMは、基Nn+(R2)4であり、ここでR2は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル又はベンジルである)で置換されている前記アルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、又は1〜20個の酸素原子により中断されているか、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、若しくは前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜50個のアルキレンであり、
式(D*)において、yは1〜4であり、
R10は上記と同義であり、
R12は上記のR2と同様に定義され、
式(E*)において、kは1又は2であり、
kが1の場合、
R20及びR21は、独立して、炭素原子1〜12個のアルキル、炭素原子2〜12個のアルケニル若しくは炭素原子7〜15個のアラルキルであるか、又はR20は、また、水素であるか、或いは
R20及びR21は、一緒になって、炭素原子2〜8個のアルキレンであるか、又はヒドロキシルで置換されている前記アルキレンであるか、又は炭素原子4〜22個のアシルオキシ−アルキレンであり、
kが2の場合、
R20及びR21は、一緒になって、(−CH2)2C(CH2−)2であり、
式(F*)において、
R30は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、ベンジル、グリシジル、又は炭素原子2〜6個のアルコキシアルキルであり、
gは、1又は2であり、
gが1の場合、R31は、nが1の場合の上記R1と同様に定義され、
gが2の場合、R31は、nが2の場合の上記R1と同様に定義され、
式(G*)において、
Q1は、−NR41−又は−O−であり、
E1は、炭素原子1〜3個のアルキレンであるか、又はE1は、−CH2−CH(R42)−O−(ここでR42は、水素、メチル又はフェニルである)であるか、又はE1は、−(CH2)3−NH−であるか、又はE1は、直接結合であり、
R40は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであり、
R41は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子6〜10個のアリールであるか、又はR41は、−CH2−CH(R42)−OHであり、ここでR42は上記と同義であり、
式(H*)において、pは1又は2であり、
T4は、xが1又は2の場合のR11と同義であり、
M及びYは、独立して、メチレン又はカルボニルであり、
式(I*)において、
T1は、エチレン又は1,2−プロピレンであり、
qは、2〜100であり、
Q1は、−N(R41)−又は−O−であり、ここでR41は、上記と同義であり、
式(J*)において、
rは1又は2であり、
T7は、式(A*)において、nが1又は2の場合のR1と同義であり、
式(L*)において、uは1又は2であり、
T13は、式(A*)において、nが1又は2の場合のR1の意味を有するが、但しuが1の場合、T13は水素ではなく、
式(M*)において、
E1及びE2は、異なっており、それぞれ−CO−又は−N(E5)−であり、ここでE5は、水素、炭素原子1〜12個のアルキル又は炭素原子4〜22個のアルコキシカルボニルアルキルであり、
E3は、水素、炭素原子1〜30個のアルキル、フェニル、ナフチル、塩素若しくは炭素原子1〜4個のアルキルで置換されている前記フェニル若しくは前記ナフチル、炭素原子7〜12個のフェニルアルキル、又は炭素原子1〜4個のアルキルで置換されている前記フェニルアルキルであり、
E4は、水素、炭素原子1〜30個のアルキル、フェニル、ナフチル又は炭素原子7〜12個のフェニルアルキルであるか、或いは
E3及びE4は、一緒になって、炭素原子4〜17個のポリメチレン又は炭素原子1〜4個のアルキル1〜4個で置換されている前記ポリメチレンであり、
式(O*)において、
R10は、式(C*)におけるR10と同義であり、
式(P*)において、
E6は、脂肪族又は芳香族の四価の基であり、
式(T*)において、
R51は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、又は炭素原子6〜10個のアリールであり、
R52は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであるか、或いは
R51及びR52は、一緒になって、炭素原子4〜8個のアルキレンであり、
fは、1又は2であり、
fが1の場合、
R50は、式(C*)において、xが1の場合のR11と同義であるか、又はR50は、−(CH2)zCOOR54(ここでzは、1〜4である)であり、
R54は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであるか、或いはR54は、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオンであるか、又は基−N(R55)4であり、ここでR55は、水素、炭素原子1〜12個のアルキル又はベンジルであり、
fが2の場合、
R50は、式(C*)において、xが2の場合のR11と同義であり、
式(U*)において、
R53、R54、R55及びR56は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
式(V*)において、
R57、R58、R59及びR60は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
式(W*)において、
R61、R62、R63及びR64は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
R65は、炭素原子1〜5個のアルキルであり、
Mは、水素又は酸素であり、
式(X*)〜(CC*)において、
nは、2〜3であり、
G1は、水素、メチル、エチル、ブチル又はベンジルであり、
mは、1〜4であり、
xは、1〜4であり、
xが1の場合、
R1及びR2は、独立して、炭素原子1〜18個のアルキル、1〜5個の酸素原子により中断されている前記アルキル、1〜5個のヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、若しくは前記酸素により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子6〜10個のアリール若しくは炭素原子1〜8個のアルキル1〜3個で置換されている前記アリールであるか、又はR1は、また、水素であるか、或いは
R1及びR2は、一緒になって、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン又は3−オキサペンタメチレンであり、
xが2の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている前記アルキル、ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、又は1若しくは2個の酸素原子により中断され、かつヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
R2は、炭素原子2〜18個のアルキレン、1〜5個の酸素原子で中断されている前記アルキレン、1〜5個のヒドロキシル基で置換されている前記アルキレン又は前記酸素原子で中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキレン、o−、m−若しくはp−フェニレン又は炭素原子1〜4個のアルキルの1若しくは2個で置換されている前記フェニレンであるか、或いは
R2は、−(CH2)kO〔(CH2)kO〕h(CH2)k−(ここでkは、2〜4であり、hは、1〜40である)であるか、或いは
R1及びR2は、それらが結合している2個のN原子と一緒になって、ピペラジン−1,4−ジイルであり、
xが3の場合、
R1は、水素であり、
R2は、1個の窒素原子により中断されている炭素原子4〜8個のアルキレンであり、
xが4の場合、
R1は、水素であり、
R2は、2個の窒素原子により中断されている炭素原子6〜12個のアルキレンであり、
R3は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている前記アルキル、ヒドロキシル基で置換されているか、又は1若しくは2個の酸素原子により中断され、かつヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
pは、2又は3であり、
Qは、アルカリ金属塩、アンモニウム又はN+(G1)4であり、
式(DD*)において、
mは、2又は3であり、
mが2の場合、
Gは、−(CH2CHR−O)rCH2CHR−(ここでrは、0〜3であり、そしてRは、水素又はメチルである)であり、
mが3の場合、
Gは、グリセリルであり、
Xは、ホスファート、ホスホナート、カルボナート、ビカルボナート、ニトラート、クロリド、ブロミド、ビスルフィット、スルフィット、ビスルファート、スルファート、ボラート、ホルマート、アセタート、ベンゾアート、シトラート、オキサラート、タルトラート、アクリラート、ポリアクリラート、フマラート、マレアート、イタコナート、グリコラート、グルコナート、マラート、マンデラート、チグラート、アスコルバート、ポリメタクリラートか、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、エチレンジアミン四酢酸若しくはジエチレントリアミン五酢酸のカルボキシラートか、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート、アルキルスルホナート又はアリールスルホナートのような無機又は有機のアニオンであり、カチオンhの総電荷は、アニオンjの総電荷と等しい〕で示される化合物から選択される、方法。 - インクジェットインクの光安定剤としての、一般式(II):
G1及びG2は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり;
Z1及びZ2は、それぞれ、メチルであるか、或いはZ1及びZ2は、一緒になって、非置換の結合部分、又はエステル、エーテル、ヒドロキシ、オキソ、シアノヒドリン、アミド、アミノ、カルボキシ若しくはウレタン基から選択される1個以上の基で置換されている結合部分を形成し;
Xは、無機又は有機のアニオンであり;
h及びjは、1〜5の数であり;そして
カチオンhの総電荷は、アニオンjの総電荷と等しい〕で示される水溶性ヒンダードアミン化合物の使用であって、
一般式(II)で示される化合物が、式(A*)〜(DD*):
Rは、水素又はメチルであり、
そして
式(A*)において、nは1又は2であり、
nが1の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子2〜18個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜20個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜50個のアルキル、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R1は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素、炭素原子1〜4個のアルキル若しくはフェニルであるか、又はZは、−(COO−)nMn+(ここでnは、1〜3であり、Mは、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオン、又はZn、Cu、Ni若しくはCoであるか、或いはMは、基Nn+(R2)4であり、ここでR2は、炭素原子1〜8個のアルキル又はベンジルである)で置換されている前記アルキルであり、
nが2の場合、
R1は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、又は1〜20個の酸素原子により中断されているか、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、若しくは前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜50個のアルキレンであり、
式(B*)において、mは1〜4であり、
mが1の場合、
R2は、炭素原子1〜18個のアルキル、−COO−により中断されている炭素原子3〜18個のアルキル、COOH又はCOO−で置換されている炭素原子3〜18個のアルキルであるか、R2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH3(ここでnは、1〜12である)であるか、或いは
R2は、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子6〜12個のアリール、又は炭素原子1〜4個のアルキル基1〜4個で置換されている前記アリールであるか、或いは、
R2は、−NHR3であり、ここでR3は、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子6〜12個のアリール、又は炭素原子1〜4個のアルキル1〜4個で置換されている前記アリールであるか、或いは
R2は、−N(R3)2であり、ここでR3は上記と同義であり、
mが2の場合、
R2は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、−COO−により中断されている炭素原子2〜12個のアルキレン、COOH又はCOO−で置換されている炭素原子3〜18個のアルキレンであるか、R2は、−CH2(OCH2CH2)nOCH2−(ここでnは、1〜12である)であるか、或いは
R2は、炭素原子5〜12個のシクロアルキレン、炭素原子7〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−NHR4NH−であり、ここでR4は、炭素原子2〜18個のアルキレン、炭素原子5〜12個のシクロアルキレン、炭素原子8〜15個のアラルキレン又は炭素原子6〜12個のアリーレンであるか、或いは
R2は、−N(R3)R4N(R3)−であり、ここでR3及びR4は、上記と同義であるか、或いは
R2は、−CO−又は−NH−CO−NH−であり、
mが3の場合、
R2は、炭素原子3〜8個のアルカントリイル又はベンゼントリイルであり、
mが4の場合、
R2は、炭素原子5〜8個のアルカンテトライル又はベンゼンテトライルであり、
式(C*)において、
R10は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子2〜18個のアルカノイル、炭素原子3〜5個のアルケノイル又はベンゾイルであり、
xは、1又は2であり、
xが1の場合、
R11は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子2〜18個のアルケニル、プロパルギル、グリシジル、1〜20個の酸素原子により中断されている炭素原子2〜50個のアルキル、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、又は前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであるか、或いは
R11は、カルボキシ基でか、又は−COOZで置換されている炭素原子1〜4個のアルキルであり、ここでZは、水素、炭素原子1〜4個のアルキル若しくはフェニルであるか、又はZは、−(COO−)nMn+(ここでnは、1〜3であり、Mは、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオン、又はZn、Cu、Ni若しくはCoであるか、或いはMは、基Nn+(R2)4であり、ここでR2は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル又はベンジルである)で置換されている前記アルキルであり、
xが2の場合、
R11は、炭素原子1〜12個のアルキレン、炭素原子4〜12個のアルケニレン、キシリレン、又は1〜20個の酸素原子により中断されているか、1〜10個のヒドロキシル基で置換されているか、若しくは前記酸素原子により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている炭素原子1〜50個のアルキレンであり、
式(D*)において、yは1〜4であり、
R10は上記と同義であり、
R12は上記のR2と同様に定義され、
式(E*)において、kは1又は2であり、
kが1の場合、
R20及びR21は、独立して、炭素原子1〜12個のアルキル、炭素原子2〜12個のアルケニル若しくは炭素原子7〜15個のアラルキルであるか、又はR20は、また、水素であるか、或いは
R20及びR21は、一緒になって、炭素原子2〜8個のアルキレンであるか、又はヒドロキシルで置換されている前記アルキレンであるか、又は炭素原子4〜22個のアシルオキシ−アルキレンであり、
kが2の場合、
R20及びR21は、一緒になって、(−CH2)2C(CH2−)2であり、
式(F*)において、
R30は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、ベンジル、グリシジル、又は炭素原子2〜6個のアルコキシアルキルであり、
gは、1又は2であり、
gが1の場合、R31は、nが1の場合の上記R1と同様に定義され、
gが2の場合、R31は、nが2の場合の上記R1と同様に定義され、
式(G*)において、
Q1は、−NR41−又は−O−であり、
E1は、炭素原子1〜3個のアルキレンであるか、又はE1は、−CH2−CH(R42)−O−(ここでR42は、水素、メチル又はフェニルである)であるか、又はE1は、−(CH2)3−NH−であるか、又はE1は、直接結合であり、
R40は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであり、
R41は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子6〜10個のアリールであるか、又はR41は、−CH2−CH(R42)−OHであり、ここでR42は上記と同義であり、
式(H*)において、pは1又は2であり、
T4は、xが1又は2の場合のR11と同義であり、
M及びYは、独立して、メチレン又はカルボニルであり、
式(I*)において、
T1は、エチレン又は1,2−プロピレンであり、
qは、2〜100であり、
Q1は、−N(R41)−又は−O−であり、ここでR41は、上記と同義であり、
式(J*)において、
rは1又は2であり、
T7は、式(A*)において、nが1又は2の場合のR1と同義であり、
式(L*)において、uは1又は2であり、
T13は、式(A*)において、nが1又は2の場合のR1の意味を有するが、但しuが1の場合、T13は水素ではなく、
式(M*)において、
E1及びE2は、異なっており、それぞれ−CO−又は−N(E5)−であり、ここでE5は、水素、炭素原子1〜12個のアルキル又は炭素原子4〜22個のアルコキシカルボニルアルキルであり、
E3は、水素、炭素原子1〜30個のアルキル、フェニル、ナフチル、塩素若しくは炭素原子1〜4個のアルキルで置換されている前記フェニル若しくは前記ナフチル、炭素原子7〜12個のフェニルアルキル、又は炭素原子1〜4個のアルキルで置換されている前記フェニルアルキルであり、
E4は、水素、炭素原子1〜30個のアルキル、フェニル、ナフチル又は炭素原子7〜12個のフェニルアルキルであるか、或いは
E3及びE4は、一緒になって、炭素原子4〜17個のポリメチレン又は炭素原子1〜4個のアルキル1〜4個で置換されている前記ポリメチレンであり、
式(O*)において、
R10は、式(C*)におけるR10と同義であり、
式(P*)において、
E6は、脂肪族又は芳香族の四価の基であり、
式(T*)において、
R51は、水素、炭素原子1〜18個のアルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、又は炭素原子6〜10個のアリールであり、
R52は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであるか、或いは
R51及びR52は、一緒になって、炭素原子4〜8個のアルキレンであり、
fは、1又は2であり、
fが1の場合、
R50は、式(C*)において、xが1の場合のR11と同義であるか、又はR50は、−(CH2)zCOOR54(ここでzは、1〜4である)であり、
R54は、水素又は炭素原子1〜18個のアルキルであるか、或いはR54は、周期表の1族、2族若しくは3族の金属イオンであるか、又は基−N(R55)4であり、ここでR55は、水素、炭素原子1〜12個のアルキル又はベンジルであり、
fが2の場合、
R50は、式(C*)において、xが2の場合のR11と同義であり、
式(U*)において、
R53、R54、R55及びR56は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
式(V*)において、
R57、R58、R59及びR60は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
式(W*)において、
R61、R62、R63及びR64は、独立して、炭素原子1〜4個のアルキルであるか、又は一緒になって、ペンタメチレンであり、
R65は、炭素原子1〜5個のアルキルであり、
Mは、水素又は酸素であり、
式(X*)〜(CC*)において、
nは、2〜3であり、
G1は、水素、メチル、エチル、ブチル又はベンジルであり、
mは、1〜4であり、
xは、1〜4であり、
xが1の場合、
R1及びR2は、独立して、炭素原子1〜18個のアルキル、1〜5個の酸素原子により中断されている前記アルキル、1〜5個のヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、若しくは前記酸素により中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、炭素原子5〜12個のシクロアルキル、炭素原子7〜15個のアラルキル、炭素原子6〜10個のアリール若しくは炭素原子1〜8個のアルキル1〜3個で置換されている前記アリールであるか、又はR1は、また、水素であるか、或いは
R1及びR2は、一緒になって、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン又は3−オキサペンタメチレンであり、
xが2の場合、
R1は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている前記アルキル、ヒドロキシル基で置換されている前記アルキル、又は1若しくは2個の酸素原子により中断され、かつヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
R2は、炭素原子2〜18個のアルキレン、1〜5個の酸素原子で中断されている前記アルキレン、1〜5個のヒドロキシル基で置換されている前記アルキレン又は前記酸素原子で中断され、かつ前記ヒドロキシル基で置換されている前記アルキレン、o−、m−若しくはp−フェニレン又は炭素原子1〜4個のアルキルの1若しくは2個で置換されている前記フェニレンであるか、或いは
R2は、−(CH2)kO〔(CH2)kO〕h(CH2)k−(ここでkは、2〜4であり、hは、1〜40である)であるか、或いは
R1及びR2は、それらが結合している2個のN原子と一緒になって、ピペラジン−1,4−ジイルであり、
xが3の場合、
R1は、水素であり、
R2は、1個の窒素原子により中断されている炭素原子4〜8個のアルキレンであり、
xが4の場合、
R1は、水素であり、
R2は、2個の窒素原子により中断されている炭素原子6〜12個のアルキレンであり、
R3は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル、1若しくは2個の酸素原子により中断されている前記アルキル、ヒドロキシル基で置換されているか、又は1若しくは2個の酸素原子により中断され、かつヒドロキシル基で置換されている前記アルキルであり、
pは、2又は3であり、
Qは、アルカリ金属塩、アンモニウム又はN+(G1)4であり、
式(DD*)において、
mは、2又は3であり、
mが2の場合、
Gは、−(CH2CHR−O)rCH2CHR−(ここでrは、0〜3であり、そしてRは、水素又はメチルである)であり、
mが3の場合、
Gは、グリセリルであり、
Xは、ホスファート、ホスホナート、カルボナート、ビカルボナート、ニトラート、クロリド、ブロミド、ビスルフィット、スルフィット、ビスルファート、スルファート、ボラート、ホルマート、アセタート、ベンゾアート、シトラート、オキサラート、タルトラート、アクリラート、ポリアクリラート、フマラート、マレアート、イタコナート、グリコラート、グルコナート、マラート、マンデラート、チグラート、アスコルバート、ポリメタクリラートか、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、エチレンジアミン四酢酸若しくはジエチレントリアミン五酢酸のカルボキシラートか、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホナート、アルキルスルホナート又はアリールスルホナートのような無機又は有機のアニオンであり、カチオンhの総電荷は、アニオンjの総電荷と等しい〕で示される化合物から選択される、使用。
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