JP4379892B2 - 2ヘッドバンドカッティング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル状に巻回した圧延金属帯の外周結束バンドを切断、回収処理する装置に関する。
鉄鋼、非鉄金属の帯状板は、製造工程時あるいは出荷時において、円形状に巻いたコイルとして取り扱われることが多い。そしてこれら金属コイルはその弾力により解けないように外円周に細幅バンドを巻回して結束されている。金属コイルは、圧延工程、焼鈍工程、表面処理工程など諸工程間を搬送される度に、コイルが解けないようにバンド結束とその後の切断が繰り返されるので、結束・切断の自動化、迅速化は製造工程の合理化において大きな課題となっている。
コイル外周に結束された多条のバンドを自動切断する技術として、実公平7−30497号公報(特許文献1)には、コイル外周の多条の結束バンドを、1つのヘッドで順次切断して回収処理する装置を提案している。前記装置によれば、1つのカッターヘッドに設けたコイルに突出し後退するタッチロールと、光電管方式のコイル端面検出と、バンド位置を検出すると直ちにカッターヘッドのコイル軸方向移動を停止せしめるコイル接触型機械的構造のバンド位置検出機を設けると共に、カッターの両刃の開きストロークを、切断対象バンドの最大幅の約2倍以下に規制したことを特徴とする多条バンド掛けコイル用バンドカッターが記載されている。
実公平7−30497号公報
前記多条バンド掛けコイル用バンドカッターでは、多条のコイル結束バンドを順次切断して、回収処理するものであり、その所要時間は結束バンドの本数に比例して長くなる。近時、コイルを取り扱う工程の自動化、無人化、効率化が進展する中でコイル切断時間のより短縮が望まれているところである。
本発明は、金属コイルの外周に巻回した2本の結束バンドであっても、その切断及び回収処理を、1本の結束バンド処理の所要時間と同等に短時間で達成することを課題とする。
本発明の請求項1の2ヘッドバンドカッティング装置は、巻芯軸を水平にして載置されたコイルの外周面に巻回した2本のバンドを切断するための切断機構と、前記切断されたバンドの端部を回収処理機構へ押し上げるためのバンド押し上げ機構と、前記切断されたバンドを巻縮処理して回収するための回収処理機構と、を有するバンドカッティング装置であって、前記切断機構は、主柱下方に支点を有するアームの先端部の設けた2本の保持軸のそれぞれに回動自在の上下カッターヘッドが取り付けられ、該上下カッターヘッドは、バンドを切断するための1対の上刃及び下刃と、前記切断されたバンドの端部を挟持する1対のA,Bグリッパーと、を具備し、前記バンド押し上げ機構は、左右の押し上げ分割ロールを先端部に備えた上下方向に回動する彎曲アームを具備し、前記回収処理機構は、前記切断された2本のバンドの端部をそれぞれ導入するための左右の導入分割ロール、搬送ロール及び強圧ロールを具備し、前記切断機構の上下カッターヘッドにより同時に切断した2本のバンドのそれぞれの端部を、前記カッターヘッド内の1対のA、Bグリッパーで挟持して上部へ持ち上げた後、前記彎曲アームにより切断したバンドを押し上げて前記左右の導入分割ロールへ押し当てた後、該左右の導入分割ロールを個別に異なる回転をさせて前記切断され垂れ下がったバンドの先端の長さを揃えた後、該左右の導入分割ロールを逆回転させて通板ガイド部へ導入し、搬送ロール及び強圧ロールとで前記切断されたバンドを挟持して送りアンビルに押し当ててバンドを曲がり変形させ巻縮バンド屑として回収することを特徴とする。
請求項2の2ヘッドバンドカッティング装置は、巻き芯軸を水平にして載置されたコイルの外周面に巻回してコイル幅方向に位置の相違した2本のバンドを切断するために、上下方向に配置されコイル幅方向にバンドの切断範囲をずらした一対のカッターヘッドをコイル外周面の曲率および巻芯軸方向の傾きに追従する切断機構と、前記切断されたバンドの端部を回収処理機構へ押し上げるためのバンド押し上げ機構と、前記切断されたバンドを巻縮処理して回収するための回収処理機構と、を有するバンドカッティング装置であって、前記切断機構は、主柱下方に支点を有するアームの先端部の設けた2本の保持軸のそれぞれに回動自在の上下カッターヘッドが取り付けられ、該上下カッターヘッドは、バンドを切断するための1対の上刃及び下刃と、前記切断されたバンドの端部を挟持する1対のA,Bグリッパーと、を具備し、前記バンド押し上げ機構は、左右の押し上げ分割ロールを先端部に備えた上下方向に回動する彎曲アームを具備し、前記回収処理機構は、前記切断された2本のバンドの端部をそれぞれ導入するための左右の導入分割ロール、搬送ロール及び強圧ロールを具備し、前記切断機構の上下カッターヘッドにより同時に切断した2本のバンドのそれぞれの端部を、前記カッターヘッド内の1対のA、Bグリッパーで挟持して上部へ持ち上げた後、前記彎曲アームにより切断したバンドを押し上げて前記左右の導入分割ロールへ押し当てた後、該左右の導入分割ロールを個別に異なる回転をさせて前記切断され垂れ下がったバンドの先端の長さを揃えた後、該左右の導入分割ロールを逆回転させて通板ガイド部へ導入し、搬送ロール及び強圧ロールとで前記切断されたバンドを挟持して送りアンビルに押し当ててバンドを曲がり変形させ巻縮バンド屑として回収することを特徴とする。
請求項3の2ヘッドバンドカッティング装置は、請求項1または2において、前記切断機構、バンド押し上げ機構、回収処理機構を載置した基台がレール上を移動することを特徴とする。
請求項1または2の2ヘッドバンドカッティング装置は、2本のバンドで結束されたコイルを2つのカッターヘッドにより、同時に切断処理することができる。そして切断されたバンドの後続の搬送処理に分割ロールを適用することにより、バンドを送りを個別に処理し、1つの回収処理部で巻縮処理したバンド屑とすることができる。
請求項3の2ヘッドバンドカッティング装置は、請求項1または2の効果に加えて、移動可能な基台に載置することによりバンドカッティング装置前面に載置された対象コイルと最適な位置関係を迅速にセットすることができる。
本発明の2ヘッドバンドカッティング装置の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1、図2は、本発明のヘッドバンドカッティング装置の、一実施形態に係る装置の側面図及び正面図である。図3はカッターヘッドの側面図(a)、底面図(b)を示す。図4は直方体形状のカッターヘッドの短辺側の両サイド面(a)(b)を示したものである。図5は本発明が切断対象とする2本のバンドで結束された金属コイルの斜視図である。図6はカッターヘッド内の上刃、下刃がバンドを切断する動きの説明図である。図7はカッターヘッド内のグリッパーがバンドを挟持する動きの説明図である。図8〜図14はバンドの切断機構、バンド押し上げ機構および回収処理機構への導入の動きの説明図である。図15は、切断されたバンドを巻縮処理した説明図である。
本発明の2ヘッドバンドカッティング装置は、図5に示すような、巻芯軸の方向を水平にして載置された金属コイル50の外周面に巻回され、金属コイル50の幅方向に位置の相違した2本の結束バンド51a,51bを切断して、その切断バンドを回収処理する装置である。図1は、実施の形態1のバンドカッティング装置Kが、クレードル・ロール53上に載置され、結束バンド51が巻回された金属コイル50に対し作用する状態を示す側面図である。
図1に示すように、実施の形態1のバンドカッティング装置Kは、運転状態において、アーム3および彎曲アーム11の回動面が、金属コイル50の側面に平行になるように対置される。
また、図2に示すように、本実施の形態1のバンドカッティング装置は、基礎床40上に敷設された2条のレール(41,41)上に可動自在に載置され、基台移動モーター32の回転を、駆動チェーン33を介し、ラックレール42と噛み合うピニオン34に伝達することにより、コイル軸方向(図2では紙面の左右方向)に平行に移動することができる。
なお、以下に説明するように、本発明のバンドカッティング装置Kは、主要部として、切断機構と、押し上げ機構と、回収処理機構とを有する。
以下、それぞれについて詳細に説明す。
<切断機構>
切断機構は、図1に示すように先端に上カッターヘッド1及び下カッターヘッド2を取り付けたアーム3、保持軸3a、アーム用シリンダー3b、架橋桟3cを備える。切断機構のアーム3は基端は基台31の延設端部に設けられた水平台の回転軸3dに軸着されている。アーム3は、その中間部に設けた架橋桟3cに取り付けたアーム用シリンダー3bの伸縮により、上カッターヘッド1及び下カッターヘッド2を、A1位置とA2位置の間で、アーム3の一端の回転軸3dを中心に回動させることができる。
ここで、A1位置とはアーム3の先端に配設した2つのカッターヘッド(1,2)の待機位置をいう。また、A2位置とはアーム3の先端に配設した2つのカッターヘッドと金属コイル50との接触位置をいう。
上カッターヘッド1と下カッターヘッド2は保持軸3aに設けた支軸により回動自在に取り付けられている。支軸により回動自在な機構としたのは、コイル外面の接触位置の異なる2つのカッターヘッド(上、下ともに)面がコイル外周の円弧に応じて傾動して密着するようにするためである。
この切断機構では、2本のバンドを同時に切断できる共に、切断されたバンドの片端部をそれぞれカッターヘッド部(1,2)に設けたグリップで挟持しながらA1の位置まで上方へ回動して停止する。
<押し上げ機構>
押し上げ機構は、先端に押し上げ分割ロール10を取り付けた彎曲アーム11、彎曲アーム用シリンダー12およびバンド案内板10aを備える。彎曲アーム11は、折り曲げ開始部である肘部に設けられた架橋桟11aに彎曲アーム用シリンダー12と回動自在に接続されている。彎曲アーム用シリンダー12の伸縮によりその先端部が上方に回動し、押し上げ分割ロール10を下端位置であるB1位置から上端位置のB2位置まで移動させることができる。
ここで、B1位置とは、彎曲アーム11の先端に配設した押し上げ分割ロール10 の待機位置をいい、B2位置とは、彎曲アーム11の先端に配設した押し上げ分割ロール10と導入分割ロール21の接触位置をいう。
さらに、彎曲アーム11の先端部の押し上げ分割ロール10を少し覆うようにバンド案内板10aが取り付けられており、切断されたバンドを、導入分割ロール21と押し上げロール10の接触線(面)に沿ってより平行方向に侵入させる役目をしている。
この押し上げ分割ロール10の左右の各ロール(10−1、10−2)は左右個別に独立して回転ができるようになっている。この押し上げ分割ロールは、切断されグリップ挟持された2本のバンドを下方から押し上げて導入分割ロール21に押し当てる役目をする。
<回収処理機構>
回収処理機構は主柱30の最上部に配設されており通板ガイド部20の開口部において、エアーモーター(21a、21b)を具備する導入分割ロール21、後部において巻縮ユニット22を備える。
後述するように(図11参照)、導入分割ロールは両端にエアーモーター(21a、21b)が取り付けられており2つの分割ロールの回転方向、回転数を左右独立して駆動制御できる。上カッターヘッド1により切断されたバンド51aのグリップ位置G1から分割ロールまでの長さXは、下カッターヘッド2により切断されたバンド51bのグリップ位置G2から分割ロールまでの長さYよりも短い。この導入分割ロールの左右それぞれのロールには、下方から接触する押し上げ分割ロールの左右それぞれのロールが対応して接触することが出来る。したがって、導入分割ロールの左右のロールを個別に正転・逆転することにより、導入分割ロールからグリップ位置までの異なるバンド長さ(X,Y)のバンド先端を揃えることができる。
通板ガイド部20内に侵入する切断された2本のバンドの先端を揃えることが出来るから、1つのバンド巻縮ユニットの1回の回転操作で2本のバンド巻縮処理を同時に行うことができる特徴を有する。
そして、図1に示すように渦巻き状の巻縮処理したバンド屑を、巻縮ユニット22下部からシューター23を経て最下部の巻縮バンド屑回収箱26に集めることができる。
次に、切断機構部のカッターヘッド内部の構造と、グリップ・切断の動作について詳しく説明する。
図3(a)の側面図及び(b)の底面図に示すように、カッターヘッド内ではバンド51を切断する前に挟持するA、Bグリッパー(72,84)及び挟持されたバンド51を切断する上刃、下刃(85、75)が両サイドから中央のバンド51位置へエアーモーター87の駆動により移動する。
カッターヘッドの長辺方向に対向する内壁には、スクリュー軸60の両端がそれぞれ回転軸受83により枢着されている。スクリュー軸60の片方の端部には固定ナット71が螺着され、固定ナット71はスライドブロック70に固定されている。スクリュー軸60の他方の端部にはピニオン81の回転により回転駆動する回転ナット82が螺着され、この回転ナット82は駆動スライドブロック80に回転自在に枢着されている。
ピニオンシャフト86はエアーモーター87に直結されているから、モーター回転によるピニオン81の回転力は、駆動スライドブロック80に枢着されている回転ナット82へ伝達される。
ピニオン81の回転が回転ナット82に伝達されることにより両スライドブロック(スライドブロック70、駆動スライドブロック80)は、中央方向へそれぞれ移動するが、スクリュウ軸60と両ナット(固定ナット71、回転ナット82)間の相対的なネジ摩擦抵抗の大小により、後述するようにどちらのスライドブロックが先に中央方向へ移動を始めるかの順序が決まる。
図3(a)に示すように、スライドブロック70の底部にはグリッパー保持体72aがスライド自在に挿入され、その底部にはAグリッパー72がグリッパーホルダー72bにより取り付けられている。Aグリッパー72は、グリッパースプリング72dにより下方に押されており、グリッパー先端72cがバンド51を確実に挟持する働きをする。
グリッパー保持体72aの内部に設けた筒状空間にはスプリングガイド棒70bを内挿するように螺旋状スプリング70aが配設されており、Aグリッパー72がバンド51に接触したときの緩衝作用および押圧作用を付与する。
他方の駆動スライドブロック80の底部には、Bグリッパー84がグリッパーピン80aにより枢着されている。このBグリッパー84は、グリッパースプリング84aにより下方に押され、Bグリッパー先端84bがバンド51を確実に挟持する働きをする。
次に図3(b)を参照して、一対の切断刃の取り付け構造について説明する。
下刃75は先端を中央方向に向けて下刃ピン75aによりスライドブロック70底部に枢着されている。下刃75の中間部には前記グリッパー構成と同じく、下刃スプリング75bが下刃75を下方(金属コイル表面方向)に押すように取り付けられ下刃先端をバンド51下(コイルとバンドの隙間)に確実に挿入する働きをする。
他方の上刃85は先端を中央方向に向けて上刃ピン85aにより駆動スライドブロック80の底部に枢着されている。上刃85は上刃スプリング85bにより下方(金属コイル表面方向)に押され、上刃先端85cがバンド51を確実に上から押さえ浮かせない働きをする。なお、上刃先端85cの下部は、バンド厚みに相当する切欠きが設けてあり、バンドの下側(コイルとバンドの隙間)へ誤って侵入しないような構造となっている。
図4(a)はカッターヘッド(図1に示す1と2は同じ構造)のスライドブロック70側の側面図である。同図(b)は駆動スライドブロック80側の側面図である。下刃75とAグリッパー72は、カッターヘッド(1,2)の底面より僅かに下方に突き出した状態となっている。
図4(b)に示すように、上刃85、Bグリッパー84はカッターヘッドの底面より僅かに下方に突き出した状態となっている。このように突き出た状態となっていることによりカッターヘッドの底面が、対象コイルの外周に密着して接触したときこれらの1対の上下刃(75,85)、および1対のグリッパー(72,84)がコイル表面に押圧力をもって接触しバンドを確実に捉えることができる。
図4の(a)、(b)に示すように、カッターヘッド(1,2)の両長辺サイドの底面側にそれぞれ1つのタッチ部材90が取り付けられている(底部面の位置は、図3(b)参照)。タッチ部材90のスライド台93には、スプリング92を装着したバネガイドボルト94が螺着され、スプリング92によりホルダー91に軸着されたタッチローラー90aを下方に押し付けている。
図1において、アーム3の先端に取り付けたカッターヘッド(1,2)が下方に回動して、コイル外周に近づくとまず初めにこのタッチローラー90aがコイル表面に接触する。スプリング(92)で押されたタッチローラー90aによりカッターヘッド(1,2)の底面が滑動して、コイル表面と安定した面接触状態になるような働きをする。
また、このタッチローラー90aの回転および緩衝作用により、カッターヘッドとコイル外周が衝撃的に接触することがないため相互の表面に傷が生じないという効果がある。
図6は、カッターヘッド底面側に設けられた下刃75、上刃85がスクリュー軸60の回転によって互いに近接しバンドを切断する機構を説明する図である。
ピニオンの回転が駆動スライドブロック80内の回転ナット82に伝達され、さらにスクリュー軸60の回転を起こさせる。この時、スクリュー軸60に対するネジ回転摩擦抵抗が固定ナット71と回転ナット82との比較で、いずれが大きいかにより図6のスライドブロック70と駆動スライドブロック80のどちらが先に中央部に向かって移動を始めるかが決まる。
図6は、駆動スライドブロック80側の回転ナット82のネジ回転摩擦抵抗が大きい場合を例示したものである。この場合、回転ナット82側のネジ回転摩擦抵抗が相対的に大きいから回転ナット82の回転はスクリュー軸60を回転させ駆動スライドブロック82自身は移動しない。しかし、スクリュー軸が回転により他方の固定ナッ71はスライトブロック70と共に中央部方向(バンド51の方向)に移動する。
そして、スライドブロック70の底部の下刃75が移動してバンド51に達すると軽く接触した状態で移動が停止する。この状態では、下刃75がバンドの下に侵入する程の推進力はない。スライドブロック70が停止したことによりスクリュー軸60の回転も止まる。スクリュー軸60の回転が停止すると、それに螺着された回転ナット82の回転力は、回転ナット自体の中央部方向へのネジ推進力となり、駆動スライドブロック80の移動(バンド51の方向)がスタートする。
その結果、図6(b)に示すように、バンド51は両側から上下刃により挟まれて中央部で下刃75はバンド下に侵入し始める。さらに、上刃は先端の切欠部でバンドをおさえたまま、進行して両刃の先端の一部が交叉する状態となり、図6(c)に示すようにバンドは切断される。上刃、下刃の一部が所定の長さだけ交叉した位置で近接スイッチ(図示せず)が作動し、ピニオンの回転は停止する機構となっている。
図7は、図6で説明した両スライドブロック(スライドブロック70、駆動スライドブロック80)の推進に連動したA,B両グリッパー(72,84)の移動機構を説明したものである。
図7(a)の左側のAグリッパー72は、バンド51に到達した後(同図(b))、右のBグリッパー84がバンドに接近し、バンド51は両サイドからグリッパーに挟持された状態となる(同図(c))。Aグリッパー72はスプリング70aによりバンド方向に押された状態となっており、両グリッパーの先端間隔がバンド幅よりも絶えず小さくなる方向に働くから、切断されたバンドの端部を確実に挟持できる構造となっている。
バンド挟持とバンド切断とは、両スライドブロック((スライドブロック70、駆動スライドブロック80)の近接移動に伴い進行するが、先ずバンドをグリップ挟持した後、バンド切断が行われるようにしている。したがって、切断されたバンド全体がコイル外周を下方にずれ落ちることなくカッターヘッドの底部で一対のグリッパーによりバンド端部が挟持されたまま、カッターヘッドの上方回動と共に持ち上げられる。
<押し上げ機構>
次に切断機構に続く切断されたバンドを更に押し上げる機構の構造および動作について説明する。図8は本発明の装置の切断機構として、アーム用シリンダー3bに押されてアーム3が前方へ倒され、上下方向に配置されコイル幅方向にバンドの切断範囲をずらした一対の上下のカッターヘッド(1,2)が、コイル外周面の曲率及び巻芯軸方向の傾きに追従するように接触している状態を示している。このような接触状態で、それぞれのカッターヘッド底面においてバンド51のグリップ挟持および切断が行われる。
次に図9に切断機構の終了状態を示す。切断された2本のバンド51a,51bの端部がカッターヘッドによりグリップ挟持されてA1位置で停止する。カッターヘッド1,2がバンド(51a、51b)の端部を持ち上げた状態では、カッターヘッド1の位置はカッターヘッド2の位置よりも上にある。バンド(51a、51b)は自重により下方に垂れている。
この図9の状態に引き続き、次の図10に示す押し上げ機構がスタートする。図10はカッターヘッド下部にあった押し上げ分割ロール10が、彎曲アーム11の上方回動によりバンド51を押し上げた状態を示している。押し上げ分割ロール10が導入分割ロール21に接触し、バンドが両分割ロールで挟持された状態で彎曲アーム11の動きが停止する。
<回収処理機構>
図11は、図10の状態を本装置の正面からみた説明図である。上カッターヘッド1により挟持されたバンド51aは、押し上げ分割ロール10および導入分割ロール21の左半分の分割ロールにより保持されている。
他方、下カッターヘッド2により挟持されたバンド51bは押し上げ分割ロール10および導入分割ロール21の右半分の分割ロールにより保持されている。
この状態において、上カッターヘッド1および下カッターヘッド2はそれぞれ導入分割ロール21からの距離(X,Y)が異なりこの間のバンド長さも異なる。
そこで、導入分割ロール21の左右に設けたエアーモーター21a、21bの回転数を独立に制御させて、カッターヘッド1のバンドの回転引き上げ長さと、カッターヘッド2のバンドの回転引き上げ長さを異ならせて、両バンドの垂れ下がった先端部をそろえる機構としている。さらに、導入分割ロール21の前面の左右には一対のバンドガイド24が回転軸を垂直にして設置され2本のバンドがスムースに通板ガイド部20内に導入されるようになっている。
図12は、導入分割ロール21の左右の分割ロールを矢印方向に異ならせて回転制御して、バンド51aとバンド51bの先端を揃えた状態を示している。すなわち。導入分割ロール位置とグリップ位置(図11におけるY長さ)の長いバンド51bでは、導入分割ロールの回転数を多くしてバンド51bの端部をバンド51aの端部と揃える。このように導入分割ロールを設け独立に回転制御することにより簡単に両バンド(51a、51b)の先端を揃えることが出来る。
図13は、両バンド先端(51a、51b)が導入分割ロールにまで引き上げられ揃えられた後、導入分割ロール21を矢印方向に逆転させて両バンドを通板ガイド部20に同時に送り込む状態を示している。両バンド先端は左右に間隔を保ったまま、さらに送り込まれ図14に示すように巻縮ユニット22で渦巻き状に巻縮され2ヶの巻縮処理したバンド屑が仕上がる。
図15は巻縮ユニット22の巻縮処理の機構を説明したものである。バンド51は搬送ロール95と強圧ロール96により送り出され、出側のアンビル97の下部彎曲部に突き当てられる。そしてバンドは曲げ変形を受けて渦巻き状の巻縮処理したバンド屑になる。アンビル97は上方の支軸97aを支点として角度が可変となっている。アンビル97は、加圧シリンダー98に押された加圧ヘッド98aとアンビルストッパー99の調整によりが可変および固定できる。アンビル角度を調整して渦巻き状のバンド屑の径をおおむね150〜250mmに設定する。渦巻き状に巻縮処理されたバンド屑が、下方のシューター23を通過して屑として回収される。
2つのカッターヘッドにより同時に切断したバンドを、個別に制御できる分割ロールで先端を揃えて巻縮ユニットへ搬送して同時に、渦巻き状に巻縮処理したバンド屑として同時に回収することができるから、処理時間の短縮することができる。さらに、切断された2本のバンドを1つの巻縮ユニットで同時処理することで装置コストの低減を可能にできる。
本発明の実施の形態に係る装置全体の側面図である。 本発明の実施の形態に係る装置全体の側面図である正面図である。 本発明の実施の形態に係るカッターヘッドの側面および底面図である。 本発明の実施の形態に係るカッターヘッドの両短辺側の側面図である。 本発明が対象とするバンド結束したコイルの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る切断機構の説明図である。 本発明の実施の形態に係るグリッパー挟持機構の説明図である。 本発明の実施の形態に係るカッターヘッドの操作位置の説明図である。 本発明の実施の形態に係るカッターヘッドの操作位置(最上部)の説明図である。 本発明の実施の形態に係る押し上げ分割ロールの操作位置の側面説明図である。 本発明の実施の形態に係る押し上げ分割ロールの操作位置の正面説明図である。 本発明の実施の形態に係るバンド送り操作の説明図である。 本発明の実施の形態に係るバンド送り操作の説明図である。 本発明の実施の形態に係るバンド巻縮処理操作の説明図である。 本発明の実施の形態に係る巻縮ユニットの説明図である。
符号の説明
1〜3 ・・・ 切断機構
1 ・・・ 上カッターヘッド
2 ・・・ 下カッターヘッド
3 ・・・ アーム
3a ・・・ 保持軸
3b ・・・ アーム用シリンダー
3c ・・・ 架橋桟
3d ・・・ 回転軸
10〜12 ・・・ バンド押し上げ機構
10 ・・・ 押し上げ分割ロール
10a ・・・ バンド案内板
11 ・・・ 彎曲アーム
12 ・・・ 彎曲アーム用シリンダー
20〜22 ・・・ 回収処理機構
20 ・・・ 通板ガイド部
21 ・・・ 導入分割ロール
21a ・・・ エアーモーター
21b ・・・ エアーモーター
22 ・・・ 巻縮ユニット
23 ・・・ シューター
24 ・・・ バンドガイド
30 ・・・ 主柱
31 ・・・ 基台
32 ・・・ 基台移動用モーター
33 ・・・ 駆動チェーン
34 ・・・ ピニオン
40 ・・・ 基礎床
41 ・・・ レール
42 ・・・ ラックレール
50 ・・・ コイル
51a ・・・ バンド
51b ・・・ バンド
53 ・・・ クレードル・ロール
60 ・・・ スクリュー軸
70 ・・・ スライドブロック
70a ・・・ スプリング
70b ・・・ スプリングガイド棒
71 ・・・ 固定ナット
72 ・・・ Aグリッパー
72a ・・・ グリッパー保持体
72b ・・・ グリッパーホルダー
72c ・・・ Aグリッパー先端
72d ・・・ グリッパースプリング
75 ・・・ 下刃
75a ・・・ 下刃ピン
75b ・・・ 下刃スプリング
80 ・・・ 駆動スライドブロック
80a ・・・ グリッパーピン
81 ・・・ ピニオン
82 ・・・ 回転ナット
83 ・・・ 玉軸受
84 ・・・ Bグリッパー
84a ・・・ グリッパースプリング
84b ・・・ Bグリッパー先端
85 ・・・ 上刃
85a ・・・ 上刃ピン
85b ・・・ 上刃スプリング
85c ・・・ 上刃先端
86 ・・・ ピニオンシャフト
87 ・・・ エアーモーター
90 ・・・ タッチ部材
90a ・・・ タッチローラー
91 ・・・ ホルダー
92 ・・・ スプリング
93 ・・・ スライド台
94 ・・・ バネガイドボルト
95 ・・・ 搬送ロール
96 ・・・ 強圧ロール
97 ・・・ アンビル
97a ・・・ アンビルピン
98 ・・・ 加圧シリンダー
98a ・・・ 加圧ヘッド
99 ・・・ アンビルストッパーボルト

Claims (3)

  1. 巻芯軸を水平にして載置されたコイルの外周面に巻回した2本のバンドを切断するための切断機構と、
    前記切断されたバンドの端部を回収処理機構へ押し上げるためのバンド押し上げ機構と、
    前記切断されたバンドを巻縮処理して回収するための回収処理機構と、
    を有するバンドカッティング装置であって、
    前記切断機構は、
    主柱(30)下方に支点を有するアーム(3)の先端部の設けた2本の保持軸(3a)のそれぞれに回動自在の上下カッターヘッド(1,2)が取り付けられ、
    該上下カッターヘッド(1,2)は、
    バンド(51a,51b)を切断するための1対の上刃(85)及び下刃(75)と、
    前記切断されたバンドの端部を挟持する1対のA,Bグリッパー(72、84)と、
    を具備し、
    前記バンド押し上げ機構は、
    左右の押し上げ分割ロール(10)を先端部に備えた上下方向に回動する彎曲アーム(11)を具備し、
    前記回収処理機構は、
    前記切断された2本のバンドの端部をそれぞれ導入するための左右の導入分割ロール(21)、搬送ロール(95)及び強圧ロール(96)を具備し、
    前記切断機構の上下カッターヘッド(1,2)により同時に切断した2本のバンド(51a,51b)のそれぞれの端部を、
    前記カッターヘッド(1,2)内の1対のA、Bグリッパー(72、84)で挟持して上部へ持ち上げた後、
    前記彎曲アーム(11)により切断したバンド(51a,51b)を押し上げて前記左右の導入分割ロール(21)へ押し当てた後、該左右の導入分割ロール(21)を個別に異なる回転をさせて前記切断され垂れ下がったバンドの先端の長さを揃えた後、
    該左右の導入分割ロール(21)を逆回転させて通板ガイド部(20)へ導入し、
    搬送ロール(95)及び強圧ロール(96)とで前記切断されたバンドを挟持して送りアンビル(97)に押し当ててバンドを曲がり変形させ巻縮バンド屑として回収することを特徴とする2ヘッドバンドカッティング装置。
  2. 巻き芯軸を水平にして載置されたコイルの外周面に巻回してコイル幅方向に位置の相違した2本のバンドを切断するために、上下方向に配置されコイル幅方向にバンドの切断範囲をずらした一対のカッターヘッドをコイル外周面の曲率および巻芯軸方向の傾きに追従する切断機構と、
    前記切断されたバンドの端部を回収処理機構へ押し上げるためのバンド押し上げ機構と、
    前記切断されたバンドを巻縮処理して回収するための回収処理機構と、
    を有するバンドカッティング装置であって、
    前記切断機構は、
    主柱(30)下方に支点を有するアーム(3)の先端部の設けた2本の保持軸(3a)のそれぞれに回動自在の上下カッターヘッド(1,2)が取り付けられ、
    該上下カッターヘッド(1,2)は、
    バンド(51a,51b)を切断するための1対の上刃(85)及び下刃(75)と、
    前記切断されたバンドの端部を挟持する1対のA,Bグリッパー(72、84)と、
    を具備し、
    前記バンド押し上げ機構は、
    左右の押し上げ分割ロール(10)を先端部に備えた上下方向に回動する彎曲アーム(11)を具備し、
    前記回収処理機構は、
    前記切断された2本のバンドの端部をそれぞれ導入するための左右の導入分割ロール(21)、搬送ロール(95)及び強圧ロール(96)を具備し、
    前記切断機構の上下カッターヘッド(1,2)により同時に切断した2本のバンド(51a,51b)のそれぞれの端部を、
    前記カッターヘッド(1,2)内の1対のA、Bグリッパー(72、84)で挟持して上部へ持ち上げた後、
    前記彎曲アーム(11)により切断したバンド(51a,51b)を押し上げて前記左右の導入分割ロール(21)へ押し当てた後、該左右の導入分割ロール(21)を個別に異なる回転をさせて前記切断され垂れ下がったバンドの先端の長さを揃えた後、
    該左右の導入分割ロール(21)を逆回転させて通板ガイド部(20)へ導入し、
    搬送ロール(95)及び強圧ロール(96)とで前記切断されたバンドを挟持して送りアンビル(97)に押し当ててバンドを曲がり変形させ巻縮バンド屑として回収することを特徴とする2ヘッドバンドカッティング装置。
  3. 前記切断機構、バンド押し上げ機構、回収処理機構を載置した基台(31)がレール(41,41)上を移動することを特徴とする請求項1または2記載の2ヘッドバンドカッター装置。
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