JP4378407B2 - データ変換処理装置及びその方法 - Google Patents
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小松邦紀、瀬崎薫、「可逆的離散コサイン変換とその画像情報圧縮への応用」、信学技報、IE97−83,pp.1〜6、1997年11月
4つの整数データ(X0、X1、X2、X3)を入力とし、4つのデータ(Y0、Y1、Y2、Y3)に直交変換するデータ変換処理装置であって、前記X3に前記X2を加算する加算手段と、前記X0から前記X1を減算する減算手段と、前記加算手段から得られる結果と前記減算手段から得られる結果との差を表すデータを、1ビットだけ右にシフトして整数化したデータを生成する生成手段と、前記整数化したデータと前記X2との間で加減算する第1の加減算手段と、前記整数化したデータと前記X1との間で加減算する第2の加減算手段と、前記第2の加減算手段の出力と、前記加算手段の出力との間で加減算する第3の加減算手段と、前記第1の加減算手段の出力と、前記減算手段の出力との間で加減算する第4の加減算手段とを有し、前記第1の加減算手段の演算の結果をY1、前記第2の加減算手段の演算の結果をY2、前記第3の加減算手段の演算の結果をY3、前記第4の加減算手段の演算の結果をY0として出力することを特徴とする。
4つの整数データ(X0、X1、X2、X3)を入力とし、4つのデータ(Y0、Y1、Y2、Y3)に直交変換するデータ変換処理装置のデータ変換処理方法であって、前記X3に前記X2を加算する加算工程と、前記X0から前記X1を減算する減算工程と、前記加算工程で得られる結果と前記減算工程で得られる結果との差を表すデータを、1ビットだけ右にシフトして整数化したデータを生成する生成工程と、前記整数化したデータと前記X2との間で加減算する第1の加減算工程と、前記整数化したデータと前記X1との間で加減算する第2の加減算工程と、前記第2の加減算工程の演算の結果と、前記加算工程の演算の結果との間で加減算する第3の加減算工程と、前記第1の加減算工程の演算の結果と、前記減算工程の演算の結果との間で加減算する第4の加減算工程とを有し、前記第1の加減算工程の演算の結果をY1、前記第2の加減算工程の演算の結果をY2、前記第3の加減算工程の演算の結果をY3、前記第4の加減算工程の演算の結果をY0として出力することを特徴とする。
上記従来技術で説明したように、前述の非特許文献1において、ロスレス2点変換を実現するための構成が図3に示されている。図3の簡単な説明は従来技術のところでも述べたが、ここでは本実施の形態への展開を考慮して回転角を(−2θ)として再度説明する。
図5(A)(B)及び図6(A)(B)は、本発明の実施の形態1に係るロスレス4点直交変換を説明するブロック図である。
本発明の実施の形態2では、前述の実施の形態1の基本構成を組み合わせた4点直交変換方法と変換装置について説明する。まず、実施の形態2の基本形を図7に示す。同図において係数a=TAN(θ)である。
[数1]
Y0=(X0−aX1−aX2+a2X3)/(1+a2)
Y1=(aX0−a2X1+X2−aX3)/(1+a2)
Y2=(aX0+X1−a2X2−aX3)/(1+a2)
Y3=(a2X0+aX1+aX2+X3)/(1+a2)
入力データに対する乗算係数をベクトルとしてみると、4つの変換式に対応する4つのベクトルは全て互いに直交している(内積が「0」になる)ことが分かる。また、ベクトルの絶対値も「1」になっているので、4点正規直交変換が実現できている。
使用する2つのロスレス2点変換は図5(A)と図6(A)の組み合せであってもよい。図6(A)の回転方向は図5(A)の逆方向になので、これに対応して図6(A)側に入力する2つのデータを交換する。この構成を図8に示す。
[数2]
Y0=(X0−aX1−aX2+a2X3)/(1+a2)
Y1=(aX0−a2X1+X2−aX3)/(1+a2)
Y2=(a2X0+aX1+aX2+X3)/(1+a2)
Y3=(aX0+X1−a2X2−aX3)/(1+a2)
[実施の形態2の変形例2]
更に図7の構成を図9の構成に変形すると、丸め処理の回数を少なくでき、更に変換誤差を減らすことが出来る。
[数3]
round(R)+N=round(R+N)
ここで左辺は、移動前の丸め処理、右辺が移動後の丸め処理に対応している。この数式(3)は、実数に整数を加算してから丸め処理しても、実数を丸め処理した後、その丸め処理した整数を加算しても同じ結果になることを示している。この実数は、図9の新たな丸め処理部801,803より手前の梯子演算2段及び3段の各乗算結果の和に対応する。尚、本発明の実施の形態に係る丸め処理としては、最も一般的な四捨五入でもよいし、切り捨て或いは切り上げ処理でもよい。
図7の構成は図10の構成のようにも変形できる。
更に図7において、a=TAN(θ)=1の時、図7に示す4点直交変換はロスレス4点アダマール変換となる。
[実施の形態2の適用例]
図2に示す4点DCT演算では、(3π/8)の回転処理が必要である。この回転角(3π/8)は、変換空間の軸の交換や正負反転などの操作により、(π/8)の回転処理に変えることもできるが、ここでは(3π/8)の回転処理のまま扱う。この4点DCTを2次元化して、水平方向処理と垂直方向の処理の一部の順序を交換すると、途中の処理として局所的に以下のような演算が現われる。
実施の形態3では、前述の実施の形態1で説明した図5(A)と(B)、それに、データ切り替え部を用いて、2点直交変換と4点直交変換の切り替えが可能な直交変換処理を提供する。この構成を図14に示す。
前述の実施の形態2では、図7に示す構成を図10に示す構成まで簡略化できたが、この実施の形態3では2種類の機能を実現するため、そこまで簡略化することはできない。しかし、図15に示す構成に変形することができる。
実施の形態4では、これまで説明した梯子演算を適用した場合のロスレス2次元DCT変換部により変換して得られたDCT係数を量子化及びハフマン符号化して画像データ等を符号化する場合で説明する。
本発明の目的は前述したように、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
Claims (4)
- 4つの整数データ(X0、X1、X2、X3)を入力とし、4つのデータ(Y0、Y1、Y2、Y3)に直交変換するデータ変換処理装置であって、
前記X3に前記X2を加算する加算手段と、
前記X0から前記X1を減算する減算手段と、
前記加算手段から得られる結果と前記減算手段から得られる結果との差を表すデータを、1ビットだけ右にシフトして整数化したデータを生成する生成手段と、
前記整数化したデータと前記X2との間で加減算する第1の加減算手段と、
前記整数化したデータと前記X1との間で加減算する第2の加減算手段と、
前記第2の加減算手段の出力と、前記加算手段の出力との間で加減算する第3の加減算手段と、
前記第1の加減算手段の出力と、前記減算手段の出力との間で加減算する第4の加減算手段とを有し、
前記第1の加減算手段の演算の結果をY1、前記第2の加減算手段の演算の結果をY2、前記第3の加減算手段の演算の結果をY3、前記第4の加減算手段の演算の結果をY0として出力することを特徴とするデータ変換処理装置。 - 前記生成手段は、
前記差を表すデータを2で割った時に発生する小数点以下の1ビットの値を切り上げた整数値又は切り捨てた整数値のいずれか、もしくは、前記差を表すデータを1ビットだけ右にシフトした整数値又は1を加算した後に1ビットだけ右にシフトした整数値のいずれかを生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ変換処理装置。 - 4つの整数データ(X0、X1、X2、X3)を入力とし、4つのデータ(Y0、Y1、Y2、Y3)に直交変換するデータ変換処理装置のデータ変換処理方法であって、
前記X3に前記X2を加算する加算工程と、
前記X0から前記X1を減算する減算工程と、
前記加算工程で得られる結果と前記減算工程で得られる結果との差を表すデータを、1ビットだけ右にシフトして整数化したデータを生成する生成工程と、
前記整数化したデータと前記X2との間で加減算する第1の加減算工程と、
前記整数化したデータと前記X1との間で加減算する第2の加減算工程と、
前記第2の加減算工程の演算の結果と、前記加算工程の演算の結果との間で加減算する第3の加減算工程と、
前記第1の加減算工程の演算の結果と、前記減算工程の演算の結果との間で加減算する第4の加減算工程とを有し、
前記第1の加減算工程の演算の結果をY1、前記第2の加減算工程の演算の結果をY2、前記第3の加減算工程の演算の結果をY3、前記第4の加減算工程の演算の結果をY0として出力することを特徴とするデータ変換処理方法。 - 前記生成工程は、
前記差を表すデータを2で割った時に発生する小数点以下の1ビットの値を切り上げた整数値又は切り捨てた整数値のいずれか、もしくは、前記差を表すデータを1ビットだけ右にシフトした整数値又は1を加算した後に1ビットだけ右にシフトした整数値のいずれかを生成することを特徴とする請求項3に記載のデータ変換処理方法。
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