JP4379885B2 - 空気の流路を持つ乾燥機布 - Google Patents

空気の流路を持つ乾燥機布 Download PDF

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Description

本発明は抄紙技術に関する。より詳しくは、本発明は単一走行乾燥機部に関するような、抄紙機の乾燥機部で使用される抄紙機の又は乾燥機の布である。
抄紙工程の中で、繊維質巻取り紙は抄紙機の形成部における形成布の上に繊維質スラリーを沈殿させることにより形成される。多量の水がそこの表面上に繊維質巻取り紙を残しながら、形成布を通してスラリーから排出される。
新しく形成された巻取り紙は形成部から一連のプレスニップを含むプレス部に進む。繊維質巻取り紙は一つのプレス布により、又は多くの場合二つのプレス布の間に支持されてプレスニップを通過する。プレスニップでは、繊維質巻取り紙はそこから水を絞り出す圧縮力を受ける。水はプレス布によって受容れられ、且つ理想的には、紙シートには戻らない。
今や紙シートとして、巻取り紙は最後には蒸気により内部から加熱された少なくとも一連の回転可能な乾燥機ドラム又はシリンダーを含む乾燥機部に進む。紙シートはドラムの表面に対して紙シートを密着保持する一つ又はそれ以上の乾燥機布によりドラムの列の各々の周りを連続して蛇行する通路に案内される。加熱されたドラムは蒸発によって望ましいレベルにまで紙シートの含水量を減少させる。
乾燥機部では、乾燥機シリンダーは上部と下部の列又は段に配列される。下段にあるそれらは正確に垂直な関係にあるよりも寧ろ、上段に関して互い違いに配列されるのが良い。シートが乾燥機部を通って進む時には、それが先ず二つの段の一つにある乾燥機シリンダーの周りを通過し、そこで他の段にある乾燥機シリンダーの周りのように上下の段の間を交互に通過する、等々続いて乾燥機部を通る。
図5で示されるように、乾燥機部では、乾燥機シリンダーの上と下の段は各別々の乾燥機布99が着せられる。斯かる情況で、乾燥されている紙シート98は各乾燥機シリンダーと他の段にある次の乾燥機シリンダーの間の空間、即ち“ポケット”、を横切って支持無しで通過する。
単一段の乾燥機部では、多くの回転ローラーと一緒に単一列のシリンダーが使用される。回転ローラーは固体か又は通気孔が付けられている。
生産率を増加させ且つシートへの擾乱を最少にするため、単一走行乾燥機部は乾燥されているシートを輸送するのに高速度が利用される。単一走行乾燥機部では、図8で示されるように、紙シート198は上部と下部の段における乾燥機シリンダー200の周りを次々と蛇行している通路に従って単一の乾燥機布199の使用により輸送される。
単一走行乾燥機部では、乾燥機布は二つの段の一つ、代表的には上段、における乾燥機シリンダーに対して直接に乾燥されている紙シートを保持しているが、下段における乾燥機シリンダーの周りにはそれを運ぶだけであることは認識されるであろう。布の帰りの走行は頂部乾燥機シリンダーの上である。他方、ある種の単一走行乾燥機部は乾燥機布が下段における乾燥機シリンダーに対して直接に紙シートを保持しているが、上部シリンダーの周りにはそれを運ぶだけと云う反対の配置を持っている。この場合、布の帰りの走行は下段のシリンダーの下である。何れの場合も、圧縮楔は動いている乾燥機布が乾燥機シリンダーに接近する狭くなっている空間で動いている乾燥機布の裏側表面に沿って運ばれる空気によって形成される。その結果は乾燥機布を通って外側に空気を流出させる圧縮楔中の空気圧を増加させる。続いて、この空気の流れは乾燥機布の表面から紙シートを離れさせる、“ドロップオフ”として知られる現象を引き起こす。“ドロップオフ”は縁のひび割れを引き起こすことにより製造されている紙製品の品質を低下させ得る。“ドロップオフ”は又もしそれがシートの破れを導くならば機械効率も低下させる。
多くの製紙工場が下方の段の乾燥機シリンダー及び/又はローラーの中に溝を機械加工することにより又は乾燥機のローラーに真空源を付加することによりこの問題に取り組んだ。これらの手段の両方共に圧縮楔に閉じ込められた空気を違った方法で乾燥機布を通過せずに取り除くことを可能にしたけれども、両方共に高価である。
米国特許第5169499号明細書
本発明は、それが巻取り紙と接触しないようになる裏側表面及び/又は巻取り紙と接触するようになる表側表面である、その表面の少なくとも一つに隙間容積を有している乾燥機布の形成でこの問題に対する解決を与える。その隙間容積は圧縮楔の中に運ばれた空気が布を通る以外に行くべきどこかを与える。
従って、それは抄紙機の形成、プレス及び乾燥機部のどれにも応用が見付かるかも知れないけれども、本発明は乾燥機布である。
抄紙機の布は各が一つの第一MD糸、二つの第二MD糸、及び二つの第三MD糸を有しているグループ内で配列された機械に直交する方向(CD)糸と多数の機械方向(MD)糸の第一層と第二層を含んでいる。各グループにおける第一MD糸は繰り返しパターンの中でそれとの織り合わせの時第一層の二つのCD糸及び第二層の二つのCD糸と結びついて、二重織りの第一と第二層のCD糸と織り合わされる。各グループにおける第二MD糸も又繰り返しパターンの中でそれとの織り合わせの時第一層の一つのCD糸とだけ結びついて且つそれとの織り合わせの時第二層の少なくとも二つの連続したCD糸の上をフロートして、二重織りの第一と第二層のCD糸と織り合わされる。各グループにおける第三MD糸も又繰り返しパターンの中でそれとの織り合わせの時第一層の一つのCD糸とだけ結びついて且つそれとの織り合わせの時第二層の少なくとも二つの連続したCD糸の上をフロートして、二重織りの第一と第二層のCD糸と織り合わされる。第二MD糸はMD糸に平行な方向で第三MD糸から分枝されている。第一MD糸は各グループにおいて二つの第三MD糸の間にある二つの第二MD糸の間にある。各グループにおいて、斯くの如くして、連続した空気の流路が第二MD糸の間の第一MD糸により形成される。
各グループは更に繰り返しパターンの中でそれとの織り合わせの時第一層の二つのCD糸と第二層の二つのCD糸を結びつけるような二重織りで第一と第二層のCD糸と織り合わされる第四のMD糸を含んでいる。第四MD糸はMD糸に平行な方向で第一MD糸から分枝される。更に、各グループにおける第四MD糸はそこの第三MD糸の一つと隣接するグループの第三MD糸の一つとの間にあり、それにより第二の連続した空気の流路が各グループで形成される。
布はエンドレスの形で乾燥機部に配置され、それ故に連続した空気の流路がそこの裏側(又は内側)表面及び/又は表側表面に定住する。連続した空気の流路は布が乾燥機部で単一走行乾燥機部のように使用される時、布と乾燥機シリンダーの間に形成される圧縮楔の中に運ばれる空気のための隙間容積を提供する。
本発明は今、以下で確認される図面を屡々参照しながらより完全な詳細が述べられるであろう。
扨これらの図を参照すると、図1は本発明の一実施例に従って抄紙機の布10の表面12の計画図である。図1では、機械方向(MD)と機械に直交する方向(CD)は図示されたとおりである。本図及び他の図における抄紙機の布10の糸の間の間隔は明確のために誇張されている。図1は互いに並んだ織パターンの二つの繰り返しを示している。
図3のAは図1における線3−3により指示されたようにとられた断面図である。布10がCD糸の二つの層を含んでいることが観察されるであろう。布10が平織であって且つ続いて継ぎ目付きのエンドレスの形に連結される時、布10が生産される工程ではCD糸は横糸である。CD糸の第一層14はCD糸21,23,25,27,29,31を含み、一方CD糸の第二層16はCD糸22,24,26,28,30,32を含む。図1と3のAで明らかなように、二つの層14,16におけるCD糸は垂直に積み上げられた位置にはない。寧ろこれらは布10の機械方向に互いに交互になっている、それ故両層共に図1で表された図では視ることが出来る。現実には、第一層14のCD糸21,23,25,27,29,31は糸の間の間隔が全く小さいので実際の布10の表面12上では辛うじて視ることが出来るかも知れない。
扨図1に立ち返ると、布が織られる工程では縦糸である、MD糸41−52は実質的に長方形の断面を有している平らな単繊維糸である。MD糸41−52の断面形状は図1の線4−4により指示されたような横糸方向にとられた断面図、図4で示されている。
MD糸41−52は二つのMD糸が対を成して一つとしてCD糸21−32と織るような三つのグループに配列される。詳細には、MD糸42,43;MD糸45,46;MD糸48,49;及びMD糸51,52は双子のペアであり、それはMD糸41,44,47,50によってそれに隣接するものから分離されている。これら後者のMD糸41,44,47,50は以下に述べる手段で布10の表面12上に連続した空気の流路60を規定する。
双子のMD糸のペアは布10の表面12上に長いフロートを形成する。詳細には、MD糸42,43は織パターンの各繰り返しでCD糸21と22の下、CD糸23−31の上、及びCD糸32の下を織り込んで、それによりMD糸42,43は布10の表面12上の第二層16の四つの連続したCD糸24,26,28,30の上をフロートする。MD糸48,49はMD糸42,43と同じ手法で織り込む。
同様に、MD糸45,46は織パターンの各繰り返しでCD糸21−25の上、CD糸26−28の下、及びCD糸29−32の上を織り込んで、それによりMD糸45,46は布10の表面12上の第二層16の四つの連続したCD糸30,32,22,24の上をフロートする。MD糸51,52はMD糸45,46と同じ手法で織り込む。MD糸45,46及びMD糸51,52により形成されたフロートはMD糸42,43及びMD糸48,49により形成されたそれらから六つのCD糸によって機械方向に分枝される。
双子のMD糸のペアをお互いから分離させる、MD糸41,44,47,50は繰り返しパターンで三つのCD糸の上と続く三つのCD糸の下を織り込む。詳細には、MD糸41,47は織パターンの各繰り返しでCD糸21,22,23の上、CD糸24,25,26の下、CD糸27,28,29の上、及びCD糸30,31,32の下を織り込む。他方、MD糸44,50はCD糸21の上、CD糸22,23,24の下、CD糸25,26,27の上、CD糸28,29,30の下、及びCD糸31,32の上を織り込む。斯くの如く、MD糸44,50はMD糸41,47が二つのCD糸により織り合わされるような方法から機械方向に分枝される方法でCD糸を織り込む。
図1と3のAを詳しく参照すると、MD糸41、及び同じ方法で織り込むMD糸47、が布10の表面12上に長いフロートを持たないことは気づかれるであろう。その代わり、MD糸41,47は第二層16のCD糸22,28だけの上を織り込んで、且つ表面12に関してCD糸22,28を内側に引き込む傾向がある、それ故CD糸22,28と織り込む時にMD糸41,47によって形成される節はMD糸42,43;45,46;48,49;及び50,51により形成されたフロートの内側にある。結果として、MD糸41,47は布10の表面12上の加熱と摩滅から保護されている。
同様に、MD糸44、及び同じ方法で織り込むMD糸50、も又布10の表面12上に長いフロートを持っていない。その代わり、MD糸44,50は第二層16のCD糸26,32だけの上を織り込んで、且つ表面12に関してCD糸26,32を内側に引き込む傾向がある、それ故CD糸26,32と織り込む時にMD糸44,50によって形成される節も又MD糸42,43;45,46;48,49;及び50,51により形成されたフロートの内側にある。結果として、MD糸44,50も又布10の表面12上の加熱と摩滅から保護されている。
MD糸41,47がCD糸22,28の上を織り込む時、及びMD糸44,50がCD糸26,32の上を織り込む時に形成される節はMD糸42,43;45,46;48,49;及び50,51により形成される長いフロートの内側にあるから、MD糸41,44,47,50はこれら双子ペアの間に連続した空気の流路60を規定する。連続した空気の流路60は単一走行乾燥機部のような乾燥機部における“ドロップオフ”の問題に解決を与える。機械方向に定位された、連続した空気の流路60は溝の付けられた乾燥機ローラーやシリンダーにより行われたのと同じ機能を実行する。即ち、それらは圧縮楔の中に運ばれて閉じ込められた空気用の容積を提供し、それによりそれが“ドロップオフ”を引き起こすかも知れない、すべて布10を通って押し出されるべき空気の傾向を軽減させている。連続した空気の流路60により提供された隙間の容積は、織られた及び螺旋で繋がった両方の、他の乾燥機布構造におけるそれとは違っている、何故ならば隙間容積は連続的であるから。大部分の乾燥機布は幾許の隙間容積を持っている、然し一般的に隙間容積は離散的な不連続の穴又は布の中の開口で与えられる。本発明では、隙間容積は機械方向のような、予め決められた方向に連続的である。
図2は布10の表面18の計画図であり、且つ図1の裏返しである。図2と3のAはMD糸41−52がそれらが第一層14に織り込むごとに第一層14の単一のCD糸21,23,25,27,29,31と結び付くことをまとめて示している。詳しくは、MD糸41,47はそれらが織パターンの各繰り返しで二回第一層14に織り込む時にCD糸25,31と結び付く。同様に、MD糸44,50はそれらが織パターンの各繰り返しで二回第一層14に織り込む時にCD糸23,29と結び付く。他方、MD糸の双子のペア42,43;48,49はそれらが織パターンの各繰り返しで一度第一層14に織り込む時にCD糸21と結び付く、一方MD糸の双子のペア45,45;51,52はそれらが織パターンの各繰り返しで一度第一層14に織り込む時にCD糸27と結び付く。結論として、CD糸21,23,25,27,29,31は布の表面18の面積の大部分を作り上げる、その表面18はシュートランナー(横糸滑走)表面として適切に記述される。現実には、第二層16のCD糸22,24,26,28,30,32は糸の間の間隔が全く小さいので実際の布10の表面18上では辛うじて視ることが出来る。いずれにせよ、布10の表面18のCD糸を支配している性質がMD糸41−52を加熱と摩滅から保護している。
前述した配列への代案として、CDとMD糸はCDとMD糸が共に紙と接触している表面を形成する所謂単葉表面を形成するように配列されることが出来る。斯かる単葉表面配列は空気の流路には影響しないであろう。
布10はなるべくなら単繊維糸だけで成るのが良い。詳しくは、CD糸は抗汚染物質ポリエステル単繊維であるのが良い。斯かる抗汚染物質は標準ポリエステルよりもより変形可能であっても良く、結果として、より変形できない糸と比較すると相対的に低い透過率(100CFMのような)を持つような布を容易に織ることが出来る。CD糸は一つ又はそれ以上の違った直径を持つ円形断面形状を持っても良い。例えば、CD糸24,30は0.90mmの直径を持つ一方CD糸21−23,25−29,31,32は0.50mm又は0.60mmの直径を持っても良い。即ち、図1,2,3のA及び4で暗示したように、CD糸24,30は他のCD糸21−23,25−29,31,32よりも大きな直径であっても良い。第一層14のCD糸21,27を上から又は下まで織っている時に双子ペアのMD糸42,43;45,46;48,49及び51,52はCD糸24,30の上を織り込むから、CD糸24,30の大きな直径は連続した空気の流路60に付加的な深さを与える。代案として、又図3のBで示されるように、CD糸のすべて(即ちCD糸21−32)が各0.80mmのような同じ直径を持っても良い。MD糸41−52は実質上長方形の断面形状の平らな単繊維糸であって良い。例えば、MD糸41−52は図4で示されるように長辺が表面12の平面に平行に横たわる、0.44mm掛ける0.88mm寸法の実質上長方形の断面を持っても良い。
布10は6ハーネス(縦糸の通糸)の繰り返し配列で織られても良い。代わって、布10は他のハーネスの繰り返し配列で織られても良い。例えば、それは4ハーネスの繰り返し配列で織られても良い。
更に、円形断面形状に加えて、一つ又はそれ以上のCD糸が長方形の断面形状又は円くない断面形状のような他の断面形状を持っても良い。前に指示したように、MD糸41−52は実質上長方形の断面形状の平らな単繊維糸であって良い。代案として、斯かるMD糸のどんな又はすべてが円形断面形状又は円くない断面形状のようなその他の断面形状を持っても良い。
上記の4ハーネス繰り返し例では、相対的に大きな幅を持っている単一のMD糸が双子ペアのMD糸に代わって使用されても良い。
更なる代案として、布100はどんな双子ペアのMD糸も無しで製造されても良い。斯かる配列の一例は本発明のもう一つの実施例に従う抄紙機の布100の表面112の計画図である図6で図解される。抄紙機の布100の紙側は布10のそれよりももっと滑らかである。図6で、機械方向(MD)と機械に直交する方向(CD)は指示された如くである。本図及び他の図における抄紙機の布100の糸の間の間隔は明確のために誇張されている。図6は互いに並んだ織パターンの三つの繰り返しを示している。
MD糸141−158は図1の実施例における双子ペアのようには二つのMD糸が配列していない六つのグループに配列されている。とにかく、一つ又はそれ以上のMD糸141,144,147,150,153及び156が以下に述べられる方法で布100の表面112上に連続した空気の流路160を規定する。
MD糸142,143,145,146,148,149,151,152,154,155,157及び158は布100の表面112上に長いフロートを形成する。より詳しくは、MD糸142は織パターンの各繰り返しでCD糸121−125の上、CD糸126−128の下、及びCD糸129−132の上を織り込み、それによりMD糸142は布100の表面112上で第二層116の四つのCD糸122,124,130,132の上をフロートする。MD糸146,148,152,154,158はMD糸142と同じ方法で織り込む。MD糸143は織パターンの各繰り返しでCD糸121−122の下、CD糸123−131の上、及びCD糸132の下を織り込み、それによりMD糸143は布100の表面112上で第二層116の四つの連続したCD糸124,125,128,130の上をフロートする。MD糸145,149,151,155,157はMD糸143と同じ方法で織り込む。MD糸142,146,148,152,154,158により形成されたフロートはMD糸143,145,149,151,155,157により形成されたそれらから六つのCD糸により分枝される。
MD糸141,147,153は織パターンの各繰り返しでCD糸121の上、CD糸122−124の下、CD糸125−127の上、CD糸128−130の下、及びCD糸131−132の上を織り込む。他方、MD糸144,150,156はCD糸121−123の上、CD糸124−126の下、CD糸127−129の上、及びCD糸130−132の下を織り込む。そうしたこととして、MD糸141,147,153はMD糸144,150,156がそうして二つのCD糸を織り合わせる方法から機械方向に分枝される方法でCD糸を織り込む。
図6と7を参照すると、MD糸141,147,153は布100の表面112上に長いフロートを持たない。その代わり、MD糸141,147,153は第二層116のCD糸126,132だけの上を織り込み、且つ表面112に関してCD糸126,132を内側に引っ張る傾向がある、それ故CD糸126,132と織っている時にMD糸141,147,153により形成される節はMD糸142,143,145,146,148,149,151,152,154,155,157,158により形成されるフロートの内側にある。結果として、MD糸141,147,153は布100の表面112上での加熱と摩滅から保護されている。
同様に、MD糸144,150,156も又布100の表面112上に長いフロートを持たない。その代わり、MD糸144,150,156は第二層116のCD糸122,128だけの上を織り込み、且つ表面112に関してCD糸122,128を内側に引っ張る傾向がある、それ故CD糸122,128と織っている時にMD糸144,150,156により形成される節も又MD糸142,143,145,146,148,149,151,152,154,155,157,158により形成されるフロートの内側にある。結果として、MD糸144,150,156も又布100の表面112上での加熱と摩滅から保護されている。
MD糸141,147,153がCD糸126,132の上を織り込む時及びMD糸144,150,156がCD糸122,128の上を織り込む時に形成される節はMD糸142,143,145,146,148,149,151,152,154,155,157,158により形成される長いフロートの内側にある。結果として、MD糸141,144,147,150,153,156はそこの間に連続した空気の流路160を規定する。斯かる連続した空気の流路160は機械方向に定位されて又空気の流路60に似た方法で実行される。
MD糸141−158はそれらが第一層に織り込む毎に第一層114のCD糸と結び付く。詳細には、MD糸141,147,153は織パターンの各繰り返しで第一層114でCD糸と二回結び付く、即ち、これらのMD糸は織パターンの各繰り返しでCD糸123,129と結び付く。同様に、MD糸144,150,156は織パターンの各繰り返しで第一層114でCD糸と二回結び付く、即ち、これらのMD糸は織パターンの各繰り返しでCD糸125,131と結び付く。他方、MD糸142,146,148,152,154,158は織パターンの各繰り返しで第一層114でCD糸と一回結び付く、即ち、これらのMD糸は織パターンの各繰り返しでCD糸127と結び付く、そしてMD糸143,145,149,151,155,157は織パターンの各繰り返しで第一層114でCD糸と一回結び付く、即ち、これらのMD糸は織パターンの各繰り返しでCD糸121と結び付く。結果として、CD糸121,123,125,127,129,131は布100の表面118の面積の大部分を作り上げる。第二層116のCD糸122,124,126,128,130,132は糸の間の間隔が全く小さいので実際の布100の表面118では辛うじて視ることが出来るだけである。とにかく、布100の表面118のCD糸はMD糸を加熱と摩滅から保護している。
布100に使用される糸は、抗汚染物質ポリエステル単繊維糸のような、単繊維タイプの糸であって良い。前述したように、斯かる抗汚染物質は標準ポリエステルよりももっと変形可能であり且つ織られた布は比較的低い透過率(100CFMのような)を持ち得る。更に、幾らかの又はすべてのCD糸121−132は、布10に関して前述したそれに似た方法で、長方形の断面形状又は円くない断面形状又は一つ又はそれ以上の違った直径を持つ円形断面形状を持っても良い。尚更に、幾らかの又はすべてのMD糸141−158は、布10に関して前述したそれに似た方法で、円形断面形状又は円くない断面形状のような断面形状を持っても良く又は実質上長方形の断面形状を持っている平らな単繊維糸であっても良い。
それ故、CD糸21−32と121−132は抄紙機織物用の斯かる糸の生産に使用されるどんな合成重合体樹脂の単繊維糸であっても良い。ポリエステルとポリアミドは斯かる材料のほんの二つの例である。斯かる材料のその他の例は登録商標RYTONの名の下で商業的に利用可能なポリフェニレンスルフィド(PPS)、及び一般に譲渡された米国特許第5169499号で開示され、又登録商標THERMONETICSの下でアルバニインターナショナル社により発売され乾燥機布に使用される、修正された熱、加水分解及び汚染物質に耐性のあるポリエステルの品種である。斯かる繊維は隠れたカルボキシル基を持ち又テレフタール酸、1,4−ジメチロールシクロヘキサン及びイソフタール酸の共重合体である。米国特許第5169499号の教示はここで参照文献に組み込まれている。更に、ポリ(シクロヘキサンジメチレンテレフタレートイソフタレート)(PCTA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)及びその他のような材料も又使用され得る。尚更に、一つ又はそれ以上のCD糸が円形、長方形又はその他の断面形状を持っても良い。
前に指示した如く、MD糸41−52と141−158は実質上長方形の断面形状の平らな単繊維糸であっても良い。代案として、どんな又はすべての斯かるMD糸が他の断面形状を持っても良い。更に、MD糸41−52と141−158は抄紙機織物用糸の生産に使用されるどんな合成重合体樹脂であっても良い。ポリエステルとポリアミドは上に開示した他の材料と共に、ほんの二つの例である。
布10及び/又は100は単一走行又は単一段の乾燥機部で使用される。代案として、布10及び/又は100は図5で示されるような、他のタイプの乾燥機部で使用されても良い。斯かる情況では、布99が布10又は100と置換されるであろうことは認識されるはずである。
更に、前に述べた如く、布10と布100は各多数の空気の流路を持っている。布10における単位長さ当たりの空気の流路の数は布100におけるそれとは同じか又は違っていても良い。
尚更に、空気流路を持っている表面は空気流路の無い表面よりも滑らかであり;これに反し、空気流路の無い表面は空気流路表面よりも良いつかみを与える。結果として、或環境では紙に面して空気流路表面を持つことが又他の環境では紙に面して空気流路の無い表面を持つことが望ましい。それ故、操作の間、布10及び/又は布100はそれの何れの側も紙シートに面するかも知れないように配列される。即ち、布10の表面12又は表面18が紙シートに面するかも知れない、そして布100の表面112又は表面118が紙シートに面するかも知れない。
更に、MD糸とCD糸はMDとCD糸の節が実質上同一平面に横たわるように織り合わせられるのが良い。斯かる配列は比較的滑らかな表面を提供する。代案として、MD糸とCD糸はCD糸の節がMD糸の節のそれよりも高い(即ち表面により近い)平面に横たわるように織り合わせるのが良い。この配列はMD糸を保護する。
上記実施例では布は二つのCD層、或数の繰り返しパターン、或長さのMDフロート、及び或分枝の値、等々を有しているように記述されたけれども、本発明はそれに制限されるものではない。即ち、本布は二つ以上のCD層を持ち、様々な数の繰り返しパターンを持ち、様々な長さのMDフロートを持ち、そして様々な分枝の値を持っても良い。
更に、上記実施例では布はそれの一面上に空気流路を持っているように記述されたけれども、本発明はそれに制限されるものではない。即ち、本布は何れかの表面上又は二つの表面上に空気流路を持って良い。例えば、本布は紙と接触している表面と紙と接触していない表面の両方の上に空気流路を持つようなれと共に織り合わされるMD糸付きの三つのCD糸の層を持っても良い。斯かる情況では、紙と接触している表面上の空気流路の配列は紙と接触していない表面上のそれと同じか又は違っていても良い。
上記に対する修正は当業者にとっては明白であろう、然し本発明の範囲を越えて修正された発明をもたらすことは無いであろう。例えば、布10と100が平織であって且つ抄紙機の乾燥機部で使用するためエンドレスの形に連結される一方、MD糸41−52及び/又は141−158が織工程の間横糸になり又CD糸21−32及び/又は121−132が縦糸になる場合のような、エンドレス織により布10及び/又は100を生産することも又可能である。続く請求項は斯かる情況をカバーするものと解釈されるべきである。
本発明の一実施例に従う抄紙機の布の表面の平面図である。 図1の抄紙機の布のもう一つの表面の平面図である。 Aは図1の線3−3により指示されたような縦糸方向にとられた断面図であり、Bは本発明のもう一つの実施例に従う抄紙機の布の断面図である。 図1の線4−4により指示されたような横糸方向にとられた断面図である。 抄紙機部の断面図である。 本発明のもう一つの実施例に従う抄紙機の布の表面の平面図である。 図6の抄紙機の布の断面図である。 単一走行乾燥機部の断面図である。
符号の説明
10 布
14 層
21〜32 CD糸
41〜52 MD糸
60 流路
100 布
121〜132 CD糸
141〜158 MD糸

Claims (22)

  1. 機械に直交する方向(CD)の糸の第一層と第二層;及び
    つの第一MD糸と二つの第二MD糸を有している複数のグループに配列される多数の機械方向(MD)の糸;より成っている抄紙機の布において;
    各グループにおける前記第一MD糸が前記第一と第二層の前記CD糸と二重織で織り合わされ、前記第一MD糸は繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時に前記第一層の二つのCD糸と及び前記第二層の二つのCD糸と結び付いており;
    各前記グループにおける前記第二MD糸も又前記第一と第二層の前記CD糸と二重織で織り合わされ、前記第二MD糸は前記CD糸と織り合わせの時前記第一層の一つのCD糸とだけ結び付き又前記繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時前記第二層の少なくとも二つの連続したCD糸の上をフロートしており;そして
    各前記グループにおける前記第一MD糸は前記グループの前記二つの第二MD糸の間にあり、それにより連続した空気流路が各前記グループにおける前記第二MD糸の間の前記第一MD糸により形成されることを特徴とする上記抄紙機の布。
  2. 各前記グループにおける前記第二MD糸が前記繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時前記第二層の四つの連続したCD糸の上をフロートする、請求項1に記載の抄紙機の布。
  3. 前記MD糸の少なくとも幾らかが長方形の断面形状の平らな単繊維糸である、請求項1に記載の抄紙機の布。
  4. 前記MD糸の少なくとも幾らかが楕円形断面形状を持っている平らな単繊維糸である、請求項1に記載の抄紙機の布。
  5. 前記MD糸の少なくとも幾らかがポリアミド糸、ポリエステル糸、ポリフェニレンスルフィド糸、ポリ(シクロヘキサンジメチレンテレフタレートイソフタレート)糸、及びポリエーテルエーテルケトン糸の一つである、請求項1に記載の抄紙機の布。
  6. 前記CD糸の少なくとも幾らかが円形断面形状又は長方形の断面形状の内の一つを持っている単繊維糸である、請求項1に記載の抄紙機の布。
  7. 前記CD糸の少なくとも幾らかが楕円形断面形状を持っている単繊維糸である、請求項1に記載の抄紙機の布。
  8. 前記CD糸の幾らかが第一直径を持つ円形断面形状を持ちそして又前記CD糸の幾らかが前記第一直径とは異なる第二直径を持つ円形断面形状を持つ、請求項6に記載の抄紙機の布。
  9. 前記CD糸の少なくとも幾らかがポリアミド糸、ポリエステル糸、ポリフェニレンスルフィド糸、ポリ(シクロヘキサンジメチレンテレフタレートイソフタレート)糸、及びポリエーテルエーテルケトン糸の一つである、請求項6に記載の抄紙機の布。
  10. 前記第一層の前記CD糸がそれに関して垂直に積み重ならないように前記第二層のCD糸に関して機械方向に分枝される、請求項1に記載の抄紙機の布。
  11. 機械に直交する方向(CD)の糸の第一層と第二層;及び
    つの第一MD糸、二つの第二MD糸、及び二つの第三MD糸を有している複数のグループに配列される多数の機械方向(MD)の糸;より成っている抄紙機の布において;
    各グループにおける前記第一MD糸が前記第一と第二層の前記CD糸と二重織で織り合わされ、前記第一MD糸は繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時に前記第一層の二つのCD糸と及び前記第二層の二つのCD糸と結び付いており;
    各前記グループにおける前記第二MD糸は前記第一と第二層の前記CD糸と二重織で織り合わされ、前記第二MD糸は前記CD糸と織り合わせの時前記第一層の一つのCD糸とだけ結び付き又前記繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時前記第二層の少なくとも二つの連続したCD糸の上をフロートしており;
    各前記グループにおける前記第三MD糸は前記第一と第二層の前記CD糸と二重織で織り合わされ、前記第三MD糸は前記CD糸と織り合わせの時前記第一層の一つのCD糸とだけ結び付き又前記繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時前記第二層の少なくとも二つの連続したCD糸の上をフロートしており;
    前記第二MD糸はMD糸に平行な方向に前記第三MD糸から分枝される;そして
    前記第一MD糸は各前記グループにおいて前記第三MD糸の間にある前記二つの第二MD糸の間にある、それにより連続した空気流路が前記第二MD糸の間にある前記第一MD糸により各前記グループに形成されることを特徴とする上記抄紙機の布。
  12. 更に各前記グルーは第四MD糸を含み、各前記グループにおける前記第四MD糸は二重織で前記第一と第二層の前記CD糸と織り合わされ、前記第四MD糸は繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時前記第一層の二つのCD糸及び前記第二層の二つのCD糸と結び付く、そして前記第四MD糸はMD糸に平行な方向に前記第一MD糸から分枝される、又各前記グループにおける前記第四MD糸は前記第三MD糸の一つと隣接するグループの第三MD糸の一つとの間にある、それにより第二の連続した空気の流路がそれぞれのグループにおける前記第三MD糸の一つと隣接するグループの第三MD糸の一つとの間の前記第四MD糸により各前記グループで形成される、請求項11に記載の抄紙機の布。
  13. 各前記グループにおける前記第二MD糸が前記繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時前記第二層の四つの連続したCD糸の上をフロートする、請求項12に記載の抄紙機の布。
  14. 各前記グループにおける前記第三MD糸が前記繰り返しパターン内で前記CD糸と織り合わせの時前記第二層の四つの連続したCD糸の上をフロートする、請求項12に記載の抄紙機の布。
  15. 前記MD糸の少なくとも幾らかが長方形の断面形状の平らな単繊維糸である、請求項12に記載の抄紙機の布。
  16. 前記MD糸の少なくとも幾らかが楕円形断面形状を有している平らな単繊維糸である、請求項12に記載の抄紙機の布。
  17. 前記MD糸の少なくとも幾らかがポリアミド糸、ポリエステル糸、ポリフェニレンスルフィド糸、ポリ(シクロヘキサンジメチレンテレフタレートイソフタレート)糸、及びポリエーテルエーテルケトン糸の一つである、請求項12に記載の抄紙機の布。
  18. 前記CD糸の少なくとも幾らかが円形断面形状及び長方形の断面形状の内の一つを有している単繊維糸である、請求項12に記載の抄紙機の布。
  19. 前記CD糸の少なくとも幾らかが楕円形断面形状を有している単繊維糸である、請求項12に記載の抄紙機の布。
  20. 前記CD糸の幾らかが第一直径を持つ円形断面形状を有し又前記CD糸の幾らかが前記第一直径とは異なる第二直径を持つ円形断面形状を有する、請求項18に記載の抄紙機の布。
  21. 前記CD糸の少なくとも幾らかがポリアミド糸、ポリエステル糸、ポリフェニレンスルフィド糸、ポリ(シクロヘキサンジメチレンテレフタレートイソフタレート)糸、及びポリエーテルエーテルケトン糸の一つである、請求項12に記載の抄紙機の布。
  22. 前記第一層の前記CD糸がそれに関して垂直に積み重ねられた位置には無いように前記第二層の前記CD糸に関して機械方向に分枝される、請求項12に記載の抄紙機の布。
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