JP4375593B2 - レーダ反射用のレフレクタを搭載した飛翔体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーダ反射用のレフレクタを搭載した、例えば標的のような飛翔体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、曳航鋼索を介して戦闘機等により曳航された標的を、地上、海上或いは空中のレーダによって捕捉して、標的までの位置や距離を把握する訓練や、更にミサイルを発射し、標的を追跡して命中させる戦闘訓練が行われている。
【0003】
このような戦闘訓練に用いられる標的として、実公昭60−21680号公報にIR標的が開示されている。IR標的は、赤外線ホーミングミサイル射撃訓練用の曳航標的であり、標的からの放射赤外線を追跡する訓練に用いるものである。
【0004】
図7にIR標的の一例を示す。IR標的101は、円筒形外筒102よりなる胴体の前端に、Xバンド域電波を前方に広角反射する球形レンズレフレクタ103を備え、後端に、Xバンド域電波を後方に広角反射する球形レンズレフレクタ108を備えている。そして、円筒形外筒102よりなる胴体内部には、Xバンド域電波を各々左右に広角反射する2個の球形レンズレフレクタ104,105を設けている。更に、後端付近周囲には、複数個のフィン106及び後向きに噴射するフレア107を装着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のIR標的101においては、Xバンド域電波を左右に広角反射する2個の球形レンズレフレクタ104,105を、円筒形外筒102よりなる胴体内部に配置している。
【0006】
しかし、球形レンズレフレクタ104,105は、円筒形外筒102の胴体内部に埋設されるものであるため、胴体内部の空きスペースを広く占有してしまい、胴体内部の空間を他の用途に有効に活用できないという不都合があった。
【0007】
例えば、1個の球形レンズレフレクタのレーダ反射覆域は、およそ120°であり、IR標的101の上下左右の全方位(360°)をカバーするためには、少なくとも3個の球形レンズレフレクタが必要となる。この場合、IR標的101の円筒形外筒102の直径を200mmとし、球形レンズレフレクタをこの円筒形外筒102に内接する球形とすると、直径が200mmで長さが約600mmをなす円柱に相当する容積が、球形レンズレフレクタにより占有されることになる。
【0008】
更に、球形レンズレフレクタは一般的に高価であり、標的101の前方及び後方に2個、胴体内部に3個の球形レンズレフレクタを搭載した場合には、訓練によりミサイル等で撃墜して使用するにはコストがかかり過ぎるという問題があった。
【0009】
本出願に係る発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、レーダ反射用のレフレクタを搭載した例えば標的のような飛翔体であって、レフレクタを搭載することによって占有される飛翔体自体の内部容積を小さくして、飛翔体内部に空きスペースを広く確保することができ、飛翔体内部の空きスペースを有効に活用できる飛翔体を提供することにある。
【0010】
また、全方域にレーダを反射できる飛翔体を安価に製造でき、大幅なコストダウンを図ることができる飛翔体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本出願に係る第1の発明は、レーダを反射するレフレクタを備え、空中を飛行することにより、入射電波を前記レフレクタにより反射する飛翔体において、底面部が開放する中空三角錐状をなす前記レフレクタを、飛翔体胴体の長手方向に沿って複数設けたレフレクタ列を備え、前記飛翔体胴体の周方向を少なくとも8等分したそれぞれの方向に向かって、前記レフレクタ列を配置したことを特徴とする飛翔体である。
【0012】
また、本出願に係る第2の発明は、前記レフレクタが、電波を透過する材質よりなる前記飛翔体胴体の内部に収容されていることを特徴とする第1の発明に記載の飛翔体である。
【0013】
更に、本出願に係る第3の発明は、少なくとも8方向に向かって設けた前記レフレクタ列は、隣接する前記レフレクタ列同士と接しており、前記レフレクタによって形成される筒状体内部は中空であることを特徴とする第1または第2の発明に記載の飛翔体である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本出願に係る発明の実施の形態を、図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1(a)は、本発明における飛翔体の一実施の形態である標的1の外観を示した斜視図である。
【0016】
標的1の外形は略円柱形状をなし、その両端部は緩やかなカーブを描きながら端部に向かってつぼまった魚雷形状をしている。円筒形外筒2よりなる胴体の前端には、電波を前方に広角反射する球形レンズレフレクタ3を備え、後端には、電波を後方に広角反射する球形レンズレフレクタ8を備えている。前方及び後方に設けている球形レンズレフレクタ3,8としては、例えばルネベルグレンズを用いている。他に、コーナレフレクタを用いることもできる。
【0017】
円筒形外筒2の直径は約200mm、標的1の全長が約3000mmであり、その外殻は電波を透過するF.R.P.(繊維強化プラスチック)等より形成されいる。前記電波の周波数は、訓練に使用するレーダによって種々の値をとりうる。
【0018】
円筒形外筒2の中腹には、左右に翼17,18が設けられている。また、標的1本体の後部には、標的1本体の左右方向に安定翼5,6が、標的1本体の垂直方向に安定翼7が設けられている。左右の安定翼5,6の後端部には、端部が上下方向に回動可能な舵面5a,6aを設けている。
【0019】
また、安定翼7は、標的1が左右方向に揺動するのを防止する働きをしており、後端部には左右方向に回動可能な舵面7aを設けている。安定翼5,6,7の舵面5a,6a,7aは、円筒形外筒2の内部に備えた制御部9と連動しており、制御部9からの命令に従って回動を行い、標的1の飛行方向を変更させることができる。
【0020】
本実施の形態における標的1は、戦闘機等によって曳航する曳航式の標的ではなく、自らの動力によって飛行する自航式の標的である。そのため、遠隔からの無線操作によって飛行させる必要があり、円筒形外筒2内部の空きスペースに制御部9を設けている。
【0021】
また、標的1本体の円筒形外筒2の外殻下部には、推進動力となるジェットエンジン10を備えており、そのジェットエンジン10に供給するための燃料を収容する燃料タンク16を、円筒形外筒2内部の空きスペースに備えている。
【0022】
本発明は、上記構成に加えて標的1の上下左右の全方向(360°)に電波を反射することができるように、円筒形外筒2の中腹部にレーダ反射体である複合レフレクタ4を備えている。複合レフレクタ4は、コーナレフレクタ11(以下、コーナレフ11と称す)を複数結合してなる複合体である。
【0023】
本実施の形態で用いている複合レフレクタ4を構成するコーナレフ11の拡大図を図1(b)に示す。
【0024】
図1(b)に示すように、1個のコーナレフ11は底面部12(斜線部)が開放している中空三角錐状をなし、底面部12は正三角形、3つの斜面はそれぞれ直角二等辺三角形状をなしている。コーナレフ11は、開放された底面部12より入射する電波を、三角錐の内側で反射させてから、再び入射方向へ出射させるものである。三角錐の内側に向いた3つの斜面をなす三角板13は、電波を反射する材料である必要があり、アルミ板または板材に銀等の金属を蒸着させたものからなる。それぞれの三角板13は、直角頂点を形成する二辺である稜13aを、他の三角板13の各稜13aと接合して、三角錐形状のコーナレフ11を形成している。
【0025】
三角錐形状のコーナレフ11は、その3つの斜面の互いに対向する面をそれぞれ電波反射面としたものであり、底面部12から入射した電波を三角錐内部において3つ又は2つの斜面で順次反射し、若しくは1面で反射し、再び入射方向へ出射させるものである。
【0026】
ここで、レーダの反射度を表すレーダ断面積(radar cross section:以下、RCSと称す)について説明する。RCSとは、ある方向に散乱した単位立体角当たりの出力の、その方向から散乱体に入射する平面波の単位面積当たりの出力に対する比の4π倍をいう。本実施の形態においては、Xバンド域電波(例えば、周波数10GHz,波長30mm)に対してRCS2m2を確保することが要求されていることを前提に説明する。
【0027】
図4はコーナレフ11のレーダ反射覆域を示す特性図である。前述の球形レンズレフレクタは、レーダ反射覆域が約120°であったため、標的の上下左右の全方向にレーダを反射させるためには、3個の球形レンズレフレクタをそれぞれ120°ずつ回転させた位置に配置する必要があった。しかし、本実施の形態において用いているコーナレフ11は、図4に示すように、レーダ反射覆域が約45°程度であることが検出された。従って、標的1の上下左右の全方向にレーダを反射させるためには、少なくとも8個のコーナレフ11を順に45°ずつ回転させた位置に配置する必要がある。
【0028】
円筒形外筒2よりなる胴体に内接する直径200mmの球形レンズレフレクタによれば、レーダ反射覆域においてRCS2m2以上を確保することが可能であるが、8方向に各1個のコーナレフ11を配置することによりRCS2m2を確保するには、底面部12の一辺12aが200mm程度のコーナレフ11を使用する必要がある。この場合、コーナレフ11が円筒形外筒2の内部へ食い込む容積が大きく、胴体内部の空きスペースを大きく占有してしまう。そのため、コーナレフ11が円筒形外筒2の内部へ食い込む容積を、極力小さくしなければならない。
【0029】
また、1個のコーナレフ11の最小寸法を考えると、三角錐底面部12の一辺12aの長さをレーダ波長の2倍以上とするのが望ましい。
【0030】
そこで、本実施の形態においては,円筒形外筒2の外周を周方向に少なくとも8等分した一方向に対して、標的1の長手方向に許容できる範囲のなるべく小さなコーナレフ11を複数設ける構造としている。その結果、コーナレフ11が円筒形外筒2の内部へ食い込む容積が小さくなり、標的1内部の空きスペースのコーナレフ11による占有を少なくすることができ、胴体内部の空きスペースを他の用途に有効に利用できるように構成している。
【0031】
具体的には図1(b)に示すように、コーナレフ11の稜13aの長さを60mmとし、円筒形外筒2の外周を円周方向に少なくとも8等分した一方向に対して、標的1の長手方向にコーナレフ11を6個連続して形成したレフレクタ列15(図2(b)参照)を設けている。従って、標的1全体においては、6個連続するレフレクタ列15を8本用意し、それぞれのレフレクタ列15を異なる8方向に向けて設けているため、48個のコーナレフ11を設けた構成になっている。この構成によると、標的1の上下左右方向(360°)に対してRCS2m2をほぼ確保することができる。また、稜13aの長さが60mmのコーナレフ11の三角錐底面部12における一辺12aの長さは、約85mmであり、レーダ波長(30mm)の2倍以上という要件も満たすことになる。
【0032】
なお、レフレクタ列15は、必ずしも個々のコーナレフ11同士を連続して一体形成したものである必要は無く、個々独立のコーナレフ11を標的1の長手方向に配列したものであっても良い。
【0033】
図2(a)に複合レフレクタ4の正面図を、図2(b)に複合レフレクタ4の側面図を示す。上述のように構成された標的1の複合レフレクタ4は、図2(a)に示すように、外径が約200mm、内径が約100mmで、標的1の長手方向の長さが約300mmをなす中空円筒状にまとまる。従って、球形レンズレフレクタを用いる場合に比べてコンパクトであり、しかも中空円筒状であるため、標的1内部の空きスペースを二分することもなく、空きスペースを有効に利用することができる。
【0034】
次に、上記複合レフレクタ4の製造方法について、図3(a)〜(d)を用いて説明する。
【0035】
コーナレフ11は、レーダを反射する材料で、しかも軽量な材料よりなる必要があるため、図3(a)に示すように、本実施の形態においてはアルミ板金14を用いて製造している。1枚のアルミ板金14に対して、三角錐状の金型を備えたプレス機によってプレスし、図3(b)に示すようにアルミ板金14の表面にコーナレフ11となる三角錐形状を複数形成する。このとき、図2(b)に示すように、標的1の長手方向に配列されることになるコーナレフ11は、左右に隣接するコーナレフ11と上下を反転させて配列し、互い違いになるように配置するのが望ましい。このように配置することにより、複合レフレクタ4の長手方向の長さを極力短くすることができる。
【0036】
そして、プレス機により複数のコーナレフ11が形成された上記アルミ板金14を、図3(c)に示すように折り曲げ、8角形の外周面を有する筒状に形成する。このときアルミ板金14は、コーナレフ11となる三角錐の頂点が、筒状の内側に向かって突出するように折り曲げる。8角形の筒状になるように折り曲げたら、アルミ板金14が開かないように板金の端と端を溶接して接続する。このようにして、8角形状で内部が中空の複合レフレクタ4が形成される。
【0037】
なお、複合レフレクタ4は、上記のようにアルミ板金14から形成する方法に限られるものではない。例えば、外表面が8角形で内部が中空の筒状をなし、外表面に凹状の三角錐が複数形成された胴体を樹脂等で型成形し、その外表面に銀等の金属を蒸着させることにより複合レフレクタ4を形成することもできる。
【0038】
以上のように形成された複合レフレクタ4を、今度は、円筒形外筒2の内部に収容する。円筒形外筒2は、電波を透過する材料により中空円筒形に形成したものであり、その筒内部に複合レフレクタ4が収容される大きさに形成している。本例においては、直径が約200mmの円筒形外筒2を形成し、その内部に複合レフレクタ4を収容している。このように、円筒形外筒2の内部に複合レフレクタ4を設けることにより、標的1の外表面における空気抵抗を小さくし、コーナレフ11表面の凹凸が標的1の安定した飛行の妨げになることを防止している。
【0039】
なお、本実施の形態においては、電波を透過する材料により円筒形外筒2を形成し、その内部に複合レフレクタ4を収容しているが、円筒形外筒2の外表面に複合レフレクタ4を設ける構造にしても良い。
【0040】
なお、本実施の形態においては複合レフレクタ4として、レフレクタ列15が一体形成されて、標的1の長手方向に長い中空8角柱状をなす複合レフレク4を用いて説明しているが、複合レフレクタ4としては上記形態に限られるものではない。他に、上記複合レフレクタ4を長手方向に分割して輪切りのように形成された複合レフレクタを、長手方向に複数配置する構成にしても良い。また、本発明におけるレフレクタとしては、必ずしも複合レフレクタである必要は無く、複数の独立したコーナレフ11を標的1の長手方向及び周方向に配置したものであっても良い。
【0041】
円筒形外筒2を形成したら、胴体内部に遠隔操作用の制御部9と燃料タンク16を設け、円筒形外筒2の前端及び後端に球状レンズレフレクタ3,8を装設する。そして、胴体中腹部に左右の翼7,18を、後方に安定翼5,6,7を設けて、標的1下部にジェットエンジン10を設ける。
【0042】
以上のように製造された標的1は、胴体内部の空きスペースが広く確保でき、胴体内部の空間を他の用途に有効に活用することができる。
【0043】
また、標的内部の空きスペースが前方部と後方部とに二分されないため、前方部と後方部に亘って連続する機器類を標的内部に搭載することができる。
【0044】
更に、球形レンズレフレクタは一般的に高価であるが、胴体内部には球形レンズレフレクタを用いていないため安価に製造することができ、しかも、球形レンズレフレクタを用いた場合と同等のRCSを確保することができる。
【0045】
本実施の形態においては、円筒形外筒2に内接する8角形の複合レフレクタ4を備える構造としたが、複合レフレクタ4は必ずしも8方向につながっている必要は無い。
【0046】
図6は、他の実施の形態における標的1′の断面図を示している。図6に示すように、標的1′の長手方向に連なる複数個のコーナレフ11よりなるレフレクタ列15を8本作り、8方向に45°ずつ順次向きをずらして設けるようにしても良い。標的1′においては、8方向に配置されたレフレクタ列15同士がそれぞれ密着しておらず、間隔をあけて配置されている。従って、一本のレフレクタ列15を形成するコーナレフ11の数は、そのレーダ反射の度合いが所望のRCSになるように複数設ける必要がある。
【0047】
上記のように製造された標的1,1′は、例えば地上或いは海上の発信機により、遠隔操作されて空中を飛行する。地上、海上或いは空中のレーダによって電波を発信して、標的1,1′からの反射波をレーダで検出することにより、標的1,1′を捕捉する。
【0048】
そして、検出された反射波を解析して、標的1,1′までの位置や距離を把握する訓練に使用される。このとき、前後端の球形レンズレフレクタと組合せることにより、標的1,1′ではどの方向からでも必要なレーダ反射を得ることができる。
【0049】
更に、本発明における標的1,1′は、従来品と同等の反射特性を持つものに比べて安価に製造することができるため、標的1,1′からの反射波を検出する機能を有するミサイルを発射し、標的1,1′を追跡して撃墜させる戦闘訓練にも利用することができる。
【0050】
本実施の形態においては、自航式の標的について説明しているが、本発明は自航式の標的に限られるものではなく、曳航式の標的にも適用できることは言うまでもない。
【0051】
また、本実施の形態においては、標的をその胴体の円周方向に向かって8等分して、8方向の異なる方向を向くようにコーナレフを設けているが、8方向に限定されるものではなく、8方向以上であれば良い。
【0052】
上記実施の形態においては、主に戦闘訓練を目的として用いられる標的について説明しているが、本発明は標的に限られるものではなく、例えばロケットに適用することにより、宇宙空間におけるロケットの飛跡追跡等にも用いることができる。
【0053】
以上のように、本出願に係る発明は、レーダを反射するコーナレフ11を備え、空中を飛行することにより、入射電波をコーナレフ11により反射する飛翔体において、底面部12が開放する中空三角錐状をなすコーナレフ11を、飛翔体胴体の長手方向に沿って複数設けたレフレクタ列15を備え、飛翔体胴体の周方向を少なくとも8等分したそれぞれの方向に向かって、レフレクタ列15を配置した飛翔体である。
【0054】
また、コーナレフ11が、電波を透過する材質よりなる飛翔体胴体の内部に収容されていることを特徴とする飛翔体である。
【0055】
更に、少なくとも8方向に向かって設けたレフレクタ列15は、隣接するレフレクタ列15同士と接しており、コーナレフ11によって形成される筒状体内部は中空であることを特徴とする飛翔体である。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、レフレクタによって占有される飛翔体自体の内部容積を小さくして、飛翔体内部に空きスペースを広く確保することができる。
【0057】
また、全方域にレーダを反射できる飛翔体を安価に製造でき、大幅なコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の標的の斜視図、図1(b)はコーナレフレクタの拡大斜視図である。
【図2】図2(a)は本発明の複合レフレクタの正面図、図2(b)は複合レフレクタの側面図である。
【図3】図3(a)はアルミ板金の斜視図、図3(b)はプレス後のアルミ板金の斜視図、図3(c)は折り曲げ後のアルミ板金の斜視図、図3(d)は円筒形外筒内に複合レフレクタを収容した状態を示す斜視図である。
【図4】図4はコーナレフレクタのレーダ反射覆域を示すデータ図である。
【図5】図5は複合レフレクタのレーダ反射覆域を示す概念図である。
【図6】図6は本発明の他の実施の形態における標的を示す断面図である。
【図7】図7は従来の標的を示す側面図である。
【符号の説明】
1,1′…標的
2…円筒形外筒
3…球形レンズレフレクタ
4…複合レフレクタ
5,6,7…安定翼 5a,6a,7a…舵面
8…球形レンズレフレクタ
9…制御部
10…ジェットエンジン
11…コーナレフレクタ
12…底面部 12a…辺
13…三角板 13a…稜
14…アルミ板金
15…レフレクタ列
16…燃料タンク
17,18…翼
101…IR標的
102…円筒形外筒
103…球形レンズレフレクタ
104,105…球形レンズレフレクタ
106…フィン
107…フレア
108…球形レンズレフレクタ。

Claims (3)

  1. レーダを反射するレフレクタを備え、空中を飛行することにより、入射電波を前記レフレクタにより反射する飛翔体において、
    底面部が開放する中空三角錐状をなす前記レフレクタを、飛翔体胴体の長手方向に沿って複数設けたレフレクタ列を備え、
    前記飛翔体胴体の周方向を少なくとも8等分したそれぞれの方向に向かって、前記レフレクタ列を配置したことを特徴とする飛翔体。
  2. 前記レフレクタは、電波を透過する材質よりなる前記飛翔体胴体の内部に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の飛翔体。
  3. 少なくとも8方向に向かって設けた前記レフレクタ列は、隣接する前記レフレクタ列同士と接しており、前記レフレクタによって形成される筒状体内部は中空であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飛翔体。
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