JPS6221680Y2 - - Google Patents

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JPS6221680Y2
JPS6221680Y2 JP1980099831U JP9983180U JPS6221680Y2 JP S6221680 Y2 JPS6221680 Y2 JP S6221680Y2 JP 1980099831 U JP1980099831 U JP 1980099831U JP 9983180 U JP9983180 U JP 9983180U JP S6221680 Y2 JPS6221680 Y2 JP S6221680Y2
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JP
Japan
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ladder
hook
locking
prevention plate
movable
Prior art date
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Expired
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JP1980099831U
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English (en)
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JPS5721799U (ja
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Publication of JPS5721799U publication Critical patent/JPS5721799U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、固定梯子に可動梯子を平行して上
下に摺動可能に組合した二連梯子に取付けてある
ロツク装置に関するものである。
この種の二連梯子は、固定梯子と可動梯子とに
滑車を介して掛けた紐を引くことにより、可動梯
子を上昇することが出来、紐を緩めることにより
可動梯子を下降することが出来るもので、可動梯
子を適当な高さ位置まで上昇した際に、その状態
を保持するために可動梯子にロツク装置が設けら
れる。ロツク装置は一般に可動梯子より下端を二
叉に形成したフツクを突設し、フツクの二叉部に
固定梯子の踏桟を係合して可動梯子の下降を阻止
する。しかしこのまゝではフツクを踏桟より外す
ことが出来ないので、フツクを可動梯子の竪桟に
揺動可能に枢着すると共に、スプリングで固定桟
子側に附勢してあるが、これだけでは可動梯子を
上昇する際には固定梯子の各踏桟によつてフツク
が後退され上昇することが出来るが、下降するこ
とは不可能である。そこで、フツクの二叉に形成
された下端のうち可動梯子側の下端部にほぼ扇形
をなし二叉部の入口を閉鎖し得る係止抑止板を揺
動自在に垂設される。従つて可動梯子を下降する
際、まず係止抑止板が固定梯子の踏桟に当つて二
叉部を閉鎖し、フツクを後退して踏桟を通過する
ように成つている。ところが、上記ロツク装置を
設けた可動梯子を下降する際に、紐の緩み加減に
よつてゆつくりと下降すれば問題はないが、急速
に下降した際、係止抑止板が大きく振れ動き、次
の踏桟に至つた時に係止抑止板が垂下した状態に
あれば良いが、たまたま後退する方向に振れてい
ると、フツクに踏桟が係合するかあるいは係止抑
止板の先端が踏桟に突き刺ささる事があつた。
この考案は以上の従来の欠点を解決するために
工夫されたもので、可動梯子を急速に下降されて
もその途中でロツクミスすることのないロツク装
置が得られることを目的として提供することにあ
り、特に係止抑止板の構造に改良を加えて前記目
的を達成するものである。
そこで、この考案による実施例を図面によつて
説明すると、図中1は固定梯子、2は可動梯子で
あつて、可動梯子2は固定梯子1に沿つて上下に
摺動可能に組合して二連梯子を構成している。ま
た各梯子1,2は、一対の竪桟3,3、4,4間
に複数の踏桟5,5……、6,6……を平行に設
けたものである。尚、二連梯子を伸縮する紐など
の装置は図中省略する。上記可動梯子2の両竪桟
4,4の内側面にロツク装置7,7を備えたもの
で、ロツク装置7,7は、竪桟4に固着した筐8
に下端を二叉に形成したフツク9を揺動可能に枢
着すると共に、スプリング10でフツク9を固定
梯子1側に向つて附勢し、フツク9の二叉部11
が固定梯子1の踏桟5とその長手方向と交差した
状態に設ける。またフツク9の下端部12,13
のうち可動梯子2側の下端部13に係止抑止板1
4を揺動可能に枢着したものであつて、係止抑止
板14はほぼ扇型を成し、円弧を画く底周縁に屈
折縁15を設け、該板14を固定梯子1側に押し
付けた際に抑止板14の先端部16がフツク9の
下端部12に係合して、フツク9の二叉部11を
封鎖するものである。更に第3図図示のように、
フツク9の二叉部11が固定梯子1の踏桟5と相
対向した状態で係止抑止板14が自重で垂下して
いる際には、係止抑止板14の先端部16がフツ
ク9の二叉部11の中心より垂下する仮想中心線
Oよりも固定梯子1側に突出していると共に、該
先端部16とフツク9の下端部12との間の間隔
aを踏桟5が充分に挿通し得るようにあけられ、
また、第4図図示のように、係止抑止板14を可
動梯子2に押圧した際には、係止抑止板14に突
設した突子17によつて、係止抑止板14の先端
部16が、フツク9の前記仮想中心線Oより僅か
に固定梯子1側に突出するように係止抑止板14
の揺動範囲を限定したものである。揺動範囲の限
定は、前述した突子17によるもので、突子17
は、第3図図示の如く、係止抑止板14を自重垂
下した状態で、係止抑止板14にフツク9との間
に僅かの間隔を保つて設けたものである。
尚、前記突子17はフツク9より突出しても良
い。また、踏桟5にフツク9をより係合し易くす
るため、係止抑止板14を基部より嘴状の突部を
設けた形状に形成する。更に、係止抑止板14
に、該板14の先端部16がフツク9の下端部1
2に当接した際に、より以上に振れないようにス
トツパー18が設けてある。
この考案は以上の構造であつて、可動梯子2を
上昇する際には、第5図図示の如く、可動梯子2
の上昇に従つてフツク9の腹面9aに固定梯子1
の踏桟5が当たり、フツク9が上昇するに従つて
フツク9が可動梯子2側に押し付けられ、踏桟5
を通過するとフツク9がスプリング10の反発力
で固定梯子1側に復動するため、フツク9の二叉
部11と踏桟5が相対向する。そこで可動梯子2
を僅かに降せば二叉部11内に踏桟5が係合して
ロツクされる。しかし可動梯子2をなお上昇する
とすれば、踏桟5によつて係止抑止板14が可動
梯子2側に押圧されるが、該抑止板14は突子1
7によつて揺動範囲が限定されているので、踏桟
5の押圧力によつて抑止板14を介しフツク9を
も可動梯子2側に押されて踏桟5を通過する。
また、可動梯子2を下降する際には、第6図図
示の如く、係止抑止板14の屈折縁15に踏桟5
が当たり、該抑止板14が回動してフツク9の二
叉部11を閉鎖するため、フツク9は可動梯子2
側へ押され、踏桟5と係合することなく通過す
る。しかし可動梯子2を下降する際に係止抑止板
14は揺動しているが、その揺動範囲が限定され
ており、しかも可動梯子2側に最も振れた時にお
いても、係止抑止板14の先端部16は二叉部1
1の下方に存在するため、踏桟5に当たる際には
係止抑止板14の先端が踏桟5に突き刺ることが
なく、常に確実に係止抑止板14の底周縁に設け
た屈折縁15に踏桟5が当たり、ロツクミスを起
すことなく確実に可動梯子2を下降することが出
来るものである。
従つて、この考案によるロツク装置を二連梯子
に取付けておけば、可動梯子を急速に下降しても
係止抑止板によつて踏桟のフツクに係合すること
がなく、あるいは踏桟に係止抑止板の先端が突き
刺さる恐れもなく、確実に踏桟より逃避して通過
するものである。更に、係止抑止板を垂下した状
態において、係止抑止板かフツクの何れか一方よ
り突出した突子が、相手との間に間隔をあけて設
けたもので、係止抑止板が踏桟で可動梯子側に押
圧され、突子が相手に当接する間に、係止抑止板
の姿勢が垂下している時よりも急傾斜した状態に
傾倒するため、踏桟の通過が極めて容易化され、
少ない抵抗で円滑に通過せしめ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるロツク装置を設けた二
連梯子の正面図、第2図は第1図A−A線矢視の
断面図、第3図は係止抑止板が自重で垂下してい
る時の状態を示す正面図、第4図は係止抑止板が
可動梯子側に押圧された時の状態を示す正面図、
第5図は可動梯子を上昇する時のロツク装置の作
動を示す正面図、第6図は可動梯子を下降する時
のロツク装置の作動を示す正面図である。 1…固定梯子、2…可動梯子、3,4…竪桟、
5,6…踏桟、7…ロツク装置、9…フツク、1
0…スプリング、11…二叉部、14…係止抑止
板、15…屈折縁、17…突子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定梯子1に可動梯子2を平行に組合した二連
    梯子のうち、可動梯子2の竪桟4に下端部を二叉
    に形成したフツク9を揺動可能に枢着し、該フツ
    ク9をスプリング10で固定梯子1側に附勢して
    フツク9の二叉間が固定梯子1の踏桟5の長手方
    向と交差して相対向され、且つフツク9の可動梯
    子2側の下端部に二叉間を封じ得るほぼ扇型の係
    止抑止板14を枢着したロツク装置において、フ
    ツク9または係止抑止板14の少なくとも何れか
    一方の可動梯子側より突子17を、係止抑止板1
    4を自重で垂下した状態で僅かの間隔を保つて突
    設し、係止抑止板14が自重で垂下している状態
    の下では、係止抑止板14の先端部16がフツク
    9の二叉間の下方部空間に存在すると共に、該先
    端部とフツク9の固定梯子1側の下端間に踏桟5
    が充分に挿通し得る空間が保持され、且つ係止抑
    止板14を可動梯子2側に押圧した状態の下で
    は、前記突子17の制御により、係止抑止板14
    の先端部16がなお二叉間の下方部空間に存在
    し、前記自重で垂下する時の傾斜より急傾斜に傾
    倒する状態に形成してある二連梯子のロツク装
    置。
JP1980099831U 1980-07-15 1980-07-15 Expired JPS6221680Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980099831U JPS6221680Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980099831U JPS6221680Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS5721799U JPS5721799U (ja) 1982-02-04
JPS6221680Y2 true JPS6221680Y2 (ja) 1987-06-02

Family

ID=29461462

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JP1980099831U Expired JPS6221680Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002022399A (ja) * 2000-07-12 2002-01-23 Japan Aircraft Mfg Co Ltd レーダ反射用のレフレクタを搭載した飛翔体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429078U (ja) * 1977-07-29 1979-02-26

Patent Citations (1)

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JPS5429078U (ja) * 1977-07-29 1979-02-26

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JP2002022399A (ja) * 2000-07-12 2002-01-23 Japan Aircraft Mfg Co Ltd レーダ反射用のレフレクタを搭載した飛翔体

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JPS5721799U (ja) 1982-02-04

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