JP4380467B2 - 楽譜表示装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、楽譜表示装置に関し、より詳しくは、自動演奏データに基づき楽譜を表示することのできる楽譜表示装置に関する。
電子楽器等で使用する自動演奏データには、それぞれの楽音につき該楽音の発音タイミングと音高、音量、音長等が記憶されている。そのような自動演奏データに基づき楽譜を生成し、ディスプレイ等に表示したり印刷することが、一般に行われている。例えば、従来、複数パートを有する演奏データに基づいて複数段の五線譜に楽譜を表示する装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−327427号公報
従来の楽譜表示装置では、自動演奏データに基づき楽譜表示をする際に、楽譜表示対象の自動演奏データ中のどのタイミングを楽譜の終端とするかは、決まっていなかった。そのため、ユーザが望む楽譜の終端が表示されない場合などがある。
本発明の目的は、自動演奏データに基づき、ユーザの望む楽譜表示をすることのできる楽譜表示装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、楽譜表示装置は、少なくとも音符データと伴奏に関するデータとを含む複数の演奏トラックにて構成された演奏データを入力可能な演奏データ入力手段と、ユーザ操作に応じて、楽譜終端特定情報として前記音符データと伴奏に関するデータのいずれを用いるか、楽譜終端特定トラックとして前記複数の演奏トラックのいずれを用いるかを設定する設定手段と、前記入力される演奏データを構成する前記複数の演奏トラックのうち、前記楽譜終端特定トラックとして設定された演奏トラックに含まれる、前記楽譜終端特定情報として設定された音符データ又は伴奏に関するデータの時間情報に基づいて、前記設定された演奏トラックにおいて最後に位置する前記楽譜終端特定情報の終端位置を特定し、前記入力される演奏データに基づき前記特定した終端位置にて楽譜が終端となる楽譜を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された楽譜を表示する表示手段とを有する。
本発明によれば、自動演奏データに基づき、ユーザの望む楽譜表示をすることのできる楽譜表示装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施例による楽譜表示装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
楽譜表示装置1のバス6には、RAM7、ROM8、CPU9、外部記憶装置15、検出回路11、表示回路13、音源回路18、効果回路19、通信インターフェイス21が接続される。
ユーザは、検出回路11に接続される操作子12を用いて、各種設定をすることができる。操作子12は、例えば、マウス、文字入力用キーボード、ジョイスティック、ロータリーエンコーダ、スイッチ、ジョグシャトル等、ユーザの入力に応じた信号を出力できるものならどのようなものでもよい。
また、操作子12は、マウス等の他の操作子を用いて操作するディスプレイ14上に表示されるソフトスイッチ等でもよい。
表示回路13は、ディスプレイ14に接続され、自動演奏データに基づく楽譜、図3に示す最終小節決定方法選択画面、及びその他の情報等をディスプレイ14に表示することができる。
外部記憶装置15は、外部記憶装置用のインターフェイスを含み、そのインターフェイスを介してバス6に接続される。外部記憶装置15は、例えばフロッピ(登録商標)ディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、光磁気ディスク(MO)ドライブ、CD−ROM(コンパクトディスク−リードオンリィメモリ)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、半導体メモリ等である。
外部記憶装置15には、各種パラメータ、各種データ、及び本実施例を実現するためのプログラム及び自動演奏データ等を記憶することができる。
RAM7は、フラグ、レジスタ又はバッファ、各種パラメータ等を記憶するCPU5のワーキングエリアを有する。ROM8には、各種パラメータ及び制御プログラム、又は本実施例を実現するためのプログラム等を記憶することができる。CPU9は、ROM8又は、外部記憶装置15に記憶されている制御プログラム等に従い、演算又は制御を行う。
タイマ10は、CPU9に接続されており、基本クロック信号、割り込み処理タイミング等をCPU9に供給する。
音源回路18は、MIDI等の自動演奏データや演奏信号に応じて楽音信号を生成し、効果回路19を介して、サウンドシステム20に供給する。
効果回路19は、音源回路18から供給されるデジタル形式の楽音信号に各種効果を与える。サウンドシステム20は、D/A変換器及びスピーカーを含み、供給されるデジタル形式の楽音信号をアナログ形式に変換し、発音する。
通信インターフェイス21は、MIDI機器が接続可能なMIDIインターフェイスや、USB機器を接続可能なUSBインターフェイスである。または、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク3に接続可能なインターフェイスであり、その場合、該通信ネットワーク3を介して、サーバコンピュータ22等と接続し、HDD等外部記憶装置15、又はRAM7等内に、サーバコンピュータから制御プログラムや本実施例を実現するためのプログラム等をダウンロードすることができる。
図2は、本発明の実施例を説明するための演奏データPDの概念図である。図中、白丸は伴奏に関するデータ(コード情報等)AD、白い三角は演奏イベントデータ(音符データ以外のイベントデータ)ED、黒い三角は歌詞データLD、横線は音符データNDを表す。演奏データPDに含まれる伴奏に関するデータAD、演奏イベントデータED、歌詞データLD、音符データNDは、それぞれ当該データを再生すべき時間情報(タイミングデータ)を含んで構成される。時間情報は、例えば、絶対時間や四分音符の分解能に従ったクロック数若しくは小節と拍とクロックのセットで表すことができる。絶対時間やクロック数にしたがった時間情報を用いる場合は、演奏データ内に含まれる若しくはユーザが設定したテンポデータ、拍子データ、四分音符の分解能を表すデータに基づき小節位置を決定する。
演奏データPDは、例えば、MIDI形式の自動演奏データであり、マスタートラックMT、メロディトラックMD及びn個のトラックTRnを含んで構成される。
マスタートラックMTには、コード情報、伴奏スタイルデータ等の伴奏に関するデータADと、楽曲のテンポ、拍子、調情報等の演奏イベントデータEDとが混在して記録されている。なお、伴奏に関するデータADは、コード情報、伴奏スタイルデータ以外にも、例えば、「イントロ」、「エンディング」等の曲構成を表すテキストイベントデータであっても良い。
メロディトラックMDには、少なくとも、楽曲のメロディパートに対応する音符データND(例えば、Key−onイベント、Key−offイベント及びそれらの時間情報(タイミングデータ)を含む)と、楽曲の歌詞に対応するテキストデータLD(歌詞データ)とが混在して記録されている。なお、メロディトラックMDに、演奏イベントデータEDを併せて記録しても良い。演奏イベントデータEDは、例えば、ピッチベンドデータやエクスプレッションデータなどの音符データND以外のイベントデータである。
その他のトラックnには、メロディパート以外の各パートに対応する音符データNDと演奏イベントデータEDとが混在して記録されている。なお、その他のトラックnに歌詞データLDを記録するようにしても良い。
本実施例の楽譜表示処理では、演奏データMDをディスプレイ14(図1)等に楽譜表示する際に、楽譜端(主に終端)の位置(小節)を、演奏データPDに含まれる伴奏に関するデータAD、演奏イベントデータED、歌詞データLD、音符データND等の時間情報(タイミングデータ)に基づき決定する。
表示する楽譜の楽譜端は、例えば、図3に示す最終小節決定方法選択画面からユーザが一つの選択肢を選択することにより決定する。最終小節決定方法の選択肢は、例えば、図に示すように、「伴奏に関するデータを元に楽譜の最終小節を決定する。」、「メロディトラック内の最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」、「全トラックにおける最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」及び「全トラックにおける最終演奏イベントデータを元に楽譜の最終小節を決定する」等が考えられる。
上記の選択肢のほかにも、例えば、「メロディトラック内の最終演奏イベントデータを元に楽譜の最終小節を決定する。」、「全トラックにおける最終歌詞データを元に最終小節を決定する。」等の選択肢を設けるようにしても良い。さらに、全トラックの最終タイミングのデータ(最終データ)を含む小節の最後の位置をデータの種類に関らず楽譜の終端として決定するような選択肢を設けても良い。
なお、最終小節決定方法の選択は、例えば、マウス等の操作子12を用いて行う。具体的には、マウス等を用いて、カーソルCRを各選択肢の右側にあるオプションボタンOPに合わせてクリックした後に決定ボタンOK上でクリックすることにより行う。
ユーザが、「伴奏に関するデータを元に楽譜の最終小節を決定する。」を選択した場合は、図2のマスタートラックMT内(又は全トラック内)を検索して、最後(最終タイミング)の伴奏に関するデータADを検出し、該検出した伴奏に関するデータADが含まれる小節を最終小節として決定する。すなわち、図2の矢印EP1に示すように、最終タイミングの伴奏に関するデータADが含まれる小節M8の最終位置を楽譜の終端とする。なお、後述するように、最終タイミングの音符データNDの位置が最終タイミングの伴奏に関するデータADよりも後ろにある場合は、当該最終タイミングの音符データNDの含まれる小節の最後を楽譜の終端としても良い。
ユーザが、「メロディトラック内の最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」を選択した場合は、図2のメロディトラックMD内を検索して、最後(最終タイミング)の音符データNDを検出し、該検出した音符データNDが含まれる小節を最終小節として決定する。すなわち、図2の矢印EP2に示すように、最終タイミングの音符データNDが含まれる小節M5の最終位置を楽譜の終端とする。
ユーザが、「全トラックにおける最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」を選択した場合は、図2の全トラック内を検索して、最後(最終タイミング)の音符データNDを検出し、該検出した音符データNDが含まれる小節を最終小節として決定する。すなわち、図2の矢印EP3に示すように、最終タイミングの音符データNDが含まれる小節M8の最終位置を楽譜の終端とする。
ユーザが、「全トラックにおける最終演奏イベントデータを元に楽譜の最終小節を決定する。」を選択した場合は、図2の全トラック内を検索して、最後(最終タイミング)の演奏イベントデータEDを検出し、該検出した演奏イベントデータEDが含まれる小節を最終小節として決定する。すなわち、図2の矢印EP4に示すように、最終タイミングの演奏イベントデータEDが含まれる小節M10の最終位置を楽譜の終端とする。
なお、図3に示す選択肢にはないが、「全トラックにおける最終歌詞データを元に最終小節を決定する。」場合は、図2の全トラック内を検索して、最後(最終タイミング)の歌詞データLDを検出し、該検出した歌詞データLDが含まれる小節を最終小節として決定する。すなわち、図2の矢印EP5に示すように、最終タイミングの歌詞データLDが含まれる小節M7の最終位置を楽譜の終端とする。
図4は、本実施例による楽譜表示処理を表すフローチャートである。
ステップSA1では、楽譜表示処理をスタートし、ステップSA2では、楽譜表示をすべき演奏データPDを、例えば、外部記憶装置15(図1)等に記憶されている中から選択する。
ステップSA3では、ステップSA2で選択した演奏データPDの音符データNDを例えば、RAM7(図1)等に設けられるバッファ領域に読み込む。ステップSA4では、ステップSA2で選択した演奏データPDの伴奏に関するデータADを例えば、RAM7(図1)等に設けられるバッファ領域に読み込む。ステップSA5では、ステップSA2で選択した演奏データPDのその他のデータを例えば、RAM7(図1)等に設けられるバッファ領域に読み込む。
ステップSA6では、図5に示す選択画面表示処理を実行する。選択画面表示処理は、例えば、図3に示す最終小節決定方法選択画面を表示するための処理である。後述の選択画面表示処理では、演奏データPD中の各種データの有無に基づき選択肢を選択可能又は不可能な状態するが、この例では、全ての選択肢が選択可能状態にあることを前提として説明する。
ステップSA7では、ユーザによる最終小節決定方法の選択の有無を判断する。最終小節決定方法の選択操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSA8に進み、選択操作を検出しない場合は、NOの矢印で示すようにこのステップSA7を繰り返して、ユーザの選択操作の入力を待つ。なお、いずれかの選択肢をデフォルトとして予め設定しておきユーザの選択操作が無い場合には、デフォルトの選択肢が選択されたものとして以降の処理に進むようにしても良い。
ステップSA8では、ステップSA7で検出した選択操作が選択肢「伴奏に関するデータを元に楽譜の最終小節を決定する。」を選択するものであるか否かを判断する。当該選択肢を選択したものである場合は、YESの矢印で示すステップSA9に進み、それ以外の場合は、NOの矢印で示すステップSA11に進む。
ステップSA9では、ステップSA4で読み込んだ伴奏に関するデータADの最終タイミングはステップSA3で読み込んだ音符データNDの最終タイミングよりも後のタイミングであるか否かを判断する。最後の伴奏に関するデータADが最後の音符データNDより後のタイミングである場合は、YESの矢印で示すステップSA10に進む。最後の伴奏に関するデータADが最後の音符データNDより前のタイミングである場合は、NOの矢印で示すステップSA12に進む。
ステップSA10では、最後の伴奏に関するデータAD(伴奏に関するデータADの最終タイミング位置)に基づき、最後の小節を決定する。図2のマスタートラックMT内(又は全トラック内)を検索して、最後(最終タイミング)の伴奏に関するデータADを検出し、該検出した伴奏に関するデータADが含まれる小節を最終小節として決定する。その後、ステップSA16に進む。
ステップSA11では、ステップSA7で検出した選択操作が選択肢「全トラックにおける最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」を選択するものであるか否かを判断する。当該選択肢を選択したものである場合は、YESの矢印で示すステップSA12に進み、それ以外の場合は、NOの矢印で示すステップSA13に進む。
ステップSA12では、例えば、図2の全トラック内を検索して、最後(最終タイミング)の音符データNDを検出し、該検出した音符データNDが含まれる小節を最終小節として決定する。その後、ステップSA16に進む。
ステップSA13では、ステップSA7で検出した選択操作が選択肢「メロディトラック内の最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」を選択するものであるか否かを判断する。当該選択肢を選択したものである場合は、YESの矢印で示すステップSA14に進み、それ以外の場合、すなわち、「全トラックにおける最終演奏イベントデータを元に楽譜の最終小節を決定する。」を選択したものである場合は、NOの矢印で示すステップSA15に進む。
ステップSA14では、例えば、図2のメロディトラックMD内を検索して、最後(最終タイミング)の音符データNDを検出し、該検出した音符データNDが含まれる小節を最終小節として決定する。その後、ステップSA16に進む。
ステップSA15では、例えば、図2の全トラック内を検索して、最後(最終タイミング)の演奏イベントデータEDを検出し、該検出した演奏イベントデータEDが含まれる小節を最終小節として決定する。その後、ステップSA16に進む。
ステップSA16では、ステップSA3〜ステップSA5で読み込んだデータに従い、楽譜表示を行う。その際、楽譜の終端位置は、ステップSA10、ステップSA12、ステップSA14、ステップSA15のいずれかで決定された最終小節の最後の位置とする。その後、ステップSA17に進み、楽譜表示処理を終了する。
図5は、図4のステップSA6の選択画面表示処理を表すフローチャートである。
ステップSB1で、選択画面表示処理を開始し、ステップSB2で表示すべき楽譜の最終小節決定方法の全選択項目(全選択肢)を選択可能状態に設定する。
ステップSB3では、図4のステップSA2で選択した演奏データPD中の伴奏に関するデータADの有無を判断する。なお、この判断は例えば、ステップSA4で伴奏に関するデータADを読み込むバッファ内にデータが保存されているか否かを確認することにより行うことができる。伴奏に関するデータADがある場合は、YESの矢印で示すステップSB5に進み、無い場合は、NOの矢印で示すステップSB4に進み、「伴奏に関するデータを元に楽譜の最終小節を決定する。」の項目を選択不可能状態に設定する。
ステップSB5では、図4のステップSA2で選択した演奏データPD中の音符データNDの有無を判断する。なお、この判断は例えば、ステップSA3で音符データNDを読み込むバッファ内にデータが保存されているか否かを確認することにより行うことができる。音符データNDがある場合は、YESの矢印で示すステップSB7に進み、無い場合は、NOの矢印で示すステップSB6に進む。
ステップSB6では、「メロディトラック内の最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」と「全トラックにおける最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」との2項目を選択不可能状態に設定する。その後、ステップSB9に進む。
ステップSB7では、演奏データPD中の1つのトラックにのみ音符データNDが存在するか否か、すなわち、ステップSB5で存在を確認した音符データNDは、単一のトラック内のものか否かを判断する。一つのトラックにのみ音符データNDが存在する場合はYESの矢印で示すステップSB8に進み、複数のトラックに音符データNDが存在する場合は、NOの矢印で示すステップSB9に進む。
ステップSB8では、「全トラックにおける最終音符データを元に楽譜の最終小節を決定する。」の項目を選択不可能状態に設定し、ステップSB9に進む。
ステップSB9では、演奏データPD中に伴奏に関するデータADと音符データND以外のデータが存在するか否かを判断する。本実施例では、演奏イベントデータEDの有無を判断する。その場合、例えば、ステップSA5で演奏イベントデータEDを読み込むバッファ内にデータが保存されているか否かを確認することにより行うことができる。その他のデータ(演奏イベントデータED)が有る場合は、YESの矢印で示すステップSB11に進む。無い場合は、NOの矢印で示すステップSB10に進み、「全トラックにおける最終演奏イベントデータを元に楽譜の最終小節を決定する」の項目を選択不可能状態に設定し、ステップSB11に進む。
ステップSB11では、ステップSB2〜SB10までの設定内容に従い、楽譜の最終小節決定方法選択画面(例えば、図2参照)をディスプレイ14に表示する。その後、ステップSB12で選択画面表示処理を終了して、図4のステップSA7に進む。
以上、本発明の実施例によれば、演奏データPDを楽譜表示する際に、複数の楽譜の終端位置決定方法をユーザに提示して、該ユーザの選択に従って、楽譜の終端位置を決定することができる。よって、ユーザの望む範囲までの楽譜を容易に表示することができる。
なお、楽譜表示の対象とする演奏データによっては、複数の終端位置決定方法において結果的に同じ終端位置となる場合があるが、その場合には、結果が同じとなる決定法の中から一つの決定方だけをユーザが選択可能にするようにしても良い。
なお、本実施例は、本実施例に対応するコンピュータプログラム等をインストールした汎用のコンピュータ等によって、実施させるようにしてもよい。
その場合には、本実施例に対応するコンピュータプログラム等を、CD−ROMやフロッピーディスク等の、コンピュータが読み込むことが出来る記憶媒体に記憶させた状態で、ユーザに提供してもよい。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組合せ等が可能なことは当業者に自明であろう。
本発明の実施例による楽譜表示装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施例を説明するための演奏データPDの概念図である。 本発明の実施例による最終小節決定方法選択画面の一例である。 本実施例による楽譜表示処理を表すフローチャートである。 図4のステップSA6の選択画面表示処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…楽譜表示装置、3…通信ネットワーク、6…バス、7…RAM、8…ROM、9…CPU、10…タイマ、11…検出回路、12…操作子、13…表示回路、14…ディスプレイ、15…外部記憶装置、18…音源回路、19…効果回路、20…サウンドシステム、21…通信I/F、22…サーバ

Claims (3)

  1. 少なくとも音符データと伴奏に関するデータとを含む複数の演奏トラックにて構成された演奏データを入力可能な演奏データ入力手段と、
    ユーザ操作に応じて、楽譜終端特定情報として前記音符データと伴奏に関するデータのいずれを用いるか、楽譜終端特定トラックとして前記複数の演奏トラックのいずれを用いるかを設定する設定手段と、
    前記入力される演奏データを構成する前記複数の演奏トラックのうち、前記楽譜終端特定トラックとして設定された演奏トラックに含まれる、前記楽譜終端特定情報として設定された音符データ又は伴奏に関するデータの時間情報に基づいて、前記設定された演奏トラックにおいて最後に位置する前記楽譜終端特定情報の終端位置を特定し、前記入力される演奏データに基づき前記特定した終端位置にて楽譜が終端となる楽譜を生成する生成手段と、
    前記生成手段にて生成された楽譜を表示する表示手段と
    を有する楽譜表示装置。
  2. 前記生成手段は、前記楽譜終端特定情報として前記伴奏に関するデータが設定された場合において、前記終端位置として特定された時間位置よりも後に前記音符データが存在する場合、前記楽譜終端特定情報として設定された前記伴奏に関するデータに代えて該音符データの終端位置を特定し、前記入力される演奏データに基づき該特定した終端位置にて楽譜が終端となる楽譜を生成することを特徴とする請求項1に記載の楽譜表示装置。
  3. 少なくとも音符データと伴奏に関するデータとを含む複数の演奏トラックにて構成された演奏データを入力可能な演奏データ入力手順と、
    ユーザ操作に応じて、楽譜終端特定情報として前記音符データと伴奏に関するデータのいずれを用いるか、楽譜終端特定トラックとして前記複数の演奏トラックのいずれを用いるかを設定する設定手順と、
    前記入力される演奏データを構成する前記複数の演奏トラックのうち、前記楽譜終端特定トラックとして設定された演奏トラックに含まれる、前記楽譜終端特定情報として設定された音符データ又は伴奏に関するデータの時間情報に基づいて、前記設定された演奏トラックにおいて最後に位置する前記楽譜終端特定情報の終端位置を特定し、前記入力される演奏データに基づき前記特定した終端位置にて楽譜が終端となる楽譜を生成する生成手順と、
    前記生成手段にて生成された楽譜を表示手段に表示する表示手順と
    コンピュータに実行させるための楽譜表示プログラム。
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