JP4378108B2 - 光電変換装置およびその製造方法 - Google Patents

光電変換装置およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、デジタルカメラ、ビデオカメラ、イメージリーダ等の画像入力装置に用いられる光電変換装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばデジタルカメラ、ビデオカメラ、イメージリーダ等の画像入力装置は、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサ、バイポーラトランジスタ型イメージセンサ、電界効果トランジスタ型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の非CCD型イメージセンサである光電変換装置を備えている。この種の画像入力装置では、光電変換装置によって光学的画像情報を電気信号に変換し、この変換された電気信号に各種の信号処理を施して表示部に画像を表示したり、情報記録媒体に画像情報を記録したりしている。
【0003】
近年、高性能な光電変換装置を得るために、実際に光電変換を行う受光部である光電変換素子の受光面の面積(画素面積)を小さくして、より多数個の光電変換素子を配置するとともに、光電変換装置全体のチップサイズの小型化を図ることが要望されている。
【0004】
画素の高密度化やチップの小型化を図った場合には、画素となる1つの光電変換素子が受光できる光量も受光面の面積の減少に伴って少なくなり、光電変換装置の受光感度を低下させてしまう不都合がある。
【0005】
このような不都合を改善するために、従来の光電変換装置では、受光面上に設けられた保護膜によって平坦化された面上に、マイクロレンズを形成して、このマイクロレンズによって入射光を受光面上に集光して、受光感度の低下を抑制する構成が知られている。
【0006】
一般的なマイクロレンズの製造方法は、平坦化された保護膜の表面上に、1つのレンズに対応した樹脂材からなるパターンを形成し、このパターンを加熱して溶融させた後、硬化させる工程を有している。この工程では、溶融された樹脂材の表面張力によって、入射光が入射する外方側に臨むパターンの上面が、凸状の曲面をなすことで、外方側に向かって凸状のレンズが形成される。
【0007】
また一方で、光電変換装置では、画素間、すなわち隣接する光電変換素子間の素子分離領域を遮光するための遮光パターンを、素子分離領域に対応する位置に設ける必要がある。また、非CCD型イメージセンサ等のように、半導体基板上に設けられる配線を介して電気信号の読み出しを行う場合には、配線数が比較的多いため、場合によっては素子分離領域上に、複数層の配線を設ける必要がある。
【0008】
従来の光電変換装置の一例としては、マイクロレンズと光電変換素子の受光面との間に、他のレンズ(以下、層内レンズと称する。)が配設される構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−110953号公報(図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような光電変換装置では、更なる受光面の微細化が進み、遮光膜や配線を構成するパターン層である各種薄膜が、光電変換素子の受光面に対応する位置に多数積層されて構成された場合、製造工程数が増加して、製造コストが嵩んでしまう問題がある。
【0011】
そこで、本発明は、製造工程の簡素化を図り、製造コストを低減することができる光電変換装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明に係る光電変換装置は、複数の光電変換素子を有する半導体基板と、前記半導体基板上に配される第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に積層される、前記第1の絶縁層よりも屈折率が大きい第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層によって一部を覆われる、前記光電変換素子に対応して開口部を有する第1の配線層と、前記光線変換素子に対応して配される、前記光電変換素子に対して凸型のレンズと、を有する光電変換装置において、
前記開口部内で前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層とが積層して形成された凹部界面を有し、
前記凹部界面によって、前記レンズの界面が構成される。
【0013】
更なる本発明に係る光電変換装置は、複数の光電変換素子を有する半導体基板と、第1の絶縁層と、第1の絶縁層上に配され、前記第1の絶縁層よりも屈折率が大きい第2の絶縁層によって覆われる、前記光電変換素子に対応して開口部を有する第1の配線層と、前記光電変換素子に対応して配される、前記光電変換素子に対して凸型のレンズと、を有する光電変換素子であって、
前記第1の絶縁層は、前記開口部に連続する凹部を有し、
前記凹部の界面は、前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層とによって構成され、
前記凹部の界面によって、前記レンズの界面が構成される。
【0015】
また、本発明に係る光電変換装置の製造方法は、複数の光電変換素子を有する半導体基板と、第1の絶縁層と、第1の絶縁層上に配され、前記第1の絶縁層よりも屈折率が大きい第2の絶縁層によって表面が覆われる、前記光電変換素子に対応して開口部を有する第1の配線層と、前記光電変換素子に対応して配された、前記光電変換素子に対して凸型のレンズと、を有する光電変換装置の製造方法であって、
前記第1の配線層を前記第1の絶縁層上に設ける第1の工程と、
前記第1の配線層をマスクとして前記第1の絶縁層にエッチング処理を施し、前記第1の絶縁層に凹部を形成する第2の工程と、
前記第2の絶縁層を前記凹部に埋め込み、前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層との界面によって構成される前記レンズを形成する第3の工程と、を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。本発明は、隣接する光電変換素子間の領域上に形成されたパターン層が2層構造および3層構造の両方の場合に適用可能であるが、以下の説明ではパターン層が2層構造の場合を例に挙げて説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態は光電変換装置の構成を示す模式図である。
【0019】
図1に示すように、光電変換装置は、非CCD型光電変換装置であって、複数の光電変換素子11を有する半導体基板1と、この半導体基板1上に設けられた絶縁膜10と、この絶縁膜10上に設けられた第1のパターン層3と、この第1のパターン層3を覆う第1の絶縁層4と、この第1の絶縁層4上に設けられた第2のパターン層5と、この第2のパターン層5上に設けられ複数の層内レンズ6を形成する第2の絶縁層7と、この第2の絶縁層7上に設けられた複数のマイクロレンズ8とを備えている。
【0020】
半導体基板1は、例えばシリコン基板によって形成されている。半導体基板1上には、隣接する各光電変換素子11間に、素子分離領域12がそれぞれ設けられている。
【0021】
光電変換素子11としては、例えば、PN接合またはPIN接合を有するフォトダイオードやフォトトランジスタ等が用いられており、このような半導体接合によって形成された空乏層に光が入射し、入射光によって光電変換が生じる。加えて、光電変換素子11には、光信号を増幅するための増幅トランジスタ(不図示)などの能動素子が必要に応じて形成される。素子分離領域12は、選択酸化によるフィールド酸化膜と接合分離のための拡散層、または埋め込み素子分離法等により形成された領域であり、遮光膜により遮光されていることが好ましい。
【0022】
第1および第2のパターン層3,5は、隣接する2つの光電変換素子11間の素子分離領域12に対応する位置にそれぞれ設けられており、入射光を光電変換素子11に入射させるための開口を有している。
【0023】
第1および第2のパターン層3,5は、後工程で成膜される各絶縁層4,7に凹凸の面を形成できるものであれば、いかなる材料からなるものでもよいが、配線や遮光膜を兼ねることが可能なように、半導体や金属等の導電性材料を用いるのが好ましい。また、第1のパターン層3は、例えば高融点金属材料によって形成されている。具体的には、Al、Mo、W、Ta、Ti、あるいはこれらを主成分とする合金からなる金属膜から形成されることが望ましい。
【0024】
第1の絶縁層4を形成する材料としては、光電変換素子11にて吸収され、電気信号に変換される入射光を透過させる透過性を有する材料であればよい。例えばイメージセンサの多くは、可視光または赤外光の検出用なので、これらの光に対して透明な材料であればよく、一般的に電気的絶縁層または保護層として用いられる無機絶縁体や有機絶縁体が好ましく用いられる。具体的には、例えば、酸化シリコンあるいはこれにリン、ホウ素、窒素、フッ素等とドープしたものや、窒化シリコン、アクリル樹脂等が挙げられる。
【0025】
また、第1および第2の絶縁層4,7は、第1の絶縁層4の屈折率をn1、第2の絶縁層7の屈折率をn2としたとき、n1<n2の関係を満足するような材料によって形成されている。
【0026】
層内レンズ6は、光電変換素子11の受光面とマイクロレンズ8との間の光路中に配置されている。層内レンズ6は、第1の絶縁層4に設けられた凹部4aと、第2のパターン層5の開口とに跨って形成された第2の絶縁層7によって、光電変換素子12側に向かって凸状に形成されており、シリンドリカルレンズの形状をなしている。すなわち、層内レンズ6は、第1の絶縁層4の凹部4aの底面によって、界面が形成されている。したがって、層内レンズ6は、第1の絶縁層4と第2の絶縁層7の屈折率を互いに異ならせることにより、外方からの入射光の光路を調整することができる。
【0027】
ここで、層内レンズ6が外方から入射した入射光を集光する集光作用について、図面を参照して説明する。
【0028】
図3は、層内レンズを備えていない参考例の光電変換装置の一例を模式的に示す断面図である。この光電変換装置は、層内レンズを備えていない点を除いて、本実施形態の光電変換装置と構成がほぼ等しいので、簡単に説明する。
【0029】
光電変換装置は、図3に示すように、複数の光電変換素子61を有する半導体基板51と、この半導体基板51上に設けられた絶縁膜60と、この絶縁膜60上に設けられた第1のパターン層53と、この第1のパターン層53を覆う第1の絶縁層54と、この第1の絶縁層54上に設けられた第2のパターン層55と、この第2のパターン層55上に設けられた絶縁層57と、この第2の絶縁層57上に設けられた複数のマイクロレンズ58とを備えている。
【0030】
この光電変換装置では、外方からの入射光C2,C3が、マイクロレンズ58によって屈折され、光電変換素子61に向かうが、金属配線等をなす第1のパターン層53によって遮られる。そして、第1のパターン層53で反射された反射光は、第1の絶縁層54内を多重反射して迷光となり、ノイズの原因となることもある。したがって、光電変換素子61の受光面には、受光面に直交する光軸に平行な垂直に近い入射光が到達し、光軸に対して傾斜された入射光が受光面に入射しないという不都合がある。
【0031】
図2は、層内レンズ6を備えている本発明に係る実施形態の光電変換装置の集光作用を模式的に示す縦断面図である。
【0032】
一方で、本実施形態の光電変換装置では、第1の絶縁層4の屈折率が、第2の絶縁層7の屈折率よりも小さいので、図2に示すように、上述した入射光C2,C3とほぼ等しい入射方向からの入射光C1が、マイクロレンズ8によって屈折された後に、第2の絶縁層7によって形成された層内レンズ8によって集光される。
【0033】
したがって、本実施形態の光電変換装置によれば、図2に示した参考例の光電変換装置の構成では受光面に到達されなかった入射光C1も光路中に配置された層内レンズ6の集光作用によって光電変換素子11の受光面に到達させることが可能になり、集光効率が向上される。
【0034】
以上のように構成された光電変換装置の製造方法について、各製造工程を、図4〜図8を参照して説明する。
【0035】
まず、図4に示すような例えばシリコンウェハ等の半導体基板を用意して、この半導体基板1上に、LOCOS(Local Oxidation Of Silicon)法等によって素子分離領域12を形成する。
【0036】
次に、フォトレジストパターンを形成して、イオン注入、熱処理を行い、フォトダイオードのカソードまたはアノードになる拡散層を形成する。加えて、光信号を増幅するための増幅トランジスタ(付図示)などの能動素子を必要に応じて形成する。そして、光電変換素子11および素子分離領域12を覆う絶縁膜10を、熱酸化、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、スパッタリング法、塗布法等によって形成する。
【0037】
次に、例えばAl,Mo,W,Ta,Ti,あるいはこれらを主成分とする合金からなる金属膜をスパッタリング法やCVD法により形成し、光電変換素子の受光面に対応する部分をエッチング処理によって除去して、所定のパターンをなす第1のパターン層3を形成する。
【0038】
続いて、CVD法によってリンおよびボロンの少なくとも一方がドープされた酸化シリコンからなる屈折率1.40〜1.46程度の第1の絶縁層4を堆積し、化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)処理により表面の平坦化を行う。
【0039】
再び、例えばAL,Mo,W,Ta,Ti、あるいはこれらを主成分とする合金の金属膜をなす第2のパターン層5をスパッタリング法やCVD法により形成し、第2のパターン層5上にフォトレジスト14を塗布する。
【0040】
図5に示すように、光電変換素子11の受光面に対応する位置のフォトレジスト14部分を現像によって除去し、第2のパターン層5をなす金属膜をエッチング処理し、光電変換素子11に対応する開口を有する第2のパターン層5を形成する。
【0041】
次いで、図6に示すように、第2のパターン層5を形成後、残ったフォトレジスト14を再びマスクとして利用し、等方性エッチングを施すことによって、第1の絶縁層4に、底面が所望の曲率を為す凹部4aを形成する。即ち、第1の絶縁層4には、第2のパターン層5の開口に連続する凹部4aが形成され、この凹部4aの底部によって層内レンズ6の界面が構成される。この等方性エッチングの条件は、CHF3、CF4等のフルオロカーボンガスやNF3ガスを用いる。
【0042】
次いで、図7に示すように、例えば窒化シリコン膜等の第1の絶縁層4よりも屈折率が大きい第2の絶縁層7を、凹部4a内および第2のパターン層5を覆うように堆積させる。堆積させる第2の絶縁層7としては、CVD法により窒化シリコン(屈折率2.0)または窒化酸化シリコン(屈折率1.4〜2.0)の中から屈折率が1.46より大きな絶縁層が好ましい。また、このとき、SOG(Spin On Glass)膜を用いることで、第2の絶縁層7の平坦性が向上し、後工程の形成を容易にすることができる。
【0043】
続いて、CMP処理を施し、第2の絶縁層7の上面を平坦化する。その後、第2の絶縁層7上に平坦化保護膜を形成した後、図8に示すように、マイクロレンズ8をそれぞれ形成する。なお、図示しないが、必要に応じてマイクロレンズ8と層内レンズ6の間には、カラーフィルタが配置されてもよい。
【0044】
上述したように、本実施形態の光電変換装置および光電変換装置の製造方法によれば、第2のパターン層5を形成後、残ったフォトレジスト14を再びマスクとして利用し、等方性エッチングを施すことによって第1の絶縁層4に凹部4aを形成し、この凹部4aの底面を界面とする層内レンズ6を形成することによって、光電変換装置の製造工程の簡素化が図られ、製造コストを低減することができる。
【0045】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、レンズの形成工程を短縮することができる。したがって、本発明によれば、製造工程の簡素化を図り、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の光電変換装置を模式的に示す縦断面図である。
【図2】層内レンズを備えている本発明に係る実施形態の光電変換装置の集光作用を模式的に示す縦断面図である。
【図3】層内レンズを備えていない参考例の光電変換装置の集光作用を模式的に示す縦断面図である。
【図4】本発明の光電変換装置の製造工程を説明するために模式的に示す縦断面図である。
【図5】前記光電変換装置の製造工程を説明するために模式的に示す縦断面図である。
【図6】前記光電変換装置の製造工程を説明するために模式的に示す縦断面図である。
【図7】前記光電変換装置の製造工程を説明するために模式的に示す縦断面図である。
【図8】前記光電変換装置の製造工程を説明するために模式的に示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板
3 第1のパターン層
4 第1の絶縁層
4a 凹部
5 第2のパターン層
6 層内レンズ
7 第2の絶縁層
8 マイクロレンズ
10 絶縁膜
11 光電変換素子
12 素子分離領域
14 フォトレジスト

Claims (8)

  1. 複数の光電変換素子を有する半導体基板と、
    前記半導体基板上に配される第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に積層される、前記第1の絶縁層よりも屈折率が大きい第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層によって一部を覆われる、前記光電変換素子に対応して開口部を有する第1の配線層と、
    前記光線変換素子に対応して配される、前記光電変換素子に対して凸型のレンズと、を有する光電変換装置において、
    前記開口部内で前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層とが積層して形成された凹部界面を有し、
    前記凹部界面によって、前記レンズの界面が構成されることを特徴とする光電変換装置。
  2. 複数の光電変換素子を有する半導体基板と、
    第1の絶縁層と、
    該第1の絶縁層上に配され、前記第1の絶縁層よりも屈折率が大きい第2の絶縁層によって覆われる、前記光電変換素子に対応して開口部を有する第1の配線層と、
    前記光電変換素子に対応して配される、前記光電変換素子に対して凸型のレンズと、を有する光電変換素子であって、
    前記第1の絶縁層は、前記開口部に連続する凹部を有し、
    前記凹部の界面は、前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層とによって構成され、
    前記凹部の界面によって、前記レンズの界面が構成されることを特徴とする光電変換装置。
  3. 前記第1の配線層は、前記複数の配線層の中で、前記光電変換素子から最も離れて配される配線層であることを特徴とする請求項1または2に記載の光電変換装置。
  4. 前記レンズよりも上にマイクロレンズが設けられた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  5. 前記レンズは、シリンドリカルレンズの形状をなす請求項1ないしのいずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 複数の光電変換素子を有する半導体基板と、
    第1の絶縁層と、
    該第1の絶縁層上に配され、前記第1の絶縁層よりも屈折率が大きい第2の絶縁層によって表面が覆われる、前記光電変換素子に対応して開口部を有する第1の配線層と、
    前記光電変換素子に対応して配された、前記光電変換素子に対して凸型のレンズと、を有する光電変換装置の製造方法であって、
    前記第1の配線層を前記第1の絶縁層上に設ける第1の工程と、
    前記第1の配線層をマスクとして前記第1の絶縁層にエッチング処理を施し、前記第1の絶縁層に凹部を形成する第2の工程と、
    前記第2の絶縁層を前記凹部に埋め込み、前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層との界面によって構成される前記レンズを形成する第3の工程と、
    を有する光電変換装置の製造方法。
  7. 前記エッチング処理は、等方性エッチング処理である請求項に記載の光電変換装置の製造方法。
  8. 半導体基板に複数の光電変換素子を形成する工程と、
    前記複数の光電変換素子の上部に第1の絶縁層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層上に、前記光電変換素子に対応した開口部を有する第1の配線層を形成する工程と、
    前記第1の配線層を形成する工程の後に、前記第1の絶縁層にエッチング処理を施し、前記開口部に連続する凹部を前記第1の絶縁層に形成する工程と、
    前記第1の絶縁層よりも屈折率が大きい第2の絶縁層を前記凹部に埋め込み、前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層との界面によって構成される、前記光電変換素子に対応して配された、前記光電変換素子に対して凸型のレンズを形成する工程と、を有する光電変換装置の製造方法。
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