JP4377915B2 - 仮想的にセントラル化されるアップリンクスケジューリング - Google Patents

仮想的にセントラル化されるアップリンクスケジューリング Download PDF

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Description

本発明は無線通信システムにおける上りリンク送信のスケジューリング法に関連する。本発明は3G移動通信システムのような符号分割多重接続(CDMA)通信システムに特に適用可能であるがそれに限定されない。
図1は無線通信システムの一部を示し、複数のソースユーザ装置UE1,UE2,UE3が基地局BSを介して複数の宛先ユーザ装置UE4,UE5,UE6と通信を行っている。ソースUE(UE1,UE2,UE3)は基地局BSに上り(アップ)リンクでデータパケットを送信する。基地局BSはソースUEからデータパケットを受信し、下り(ダウン)リンクで宛先UEへの伝送を進めるためにそれらのデータパケットをバッファリングする。この例では無線チャネル各々に別々のチャネリゼーションコードが割り当てられ、他チャネル(CDMA)を区別している。
図1のシステムではソースUEの各々がいつどのようにアップリンクでデータを基地局に送信するかを決定する何らかの手段を用意することが必要である。最も簡易な手法では、各ソースUEは、送信するデータがあるときはいつでも送信する。この技法はアップリンクに与えられる負荷が低い場合には良好に機能するかもしれない。しかしながら非常に多数のUEが同時にデータを送信しようとすると、干渉レベルが許容可能でなくなり、貧弱なサービス品質を招いてしまうおそれがある。
アップリンク伝送のスケジューリングに関していくつもの技術が知られている。これらのスケジューリング法の目的は、UEが基地局に送信するやり方を管理し、干渉レベル、公平性又はスループット等のような或る基準を満たすことである。
時間スケジューリングとして知られているスケジューリング法では、所与の時間間隔の間に或る単独のUEに全てのアップリンクリソースが与えられる。どのUEが一度にチャネルリソースを有するかを決定する何らかの手段が使用される。例えば各UEは交代でリソースを使用してデータを送信してもよいし、或いはチャネル品質を考慮することでチャネルリソースの割り当てられるUEが選択されてもよい。
時間スケジューリングでは一度に1つのUEだけが送信し、各UEは他のUEと干渉を引き起こさずに高いデータレートでその時間枠内で送信することができる。しかしながら時間スケジューリングは、各UEがいつ送信できるかを通知することに含まれる遅延に起因して、アップリンクのスループットの観点からは非効率的である。時間スケジューリングの他の欠点は、(隣接セル干渉を増やす)干渉ダイバーシチ損失、パワーコントロール信号不足に起因する不正確なパワーコントロール性及びUEが送信内容をほとんど有しない場合にアップリンク容量を浪費してしまうこと等である。
レートスケジューリングとして知られる他のスケジューリング法では、各UEは或る情報に基づいてデータを送信するレートを決定し、その情報はネットワークにより通知される。例えば3G通信システム(W−CDMA)では、各UEは、無線ネットワークコントローラ(RNC)により通知されたトランスポートフォーマットコンビネーションセット(TFCS)による情報に基づいてそのレートを決定してよい。このレートは通常的にはUEの最大レートより小さく、干渉が許容可能なレベル内に収まることを保証するように設定される。
レートスケジューリングの利点は次のようなことである:多くのUEが送信するので、干渉ダイバーシチが維持され、隣接セルへの干渉を減らすことである。レートスケジューリングは、コールアドミッション(call admission)及びパワーコントロール手段が時間スケジューリングのものより正確であるという利点ももたらす。しかしながらレートスケジューリングはUE各々が互いに干渉する不利益を被る−なぜなら多くのUEが同時に送信するかもしれないからである。
ダウンリンクでは様々な宛先UEに送信されるパケットをスケジューリングする責任を負うのは基地局である。ダウンリンクのスケジューリング機能は従って基地局でセントラル化される。基地局は様々な宛先UEへ送信する責務を単独に有するので、基地局は適切なスケジューリング判断を下すことができる。例えば基地局は、各宛先UEに割り当てられたバッファ中のデータ量を知っており、従ってその情報に基づいてスケジューリング決定を行うことができる。しかしながらアップリンクではスケジューリングはセントラル化されず、即ちソースUE間に分散される。ソースUEは他のソースUEのバッファ中のデータ量を知らない。その結果、他のUEが送信しなければならないデータ量に基づいてソースUEがスケジューリング決定を行うことはできない。
例えば或る1つのUEだけが大量の送信データを有している状況では(即ち、他のUEはデータをほとんど有していない、或いは実際に少数のアクティブユーザしか存在しない状況では)、大量のデータを有するそのUEはそれでも高速データレートで送信することを決定できない。なぜならそのUEは他のUEの状態を知らないからである。この状況では大量のデータを有するUEは不必要な遅延を経験するであろう、なぜならそのUEは実際には高速データレートで送信できたであろうからである。一方、基地局が一度に多くのUEを処理している場合に、その状況を知らないUEが非常に高速なデータレートを選択してしまうかもしれない。これはアップリンク全体に大きな干渉レベルを招き、全UEのサービス品質を劣化させてしまう。
わずかな送信データ量しか有しないUEが存在する場合に生じるかもしれない不要な遅延を防止するため、3G移動通信システムでは、各UEに関するバッファ閾値を設定することが提案されている。この閾値はチャネルへのアクセスが許可される前の最小バッファ条件として定義される。かくてバッファ中のパケット量が閾値に達するまでは所与のUEは送信しない。この提案はアップリンクレートスケジューリングにおける無線リソースの活用不足を回避しようとする。しかしながら本発明によればそのような閾値はチャネルリソースの有効活用を達成するにはそれ自身では十分でないことが分かる。例えば第1のUEは割り当てられた閾値をわずかに下回り、他のUEは全てその閾値を下回る場合に、その第1のUEは依然としてしばらくの間送信せず、不必要な遅延を経験するであろう。そのような遅延を回避することは音声やビデオのようなリアルタイムの連続的なストリーミングサービスを受けるUEに特に望まれる。
本発明の第1形態では、複数のソースユーザ装置から基地局へのアップリンク伝送をスケジューリングする方法が使用される。本方法は:
ユーザ装置各々のデータバッファ中のデータ量を判定するステップと、
ユーザ装置のデータバッファが他のユーザ装置のデータバッファと比較してどの程度満たされているかを示す相対的なインジケータを各ユーザ装置について得るためにユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を比較するステップと、
前記相対的なインジケータに依存してアップリンク伝送をスケジューリングするステップと、
を有する方法である。
アップリンクスケジューリング決定はユーザ装置のバッファ中の相対的データ量の情報を用いて行うことができるという利益を本発明はもたらす。このことは利用可能なリソースをより有効活用することを可能にし、よりよいスループット、より短いパケット遅延及びより良いサービス品質をもたらす。
単独の相対的なインジケータ又は複数の相対的なインジケータが各ユーザ装置について決定されてもよい。複数の相対的なインジケータを利用することで、各ユーザ装置は他のユーザ装置と比較して全体的な状況についてのより良い見解を持てるかもしれない。単独の相対的なインジケータが各ユーザ装置について決定される場合、これはユーザ装置のバッファが平均値と比較してどの程度満たされているかの指標、及びユーザ装置のバッファが最小値と比較してどの程度満たされているかの指標の1つとなるかもしれない。或いは、ユーザ装置のバッファが平均値と比較してどの程度満たされているかの指標、及びユーザ装置のバッファが最小値と比較してどの程度満たされているかの指標の双方が決定されてもよい。
基地局は全てのユーザ装置と通信を行うので、従ってユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を比較するのに最良のポジションに位置している。それ故に前記比較するステップは基地局により実行されてもよいが、無線ネットワークコントローラ(RNC)や適切ならばユーザ装置自身のような基地局以外の場所で実行されてもよい。
本方法は、各ユーザ装置についての前記の又は各々の相対的インジケータを基地局からユーザ装置へ送信するステップを有してもよい。このように各ユーザ装置に他のユーザ装置のバッファ状態の何らかの情報が与えられ、スケジューリング判定に使用可能である。或いは、その又は各々の相対的なインジケータに基づいて、ユーザ装置から基地局へのアップリンク伝送をスケジューリングするユーザ装置で使用される伝送フォーマットを基地局が決定してもよい。そして基地局はユーザ装置で使用される送信フォーマットのインジケータをユーザ装置に送信してもよい。例えば基地局はパケット伝送のレート及び/又は時間(例えば、待機時間)をユーザ装置に送信してもよい。
ユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を基地局が比較するために、各データバッファで実際に利用可能なデータ量を把握する必要がある。これを行うため、一形態では、ユーザ装置が、バッファ中のデータ量を判定し、データ量の指標を基地局に送信する。全てのユーザ装置がこのようにしてそれらのデータバッファ中のデータ量を送信するならば、基地局は相対的なインジケータを決定するポジションにいることになる。
アップリンクスケジューリングを効果的にするためには、相対的なインジケータは規則的な方式で更新されることが好ましい。しかしながら状況によってはユーザ装置はそれらのデータバッファ中のデータ量の指標を規則的な形式で送信することが望ましくないかもしれない。例えば多くのユーザ装置が存在していたり、或いは大量のデータがアップリンクで送信される必要があったりした場合に、報告プロセスに含まれる余分な伝送は干渉量や輻輳度を許容できないレベルに増やしてしまうかもしれない。かくて第2形態ではユーザ装置が、送信するデータ総量の指標を基地局に送信し、基地局は、データ総量の指標と基地局で既に受信したユーザ装置からのデータ量とに基づいてユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を判定する。これはアップリンクでの報告プロセスに含まれる送信回数を減らすことができる。
ユーザ装置についての前記の又は各々の相対的インジケータに基づいて各ユーザ装置が基地局にデータを送信するレート及び/又は時間を決定してもよい。例えば、比較的充填されているバッファを有していることを示す相対的インジケータを受信するユーザ装置が、そうでない場合より高いレートで基地局にデータを送信してもよい(他の全ては等しい)。比較的充填されていないバッファを有していることを示す相対的インジケータを受信するユーザ装置が、そうでない場合より低いレートで基地局にデータを送信してもよい。このようにユーザ装置のデータバッファ中のデータ量は近似的に釣り合った状態に至ることができ、全てのバッファは近似的に同じ占有度を有するようになる。これはシステムの公平性を増進し、全体的なスループットも改善する。
ユーザ装置は、信号対雑音及び干渉比(SINR)のような無線チャネル状態の測定値にも基づいて、データを送信する時間及び/又はレートを決定してもよい。これはそのようなユーザ装置が存在するならばそうではない場合より高いデータレートで送信することでユーザ装置に良い無線状態の利益を享受可能にする。一方、良くない無線状態のユーザ装置はそうでない場合に行うかもしれない伝送レートの増進をしないよう決定する(そのようにする実益に乏しいと見受けられるからである。)。ユーザ装置は無線チャネル状態の測定値を自身で判定してもよいし、或いはそれを基地局から、ネットワークから又はどこからか受信しても良い。
ユーザ装置は、相対的なインジケータだけでなく、データバッファ中の実際のデータ量にも基づいて、パケット伝送の時間及び/又はレートを決定してもよい。これはスケジューリングをバッファ中の絶対的なデータ量に部分的に基づかせることを可能にし、より良好な(スケジューリング)判定をもたらす。例えばバッファ中のデータ量は査証バッファ閾値のような閾値と比較されてもよい。
ユーザ装置は、サービスのタイプにも基づいて、パケット伝送の時間及び/又はレートを決定してもよい。概して、高優先度の又は時間がより重要なサービスを受けているユーザ装置は、低優先度の又は時間がさほど重要でないサービスよりも頻繁に又はより高いレートで通信するよう許可されてよい。例えばビデオサービスにはウエブページより高い優先度が与えられてよい。
各ユーザ装置に最少バッファ閾値が割り当てられてもよい。概してデータバッファ中のデータ量が閾値を下回る場合、ユーザ装置は送信しない。この条件は、そのユーザ装置が他のユーザ装置より多くの送信データを有していることを示す相対的インジケータを受信した場合には無効にされる。従って他のユーザ装置より多くの送信データを有していることを示す相対的インジケータを受信するユーザ装置は、データバッファ中のデータ量が最少バッファ閾値を下回っていたとしても基地局にデータを送信してよい。
アップリンク送信は、レートスケジューリングを用いて計画されてもよいし、それらはハイブリッドレート時間スケジューリングを用いて計画されてもよい。ハイブリッドレート時間スケジューリングはそれが提供する多くの柔軟性に起因して状況によっては好ましいかもしれない。例えば所定の期間の間にそれ自身で或いは他のユーザ装置がほとんどいない状態で送信を可能にすることで、貧弱に機能するユーザ装置が速やかに回復するのを可能にできる。しかしながら他の状況ではハイブリッドレート時間スケジューリングは適切でないかもしれない;例えばあるチャネルにもたらす遅延がパワーコントロール法で許容されないかもしれない。従って本方法はレートスケジューリング及びハイブリッドレート時間スケジューリングの一方から他方へ切り替えるステップを更に有してもよい。一方から他方への切り替え判断は、例えばパワーコントロールが許容可能なパラメータの範疇で実行されているか否かの測定値や、干渉ダイバーシチが許容可能なレベル内にあるか否かの測定値のようなシステムパラメータの何らかの測定値に基づいてもよい。
一例ではアップリンク送信のレートが変調及び符号化レベルを調整することで変えられてよい。他の例ではアップリンク送信のレートがアップリンク送信を行うインターバルを調整することで変えられる。拡散コードを適用することで又は2以上のチャネルを占有することでユーザ装置はアップリンク送信のレートを増やしてもよい。これらの手法に加えて又はこれらに代えてアップリンク送信のレートを変える適切な他の如何なる手法が使用されてもよい。
本発明の第2形態によれば、複数のユーザ装置からのデータ送信を受信する基地局が使用され、当該基地局は:
各ユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を判定する手段と、
ユーザ装置のデータバッファが他のユーザ装置のデータバッファと比較してどの程度満たされているかを示す相対的なインジケータを各ユーザ装置について得るためにユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を比較する手段と、
各ユーザ装置の相対的なインジケータを基地局からユーザ装置に送信する手段と、
を有する基地局である。
判定する手段は、ユーザ装置のバッファが平均値と比較してどの程度満たされているかの指標を各ユーザ装置について判定するよう形成されてもよい。或いは判定する手段は、ユーザ装置のバッファが最小値と比較してどの程度満たされているかの指標を各ユーザ装置について判定してもよい。
基地局はユーザ装置がデータバッファ中に有するデータ量の指標をユーザ装置から受信する手段を有してもよい。基地局は、ユーザ装置から送信されたデータ総量の指標を該ユーザ装置から受信する手段と、データ総量の指標と当該基地局により既に受信された該ユーザ装置からのデータ量とに基づいてユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を判定する手段とを有する。
本発明の第3形態によればユーザ装置が使用される。当該ユーザ装置は:
データバッファと、
送信されるデータ量に関する情報を基地局に送信する手段と、
データバッファが前記基地局配下の他のユーザ装置のデータバッファと比較してどの程度満たされているかを示す相対的なインジケータを各基地局から受信する手段と、
前記相対的なインジケータに依存して基地局へのアップリンク伝送をスケジューリングする手段と、
を有するユーザ装置である。
本発明の第4形態によればユーザ装置が使用される。当該ユーザ装置は:
データバッファと、
或る呼の中で送信されるデータ量を判定する手段と、
該呼で送信されるデータ量の指標を基地局に送信する手段と、
データバッファから基地局にデータを送信する手段と、
他のユーザ装置のデータバッファと比較してデータバッファがどの程度満たされているかを示す相対的インジケータを基地局から受信する手段と、
前記相対的なインジケータに依存して基地局へのアップリンク伝送をスケジューリングする手段と、
を有するユーザ装置である。
第3形態又は第4形態では、スケジューリングする手段が、相対的なインジケータに基づいてデータが基地局に送信されるレート及び/又は時間を判定するよう形成されてよい。
比較的充填されているバッファを有していることを示す相対的インジケータを当該ユーザ装置が受信する場合に、そうでない場合より高いレートで基地局にデータが送信されるように前記スケジューリングする手段が形成されてよい。或いは比較的充填されていないバッファを有していることを示す相対的インジケータを当該ユーザ装置が受信する場合に、そうでない場合より低いレートで基地局にデータが送信されるように前記スケジューリングする手段が形成されてもよい。スケジューリングする手段は、無線チャネル状態の測定値にも基づいて、データが送信される時間及び/又はレートを決定するよう形成されてもよい。スケジューリングする手段は、サービスのタイプにも基づいて、データ伝送の時間及び/又はレートを決定するよう形成されてもよい。スケジューリングする手段は、データバッファ内にあると判定された前記の又は或るデータ量にも基づいて、データ伝送の時間及び/又はレートを決定するよう形成されてもよい。
ユーザ装置のデータバッファには最少バッファ閾値が割り当てられてもよい。該してデータバッファ中のデータ量が閾値を下回った場合にはユーザ装置は送信しない。しかしながらこの条件はそのユーザ装置が他のユーザ装置より多くの送信データを有していることを示す相対的インジケータを受信した場合には無効にされる。データバッファ中のデータ量が最少バッファ閾値を下回った場合でさえも、当該ユーザ装置が他のユーザ装置より多くの送信データを有していることを示す相対的インジケータを受信した場合にデータが送信されるように、前記スケジューリングする手段が形成されてもよい。
本発明の別の態様では、複数のユーザ装置からのデータ送信を受信する基地局が使用される。当該基地局は、ユーザ装置のデータバッファが他のユーザ装置のデータバッファと比較してどの程度満たされているかを示す相対的なインジケータを各ユーザ装置について得るためにユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を比較する計算ユニットと、
各ユーザ装置の相対的なインジケータを基地局からユーザ装置に送信する送信機と、
を有する基地局である。
基地局は受信機を有し、その受信機はユーザ装置がデータバッファの中に有するデータ量の指標をユーザ装置から受信する。代替的に又は付加的に基地局はユーザ装置から送信されたデータ総量の指標をユーザ装置から受信する受信機を有してもよく、計算ユニットはデータ総量の指標と基地局によりユーザ装置から既に受信したデータ量とに基づいてユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を判定してもよい。
本発明の別の形態ではユーザ装置が使用される。当該ユーザ装置は:
データバッファと、
データバッファ中のデータ量を判定するユニットと、
データバッファ中のデータ量の指標を基地局に送信する送信機と、
データバッファがユーザ装置のデータバッファと比較してどの程度満たされているかを示す相対的なインジケータを基地局から受信する手段と、
相対的なインジケータに依存して基地局へのアップリンク伝送をスケジューリングする手段と、
を有するユーザ装置である。
本発明の別の形態によればユーザ装置が使用される。当該ユーザ装置は:
データバッファと、
或る呼の中で送信されるデータ量を判定するユニットと、
該呼で送信されるデータ量の指標を基地局に送信し、データバッファから基地局にデータを送信する送信機と、
他のユーザ装置のデータバッファと比較してデータバッファがどの程度満たされているかを示す相対的インジケータを基地局から受信する受信機と、
相対的なインジケータに依存して基地局へのアップリンク伝送をスケジューリングするスケジューラと、
を有するユーザ装置である。
本発明の一形態の特徴は他のどの形態に適用されてもよい。方法的特徴のどれもがどの装置形態に適用されてもよいし、その逆も成り立つ。
上記の形態のどれにおいても、様々な特徴がハードウエアで実現されてもよいし、或いは1以上のプロセッサで動作するソフトウエアモジュールとして実現されてもよい。
本発明は、本願で説明されるどの方法でも実行するコンピュータプログラム又はコンピュータプログラムプロダクトももたらし、本願で説明されるどの方法でも実行するプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な媒体をももたらす。本発明を組み込むコンピュータプログラムはコンピュータ読み取り可能な媒体に格納されてもよいし、或いは例えばインターネットウエブサイトから提供されるダウンロード可能なデータのような信号形式とすることもできるし、他の如何なる形式にすることもできる。
本発明に関する好適な特徴は添付図面を参照しながら単なる一例として以下に説明される。
本発明の第1実施例ではアップリンクスケジューラが事実上仮想的にセントラル化され分散されていないようにできるアルゴリズムが使用される。これは、アップリンクにおける同一セル中の他のソースUEの状態についての利用可能な情報を所有することで、ユーザが、アップリンク送信のフォーマット、待ち時間又はビットレートに関するより良い決定を行うことを可能にする。本実施例では図1に示されるように基地局が多数のソースUE及び宛先UEに応対し、各UEにはパケットデータバッファが割り当てられているものとする。
ソースUEの各々は送信しているデータの遅延許容度(遅延トレランス)に依存して特定のサービスグループにグループ化される。遅延トレランスはデータパケットがその宛先に至るまでの許容可能な最大時間の基準である。例えば音声サービスは例えば100msのような低い遅延トレランスを有するかもしれないが、ウエブサービスは比較的高い遅延トレランスを有するかもしれない。
各アップリンクスケジューリングイベントの間に、各ソースUEはバッファ中に存在して送信を待機しているパケットデータ量を判定する。n番目のソースUEは同じ遅延トレランスを有するj番目のサービスグループに所属し、各ソースUEはこの値をデータバッファの最大長さで除算し、バッファ占有度の比率を次式のように得る:
Figure 0004377915
ここで、Ln(m)はバッファ中のデータ量であり、インデックスmは現在のTTI又はアップリンクスケジューリングイベントを表現し、NはソースUEの総数であり、Lmax,jはサービスグループjに依存する最大パケットデータバッファ長である。各UEはこの値Buffer_Norm_Ln(m)に100を乗算し、整数部分を取り、バッファ占有値として言及される値を得る。そして各UEはこの値を基地局に送信する。代替例として0及び1の間の実数値が送信されてもよい。
基地局は応対中の各UEからアップリンクでバッファ占有値を受信する。基地局は各サービスに割り当てられた最大データバッファも知っており、かくて基地局は各ソースUEのバッファで送信を現在待機しているパケットデータ量を判定することができる。基地局はそれらのサービスクラスに従ってソースUEをグループ化する。そして次式のようにして各ソースUEにより送信された比率の、各クラスでの最小比率からの距離を決定する:
Figure 0004377915
ここでNjはクラスjに存在するUE数を表す。
メトリックの一様な振る舞いを促すため、望まれるならば、距離を全ての距離の合計で除算することで、最小値からの距離が二次的な規格化及び数学的マッピングに委ねれられる。
そして、各UEにより送信された比率の、UEのクラス中の平均比率からの距離を基地局は判定する。これを行うため、基地局は先ず次のようにして受信した平均比率を判定する:
Figure 0004377915
望まれるならば、平均受信比率を受信比率全ての合計で除算することで、このメトリックも二次的な規格化及び数学的マッピングに委ねられてもよい。
平均値からの距離は次式で表現される:
Figure 0004377915
基地局は最小値からの距離及び平均値からの距離を2つの情報バイトに変換し、現在のアップリンクスケジューリングイベントでソースUEにそれらを返送する。
そして各ソースUEは基地局から2つの値を受信し、1つ(最小値からの距離)はそのバッファが最少充填度のバッファと比較してどの程度満たされているかを示し、1つ(平均値からの距離)はそのバッファが平均値と比較してどの程度満たされているかを示す。UEはこれら2つの相対的な値を、そのバッファの正確なパケットバッファ量に関する情報と、及びSINR(信号対雑音及び干渉比)による無線チャネル状態の情報と結合し、次式のように最終的なメトリックを生成する。
Figure 0004377915
ここでChk(m)はk番目のソースUE及び基地局間のアップリンクのチャネル品質に関する情報であり、COMBIはそのメトリックを平均値からの距離及び最小値からの距離と結合する関数である。
UEはその最終的なメトリックを用いてデータパケットを送信するレート及び/又は時間を決定する。該して最終的なメトリックの高いUEは、他のUEと比較してより高いバッファ占有度を示し、より高速レートで送信する。このようにして様々なUEが同様なバッファ占有度を有する状況に至らせることができる。スケジューリング法の更なる詳細については後述される。
<ユーザ装置>
図2は本発明の一実施例によるユーザ装置の部分を示す。図2を参照するに、バッファ10は、送信されるべきデータパケットを受信し、それらをファーストインファーストアウト(FIFO)方式で格納する。送信パケットはスケジューラ12の制御の下でバッファ10から出力される。
現在格納されているパケット数を示す信号は、バッファ10からバッファ占有値計算部14に出力される。この計算部は格納済みのパケット数をバッファ最大長で除算し、上記の数式(1)に従って最大バッファ長に対する格納パケットの比率を生成する。計算部14はこの値に100を乗算して整数部分を取り、1から100の間の値を与え、これはバッファ占有値として言及される。
計算部14で計算されたバッファ占有値はマルチプレクサ16に出力される。マルチプレクサ16はその値を制御チャネルに挿入し、制御チャネルはアップリンクで基地局に送信される。バッファ10から出力されたパケットはデータチャネルに挿入される。合成された信号は、拡散部18によりチャネリゼーションコードの付与を受け、送信機20、デュプレクサ22及びアンテナ24を利用して基地局に送信される。ユーザ装置が2以上のアクティブ基地局を有する場合には、適切なチャネリゼーションコードが各基地局に使用される。
基地局からの信号はアンテナ24及びデュプレクサ22を通じて受信機26により受信される。特定のユーザ装置向けに意図された信号は逆拡散器28により他の信号から分離される。逆拡散器28の出力はとりわけパワーコントロールに関する制御情報を含む制御チャネルである。本実施例では制御チャネルは基地局から送信された平均値からの距離及び最小値からの距離も含む。
チャネル品質インジケータ30はユーザ装置及び基地局間のチャネルの品質を推定する。適切な如何なる品質測定値も生成可能である:例えば、受信信号強度(RSS)若しくはパワー測定値、ビットエラーレート(BER)若しくはフレームエラーレート(FER)測定値、又は信号対干渉比(SIR)若しくは信号対干渉及び雑音比(SINR)測定値が生成可能である。測定値は基地局からブロードキャストされたパイロット信号に基づいてもよい。例えば、パイロット信号の強度が信号品質測定値として使用可能であるし、或いは基地局がデータチャネルとパイロットチャネルの送信電力比率もブロードキャストし、その比率がパイロット信号強度に関連して利用され、信号品質測定値を得てもよい。或いは、ダウンリンクパワーコントロール用にユーザ装置で生成された(パワーアップ/パワーダウン命令のような)送信電力制御(TCP)情報から測定値が導出されてもよい。どの測定値もいくつかの測定周期にわたって取得された測定値の履歴や平均値に基づくことができる。望まれるならば2以上の測定値が結合されてもよい。チャネル品質インジケータ30の出力は最終的メトリック計算部32に供給される。
デマルチプレクサ34は平均値からの距離及び最初値からの距離を制御チャネルから分離し、それらの値を最終的メトリック計算部32に伝達する。最終的メトリック計算部32は、平均値からの距離、最小値からの距離、チャネル品質値及び格納済みパケット数(バッファ10からの出力)を結合し、上記の数式(5)に従って最終的メトリックを生成する。最終的メトリックはアップリンクのデータパケット伝送をスケジューリングするのに使用するためにスケジューラ12に出力される。
上記の報告手順は適切な間隔で反復される。例えばバッファ占有値はUEで計算され、送信時間間隔(TTI)毎に基地局に送信されてもよい。同様に平均値からの距離及び最小値からの距離は基地局で計算され、TTI毎にソースUEに送信されてもよい。これらどの手順も適切な2以上のTTI毎に計算されてもよい。例えばアップリンクチャネルリソースが完全に使用されている場合或いはほぼ完全に使用されている場合、スケジューリングを意図する送信データ量を減らすことが望ましい。この場合、数TTI毎に報告手順が行われてもよい。報告手順が行われるインターバルは例えばセル又はセクタのトラフィック状態に依存して変更されてもよい。
<基地局>
図3は本発明の一実施例による基地局の部分を示す。図3を参照するに、ユーザ装置からの信号はアンテナ40及びデュプレクサ42を通じて受信機44により受信される。受信信号は複数の逆拡散器46に伝送される。逆拡散器の各々はソースUEにより送信されたデータパケットを分離するためにソースUEから基地局へのアップリンクチャネルの1つで使用されるチャネリゼーションコードを使用する。このように様々なソースUEからのデータパケットは個々の信号に分離される。
逆拡散器46各々の出力は複数のデマルチプレクサ48の1つに入力される。各デマルチプレクサは対応するUEから送信されている制御チャネルからバッファ占有値を分離する。宛先UEへのオンワード(onward)送信用のデータパケットはバッファ50に出力され、1つのバッファは各宛先UEに用意される。
デマルチプレクサ48から出力されたバッファ占有値は、平均値からの距離計算部52及び最小値からの距離計算部54に与えられる。平均値からの距離計算部52の各々は上記の数式(3),(4)に従って、ソースUEの1つのバッファ占有値の、そのクラスの平均バッファ占有値からの距離を計算する。最小値からの距離計算部54の各々は、上記の数式(2)に従って、ソースUEの1つのバッファ占有値の、そのクラスの最少バッファ占有値からの距離を計算する。平均値からの距離計算部52及び最小値からの距離計算部54の出力はそれぞれ各ソースUEについての平均値からの距離及び最小値からの距離である。
平均値からの距離及び最小値からの距離はマルチプレクサ56に与えられる。マルチプレクサ56の各々は、ソースUEの1つについて平均値からの距離及び最小値からの距離をそのUEに送信される制御チャネルに多重する。様々な制御チャネルは、拡散器58によるチャネリゼーションコードの付与を受け、送信機60、デュプレクサ42及びアンテナ40を利用してソースUEに送信される。
<スケジューリングアルゴリズム>
本実施例では通信システムの全体的な状態に依存して2つの異なるアップリンクスケジューリング法が使用される。第1の手法はハイブリッドリアルタイムスケジューリング法である。この手法では純粋な時間スケジューリングとは異なり1つのUEが全てのアップリンクリソースを一度に占有しない。一方、純粋なレートスケジューリングとは異なり、全部ではないUEが全ての時間で送信している。その代わりに各UEは送信時にレート及びインターバルを変えることができる。
ハイブリッドレート時間スケジューラでは、各UEはアクティブモードを有し、その中でUEはアップリンクスケジューリング機能により送信することが許容される。UEはアクティブモードにあるときに送信時のレートも調整可能である。この送信周期は例えば1TTIでもよいし、1つのダウンリンクスケジューリングイベントでもよい。各UEは
送信を行わないサイレントモードも有する。UEはアクティブ期間とサイレント期間を交互に経験してもよい。このようにUEはレートスケジューリング及び時間スケジューリングを効果的に組み合わせる。
状況によっては、ハイブリッドレート時間スケジューリングの時間スケジューリングに起因する遅延が電力制御法で許容できないかもしれない。従って使用される第2のスケジューリング法はレートスケジューリング法であり、ハイブリッドレート時間スケジューラで経験するサイレント伝送期間を回避する。第2のスケジューリング法では、サイレント時間はゼロであり、従ってWCDMAのレートスケジューリングと同様に全てのソースUEが同時に送信する。しかしながら各UEは送信のレートを変化させてよい。
レートスケジューリング及びハイブリッドレート時間スケジューリングの双方において、変調及び符号化法(MCS)のレベルを調整することで伝送レートが調整されてよい。MCSレベルは計算された最終的メトリックに基づいてUEにより決定される。これは例えばルックアップテーブルを参照することで実行されてよく、ルックアップテーブルは最終的メトリックの値の各々に適切なMCSレベルを示す。
ハイブリッドレート時間スケジューラでは、いつ送信するかを決定するため、各UEは割り当てられた最大許容待機時間又はスリーピング時間を利用する。これはサービス種別に存してUEに割り当てられた値であり、データパケットについて送信前にUEで待機する許容可能な最大時間を与える。各UEは最大待機時間及び最終的メトリックに基づいてデータパケットについての実際の待機時間を判定する。データパケットの実際の待機時間を調整することで、UEは事実上そのデータ送信レートを調整する。
UEが最小値から大きく離れた距離及び平均値から大きく離れた距離を受信した場合、それはUEが比較的多くの送信データ量を有することを示す。UEは送信バッファ中で送信されるのを待機している実際のデータ量も知っている。UEが伝送しなければならない実際のデータ量も多い場合、UEは或る期間の間(例えば、数TTIの間又はアップリンクスケジューリングイベントの際)高いデータレートに切り替える。実際の送信データ量がさほど多くなければ、データレートはそれに応じて設定され、短時間の間に大きな電力で送信することを回避する。
同様にUEが最小値から近い距離及び平均値から近い距離を受信した場合、それはバッファ中のデータ量が平均値から十分に下回っていることを示す。この場合UEはその送信レートを下げる。その結果、UEのバッファ長を均衡させる:送信を待機する多くのデータ量を有するUEは、他のUEに追い付き且つバッファ占有度を減らして平均値に近いレベルに下げる機会を有する。このようにアップリンクスケジューリングに制御可能な公平性を導入できる。
アップリンクの無線状態も判定プロセスに影響するよう使用可能である。例えば無線状態が良くUEが多くの送信データ量を有するならば、UEは無線状態がそれほど良くない場合よりも高いレートで送信してよい。無線状態が良くなければ、たとえUEが大量の送信データを有していたとしても、アップリンクチャネルの劣化を避けるため、比較的小さなゲインで低い伝送レートを受け入れなければならない。無線チャネル状態が優れていたならば、かなり低いバッファ占有度を有するUEでさえも送信レートをいくらか増やしてよい。このように公平性の要請が全体的な高スループットの要請とバランスが保たれる。
最小値からの距離及び平均値からの距離は、割り当てられた最少バッファ閾値(の手法)を乗り越えるために使用される。概してユーザのデータバッファ中のデータ量が閾値を下回った場合には、そのUEは送信しない。しかしながらこの条件はUEが他のUEより多くの送信データ量を有するとUEが判断した場合には無効にされる。かくて第1のUEのバッファが閾値を下回っているが、他のUEは送信データをほとんど有していなかったならば、その第1のUEは送信することができ、不必要な遅延や無線リソースの非活用性を回避することができる。
本発明の第1実施例ではバッファ占有値が各ソースユーザ装置から基地局へスケジューリングイベント毎に(TTI毎又は数TTI毎でもよい)送信される。しかしながら占有されるチャネルリソースに起因して状況によっては数TTI毎に報告することさえ望まれないかもしれない。かくて本発明の第2実施例ではスケジューリングイベント時にバッファ占有値を基地局に送信する代わりに、呼の開始時に基地局に送信された情報に基づいて、特定のUEからどの程度多くのパケットを受信したかについての情報と共に、基地局はバッファ占有値を推定する。
本実施例では各UEはパケットコールの開始時に送信されるパケットデータ量を判定することができる。各UEはその値を基地局に送信する。通信が更に進むにつれて、基地局はこれらの受信した値や、各UEから受信したパケット数に基づいて各UEのバッファに残存するデータ量を推定する。取得され推定された値は第1実施例と同様に平均値からの距離及び最小値からの距離を決定するために使用される。
第2実施例では平均値からの距離及び最小値からの距離は第1実施例と同様にアップリンクスケジューリングで使用するためにUEに送信される。かくてこの報告プロセスは基地局からユーザ装置へ規則的な手法で依然として送信される必要がある。しかしながら本実施例はアップリンクスケジューリング(即ち、データがユーザ装置から基地局へ送信される状況)に関連するので、報告プロセスのダウンリンクでの余分な送信は問題になりそうにない。
第2実施例のユーザ装置は、バッファ占有度計算部14の代わりに、パケット総数インジケータが用意される点を除いて図2に示されるものと同様であり、パケット総数インジケータはパケットコールの開始時にそのコールのパケット総数を制御チャネルに挿入する。
図4は第2実施例による基地局の部分を示す。図3に示される基地局と同じ要素には同じ参照番号が付けられ、更には説明されない。図4を参照するに、デマルチプレクサ62の各々はパケット値の総数を分離し、その総数はパケットコールの開始時にソースUEの1つによって送信される。これらの値はコール長インジケータ64に格納される。宛先Eへのオンワード送信用データパケットはバッファ66に出力され、各宛先UEに1つのバッファが用意される。
各スケジューリングイベントについて、現在のパケットコールで各UEから受信したパケット数は、バッファ66から受信パケット数インジケータ68に出力される。ユニット64からのパケット総数及びユニット68からの受信パケット数はバッファ占有度推定部70に出力される。これらのユニットの各々は1つのソースUEについてバッファ占有度を推定する。これは例えばそのUEについてのパケット総数から受信パケット数を減算することで行われてもよい。望まれるならば、UEバッファが一杯になると予想されるレートが考慮されてもよい。
バッファ占有度推定部70の出力はソースUE各々についての推定されたバッファ占有値である。これらの値は平均値からの距離計算部72及び最小値からの距離計算部74に与えられる。これらの計算部は図3を参照しながら上述したユニット52,54と同様に平均値からの距離及び最小値からの距離を各クラスについて計算する。平均値からの距離計算部72及び最小値からの距離計算部74の出力はそれぞれ各ソースUEについての平均値からの推定距離及び最小値からの推定距離である。
こうして計算された平均値からの距離及び最小値からの距離は制御チャネルと多重されるようにマルチプレクサ56に与えられ、制御チャネルはそのUEに送信される。様々な制御チャネルが図3を参照しながら説明されたのと同様にしてソースUEに送信される。
望まれるならば第1実施例と第2実施例との結合が使用されてもよい。例えば第1実施例を用いていくつかのソースUEがそれらのバッファ占有度を規則的なインターバルで報告し、第2実施例を用いて別のソースUEが基地局で推定されたそれらのバッファ占有度を有してもよい。各UEは例えばチャネル状態に依存して一方の技法から他方へ切り替えてもよい。
<具体例>
図5を参照しながら本発明の実施例による動作例が説明される。図5には4つのソースUEA,B,C,Dが基地局を通じて対応する宛先UEA,B,C,Dに到達しようとしている様子が示されている。全てのUEは同様な無線チャネル状態及びSINR(信号対雑音及び干渉比)を経験することが仮定されている。これらは同様な遅延トレランスでストリーミングリアルタイムサービスをサポートしている。図5ではC1が平均値からの距離であり、C2が最小値からの距離である。UEAはC1=49を受信し、これはバッファ中のデータ量が全UEの平均比率量を十分に上回っていることが分かる。UEAはC2=75も受信し、これは最少バッファデータのUEから遠く離れていることを意味する。バッファを参照すると、このソースUEはパケットデータバッファがほとんどいっぱいであること及び速やかに送信してバッファを空け、平均データレベルに達するまで下げる必要のあることが分かる。特にUEDは平均値から最も乏しい距離及び最小値からの距離を受信している。このUEは最低の伝送レートを有する。なぜなら既に十分に良好に送信されており、現在送信する多くのデータを有していないと考えられるからである。従ってそのバッファは平均レベルに至るよう蓄積し始める。
かくて本発明の実施例−複数−は、セル又はセクタ内の他のUEと比較した状況を、パケットデータ輻輳度及び無線チャネルの目下の競合量の観点から、ソースUE各々に気付かせる。送信時間(他のUEを待機する時間)及び送信レートについての決定を行う場合に、UEは無線チャネルについての見当(idea)及び送信バッファがどの程度いっぱいであるかを考慮するだけでなく、他のUEに関する全体的な状況についての見当をも考慮する。従ってUEはより効率的な判定をなすことができる。その結果として、かなり良いQoS、良好なスループット及び最低のパケット伝送遅延が予想される。
上述のいくつかの実施例は例えばディジタル信号プロセッサで又は他の如何なるタイプのプロセッサで動作するソフトウエアモジュールを用いて実行されてもよい。そのようなモジュールのプログラミングは様々な機能の上記説明から当業者に明白であろう。当業者は、そのようなモジュールが適切な如何なるプログラミング言語でもそれを用いて適切な如何なるプロセッサでプログラミングされてもよいことを理解するであろう。或いは、上記の機能の全部又は一部が専用のハードウエアを用いて実現されてよい。
本発明は単なる例を通じて説明され、例えば本発明の範囲内で詳細部の修正が可能であることが理解されるであろう。例えば平均値からの距離及び最小値からの距離を基地局から各ユーザ装置に送信する代わりに、基地局は、いつ及び/又はどのようなレートで送信するかを各基地局に通知する信号を送信してもよい。本発明は時分割多重接続(TDMA)、周波数分割多重接続(FDMA)、ハイブリッドTDMA/CDMA又は他の適切な如何なる多重化技術のようなCDMA以外の多重技術を利用してもよい。
無線通信システムの一部を示す図である。 本発明の第1実施例によるユーザ装置の部分を示す図である。 本発明の第1実施例による基地局の部分を示す図である。 本発明の第2実施例による基地局の部分を示す図である。 本発明の一実施例による動作例を示す図である。

Claims (40)

  1. 複数のソースユーザ装置から基地局へのアップリンク伝送をスケジューリングする方法であって、
    ユーザ装置各々のデータバッファ中のデータ量を判定するステップと、
    ユーザ装置のデータバッファが他のユーザ装置のデータバッファと比較してどの程度満たされているかを示す相対的なインジケータを各ユーザ装置について得るためにユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を比較するステップと、
    前記相対的なインジケータに依存してアップリンク伝送をスケジューリングするステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 複数の相対的なインジケータが各ユーザ装置について決定される
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記相対的なインジケータが、ユーザ装置のバッファが平均値と比較してどの程度満たされているかの指標を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記相対的なインジケータが、ユーザ装置のバッファが最小値と比較してどの程度満たされているかの指標を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
  5. 前記比較するステップが、基地局により実行される
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  6. 各ユーザ装置についての前記相対的インジケータを基地局からユーザ装置へ送信するステップ
    を更に有することを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. ユーザ装置が、バッファ中のデータ量を判定し、データ量の指標を基地局に送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法。
  8. ユーザ装置が、送信するデータ総量の指標を基地局に送信し、基地局は、データ総量の指標と基地局で既に受信したユーザ装置からのデータ量とに基づいて、ユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法。
  9. 各ユーザ装置が、該ユーザ装置についての前記相対的インジケータに基づいて、基地局にデータを送信するレート及び/又は時間を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法。
  10. 比較的充填されているバッファを有していることを示す相対的インジケータを受信するユーザ装置が、そうでない場合より高いレートで基地局にデータを送信する
    ことを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 比較的充填されていないバッファを有していることを示す相対的インジケータを受信するユーザ装置が、そうでない場合より低いレートで基地局にデータを送信する
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の方法。
  12. ユーザ装置が、無線チャネル状態の測定値にも基づいて、データを送信する時間及び/又はレートを決定する
    ことを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載の方法。
  13. ユーザ装置が、データバッファ中の実際のデータ量にも基づいて、パケット伝送の時間及び/又はレートを決定する
    ことを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の方法。
  14. ユーザ装置が、サービスのタイプにも基づいて、パケット伝送の時間及び/又はレートを決定する
    ことを特徴とする請求項9乃至13の何れか1項に記載の方法。
  15. 他のユーザ装置より多くの送信データを有していることを示す相対的インジケータを受信するユーザ装置は、データバッファ中のデータ量が最少バッファ閾値を下回っていたとしても基地局にデータを送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の方法。
  16. アップリンク送信が、レートスケジューリングを用いてスケジューリングされる
    ことを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の方法。
  17. アップリンク送信が、ハイブリッドレート時間スケジューリングを用いてスケジューリングされる
    ことを特徴とする請求項1乃至16の何れか1項に記載の方法。
  18. アップリンク送信のレートが、変調及び符号化レベルを調整することで変えられる
    ことを特徴とする請求項1乃至17の何れか1項に記載の方法。
  19. アップリンク送信のレートが、アップリンク送信を行うインターバルを調整することで変えられる
    ことを特徴とする請求項1乃至18の何れか1項に記載の方法。
  20. 複数のユーザ装置からのデータ送信を受信する基地局であって、
    各ユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を判定する手段と、
    ユーザ装置のデータバッファが他のユーザ装置のデータバッファと比較してどの程度満たされているかを示す相対的なインジケータを各ユーザ装置について得るためにユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を比較する手段と、
    各ユーザ装置の相対的なインジケータを基地局からユーザ装置に送信する手段と、
    を有することを特徴とする基地局。
  21. 判定する手段が、ユーザ装置のバッファが平均値と比較してどの程度満たされているかの指標を各ユーザ装置について判定する
    ことを特徴とする請求項20記載の基地局。
  22. 判定する手段が、ユーザ装置のバッファが最小値と比較してどの程度満たされているかの指標を各ユーザ装置について判定する
    ことを特徴とする請求項20又は21に記載の基地局。
  23. ユーザ装置がデータバッファ中に有するデータ量の指標をユーザ装置から受信する手段を有する
    ことを特徴とする請求項20乃至22の何れか1項に記載の基地局。
  24. ユーザ装置から送信されるデータ総量の指標を該ユーザ装置から受信する手段と、
    データ総量の指標と当該基地局により既に受信された該ユーザ装置からのデータ量とに基づいて、ユーザ装置のデータバッファ中のデータ量を判定する手段と、
    を有することを特徴とする請求項20乃至23の何れか1項に記載の基地局。
  25. データバッファと、
    送信されるデータ量に関する情報を基地局に送信する手段と、
    データバッファが前記基地局配下の他のユーザ装置のデータバッファと比較してどの程度満たされているかを示す相対的なインジケータを各基地局から受信する手段と、
    前記相対的なインジケータに依存して基地局へのアップリンク伝送をスケジューリングする手段と、
    を有することを特徴とするユーザ装置。
  26. データバッファ中のデータ量を判定する手段を更に有し、前記送信する手段が、データバッファ中のデータ量の指標を基地局に送信するよう形成される
    ことを特徴とする請求項25記載のユーザ装置。
  27. 或る呼の中で送信されるデータ量を判定する手段を更に有し、前記送信する手段が、該呼の中で送信されるデータ量の指標を送信するよう形成される
    ことを特徴とする請求項25又は26に記載のユーザ装置。
  28. 前記スケジューリングする手段が、前記相対的なインジケータに基づいてデータが基地局に送信されるレート及び/又は時間を判定するよう形成される
    ことを特徴とする請求項25乃至27の何れか1項に記載のユーザ装置。
  29. 比較的充填されているバッファを有していることを示す相対的インジケータを当該ユーザ装置が受信する場合に、そうでない場合より高いレートで基地局にデータが送信されるように前記スケジューリングする手段が形成される
    ことを特徴とする請求項28記載のユーザ装置。
  30. 比較的充填されていないバッファを有していることを示す相対的インジケータを当該ユーザ装置が受信する場合に、そうでない場合より低いレートで基地局にデータが送信されるように前記スケジューリングする手段が形成される
    ことを特徴とする請求項28又は29に記載のユーザ装置。
  31. 無線チャネル状態の測定値を判定する手段を更に有し、前記スケジューリングする手段が、無線チャネル状態の測定値にも基づいて、データが送信される時間及び/又はレートを決定するよう形成される
    ことを特徴とする請求項28乃至30の何れか1項に記載のユーザ装置。
  32. 前記スケジューリングする手段が、サービスのタイプにも基づいて、データ伝送の時間及び/又はレートを決定するよう形成される
    ことを特徴とする請求項28乃至31の何れか1項に記載のユーザ装置。
  33. 前記スケジューリングする手段が、データバッファ内にあると判定された前記データ量にも基づいて、データ伝送の時間及び/又はレートを決定するよう形成される
    ことを特徴とする請求項28乃至32の何れか1項に記載のユーザ装置。
  34. データバッファ中のデータ量が最少バッファ閾値を下回った場合でさえも、当該ユーザ装置が他のユーザ装置より多くの送信データを有していることを示す相対的インジケータを受信した場合にデータが送信されるように、前記スケジューリングする手段が形成される
    ことを特徴とする請求項25乃至33の何れか1項に記載のユーザ装置。
  35. 複数の移動局から基地局側へのアップリンクの伝送をスケジューリングする方法において、
    アップリンクを用いてデータの送信を行う前記複数の移動局のそれぞれから、送信するデータ量に関する情報を基地局側に送信し、
    前記複数の移動局のそれぞれから送信された前記情報を受信した基地局側から前記複数の移動局のそれぞれに対して、前記複数の移動局のそれぞれが前記アップリンクを用いて送信するデータのレートを、変調及び符号化法のレベルの調整により相対的に高いレートとすることを許容するのか、変調及び符号化法のレベルの調整により相対的に低いレートに制限するのか、レート決定の指標を示すインジケータを送信し、
    前記複数の移動局のそれぞれは、受信したインジケータに基づいて、変調及び符号化法のレベルの調整によるレート制御を行って、該複数の移動局のそれぞれが決定したデータ量のデータを基地局側に送信する、
    ことを特徴とする方法。
  36. 前記移動局が決定する前記データ量は、前記移動局と基地局側との間の無線通信品質に応じて調整される、
    ことを特徴とする請求項35記載の方法。
  37. 複数の移動局から基地局側へのアップリンクの伝送を行う移動通信システムで用いられる移動局において、
    送信するデータ量に関する情報を基地局側に送信する送信手段と、
    前記複数の移動局のそれぞれから送信された送信するデータ量に関する情報を受信した基地局側から前記複数の移動局のそれぞれに対して送信された、前記複数の移動局のそれぞれが前記アップリンクを用いて送信するデータのレートを、変調及び符号化法のレベルの調整により相対的に高いレートとすることを許容するのか、変調及び符号化法のレベルの調整により相対的に低いレートに制限するのか、レート決定の指標を示すインジケータのうち、自局に関するインジケータを受信する受信手段と、
    受信した該インジケータに基づいて変調及び符号化法のレベルを調整して、前記アップリンクを用いて送信するデータのレート該移動局が決定して、スケジューリングするスケジューリング手段と、
    を備えたことを特徴とする移動局。
  38. 前記移動局が決定する前記データのレートは、前記移動局と基地局側との間の無線通信品質に応じて調整される、
    ことを特徴とする請求項37記載の移動局。
  39. 複数の移動局から基地局側へのアップリンクの伝送を行う移動通信システムで用いられる基地局において、
    前記アップリンクを用いてデータの送信を行う前記複数の移動局のそれぞれから、送信するデータ量に関する情報を受信する受信手段と、
    前記複数の移動局のそれぞれから送信された送信するデータ量に関する情報を受信した基地局側から前記複数の移動局のそれぞれに対して、前記複数の移動局のそれぞれが前記アップリンクを用いて送信するデータのレートを、変調及び符号化法のレベルの調整により相対的に高いレートとすることを許容するのか、変調及び符号化法のレベルの調整により相対的に低いレートに制限するのか、移動局における変調及び符号化法のレベルの調整によるレート制御の指標を示すインジケータを送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする基地局。
  40. 前記移動局における前記レート制御は、前記移動局と基地局側との間の無線通信品質に応じて調整される、
    ことを特徴とする請求項39記載の基地局。
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